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21. 離愁(1973)
《ネタバレ》 列車の中で皆が寝てる隣で、愛しあってしまうというシチュエーションにう~んと唸ってしまう。「スターリングラード」もそうだったけど、皆が気づいたら、どうしますのん、と思ってしまう。この時点で彼女はスパイだったのか、それともメガネの主人公と病院で別れてから、スパイになったのかは分からない。前者なら彼女は「強い」女性だし、後者ならかわいそうな女性だ。最後の彼女の表情から、自分は後者じゃないか、って気がするんだよね。あんな美人が寄ってきたら、子供じゃないんだし、そりゃ男性なら・・・・[ビデオ(字幕)] 7点(2009-10-11 22:29:14)
22. 理由(1995)
《ネタバレ》 意表をついた展開のために、奥さんと真犯人のつながりを軽く描いていたのが、残念。だから、真犯人がカレだった時もなんか、おおっという反応より、あれっていう反応になってしまった。ショーンコネリーはかっこよかった。でも死刑反対論者が、真犯人をやっつける時のあのやっつけ方。ちょっと疑問感じますよね。ショーンコネリーはこの事件の後、死刑賛成論者になってしまう、とかオチがあれば、またそれはそれで社会派映画になったろうに。最後まで孫を信じた人の良さそうなお婆ちゃんをもっと描いていたら、人情映画にもなったかも。この映画は結局、サスペンス映画のためのサスペンス映画でした。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-26 09:18:09)
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