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1. リトル・ミス・サンシャイン
すばらしかったのは、特に3点。まず主役の女の子。終始無邪気で、明るくて、かわいくて、暗くなりがちなストーリーを一気に救っていた。つぎに「家族みんなで協力しないと動かない車」というアイデア。ストーリーやキャラクター設定はわりとベタでちょっとやりすぎな感じもあるのだけど、車を押すシーンが自然に繰り返されるおかげで、無理せず全体が丁寧な印象になっていた。最後に音楽。地味だけど、とてもクオリティの高い音楽だったと思う。良作でした。[地上波(吹替)] 8点(2012-07-17 02:25:57)
2. リンダ リンダ リンダ
《ネタバレ》 惜しい。
全体のトーン、キャスト、間、どれもとても素晴らしい。普通の日常の描き方抜群にうまい。
だけど、それだけに、日常の中の非日常であるラストシーンに少し物足りなさを感じてしまった。ラストシーンだけでなく、例えば夢のシュールさ。ピエールが出てきたところはさすがに笑ったけれど、必要かといわれたらまったく不必要だと思う。プレゼントが大きな手というネタも、ふざけすぎの感が否めなかった。後半の賛美歌の女の子も、明らかに歌がうますぎてラストを食ってる感があった。ところどころに見所を作ろうとしたことによって、日常の淡々とした静かな良さが魅力として際立っていかない。だから凄く惜しいと思った。例えば、ベースの関根詩織が主役でもおかしくないくらいの、ものすごく空気のある凛とした映画にすることもできただろうし、もっと盛り上げていくなら、ラストシーンのインパクトはさらに増やしていくべきだっただろうと思った。見終わったあと、こんなに改良を考えたくなる惜しい映画もない。それだけ魅力のかけらがいっぱいあるってことだと思います。[地上波(字幕)] 7点(2006-11-16 00:21:23)《改行有》
3. リング(1998)
らせんがなければもっと評価が高かった。ビデオでもいい作品。というかビデオで見たほうがいいと思う。最後デッキから取り出す時、いい感じに怖いと思う。5点(2003-12-04 22:25:12)
4. 竜馬の妻とその夫と愛人
木梨の駄目男っぷりが最高。完全にハマリ役。
ただ、三谷幸喜の脚本は、やはり舞台で生きるものだと思う。
「これ、映画じゃなくて舞台で見たかったなあ」と途中何度も思った。6点(2003-12-03 22:46:47)《改行有》
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4 | 39 | 11.27% |
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5 | 44 | 12.72% |
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6 | 55 | 15.90% |
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7 | 65 | 18.79% |
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8 | 59 | 17.05% |
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9 | 29 | 8.38% |
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10 | 10 | 2.89% |
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