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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  罠(1949) 開始早々の街頭の時計は午後9時5分、それが終末では10時17分を指しているように、上映時間72分のこの作品は同時進行という手法で有名ですが、なによりも秀逸なボクシング映画に仕上がっています。マネージャー同士で八百長(SET-UP)成立、どうせ負けるからとロートルボクサーの主人公には伝えずピンハネするマネージャー、さてゴングが鳴ると・・・。その試合は誰も注目しないメイン戦の後のラストゲーム、ポップコーン売り、ピーナッツ売りの声が空しく響く中、そのボクサーの奮闘と街を彷徨う恋人とのカットバック、その動と静が良い。またその試合が始まるまで、ひたすら控室に据えたカメラはリングを一切映さず、試合前後に出入りするボクサー達の恐怖に怯える表情、自信に漲る筋肉を切り取り、ボクサーという職業の宿命を描き出す。フィルム・ノワールの雰囲気を全編にたぎらせた画面がラストに見せる「PARADISE CITY」と「DREAM LAND」の電光に、祝福の暖かな光が見えるのです。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-18 13:23:13)(良:1票)

2.  わんぱく戦争 そういや幼少の頃はドロドロになりながら暗くなるまで外で遊んだな~、と遠い日の花火でも見るようにこの戦争ごっこに明け暮れている少年たちを見ました。無邪気に真摯に戦う子どもたちがモノクロ画面いっぱいビスケット缶のように詰め込まれ、思わずポケットをたたいてビスケットを増やしたいような気分になりました。しかし先日職場の女の子がペンギンのドキュメンタリーを見て、ペンギンはこんなに一生懸命なのに私は・・・と落ち込んだ話を聞いて笑い飛ばしていた自分だったのに、この映画を見た後、子供たちはみんなほがらかに生きているのに私は・・・と落ち込んだ自分がいて、その子のことを笑い飛ばしていた自分にまた落ち込んだのでした・・・。って落ち込む映画ではけっしてございません。胸が高鳴るマーチは勇ましく、美しい旋律のピアノ音は優しい、いい映画ですよ~。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-10 13:03:28)(良:1票)

3.  わが命つきるとも アカデミー賞の何部門かを受賞している本作ですが、どうもつまらない。主演男 優賞のポール・スコフィールドは舞台俳優で、このモア役も舞台で鍛え上げられていた役だけに、そのあたりが映画的というより演劇的な匂い袋なる因でしょうか。沈黙、沈黙と言いながらスコフィールドは一人しゃべりまくっている・・・。バイト数がつきるほど書くこともないのでこのへんで。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-02 23:27:17)《改行有》

4.  忘れじの面影(1948) 白いバラや二週間の約束や旅行の話などがシンクロしてくる伏線もいいですが、このタイトルもいいし、マトラではないけど流麗なカメラワークは優美だし、さらに忘れじのショットの数々!ステファンが初めて出会うガラス越しのリザ、絨毯が取り払われた時の奥行き、冬の夜の遊園地、レストランのカーテン、リザが見ていた同じ位置から見下ろすアパートの階段のツーショット、リザが去っていく俯瞰ショット・・・。見知らぬ女性からの手紙には気を付けたいものである、などと言えた柄ではございませぬ、う~む。[DVD(字幕)] 9点(2005-04-19 00:09:11)(良:1票)

5.  わたしのグランパ 「囹圄(れいぎょ)」という言葉がこの映画を支配しており、ラストに平田満がその意味を石原さとみに語ることで、菅原文太の生き様を振り返るという仕掛けになっております。語りによって意味付けられるところにはもう一工夫欲しい気もしますね~。ところであの空中浮遊シーンはいったい何を表現しているのだ?いくら考えても感じようとしてもサッパリわかりません。前後の脈絡と一切関わりを持たないこの石原さとみの浮遊・・・その通りまったくこの映画で浮いてしまっています。でも好きなシーンもあって、グランマが格子戸を抜けて出て行った後に菅原文太が牢獄から出て行くところの共時性や、グランマがガラ~ンとなった部屋を眺めるシーン、そしてラストの石原さとみが自転車の後ろに乗っている時の表情・・・など。まあ石原さとみのかわいらしさにあふれた映画ですね。6点(2004-12-10 23:53:27)

6.  我が道を往く クリスマス用のレビューに暖めていたのですが、街のムードが書かせるのでフライングさせていただこう。といっても特に↓に付け加えることもないのでこのへんで。と、ここで止めたら神父に説教をくらいそうなので何か書こう。そうそうクロスビーがセントルイス・ブラウンズのユニフォームを着てましたね。ブラウンズといえば、今年イチローの記録で一躍名前が出たシスラー選手の在籍していた球団です。新記録樹立時にイチローとシスラーの娘さん、お孫さんが抱き合っていたシーン、球場はスタンディング・オベイション・・・ほんと感動的でした。この映画のラストシーンもそんな雰囲気で、一人で見ている自分が周りのスタンディング・オベイションに包まれているような感覚でした。さて私もクリスマスへのカウントダウン用にと先日ワインを購入してきたのですが、そんなもんもうあるわけもなく・・・無くなるのが運命ならもう一本買うのが我が道だとまた買ってきましたが、こういう都合のいい解釈をすることが我が道を往くことになるのかどうか・・・う~ん、自省しているうちにアイルランドの子守唄が聞こえてきましたのでそろそろ寝るとします。10点(2004-12-08 23:43:01)(良:1票)

7.  我が家は楽し(1951) 島津保次郎門下の中村登作品。この監督は公約数的にまとめにくい作品群が並んでいますが、この作品はズバリ松竹大船調のホームドラマです。ストーリィに起伏があるのが小津作品とは違うところでしょうか。夫と妻、4人の子供。絵に描いたように理想的なそれはそれは暖かい家族。貧しい中に仲睦まじく子供たちに精一杯の愛情をそそぐ夫婦、両親の愛を受け止める子供たち・・・。非現実的に流れそうなところを役者陣の名演がぐっと引き止めています。夫婦役は笠智衆と山田五十鈴という非常に珍しい組合せですが、この二人の食堂でののろけぐあいにはまいった・・・本当の夫婦だ、こりゃあ。しかし山田五十鈴の演技の達者なこと、素晴らしいとしかいいようがないです。カメラは、静的な中にズームやパン、アップを使用し起伏のあるストーリィとうまく調和しています。構図よりも役者の素材を活かそうとしている感じでしょうか。高峰秀子さんがただじっと前を見つめるだけのショットの数々、植木鉢のショットで見せる病院から家へのカットつなぎ、隣家の物言わぬ老人(高堂国典)のショット、これらが実に多弁に展開していきます。ラスト、岸恵子さん(デビュー作だそうです)が歌うホームスイートホーム、家族がみんなで歌い出し、そのまま障子越しのシルエットになり隣家へと流れていくカメラ・・・反則や~と思いながらも、な、泣ける。ランナーが帰ってくるベースは、やっぱりホームベースなんですね~。10点(2004-12-08 00:28:13)(良:2票)

8.  私の兄さん 田中絹代と林長二郎(長谷川一夫)の共演、いや~お二人ともお若い・・・。田中絹代さんはこの作品では、純情っぽくもあり、ちょっと強がりでもありという令嬢、須磨子を演じておりますが、台詞やしぐさがほんと可憐で当時の男性が魅了されたのもよくわかります。林長二郎さんはやはり長谷川一夫さんで、所作がハセガワカズオしておりますね~。でこの二人が兄妹かといえば、そうではなくて、林さん演じる文雄の腹違いの兄、重太が〝私の兄さん〟になります。この重太を演じているのが河村黎吉さんで、タイトルにふさわしく名演なんです。継母である文雄の実母との関係、弟の文雄との関係、やや距離をおきながらも暖かい眼差しで二人を見守る役柄を見事に演じております。そしてこの作品は、ロードムービー的なところがありまして、といっても郊外をタクシーでいくだけなんですが、運転手の文雄と客の須磨子のロマンスが生まれていくさまが見ものなのです。また飯屋で須磨子が椅子に息を吹きかけたり、割り箸をねだったり、彼女の育ちのよさをさらっと描いているところなんかも楽しいです。ラスト、夕日にかぶせられる二人の会話・・・♪ほろり・ほろり ふたりぼっち~ ってとこでしょうかね~。もらい泣きまではしませんでしたが。8点(2004-11-18 23:13:13)《改行有》

9.  ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦 ワイルダーが「アパートの鍵貸します」の後、最初に撮った作品です。その前作のタイトルをもじれば「アトランタの娘預かります」といったところですな。さて、東西冷戦を皮肉ったこの作品、その象徴として描くにふさわしいベルリンの街を舞台に、随所に流れる「剣の舞」のごとく、まさに舞うようなテンポで進んでいきます。東ベルリンのホテルでソ連の作曲家ハチャトゥリアンの「剣の舞」をバックに西側のブロンド娘がテーブルで踊り舞う姿、そしてその娘を嬉々と眺めるロシア人3人組(「ニノチカ」だ!)の姿、なんという演出だ・・これこそワイルダーだ・・・ウォッカをコーラで割って乾杯だ!最後まで出世欲で突きぬけたジェームズ・キャグニーもホット、ホット。そしてラストのコーラのラベルオチに大笑い。スカッと爽やか、とは言いませんが、風刺がシュポっとまろやか(←巧い言い方ができず・・)、てなとこで。シュレマー!!9点(2004-09-15 21:41:10)(良:1票)

10.  私の殺した男 異色のルビッチ作品、さてどうなるものかの不安もなんのその、参った!何がってラスト3分ですよ。このシーンは映画史上燦然と輝くルビッチの3分クッキングですよ。用意する材料は役者とバイオリンとピアノ。青年にバイオリンを渡してしまえば、台詞は一切なし。手を握り合うバリモアとカーターの老夫妻、閉ざされたピアノに息吹を与えるキャロル。彼らの表情を見るだけで、わたしゃーこれから幸せですよ。ルビッチ様、あなたはいったい、Who are you!10点(2004-05-04 20:48:39)(良:2票)

11.  わらびのこう 蕨野行 日本の原風景。四季。母娘の心の交流。いかにも「邦画でございます」的雰囲気が見る者を遠ざけているように感じますが、なしてなして。風景や母娘の描写はほどよく抑えられていて、蕨衆(わらびしゅう=蕨野で暮らす老人たち)の生死をも含みこんだ主体的な生き方が前に出ます。この作品ではそこに重さや暗さがないのです。川で水を浴びる女たちのしぐさ、言葉など実にかわいい。しかし土地柄、60歳になると蕨野に移り住んで自ら糧を得なければならないという慣習、知恵はなんとも暗示的ですねー。このまま地球の人口が増え続ければ近い将来、国際的に蕨野行法なんかができんとも限らんね、実際。8点(2004-04-20 13:35:09)

12.  WASABI 鬼束ファンのわたくしとしては、彼女の音楽が使われているだけで満足なわけで、それだけを聞きに映画館に足を運んだわけであります。まー、冒頭のS&Bだったかの宣伝で「WASABIの後のわさび」というコピーを今でも妙に覚えているぐらいで内容は忘れつつあるのですが、広末さんのフランス語がそこそこ巧く聞こえたような印象は残っています。4点(2004-03-14 13:50:37)

13.  嗤う伊右衛門 《ネタバレ》 原作読んでないからか、わかりにくいとこおおすぎ。はあ?はあ? 映像が暗いしグロいし。ラストシーンで嗤ってるのは伊右衛門だけじゃなく岩も嗤っとるし、「嗤う伊右衛門と岩」になっとるじゃないか。 2点(2004-02-21 01:18:28)《改行有》

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