みんなのシネマレビュー |
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181. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK シリーズ前作の「アウトロー」は見ていません。ですが、タイトルにもなっているので、主人公がアウトローであることは理解していました。でも、この映画ではそれが感じられず、仲間を伴ってイラつく理由が映像からは感じられませんでした。てっきりアクション満載の映画かと思っていたのですが、どちらかというと刑事ドラマみたいでした。何だか予告編で流れている場面が、1番衝撃的でした。監督がE・ズウィックなので期待していたんですが、ちょっと残念でした。[映画館(吹替)] 5点(2016-11-18 21:53:42) 182. この世界の片隅に(2016) 戦前から戦時中にかけての生活が、とても良く描かれていました。こういうところに目を付けた映画って、なかなかないんですよね。毎日のように空襲警報が鳴ったり、爆弾が落とされたりしているのに、割とのんびりしている印象を受けました。舞台の呉といえば、造船が盛んな都市だったと思います。戦時中は当然狙われたでしょうし、大きな被害も出たことでしょう。でもこの映画では、悲惨さではなく、一生懸命生きていく住民を、みずみずしく捉えていました。[映画館(邦画)] 7点(2016-11-14 17:42:47)(良:1票) 183. 上海特急 ミステリアスさとスリリングさを醸して、ピュアなロマンスに仕上げていました。この映画のディートリッヒはかわいいですね。[DVD(字幕)] 6点(2016-11-12 22:58:26) 184. 君の名は。(2016) 《ネタバレ》 「転校生」と「アルマゲドン」を足した感じでしょうか。入れ替わった2人がお互いを好きになるという前提で見ていれば、こんなにもロマンティックな物語はほかにありません。中学生高校生あたりにはたまらないストーリーでしょう。事実大ヒットしているわけですから。ただ、おじさんおばさんになると、何故この2人が両想いになるんだろう、とか、なんのために入れ替わりが始まったんだろう、ということを考えてしまい、ウットリ気分のまま映画を見ていられなくなってしまいます。あまりにもヒットしているので、ついついケチをつけたくなってしまいますが、なんの詮索もせずに見ていれば、楽しめると思います。[映画館(邦画)] 6点(2016-11-11 21:08:47) 185. ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 あまり期待せず、前2作も見てるから、時間もあるし、見ておこうかな。それぐらいの感覚で見ました。ところが、キャラクターたちは完全に年を取ってしまってますが、面白いです。どこを切っても金太郎、と同じで、相も変わらずブリジット、といったところでしょうか。ブリジットのラブリーさは昔と変わりませんし、マークの仏頂面も変わりません。昔の2作をリアルタイムで見た私のような観客は当然楽しめますし、初めての人もそれなりに楽しめるんではないでしょうか。前2作を復習しておいた方が良いとは思いますが、見ていなくても、ストーリーについていけると思います。[映画館(字幕)] 7点(2016-11-04 18:41:11) 186. ジェーン 西部劇としても、恋愛ものとしても、物足りなさが残りました。工夫が足りません。先の展開が読めてしまう映画なんて、面白いはずないですから。俳優陣の演技目当てで見ましたが、そちらも本領を発揮できずに終わってしまった感じです。[映画館(字幕)] 4点(2016-10-31 16:31:20) 187. フェーム 生命力あふれる映画でした。公開当時に登場人物たちと同世代だったら、生涯のベストワンになっていてもおかしくないくらい、青春の素晴らしさ、つらさ、楽しさ、苦さを感じさせてくれます。似た年ごろの若者が何人も登場して悩みを告白するミュージカルは、他にもいくつかありますが、これが最初でしょうか?この映画は深刻過ぎなくて、身の丈って感じがします。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-31 00:03:14) 188. ジェイソン・ボーン バイクでの逃亡、格闘、カーチェイス、追跡など、これまでの作品と比較すると、優れた部分が見当たりませんでした。このシリーズ(「レガシー」除く)の出来が良かったので、どうしても物足りなさを感じてしまいます。ストーリーがボーン側からCIA側中心になってしまったように感じ、そういった部分も違和感がありました。[映画館(字幕)] 6点(2016-10-27 16:27:39) 189. 未知との遭遇 不思議な物語なので、公開当時に映画館で見ていれば、熱狂できたかもしれませんが、映像の面などでは現代の技術に置き換えれば、特に優れているということではありません。少しホラーチックな作りだといえます。誰が何の目的で行動するのか、そういったことが不明瞭ですので、物語としては物足りなさを感じました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-09 20:06:02) 190. ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 近頃の実話物で多いのは、出来事そのものよりも、そこに至るまでや、その後の関係者の動向を描く映画なんですが、この映画は、ニュースでは映されなかった部分に焦点を当てつつ、事実を紹介するという方法をとっています。実にうまいやり方だと思いました。ただ、イーストウッド作品に求めているのはそういうことではなかったので、肩すかし的で、やや物足りなさは残りました。イーストウッドの映画で一件落着になるのなんて、ほとんどありませんから。[映画館(字幕)] 7点(2016-09-26 16:30:21) 191. ヒックとドラゴン2 前作を見ていないとわからない部分もあるかと思いますが、たくましくなったヒックを、とても上手に描いていたと思います。この映画の中でも一回り大きくなりました。新たに登場するキャラクター達には、もう少し背景の説明が欲しいかなとも思いますが、映画全体のテンポの良さで、説明不足も気になりません。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-19 17:49:11) 192. ターザン:REBORN 丁寧な作りの映画で、物語にも筋道だった流れがきちんとあります。この映画をドラマとしてとらえれば、良く出来た映画でした、といえなくもありません。しかしながら、肝心のアクションがいま一つなんです。すごくはあるんですけど、面白くはないんです。結論はわかっているので、どれだけアクションで観客を引き込むかが肝心だと思うんですが、そのことに関してはあまり成功していません。ちょっともったいない映画になってしまいました。[映画館(字幕)] 6点(2016-09-05 16:48:30) 193. ゴーストバスターズ(2016) オリジナル作のキャストを無理やり出演させたりして、無駄な役を作らなければ、普通に楽しい映画だと思います。幽霊退治を始めるきっかけだとか、物事に対する理由や原因がしっかりしていて、ストーリーに無理がありません。笑えるはずの場面で笑えなかったりだとか、コメディにつきものの英語がわからなくて損をするタイプの映画であります。それでも、物語に工夫があり、次の展開が気になる映画でした。オリジナル作が好きな人には、不満が残るかもしれませんね。[映画館(字幕)] 7点(2016-08-30 19:53:30) 194. X-MEN:アポカリプス もし、私のコメントを参考にするのでしたら、X-MENシリーズのファンの言葉であることを肝に銘じて、読んでください。シリーズ物として、新しいキャラクターが出てきますが、あくまで脇役。やはり主格のプロフェッサー、マグニートー、ミスティークの3人を軸に物語を追っていけば、とても意味深いストーリーであると感じられます。主格3人がこのシリーズに出だした頃は、皆若手と言いますか、期待の星だったのですが、今では3人とも大スターです。それだけに、この3人が絡んだドラマ部分には、見ごたえがあります。これまでのシリーズ作品を見ていない人には、ついていけない部分が多いと思いますが、1つの物事には違う見方ができることを教えてくれるこのシリーズを、是非見てほしいです。[映画館(字幕)] 8点(2016-08-23 16:57:09) 195. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 公開されてから少しして、テレビ放映で見たのが初めてでした。その頃はすごく面白く感じられたのですが、30年経つと、やはりいろいろと気になる箇所があります。特に、音楽は完全に80年代風。いわゆる電子楽器を用いたもので、今となっては時代遅れ、いや、もう存在しません。CGは使っていないようで、そのためか映像に迫力がありません。キャスリーン・ターナーは美しいです。子供の頃はおばさん顔だと思ってましたが、そんなことないです。この後ブレイクしたのに、いつの間にか顔を見なくなりました。もったいないです。マイケル・ダグラスはワイルドさが足りません。現代で演じたら、もっとマッチョな男優が務めることでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-08-14 01:04:36) 196. ジャングル・ブック(2016) どう言えば説明できるか難しいです。何の前触れもなく、突然物事が進展していく感じです。普通映画って前フリみたいなエピソードがありますよね。そういうのがあまりないまま、話が展開していくので、単なる出来過ぎの話に感じられます。映像のほとんどがCGらしいですね。でも、そんなに使うのであれば、実写部分を残す意味がない気がします。そもそもアニメでいいじゃないですか。そうすれば動物が人間の言葉を話す違和感がなくなります。主人公に人間の言葉教えたのは誰だ、って話にまでさかのぼってツッコミたくなります。[映画館(字幕)] 4点(2016-08-12 20:33:58) 197. 帰ってきたヒトラー ただのコメディ映画だと思ってました。ところが、ものすごい社会風刺映画でした。ドイツの人達が抱える悩みというか、葛藤というか、社会的な問題点を知ることができた貴重な体験でした。コメディ映画としては平均点でしょうか。初めは笑えたのですが、だんだんシビアな内容が多くなってきて、笑えなくなりました。[映画館(字幕)] 6点(2016-08-05 23:57:55) 198. ブルックリン とっても良質な青春物語でした。映画始まってすぐに、もらい泣きさせられるとは思いませんでした。主人公の成長する姿が、とっても頼もしく感じられます。シアーシャ・ローナンが好きで、彼女の映画はわりと見ています。その中でもこの映画は最高です。[映画館(字幕)] 8点(2016-07-22 23:11:01) 199. 教授のおかしな妄想殺人 ウッディ・アレン映画はあまり得意ではないのですが、この映画は割と楽しめました。アレン映画にはコメディ担当のような登場人物が1人や2人いるものですが、本作には見当たりません。ストーリーだけを追っていくと、シリアスな映画と何も変わりません。演じている俳優たちはこの映画がコメディとなることは知ってたでしょうが、撮影現場ではシリアスな映画のつもりで演じていたのでしょう。演技はシリアス、演出や音楽、編集でコメディの味付けをした感じでしょうか。こういう作り方も面白いものだと感じました。[映画館(字幕)] 6点(2016-07-08 22:27:56) 200. ワイルド・スピード/MAX 懐かしさを中心としたストーリーでは、新たな観客をつかむのは難しいかと思います。その反面、アクション映画としてはカーチェイス以外の部分も改善されてきていますので、7作目まで来た現在への進化がうかがえます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-18 23:39:44)
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