みんなのシネマレビュー |
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181. Seventh Code 思い切り偏見ですが、アイドルの「私、ここまでやれるんです」というドヤ顔を見せられたような気分です。でもカメラワークや映像のカッコ良さは印象に残っています。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-02-04 00:27:42) 182. いそぎんちゃく なんとなく淫靡な気配がしたので観てみたら、だいたい予想通りでした(笑)。ただ、渥美マリの演技の稚拙さは仕方ないにしても、主役を張れるような器の役者ではないように感じました。まぁあの当時で、これほどまでのエロ路線まっしぐらなら、そこそこ話題になったんでしょうが、やはりエロだけでは本当のスターにはなれないんですねぇ・・・。なんだか、若い頃に観た日活ロマンポルノみたいな感じでした。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-09 22:06:37) 183. ブリジット・ジョーンズの日記 ベタベタのラブコメで、バニーガール姿や消防署での尻のアップシーン、下着姿で街中を疾走などのエロ要素も絡んで・・・とくれば、どうしようもなくくだらない内容になりそうなのに、主人公や作品全体がなぜか下品に感じないのは、米ではなく英映画だから?ただ、わざわざレンタルして気合いを入れて見るほどの内容でもなく、ヒマつぶし程度にはちょうどいい映画、といった感じでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-30 13:16:25) 184. 天使の分け前 《ネタバレ》 「天使の分け前」というしゃれた呼び方を、最後にうまく使いましたね。それなりに面白かったものの、でも特に印象深いところもありませんでした。暴力で人の人生を狂わせた・・・とか、立ち直るのかと思ったら結局犯罪か・・・とか、そういう設定は別に気になりませんが、その設定が特に効果的というわけもないし、肝心のウイスキーについても対して掘り下げることもない・・・。ワルが更生・社会批判・痛快犯罪劇など、テーマをどれかに絞り込んで作れば、もう少し伝わるメッセージもあったと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-28 00:36:06) 185. クロエ(2009) 演出や映像美へのこだわり、クロエの魅力的な容姿など、見どころはいろいろあると思いますが、肝心のストーリーがどうも・・・。地味な話でありながら、終始「いかにも架空のお話」感ムードに包まれて、クロエ、キャサリン、ご主人など誰の感情にも共感できるところがほとんどありませんでした。90年代頃、夜10時のドラマに、こういうの多かったなぁ・・・って、ふと思い出しました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-13 21:57:17) 186. ハチミツとクローバー 驚いたのは、竹本君は桜井翔以外考えられないくらいハマっていたこと。蒼井優のはぐちゃんもさすがでした!他にも登場人物の雰囲気を、実写で上手に表現していましたが、見どころはそれだけ・・・。これ、原作やアニメ版を見てない人には、まったく面白くないのでは?役者の演技や演出は高く評価できるけど、脚本が、オリジナリティを出したいのか原作を生かしたいのかよくわからない中途半端な内容で、竹本君が自転車で走り出す展開も空振りに終わってしまっていました。[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-12-01 14:33:16)(良:1票) 187. 地球防衛未亡人 《ネタバレ》 オープニングが意外とカッコ良く「もしかして?」と期待しましたが、本編開始1分足らずでトホホホ・・・(笑)。核廃棄物問題・近隣諸国との揉め事や政治家のパロディなどの社会風刺ネタ、昔のダン隊員と壇蜜=ダンとの共演、そこに昭和特撮テイストも加わって、壇蜜大好きオヤジ世代には意外とウケるかも? R指定ではないので壇蜜の露出度は期待できませんが、そのかわり、昭和のアイドルもビックリなくらいの、ものすごい演技力で笑わせてくれます。まあ、映画としてのレベルは0点以下ですが、これを作ろうという勇気と心意気、そして実現させた漢気に1点です(笑)。[CS・衛星(邦画)] 1点(2014-11-04 00:38:32) 188. 魔法にかけられて 単純なストーリーでしたが、なかなかのテンポ感でそれなりに楽しめました。ただ、多くの人に楽しんでもらおうとすると、どうしても話の展開が無難になり過ぎて、微妙な心理描写などもなく、面白さの質が薄かったように感じます。そのため、見終わっても特に印象に残るシーンも展開も皆無で、おそらく、もう一度見たいという気は起こらないと思います。[地上波(字幕)] 5点(2014-11-02 23:37:54) 189. 暴走機関車 う~ん、機関車が暴走するという設定なのに緊迫感は全然ないし、人間ドラマ的な部分も、マニーに深みがなさ過ぎて名言っぽいセリフも戯言にしか聞こえません。所長の言動なんてコメディ漫画レベル。結局、何を楽しめばいいのかさっぱりわからない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-10-25 23:12:39) 190. 雁の寺 《ネタバレ》 何なんだ~、この面白さは!! いや、面白いというより、ものすごい!と叫びたくなるような映画でした。慈念が、出生の過去から逃れてやってきた寺でもアホ坊主にいじめられ、それでも健気に頑張っていくのか・・・と思ったら、心を惑わす里子の存在。だんだんと寺の仕事も任されるようになり、そうなると、あんなアホ坊主のひとりくらいは・・・となるのは当然の展開ですね。不謹慎ながら、これで里子と慈念はめでたしめでたしというブラックな締め括りかと思ったら、いい意味で裏切られました。そんな安っぽい話ではありませんでしたね。ラストの、白黒からカラーへの転換、賛否両論あるでしょうし、自分もあれがいいのか悪いのか理解できませんが、とにかくすごい挑戦だと思います。印象深かったのは、慈念の「トンビはね、ためてますねん」というセリフで心の葛藤を表現するシーンはすごかったです。サスペンス調になった時のカメラワークも斬新だし、なんといっても若尾文子のエロさがハンパないです!特に「また見られてしもた」は、最高でした(笑) [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-10-22 22:20:56)(良:1票) 《改行有》 191. 恋の門 かなり笑えました!それに、ただギャグのオンパレードというだけでなく、映画として高いクオリティを保っていたと思います。センスのない人だったらB級のVシネマ程度にしかならないような素材を、ひとつの作品に練り上げるあたりはさすがですね。ただ、前半のテンポ感の良さが終盤でやや失速気味だったのが残念です。クドカンのセンスが好きな人なら楽しめる映画だと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-10-22 19:36:36) 192. ディア・ドクター 《ネタバレ》 いまひとつ気持ちが入らない感じでしたが、伊野が公衆電話で実家に電話するシーンはグッときました。最後、入院中のかづ子の前に、病院職員に扮した伊野が現れる、それはいいのですが、実際に顔を合わせているシーンをそのまま見せるのは、この監督らしくないと思いました。「最後に2人は病院で会いました。」ではなく「きっと会ったんだろうなぁ・・・」と予感させるような演出で締めてほしかったです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-10-14 10:25:30) 193. アナと雪の女王 つまらない・・・ってことはなかったけど、何だか脚本が大雑把というか単純というか・・・子供だましのように感じました。ディズニーってほとんど観たことありませんが、どれもこの程度のレベルなんでしょうか・・・。でも音楽とストーリーと訳詩がうまくハマったという感じはありました。メインのレリゴーだけでなく、劇中のほとんどの曲がヒットして、今やカラオケの上位をアナ雪が独占するほどですから、「映画産業を活性化させる」という点において、評価できる映画なんだと思います。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2014-10-09 00:15:26) 194. 借りぐらしのアリエッティ これはジブリの中で、客の対象年齢を一番高く設定した作品だと思いました。ストーリーは地味で、ジブリ特有の冒険的な要素も子供ウケのファンタジー感も畳み掛けるようなテンポ感もありませんが、その分、落ち着いて、でも退屈せず、描かれている空間ひとつひとつの味わいを楽しめました。舞台は日本の設定ですが、それをあまり意識させない空気感と、国籍を超えた独特なムードの音楽にセンスを感じます。「“となりのトトロ”は面白いと思うけど自分にはしっくりこない」という人は、これならツボにハマるかもしれません。変な例えですが、トトロやラピュタが「中トロの握り」なら、アリエッティは「生ダコの薄造り」という感じかも。子供向けファンタジーと思ってこれまで手を出さなかったのが悔やまれます。身近な生活とちょっとした幻想ムードとのバランスが絶妙でした。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2014-10-04 00:43:52)(良:2票) 195. 「女の小箱」より 夫が見た ストーリーそのものよりも、出演している役者の個性に脱帽といった感じです。若尾文子のきれいさ、ハンパないですね!ただ美しいだけでなく、まるでフェロモンの塊のようです。あの時代に、こんなエロい人がいたなんて、昔の人がうらやましいです(笑)。でも役者としてすごいと思ったのは、やはり岸田今日子でした。特にラストの狂気はこの人にしかできないっていう怪演!それにしても、川崎圭三演じる夫のアホさ加減や、兄さんの間抜けな価値観は、今の時代だと袋叩きですね(笑)。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-10-01 19:59:10) 196. 小早川家の秋 小津監督の映画はこれが初見。調子のいいオヤジが死ぬまでは平凡な話で、正直、かなり退屈でしたが、死んでからラストまでがインパクトありましたね。それまでの話は「長い前ふり」という印象でした。笠智衆、出番は少ないけど、最後の「死んでもどんどん生まれてくる」というセリフが効いてましたね。個人的には、妾の現代風な娘と、冒頭のバーの女給さんが好きでした。原節子という女優を見るの、これが初めてで、子供の頃は美人の代名詞というような情報がインプットされていましたが、あんな不気味な顔だったとは・・・(^^;[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-27 00:07:45) 197. 2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 まったく前知識なく見たため、なんだかよくわからないまま話が進んでいきましたが、でも退屈することなく、気がつけば「えっ、もう終わり?」と、時間を忘れてしまうほど楽しめました! さて、内容について自分が感じたことは、例の黒い板のようなもの、あれは宇宙力の象徴のひとつで、人類の科学力など、宇宙的スケールからすると微粒子にも満たない程度のもの、お釈迦様の手のひらの孫悟空みたいな・・・ということでしょうか。最後の赤ちゃんは、地球の人類もいつか滅び、でも宇宙の力はまた別のカタチで新しい生命を生み出す・・・ということですかねぇ? また、コンピューターのハルとのやりとりは、将来ますます加速するであろう科学偏重社会に対する皮肉、ということだと思いました。 宇宙の神秘は、人間の思考で解明できるほど単純なものではなく、現代風の解釈を加えるなら、人間が戦争やら核兵器やらでいろいろやらかして人類が滅んだとしても、宇宙規模でみれば、人類の歴史など所詮は瞬き程度のもの云々・・・。この映画は、人類の思考では到底理解不能なスケール感を、少しでも表現しようとしているのかな?そんな風に感じました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-26 19:11:37) 198. バベットの晩餐会 ひさしぶりに見ました。何度見ても心にジワ~と沁みてくる、良い絵画を目にした時のような静かな感動をおぼえます。いつも寒々しい部屋で口論しているみんなが、美味しい料理を口にすると、「料理の話はしない」のに、心が温かくなって、ムードまで温まる。そういう雰囲気が素晴らしく素敵でした♪ ゴテゴテした余計なドラマ色を排しながらも観る側を飽きさせない大人向けの作り、傑作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-26 10:48:32) 199. 遊びの時間は終らない 《ネタバレ》 こんなに面白い映画、なぜこれまで知らなかったのか・・・。今ならともかく、この時代にこれほどの笑いのセンスに満ちた映画を作っていたなんてビックリ。特にカメラマンの「空気」は大爆笑でした。ただ、ラストの締め方は疑問でしたが・・・。本木雅弘って、どの映画を観ても存在感が薄い印象で、あまり好きではありませんでしたが、これは好演でしたね。人々が、マスコミや世間に振り回されるという社会風刺、この時代なら「映画の話」で済んでたでしょうが、今のネット社会は、まさにこれがリアルで起こりうるので、ちょっとコワいです。[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-09-24 00:19:07)(良:1票) 200. マイ・ガール 《ネタバレ》 女の子がかわいかったので、なんとなく最後まで観ました。最後の、トーマスのお母さんから渡された指輪の色が変わっていたシーンは、ベタだけど良かったです。でも見どころはここくらいかなぁ・・・。「小さい女の子と男の子の、かわいいラブストーリー」のような前情報でしたが、少し違いましたね。11歳の女の子ベーダを中心に、父親やシェリーやトーマスなどが関わって、いろんなことがあって、この子もだんだんと大人になっていくんだなあ・・・という話でした。いい意味で安心して観ていられる・悪い意味で凡庸でやや退屈という、どちらにしてもアメリカっぽい映画という印象でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-23 22:02:26)
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