みんなのシネマレビュー |
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181. クラウド アトラス 《ネタバレ》 予告編を見た第一印象は「火の鳥っぽい」でした。でも音楽は壮大だし画面のイメージも大作感満載なので「これでうまく出来てるなら凄い映画になりそう」との期待感で見ました。 見た感想としては、よく頑張ったと思うが6つも話を同時進行したらどうしても1つ1つの話は弱くなります。中にはわざわざ入れなくても良いような話もあります。またどの話も展開が容易に想像できるので見ててもあまりハラハラするところがないです。でも長さをそんなに感じさせなかったので、やはり全体としてはそれなりに良く出来ているのでしょう。8点か7点か迷ったがそれなりにと言う事で7点にします。大作であるのは間違いないです。 ぶっちゃけ言ってしまうと、この映画は予告編が大変良く出来ていました。[映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 15:05:15)《改行有》 182. ジュラシック・パーク 今見ても、やはりあのティラノザウルスは驚異ですね。 とてもCGには見えない。車踏んづけてるし。あの吼える声も素晴らしい。ビビりまくりです。 これでストーリーにもう一ひねりあれば大傑作だったんだろうけど、まぁ贅沢は言いません。[DVD(字幕)] 7点(2013-01-20 17:31:11)《改行有》 183. 宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 スピルバーグは映画の見せ方が一流ですね。かならず1場面は大きな見せ場を用意します。 この映画ではトライポッドの登場シーンに尽きるでしょう。ジワジワ現れる盛り上げ方と、全体像を見せた後の「ヴォエー」と言う咆哮音でビビらせて、その後に凄まじいビーム攻撃。このシーンは満点です。その後のストーリー的な弱さは否めませんが、このシーンだけでも見るべきだと思います。[DVD(字幕)] 7点(2013-01-20 17:17:15)《改行有》 184. ソウ4 《ネタバレ》 ソウシリーズも4作目に突入しますますマンネリ度も高まり・・・と思いきや、本作は意外に面白かったです。後継者は誰かの謎解きがそれなりに良くできており「ジグソウは常に最前列で見ている」の原則に立ち返ったのが大きかったですね。ただ残酷描写はきつ過ぎ。見るのがただただ苦痛で、2度見ようと言う気持ちになれないのが難点です。[映画館(字幕)] 7点(2013-01-07 22:14:01)(良:1票) 185. ゴジラ×コング 新たなる帝国 《ネタバレ》 本作もくだらない人間ドラマは最小に抑えてあり、序盤はスピーディな展開で「なかなか良いな」と思った。 が、肝心の敵がなかなか現れず中盤以降は眠たい展開が続く。やっと現れた敵も「えっ?こんなにショボいの?」と言うようなショボい敵で興醒めだった。 結局のところ、モスラの仲介でゴジラとコングが共闘し敵をぶちのめす「三大怪獣地球最大の決戦」でした。 ストーリーのショボさは昭和ゴジラの末期並みですね。 前回並の出来ですが、カタルシスを感じるようなシーンは特になかったので6点と言うところで。[映画館(字幕)] 6点(2024-05-07 17:05:07)《改行有》 186. REBEL MOON パート1 炎の子 ネットフリックス製作のオリジナル作品。 内容はザック・スナイダー版スターウォーズであり、七人の侍でもある。 新鮮味はないが、もはやベテランの域に達したザック・スナイダーの手腕でちゃんと見れる内容にはなっている。 ネットフリックスの潤沢な資金をほしいままに使って大作を作り上げたスナイダー、さぞ気持ちよかっただろうと思った。 パート2も見ます。[インターネット(吹替)] 6点(2024-04-23 09:24:36)《改行有》 187. すずめの戸締まり 《ネタバレ》 この度、サブスクにてついに鑑賞。事前の予想よりは面白かった。 震災をテーマに選んでいるが扱いは慎重で不快感を感じるほどではなかった。 「震災を金儲けにしやがって」と言う批判はさておき「まだ少し早いんじゃないか」と言う意見には耳を傾けざるを得ない。 主人公とおばさんの本音レベルの大ゲンカには「おいおい、ここまで言ったらもう元には戻れないだろ」と思ったが、あれは背後の要石が言わせたのか? それとも要石は無関係でたまたま背後に立っただけなのか?そこが良くわからなかった。 それなりに見入ったが難点も多く、絶賛とまではいかなかった。 一番の難点はあの宮崎弁の変なイントネーションかな?福岡在住だがネイティブな宮崎県人としてそこは聞くに耐えなかった。[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-18 15:14:13)《改行有》 188. オッペンハイマー 《ネタバレ》 IMAXで鑑賞。 圧倒的な説明不足により全体の半分も理解できませんでした。 SFならいざ知らず史実映画でこれはマイナス評価をつけざるを得ない。 終盤、名誉回復したオッペンハイマーの受賞パーティで、テラーを睨みつけるエミリー・ブラントに唯一人間らしさを感じた。 彼女が助演女優賞を取らなかった事が唯一残念。 4/24、2度目の鑑賞。もうじき我が街のIMAXシアターはコナンに全て奪われるので。 初見ではさっぱり理解できなかったが2度目では逆にほぼ理解できた。 登場人物の多さとセリフの多さについて行けなかったが、ストーリーの概略が分かっている2度目ではまごつく事がほとんどない。 この映画はその意味でサブスク向きかもしれない。私みたいに定年退職後のヒマな年寄りは劇場で2度見ることに抵抗がないが。 が、2度見ても意見や感想にアップデートする事は特に無かった。 この映画がアカデミー賞を取るのなら「インターステラー」で取って欲しかった。 エミリー・ブラントがアカデミー賞にはふさわしい。[映画館(字幕)] 6点(2024-03-29 21:03:10)《改行有》 189. くれなずめ 《ネタバレ》 友人からの勧めで鑑賞。 普通の青春群像劇かと思っていたら終盤びっくりの展開があると。 確かに序盤に伏線は張られてましたがいささか唐突な展開でした。 もっと普通に作ってもいいように思えますが、そうなるとおそらく私は見なかったでしょう。 一期一会、こう言う映画もあるなと言う事で、それなりに見入りました。 前田敦子は相変わらずのキレ芸ですね。「あ、戻ってきた」はちょっとウケた。[インターネット(邦画)] 6点(2024-03-03 08:50:50)《改行有》 190. 落下の解剖学 《ネタバレ》 まず見応えはありました。だから6点は上げます。 が、思っていたのと全く違う映画であったのも事実です。チラシを見る限り意識的なミスリードだと思う。 だからこれ以上点数を上げるのはやめます。 夫婦の危機を描いた作品だが、どこの円満に見える夫婦でもこのような本気の喧嘩は1回や2回はやっていると思う。 これは人生観のぶつかりだ。そしてみんなどこかに折り合いをつけて生きている。 死んだら終わりだ。夫の気持ちも妻の気持ちも分かるだけに結末はやりきれない。[映画館(字幕)] 6点(2024-02-29 22:04:32)《改行有》 191. 人数の町 面白い町を考えたものだとは思うが、それだけだった。 話は淡々と進み抑揚がなく、オチにも特に感銘は受けなかった。 監督は長編映画の初監督作品だそうだが、アイデアだけでなく構成や演出なども工夫した方が良いと思う。 今回はギリ及第点と言ったところです。[インターネット(邦画)] 6点(2024-02-02 16:37:50)《改行有》 192. エクソシスト 信じる者(2023) 《ネタバレ》 さすが本家の続編だけに手抜きなしの力作にはなっている。 信仰心の衰えた現代では悪魔の方が遥かに強大となっており、本作では悪魔にいいようにあしらわれている。 せめて悪魔に一矢は報いてほしかった。見応えはあったが見終わって「ああ、面白かったぁ」と言う満足感にも乏しい。 神を信じても救われないが、悪魔を信じても確実に地獄行きだよ。 そのことを知らずについ叫んでしまったお父ちゃんに合掌。 (追記) 本作も3部作だそうですね。最近は3部作が定番のようだ。 と言うことで本作の評価には直接関係ないが、何でこう言う作りにしたのかが見えたんで1点減点します。 リンダ・ブレアもねぇ。そう言う事か。。。[映画館(字幕)] 6点(2023-12-01 15:51:56)《改行有》 193. ザ・キラー 《ネタバレ》 配信で見るには充分な作品です。劇場で見てたら「うーん、イマイチ」と言ってたかもしれない。 デヴィッド・フィンチャー監督の大作かと思ったが、見た感想は意外に軽かった。 典型的なプロ殺し屋で偏執狂的なこだわりもあるが、その割に冒頭の殺しのシーンは案外雑。 その後は身内への攻撃に報復を決意するが、これも良く意味が分からない。相手もプロならなんで確実に殺さない? エンシェント・ワンことティルダを「綿棒のような女」と呼んだタクシーの兄ちゃんはナイスだったが、彼が殺されたのが唯一気の毒だった。[インターネット(吹替)] 6点(2023-11-18 09:28:37)《改行有》 194. ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 IMAXで見るべきかと思ったけど、どうしても手が動かず一般の劇場の最も大きなスクリーンで見ました。 その結果、大画面の迫力とか言う以前の違和感がどうしても拭えなかったです。IMAXで見なくて正解だったと思う。 戦後間も無いと言う設定だけど、キャラクターがみんな現代人にしか見えない。反面、安藤サクラの登場シーンは「そこ、怒るとこじゃ無いだろ」としか思えない。 その後の人間ドラマも何だか非常に現実離れしている。ゴジラが巨大化して再登場してから少し面白くなったが、これもゴジラの強さの度合いが良く分からない。 木造船一隻を捉えられず、反面軍艦を一撃で破壊する。銀座襲撃シーンが唯一良くできていた。ラストは「ああ、やっぱし」でしたね。 山崎貴監督としてはモヤモヤは多いものの余計なことをしなかったと言う点で精一杯の出来かと思う。 ただ、これ配信されたら銀座のシーンしか再生しないだろうと言う不届きな考えが頭をよぎった。[映画館(邦画)] 6点(2023-11-06 15:41:49)《改行有》 195. ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 ゲップが出ました。。。 一言言わせてもらえば、エンディング後のおまけ映像はエンディング後ではなく本編のラストで入れるべきだと思う。 ここにモヤモヤした人は多いと思うんで。私はトイレが我慢できずに危うく席を立つところだった。[映画館(字幕)] 6点(2023-09-23 15:56:13)《改行有》 196. ELI イーライ 《ネタバレ》 Netflixで長らく気にはなってはいたけど、この度やっと鑑賞。 一番の衝撃シーンは少年の後頭部にドリルで穴を開けるシーンだが、少年が見る謎の幽霊とアレルギー治療に一体何の関係が?と思ったらぶっ飛びの展開が待っていた。 この展開はさすがに予測不能だ。納得感も何もあったものではないが、最後は勢いで押し切られたと言う感じかな? それなりに見応えはあったので6点は献上します。[インターネット(吹替)] 6点(2023-09-04 14:34:00)《改行有》 197. アステロイド・シティ 《ネタバレ》 ウェス・アンダーソン監督は「犬ヶ島」の時に「この監督とは合いそうにないな」と感じたが「グランド・ブダペスト・ホテル」で「いや、結構いいかも」と思ってた。 この作品は結論から言うと「やっぱり合わないかも」だった。 内容はいつものウェス・アンダーソンの群像劇です。この監督の味が好きな人には至福の時間でしょう。 個人的には3人の姉妹が母親の遺灰をモーテルの裏庭に埋めてしまい何とか掘り起こそうとするトム・ハンクスにギャーピー怒るシーンは唯一面白かった。 時間的には長くないし作品的にそれなりの完成度ではあるので、自分なりに面白いシーンを探すのも良いかもしれない。[映画館(字幕)] 6点(2023-09-03 09:02:10)《改行有》 198. パラドクス こんなケッタイなループ物は見たことがないですね。 まぁ年に1回くらいはこんな映画を見るもの良いかもしれない。 この監督は変な奴である事は間違いないと思う。[インターネット(吹替)] 6点(2023-08-11 09:55:11)《改行有》 199. ダークレイン 良くもまぁこんな珍妙な作品を作り上げたものだと感心した。 監督は常人にはない感覚をお持ちのようだ。 が、見終わって「ああ、良かった」と言う満足感にも乏しい。珍品を見たという感じかな。 「イビルアイ」がまだ普通の作品だったと分かった。[インターネット(吹替)] 6点(2023-08-11 09:47:47)《改行有》 200. イビルアイ 《ネタバレ》 平たく言えば「おばあちゃんは躾に厳しい人なのか、それとも魔女なのか、どっちだ?」と言う映画です。 厳しいおばあちゃんを魔女としか思えない孫娘の気持ちは分からんでもないが、いい加減妹の注射器くらい持ち歩けよとイライラした。 クライマックスの展開も容易に読めるが、それなりに見入ったのでこの点数です。 この監督の作品を見るのは実はこれが初めてなんだけど、この際だから他の作品も見てみるかな。。。[映画館(字幕)] 6点(2023-08-02 09:27:10)《改行有》
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