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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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181.  アナと雪の女王 王道を地で行きながらも"真実の愛"の正体が意外な形で浮上する。ミュージカルシーンも素晴らしく、大ヒットする理由は分かる。しかし、「お粗末な脚本が足を引っ張っている」。これだ。上記の二つのお陰で、御都合主義が際立ってしまっているというか。幾度かピクサーと共同で製作しているディズニーだが、どうやらストーリーのノウハウだけは学べなかった。[映画館(吹替)] 6点(2014-12-21 11:16:02)

182.  ミニオンズ 映画は見なくてもミニオンズを知っている人は多いかもしれない。 怪盗グルーによる本伝シリーズはそっちのけで本作鑑賞。 可もなく不可もなく。 ミニオンズの能天気で奔放なキャラクターだけで突っ切るので、一見張ってありそうな伏線回収はほとんどない。 ストーリーの整合性もあったものではなく、現れてはちょっと活躍して退場していくサブキャラ達。 そう言えば、『ペット』も『SING/シング』も似たような中身であり、 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』をも手掛けるイルミネーションスタジオの"作風"なのだろう。 完全に子供向け、ファミリー向けに振り切って、 意識高いメッセージ性や巧みなストーリーテリングを求めるのは筋違いにも程があるか。 見ていて何も残らないが、純粋な娯楽映画として手堅く稼ぐにはこれが正解だろうね。[地上波(字幕)] 5点(2023-10-21 01:42:27)《改行有》

183.  アビゲイル・ハーム 《ネタバレ》 視覚障害者と繋がりはあっても、容姿が認識されない以上、ふわふわ漂うような孤独を感じる。 "名前"という存在意義が頼り。 そんな日々を過ごす女性がある廃墟で謎の青年の浴衣を隠し、まるで猫を拾うかのように衣食住の面倒を見る。 彼女の好意に青年も愛情を感じるようになるが、どこか分かり合えない、自分でも何をしたいのか分からない。 なぜなら彼には名前がなく、どこにでもいる対等で普通の存在ではないから。 どこかへ行きたい青年と離れたくないと思いつつ、彼女は彼の想いを尊重するように浴衣を渡し、試そうとする。 そして彼は彼女の元を去る。 もしかしたら一連の物語は彼女の妄想なのかもしれない。 だから一旦は事が上手くいったのであり、厳格な父の死によって現実と向き合わないといけなくなったのか。 どう解釈するかは見る人の自由で実験的な作り。 抒情的で寂しげな空気を捉えた、透明感あふれる映像が印象的だった。[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-24 02:15:39)《改行有》

184.  blue(2018) 《ネタバレ》 屋外なのか室内なのか分からない夜の静寂の中、虫の音、犬の遠吠えが遠くに聴こえ、 景色の描かれた垂れ幕が巻き上げと巻き戻しを繰り返す。 やがて女性の眠るベッドには燃え盛る炎が重なるように映し出され、映像と環境音がレイヤーのように連なって映画は完成される。 いつまでも眠れない熱帯夜に見る白昼夢を表現しているようだった。 この緩慢さが眠りに誘い、映画と同化していくことが監督の狙いかもしれない。 アピチャッポン・ウィーラセタクンの長編を覗きたければ、この短編を見て自らふるいにかければいい。[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-12 23:25:01)《改行有》

185.  プーと大人になった僕 《ネタバレ》 ネタ切れのディズニーらしい実写化というより、『不思議の国のアリス』みたいな後日談的立ち位置が強い。 子供時代の記憶が遠くに追いやられ、家族との時間も持てず、仕事に追われるクリストファー・ロビンの物語。 再会したプーたちとの哲学的で空気の読めない言動にイライラさせられるのは、 「現実はそう甘くないし、責任とか身動きできないことで雁字搦めになっている」自分自身であることに気付く。 誰だって楽になりたいし、何もしたくないのは分かるけど、どうにもならないときもある。 大人になったクリストファー・ロビンはどうやって折り合いをつけるのか。 …というドラマは希薄で、イマジナリーフレンドのイメージが強かったプー達は現実の存在として描かれる。 そこから力技で問題解決、妻と娘も100エーカーの森にご招待というディズニーらしい強引な大団円。 「子供心を取り戻そう」「ワーク・ライフ・バランスは大事」というメッセージは分かるが、 それ以上の何かが感じられないあたりに限界が見える。 CG技術の進歩と中盤のユアン・マクレガーの一人芝居に+1点。[地上波(字幕)] 5点(2023-04-08 14:10:43)(良:1票) 《改行有》

186.  ディック・ロングはなぜ死んだのか? 《ネタバレ》 小さな嘘が大きな嘘へ、大きな嘘が大きな過ちへ。 先日、オスカー監督になったダニエルズの片割れ、シャイナートによるブラックコメディ。 全編シリアスムードながら、杜撰な証拠隠滅とアリバイ作りで雪だるま式に状況が悪化していくさまが、 コーエン兄弟の『ファーゴ』を思い出す。 友人の死の真相と二人が隠し通そうとしていた秘密──それは馬との獣姦(それも受け側)。 まさにタイトル通りで2005年にあった事故がモチーフだとか。 行きついた究極の快楽と引き換えに、家族が知ったら絶縁されるレベルで主人公は全てを失ってしまう。 この"しょーもなさ"にどこか哀愁を感じてしまうし、それでも人生は続いていく。 誰だって人には言えない秘密はあるし、型に嵌って生きていかないと排除されてしまう社会に対する、 監督の人生訓は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』にも受け継がれている。 相手側が出資を躊躇うくらいの胆力がないとあんな映画は撮れない。 人間には計り知れない可能性がある。 型に嵌りすぎて潰れてしまう前に、時には羽目を外してガス抜きしないと。 もちろん限度はあるけどね(ネット炎上とか)。[インターネット(字幕)] 5点(2023-03-16 22:43:12)《改行有》

187.  ライオン・キング(2019) 原作のアニメ版は遠い昔に見たまま。 記憶がほとんど残ってないので比較できないがびっくりするほど原作そのままで、 ディズニーらしいポリコレが一切入ってないのは評価できる。 CGも実写とは見分けがつかない、映像の驚異的な進歩には目を見張っても、 人間社会と同じように高度な会話やミュージカルパートで皮肉にも浮いてしまった。 百獣の王という宿命故の食事事情とかどうするのよ。 無理に"実写化"する必要があったのか、それだけディズニーのネタ切れが凄まじい。[地上波(字幕)] 5点(2023-01-02 01:18:38)《改行有》

188.  ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん 《ネタバレ》 探求心の強いおじいちゃん子な少女が、北極点に行ったまま行方不明になった祖父とその船を探す旅路。 貼り絵のように輪郭を排した柔和な絵柄と厳しい環境で突き進むストイックさのコントラストが印象的。 クルーとの恋愛といった余計なドラマは一切なく、極限状況下の諍いがリアル。 最後までロマンチックの欠片のないハードさだからこそ、目的を果たしたサーシャの笑顔が光る。 ちなみに放映したものだと後日談を描いたいくつかの静止画とクレジット後の動画がカットされているという。 あれを載せてまでが一本の映画なのに、教育テレビは何考えているのか。[地上波(字幕)] 5点(2023-01-02 00:57:52)《改行有》

189.  人類遺産 アマゾンプライムで配信されていたので視聴。 音楽もナレーションも説明の字幕もなく、果ては人間すら登場しない。 固定カメラでかつての人の営みがあり、やがて廃れていった建造物を切り取る。 置き去りにされ、朽ちていく建造物はあまりにも寂しげであり、かつ詩的で退廃的な美しさを醸し出す。 音楽の代わりに雨の音、風の音、波の音、動物の鳴き声が音響の要として大きく際立つ。 伝えたいメッセージがあるわけでもない。 ただ、そこに何があったのか想像をかきたてる。 原発事故で時が止まったままの福島の帰還困難区域もそう。 確実に眠気に誘われる映画かもしれないが、 映画を見る体力も残ってないときでも気軽に見れる映画でもある。 そのまま彷徨い、力尽きるまでフレームの中で旅してみたい。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-28 23:00:48)《改行有》

190.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 オリジナルの『プレデター』という良作がある以上、超えられないのは事実。 ならばとB級に徹して、ギリギリ楽しめる仕様にはなっていたかと。 『CUBE』みたいにいきなり異世界に放り込まれるシチュエーションで集められた戦闘のプロ。 メンバーの中で極道が良い味を出してるが、逆に中盤のフィッシュバーンはいらなかった。 あれが作品のテンポも切れ味も鈍くしている。 唯一非戦闘員の医者が実はシリアルキラーだったという設定は面白かった。 序盤で脱落したRUF戦闘員が後に二度オスカーを取る名優となるマハーシャラ・アリとは… これが一番の驚愕ですね。[地上波(吹替)] 5点(2022-10-12 22:49:09)《改行有》

191.  SING/シング 人間を動物化させた『ズートピア』を思い出すわけだが、体躯を活かした社会派要素はなく、あくまでコメディとしてのスパイスなだけで、動物である必要があまり感じられない。コンテストに集う人間(動物?)模様も個別のエピソードを取ってつけただけで複雑に絡み合うことなく終わってしまった。駒のような扱いのキャラクターだらけ。歌声一点に押し切ったカラオケ大会として見れば悪くはない。でも何も残らないんだよ。[地上波(字幕)] 5点(2022-03-14 22:15:45)

192.  ルクス・エテルナ 永遠の光 《ネタバレ》 サンローランのアートプロジェクトによるコラボ。ギャスパー・ノエ×シャルロット・ゲンズブール×ベアトリス・ダルという時点で普通の映画になるわけがない。基本分割画面による同時進行と、ピカチュウもビックリな点滅が10分間続く。身勝手な部外者と制作スタッフの謀略により、融通の利かない苛立ちが爆発する撮影現場のカオスさが一周回ってブラックコメディみがある。[インターネット(字幕)] 5点(2022-01-31 23:40:33)

193.  マイティ・ソー ケネス・ブラナーが何故監督を?と思うくらいストーリーは薄っぺらいし、ソーのお供の存在意義がよく分からない等、ツッコミどころが多く大味すぎるのだが、ソー役のクリス・ヘムズワースの魅力によって成り立っていると過言ではない。傲慢ながらチャーミングで憎めないし、異世界出身の雷神という設定上、大根演技もそこまで気にならないわけでこの役をやるために生まれたようなものだ。一時的に過ごしたニューメキシコでの生活にもっと時間を割いても面白かった気がする。[DVD(字幕)] 5点(2022-01-01 01:54:39)

194.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 『アベンジャーズ』への壮大なダイジェストを淡々と見せられている感じ。つまらなくはないが、教科書をなぞっているだけで大胆なアプローチがないのが残念。最古のマーベルヒーローを扱う以上、仕方ないか。[DVD(字幕)] 5点(2021-12-02 20:32:30)

195.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 『スター・ウォーズ』の外伝として見るなら物足りなさがある。主役がハリソン・フォードに似てない、本来の人物像からの矛盾、本伝ストーリーとの整合性云々だ。ただ、独立した映画として見るなら冒険活劇あり、恋愛あり、意外な展開ありでそれなりに楽しめる。必要以上に特殊効果を前面に出したスペクタクルシーンが控えめで、'70年代を意識した作りが良い。でも、それだと『スター・ウォーズ』でなくても良いわけで・・・[地上波(字幕)] 5点(2021-03-10 21:56:27)

196.  岸辺の旅 《ネタバレ》 ぬっと暗闇から失踪した夫が現れる。死んで幽霊になったという。妻は夫と共に、彼が世話になった人々の元を訪れる・・・。この設定で奇妙なのは、幽霊でありながら触れることができるし、他の人も実体を認識しているところ。しかし、その真相は一切明かされない。知れば知るほど夫が分からなくなるように。そういう意味では、死者と如何に向き合い、未練を果たし、どこで区切りを付けるかに重点を置いている。恩人の新聞配達の老人、中華料理店の女性のエピソードが印象的だったが、後半からいろいろ次ぎ込んで失速した感がある。もう少し短くできなかったかと思ってしまった。短い出演時間ながら、夫の浮気相手だった蒼井優の切り替えっぷりが恐い。安直な回想とVFXに頼らない監督の演出力が確かなだけに残念。[地上波(邦画)] 5点(2021-02-12 23:12:33)

197.  メッセージ 《ネタバレ》 ヴィルヌーヴ監督らしい一筋縄ではいかぬ、静謐で芸術点の高いSF大作である。淡々としながらも最後まで引っ張る演出力は認めたいところ。ところが、回想だと思ったら、未来予知だったというギミックに拘りすぎて、一周回って、宇宙人によって掻き回されただけの話になってしまった。宇宙人側の3000年後の事情なんて知ったことかで、一か月間も社会は大混乱のはた迷惑。解読された言語で世界がまた一つになるどころか、むしろ未来予知を悪用する輩が出てくるだけかと。未来の夫との離婚、娘の死が待っている件にしても、それを受け入れなければならないというわけでもない。ヒロインに感情移入できるか否かで、突貫工事な設定に意見が真っ二つに分かれるだろう。[地上波(字幕)] 5点(2021-02-12 22:34:29)

198.  オリエント急行殺人事件(2017) タイトルだけなら知っている人も多いはず。反則スレスレのオチも有名でツッコミどころ満載であるが、これをどう魅せていくか。近年の世相により、黒人やヒスパニックを配したキャスティングになっているものの、現代だからこその新しい切り口が欲しかった。再映画化の意義はあったのかと思うくらい、良くも悪くも保守的に終わった印象。いっそのこと、犯人視点で如何にして事件を起こしたかを描いた方が面白いと思うが、財団が許さないか。[地上波(字幕)] 5点(2020-10-09 22:39:18)

199.  アトランティックス 《ネタバレ》 アフリカ系女性監督ならではの感性と独特の作家性が発揮された、常に浮遊感に漂うゴースト・ラブストーリー。時折、ブードゥー教を思わせる呪詛的なホラーの片鱗を見せつつも、むしろ描かれるのは昔の慣習(強制結婚、処女検査等)に囚われた女性がモノとして扱われる社会、そして給料未払いに代表される格差社会に対する抵抗である。欧州へ不法移民を試み海に呑み込まれた男性労働者が、女性たちに憑依し、かつての雇い主を恐怖に陥れる描写を見ても、権力と男性優位社会からの女性の自立を表明する。青い画面に揺らめく緑のネオンに代表される、時折挟み込まれる詩的なイメージに、バリー・ジェンキンスの作風は意識しているだろう。本作はカンヌ映画祭で次点のグランプリを獲得しているが、アフリカ映画という馴染みの低さによるNetflix配信であるため、独立映画の立ち位置の危うさがくっきり浮かび上がった。映画界も分断が進んでいくのだろうか?[インターネット(字幕)] 5点(2020-02-02 18:56:10)

200.  ビール・ストリートの恋人たち 《ネタバレ》 バリー・ジェンキンスならではの文芸的技巧を堪能できる作品。 流麗なカメラワークが切り取る、くすんだ色の街並みの中に差し込まれる感情を表現する色の数々が、 人種差別の現実に抗う血の通った恋人たちと家族を際立たせているよう。 同時に独特のスローテンポと大胆な省略は今作でも健在で、既存のブラックムービーとは一線を画す。 しかし、今回は複雑な心境を台詞で語り過ぎた嫌いがあり、余白をなくしてしまったことで、 登場人物のより深い苦悩が伝わりづらくなったと思う。 現状が好転することなく、男は女と子供のため、司法取引を受け入れる苦みを含んだラスト。 それでもこの世界に負けまいとする夫妻の愛の強さを静かにたたえる。[DVD(字幕)] 5点(2019-10-06 23:36:46)《改行有》

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