みんなのシネマレビュー |
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1981. ファイト・クラブ 《ネタバレ》 セブン、ゲームときてこの映画。もう、監督目当てで観に行ってんけど、やっぱやってくれたわ。フィンチャー監督。おもろすぎ。こういう精神にくる映画って癖があるから、ダメな映画は全然ダメなんやけど、この病的な雰囲気にはまってもうた。なんかエドワード・ノートンに感情移入して観てたから、精神がおかしくなれば、こんなんなるかもって思ってもうて最後はかなり引きずったで。トラウマ?ってくらい。題名からして派手なアクションとか喧嘩のバイオレンス映画やって思って観たら多分おもろないんちゃうかな。俺はもうゲームあたりで、この監督、どっかおかしいって思っててんけど、やっぱこの雰囲気だけでおもろいって思てまう。ストーリーはもうこの際、関係ないわ。この時期結構多重人格の本とかにはまってたから、それでおもろいってのもあったかもしれんけど。10点(2004-03-15 20:41:13) 1982. セブン トラウマになってもうた映画。怖い怖すぎ、何が怖いのか理解できひんのが、また怖い。精神逆なでする映画やねんけど、不思議とまた観たくなるねん。なんでやろ。俺がおかしいの?10点(2004-03-15 20:40:32) 1983. ゲーム(1997) セブン観て、これ観て、デビット・フィンチャー監督って好きかもって思った。この監督さんはお客さんを映画に巻き込みたいんやね。だから色々仕掛けがあるんちゃうかな。俺は映画館の入場料払って、まさか自分がゲームに参加させられるなんて思ってなかったわ。ずるいといえばずるいが。おもろいから許す。10点(2004-03-15 20:39:50) 1984. 食神 最初は確かにだるい。この映画失敗かもって思た。でも途中からエンジンかかってきたんか、テンションあがりはじめておもろなってきた。ただ観る時のこっちのテンションとか、笑いのツボで好き嫌いがはっきりわかれる映画ちゃうかな。俺は嫌いじゃないんやけど。10点(2004-03-15 07:15:29) 1985. カノン 《ネタバレ》 レンタルして観てんけど最初の方はレンタル失敗って思た。でもおっさんの雰囲気に飲み込まれて、途中からはおっさんどーなるねやろって集中してもうた。んで、ごめん泣いてもうた。しかも突然。あんな突然の涙は初めてやった。確かに「バッファロー‘66」とかぶってるが、油断してたわ。特にずーっと人形みたいに無反応の娘が、どーしようもない親父に優しい反応をするとこ。どんなにあかん奴でも救われてもいいし癒すのはやっぱ愛する人なんやねー。俺としては最後のおやじの台詞はなかったほうがもっとよかってんけど、まだまだケツが青いってことなんかな~。10点(2004-03-15 07:13:26) 1986. タイタニック(1997) 俺が映画館の必要性を知った映画。ストーリーはありきたりやってんけど、映画館の中の大スクリーンと音響で表現される沈没のシーンはめちゃくちゃ迫力あって、自分があたかもそこにいるような、タイタニックが沈むのをまじかで目撃してるような錯覚に襲われてん。しかも映画館、クーラー聞いてて寒いし、人の死体が浮かんでるシーンなんて他のお客さんの頭も浮かんでる一部に見えて、怖かったし。もう観るっていうより体感してもうた。この日から、迫力ある映画は映画館で観なあかんって思た。映画館でた時、暗い世界から生還したような気分になって、妙にほっとしたし。その後、部屋を映画館に近づけようと、5.1chにしたりテレビ大きくしたりしたけど、やっぱり映画館にはほど遠いな~。10点(2004-03-15 07:11:18)(良:2票) 1987. プルーフ・オブ・ライフ うん、確かにうすっぺらい映画かもしれん。けど、俺はレンタルして観てんけど、なんも期待してないのがよかったんか、人質救出にドキドキ、メグとラッセルの恋の行方にドキドキでドキドキ×2やった。多分、誘拐されたおっさんに感情移入してたからかもしれん。俺、すぐに弱い立場の人に感情移入してまう。そやから、後半ドキドキしっぱなしで、メグウウ!不倫ていうか男乗り換えるんかあああ!っていうドキドキと救出劇のドキドキで違うドキドキ感同士が変に溶け合って最後まで手に汗にぎってって、ひょっとして観方、間違ってる?とにかくドキドキしたから、おもろい映画。10点(2004-03-15 07:10:23)(良:1票) 1988. リバース(1997) めちゃくちゃマイナー。今の時代やったらマイナー映画でも人気がでるんやろーけど、昔はそのまま埋もれていくからな~。レビューが少ないってのがそれを物語ってる。俺はキューブに匹敵するアイデア低予算おもしろ映画やと思うねんけど。このまま埋もれてまうのかな~。10点(2004-03-15 07:09:06) 1989. 処刑人 なんか処刑人はかっこいーけど、いまいち爽快感がなかった。多分悪党が悪事を働くシーンがあんまりないから、殺された奴らがあんまり悪い奴に見えへんかったのが原因ちゃうかな。こーいう映画の場合、こんなに悪い奴らでっせ、という場面があって、それでやっつけたときの爽快感が得られると思うねんけど、マフィアってだけの説明だけじゃ、処刑人がただの人殺しにしか見えへん。デフォーきもいし。殺す前のお祈りはエー感じ。5点(2004-03-15 06:23:29)(良:2票) 1990. タイムトラベラー/きのうから来た恋人 単なるラブコメじゃなかった。現代で失われつつある昔のいいとこを見せてくれる映画やった。だけど別に今の時代を否定するよーな嫌味な映画でもなく、観てて元気になれるラブコメディー。笑えるし、家族や恋人と観ても楽しいと思う。最後のアリシア・シルヴァーストーンの台詞とオヤジの歩いてるシーンが、この映画を普通のラブコメにしてないパワーを感じるわ。あ~純粋やった頃にもどりたいい!10点(2004-03-14 20:18:17) 1991. YAMAKASI ヤマカシ 《ネタバレ》 期待せんと観たら、まじ期待はずれやった。だいたい題名からして、ヤマカシって、なんかダメっぽい。ヤマカジのほうがしっくりくる感じ。でも実在するんやね、この集団。ごめん。そんなことはどーでもえーねんけど、なんか主人公達がかわいそーにおもえてくる。子供を助けよーってやることが泥棒で、それで熱くなってるの観てると間抜けに見えて。脚本が間違ってると思うねんけど。0点(2004-03-14 16:17:34) 1992. ジャッジメント・ナイト ストーリーは単純やし、結末もだいたい読めるんやけど、全体的に緊張感がありドキドキしながら観れた。休み前の夜中の4時くらいから観れば、観終わった後、映画の主人公と同じ気持ちになれるで。期待はしてなかったけど、かなりおもろい映画やった。こーゆう設定は、まさにアメリカならでわやね。10点(2004-03-14 15:30:28) 1993. ホスピタル・アンダー・シージ(TVM) 他のビデオにあった予告がおもしろそーやったんで借りて観たけど、テロリストものにしては緊迫感があんましやったかな。多分テロリスト側にあんまり迫力がないせいかもしれん。↓の方の言われるとおり彼氏の存在もいまいちっていうか、いらんと思う。正直ゆーと、うっとおしいだけやった。B級にしては全然おもろないってこともないので、犯罪者の占拠ものが好きで、時間あまってしゃーない方なら観てみてもえーんちゃうかな。5点(2004-03-14 05:25:25) 1994. クイルズ もっとエログロな映画かなって思ってたけど、それほどでもなっかた。サド侯爵に興味がなければ観てても退屈やと思うわ。後味もよくないし。ただエロ小説家の書くという欲求はすさまじいものがあったし、人間の欲望については考えさせられた。表現する事にとりつかれる人間の狂気はアマデウスっぽく感じた。ちょっと読んでみたくなったで、サドの本。5点(2004-03-14 01:08:03) 1995. スプラッシュ テレビ放送で観たんやけど、映画的にはありふれた感じやった。んがしかし、日本語吹き替えは最高やった。特に学者役の広川太一郎は卑怯やわ。人魚みて「あ・・さんぎょ・・」って。吹き替え好き放題やってた。たぶん普通に字幕で観たら、こんな点数はつけへん。「ミスター・ブー」もそうやけど広川太一郎はある意味俺のツボやから、まともに評価できひん。10点(2004-03-13 09:27:17)(笑:1票) 1996. クルーシブル 会話の内容とかが宗教じみてるし、この時代の考え方とかよくわからんので、登場人物がなんでそーいう考えになるのかが、いまいちわかりにくかった。映像もあんまりインパクトないし、緊迫感もあんまりないし、展開もとろいのでちょっと退屈やった。生きることより、やっぱ誇りなんかな~。5点(2004-03-13 09:07:35) 1997. スカーフェイス カリートの道がおもろかったから観てみたけど、長くて途中少しダレてもた。チンピラの成り上がり物語としては、なんのひねりもないから、展開はなんとなく読めるし。でも最後まで飽きずには観れた。観た後、かなり心が重くなったけど。5点(2004-03-10 00:15:32) 1998. インビジブル(2000) これけっこうおもろかったのに、意外と低い評価やね。みんなあんまりこーゆの嫌いなんかな。俺が普通じゃないんかも。映像はすごいし、ベーコンの行動もすんごい身近で男やったら誰しもがちょっとは思うことやと思うねんけど。そーゆうのをちゃんと話として展開させてくれる馬鹿っぽさが普通のホラー物と違ってえーし、最後はドキドキできるし、こーゆう変なノリの映画好き。10点(2004-03-09 03:32:23) 1999. U・ボート 重苦しい潜水艦の中の雰囲気がすごくうまく表現されてた。観てる自分も息苦しくなって、映画終わった後、深呼吸してもーたもん。 誰が誰かよーわからん所もあったけど、映画のほとんどが潜水艦の中の撮影でこれほどあきずに観れるのはすごいと思う。少し古い感じがするのも、戦時中の潜水艦の雰囲気が出てて逆に味があった。 音楽もいわゆるハリウッド的な感じじゃないとこが逆に新鮮でよかった。映画館で観たかったな~。10点(2004-03-09 02:50:21)《改行有》 2000. セント・オブ・ウーマン/夢の香り まさかこんな映画やとは予想もしてなっかた。盲目のおっさんと青年の心の交流の物語やなんて。題名にウーマンときてるから、なんかラブストーリーって思ってもーてた。観た後、人生がんばんなきゃって思える映画やった。それに心情の変化を表してリズムを変えるタンゴがえーなー。ちなみに日本吹き替えのビデオで観てんけどパチーノの吹き替え、個人的に好きやわ。「続けていくしかない」「タンゴのようにか・・」でジーンときた。「フーアー」って本当にゆーてるんやね。また字幕で観たい。10点(2004-03-09 02:38:33)
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