みんなのシネマレビュー |
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2041. ソナチネ(1993) キタノイズム、キタノブルーと言われる北野監督の映画のカラーを完成させた作品だと思っています。独特の間が、陰と陽、笑いと悲しみを相反するものではなく同じものにしている。ただ閉め方に納得がいかない。どうしてそうなるのかが解からない。8点(2003-10-15 14:03:52) 2042. スナッチ こういうの、タイプです。「ロックストック~」も良かったけど、さらにパワーアップした感じ。ブラピによるところが大きいのでは。デルトロも相変わらずいい味出してます。さらにいい味出してるのがいました。犬です。9点(2003-10-14 11:56:00) 2043. ファイト・クラブ 自分にとっては久々のヒット!現代社会を痛烈に批判。社会に溶け込めないと安静を得れない現代社会、達成感を感じることの無い無気力な社会、モノでしか満足を得れない物欲社会、傷を舐め合うことでしか癒されない社会がタイラー・ダーデンという反社会的な存在を生み出す。というテーマもストーリーもさる事ながら、やっぱり映像がいい!そしてキャスティングも文句無し!多少の矛盾点も無いことは無いが、十二分に楽しめた。10点(2003-10-14 11:53:45)(良:2票) 2044. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 今のところ生涯最高です。40~50回くらいは観ました。少年期、青年期、中年期(老年期?)の切り替わり、場面の切り替わりが巧く、好みです。編集、脚本が本当に素晴らしい。心に残るシーンもたくさんあります。そしてそのシーンにはモリコーネの音楽が響きます。ストーリー上あまり重要ではないのですが、ケーキを持って行くとさせてくれるという娘に少年がケーキを持って行って待つが、待ちきれずにケーキを食べてしまうシーンなんか思わず顔が緩みます。ヌードルスの最後の笑みは、中年期の冒頭で、「これまでゆっくり眠ることは無かった」みたいな事を言ってたように、この先彼には追われる身である不安と友人を亡くした悲しみとロッカーから無くなった現金の謎を抱えて生きていかねばならず、唯一の光である良き思い出も最後には踏みにじられるという辛くて悲しい人生を歩むこととなるが、この時だけは逃げおおせた安堵感をしみじみと感じ、ぐっすりと眠ることができた。そしてそれがこの先二度と感じることの無い最後の安堵感だった。ということの象徴なんじゃないでしょうか? 10点(2003-10-14 11:36:48)(良:5票) 《改行有》 2045. 忠臣蔵外伝 四谷怪談 同時期に上映された市川崑の「47人の刺客」との忠臣蔵ものガチンコ対決だったがどちらも異色作。特にこれは忠臣蔵ものにはならんぐらいの異色中の異色作。さすが深作監督!普通の作品は作らん。だが内容は普通に楽しめるぐらいのものだった。中盤まではなかなかいいと思ってたんですが。 伊右衛門がお岩と初めて出会うシーンのお岩=高岡早紀は愛しいくらいに綺麗だった。6点(2003-10-09 16:26:07) 2046. いつかギラギラする日 公開当時はかなり衝撃的でしたよ。邦画も捨てたもんじゃないって思った。木村一八がすごく良くって今後が楽しみって思ってたんですがその後パッとしませんね。これも俳優を輝かせるのが得意の深作マジックってことなんだろうか。7点(2003-10-09 15:35:37) 2047. 蒲田行進曲 最初見たときは深作作品だとは知らなかった。後で知って、登場人物みんなが輝いていたのは深作監督の力によるところもあるのかなと思った。舞台劇を逆手にとったようなエンディングにはやられました。8点(2003-10-09 15:27:34) 2048. 仁義なき戦い 完結篇 確かに決して出来は悪くない。前作で完結させたつもりの笠原和男が脚本を降りたためか違う空気を感じる。無理やり作った完結編にしてみれば、うまくまとめたなと思う。7点(2003-10-09 13:29:39) 2049. 仁義なき戦い 頂上作戦 単品ではきついものがあるが前作からの流れからラストまでの展開はやはり御見事。当初はこれで完結の予定だったので力も入ってます。バイオレンスてんこ盛の秀作です。7点(2003-10-09 13:13:01) 2050. 仁義なき戦い 代理戦争 これだけの登場人物のキャラクターをこれだけしっかりと描ききった映画はそうは無いでしょう。どうしてバトルロワイアルでこれが出来なかったのだろう。まあ、シリーズものという強みはありますが。それにしても面白い。傑作でしょう。9点(2003-10-09 13:03:59) 2051. 仁義なき戦い 広島死闘篇 文太は脇にまわり山中役の北大路欣也が主役を張る、シリーズモノにしたら異色作。シリーズを離れ一本の作品としてもかなり完成度が高い。大見得切の乱暴者のくせに慌てふためく様が滑稽な大友のキャラクターがまたいい。9点(2003-10-09 12:52:24) 2052. 仁義なき戦い このシリーズのレビューいいですねえ。学生時代に先輩が「ひとり仁義なき戦い」(文太、旭、金子、千葉ちゃん、松方等々のものまねで一人芝居)をよくしていたのを思い出します。キャラクターがしっかり描かれ、また斜めアングルのカメラワークやこれまでのヤクザ映画に無いバイオレンス描写とスピード感!満足の一品です。もし見るなら3までは見て欲しい。広能のモデルとなる美濃幸造(漢字違うかも)の手記を映画化したものだが、山守(もちろんこの人も実在)をあそこまで悪者にしたものをよく世にだせたなあと思う。8点(2003-10-09 12:38:26) 2053. ディープ・インパクト(1998) 登場人物それぞれのドラマを見せているのはいいんだけど、深みが全く無い。この監督の作品って全部上っ面だけなぞったって感じで娯楽作にありがちな作りなんだけど変にテーマ性もあって中途半端に感じてしまう。アルマゲドンよりリアルに人間模様を描いているが、だからと言ってアルマゲドンより面白いとは思えない。どっちもどっち。5点(2003-10-08 18:36:53) 2054. アルマゲドン(1998) ID4と同じく突っ込みどころ満載のお金かけた娯楽大作なのだが、ID4が3点でコレは5点。なぜかというのは秘密です。泣いたなんて口が裂けても言えない。あまりに白々しいシーンが鼻に付いたのでこの点数が精一杯です。5点(2003-10-08 16:36:50)(良:1票) 2055. インデペンデンス・デイ 突っ込みどころ満載だが突っ込む気にもならない。娯楽なんだから面白ければそれなりの評価も出来るが、面白くないんだからしょうがない。でかすぎる宇宙船登場のシーンを見て少し期待してしまった自分も悪い。面白いと薦めてくれた友人と趣味が合わないことが判明した映画。3点(2003-10-08 16:20:49)(良:1票) 2056. ダーティハリー4 3を見た時点で4は期待していなかった。案の定だったが3よりかなり老いてるにもかかわらず、今のハリーを精一杯かっこよく見せてくれているのでホッとした部分もある。5点(2003-10-03 15:49:09) 2057. ダーティハリー3 人間、年を重ねると皆成長する。ハリーも基本姿勢は変わらないが丸くなっている。でもそんなハリーは見たくない。ストーリーがよほど面白いのなら別ですが。4点(2003-10-03 14:55:21) 2058. ダーティハリー2 1を思い出そうとするとハリーが決め台詞を言うシーンなどで2を思い出そうとすると犯人グループだったりする。ハリー・キャラハンという個性にスポットを当てた1に対して、2はストーリーにスポットを当てているように感じた。確かに2のほうがはるかにストーリーは良い。それゆえの高評価なんだろうが、個人的には1が好き。6点(2003-10-02 18:26:41) 2059. ダーティハリー 冒頭の銀行強盗のシーンだけで満足できる。アクションといっても派手さは無く法の矛盾を題材にした刑事モノだが、とにかくハリーがかっこいい!これにつきる映画。7点(2003-10-02 13:16:46) 2060. 白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 なんともうらやましい境遇。自分ならどうするだろうと考えながら見てしまうがどうしたって殺されてしまうような気もする。変な気おこさなけりゃいいかもしれんが期待はするだろう。5点(2003-10-02 12:43:48)
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