みんなのシネマレビュー
あろえりーなさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 4681
性別 男性
年齢 41歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41424344454647484950515253545556
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41424344454647484950515253545556
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
41424344454647484950515253545556

201.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに観る事をお勧めします。低予算映画だとは思うのですが、だからといってチープなわけでもなく、むしろヨットが大波に襲われる序盤のシーンはしっかりと作り込んであって、迫力もあります。転覆、遭難した彼らの前に大型客船が運良く現れ、そこに乗り込んでいくわけですが、この客船が、少々古ぼけた外観とか、船室の雰囲気とか、なんともいえない妖しさが漂っていてビジュアル的に惹き込まれます。こういう非現実的なミステリーって凄くワクワクさせられるので、僕の好みです。覆面を退治した後、なんと先ほど遭難していた「自分たち」を発見。この辺りから物語の第2幕で、主人公は悪夢の無限ループから抜け出せるか?ということになります。この、序盤から中盤にかけてのストーリー展開は本当に素晴らしく、満点をつけたいぐらいの気持ちです。ただ、主人公が結局覆面をつけて、あの惨劇を繰り返す展開にどうも違和感を感じるし、ラストも本人はショックのあまり記憶がなくなって?また船に乗り込むようで、どうも主人公の頭がおかしくなったり忘れちゃったことにしたりしてつじつまを合わせようとしているのが感じられ、その点はマイナスかなと思う。考えだすと頭の中がこんがらがってきちゃう話ですが、主演の女優もすごく演技を頑張ってるし、数あるB級ホラー映画の中では特筆すべき良作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-02 00:03:19)(良:1票)

202.  KING GAME キングゲーム 《ネタバレ》 これはひどい。ひどすぎる。 ここ数年見てきた映画の中でも1.2位を争うほどの駄作。 出演してる人たちも、よくもまぁこんな内容の映画に 出る事をOKしたもんだなと関心しちゃう。 漫画家の江川達也が監督したそうだけど、 シナリオ的にも映像的にも、褒められるべきところが一つもない。 起きたら、知らない部屋に知らない人たちが集められ、 そこで強制的にゲームが始まるという展開は最近よくあるタイプの 内容だけど、じゃあそういうサスペンス的な展開が楽しめるのかと 思ったら全くそんなことはなく、予告編だけ見てこの映画を 見に行った人たちはまさしく「被害者」となって劇場を後にした だろうことは想像に難くない。 後半になると、いきなりSMプレイとかが始まるわけだが、 おそらく江川監督自身は、すごく楽しみながら作ったんだろうと思う。 でも、そういう自身の性癖をまるで娯楽大作のように 装って世に出すのは大間違いである。[DVD(邦画)] 1点(2012-01-30 21:51:40)《改行有》

203.  レイク・マンゴー ~アリス・パーマーの最期の3日間~ 《ネタバレ》 DVカメラの映像など、画質悪くてぼんやり映ってる感じがまた怖いし、薄暗い家の中の雰囲気などもホラー感醸し出してて全体的な恐怖演出は悪くない。家族と友人にインタビューをしたという構成で、いわゆる「モキュメンタリー」という手法。嘘くささもあまり感じさせない手堅い作りだが、見終わってなんとも言えないモヤモヤ感が残ってしまった。結局何が言いたいのか。一人の娘がいなくなって、その後幽霊っぽいものが家に現れるようになって、引っ越しして終わり、というなんとも終止感のないストーリー。家族の確執とか、アリスが消えて分かってきた事実とかがインタビューで明らかにされるけど、それがたとえば意外な方向に話が進んでいくというようなこともなく、結局は中途半端に終わるだけなのだ。作りに粗はないと思うので、どうせならもっとあっとおどろくオチやサスペンス性を組み入れればよくなっただろうにと思う。[DVD(字幕)] 5点(2012-01-19 17:27:35)

204.  エレクトリック・ミスト 霧の捜査線 《ネタバレ》 吹き替えが酷いって聞いてたので、どれどれどんなものかと思って 見てみたのですが、なるほど、確かにこりゃ棒読みですね(笑)。 まぁ、吹き替えの話は別にしても、作品自体が正直微妙な出来。 盛り上がりに欠けるし、特に主人公に感情移入しずらい。 緊迫感も薄く、サスペンス映画というよりほとんどカントリームービーといったところか。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-12 14:34:29)《改行有》

205.  HUNGER ハンガー(2009) 《ネタバレ》 米製B級サスペンスムービーではありますが、思っていたよりはなかなか面白くて 最後まで楽しんでみる事が出来ました。 元々、こういう密室系の作品は僕好みでありますが、 本作は中盤からカニバリズムになってくるのが他とはちょっと違う点。 食べ物が一切ない空間で、「もし自分だったらどうするだろう」という観点で 見て楽しむことが出来ます。 僕だったら、、、少なくともおっさんのお肉は勘弁だな、、、、(笑)。 ドラム缶のフタに字を書いて、敵に見せずに置いて呼び込んだところにとどめさすという、 あの終盤もなかなか良かったと思います。 ただ、30日以上水だけで暮らした人が実際にはああやって立って歩くことは無理だろうと思いますけどね、、、(;^ω^)[DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 22:06:15)《改行有》

206.  シチリア!シチリア! 《ネタバレ》 1つ1つのエピソードは凄く面白いんです。主人公ペッピーノの人生は、やはり幾分かはトルナトーレ監督自身の体験を元にしているんじゃないだろうか。政治的に抑圧された時代であっても、人々はこんなに明るく、陽気で希望を持っていたのか。古き良きイタリアを感じさせます。ただ、その1つ1つのエピソードは面白くても、全体として見ると芯を感じない。ペッピーノ一家の絆も勿論描かれているけれど、あの街、そして住民全体が主人公という感じで、ニューシネマ・パラダイス的な感動は乏しい。だけど悪い作品ではない。どのエピソードも、素晴らしい画作りではさすが巨匠だなと思わせるし、貧しくとも、愛があれば人生は素晴らしいという人生賛歌のメッセージは存分に伝わってきた。全編漂う「ノスタルジー」の香りは、この監督の匠の技ですな。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-17 19:21:12)(良:2票)

207.  デッドクリフ 《ネタバレ》 一言で言えば、とてももったいない作品だと感じた。序盤は吊り橋での間一髪の救出からさらに崖からの救出劇と、観る者を釘付けにする展開の連続で僕も「これはなかなかの良作なんじゃないか」と思ったのだが、猟奇犯が出てくるところからとたんに陳腐化してしまう。DVDのパッケージに書いてある説明を読んだ限り、これは山岳ものの脱出劇なのかと思って借りたのに、まさかこういう展開になってしまうとは、、、。序盤が本当に良かっただけに、あのまま5人が山に遭難してそこから知恵と勇気で生還していくという内容にすればよほどいい映画になっただろうに、という意味で、「もったいない」と感じてしまったのだ。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-04 19:59:57)(良:1票)

208.  ザ・コーヴ 《ネタバレ》 意外と面白かったですね。まぁ、プロパガンダ映画って、観てて面白いんですよ。マイケル・ムーアの映画だってそうですし。隠しカメラを設置するシーンなんて、なにかのスパイ映画を彷彿とする様な感じだし(笑)。それに、ああいうイルカ漁を映像で見る事ってあまりなかったので、興味深く拝見することが出来ました。ただ、内容的には本当に突っ込みどころ満載なんですよね。たとえば水銀をとるのは危険だからイルカや大型の魚は食べちゃいけないという話が出てくるけど、日本の人は昔からずっと魚を食べ続けてきたわけで、それじゃあ日本人は他の国に比べて障害を持った子が多くの生まれてるのかっていったらそんなことはないわけです。魚介類を毎日食べ続けていてもなんの問題もないことは科学的に明らかになってるわけですよ。それからIWCでの話ですけど、日本のことを帝国主義だとか西洋から指示されるのが嫌だからとか、完全なイチャモン言うてるじゃないですか。買収の話だけにしとけばよかったものを、あんなイチャモンつけて感情論を振りかざしたら自身の問題提起も霞んでしまうでしょうにね。それと、イルカだけでなく捕鯨も問題にしてるようだけど、そもそもアメリカって国は反捕鯨の立場をとってる癖に自国の先住民族の捕鯨は許容するダブル・スタンダードじゃないですか。人のこと言う前にまず自分のダブルスタンダードを直せと言いたいよね。そしてなにより一番問題なのは、この作品は日本版と欧米版で違いがあるという事実ですよ。日本版では、エンドクレジットのところで「水銀については例外もある」などのテロップが入るけど、欧米版にはそんなものはなく、しかも水産庁の職員は解雇された事になっている(実際には今も水産庁で働いてらっしゃる)。そして彼の髪の毛を採取して水銀値が陽性を示したというテロップがはいるが、これは日本版にはない。本当にちゃんとした主義主張をもってして、真実を雄弁に語って人々を説得する内容であるのならば、なぜ日本版と欧米版でこんな違いが出るのか?こうやって国別に作りを変えること自体が、彼らの主張が事実誤認で一方的なものであるということを自ら認めているようなものじゃないか。こういう姑息なやり方は、真っ当な映像作家のやることではないと思うが監督はどうお考えだろうか?[DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 00:32:36)

209.  パリ20区、僕たちのクラス 《ネタバレ》 いろんな国からやってきた、移民の子供達で形成されたクラス。そこには日本では考えられないような、色々と複雑な問題があるようだ。手に負えない子を前に、どうすりゃいいのかと悩む先生達。この作品のラストでは、女の子が「私にはなにもわからなかった」と悲しそうに言う。本来なら、先生が教え、生徒が学ぶ立場なのだが、この作品を見ているとそれがむしろ逆で、先生のほうがより色々なことを学んでいるという気がする。ディスカッションがある意味エンターテイメントとして楽しめる希有な作品ではあるが、日本人の僕としてはそのお国柄の違いもまた見どころの一つであった。例えば、先生の集いに「生徒代表」として2人の女の子が参加する。これはちょっと日本では考えられない。確かに、このほうがより民主的だと思うけど、ああいう風にクラスメイトに告げ口されるのはある意味当然だろう。それでもあの場に生徒を参加させるのは、生徒を対等に考え、そしてそれがまた考える力になることを知っているからなんだと思う。それから、懲罰会議に親と問題児が参加して、2人の言い分を聞く点も日本では考えられないシチュエーションだと思う。なるべくオープンに、公平に対等に、そして討論によってきちんと結論を出そうという行為。一つ確かなのは、この先生と生徒達は、個人個人できちんと面と向き合って討論してることだ。これは完全に日本の教育現場とは真逆の光景だろう。 この討論で得られる苦悶やトラブルは、それ自体はめんどくさいものかもしれないけど、実はどんな学問的知識にも勝る最上級の教育なのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-29 22:31:32)

210.  Bubble/バブル(2005) 《ネタバレ》 「ガールフレンド・エクスペリエンス」のDVDと一緒に収録されていた本作。個人的には、「ガール~」なんかよりこちらのほうが遥かに面白かったですね。予告編を見た時はは、流れ作業で作られる赤ちゃんドールを見てソダーバーグのいつものへそまがりな実験映画の一端なのかと思ってましたが、実際に鑑賞してみたらへそまがりなところなど一切なく、実に真っ当な撮り方をしていました。登場人物が皆、抑揚の効いた演技でボソボソっと喋るし、どこにでもいそうな人たちで凄くリアリティが出てる。彼らの等身大の話を聞いてると、いつの間にかあの3人に感情移入してしまう。まるで自分の知り合いみたいに思えてくる。だからこそ、あの殺人事件にはショックを覚える。まるで自分の近所で起こった出来事のように感じてしまう。わずか74分の小作品なのに、これだけ印象深いものをこしらえてしまうソダーバーグの才能に敬意を表したい。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-10 00:24:45)

211.  ガールフレンド・エクスペリエンス 《ネタバレ》 初期の頃のソダーバーグは、色々と実験的な作品ばかり撮ってましたからね。メジャーになった今でも、そういう精神は持ち続けてるんでしょう。もっとも、彼の過去作品に比べればこの作品は抑えめで、ピント合わせを人物じゃなく奥に持っていくぐらいしか変わった事はやってない。どちらかと言えば処女作「セックスと嘘とビデオテープ 」に近い雰囲気。エンターテイメントを描きたいわけではなく、この乾いた人間や空疎さを描きたいだけなので、娯楽を求めると損します。個人的には、この作品と同じDVDに収録されていた「バブル」のほうが面白かったですね。作品自体は普通の撮り方だけど、登場人物がみなボソボソっと喋る感じで演技が「反映画的」なんですよね。それが凄くリアリティ出て、とても見応えがありました。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-09 01:25:07)

212.  ネスト(2009) 《ネタバレ》 ケヴィン・コスナー主演作って、なんだか久しぶりに見るような気がします。なんの予備知識無しに鑑賞したのですが、最初のうちはまあまだサスペンス的な雰囲気があって悪くはないんですよ。ルイーサは一体、あの塚でなにをしているんだろう~?みたいな。でもあの怪物みたいなものが出てきてからは興ざめ。低予算なこともあってか、すごくチープさを感じてしまいます。後味の悪いラストは嫌いではないですが、いかんせんストーリー展開が陳腐すぎる。今更こんな手あかのついたお話を、自身の30周年記念作品にもってくるなんて、本当にそれでよかったのかしら?[DVD(字幕)] 5点(2011-07-06 18:57:47)

213.  刺青 背負う女 《ネタバレ》 あまり期待せずに観たのですが、凄く良く出来た作品でびっくりしました。刺青のシーンに妥協がなく、裸を晒して演技する井上琴美さんの透明感がとても良かった。ヌードシーンなどは、よくありがちな「いやらしい目線」での撮り方でなく、純粋に美しい撮り方をしているように感じられた。苦悶と愉悦のはざまで生を実感するというのも、なんだかわかる気がする。[DVD(邦画)] 6点(2011-06-16 00:27:05)

214.  ジュテーム~わたしはけもの 《ネタバレ》 ただ単に、芦名星見たさ故に借りてみたのですが(笑)、内容的にはしっかりしたものだと思います。芦名さんも、代議士役の加藤雅也もハマり役で、リアリティを感じました。[DVD(邦画)] 5点(2011-06-15 23:42:33)

215.  劇場版 カンナさん大成功です!(2008) 《ネタバレ》 元々、コミックが原作なので、現実的に整形がどうというよりもこういうノリの作品ということで楽しむべきでしょう。ただ、笑いがちょっと弱いかな~、、、。主要3人はほんと美人さんなので、目の保養としては楽しいものがあるけれど、似た様なノリの作品としては「ハンサム・スーツ」のほうがよほど面白い。[DVD(邦画)] 5点(2011-06-15 23:34:45)

216.  処刑教室(2008) 《ネタバレ》 「処刑教室」だなんてタイトルだから、 てっきり学園サスペンスものなのかと思ってみたら、 おもいっきりコメディで思わずずっこけた。 配給会社はどうしてこんな邦題にしちゃったの? 勘違いして観る人も多いはず。 内容的には、ハイスクールを舞台にした 青春ラブコメ謎解きものといった感じで、 オチもまずまずの佳作といったところか。 初監督作にしてはまとまってるのと、 ミーシャ・バートンがトップレスを 披露してるのに免じて6点献上。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-14 15:40:49)《改行有》

217.  モーテル2<OV> 《ネタバレ》 「モーテル」が個人的には結構面白かったので見てみました。前作の数年前を舞台にした、最初の犯行を描いた内容。こういうタイプのやつで勝手に続編が作られて、それがどうしようなもない出来だというのはほとんどお決まりなのですが、この作品は意外とちゃんとした作りで最後まで飽きずに見る事は出来ました。あくまでも、オリジナルビデオとしては、なかなかのクオリティだった、ということです。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-09 23:49:54)

218.  メイク・イット・ハプン! 《ネタバレ》 主役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドが、個人的にはちょっと気になる女優さんなので見てみたのですが、なんといいましょうか、直球過ぎるほど直球の青春ドラマ(笑)。いわゆる、ダンサーを夢見て田舎から都会に出てきて、恋愛や友情など取り入れて最後にはハッピーエンドというまさに王道で、それでいてダンスシーンなどもそれほど見栄えがするわけでもなくいたって凡作。レディー・ガガの曲使用シーンが見どころかな。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-09 22:21:31)

219.  ギプスの女 《ネタバレ》 う~ん、、、あまりに地味で盛り上がりにかける作品であった。自傷行為によって性的な満足を得る集団の存在を知り、取材を始めるという、入り方としてはなかなか面白くなりそうだなと思いきや、最後までその話が広がらず。エロティック・サスペンスというジャンル分けだが、残念ながらエロの面でも消化不良。[DVD(字幕)] 4点(2011-06-08 22:51:54)

220.  デイブレイカー 《ネタバレ》 全く期待せずに観たのですが、予想に反してとても硬派で手堅い出来映え。よくあるヴァンパイア映画とは違って、、しっかりとした内容と凝った画作りで最後まで飽きずに鑑賞出来ました。ヴァンパイアものって、良くも悪くもその戦いっぷりやエグさを見せつけるのが売りみたいなとこありますけど、この監督さんはそういうことには興味がないらしく、本作はヴァンパイアというものを、あくまでも暗喩のファクターとして用いてるに過ぎないですね。本質的には、真実を抑えこみ、自分の金儲けだけに執着するブロムリーと、ヴァンパイアに真実を知らしめ、人類を救い出そうとするエドワードとの闘い。そこに兄弟や娘さんなどを絡めて情緒的なシーンをとても美しく描き出す。人間になって椅子に縛り付けられたブロムリーがヴァンパイアに襲われて絶命するシーンの凄まじさや、自らの手によってブロムリーの娘が絶命する様を見つめる、弟の虚無的な表情。そして闘いが終わったときの、3人を照らし出す黄昏の神々しさ。単なるB級SFホラーだと思ってみたら、ストーリーの硬派さと映像の手堅さにおもわず唸る事間違い無しでしょう。ただ、下の方もおっしゃるように鏡に映らないとかいう設定は不要でしたね。[DVD(字幕)] 7点(2011-06-03 23:20:01)(良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS