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201.  プライベイトスクール 《ネタバレ》 何をしとるかぁぁぁぁ、フィービー・ケイツ!!脇役だった「初体験/リッジモント・ハイ」ですら(ポロリの)大サービスだったというのに!ラストのケツ見せ程度ではヌルいわぁぁぁぁ!!!思いっきり減点じゃあぁぁぁ!!プンスカ3点。3点(2004-08-12 17:44:32)(笑:2票)

202.  仁義 《ネタバレ》 久々の登校じゃなくて投稿~!!登録しっ放しだったんで一応コメントせんとマズいかな、と。本作は仏製フィルム・ノワールの代表的な一作ながら個人的には余り感心できない。そもそもメルヴィルという監督は「意欲はあれど力量が伴わない」作品を連発した中堅監督に過ぎないため、作品に(一部のカルトな信者以外には)ハマれるほどの深みに欠けるのが最大の難点。コレも宝石店襲撃から敢え無く警察に射殺されるまでの男たちの様子を淡々と描いているが、プロットに新鮮味も意外性も何もなく抑揚にも乏しい。ヒゲ面ドロンの魅力も増幅されているとは言い難い。寧ろ押し殺されていると言って良い。名優モンタンの使い方も勿体無いの一語。それでもこの渋いキャストは実に贅沢極まりないと共に、今となっては再現不可能なのもまた動かし難い事実。よって7点。7点(2004-08-10 22:50:29)(良:1票)

203.  ショウタイム 《ネタバレ》 シチュエーション・コメディとしてもガンアクション物としてもマスコミ風刺映画としても中途半端で全然イケてない。皆さんご指摘のようにデ・ニーロ老け過ぎ。にしてもエディ・マーフィも芸域の狭いアクターだね、まったく。レネ・ルッソは「ネットワーク」でのフェイ・ダナウェイの演技でも見て出直せ!悪いが6点まいなーす。4点(2004-06-18 02:24:15)(良:1票)

204.  鴛鴦歌合戦 《ネタバレ》 千恵蔵ちょっとモテモテ過ぎ!お春ちゃん干した傘いくら何でも多過ぎ!志村喬は歌ヘタッピ過ぎ!ディック・ミネの峰沢丹波守はケイリー・ヒロユキ・タガワに似過ぎ!三吉はポール牧に似過ぎ!!1939年作品なのに戦時色が全く無くて楽し過ぎ!職人マキノ正博のエンターテイナーっぷりに乾杯~!!8点(2004-06-16 00:04:02)(良:1票)

205.  メカゴジラの逆襲 《ネタバレ》 ハッキリ言わせてもらえば「昭和ゴジラ映画が一旦打ち止めになった」という道標としての存在意義しかない(ま、1984年に過去をリセットしてリメイクしたけどネ)。前作も沖縄ムードとのミスマッチが微妙にサムかったが、正直言ってメカゴジラはダサ杉なので二作連続で敵役を張る程の魅力に乏しいのが最大の難点。前作の使い回しだけじゃ心許ないと思ったのか取って付けたようなチタノザウルスの登場もどうかと思う。あと、ゴジラが目玉がクリクリして威厳も凄みも皆無だったのも痛い。人間ドラマも第一作みたいに重厚なキャストで臨めばそれなりに良かったかもしれないが、佐々木勝彦とか藍とも子じゃ「誰だよ?お前ら」状態だし。平田昭彦の真船博士に3点。3点(2004-06-07 03:44:12)

206.  風林火山 歴史上に名高い「川中島の戦い」をクライマックスに据えているが、完全に武田軍サイドから語られているので展開に名将同士の虚々実々の駆け引きやスリル感が薄い。甲斐と越後、双方の描写を7:3くらいの割合で描いていればグンと面白くなっていたのでは??石原裕次郎の謙信も何か(個人的に)イメージに合っておらず今イチ。錦之助の信玄も若過ぎて貫禄が不足している。そもそも詩吟や講談でも有名な話だけに見せ方をもっと工夫してくれていれば…。三船の山本勘助役は伝承のイメージには程遠いが、武骨な中にも信玄や勝頼への父性愛みたいな純情さが伝わってそう悪くなかった。こういう大作には矢張り大画面に映える役者が不可欠、という極々当たり前の事が昨今のハリウッド大作やNHK大河ドラマでは等閑(なおざり)にされている点を思い合わせると、大味ではあるが本作の持つ歴史的価値も強ち軽視できまい。とは言え、稲垣浩の本領はコノ手の大掛かりな時代劇よりも「手をつなぐ子等」や「無法松の一生」の方にあると思っているので悪いが6点。6点(2004-05-30 04:05:26)

207.  ル・ジタン 《ネタバレ》 ドロン扮するジタン一味と老金庫破りヤンの犯罪&逃避行を並行して描いているのが、作品の焦点を(思いっきり)ぼやけさせてしまっており、狙っているのは分からなくもないが今イチ面白くない。どう考えてもピシッと一本化すべき。まぁ一応、ラストで両雄はクロスオーヴァーするが遅い、余りに遅過ぎた。要するにジョゼ・ジョヴァンニの演出の手際がヌルいのが主な原因。もうシナリオだけ書いて監督は誰か他に任せりゃイイのに。ヤンの若妻が墜落死する場面なんかコントみたいな緊迫感の無さだった。ヤン役のP・ムーリスは存在感を絶妙にアピールして好印象だが、ヒゲ面のドロンはムサ苦しくて余り格好良ろしくない。悪いけど5点。5点(2004-05-25 23:47:47)

208.  世界が燃えつきる日 《ネタバレ》 出だしで発端となる第三次核戦争を描いているが、全っっっ然緊迫感が無い。こんなんならスパッとCUTしちまえっつの。その後で漸く字幕が入って生き残った人々の物語になる訳だが、巨大サソリのチープさは「スター・ウォーズ」と同年とは思えないくらい非道い。しかも出番はそこだけ!この後にクイーン・エイリアンみたいな親玉サソリが現れてピンチ!ってな展開をワクワク期待すると思いっきり肩透かしを喰う。生憎この後出てくるのは人喰いゴキちゃんの群れだ。コレが又「燃える昆虫軍団」とタメを張るチャチな出来で笑えるが、一応サスペンス場面らすぃ。P・ウィンフィールド哀れ。その道中はアリゾナかどっかの荒野を装甲車が走るシーンが矢鱈に長い!長過ぎる!!「どうです?カッコイイっしょ??」とでも云わんばかりだが、別にどうというコトもないハリボテカーじゃん。あと、ドミニク・サンダもなぁ…野郎ばっかりじゃムサ苦しいから取り敢えずシャワーシーンでも入れとくか、みたいな出演じゃ何のためにアメリカまで来てるんだか。ジャッキー・アール・ヘイリー君との遭遇場面もなぁ…廃屋の窓から顔出してたらジャン・マイケル・ビンセントが装甲車から「お?子供がいる!」って…もうちょっと何とかならなかったのか?クライマックスが大津波ってのも…チープ合成バレバレで全くスリル無し!ラストもNYは壊滅したってのに、同じ州のオールバニーが無事ですた、てのは‥如何にも御都合主義ハッピーエンドな無理矢理感がプンプン漂ってくる。兎に角シナリオが壊滅的にダメダメちゃんだ。J・スマイトの演出もダラダラしてヤル気Nothingだし。この手のSF映画にゃ滅法甘い私でもコレは流石に許せないレベルだ。容赦なく6点マイナァス!!4点(2004-05-24 04:42:56)

209.  若草物語(1933) 《ネタバレ》 素晴らしい!キャサリン・ヘプバーン演じるジョセフィン・マーチは正に原作者ルイザ・メイ・オルコットそのものだ。溌剌とした彼女が(吹き替えナシで)走り、踊り、歌い、階段の手摺を滑り、木の枝にぶら下がり、窓から壁伝いに降り、柵を飛び越える!!そこらのアクション男優も裸足で逃げ出さんばかりの熱演だ。それだけなら単なるお転婆娘の騒々しいドタバタに終わるトコロだが、姉メグの恋する姿に当惑する表情やロウリィの求婚を退ける場面での何とも言えぬしおらしさによって勝気なジョーの揺れ動く心情が活写されている。上手い。流石に女優の演技指導の上手さでは定評のあるキューカーだ。しかもキャサリンの一人舞台にはさせない、とばかりにジョーン・ベネットのエイミー、ジーン・パーカーのベス、フランセス・ディーのメグ、いずれも存分に持ち味が引き出され実に活き活きとしている。それでもストーリーの骨子がジョー中心になっているのは本来、原作者オルコットを投影したキャラクターがジョーだからであり、キャサリンの”女優魂”がキューカーの演出によって最大限に開花した故であろう。ここにも又、演出と役者の幸福なる二人三脚を見る思いがした。オルコットの名作は今後もリメイクされるかもしれないが、監督の技量と女優のクオリティの点で恐らくこの33年版を凌駕する事は不可能だと(個人的に)思う。当然ながら10点満点!で御座います(笑)。10点(2004-05-19 01:00:18)(良:1票)

210.  スティング これぞエンターテインメントって感じかな。ジョージ・ロイ・ヒルの余裕綽々たる演出、ニューマン、レッドフォード、R・ショウら俳優陣の好演、名手ロバート・サーティスのカメラワーク、マービン・ハムリッシュの印象的な主題曲、スコット・ジョプリンのラグタイム調ピアノ演奏と、いずれもお見事!しかし、最大の功労者はデビッド・S・ウォードだろう。アノ粋なラストも彼のオリジナル脚本(オスカー受賞)あればこそ。(その後、監督として「メジャーリーグ」を放ったのは周知の事実…カナ?)後味の悪い不景気なモノばっかりで個人的に辟易だった70年代映画界にあって、本作の傑出した娯楽性は今なお燦然と輝いている。重厚な作品とはお世辞にも言えないが、誰にでも自信を持ってオススメできる快作!9点(2004-05-16 19:53:12)(良:1票)

211.  ラストマン・スタンディング 《ネタバレ》 完全オリジナルでコノ出来だったら意外と5~6点はつけたかもしれないが、流石に「用心棒」プロットをコレだけベタになぞられちゃ無理ってモンだ。リメイクがオリジナルを超えるにはスタッフ一丸となって時間差アドバンテージをフルに活用する気概が不可欠なのに、何じゃ?このスリルもサスペンスも無い腑抜けたドンパチ映画は。クリストファー・ウォーケンが仲代っぽい役だが、マシンガン乱射しか能が無いアフォで卯之助の凄みには程遠い。B・ウィリスの二挺拳銃にも何か違和感を拭えず。悪いが志の低さと安易な制作態度にマイナス8点!2点(2004-05-16 19:22:03)

212.  THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 《ネタバレ》 劇場版で決着つけるとか言っといて…コレ?非道い。庵野ってナニ考えてんだ?金返せ!胸クソ悪い。5/12追記:ただ罵倒して終わりってのも何だから一応補足。「どうにも収拾つかなくて丸投げしますた」と素直にカミングアウトしてりゃまだ可愛いんだが、本作の不快な所は劇場版の結末に期待して足を運んだ観客に確信犯で三行半(みくだりはん)を叩きつけた不遜さにある。一体誰が「皆殺しエンド」なんぞ望んでいると思ってたんだ??裏をかいて賛否両論を巻き起こそうとしたのなら目論見はチャッカリ達成されたんだろうが、そこが又あざといというか不快極まりないので大幅減点した次第。悪しからず。2点(2004-05-12 00:03:42)(良:1票)

213.  処女の生血 《ネタバレ》 まぁ‥一種のパロディのつもりなんだろうけど、オリジナルであるブラム・ストーカー原作への愛情など欠片も無くひたすらグロテスク極まる一篇。下ネタ炸裂で余りにお下劣過ぎて全然笑えないし。ウド・キアのドラキュラ弱っっっ!てか弱過ぎだろ?こんなモン製作したカルロ・ポンティもどうかと思うが、矢張りデ・シーカ御大の役者出演には個人的に疑問符の嵐(こんな駄作に出ないでよ~!)…。出たがりポランスキーはどーでもイイけどねw。前作「悪魔のはらわた」といい、ホラーへのセンスも愛情も持ち合わせない輩は怪奇映画にでしゃばるんじゃねえ!!と声を大にして言いたい。悪いが7点マイナスゥ!3点(2004-05-11 04:43:32)(良:1票)

214.  わんぱくデニス 「ホーム・アローン」シリーズで味をしめたジョン・ヒューズが製作・脚本を手掛けた何とも他愛ない典型的なキッズムービー。主人公のガキ(もとい少年)のやってる事は「わんぱく」なんて言葉では片付け難いヤな後味で退いてしまい全く笑えない。生憎メイソン・ギャンブル君はM・カルキン坊やにも及ばず、シリーズ化は夢と消えた。あと、W・マッソー浮きまくり。4点(2004-05-09 03:57:07)

215.  大怪獣バラン 《ネタバレ》 先ず、最初に強く訴えたいのが主演カップルのイケてなさ!!余命いくばくもないような顔色の悪さがデフォルト装備の野村浩三もどうかと思うが、園田あゆみの不景気な顔は筆舌に尽くし難い!間違いなく歴代特撮映画ヒロイン中で最高のブ○だろう。この御両人を最後まで画面に観続けるのは最早拷問に等しい。ならばタイトルロールの大怪獣バラン君はどうか?コレが又何とも拍子抜けなヤツで「ゴジラ」のド派手な破壊活動を期待すると思いっきり肩透かしを喰う。何てったってやったコトと言ったら「村を荒らす」「海岸の倉庫を壊す」のみ!これ見よがしに皮膜を広げて空を飛ぶが、戦闘機と空中戦をするでもなく次の場面ではずっと海の中。何だかなぁ。最期も照明弾&時限装置付きのダイナマイトをパクッパクッと飲み込んで腹の中で爆発!でEND。いかに円谷英二御大の手に掛かろうとシナリオがこうもダメダメでは救いようがない。悪いが5点。5点(2004-04-30 13:40:43)(笑:1票)

216.  雪之丞変化(1963) 《ネタバレ》 いかに天才・市川崑を以てしても、当時で既に齢55を数える長谷川一夫扮する雪之丞のオーMYガッ!な違和感は隠しおおせきれず。イヤ脇役なら納得しないでもないよ?けど、出突っ張りの堂々たる主役となれば話は別だ。まぁ御本人は若き日の当たり役を懐かしみつつ楽しそうに演じているから「コレは…林‥長二郎‥なんだっっ!!!」と無理矢理に脳内補完して鑑賞すれば結構面白いかも(笑)。6点(2004-04-29 02:09:49)

217.  怪奇!吸血人間スネーク 《ネタバレ》 やましん様、お先にレビュー&コメントさせていただきまする。さて本作ですが”70年代ホラー映画特集”みたいなヤツが名画座で連発された時期に観ますた。いやぁ兎に角、非道い、非道過ぎるぅ!所謂マッドサイエンティスト物の一本ではありますが、本作のストロザー・マーティン扮する博士のトンデモ基地外ぶりは常軌を逸しています。「この汚染された地球で人類が生き残るにはヘビにならにゃ」という理屈が先ずもって全く意味不明。ダーク・ベネディクト扮する助手が実験台にされ徐々にヘビ化していく展開は定石なんですが、普通は土壇場で何とか元に戻れて助かるハズ…とタカを括っていたら意外にも!何と助手はそのままヘビになってしまう!しかも最後はマングースに殺られる!!何故マングース??ヘビ研究のオーソリティなのに毒蛇に噛まれて死ぬ博士って一体…??何が「吸血」なんだ??と、まぁ万事がトホホ状態の嵐。確か同時上映が「大襲来!吸血こうもり」だったような記憶がありますが、いずれにせよショボさに変りは無いので容赦なく7点マイナァス!!やましん様、折角の新規登録なのに御免なさい…(笑)。3点(2004-04-25 17:38:01)

218.  雨あがる クロサワの遺稿を”黒澤組”とも言うべき縁のスタッフが映画化。ただ、いくら彼の傍で仕事をしたからと言っても演出家としての力量まで受け継いだ訳ではないので、出来は飽くまでそれなり…ってトコかな。それと、黒澤のネーム・バリューに「おんぶにだっこ」っていうか、スタッフが黒澤シナリオの再現に傾注し(過ぎ)て、本来黒澤作品に満ちていたダイナミズムが却って削ぎ落とされていた気がする。あとは…黒澤作品に限ったコトじゃないんだが、かつての邦画は渋い脇役や大部屋俳優たちに支えられていた事実を痛感させられた。本作に決定的に欠落しているのも正にココなのだ。特に長雨で足留めを食らった安宿での酒宴シーンは脇役が只のモブシーンのパーツでしかなく味わいに程遠い。あと、ラストを原作から改変したのが黒澤自身なのか本作スタッフなのか知らないが、山本周五郎の味わいが薄められたみたいで個人的には非常に遺憾である。役者では寺尾聰はそう悪くない(でも宇野重吉みたいな味はナイ)が、宮崎美子の奥方は生活感が無さ過ぎて余り頂けなかった。リアリズムに拘るならお歯黒メイクくらいしろ!と言いたい。三船史郎の殿様は若き日の父親を彷彿とさせる大根ぶりだが、逆にそれが味につながっていたのでまぁ良し。オマージュも程々にして、もっとスタッフ自身の個性を打ち出し黒澤を超えるぞ!!くらいの高い志を見せて欲しかった…!!でも、そりゃ酷過ぎるかな。取り敢えず6点どうぞ。6点(2004-04-25 05:16:32)(良:1票)

219.  黙示録の四騎士(1921) 《ネタバレ》 本作は本来サイレントなのだが、NHK衛星第二オンエアでは澤登翠の語りが挿入され擬似活弁を体験できたのが良かった。微妙な台詞回しにもいちいち字幕に神経を払わずに済んだからだろう。さて今回の評価ポイントは先ず時代性。第一次大戦の記憶冷め遣らぬ1921年時点で、第一次大戦をクライマックスとするイバニェスの大河小説を(ダイジェスト風とは云え)一本の作品として堂々と映画化したレックス・イングラムの高い力量は充分賞賛に価しよう。いかに当時としては破格の予算をつぎ込んだとしても、その内容が伴わなければ名画のステイタスは獲得できないからだ。その意味で本作でデビューを果たしたルドルフ・ヴァレンチノの身に纏う”色男オーラ”は圧巻である。後に「血と砂」や「シーク」「熱砂の舞」で見せるエキゾチックな魅力こそ未だ発揮してはいないが、主演級ではあっても単独主演ではないから当然だ。勿論イングラムもこの稀代の美男俳優には只ならぬポテンシャルを感じ取ったと見え、アルゼンチン・タンゴの舞踏場面に破格の尺を取って彼の魅力を増幅させている。正に彼がフリオを演じたればこそ、人妻マルグリートも思わず彼によろめく展開に抜群の説得力を生むのである。元来、役者と演出とは斯くの如き幸福なる二人三脚で相互に補完し合って作品のクオリティを高めていた、という一事が本作からも見事に読み取れる。その意味で名画であるコトは疑いようもないのだが、如何に長編ダイジェストとは言え余りに多いストーリー字幕インサートには些か辟易させられたので止む無く2点減点。悪しからず。8点(2004-04-24 02:38:07)(良:1票)

220.  ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 《ネタバレ》 矢張り…その、何と言うか、ゴジラ・ミニラ親子を筆頭とする怪獣たちが全て主人公のガキ(もとい少年)のあらぬ妄想(もとい夢)の産物であった、というプロットは…正直いかがなものか。使い回しの映像が多い上に新怪獣のガバラはセコい”いじめ”でミニラをいたぶるジャイア○みたいなヤツだし。本多猪四郎監督と言えども夢オチの魅力(否、魔力)には抗えなかったのか…。便利だもんねぇ、夢オチって(笑)。…悪いが7点マイナスゥ!!3点(2004-04-19 02:40:35)

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