みんなのシネマレビュー
鱗歌さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194

201.  バトルフィールド・アース 体も態度もデカいパワハラ管理職に、非力そうな新入社員が立ち向かう、ってな感じの作品。 ラジー賞と言えばコレ、まさにキング・オブ・ラジーとも言うべき作品なもんで、余程ハジけた作品なんじゃないか、と別の期待をしてしまうのですが、さすがにそこまでの作品じゃあない、かなあ、と。 宇宙人はちゃんとワルそうだし、強そうだし、アタマ悪そうだし、基本は押さえてます。地球人より出番が多いような気がする点は、ちょっと変わってますかね。いや、だいぶ変わってますかね。 この荒唐無稽さを、最後まで貫き通したのは、多少呆れはするものの、痛快でもあります。 ただ、宇宙人がデカいのはいいけれど、それならそれで、もう少しちゃんとデカさを印象づける撮り方って、できなかったもんなんでしょうか。スターウォーズを見れば誰だって、チューバッカ=デカい、という印象を持つと思うのですが、この作品を見終わっても、ああトラボルタでかかったな、という印象は残らない・・・[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-29 20:38:17)《改行有》

202.  花と嵐とギャング ギャング、というよりは、チンピラども、が集まって銀行強盗をはたらく前半。何とか大金を強奪するも、その金を持ち逃げされてしまい、後半はその大金の行方を追って、チンピラどもそれぞれが好き勝手に動き始める。 いや、もはや勝手バラバラに行動する様子を描くのが目的で、お金のことなんか、もうどうでもよさそうな。 洒落てるというのか、テキトーというのか。 前半の強盗のシーン、直前にパラパラと雨が降り出す場面がやたらカッコいい。雨はやがて雷雨となり、雷鳴が響く中での強盗。いいねえ。 後半の争奪戦は、緊迫感を孕みつつも、なんとなくユーモラスでもありますが、「緊迫感+ユーモア」の最たるモノは、やはり、「清川虹子の顔」につきますかねえ。コワいけど面白い、ってか。失礼![インターネット(邦画)] 6点(2022-05-26 22:26:27)《改行有》

203.  少年探偵団 夜光の魔人 《ネタバレ》 第一部のところで肝心なことを書くのを忘れていたのですが、この2部作では、岡田英次が明智役から降板しています。 って、それ、一番どうでもいいことかもね。 ついでに二十面相役も交代したように見えますが、そこは二十面相ですから、違う人物に見えたとしても、それは得意の変装によるものかも知れませぬ。 私もうっかりしてました、シルクハットにサングラス、マント姿だからと言って、「変装してない」とは限りませんでした、すみません。 それはともかく、殆ど事件らしい事件が起こらなかったというか、あるいは事件しか起こらなかったというべきか、正直あまり内容が無かった第一部に対し、この第二部。 あんまり、変わらんなあ。そろそろネタ切れなのか。 野山を自転車に乗って楽しくサイクリングする少年探偵団の面々。するとそこに突然、馬に乗った二十面相の姿が。「あっ二十面相だっ。」 なんだか、家出した飼い犬を探すよりも簡単に見つかってしまう二十面相。 またまた二十面相一味にとっ捕まって牢屋に入れられたりして、ほぼお約束な展開、なワケですが、我々の興味は何と言ってもタイトルにある「夜光の魔人」。そう言うからには元ネタは「夜光人間」なんだろう、と思いつつも、あれは少年探偵団モノでもトップクラスの「そのトリック、無理があり過ぎでしょう」作品(ただしこのランキングは同率首位がやたら多いのでコレが特に、という訳ではないけれど)。果たして本当に夜光人間は登場するのか、するのならどのような登場の仕方をするのか。 うん、予想通り、裏切られたよ。予想通りです。 とは言え、ラスト近くの山中での銃撃戦から、二十面相を追って、景色は荒涼とした岩山へ。この光景が、なかなか。どこでロケしたんですかねえ。 最後も中途半端で、煮え切らない終わり方でしたが、とりあえずメデタシメデタシ、ということで。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-25 22:30:46)《改行有》

204.  少年探偵団 二十面相の復讐 またまた二部構成の第一部、ですがさらに尺が34分ほどしかないので、どうにも中途半端。しょうがないので、もう、続きを見るしかないですね。思う壺。 今回の二十面相は、金山のありかが書かれたとかいう地図を狙ってて、まあ、二十面相らしくていいじゃないの、といったところではあるのですが、、、二十面相の本分といえば、名前の通り変装、そして成りすまし、しかるに今回の二十面相はというと、その本分を忘れ去り、最初からいきなりシルクハットにマント姿、という、いわゆる二十面相スタイル全開。ドロボーのくせに、目立ちすぎです。そこがまた、二十面相らしいと言えば、らしいところ、なんですかねえ。 で、短い尺の中、地図の強奪やら追跡劇やらが描かれ、物語らしきものは、ほぼ、皆無。 続きを楽しみにするイトマすらもなく、終わってしまいますが、それでも続きをお楽しみに。ということで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-24 22:31:09)《改行有》

205.  長屋紳士録 《ネタバレ》 迷子になったのか、それとも親に捨てられたのか、という少年。とある長屋に連れてこられ、よりによって、長屋でも一番コワそうなオバチャンが世話をする羽目になる。まさに、鬼ババアってヤツです。バカだの、汚い子だのと、まあボロクソ。そのやり取りが、何とも可笑しいんですが、見てるうちに何だかホロリと来ます。いやこれがホントに。 最終的に描かれるのは、やはり、別れ。一刻も早く出て行って欲しい時には別れられないのに、別れたく無くなったときには、別れざるを得ない。結局、家出後の再会も、動物園も、写真館も、すべては別れへの前奏曲だった、ということでしょうか。 少年の父親が突然現れ、形式的な挨拶をし、別れ自体は機械的に進められていく。ここでこれが、娘を嫁に出す笠智衆だったら、絶対に涙を見せず寂しい笑みを見せるところですが、そこは鬼ババアですから、鬼の目にも涙、ってヤツです。 戦後の混乱期、ならではのオハナシでもありました。 ところで、こうやって見ると、小津作品でもフォーカス送りって用いられてるんですね。茅ヶ崎から帰ってきた場面で、奥の人物からゆっくりと手前の人物へとピントが移動したり。手前の鉄瓶から奥の人物へとピントが移動したり。[インターネット(邦画)] 9点(2022-05-23 22:44:43)《改行有》

206.  シマロン(1931) 《ネタバレ》 やはり見どころは、土地争奪戦の大レースを描くスペクタクルシーン。ですがこれが冒頭にいきなり配置されているもんで、映画がこの先、持つのだろうか、と。 この後、主人公を取り巻く様々な事件が描かれ、さらには主人公自身も物語から姿を消してしまうという、まさかの無責任行動に出てしまうのですが、気が付いたら冒頭のレースから40年の歳月が流れてる。何も無かった荒野に、だんだん町が建設されていって、その様が圧巻。住む人も増えていき、往来を行く人々、教会に集まる人々、裁判を傍聴する人々、あちこちのシーンで大量のエキストラを動員し、規模感を表します。 そして40年後、町はビルが林立する大都会となり、主人公が開始した新聞社も大会社に。 この光景を見せられると、さすがに何だか、しみじみしてしまいます。これぞまさに、ザ・隔世の感。 この現代でも、40年前と比べると、世の中激変したよなあ、と思っちゃうのだけど、この映画を見てると、ここ最近の40年って、比較的変化が少ない方だったんじゃないか、とすら思えてきます。でもこれって、この映画で描かれた変化ってのが、建築系・インフラ系の変化だから目に見えてインパクトがある、ということであって、一方、近年の変化はハードではなくソフトウェアの発展、なんですね。半導体による集積回路技術が発展して、これに伴い情報技術が発展して。だから、19世紀から20世紀にかけての変化と20世紀から21世紀にかけての変化とは、単純には比べられないのですが。 ただ、映画のラストは、ほぼこの映画が作られた時代、まだまだ開拓時代と陸続きみたいな時代だったんだなあ、と。レースでもやるしか、土地の所有権を決められなかった、未開拓の時代。その影では先住民が僻地に追いやられ、土地を奪われてた、そんな時代。それが(いささかキレイに描き過ぎかも知れないけれど)先住民の女性を「息子の嫁」として堂々と人前で紹介できる時代になった、と。 かの時代、銃撃戦に巻き込まれてひっそりと命を失っていった少年の姿が、印象に残ります。[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-21 22:36:23)《改行有》

207.  赤死病の仮面(1964) 疫病が蔓延する「外部」と享楽に溺れる「内部」とを普通に対比させて、それでもその「内部」に死そのものが忍び込んでくる不気味さとか絶望感とかを普通に描けば、それで充分だったんじゃないの、と、つい思ってしまうのですが、この作品、どうも妙な方向に走っちゃってます。アート系、とまでは言わないまでも、ちょっと勿体ぶった感じで、まどろっこしい。でもそれが、持ち味。 そもそも作りがチープなんだから、その路線に走っても、限界があるよね、と思いつつも、意外にスタジオセットらしき撮影が効果を上げてる瞬間もあったりして(効果を上げてない瞬間も沢山あるけど)、そこそこ、雰囲気だしてます。 とは言え、やっぱり、ヒロイン像が弱くって。映画の印象も弱くなります。[インターネット(字幕)] 5点(2022-05-21 22:04:16)《改行有》

208.  キング・ソロモン(1937) キング・ソロモンの秘宝、ってヤツです。冒険活劇です。 と言いたいところだけど、冒険活劇というよりは探検活劇。いや、たいして活劇でもないですね。アフリカでの秘宝探しの旅。 最初の方はアフリカ感すらも乏しくて、牛の群れを率いて荒野を旅する光景は、西部劇とあまり変わらん印象。さすがに舞台が砂漠になって砂嵐が襲ってきたりすると、一応、アフリカなのかなあ、と。 後半、原住民の部族のイザコサに巻き込まれて、というか、いやむしろそのスキにちゃっかりお宝を頂こう、みたいな話(?)になってきますが、一大闘争の後、息つく暇もなく秘宝探しの話に舞い戻る畳みかけ、などは、冒険活劇らしさと言ってよいのかな、と。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-21 15:42:53)《改行有》

209.  ワイルド・スピード/スーパーコンボ ワイスピシリーズにドウェイン・ジョンソンが出演するようになって、元々の出演者陣とモメてるとかいう話が漏れ聞こえておりましたが、とうとう、分離されてしまいましたとさ。これも一種の、ソーシャルディスタンス、でしょうか。 あるいは、「餃子の王将」と「大阪王将」みたいなもんですかね。私はどちらのチェーンだろうと、とりあえず目に留まった方で食事しますけれど。 しかしこの作品、本家から分離ついでに、やや路線も変えてきた印象。運転よりも腕力自慢、カーチェイスより殴り合い。カーアクション縛りが緩くなった分、自由度も増したようで、物語の流れも多少、スムーズになったような。あくまで本家との相対比較で、ですけどね。 CGを使うのも、もう少し申し訳なさそうに使ってたようなところがあったけど、この作品では、どっからどう見てもバッチリCGを多用してますよ、というノリ。それはそれでいいんだけど、ただ、普通にロケ撮影できる部分は、極力、ロケ撮影してくれないかなあ。 あの、家族でクルマを数珠つなぎにする場面、つい笑ってしまいました。これって要するに、「大きなカブ」ですよね。うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだヘリは墜ちません、みたいな感じ。 こちらはこちらで本家に負けじと、「ファミリー」というものを強調しているのですが、それをちゃんと締めくくらず、最後にオマケ映像的にサラッと流してしまったのは、これはもう物足りないとしか言いようがないですね。やっぱり、締めるところはちゃんと締めて欲しい、のでした。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-21 15:30:08)《改行有》

210.  実録三億円事件 時効成立 東映便乗企画路線(?)の最たるもの、といってよさそうな作品。 とは言え、豪雨の中、ドキュメンタリータッチで描かれる三億円事件など、なかなかの見せ場。 続いてその後の捜査が描かれますが、敏腕刑事、にはとても見えない金子信雄が、ジワジワとイヤらしく犯人像に迫ってくるあたりがまた、実にイヤらしい。金子信雄だもん。 という、犯人も刑事もヤな感じのまま進んで、犯人が逮捕されるのも、されないのも、どっちもシャクに障るけど、どっちもガンバレ、という状態の中、時効は迫り、刑事の手も迫る。 どうしようもない企画にしては、最後、うまくまとめたなあ、という気もします。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-20 23:12:32)《改行有》

211.  てなもんや三度笠 まーそれにしても出るわ出るわ、いろんなヒトが出てきますねえ。ソロバン手にしたトニー谷。 もはや、カオスです。 で、ところで、コレって、面白いんだろうか? 面白いんだとしたら。。。ついていけなかった私が悪い、ってことになるんでしょうなあ。 なにせ、カオス。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-20 22:41:34)《改行有》

212.  次郎長青春篇 つっぱり清水港 それにしてもこの、中村雅俊というヒトの胡散臭さってのは、どこから来るもんなんでしょうか。それとも、彼を胡散臭いと思ってるのは私だけなのかしらん? その彼が、まるで似合わない清水の次郎長役。案の定、そこには「青春篇」なんていう、いかにも中村雅俊チックなキーワードが引っ付いて。ああ、実に胡散臭い。でも、「つっぱり清水港」って、こりゃ一体、何でしょうね(笑)。ビーバップハイスクールじゃあるまいし。 と言うわけで、清水の次郎長の若き日が描かれます。イマイチ、オハナシに脈絡がありませんが、とにかく次郎長モノ。周りを固めるのは佐藤浩市、明石家さんま、島田紳助、等々。なーんか、テキトーで自由な感じがします。 いきなり冒頭シーンで、富士山にわざわざ登ってロケしているらしく、よくやるなー、と思うのですが、サプライズはここまで。富士山を取り入れてるシーンはいいけど、他のロケ撮影シーンは、正直、あまり見映えがしない・・・そういうのも含めてテキトーで自由、ってことかな。 胡散臭さも、ある一線を越えると、ちょっと貴重です。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-18 22:24:09)《改行有》

213.  ハイキック・エンジェルス というワケで、かつてアクション女優と言えば志穂美悦子さん、でしたが、彼女のいわば「妹たち」、とでも言いますか、いや「娘たち」かな。ま、まさか「孫娘たち」・・・ああ、何ということを。 まあともかく、彼女の後継者とも言うべき素敵なお嬢さんたちが、これでもかと格闘アクションを見せてくれます。なんか、癒やされますねえ。なんででしょうねえ。 ってのはいいんですが、さすがにこれだけ中身がスカスカなのも、ちとツラい。いやストーリーがスカスカなのはまだいいとしても(ダメだけど)、その無いも同然のストーリーを、ただ追いかけるだけ、というのはいささか工夫が無い。小道具なりセットなりに、何か印象に残るものを盛り込めなかったか。もうちょっとハッタリやコケオドシがあってもよくはなかったか。 一部、強すぎるほどの光が画面に採り入れられているのは、そういう表れなのかも知れないけれど、これは単に見苦しいだけ。 青野楓さんはクールな役柄ですが、正直、顔立ちと役柄がマッチしていない印象。と言って、このアクションがデキる女優さんを新たに探してくるのはいささか困難だと思われますので、脚本の方を彼女の雰囲気に合わせて手を加えるのもアリだったかも。それにしても驚異の足の長さ。子安さんとのシバキ合いは、見ごたえあります。 そういえば青野楓さんと宮原華音さんが一緒にジムをされてるとかで、動画をアップされてますねえ。というわけで対決の続きは、Webで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-17 22:25:33)《改行有》

214.  女必殺拳 危機一発 最近はとてもチャーミングなお嬢さんが実は長年、カラテをやってたりしたとかで、その素晴らしい身体能力を女優としてアクション映画の中で披露してくれたりして。いやはや、いい時代になったものです。 それもこれも、志穂美悦ちゃんがパイオニアとして先鞭をつけてくれたからこそ。みんな、悦ちゃんに憧れてアクション女優を目指したんだろうね。 と言いたいところだけど、まあ、そんなワケ、ないですわな。女必殺拳の頃と現在との間には、大きな空白の期間が。志穂美悦子に続くアクション女優はなぜ現れなかったのか・・・。 当然と言えば当然な気もしますね~、こんな妖怪映画みたいな作品しか作られないんじゃあ、ねえ。 こういう作品を安心して楽しむには、ある程度の距離感が必要ですね。だから、今こそ楽しむべき映画!なのです。 今回も敵の一味として、面倒くさいヤツが大量に登場します。コケオドシ感、満載、なのですが、これらのややこしくて面倒くさい妖怪じみた連中だけではなく、なななんと倉田保昭兄さんまでが、敵の一味? という展開。最終的にどうなるかは、見てのお楽しみ? 志穂美悦ちゃんのアクションは、今見ると微妙なところもありますが、それでも前作よりパワーアップしてるんじゃなかろうか。激しく、そしてキレがいい。 さらには、そのアクションを支える、カメラの躍動感。破綻寸前といって良いほどアングルを振り回し、それでも何とか、アクションがカメラに収まっている、そのギリギリな感じが、スリリングかつ迫力満点です。 もう、お腹いっぱい。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-16 22:37:01)(良:1票) 《改行有》

215.  透明人間(1992) 透明人間映画、ですが、「なぜ透明になったのか」「なぜ追われる身となったのか」「なぜ逃げ回るのか」といったことはあまり深入りせず、追われる、逃げる、という過程で、人間が透明になっちゃった場合に起こる不便の数々、繰り広げられる摩訶不思議な光景、といったものをひたすら描く。というのが何ともユニークな作品です。主演がチェビー・チェイスというのも、見れば納得、何とも言えないトボケた味わいがあり、コメディ映画としても上々の出来。 安いカーペンター、ではなく、特殊効果に拘って我々を驚かせるカーペンター、な作品の一本です。[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-15 22:22:56)《改行有》

216.  地球最後の男 オメガマン 《ネタバレ》 「地球最後の男」ってのは日本で勝手につけたタイトルなんだろうから、別にいいっちゃあいいんだけど、著しく「地球最後」感がありません。冒頭、チャールトン・ヘストン演じる主人公が、人っ子一人いない無人の街にクルマを走らせてるんですが、アチコチの信号機が光ってるもんで。何とかならなかったのでしょうか。 それはいいとしても、彼に襲いかかってくる連中も、光に弱いとかいう弱点はあれど、一応、普通にニンゲンでして。それを片っ端から無差別乱射で殺しまくる主人公。ははは。いいのかよ。 さらに他にもまだまだ、生き残ってる人類がいたりして。まさか「地球最後の男」というタイトルの映画に女性のヌードが出てくるとは。 というワケで、オメガマン、なんだそうです。どういう意味なんですかね(笑)。最後の男、最後の切り札、最後の希望、、、 戦争によりこんな荒れ果てた世界になっちまったワケですが、にもかかわらず、人類はまだ争いを繰り返し、殺し合いを繰り広げている、という皮肉。 血清を作り出して人類を救おうとする主人公に、救世主の姿が重ねられ、磔にされたような格好の彼が流す血によって、世界が浄化される、ということなんでしょうが、それをチャールトン・ヘストンが演じると、どうにも自業自得にしか見えないのは、困ったもんです。 いずれにしても、宗教色を絡めるのなら絡めるなりに、もう少しそのアプローチに見合った見せ方がありそうなもんですが、まあ、あくまで男臭いアクション映画、ということで。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-15 22:01:16)《改行有》

217.  サイレンサー/破壊部隊 このシリーズは一体、何を期待しているヒトたちをターゲットとして作られてるんですかねえ。アクションとしてはグタグタだし(なにせディーン・マーチン、一杯引っかけてホロ酔い上機嫌のオヤジにしか見えない)、コメディとしては大して可笑しくもないし。 とは言え、本家007映画が3代目ロジャー・ムーアになってみると、何だかむしろ、本家の方がこのシリーズを後追いしてるような気がしてきたりして。 そんなサイレンサー映画(何がどうサイレンサーなのか?)の4作目、最後に次作の予告もあるけれど実際は最終作となった作品です。 先述のように、グタグタなんですけれど、その割りには意外に楽しめるかな、と。まずは列車襲撃、金塊強奪。あまり役に立たない秘密兵器の数々。終盤にはミニヘリコプターが登場して大活躍してビックリ、これぞまさにスパイ・アクション!ですねえ。 この辺りでシリーズ終わっといて、正解だったのではないでしょうか。[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-15 21:26:23)《改行有》

218.  バグド 昨日はドン・ドーラーのそれはそれはヒドい作品を見てしまったので、ちょっと口直しに。 って、それで見るのがコレでは、全然口直しにならないみたいですが、そこはそれ、昔から「トロマをもってトロマを制す」「トロマを喰らわば皿まで」とか言うじゃないですか。トロマムシ三太夫。なんちゃって。 (・・・・・・。) まあ、これも相当に安い、有り体に言えばヒドい、作品なんですけれど、昨日見た作品と違って、ちゃんと映画を感じさせるシーンってのが、あるのです(というか、最初から最後まで何一つ映画を感じさせない、という方が実は驚くべき事なのかも知れないけれど)。 自分の体で人体実験みたいな事をして、体に変調をきたしてしまった博士が、話しをしてるんだけど薄暗くて顔がよく見えない、なんて場面とか。こういうの、ちょっと『ザ・フライ』っぽいじゃないですか。「っぽい」と言っても程度がイロイロありますけどね。 コレ、数十センチに巨大化したコオロギが襲ってくる、というオハナシですが、なにせコオロギと言えば昆虫界最強、とも言われている生物ですからね(?)。だんだん騒ぎが大きくなっていき、最終的には籠城モノへと発展していく過程などは、1970年代あたりのパニック映画の語法。充分、嬉しくなっちゃいます。昆虫のデカさを競うコンテストの前フリがちゃんと物語に活かされてるのが、これまたアホらしくも感心させられたり。 ラストは微妙にヘンな欲を出してヘンな終わり方になっちゃったのが、イマイチ締まらない感じで残念、お陰でここで我に返りましたが(笑)、これでラストをうまく締めてくれてたら、もういくらでも褒め言葉を差し上げたくなっちゃうような作品(ホントに褒めるかどうかはともかく、気持ちの上では)でした。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-15 16:16:45)《改行有》

219.  魔獣星人ナイトビースト はいはいはいはい。要するに今回も「だからさ、オレだって侵略者なんだってば!!」ってことが言いたいんですね。わかりますわかります。またまたブサイクな顔の宇宙人が登場して脈絡なく地球人へ攻撃を加え、脈絡なく映画が進んでいく。どこが見どころなのか、さっぱり判らない、脈絡の無さ。ま、たぶん、侵略者なんでしょう。きっと。 ドン・ドーラーという監督さん、才能があるのか無いのか、についてはここでは不問にいたしますが、少なくとも「才能があるかのようなフリを全くしていない」というのは、確かだと思います。これはなかなかできることではありません。[インターネット(字幕)] 1点(2022-05-14 23:39:30)《改行有》

220.  南国土佐を後にして 若い頃の小林旭はマジでカッコいいですねえ。鋭い眼光、眉間のシワ。え、それは天知茂も共通でしょ、だって? いや、そうなんですけど、やはりアキラは別格。クールさの極致。ある時期以降の小林旭とは到底、同一人物と思えないのですが、その「ある時期」がいつだったのかが、これまたよくわからない。 アキラが若ければ、浅丘ルリ子も若い、南田洋子まで若い! なんとペギー葉山まで若いぞ! と言いたいところだが彼女だけあまり若く見えないのはどういう訳か。スミマセン。 それはともかく、小林旭演じる主人公が出所するところから物語は始まります。菅原文太が出所する場面は何度も何度も見た気がしますが、これは日活作品。 この主人公が高知に帰るものの、前科者ゆえ、なかなか社会復帰できない。というより、前科を利用したイヤガラセを受け、真っ当の人生を送ると誓った彼の心もつい、折れそうになる。高知を後にして再び東京に舞い戻った彼。しかし、かつての仲間からの誘惑は続き、彼のフィアンセ奪おうとする内田良平一味も彼をつけ狙い続ける。 殴り合い、取っ組み合いのアクションも見どころですが、なんと言ってもダイスの勝負が圧巻。代役を用いず、アキラ自身が見事なダイス捌きを披露して、『スティング』におけるポール・ニューマンのカード捌きにも全く引けを取りません。この見事なダイス捌きがあってこそ、勝負の場面でも緊張感が高まるというもの。 カリスマ性を感じさせるに充分な小林旭の存在感が、光ってます。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-14 09:15:11)《改行有》

030.08%
1190.49%
2411.06%
3731.89%
41614.16%
53619.33%
663116.30%
7122131.55%
888522.87%
93749.66%
101012.61%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS