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プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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201.  2001年宇宙の旅 絵画のごとく観賞する。哲学は横に置いといて。ただ、眺めるように接すれば良し。自分の脳の限界を知ってからは、この映画をこのように楽しんでいます。すると、色々な事が見えてきます。 分かってきます。それは人にはうまく伝えられないけれど。精神トリップのできる貴重な映画です。8点(2004-03-10 11:43:59)《改行有》

202.  ターミネーター3 《ネタバレ》 観終わった時、あまり説明のいらない単純な映画やなあと思った。一番の見せ場が車のアクションで、かなりの迫力。でも、ストーリーは「そう来ましたか」てな感じで、映画にする為に「2」とか「1」とかのコンセプトを全部否定せなあかんことが前提なので、前作を知っていると多少の違和感もあります。何かヒーローものの様相を呈してきたみたいで、このままだと「4」「5」「6」と続いていくんじゃないかと心配です。6点(2004-03-10 11:37:33)

203.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 さすがと言うか。なんちゅうか。スローモーション、二丁拳銃、鳩が舞う。ジョン・ウ-の全エネルギー開放の映画。これだけやってくれた方が、むしろ清々しい気さえします。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの絡みだけでも見応えあり。しかもアクション俳優らしからぬ、この2人の起用。意外性の面白さは、顔をすり替える要素も考えてか。この荒唐無稽さも、ジョン・ウ-にかかれば、ありに思えてくる不思議。役者も演じていて気分よかろの(やりがいに)ハイテンション。アクションはどれもが見せ場。壊す、爆発するは当り前。スタイリッシュとまでは行かないが、ハリウッドでは観られなかった斬新さの追究。「オーバー・ザ・レインボー」をバックに血みどろの銃撃戦。アートみたいな撮り方にただただ見とれる。もちろん情も忘れていない。最後の最後、子供を引き取り、家族に迎えるとこまでもきちっと描いて争いの後の平和、家族の平和を讃える素晴らしい出来。うなりましたよ。この映画。面白いです。9点(2004-03-10 11:20:47)

204.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 刑事物映画としては、珍しいくらいのドキュメントタッチで撮られています。決して男前でもなく、乱暴な捜査であまり好印象とはいえないポパイ役を、名優ジーン・ハックマンが演じています。正義感というより、デカの意地みたいな執念先行型の主人公の暴走がこの映画の肝。容疑者の張り込みに、冬のニューヨークのコンクリートの上、何時間も立ちっぱなしで足をガタガタ震わせている描写など、物凄く生々しいです。だからこそ、犯人に対しての憎しみも沸いてくるのでしょうが。話題のカーチェイスも 好きなシーンです。高架上の地下鉄を追う、そのスピード感はポパイの怒りそのままをダイレクトに表現したみたいで、迫力があります。何かの番組で観たのですが、この話が実際の刑事をモチーフにしてるとあって、街の警察挙げての撮影の援助があったとか。高速道路のシーンは、警察が映画の為に急遽交通遮断を行い、渋滞になる場面を作りあげたそうで、やっぱりアメリカは凄いですね。映画のためにそんなことが出来ちゃうのが。9点(2004-03-10 10:58:30)《改行有》

205.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 やたらとエネルギーを感じる映画です。これはコッポラ監督の執念でしょうか。観る方もまた、エネルギーを必要とする映画です。この映画程、戦争は怖いと言い切っていない映画も珍しいのではないでしょうか。確かに戦争はいけません。絶対にあってはならないものです。しかし、闘う、占領する、殺すといった行為を、ワルキューレの騎行に乗ってヘリが海岸線を飛んでくる場面で見せられた日には、胸の奥からズズズンと熱いものが込み上げ、ひたすら高揚感を覚える自分がいるのに気付かされます。人間の本能を刺激するというのか、眠っている闘争心を駆り立てると言うのか。それがこの映画のメッセージなのですね。そうした想いを正当化するために「狂気」という言葉が有り、その言葉の元、平気で戦える理由があると言う。狂気に駆り立てられた人々の行為をこれでもかと見せて、映画は終わります。観賞後もしばし、自分の中の「狂気」を沈めてリセットしなければならない 辛い映画でした。でも、この辛さを感じさせる圧倒的な内容には参りましたと言う他ありません。8点(2004-03-10 10:29:37)《改行有》

206.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 カンヌで賞を取った作品だそうで、公開時に観ましたが自分には難解でした。ドイツの歴史も知らないし、スタッフも?の名前ばかり。娯楽作でもないので、もう一度観ようという決意もしばし封印。でも、何年か後、深夜のTVでやっているのを偶然観て、「今なら、どうかな?」と想いビデオを借りて来ました。わずか3才で大人になることを拒否し、大人達の愚行(戦争であるし、愛欲であるし、その他もろもろ)を傍観する少年。ものすごい風刺ですね。また、子供が純粋な眼で見つめるドイツの現代史が(まあ、どこの国でも同じだと思いますが)その愚行の繰り返しであることを痛烈に訴えています。でも、子供が純粋?いえいえ子供が一番残酷なのでは。だからこそ、この映画もエログロを客観的に見せきっていますし、何の予備知識もない子供にとっては、馬の目から鰻がにょろにょろなんて平気なのでしょう。どことなく退廃的な雰囲気のある作品ですが、年をとって見ると、結構気に入る箇所が多々ある不思議な映画です。8点(2004-03-10 10:13:48)

207.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 オープニング、バーナードハーマンの曲に乗って、マンホールの蒸気の中からタクシーがぬうっと現われる。この場面だけで、ビビビッと来ました。ベトナム帰りの主人公の狂気ぶりを物凄く冷たく描いています。夜のニューヨークの危険な中にこそ、生きがいを見い出す男。戦争の後遺症と呼ぶにはあまりにも悲しい人生を送る男をデ・ニーロが好演しています。太陽の輝く下では、自分のやりたいことを見つけられない、また見つけたくもないのでしょう。銃を手にし、ポン引き屋を殺す彼には都会も戦場と同じ舞台でしかないのです。そして、それを英雄視するマスコミ。狂気の中の行動を賞賛するマスコミも、また都会の中では異常なのでは。DVDで再見すると、デ・ニーロの目がとても印象的で、目力とでもいうのでしょうか、狂った男そのものの説得力に圧倒されます。名優といわれる所以がよく分りました。9点(2004-03-10 09:57:11)

208.  ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 《ネタバレ》 スピルバーグ色が出ている映画。冒険ものに徹底させている点は、観ていて飽きませんし、視覚にも場面の転換が多い方が楽しいですし。でも、それだけのような。予定調和はいいのだれど、主演の男の子にあまり魅力を感じず。配役の人選で、自分とは少し会わなかったかな?という印象の映画です。決して退屈はしません。友人などは、コナン・ドイルファンなので大絶賛してました。自分は、それほど好きじゃないから、この評価なのかな。6点(2004-03-09 17:43:14)

209.  ホット・ロック 《ネタバレ》 爽やかな犯罪映画ですね。暗い所やじめじめした描写など一切なく、犯罪者たちを暖かく見つめているのが毛並の変わった映画だと思いました。原作も買いました。ドナルド・E・ウエストレークで、映画もほぼ同じ内容です。この作者は、ドートマンダ-(レッドフォードの役名)シリーズとして、あと3作ほど書いていますが、どれもそのドジっぷりが面白いです。(その昔、角川文庫で出ていた。今は絶版になっているのでしょうか。出来れば古本屋さんで探してでも読んでみてください。映画以上に爆笑しますから)愛すべき小品という感じで、ピーター・イエーツ監督が、こういう都会的な作品も撮れるんだと、うれしくなった1本です。7点(2004-03-09 17:38:02)(良:1票)

210.  クール・ランニング 《ネタバレ》 好きです、好きです、大好きです。この映画。実話らしいのですが、映画はおそらくその実話よりも物凄くチャーミングに作ってあるはず。こんなにも感情移入できるキャラ設定に、今まで会ったことがない。しかも5人。(コーチも合わせて)南の熱い国、ジャマイカからボブスレーチームとなって大会に出場。練習も満足にできない、最新のマシンも買えない、しかも他の国からバカにされるわ、審査員からも笑われるわ、ふんだりけったり。でも彼等は国の誇りを失わず、自分のプライドを曲げずゲームに参加する。好タイムで予選を通過。本選で果して・・・。ボブスレーのスピード描写もさることながら、1人1人のドラマをかちっと見せる演出もいいです。決して長くない上映時間の中で、実にうまくまとめられてテンポもいい。ラストはスポーツをする、その精神性を讃えるメッセ-ジが涙を誘います。感動します。うまいです。9点(2004-03-09 17:29:29)(良:1票)

211.  ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 レニ-・ハーリンがやりたい事をやっちゃいました!ってな作品です。よくもこれだけ、海中も海上もピンチな状況をつくるわ。出演者達を苦しめているとしか思えないシチュエーションは、さすがの監督。「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」でも、痛めつけられる時に痛めつけておこうなんて、そんな気のする場面がいっぱい。あのサミュエル・L・ジャクソンがさっさと死んじゃうし、大体生き残りは男女と相場が決っているのをあっさりくつがえすし、何やら得体の知れない映画を観ている興奮がありましたな。いやあ、ここまでやると気持ちいいやろね。監督も。惜しむらくは、それが観客の気持ちの昇華と合わさらないこと。引いて観てしまう所もあったしね。7点(2004-03-09 17:17:57)

212.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 パニック映画なのかな。なんかとても普通に観れました。ドキドキやハラハラも感じずに。盛り上がるシーンはTVでいやと言う程見せられていましたから、免疫が出来たのか「うん、こんなんやったね」の確認ぐらいですませられるものでした。大作であることは間違いのないことなんだけど、どうにもスケール感が伝わって来ません。この手の映画を多く見過ぎているのが悪いのか、同じ作風になるのが分かってしまうのですね。人物をもう少し掘り下げて、ほんでもっと身近にさせる工夫があれば、と思います。TVのスペシャルみたいな印象を持ってしまうのです。5点(2004-03-09 17:10:33)

213.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 小さな頃に観たので、うろ覚えのところもありますが、全体の印象としては非常に真面目に作られた作品だったのを覚えています。東京が地震によって、崩れていく様などは迫力もありましたし、国の偉いさん達が集まって会議を開く所も緊張感がありました。アメリカ人だと思うのですが、日本が沈んで「地図から消しますか?」と台詞を言った時は、映画なのにウルトラ級の寂しさを感じました。自分の国が無くなる、SFみたいな撮られ方はせずに、社会の授業を受けてるみたいなほんの近くのリアル感が、この映画にはありましたね。6点(2004-03-09 14:56:47)

214.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 タイトルが示す通り、もう全編戦争の匂いがぷんぷんです。というか、争いたくて仕方がない描写のオンパレードです。成長したアナキンは認めてもらいたくてオビ・ワンにたてつくし、刺客はお姫様を狙うし、ボバ・フェットは、オビ・ワンを消そうとするし、クローンは当然兵器だし、危ない状態でストーリーが展開します。これを緊張感というのか?もう大量のTV宣伝で戦争をうたっておるのに、何をじらしてんねん!と逆ギレしそうになりました。「ウォーズ」やから闘うんが当り前やん。(戦争奨励なんかしたくない)いかに、その理由を納得できるものにするかで、戦争に参加せざるを得ない苦しい平和主義者のスタンスが分るのに、映画にはそんな葛藤ってないですよね。ヨーダでさえ、最後闘うし。そもそもヨーダがクローンの連中と一緒に戦闘機に乗っている時点で、私はダメでした。許せないものがあります。平和のためとはいえ、ジェダイの精神はテクノロジーとは別次元のもの。アナログとしての騎士道精神が、誇りであったはず。見せ場の想定から始まって、いかに進化したテクノロジーをお披露目するか。そんな場面構成が先行する印象を受けました。それで「新しい」とか「凄い」とかでは、中身のないアンパンです。技術のための映画ではなく、映画のために血眼になって見つけた技術が活かされるべきなのです。過去には戻れません。楽しい前1作目になれば、も願いません。ただ、次回作では、もう少しテクノロジーを押さえて、誇り高きジェダイの生き様を、アナキンがどうしよもない選択で「闇」を行く、その葛藤を見せてください。特撮の凄さは、もう充分伝わりましたから。6点(2004-03-09 13:58:05)(良:1票)

215.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス この新しいサーガの「スター・ウォーズ」は、前3作とは全くの別物だと思います。プロットは同じですが(それは映画の作法みたいなもの)根底に流れるものが余りにも違い過ぎて戸惑いを覚えます。話としては、ルークの前の時代を描いています。つまり、ダ-ス・ヴェイダ-の子供時代を。その展開自体には(敢えてその後のルークやハン・ソロを描かずに、過去に遡ること)納得もしましょう。でも、脚本は果してこれで良いのでしょうか。あまりにもジェダイとアナキンの出会いが不自然です。ポッドレースにてアナキンのフォースを知らしめるのも、先ずビジュアルありきのような気がします。そのビジュアルはさすがに、何年もの間の技術の進化、テクノロジーの発展によって素晴らしい出来栄えです。目にも贅沢な映像美です。しかし、お話が弱く、ダ-ス・モール(悪役の設定も絵的なものから入った)の扱いも強いのに簡単にやられちゃう、という上映時間のお約束?と首をかしげたくなります。ヨーダの言うフォースの凄さ、図り知れなさが、闘うという分野にしか活かされていないのが残念です。オビ・ワンもそれで、相手を倒したんだし(お師匠さんを殺されてその怒りとともに)。ラスト近くのドッグファイトもアナキンの無謀な行動で簡単に相手の母船をやっつけちゃうし、う~ん、こないにうまく行くのなら、悪の総大将も簡単にいてこましたろか、になるわなあ。ラストは一応のハッピーエンドで終わりますが、何とも寂しい感じです。先行オールナイトでお祭り気分に浸って観たのですが、祭りの後の寂しさですか。今、DVDで見ると もっと冷静に観れて、こんな評価になります。6点(2004-03-09 13:38:07)《改行有》

216.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 世に名作といわれる作品は数あれど、これほど自分の中で評価の変わった映画も珍しい。初見はTVで。街の不良グループの抗争と男女の恋愛の話でもの凄いインパクトを受けたのですが、いかんせん、あのダンスにどうしてもついて行けず、TVの前で非常にこっぱずかしい思いを味わいました。(自分が踊っているわけではないのに)何で、街中で踊るんやろ。恥ずかしくないんかな。 あっ、指まで鳴らして、何様のつもりやなどと、映画の見方にはなっておらず、単なる生理的な寒さを感じたものでした。しかし、年月はそんな私めにも、幾分かの成長剤を飲ませてれたのか、今観ると熱いですね。ほとばしる情熱とでもいうのでしょうか。毛嫌いしていたダンスが、若きアドレナリン暴発みたいに非常に躍動感あり、映画のメッセージをこれでもかと伝えてくるのです。激しい激しい踊りに圧倒されるのが快感になってくるのです。物語自体は悲劇です。若い命が過った方法で断たれます。ほとばしる情熱の鉾先が違う方向に行ったみたいに。でも、人生の軌道修正は中々難しいもの。この苦い経験が、大人をつくるのでしょうか。そんな屁理屈も、永遠とも言えるこの踊りの前では無意味でしょう。ニューヨークの空気を感じさせる、匂いを嗅がせてくれるすんばらしい映画です。9点(2004-03-09 13:17:30)(良:1票) 《改行有》

217.  ノーバディーズ・フール 《ネタバレ》 自分にとっては隠れた名作です。人に話すのがもったないような、それでいて観て欲しいような、複雑な感情の沸き起こる映画です。アメリカの田舎の小さな町の、小さなお話。人生を半ばあきらめかけている、留まり老年をP・ニューマンが好演。その悪友にB・ウィリス。名女優J・タンディも出ていて、これだけでも見応えあり。監督がロバート・ベントン。「クレイマー・クレイマー」よりもこちらの方が大好き。雪の景色ばっかりで、寒く閉鎖的な街と人の心。でも、そんな街にも物語があって、逃げ出したい女、ここで死ぬまで暮らす老女、振り回される男など、変哲のないストーリーが展開するのだけれど観ている内に、人の善意、真心があふれてくる映画です。しみじみという言葉がまさにぴったり。8点(2004-03-09 13:02:48)(良:2票)

218.  フラッシュダンス 《ネタバレ》 音楽ってすごいなあ。この映画上映の頃、主題歌がどこのレコード屋でもかかっていて、サントラも売れていたっけ。で、この曲がないとこの映画、目を見張るほどの大ヒットにはなってなかったんだろなあ。お話はいたって単純。踊りの好きな女の子のシンデレラ・ストーリー。溶接工しながら、いつしか舞台で踊ることを目標にしている。がんばれ!の声援をおくるのが普通なんだけれど、あんまり苦労を感じないというか、画面全体がファッションの一部みたいに撮られているせいか、感情移入できず。案外贅沢なんちゃうん、と思わせるシーンもあり、(恋人とデートに出て食事したのにも関わらず、大きいピザを購入し、自宅で食べるんだけど、一切れぐらい喰ったら後はほったらかし。ラブシーンに続き、ピザは冷めたままテーブルに。もったいないやないか。 ピザが)女の子を好きになれず(というよりも自分が貧乏症なだけか)ラストの審査会場も予定調和という印象で盛り上がりませんでした。やはり、音楽でしょう。それが全てという気がします。6点(2004-03-09 12:53:15)《改行有》

219.  ゴースト/ニューヨークの幻 《ネタバレ》 場内、カップルだらけの中で(自分も今の妻と行きましたが)観て、香水の匂いにむせかえった思い出があります。映画の内容の方は、皆さんのおっしゃている通り、大変感動しましたし、泣きました。時間を経て見直しても、やっぱり泣いちゃうんですね。と、同時に、否応なくあの香水の匂いも思い出されて、胸が苦しくなるのも事実。カップルに愛され続ける名画なのですが、香水の苦しさも私を悩まし続けています。7点(2004-03-09 12:41:18)

220.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 恐いというよりも、少し寒気のするような、そんな微妙な位置にあります。最初の、ロープ大切断シーンはカット割もよく、なんじゃなんじゃのテンポで観られたのですが、中盤、後半ともなると海洋アドベンチー的要素満開で、この映画は一体どこへ行きたいねんと、思いました。ホラーテイストで全編通してくれたなら、良かったのに。最後の最後、救急車から観た「悪魔は再び」みたいな作り(オチでドキッ)は、本編がそれなりの恐さがあって初めて生きるのでは?なんか付け足し感が強いです。5点(2004-03-09 12:34:36)

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