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プロフィール
コメント数 1383
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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201.  戦場カメラマン 真実の証明 《ネタバレ》 一人の戦場カメラマンの苦悩を表すと同時に、戦火の中で究極の決断を迫られる医師の苦悩も表されていて、リアルな戦争映画として重いテーマ性を感じさせられます。 親友が帰国しないあたりでは、もしかしてありがちなアレ系(本人は気づいてない系)の作品?と思いましたけれども、決して単純に気付いていない、気付きたくない、みたいなことではなく、恐怖あるいは苦痛が限界を超えた時に、人の心は一体どのように耐えていくのか?どのように振舞わなければ壊れてしまうのか?PTSDには様々なパターンがあるのでしょうけれど、ひとつの典型を見せつけられた思いです。佳作ですね。 ただ、邦題はどうなのかなぁ?原題の方が作品のテーマに相応しいような気がします。[DVD(字幕)] 8点(2012-01-08 19:17:39)《改行有》

202.  40 《ネタバレ》 ひとつのアイテムを軸に、見知らぬ他人の人生が絡み合っていくという内容の作品は数多かれど、この作品、絡み合い始めがかなり力技ではあるものの、きっちりと緻密にそのあたりの仕掛けが組み立てられていて、次第次第に惹き込まれていきます。3人の登場人物の人生も、決して詳し過ぎず、さりとて物足りないこともなく、丁寧に描かれていますね。小さなエピソードも良い感じに効いてます。何より、舞台となっているイスタンブールの荒んだ雰囲気が良い。この街だからこそ生きてくる物語と言えるのでは? トルコ映画は滅多にお目にかかれず、過去特に記憶に残る作品もないのだけれど、この監督さんの次回作には大いに期待したいですね。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-24 23:43:09)《改行有》

203.  ソラニン 《ネタバレ》 日本映画は必要以上に大作を狙わず、やっぱりこういう感じの、観る者すべてではないけれど、必ず誰かの心に届くような作品が魅力なんじゃないかなぁ、そんなことを再認識。 ベタでいいじゃないですか。そこを期待して観る人だっているんですから。お約束と予定調和の嵐のような作品だけれど、だからこそいいんですよね、こういう作品。 原作は未読なので、この作品の本質は理解出来ていないかも知れないけれど、好きだな。 そして、宮崎あおいの歌声。この発声はいいです。話し声と同じ質感で歌う歌手は多々いますけれど、そこに通じるナチュラルな声がツボでした。 ちょっと甘目の8点献上です。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-24 20:39:33)《改行有》

204.  アンストッパブル(2010) シンプルかつストレート直球勝負の単純明快なアクション作品。潔さが良いですね。純粋に楽しませてもらいました。 普通はもっと人間ドラマを交錯させて、「静」と「動」の繰り返しの中から感動を引き出そうとするんでしょうが、ここまで絞り込んだ描き方をされると雑念の入り込む間もなく物語世界に没頭できます。 出演者の技量は勿論のこと、監督の表現力と感性に脱帽。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-31 01:37:58)(良:1票) 《改行有》

205.  ストーン 《ネタバレ》 豪華なキャスティングの割りには、非常に地味で淡々と進んでいく作品。テーマは重いですね。 2人の男の精神的な変化が劇的過ぎるような気もしますが、この一見対照的な2人が実はともに振り返りたくない過去を引き摺っていて、ルセッタという魔性の女によって思うままに操られてしまうというところを考えれば、意外に納得させられてしまいます。2人の男とも、実は弱く、頼るものなしには生きていけない人間なんですね。 そして、忘れてはいけないのはジャックの妻マデリン。2人の男と1人の女の物語のようでいて、ジャックの荒れた心を宥め慈しみながら、自らの心の崩壊を信仰心で押し留めて生きて来た彼女の人生の在り方も、この作品の大きな要素であることは間違いありません。 程度の差こそあるにせよ、誰の人生にも投影できるテーマ。佳作です。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-23 02:04:04)(良:1票) 《改行有》

206.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE これはTVシリーズの劇場版というよりも、アニメの実写版って感じ。「んなことあるわけね~だろ!」みたいなシーンが満載。実に気楽に楽しめる作品です。たまにはいいじゃないですか。徹底的に無茶苦茶なアクションを観たい向きには最高の1本![DVD(字幕)] 8点(2011-08-21 22:52:40)

207.  パーフェクトゲーム 究極の選択 《ネタバレ》 なかなか見応えのある1本。「サイコ・サスペンス」とか「シチュエーション・スリラー」なんて謳い文句の作品は数限りなく存在するものの、たいていはハズレ。でも、この作品はちょっと違う。痛いシーンがダメな人は見ないほうがいいかもしれないけど、適度な尺もあってか展開はシンプルでスピーディ。好感の持てる作りです。 思いもかけず、佳作に出逢えました。 [DVD(字幕)] 8点(2011-07-19 00:41:37)《改行有》

208.  スパイ・アニマル Gフォース 《ネタバレ》 CGを意識させない出来栄えです。実写とのコンビネーションは見事としか言いようがない。 ストーリーだって思いの外に良く出来てるし、決して、お子様向けドラマじゃあないです。 細かな仕草やちょっとした台詞は、ウィットに富んでいて観る者を全く飽きさせない。 流石ディズニー、流石ジェリー・ブラッカイマー。何回でも観たくなる秀作ですね。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-13 01:43:23)《改行有》

209.  マチェーテ 《ネタバレ》 こりゃ面白い。手放しで楽しめる本格的B級バイオレンスアクション巨編ですね。 何から何までいい加減に作っていそうでいて、キッチリ押さえるべきところは押さえ、台詞で敷いた伏線(「修道院に送り込むぞ!」とか「アタシは簡単に殺されないよ!」とか)は行方知れずになることなくちゃんと収まるべきところに収まってる。この監督のイカレっぷりは半端じゃないですね。解ってイカレてる。計算ずくです。 出演者も皆イイ味出してます。ダニー・トレホのヒーローってだけでもウケルのに、老体に鞭打って重そうに走る走る、その姿に心配させられつつ、ちゃっかり美女の裸身を抱きしめたり、ジェシカやミッシェル(2人とも眩しいぐらいに魅力的)とのラブシーンがあったり、もう役者冥利に尽きるってのはこのことじゃないかって感じ。「マチェーテ、メールしない。」なんて、いきなり英語が下手になっちゃうところも受けた。 演技が上手いんだか何だか判らないセガール様は、メジャーになってから一度も殺られ役がないと思うんだけれど(「エグゼクティブ・デシジョン」では死ぬところは出てこないし、どっちにしても直接殺られてない。)、ついに負けたか!と思いきやマチェーテを生かし自ら切腹だもんね。この訳の解らない冷酷無比な極道ぶりがまた受けました。 上院議員からタクシードライバーに転じてしまうデ・ニーロさんは、「防弾チョッキ!」と叫んでいたとおりにチョッキに救われ、そのくせ密入国者の扮装をして逃げたばかりにあっさり自警団にトドメを刺されちゃう。 まぁ、例を挙げればキリがない。何回見てもその都度新たな発見を楽しめる超B級作品ですね。ただ、ストーリー部分がシリアス過ぎるので、もう少し弾けて欲しかったなという気持ちから8点献上です。 ちなみに、まさかの「続編」、ましてやの「続々編」は、今度こそ劇中劇ですよね?[DVD(字幕)] 8点(2011-05-22 02:06:54)(良:4票) 《改行有》

210.  ゾンビランド 《ネタバレ》 期待どおりの、と言うより、期待以上の面白さでした。 今までゾンビ系コメディの頂点は「ショーン・オブ・ザ・デッド」だったのですが、あちらが英国流コメディなのに対し、こちらは徹底的にアメリカンテイスト。なかなか派手にキモおかしいです。この汚らしさや残酷さを強調することで逆に笑いに繋げてしまう手法は結構好み。そのくせ随所に洒落た演出や小ネタを散りばめてあったりして、作りは意外なほど細かい。ビル・マーレイも良かったな。 直前に元祖ロメロ監督最新作を観た後なので、元祖の描く世界観というかテーマとのギャップも楽しめ、2倍楽しいひとときでした。 ま、観る者を選ぶ作品ですけどね。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-10 02:26:55)(良:2票) 《改行有》

211.  ハート・アタッカー 《ネタバレ》 邦題と言い、DVDのジャケットと言い、完璧にオスカー受賞作品の偽者?と思いきや、個人的には「本家」を凌ぐほどの作品と感じました。配給会社か販売会社か知らないけれど、この売り方はどうなんでしょうかね? で、肝心の作品は、セミドキュメント的な内容で、実際にあったという米国海兵隊員によるイラク市民への蛮行が、生々しく淡々と綴られて行きます。ある時は米兵の目から、ある時はイラク市民の目から、そして、ある時はアルカイダ側の目から… かなりリアルです。単に低予算の反戦映画ではありません。全編通じて、細部まで丁寧にしっかりと作り上げられています。つくづく戦争の生み出す悲しみ、虚しさに感じ入ります。 佳作です。私はむしろ、オスカー受賞作よりこちらの方が胸を打たれたな…。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-22 00:38:20)《改行有》

212.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 好き嫌いは分かれるかも知れないですけれど、私は好きです。大好きです。このハチャメチャぶりを今演じられるのはトラボルタしか居ない!屋根の上での追走シーンがボテボテ感満点であっても良い!もう、この人はこういうイメージで定着です。(少なくとも私の中ではね) よくよく考えりゃ、他国に乗り込んできてイキナリ1時間に1人殺しちゃってるんですから、こりゃあいくら祖国が庇ったところで単なる殺人犯。もう、その時点でこれは完全に娯楽作品そのもの。難しいことは考えず、さりとてしっかり込められた「愛」の部分には感銘しつつ、この凝縮された90分を楽しみましょう。 「96時間」に続く痛快作品。もう1本ぐらい、こんなオヤジ痛快アクション作品を作って欲しいな、ベッソンさん。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-22 00:11:48)《改行有》

213.  月に囚われた男 《ネタバレ》 どこか古典的な香りのする正統派SF作品ですね。派手なアクション主体のSFとは一線を画したこの雰囲気。私は好きです。 自らがクローンだと思い至った時、精神までもが複製されていると言う前提であれば、人はその現実に耐えられないだろうなぁ…[DVD(字幕)] 8点(2011-03-20 19:39:42)《改行有》

214.  アーマード 武装地帯 《ネタバレ》 面白い!仲間割れから現金を積んだままの武装トラックに閉じこもっての駆け引きというのは、どこかで観たようでいて具体的には思い出せず、なかなか新鮮なシチュエーション! まぁ、そもそもどうしようもなく情けない強奪計画。この計画の一体全体どこが完璧?上手くいく訳ないじゃん!だから、感情移入なんか不能。キャスティングも豪華さを生かしきれてなくって消化不良。だけど面白いなぁ~。 ハンバーガースタンドを通じてのタイと警官の運命の交差。タイのイラク帰りだからこその冷静な負傷警官への対応。生き残れた警官の粋な配慮。そして、未解決現金強奪事件の唯一のミスは「額がショボかったこと」とマイクが言っていたけれど、実はそれこそが成功の理由だったという皮肉。大雑把のようでいて結構繊細なドラマでもありました。[DVD(字幕)] 8点(2011-02-05 16:40:19)《改行有》

215.  マンダレイ 《ネタバレ》 「ドッグヴィル」同様、素晴らしい作品と感じました。床に白線を引いただけの舞台が、ここまで現実味を帯びて見えるのは、ただただ監督の力量と思います。2作目ゆえのパワーダウンは全くないですね。 テーマは若干シフトしてると言うか、基本的には人間の性(さが)なのでしょうけれど、今回は個人よりも集団(社会)を対象としています。受け取り方によってテーマの深さも変わるかもしれませんが、非常に解りやすい構成と言えます。 キャスティングも素晴らしい。ヒロインはニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードにチェンジしましたが、このブライスがいい。前作はニコールが完璧に演じていたけれど、今作のグレースはブライスがいい。可憐でいて気の強いギャングの娘を見事に演じています。 ただひとつ不満と言えば、ドッグヴィルであれほどの目に遭っているグレースが、その心の痛みを全く感じさせない日々を過ごしていること。連作であれば、少しはその痛みが表されていても良かったのでは?[DVD(字幕)] 8点(2011-01-11 00:04:50)《改行有》

216.  スティーブン・キング/ドランのキャデラック 《ネタバレ》 クリスチャン・スレーターという人は悪役が似合いますね。ヒーロー役の作品も数多かれど、やっぱしこっちの方が似合うな。それも少々情けない役がいい。このドラン役は結構ハマってると思います。 痛快な復讐劇です。エリザベスの死は少々雑な展開とも思えますけれど、実際あのシチュエーションになってみれば仕方ない行動だったのかもしれません。いや、そもそもがあんな凶悪な現場を目立ちまくって目撃してしまったことが最悪の失策だったとも思えますけれど、それだけ彼女の正義感は強いのだと言われてしまえばそれまでかも。 そのあたり、現実であればかなり激しく後悔の念が残りまくりますが、そこはお話として割り切って、そこから後の復讐計画が良いです。あまりに短絡的、あまりにお粗末な計画。相手は極悪非道の犯罪者、対するこちらは善良極まりない教師。そんな計画で復讐出来るのですか、って感じ。で、案の定失敗する訳ですね。ところがそこで挫けなかったのが凄い。二の矢はとんでもない仕掛けとなって飛んでいくのです。 ドランを捕まえたあとのやり取りには凄まじいものがありますね。ともすればドランに感情移入して慈悲心が生まれてしまいそうになります。このあたりのクリスチャン・スレーターの狂気の演技が良いです。 原作は未読ですが、この感じだと結構忠実なのかな?満足の1本でした。[DVD(字幕)] 8点(2011-01-01 03:16:14)(良:1票) 《改行有》

217.  50回目のファースト・キス(2004) 《ネタバレ》 短期記憶障害という設定は他の作品にも見られるところですが、皆さん御指摘のとおり、普通は重くて苦しい設定になりますよね。特に邦画だと完璧にルーシーは悲劇のヒロイン。そして、ヘンリーは報われない愛に生きる純愛一途な青年。次から次へと涙のシーンの連続。てな感じになってしまいますが、アメリカ映画となると視点が違ってくる。しかも、アダムとドリューという役にハマりきった2人が盛り上げる。 細かいことを言えばキリのない作品。でも、日々繰り返される悲しい現実をこんな風に日々訪れる希望の連続へとシフトできる。映画ってのはいいもんだなぁ。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-06 02:38:16)(良:1票) 《改行有》

218.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 予備知識なしに借りた作品ですけれど、思い掛けない見応えに満足でした。 確かに、愛息子の仇とばかりに復讐に走る男の姿には、必ずしも共感は抱けません。何故、早く家族に連絡しない?何故無防備なままに自宅に居る?何故瀕死の息子を置いたまま、決して戻ることのないであろう復讐への道をひた走る? でも、これが真実なんでしょうね。こんな目に遭えば、余程の人格者でもない限り平常心など保てない。柔軟な思考など出来ない。極めてリアルな表現で、主人公の心理が淡々と語られているのです。 この作品では、主人公に対して共感が持てなくていいのです。家族とは何か?憎しみとは何か?そして、本当の狼とは誰なのか? 邦題はなんとなく安っぽいのですが、やや意味深。いいかも。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-01 01:54:10)《改行有》

219.  レスラー 《ネタバレ》 遅れ馳せながらの投稿なので既に語り尽くされてしまった感がなきにしもあらず。 全編を通じ、カメラアングルに始まって優れた映像表現に埋め尽くされている感じ。ドキュメンタリー的な手法を多用しているところがリアル。主人公の生き様を淡々と描く展開にも好感。脇を固める登場人物の描き方も適度に抑えられていて良い感じ。ミッキー・ロークという俳優は好きではないけれど、それを超えた魅力に満ち溢れた作品と思います。 ただ、どうしてもラストが納得いかない。ありきたりの展開だったらこんな感じかな? 「かつての栄光にしがみ付いて今もリングに執着する初老のレスラー。控え室では若い者に無視されて、ファンには背中を向けられ、愛娘には見向きもされない。それでも闘いへの意欲を失わず、命を賭けて最後の試合に挑む…」な~んて感じになりがちだと思うのに、この作品は違う。 「控え室で若いレスラーたちからも敬愛され、プロモーターも親身になり、熱心なファンはサインを求め、近所の子どもたちの人気者。愛娘も一度は彼を許し、あと一歩を踏み出せなかった女友達も心を開く。」その意外性がリアルさを醸し出す。そこに惹き込まれた。だから、ラストもお約束以外の展開を期待してしまったのです。 あまりにもお約束どおりのラスト。それがまたリアルさの証なのかもしれないけれど、何だかそこに至るまでの展開と違和感を感じざるを得なかった。描き過ぎてしまったのかな?でも8点献上に値する作品。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 10:49:49)《改行有》

220.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 ジム・キャリーの作品をひさびさに観ました。彼独自の濃い芸風を期待していると、ある意味裏切られます。でも、それは良い意味での裏切りであって、その抑えた芸風(それでもかなり濃いかも)だからこそ心地良い時間が流れていきます。 勿論、作品もテーマ自体も好感が持てるものですけれど、出演陣の一人ひとりが皆善人。お約束的な主人公の痛い場面や危機一髪場面も殆どなく(てか、あったとしてもあっさり解決)、そして、それが物足りないのかと言えば決してそんなことはなく、ストレスなく物語は展開していきます。 ジム・キャリーのキャラクターに適度に依存しつつ、とても真面目に創り込まれた良心的作品ですね。 追記。ヒロインがボーカルをつとめるバンド「ミュンへハウゼン症候群」がいいですね。ポップなリズムに辛辣な歌詞、彼女の可愛らしさとのミスマッチ。ファンになりそうです。バンド名が作品のテーマと重なって意味深ですが…。 追記2。確かに、本作品でのテレンス・スタンプは「SAW」シリーズのトビン・ベルに似てるかも…。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-22 00:49:17)(良:2票) 《改行有》

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