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プロフィール
コメント数 893
性別
自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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201.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 オトナ帝国や戦国大合戦と並ぶ傑作かと言われると否。確かに前半は良かったと思う。ある日突然ロボットにされたひろしが、尻に敷かれた現代の弱い父親像を投影して哀愁を漂わせるも、ロボットの力を最大限に生かして、家族から信頼と居場所を得ていく過程が快い。途中、身体が破損し首だけ助かって、「これからどう元に戻るんだ?」と思ったら、実は本物が別に囚われていた設定に意外性があり、ロボットは父親としてのアイデンティティーに葛藤する。しかしながら、後半でその良さは一気にかき消された。犯行を起こした黒幕のバックグラウンドにおいて、ひたすら三枚目に描きすぎて、五木ひろしネタも誰得で寒いとしか言いようがなかった。ただただ打ちのめされて終わり。なので「父親とはどうあるべきか?」は描けても、「虐げられた父親の救済」は描き切れていない、その中途半端さが残念に思える。[地上波(邦画)] 5点(2019-04-28 00:28:02)

202.  テルマエ・ロマエⅡ 前作に比べると流石に新鮮味は薄れる。やっていることも相も変わらず語ることすらないけど、軽く見る程度ならそれほど悪くないかと。アケボニウスって聞いたことある名前だなと思ったら、曙なのがビックリというくらい。[地上波(邦画)] 5点(2019-02-21 23:02:42)

203.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 外伝とは言え、主要キャラ全員死亡とは・・・。この手のブロックバスターでは珍しい。一見、表層的で印象に残らないキャラクターばかりで(あえて狙っているだろうが)、行動に説得力が伴わないのでのめり込めないし、恒例のドンパチにも新鮮味がなく、見慣れてしまったものばかりで高揚感もなく退屈ではある。スケールがこれほど大きく長く続けているとこうも陳腐化してしまう宿命なのかと。ただ、各EPで一瞬で殉職して退場していく多くの反乱軍の端役にもそれぞれの人生とドラマがあり、名前すら残らない末端の尊い犠牲によって結果的にEP4でのデス・スター破壊に繋がることを思うと、その悲壮感と儚さが一気に際立ち、対するダース・ベイダーの圧倒的な立ち回りをラストで堪能できたのなら、本作は成功しているのかもしれない。手の内の操れる範囲で何とかまとめたスタッフ、俳優にはお疲れさまと言いたい。[地上波(吹替)] 5点(2019-02-21 22:57:09)(良:1票)

204.  ザ・スクエア 思いやりの聖域 《ネタバレ》 崇高な理念を掲げる現代アートの欺瞞を暴く。誠実さと寛容さを掲げながらも、実は主人公自身がそれに当てはまらず、プライドの高さが仇となって、ドツボにハマるというもの。何度も出てくる物乞いのシーンを見ても分かる通り、普段は無関心なのに、利益になると見れば利用する尊大な態度があの炎上動画に集約されているのだろう。第三者が勝手に作ったとはいえ、本人は言い訳ばかりして、自分の愚かさに向き合えず、ひたすら周りに醜悪さを見せつける居心地の悪さ。一見社会的に進んでいるように見えて、個人主義と権利を重んじたために逆に綻んでいくヨーロッパの縮図のように思えた。[DVD(字幕)] 5点(2019-01-01 09:43:49)

205.  ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 もなく不可もなく。エディ・レッドメインの好演である程度楽しめるものの、ハリポタのような熱狂が感じられない。魔法で何でも出来ちゃう、既に見慣れてしまった世界観に予想できる展開ばかりで、ワクワクが長続きしない。新しい基軸を打ち出せず惰性で作らざるを得ないところに、J.K.ローリングの限界を感じてしまった。[地上波(吹替)] 5点(2018-12-24 21:52:47)

206.  ニンジャバットマン 原形なんてお構いなしの好き放題でカオスな様相ながら、ちゃんとバットマンしている。 ある程度の基礎知識があることが前提だが、ジョーカーもハ―レイ・クインも活き活きとしていて魅力的。 反面、85分で収めるために他のヴィランたちと、 バットマンをサポートするロビンたち並びに忍者軍団の存在が最低限活躍させた程度で薄く、 映像表現が大胆で凄みがある分、ストーリー的にご都合主義や物足りなさを感じてしまう。[DVD(邦画)] 5点(2018-10-29 21:04:38)《改行有》

207.  ハッピーエンド(2017) 《ネタバレ》 ある意味、『愛、アムール』の精神的姉妹作に位置付けられそうな本作。状況がよく分からない状態で話が進んでいくうちに一枚の地図が出来上がる。誰もが見せたくない裏の顔を持ち、血の繋がった家族と言えども所詮は他人。移民問題で山積みのカレーから目を背けるように、苦悩する一人ひとりに本気で向き合うつもりもなく、祖父と孫娘だけは表面で取り繕うだけの家族の異常さを見つめている。過去に人を殺め、自殺念慮を持っていたという共通の秘密が二人の唯一の居場所であるかのように。入水自殺を図る祖父とそれを撮影してSNSに公開しようとする孫娘、割り込むように助けに入る父と叔母。死という"ハッピーエンド"を映画は許してもらえない。あれをきっかけに家族は崩壊へ突き進むのか、本気で向き合ってやり直すのか、ハネケはSNSの炎上のように問いかける。今までと比べればかなりマイルドな作風だが、狙っている感に何を今更な感じで前作ほど心を動かされない。[DVD(字幕)] 5点(2018-08-12 00:23:58)

208.  カーズ2 主人公を変えて、スパイ活劇風にしたのは正解。そつなくこなすのは流石ピクサーだが、フィルモグラフィ全体では無難な出来。マンネリを脱して気軽に見られるものの、リスクを背負うような冒険をしていないので凡庸に見える。日本、イタリア、イギリスの扱いは観光がてらのオマケ程度。CGの緻密さが凄くても何も残らないのは作っている人でも分かっているのに。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-07-20 19:38:09)

209.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 ファンではないので普通に見る限りでは面白い方だけど、ヒロインが主役で相棒が黒人というあたり、時代の流れ、多様性を象徴する(オバマからバトンを渡されるヒラリー・クリントンの暗喩か)。ハン・ソロの死はもう歳だし今更という感じで驚かなかった。今後は同性愛要素もあるそうだが、本来のSWとかけ離れていきそうで懸念するオールドファンも少なくないだろう。ルーカスの制御から距離を置くにも行き過ぎは危険。多様性も見方を変えれば、逆差別・価値観の押しつけでしかない要らぬ配慮だ。新しいファンを獲得するためには仕方ないのか。[地上波(吹替)] 5点(2018-03-03 17:56:50)

210.  テルマエ・ロマエ 原作既読。古代ローマとキャスティングはどう再現するかは一応クリアしており、漫画の実写化としては及第点。ただ、後半のシリアス展開は、日本とローマを行き来するほぼ一話完結式の原作のためか合ってない気がする。意図が不明のオペラ選曲にしろ、オリジナルキャラのヒロインの扱い方にしろ、良くも悪くもテレビ局印の映画で、期待しないで流す程度に見るなら普通に楽しめるかと。本場イタリア人はどんな気持ちで本作を評価したのだろうか。[地上波(邦画)] 5点(2018-01-15 23:31:40)

211.  神々と男たち 《ネタバレ》 信仰のために修道院に残るか、生命優先で帰国するか。宗教とは無縁の生活を送る人には理解が難しい。アルジェリアがかつてフランスの植民地であることも複雑さに拍車がかかる。宗教の垣根を越えて村人と交流し、行かないでと懇願されるほどに信頼されているが、果たして殉教してまでの価値があったのだろうか。歴史上、植民地化とキリスト教は切っても切れない関係のため、崇高な理念でも利己的な選択でしかない。そう、医師団やジャーナリストが人質に取られ、バッシングされる空気が日本では根強いように、むしろ社会的影響として失うことの方が大きいのだから。厳粛な空気の中、淡々と綴られていく葛藤の日々で、"白鳥の湖"をバックに、最後の晩餐を彷彿とさせるショットが胸を打つ。[DVD(字幕)] 5点(2018-01-15 23:13:42)

212.  アニマル・キングダム 《ネタバレ》 主人公が犯罪者一家から抜け出し、恋人と新天地に向かう話ではなかった。キャッチコピー通りの内容でそれ以上でもそれ以下でもない。一家存続のため自分の手を汚さず、破壊分子の長男を主人公に殺させるゴッドマザーのジャッキー・ヴィーヴァーの静かな狂気。サイコパス一家によって広がる負の連鎖には関わりたくないものである。まさにケダモノの王国。[DVD(字幕)] 5点(2018-01-04 18:27:08)

213.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 海上版『インぺテンデンス・デイ』であり、反日色のないSF版『パール・ハーバー』って感じ。トラブルメーカーの青年の成長物語であるし、敵対する自衛隊キャプテンとの友情物語でもあるし、脇役たちの見せ場を適度に活かしているあたり、粗製濫造のブロックバスターとして一定のクオリティはクリアしているだろう。ありえないおバカな展開の連続で退屈には感じないけど、主役のはずの金をかけたスペクタクルシーンがどうしても新鮮味がなく空虚で、攻撃対象が曖昧なエイリアンたちが空気。大量消費されていくチキンブリトーのように味すら覚えていないし、何も残らないB級大作だが、理屈っぽく細かいことは気にせず、頭を空にして見られたら至福この上ない。[地上波(邦画)] 5点(2017-09-11 19:56:41)

214.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 MX4Dを体験したくて観賞。大スクリーンとシートのアトラクション演出による迫力と緊張感の相乗効果はあまり感じられなかった。物語性を排除し事態のみに絞った潔い構成の中に、時空間の異なる陸海空の視線を一つの点に集約させる離れ業をやっている。その割には技巧に溺れて、"戦場に放り込む"部分が弱い。どうしても同じシーンを別々に見せるわけだから、いつ殺されるのか、死んでしまうのかという緊張感が半減する。そして昼夜を操ることもできないため、コロコロ変わる視線を追ううちに集中力が切れて散漫に、駒のようにしか動かない群像劇すらどうでもよくなる。ダンケルクに関する知識がないのが大きいかもしれないが、それでも"既視感の寄せ集め"という印象が強く、そこからオリジナリティを生み出せなかったノーラン監督の限界が垣間見えた。王道で描いても退屈になりそうなところが。ガチャガチャいじくり回して、意義のある撤退をしておしまい。33万人を救った感動的な事実を提示しても、エモーションのない、無味無臭の戦争映画である。[映画館(字幕)] 5点(2017-09-11 19:05:01)

215.  メランコリア 《ネタバレ》 センセーショナルで辛辣な映画を撮るトリアーの中では最も見易い作品だろう。ディザスターものの体裁を取りながらも舞台は屋敷とその周辺のみで、鬱病を主体にしたシンプルさ。鬱病への無知・無理解をストレートにぶつけ、ヒロインの心理状態をシンクロさせるような揺れる撮り方に見ていて辛くなるくらい(酔うという意味で)。避けられない破滅に、ヒロインと常識人の姉の立場が逆転していく過程が印象的。地球消滅なのに、どこか穏やかで爽快感のある終わり方。これに共感してしまうあたり、「生きているだけで素晴らしい」と強要する"普通"の社会にどこかしら違和感があったのだろう。閉塞感からのリセットを描いた壮大な"断舎利"映画だ。[映画館(字幕)] 5点(2017-06-08 18:58:17)(良:1票)

216.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 ここまで来るとマイケル・ベイ特有の様式美と言っても差し支えないかもしれない。やってることは前二作の焼き直し。複雑なガチャガチャ変身と破壊要素が増えまくっただけ。完結編でヒロイン交代なのに違和感もなく(どうでもいい)、二度世界を救った青年の葛藤のドラマが全然活かされてないのも予想通り。添加物だらけのデカいハンバーガーセットをこれでもかと胃に詰め込めば、ある意味、胃もたれレベルで満足というか完敗としか言いようがない。3部作全てでオプティマスプライムが教訓めいた台詞で締めていたけど、「どれか単品だけ見ても十分楽しめるよ」と言っているように見える。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-04-06 23:58:38)

217.  高慢と偏見とゾンビ 『高慢と偏見とゾンビ』・・・なんてそそられるタイトルなんだろう。 『死霊の盆踊り』並みに絶妙である。 元ネタを知らないと面白さが理解できないとのことで『プライドと偏見』で予習してから観賞に挑んだ。 格調高さとB級感を両立させようとすると普通の映画になってしまって却って難しいなと。 18世紀当時を再現したセットもそれほど豪華絢爛に見えず、低予算ならではの妥協もあったのかもしれない、 真面目さを通り越してのギャグ(=シリアスな笑い)が不完全燃焼だった。 原作が8割方ジェーン・オースティンの原文とのことで、そこを熟知しないとかなり厳しいかと。 それを抜きにしてもアクションとしては普通に面白い。[映画館(字幕)] 5点(2016-10-05 00:21:38)《改行有》

218.  超高速!参勤交代 《ネタバレ》 テレビ版編集のためか、本編が10分弱短いせいもあり、意外とサクサク見れた。軽快な娯楽時代劇と言いたいが、弱小藩が如何にして危機を切り抜けるのかというワクワク感、幕府側をあっと言わせる痛快さが予想範囲内。コミカルとシリアスが水と油のように混ぜ合わず、場面場面によっては重い口当たりが残ることも。女郎のエピソードとクライマックスのチャンバラは贅肉感があり不要。アイデア勝負の90分で描いてくれたら良作だったかもしれない。参勤交代に絞った題材が勿体ない。[地上波(邦画)] 5点(2016-09-23 08:02:13)

219.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 エメリッヒ版は未見だが、それと比べればオマージュは感じられる。 が、構成はやっぱり地球の守護神ゴジラが敵の怪獣を倒しに行くという、往年のシリーズらしい範囲内で終わっていく。 そこに至るまでがちょっと退屈で、溜めに溜めてこれではどうしても物足りなさを感じてしまう。 核の向き合い方にしても、もう少し踏み込んで欲しかったと思わざるを得ない。[映画館(字幕)] 5点(2016-09-06 19:28:07)《改行有》

220.  スポットライト 世紀のスクープ 《ネタバレ》 流石オスカー好みの内容。でも、作品賞受賞は消去法的。堅実な演出に、的確なキャスティング、多くの情報量を2時間強でまとめた脚本。優れた映画には違いないが、非キリスト教圏の日本では馴染みの浅い実話であり、知っていることを前提に作っているわけだから、ショッキングな題材の割に台詞と情報だけで交わされる展開についていくのがやっと。直接的な性的虐待を描写しなかったのは良いとしても、あまりの淡白さにすぐ忘れてしまうだろう。記者及び被害者が報われるカタルシスに欠けているというか、かと言って盛りすぎても不自然なので難しいところ。地道に取材を重ねるジャーナリストの執念に、ロールシャッハ(ウォッチメン)の「真実こそが正義」が頭に浮かんだ。[映画館(字幕)] 5点(2016-04-17 23:04:44)(良:2票)

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