みんなのシネマレビュー |
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241. シン・レッド・ライン 原作は何と言うか,アメリカの田舎の若者が突然何万キロも離れた場所につれてこられ,殺し合いをさせられる生々しさみたいなものがあったのだが,それに比べこの映画は詩的すぎると感じた。もちろん原作と映画は別物だけど,だからといって,原作を超えるような何かがあるようには思えなかった。舞台があの「餓島」といわれたガダルカナルじゃなかったら,もっと素直に映像の美しさに共感できたかもしれないけれど。 5点(2004-01-09 12:48:43) 242. ディープ・インパクト(1998) 意外な佳作。もしこの映画が彗星衝突じゃなくて,もっと違った形の人生の無常,例えば末期ガンなんかを扱った物語だったら巷の評価もだいぶ違ってきたんじゃないかと思う。ややもすればテーマのベタさをケナされがちだが,ミミ・レダーという人はテーマと描写のバランスが取れる,今時珍しい貴重なタイプの監督ではなかろうか。ロバート・デュパル,ティア・レオーニ,イライジャ・ウッドはそれぞれの年齢からいって普通なら親子・恋愛・仲間のテーマを振るところだろうが,これを仲間・親子・恋愛としたのも面白かった。ただ,ラスト解決があっけないのと(これは尺の問題?),魅力溢れるレオーニ・デュパルのカウンター・パートのイライジャ・ウッドに,個人的にはまるで魅力が感じられなかったのが残念。 8点(2004-01-09 12:25:50) 243. ローマの休日 リマスター版も観に行ったが,若い方からお年を召した方までの幅広い客層だったのが印象に残っている。映画そのものの魅力については語り尽くされているので触れないが,これだけ長い間愛され,なおかつ新しいファンを獲得し続けているというのは映画としてのひとつの理想形であると思う。エバーグリーンという点で傑作。 10点(2004-01-09 10:07:17) 244. エイリアン いいレビューが沢山あるので手短に。悪夢的な設定と本当に悪魔を描いたギーガーのコラボ,密室サスペンス&見えない恐怖+SFというアイディアに満点。10点(2004-01-09 09:55:53) 245. スリーピー・ホロウ 最初モノトーンに近い映像から徐々に暖色をつけていく演出と,悪趣味とコミカルさが入り混じった独特の世界観が美しく面白い。ストーリーは平凡だが,ユーモラスなジョニー・デップとミランダ・リチャードソンの妖艶さが良かった。6点(2004-01-09 09:41:33) 246. ザ・セル まず初めに甘美で幻想的な映像ありきで,脳内云々のストーリーはそれを可能にするための単なる便方。でも,妙なメッセージがないぶん映像に浸れていいと思うから,さほど目くじら立てる必要もないと私は思う。まあ,ストーリーのショボさを許すほど,この映像が好みであるかどうかですね。私は好き。映像とジェニファー・ロペスの美しさで7点。7点(2004-01-08 19:14:38) 247. 就職戦線異状なし 映画についての記憶はあるが,なぜ観たのか?ということについては全然記憶がないのが我ながら不思議。3点(2004-01-08 18:00:52) 248. グーニーズ 私も子供の頃に観たが,何か作り物っぽくてこの世界に入り込めなかった。我ながら嫌な子供だと思う。 4点(2004-01-08 16:33:19) 249. ゲーム(1997) 7点(2004-01-08 16:29:59) 250. 道(1954) イノセントなのは時として罪であるのだ,ということを感じさせてくれた映画。 6点(2004-01-08 16:28:52) 251. オリエント急行殺人事件(1974) 豪華・贅沢・優雅 8点(2004-01-08 16:22:38) 252. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 7点(2004-01-08 16:20:41) 253. 王立宇宙軍 オネアミスの翼 5点(2004-01-08 16:19:46) 254. 犬神家の一族(1976) 7点(2004-01-08 16:19:12) 255. ゲッタウェイ(1972) 8点(2004-01-08 16:18:32) 256. シャイン 6点(2004-01-08 16:17:17) 257. この森で、天使はバスを降りた 7点(2004-01-08 16:17:00) 258. めまい(1958) 6点(2004-01-08 16:16:44) 259. ラストエンペラー 6点(2004-01-08 16:16:31) 260. 裏窓(1954) 7点(2004-01-08 16:15:40)
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