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プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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241.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 タイトルが示す通り、もう全編戦争の匂いがぷんぷんです。というか、争いたくて仕方がない描写のオンパレードです。成長したアナキンは認めてもらいたくてオビ・ワンにたてつくし、刺客はお姫様を狙うし、ボバ・フェットは、オビ・ワンを消そうとするし、クローンは当然兵器だし、危ない状態でストーリーが展開します。これを緊張感というのか?もう大量のTV宣伝で戦争をうたっておるのに、何をじらしてんねん!と逆ギレしそうになりました。「ウォーズ」やから闘うんが当り前やん。(戦争奨励なんかしたくない)いかに、その理由を納得できるものにするかで、戦争に参加せざるを得ない苦しい平和主義者のスタンスが分るのに、映画にはそんな葛藤ってないですよね。ヨーダでさえ、最後闘うし。そもそもヨーダがクローンの連中と一緒に戦闘機に乗っている時点で、私はダメでした。許せないものがあります。平和のためとはいえ、ジェダイの精神はテクノロジーとは別次元のもの。アナログとしての騎士道精神が、誇りであったはず。見せ場の想定から始まって、いかに進化したテクノロジーをお披露目するか。そんな場面構成が先行する印象を受けました。それで「新しい」とか「凄い」とかでは、中身のないアンパンです。技術のための映画ではなく、映画のために血眼になって見つけた技術が活かされるべきなのです。過去には戻れません。楽しい前1作目になれば、も願いません。ただ、次回作では、もう少しテクノロジーを押さえて、誇り高きジェダイの生き様を、アナキンがどうしよもない選択で「闇」を行く、その葛藤を見せてください。特撮の凄さは、もう充分伝わりましたから。6点(2004-03-09 13:58:05)(良:1票)

242.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス この新しいサーガの「スター・ウォーズ」は、前3作とは全くの別物だと思います。プロットは同じですが(それは映画の作法みたいなもの)根底に流れるものが余りにも違い過ぎて戸惑いを覚えます。話としては、ルークの前の時代を描いています。つまり、ダ-ス・ヴェイダ-の子供時代を。その展開自体には(敢えてその後のルークやハン・ソロを描かずに、過去に遡ること)納得もしましょう。でも、脚本は果してこれで良いのでしょうか。あまりにもジェダイとアナキンの出会いが不自然です。ポッドレースにてアナキンのフォースを知らしめるのも、先ずビジュアルありきのような気がします。そのビジュアルはさすがに、何年もの間の技術の進化、テクノロジーの発展によって素晴らしい出来栄えです。目にも贅沢な映像美です。しかし、お話が弱く、ダ-ス・モール(悪役の設定も絵的なものから入った)の扱いも強いのに簡単にやられちゃう、という上映時間のお約束?と首をかしげたくなります。ヨーダの言うフォースの凄さ、図り知れなさが、闘うという分野にしか活かされていないのが残念です。オビ・ワンもそれで、相手を倒したんだし(お師匠さんを殺されてその怒りとともに)。ラスト近くのドッグファイトもアナキンの無謀な行動で簡単に相手の母船をやっつけちゃうし、う~ん、こないにうまく行くのなら、悪の総大将も簡単にいてこましたろか、になるわなあ。ラストは一応のハッピーエンドで終わりますが、何とも寂しい感じです。先行オールナイトでお祭り気分に浸って観たのですが、祭りの後の寂しさですか。今、DVDで見ると もっと冷静に観れて、こんな評価になります。6点(2004-03-09 13:38:07)《改行有》

243.  フラッシュダンス 《ネタバレ》 音楽ってすごいなあ。この映画上映の頃、主題歌がどこのレコード屋でもかかっていて、サントラも売れていたっけ。で、この曲がないとこの映画、目を見張るほどの大ヒットにはなってなかったんだろなあ。お話はいたって単純。踊りの好きな女の子のシンデレラ・ストーリー。溶接工しながら、いつしか舞台で踊ることを目標にしている。がんばれ!の声援をおくるのが普通なんだけれど、あんまり苦労を感じないというか、画面全体がファッションの一部みたいに撮られているせいか、感情移入できず。案外贅沢なんちゃうん、と思わせるシーンもあり、(恋人とデートに出て食事したのにも関わらず、大きいピザを購入し、自宅で食べるんだけど、一切れぐらい喰ったら後はほったらかし。ラブシーンに続き、ピザは冷めたままテーブルに。もったいないやないか。 ピザが)女の子を好きになれず(というよりも自分が貧乏症なだけか)ラストの審査会場も予定調和という印象で盛り上がりませんでした。やはり、音楽でしょう。それが全てという気がします。6点(2004-03-09 12:53:15)《改行有》

244.  コンドル(1975) 《ネタバレ》 レッドフォード観たさに前売券を買ってロードショ-に行った作品。中学生の自分には難しすぎたのか、話がなんのこっちゃ、やったのですが、大人になって再び見ると、あっ、結構サスペンスあるやん。面白いやん、の評価になりました。ただ、F・ダナウェイとのからみはどうかと。個性派女優としては認めていますが、ラブシーンはこの場合、不釣り合いではないかと思いました。しかし、アメリカっていう国は恐い面もあるんだねえ。これは内部告発ものだけど、この精神が「大統領の陰謀」へとつながっていくんですね。6点(2004-03-09 11:50:44)

245.  ダイ・ハード3 《ネタバレ》 ビル、空港、そして次は街ですか。段々と空間のスケールアップはするものの、爆発シーンのボリューム満点のみで、お話はニの次みたい。街の距離感が掴めず、セントラルパークを走るシーンも、実際にはどれくらいかかるのか、時間経過の興奮にはなり切れていないように感じます。それでも、黒人との2人組という図式は、アメリカ一連のバディムービーの形をとり、シリーズにあった部分をうまく継承しています。あと、悪役にあまり魅力が感じられないのも弱いです。女の殺し屋も、見せ掛けだけのような。 ただのコソドロだったというのも、前々作の焼き直しみたいで、好きになれない展開です。迫力は申し分なくあります。地下鉄のシーンなどはよく出来ています。トンネルのシーンも。でも、このシリーズに望んでいるのは、1対何十人かの頭脳戦と体力戦。最も好きなシーンが、誰もいなくなったウォール街の銀行へ、マクレーンが1人乗り込むところ。身分をかくした殺し屋達と同じエレベーターに乗り、降りていくところは緊張感もあり、どの小道具で偽者と分るのか(そんな伏線もはってあり)を、観ている者にも充分伝えきっている所。こんな、シーンの連続がこのシリーズの真骨頂だと思うのですが。6点(2004-03-08 15:11:42)(良:1票) 《改行有》

246.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 前作の緻密な脚本には遠く及ばず、視覚的に面白い派手な場面だけで構成された凡庸なアクション映画。前作の高層ビルという、閉塞的な縦の空間が、(大体の大きさ、距離感を観客に感じさせる)うまく活かされていたのに対し、空港という横の空間の設定では、スケール感のみで、緊迫感に欠ける嫌いがあります。状況の把握が、観る側にも出来てこそ、サスペンスやスリルとして伝わってくるのですが、ワイドすぎた空港ではそれがどうしても弱い。また、観客が知り得ない要素も出て来ます。見せ場はそれぞれ、用意されており、相変わらずのB・ウィリスの活躍は、「妻の為にがんばる」旦那ぶりを発揮。ここまでするか?の大奮闘が、鼻につくシーンもありますが、監督のレニ-・ハ-リンのアクション演出は容赦なく、主人公をいたぶり、傷だらけにします。 カタルシスを覚えるというのであれば、覚えるのですが、ラストの飛行機爆破で、一気に発散というわけにはいかず、消化不良を起こした印象になります。大画面で、なんにも考えずに観るには いいですけど。6点(2004-03-08 14:40:44)(良:1票) 《改行有》

247.  ブルベイカー 《ネタバレ》 刑務所内での不正を暴く為に、いわば潜入捜査みたいな形で入所してきたレッドフォード。正義感あふれる行動で、悪事を暴いていくのですが、レッドフォードが囚人役には到底見えず、少し興ざめ。ハンサムが災いしているのか、緊迫感はあまりなく、安心して解決する展開になっています。それでも、これが事実に基づいて作られている事やラストの囚人達の拍手では、胸が熱くなりました。社会派?でもなく、強烈なメッセージがあるでもなく、淡々とした描き方には、ついていけない人もあるかとは思いますが、観て損はしない作品です。6点(2004-03-05 11:54:16)

248.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 カラーなのに、あまり「色」を感じさせないトーンで全編貫かれています。台詞も少なく、音楽も静か。眠気を誘う緩やかな展開。まるで、夢遊病者の夢に付き合わされているかのような、印象を受けます。曖昧になっている記憶を、蜘蛛の巣をつくるみたいに紡いでいくお話はわかるのですが、いかんせん、画面に入り込めない、取り残され感の非常に強い映画です。だから、ラストの驚きもあまりなく、それも、もしかしたら作られた記憶?なのかも知れません。終わりのない話で、終わっている変な映画です。6点(2004-03-04 18:04:34)

249.  ブラック・ダイヤモンド ジェット・リ-はどんな映画に出てもジェット・リ-でしかない事を改めて知った次第です。アクションの見せ方も、どこかで見た?みたいなアングルばっかで(ジェット・リ-だから?)プロモーションビデオの趣きですね、全編。ファンにとってはうれしいでしょうけど、1本の作品となると、さすがにしんどい。かっこいいのも、強いのも充分わかったから、違う面をもっと見せて欲しいです。役者なのですから。6点(2004-03-04 13:03:50)

250.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 やたらと大きい円盤が地球にやってきて攻撃をしかける。全世界の主要都市が壊滅的ダメージを受ける。どうする地球人!うわあ、凄いSF超・超・超大作?・・・。特撮バンバン、音楽ガンガン、物量で見せてくれます。壊してくれます。娯楽といえば娯楽なんだけど、凄く達観して観れてしまうのは何故?迫り来る侵略カウントダウンに何のサスペンスも感じないし、W・スミスの空軍機と宇宙船のチェイスも演習にしか見えないし、迫力ある画つくりだけではカバーしきれない何かがあったようで。アメリカ万歳!と声高らかに謳っている様は、オリンピックや野球ゲームを見ている印象を持ってしまいます。スクリーンでの見応えは申し分ないのだけれど。6点(2004-03-04 11:53:19)

251.  JAWS/ジョーズ 公開当時は劇場前にたくさんの人が並んで、(正月映画ということもあり)「恐いぞ!」「凄いぞ!」と観た人が口々に言うものだから、かなりの期待指数を上げていたのですが。いざ、フタを開けて見ると、そんなに恐怖を感じない。鮫が迫ってくる場面も何だか安心して見られる。あれ、もしかして自分って不感症?などと自己分析をはじめたくなるほど、感じるものがありませんでした。でも、映画としては、面白いです。とりわけ、鮫よりもR・シェイダ-、R・ドレイファス、R・ショウの3人の葛藤が見ていて引き込まれました。このRトリオのおかげで、この作品がグッと引き締まったのではないでしょうか。6点(2004-03-04 11:20:40)

252.  フットルース この映画には、映画ファンにあるまじき行為をしでかしてしまい、大変申し訳なく、ひたすら誤りたい思い出があります。それは、ロードショー当時、居酒屋でお酒を飲んだ後、オールナイトでも観に行こうという事で、男2人劇場に足を運んだのです。当然、オールナイトですから、終電はなく、朝まで観ようかと座席に着いたのですが、1回目、初めてだし、ストーリー知らないから 面白く観れたのですが、問題の2回目。多少のお客の入れ変わりがあり、新しいお客さんが私達の前の席に来たのですが、そんな事気にもとめずに、本編が始まると、主人公がピンチになったりすると友人曰く「こいつさっきも(1回目)同じ失敗しやがって、学習能力ないのか?」とか、「同じ曲ばかりかけやがって、さっきも聴いたわ?」と映画にいちゃもんをつけはじめたのです。私も「そうや、そうや」と合いの手を入れ、しばし漫才状態。後ろの席の人は2回目なので、笑ってましたが、前の席では怖いお兄さんが睨みを効かせてきて、私達をびびらせ、だまらせる計画を実践しだしたのです。それに、過剰に反応した我が友人は文句を言いながら、前のこわもて兄ちゃんに「ちょっと出ろや」と喧嘩を売る始末。私も「他人です」なんて顔もできずにロビーに出る事に。「何、ぺらぺらしゃべってんねん。おもろないやろが!」と向こうか切り出したら、友人一言「じゃあ、面白くしゃべってあげる」と返して、殴られていました。私も殴られました。痛かった。友人は殴られても酔いがまださめてないのか「俺の解説、間違ってたか?」ちゃうわ、アホ!眼鏡割れるし、劇場の人には怒られるし。結局、始発まで外で待ってました。映画の方は、青春MTVてな感じで、物語よりも音楽が良かったです。感想なんてところじゃなかったのが事実なんだけど。お酒を飲んでの観賞もしていませんし、人に迷惑もこれ1回こっきりです。6点(2004-03-03 15:04:29)(笑:2票) 《改行有》

253.  宇宙戦艦ヤマト 復活篇 《ネタバレ》 特別、ヤマトファンというわけでもないのだが、いかんせんあのメインテーマを聞くと昭和の心がうずきだし妻を伴って劇場に足を運ぶことに。レイトショーで観賞したのだが、いやはや何と年齢層の高いこと。それもご夫婦の多いこと。若い人の姿などちらほら程度である。第1作目を青春ど真ん中で経験された方々なのだろうけれど、今作であの当時の興奮をもう一度味わうことが出来たかというと、残念、スマートすぎた。結論から言うとあの戦艦はヤマトでなくても良いのでないか。ヤマトに固執するその意味が全く持って不明である。スマートだと表現したのは、もちろんヤマトの造形的なもの、CGを駆使した宇宙戦のこともあるのだが、ストーリーの根底にヤマト特有の(私だけが持っているものなのかも知れないが)悲愴感、使命感が全くない。地球の為に精一杯、ぎりぎりの力で、ぎりぎりの戦略と知恵で敵に挑むということが全然ないのである。 これではヤマトではない。昭和くさいことかもしれないが、最強戦艦ヤマトが見たいのではなく、傷つきながらも必死で地球を守る姿が見たいのである、地球を背に宇宙を漂うヤマトは力もある勉強もできる優等生だ。優等生の戦いには情熱は感じられない。確かに激戦を経て成長した古代進の手腕は光るものがあるだろうが、どうにもしっくりこないのだ。バタくさくても、泥臭くてもなんかこう洗練されていない点がヤマトの魅力だと思うのだが。でも、厚い氷をぶち破り発進するシーンではあのテーマ曲と相まってそれなりの興奮はあったのだが、それだけなのである。あと、映画の最初のクレジットで原案石原慎太郎と出た時には、劇場内がほんの一瞬どよめいた。これはどういうことなのだろう。一番印象に残ったことではあるのだが。[映画館(邦画)] 5点(2009-12-14 19:37:16)《改行有》

254.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機 なんともゆるい映画でした。アメコミものの中でも人気のある作品らしいですが、映画として表現されるものとしては、視覚的な所のみが少しわくわく、といった感じでお話の緊張感のなさといったら。地球だけじゃなく、銀河の危機というふれこみの割にはスケールがなく、局地的な展開の割にはまとまりがない。漫画だからいいのか。大きな画面の中で、漫画本をめくって楽しんでる、そんな雰囲気でしたね。自分としては飛ばし読みしたかったのですが。ちなみに妻は、あれでいいのよ。このゆるい感じが持ち味なのよ。といいますが、ほんとなのか?[映画館(字幕)] 5点(2007-10-12 17:19:28)

255.  クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃 このシリーズは大好きなのですが、今作はいまいちという印象を受けます。最初の無声で語られる野原家の朝の物語、特にみさえの奮闘ぶりは笑えるし、良く分ります。テンポもあって、その苦労具合も観る者に上手に伝わってきます。しかし、みさえの苦労がクローズアップされている割には、スーパーヒロインになってうさを晴らすという展開に持っていくのは少しぎこちなさが。SFでもおとぎ話でも、何でもありのこのシリーズの魅力があまりにもこじんまりとしているので、勿体ないです。家族の結束、家族の大切さは、別にヒーロー、ヒロインを作らなくても充分に伝わるのでは。なんてったってしんちゃんそのものが、野原家のヒーローなんだから。[DVD(邦画)] 5点(2006-07-18 11:09:14)

256.  フライトプラン 母は強し。その主題が明確には出ているものの、そのためには映画的に手段を選ばないというのはどうなんでしょうか。設定も面白いし、娘がいなくなるのが、現実か妄想なのか、空港での娘がいなくなる場面でわずかながらの期待を持たせますが、あまりにも強引な展開で主人公に感情移入できませんでした。知的な顔立ちのジョディ・フォスターが狂人みたいに娘を捜索するシーンは、確かにうまいのだろうけど、心のどこかに違和感を感じたのも事実。スーパーウーマンばりの行動がそう思わせるのでしょうけれど。サスペンスにはなり切れていない点で、怪しい人物のピックアップが観客に簡単に出来てしまいます。もうひと工夫あれば、と思う作品です。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-18 11:00:32)

257.  28日後... 《ネタバレ》 確かに誰もいないロンドンの町並み、人間の息吹を微塵も感じさせない空虚さは映画ならではの表現ですが、本編がすすむにつれ、そうした世紀末感が薄れていってしまいます。何故か、撮影が大変だったろうな、とスタッフの心配をしてしまったり。きっと、この世界に存在する主人公に緊迫感めいたものが欠けていたからでしょうか。途中めぐりあう男女にしても、親子にしても、よく生き残っていたなあ、というサバイバル感があまりありません。映画の進行上、この集団でないといけないのかどうかも分らず。それに、後半はランボー並みに頑張る主人公にどうしていいやら、観ている者は迷ってしまいます。悪い映画ではないと思うのですが、何を見れば、何を感じればいいのかが、最後まで理解しにくい作品でした。5点(2005-01-24 10:17:27)

258.  サンダーバード(2004) 《ネタバレ》 あの懐かしいテーマ曲にのって(アレンジはされていますが)アニメによる世界各国の危機を救うオープニングタイトルは、何故だか無性にうれしくなりました。幼稚と言えば幼稚かも知れませんが、大画面でこの曲を聞くというか浴びるというのは自分には快感でした。で、本編の方は、こりゃまた随分と子供向けというか、何というか分かりやすい内容でありまして、末っ子のアラン一人に重点が置かれている描き方の為、他の兄ちゃんは何処に?という展開は少し勿体ないです。兄弟の絆の深さ、父と子との情の深さなど、少しも描かずにさらりと進むあたり、逆に並々ならぬものを感じました。大作といっても95分ですんでしまうので、TVのスペシャル版のムードもあります。しかし、各乗り物のデザインはオリジナルのイメージを崩すことなく、60年代の丸味と90年代のシャープさを合わせて、実によく出来ております。隊員達の服装はオリジナルの方が好きでしたけど。島からの発射場面は、各機とも鳥肌ものでした。とすると、この映画はストーリーを追うのではなく、サンダーバードの各勇姿を堪能するものなのかも知れません。続編ができるらしい事がパンフレットに書いてありましたが、この作品がヒットすればの話し。果してヒットするのだろうか。ちなみに日本語吹き替え版を観たのですが、V6でなくてもいいじゃん、の内容でした。話題作りとはいえ、映画を違う側面からヒットさせようというのは、あまり歓迎せんです。5点(2004-08-16 14:17:44)

259.  ハルク 《ネタバレ》 題材的に暗くは成るだろうと予測はしていました。しかし、画面も暗くなるとは!なんて、そんな感想しか残らない作品です。駄作ではないです。画面分割や変身時の見せ方などは手の込んだ表現です。しかし、人間の苦悩を見せることに、怪物として生きる主人公を理解させることに力を入れすぎたみたいで、全体的に重い映画です。アクション大作とは違いドラマとしてのポジションがふさわしいだけに、TVのCMや広告は難しかったでしょう。地味な印象もあり、原作の雰囲気はよく出ているのでしょうが、万人にはお薦めしかねる映画ですね。5点(2004-07-12 12:30:14)

260.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 アメリカ映画にはない、どこか湿っぽい雰囲気のスリラーですが、おどろおどろしい死体や殺し方の割には、種明かしが「復讐」ということで片付けられているのがどうにも納得できません。映像の見せ方にこだわりを持って見せているにも関わらず(眼科医を訪ねる時の犬と対峙した時の間、大学の図書室の見せ方など)サイコスリラーの仮面を被った単純な2人の刑事物語になっています。残念です。双児と違うのかな?と話の途中で鈍い自分にも推理できてしまうのって、駄目ですよね。もっとその推理を裏切るような展開でないと。平凡な作品です。5点(2004-06-14 16:52:45)

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