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241.  ニード・フォー・スピード 《ネタバレ》 原作のゲームを遊んだ事は無いが、この手の車系映画にしては脚本もしっかりしていて良い。 派手なカーアクションの連打も良いが、それだけでは後半飽きてくるが本作には当てはまらず。 飽きない理由のもう一つは女優陣、イモージェン・プーツ、ダコタ・ジョンソン共にこれがまた綺麗で可愛いのだ。 後半はこんな二人に好かれる主人公(ちょっと芋っぽい)に少し嫉妬しちゃったりなんかして。 8点は画面を彩る可憐なお姉さま方に捧げます。[映画館(字幕)] 8点(2019-11-13 12:59:45)《改行有》

242.  ジョーカー 《ネタバレ》 ひたすら重く、切なく、悲しく、救い様の無い物語。 充分以上に見応えが有り、アッと言う間に終わってしまった。 そして、とても疲れている自分に気が付いた。 本作は心身が少しでもネガティブな状態の時に観るべきでは無く、観賞する事に覚悟を伴う映画だ。 今の世の中、一人ひとりの境遇は違えど自分の置かれている状況に不満をもっていない人など、 古今東西老若男女を問わずこの世には一人もいないだろう。 彼=ジョーカーはそんな私達のある意味「代弁者」なのだ。 なので、物語が進むに連れて彼が否応無く八方塞りの状態に陥る様や、 普通ならば目を背けてしまう様な凄惨な暴力描写にも、何とも表現の仕様が無い嫌なカタルシスを感じてしまうのだ。 物語終盤、暴徒と化した自らの信奉者達を前に車の上に立ち上がる彼の姿は、 例えるならば新たな神が降臨したかの様な錯覚さえ覚えてしまうのだ。 私も含めた世界中の市井の人々は皆、彼が行ってしまった『あちら側』に自分も行ってしまいそうな気持ちを、 皆理性を持って必死に・懸命に『こちら側』に留まっている。 本作が世界中でヒットしているのは、ある意味その証明とは言えないだろうか。   最後に、ジョーカーを演じるホアキン・フェニックスは事前の役作り・没入度合い含めて神がかり的な演技をしている。 彼の姿を観るだけでも劇場に足を運ぶ価値は絶対に有る。 敢えて「傑作」と表現させて頂く。[映画館(字幕)] 9点(2019-10-30 16:34:35)《改行有》

243.  KUBO/クボ 二本の弦の秘密 《ネタバレ》 何人の方々がどの位手間を掛けたのか、私の様な凡人には想像も及ばない素晴らしい芸術作品。 この様な作品をCGでは無くストップモーションアニメで、しかも日本では無く海外の方々が作成したという事実。 「尊敬」以外ございません。 参りました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-10-28 14:01:44)《改行有》

244.  ベン・ハー(2016) 《ネタバレ》 全くの予備知識無しで観ればそれなりに面白く感じられる作品なのだと思う。 だが、悲しいかな私は1967年(昭和42年)の生まれ、そう、「ベン・ハーと言えば1959年版」、「ベン・ハーと言えばチャールトン・ヘストン」 と言う刷り込みが完璧なまでに出来ている年代なのだ。 だからどうしても本作には中途半端感が否めなかった。 以下、思い付いた事を列記します。 1)ベン・ハーのルックスが普通の人過ぎる。 今思うとチャールトン・ヘストンは本当にはまり役だったのかと思う。 見方を変えれば、俳優さんはこの役を演じると言う事に物凄いプレッシャーを感じていた筈だし、 チャールトン・ヘストンの事を抜きにして考えれば(かなり難しいけど)中々の名演をしていたと思う。 2)イエス・キリストの扱いが軽い 1959年版では敢えてイエス・キリストの顔を正面切って画面に映さない演出に徹していた。 私は仏教徒だが、この演出がイエス・キリストの神秘性を高める事にかなり寄与していたと思う。 翻って本作、イエス・キリストを演じるのは美男の誉れ高い男優さん。 ビジュアル的には現代的で良いのかも知れないが、やや俗物的な扱いになってしまった様に思える。 3)CGだから良いという訳ではない 1959年版でのガレー船のシーンは明らかに模型だったが不思議とチープさは感じなかった。 手作りの模型を如何に本物らしく見せるか、制作陣の熱意が伝わってくる様な描写だった。 本作の場合、3D上映を想定してか遠近感を多用、それも船を見下ろす俯瞰では無く奴隷となったベン・ハーの視点からの描写が多い。 これが私に取っては逆効果だった様で、1959年版の様なスペクタクル感は感じられなかった。 戦車競争のシーンは・・・ 全てセットで実際に大勢の観衆が居る中で撮影された1959年版に勝る映像はこの世には絶対に存在しない。 4)音楽が軽い 冒頭に流れる壮大なファンファーレや、キリスト殉教の際に流れる美しい旋律等、1959年版は「これぞ映画音楽」といえる名曲そろい。 比較するのが間違いなのかも知れないが、本作では音楽から壮大さ・優美さを感じる事はなかった。 とどめはエンドクレジット、この手のテーマの作品に歌詞付きの現代音楽では悲しすぎる。 これでは余韻に浸る事も出来ない。 以上、6点は本作に携わった全ての人達への賛辞として。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-17 18:12:31)(良:1票) 《改行有》

245.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 亡き妻との思い出が沢山詰まった我が家を爆破された事への復讐譚。 キアヌ扮するジョン・ウィックのキャラは冴えているが、 作品自体のパワーは1作目には及ばない。 設定では前作から5日後の出来事なのだそうな。 ここは物凄く斬新。 3作目は劇場に観に行こうかと思う。[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-15 13:39:05)《改行有》

246.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 単純明快、怒りに燃えた中年男性の復讐劇! これのみ!! 本作のキアヌは「これが伝説の殺し屋(ブギーマン)?」と思ってしまう位、痩身の疲れた中年の雰囲気満載。 だけどこれが本作の面白みの一つになっていると思う。 如何にもプロの殺し屋の様な筋骨隆々の俳優では無く、キアヌの様な線の細いキャラが派手なアクションをした方が面白い、 って、これそのままマトリックスのネオだと気が付いた(爆)。 後、とにかく犬が可愛い。 犬を貰った時のキアヌの演技も泣ける。 彼の演技で泣いたのはこれが初めてかも。[インターネット(字幕)] 7点(2019-10-09 14:02:54)《改行有》

247.  セントラル・インテリジェンス 《ネタバレ》 家族向けアクション・バディムービーとしては及第点。 レーティングを意識したのか人が死ぬシ-ンが全く出てこないのも、何だか新鮮に感じた。 「いじめは良くない」事を教えるきっかけや、「実はいじめられている」事を子供達にさりげなくカミングアウトさせるきっかけとして、 家族で観るのが良いと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-30 17:15:47)(良:1票) 《改行有》

248.  フライド・グリーン・トマト 《ネタバレ》 何の前触れも無く、実はエグいシーンが突然出てくる変な映画。 ・バーベキューが美味い! って、本当は!? ・ボロくそに殴られるメアリー・ルイーズ・パーカー 等々 原作を読めば楽しみ方も変わるのかと思うけれど、私には今ひとつ楽しめず。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-09-30 17:08:01)《改行有》

249.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 やっと観る事が出来た。 アカデミー主演女優賞・助演男優賞獲得も納得の演技を堪能したが、本作は決して「観る事で前向きになれる」とか「観る事で嫌な事を忘れる」系の作品では無く、アメリカ南部に未だ色濃く残る人種差別、いや、本作の場合は「自分が認めないもの全てへの差別」を背景に、怒りの連鎖が生む悲劇を描いているので、 観賞にはそれなりの気合と覚悟が必要だ。 本作の上手い所は差別が生む悲劇だけを取り上げているのでは無く、人間の優しさ・誰でも改心できるという気持ちをさりげなく描いている所で、他レビュアー諸氏も挙げておられる通り、オレンジジュースのストローの描写はとても良いシーンだし、自殺した署長の手紙を読んでからの作品のトーンの変化は劇的な程だ。特に私は終盤のサム・エリオットがマジックのふりをして容疑者と思しき男からDNAサンプルを取るシーンには、一種のヒーロー物を観ているかの様なカタルシスさえ覚えた。 だがしかし、本作の本当の持ち味は最後の最後まで希望に満ちた未来を提示しない事。 フランシス・マクドーマンドとサム・エリオットは容疑者と思しき男と「ケリを付ける」為、呉越同舟よろしくクルマでアイダホに赴く。 その後がどうなるかを観る側の想像に委ねる余韻を生む幕の引き方だが、よくよく考えてみると、ウサギの置き物を投げ捨て、バーで聞きたくも無い酷い事を自慢げに話していた容疑者と思しき男は(ここは私の推測を含むが)恐らく真犯人なのだろう。 だが、その男が中東派兵をアリバイにして軍部が犯罪を隠蔽しているかの様な事が暗に語られている事から、おそらくこの男はこれからも野放しで、 第二第三の犠牲者が出てくることは想像に難くなく、もしアイダホに向かう二人がこの男を殺す選択をした場合でも、彼らは軍人殺し(恐らくアメリカでは最も厳しく罰せされる筈)としてアメリカの法の下で罪人になってしまうのだ。 本作を通じて、アメリカと言う国は寓話的では有るが署長の様な善人は早死にし、本当の正義は施行されない「病みきった国」で有る事を思い知らされた。 監督や製作陣が本作で伝えたかった本当の思いはここにあったのでは無いかと私は思うのだ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-25 17:42:45)《改行有》

250.  ダウンサイズ 《ネタバレ》 SFらしい着想は素晴らしい。 オープニングタイトルに至るまでの描写から「おぉ、これから何が始まるのか?!」と言う ワクワク感はなかなかのものだった、が... 物語中盤から話の方向が妙にシリアスなものとなり、ダウンサイズした事など殆ど関係ない展開へ。 あれ、いったいどうしちゃったの?と混乱している私を横に置いて映画は終了しておりました。 何がどう作用したのかわかりませんが、恐らく監督さん本人が途中で訳が判らなくなってしまった様な。 物凄くちぐはぐで変な作品です。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-09-25 12:15:58)《改行有》

251.  シンクロナイズドモンスター 《ネタバレ》 モンスターと巨大ロボは登場するが、本筋は自堕落な自分を戒め出直すまでを描いたいわゆる「克己もの」。 設定が面白いと思ったので観賞に至ったが、特段面白い映画ではなかった。 一昔前では考えられない位にCGの技術が向上し、しかも安価になった今、 最もその恩恵を被れるのはこの手の作品なのだろう。[インターネット(字幕)] 4点(2019-09-16 16:19:18)《改行有》

252.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 ここに王道極まれり。 だが、残念ながら感動レベルは前作ほどでは無い。 主人公アドニスのお坊ちゃまぶりが今回も炸裂、イライラする奴だなぁと思ったが、 振り返ればオリジナル1作目の親父さんも我儘で自己中な奴だった。 血は争えないと言う事か。 ドルフ・ラングレンとその息子役の俳優さん、虐げられた生活環境を原動力に戦う雰囲気は良く出ていた。 あれだけの重量級ボクサーを演じられる俳優さんはそうは居ないので、 もし次回作があるならばアドニスとの再戦を期待したい。 スタローンの枯れた演技は、そこに居るだけで描写に厚みが増す。 映画冒頭の控え室、鏡で反転したその姿などその好例。 もっと沢山の作品で俳優業を継続して欲しいなと願う次第。[インターネット(字幕)] 6点(2019-09-16 15:50:53)《改行有》

253.  蝿男の恐怖 《ネタバレ》 本作に付いて私と同じ思いを持たれている方が多勢いらっしゃる様で少し嬉しくなります。 私の場合は土曜か日曜の午後、日本テレビか東京12チャンネルで放送されていた洋画劇場が初見です。 頭が人間の蝿が蜘蛛の巣に掛かり「たっ、助けてくれぇ~」と叫ぶ驚愕のラストシーンは、 その秀逸な吹き替えの効果と併せて、当時家に遊びに来ていた叔母と一緒に震え上がった記憶があります。 人間に取って得体の知れないものは理屈抜きで「恐怖」の対象に成り得ますが、本作の場合、それは「頭が蝿の人間(脳は人間のまま)」よりも圧倒的に「頭が人間の蝿(脳は蝿のまま)」です。 昆虫には感情が無いと言われていますが、それに疑問を持ってしまうかの様な描写は当時まだ小学生だった私に確実にトラウマとして残りました。 以来、数限りない多くの虫達を人間の都合で葬ってきましたが、殺虫剤に苦しむ彼らの姿を見る度に、 本作のラストシーンがフラッシュバックして何ともいえない嫌な気持ちになります。 もし、彼らが人間と同じ言葉を発する事が出来たら・・・ いや、もしかしたら元々彼らはずっと前から言葉を発していて人間がそれを理解出来ていないだけだったとしたら・・・ この世は既に断末魔の悲鳴に満ちた忌むべき世界なのかも知れません。 あ、貴方の傍に蚊が飛んでますよ。[地上波(吹替)] 9点(2019-08-19 13:51:33)(良:1票) 《改行有》

254.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 2019/8/3、パシフィコ横浜で開催された「JAWS in CONCERT」にて、フルオーケストラ生演奏付きの贅沢極まりない環境で観賞。 意外な事に、本作を劇場で観るのが実は初めてだった事に気が付いた。 以下、上記を踏まえて感じた事を列記させて頂きたい。 1.これまでに何十回と本作を観賞しているが、その殆どがTV放送用にカットされた日本語吹き替え版。 私の脳内記憶の中ではこの「TV放送用日本語吹き替え版」が自ずとスタンダードになっている。 なので今回観賞したノーカット版では、サメ狩りに出掛けるまでの流れは失礼ながら緩慢な印象を受けた。 図らずも各種制約のある中で放送するTV版は余計な描写をそぎ落としたスピーディな流れになっていると思う。 このバージョンで劇場公開して欲しい位。 2.サメ狩り職人のクイントを演じるロバート・ショウ、クセの強い役柄・時折見せる狂気を孕んだ目の光含め本作第二の主人公と言っても良い位。 壮絶且つ痛そうな最期含め、一度観たら忘れられない強烈な演技をしている。  年齢を重ねると万物の見方・捉え方は変わるが、今まではこの様な印象は持たなかった。これも映画鑑賞の醍醐味である。 3.ロイ・シャイダー演じるブロディ所長の奥さん:エレンを演じたロレイン・ゲイリー、これまでの観賞では完璧にノーマークだったが、 今回改めて観ると旦那をさりげなく鼓舞する良妻賢母振りや、何よりチャーミングなルックスが何気に自分の好みのタイプ。 本作(「2」以降は作品として認めないので除外)以外、あまり多くの作品に出演されていない様で残念だが、 これも齢50歳を越えなければ決して抱かなかった感想だ。 4.作品自体は既に44年を経過していはいるが、サメの造形含め古臭さを感じる事は皆無であり、良いものは良い事を再認識した。 本作以降、柳の下のドジョウならぬサメを狙った作品が乱立し、ディスカバリーCHのSHARK WEEK等含め「サメ物」がそれこそ40年以上に渡り毎年、 夏の風物詩的に製作され続けている全ての起源は本作であり、全世界の人々に良くも悪くもサメの印象を強烈に植え付けたポスタービジュアル 含め、CG等の映像技術がどれだけ進化しても本作はオリジナルにして既に孤高の作品に昇華しているといえる。 5.シネマコンサートと言う手法、日本でも定期的に作品を変えて公演が継続開催されているが、今回は特に映像とフルオーケストラ生演奏の シンクロ率が半端無いレベルで高く、全く違和感を感じなかった。 本編終了後にアンコールの形でJAWS組曲の演奏プレゼントもあり最高の体験が出来た。 チケットは少々お高いが、本レビューサイトを利用されている皆様にも強くお勧めしたいイベントである。[映画館(字幕)] 8点(2019-08-05 10:43:16)《改行有》

255.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 良作。 クリント・イーストウッドの作品には外れが無い。 テロを阻止するクライマックスに至るまでの描写が淡々とし過ぎているかの様に思えるが、 本作を鑑賞する人は皆、これから彼らに何が起こるかを知っている訳で、 それが故に各シーンに巧みに散りばめられた伏線が最後に最大限の効果を発揮するのだと思う。 (落ちこぼれだった事、身体を鍛えた事、色々と努力した事、信仰が主人公の価値観に大きく影響を与えた事 等々) 本作最大の複線は、今更説明不要だが主人公含め主要登場人物を本人が演じている事だろう。 私は事前に予備知識として知っていたが、皆中々の演技をしていたと思うし、 フランス大統領から叙勲されるシーンや故郷でのパレードのシーンは、逆に本人が演じている事を 知っているが故に感動が増した様に思う。 本人を使うのは大英断だと思うし、彼らを被写体として最大限活用した監督の手腕にも脱帽する。 劇場で観るべき作品だった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-07-23 18:05:20)(良:1票) 《改行有》

256.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 初鑑賞は1990年、今から何と29年も前。 当時私は大卒で新入社員になったばかり。 会社が準備した2DKのアパートで同期の野郎5人との共同生活真っ最中。 そんな背景もあり、題材は戦争ながら仲間の素晴らしさ(青臭い・・・)等々、感情移入しまくりで鑑賞。 同期の連中に勧めまくった記憶があります。 今回、実に29年振りの再鑑賞と相成った訳ですが、世界中で様々な紛争が絶え間なく行われ、 You Tubeで悲惨極まりない実際の戦禍の映像が誰でも簡単に見る事が出来る様になった現在、 50歳を越えたオッサンの私に取って、本作を再鑑賞して得られたものは悲しいかなノスタルジーだけでした。 エンドクレジットが流れた後に飲んだビールは苦かった。[映画館(字幕)] 6点(2019-07-16 13:55:20)《改行有》

257.  スカイスクレイパー 《ネタバレ》 全編に渡りどこかで観た様なシーンのオンパレード。 製作陣はダイ・ハードが大好きなんでしょうね。 「粘着テープが有れば何とかなる」に至っては、オリジナルへのリスペクトを通り越してオリジナリティが無い自分達を卑下しているかの様。 それにしても、この手の映画に出てくる悪党一味は何故用意周到に事前準備をしていたであろうにも関わらず、 いざ本番になるとボロ出しまくりなのだろうか。 一本くらい、計画通りに計画を完了させてスマートに去っていく様な映画を観たいです。 ネヴ・キャンベルが年齢を重ねて魅力が増していたのは嬉しい発見(←ただのスケベ)。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-16 13:40:39)《改行有》

258.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 開始数分でラストシーンに至るまでの殆どの展開が読めてしまい、それが悉く当ってしまうとても珍しい映画。 ホームパーティー等で酔っ払いながら皆でワイワイ観るのが一番かと。 リー・ビンビンはこんな作品出てないで、早くエイダ・ウォンを再演して下さい。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-16 13:31:13)《改行有》

259.  ヴェノム 《ネタバレ》 率直に言って日本が世界に誇る傑作漫画「寄生獣」のハリウッド版。 アンチ・ヒーロー的な作品と思い込んでいたので肩透かし。 ヴェノム君は見かけとは大違いで窮地に陥った宿主をスーパーパワーで救うだけじゃなく、 他の人にも危害が及ばぬ様に色々気遣いの出来るいい奴。 終盤、身を挺して宿主を救い潔く退場かと思いきや、ちゃっかり生き残っているのはご愛嬌。 最後の決め台詞シーンが予告で事前に垂れ流されている事に愕然、幾らなんでもそりゃないでしょう。 それにしても、ウディ・ハレルソン出てましたっけ?[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-16 13:28:31)《改行有》

260.  ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 《ネタバレ》 実在の人物を描いた映画を観る際、演じている俳優陣が「どれくらい似ているか?」は物語への没入度を左右する大きな要素だと思う。 ゲイリー・オールドマン演じるチャーチル首相しかり、グゥエルム・リー演じるブライアン・メイしかり。 本作の場合、主人公のビヨン・ボルグを演じるスヴェリル・グドナソン(初見の俳優さんだ)の似ている度合いが、 ダニエル・デイ・ルイス演じるエイブラハム・リンカーン以上に似ており、この点では10点満点。 エンドクレジットで本人の写真が出てきて思わず噴き出してしまった程。 物語は徹頭徹尾真面目な語り口で、文字通り氷と炎の様に両極端な稀代のテニスプレーヤーが1980年のウィンブルドン大会で果たした 壮絶な決勝戦の模様と、そこに至るまでの二人のテニスに賭ける半生を描いている。 私はテニスに特別詳しい訳ではなく、ジョン・マッケンローに至っては日本での摩訶不思議な歯磨き粉のCM(「歯槽膿漏には負ッケンロー」と言う奴)の 印象の方が強かった位なのだが、制作費をアメリカが出していない影響なのか演じるシャイア・ラブーフも仰々しさの無い渋い演技も見せており、 本作を通じて道を極めた人達の人となりの一端を知る事が出来た様に思う。 また、二人が現役引退後に親友となった事も知り、スポーツがもたらす素晴らしさを改めて深く認識した次第。 ここ数年の「実在の人物」物の完成度は総じて高い。 こうなってくると、クリス・ヘムズワースが演じるという噂のハルク・ホーガン(プロレスラー)の伝記映画を早く観たくなる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-02 14:23:00)《改行有》

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