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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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2641.  THE POOL ザ・プール 水が満杯入ってないと金輪際出られないプール、なんてあるのか? このプール、誰かちゃんと掃除してるのか? ってなコトはどうでもいいとして。 これがホントの「水のないプール」。ただしワニ付き。昔、某プロレスラーがワニ(ただし1mくらいしかないヤツ)と棺桶デスマッチをやったことがありましたが、あんな感じ。違うか。え、某プロレスラーって誰かって?ミスターデンジャーこと、松永光弘。それはさておき。 次から次に危機、というか、何から何まで裏目に出る展開、そのサービス精神はとてもよくワカルのですが、如何せん、ここまでやっちゃうと、殆どギャグになってしまいます。かえって意外性がなく、ベタな展開に、ちょっと笑ってしまう。 あちこちで使用されるジャンプカットは、スピード感を高めるためのものなんだろうけれど、もう少しじっくり見せてくれてもよかったこな、と。ここまでくると、少々、お手軽な印象。そのくせ、痛そうな描写だけはやたら引っ張って強調する。 まあ、そういったこと皆、サービス精神の表れなんでしょうね。その点は、ちょっと頭が下がります。下がりますけど、やっぱりこの映画、考えすぎなんじゃないかなあ。ホントにドキドキするものとは、アイデアよりももっと、感覚的なものだと思う。[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-05 20:39:19)《改行有》

2642.  映画 みんな!エスパーだよ! ドス黒く渦巻く自意識、その滑稽さをそのまま映画にしました、という感じの作品で、気持ちはよくワカル。 だけど、そもそもこの映画の主人公が、そこからの脱却をヒーローらしく目指していたように、我々だって、いつまでもそこに留まってるワケじゃない。 結局、「約束の女性」などというものが、この世にただ一人存在するのではない、というアタリマエのこと。そこに留まるのではなく、その先歩みを進めねばならない、焦り。この映画で描かれている自意識というもの自体、この映画で足踏みすることを拒絶する。 だから、やっぱり、物足りない。 でも、人生において、この映画がドンピシャ当て嵌まる時期、ってのは、誰しもあるんじゃなかろうか。私が素直に楽しむには、いささか遅すぎた。んでしょう。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-19 21:39:18)《改行有》

2643.  月光仮面(1981) いきなり主題歌な中でオジサン呼ばわりされている月光仮面ですが、確かに、ヘルメットを含めた全身白ずくめにゴーグル姿というこの風貌、どうにもオッサン臭い。だけど声は意外なほど若々しくって。一体、正体は、誰でしょね。正体は劇中でほぼ明かされている、と思わせて、真の正体は実はフジタクさんだったりして。普段はやたら関西弁を強調してるのが、ますますアヤシい・・・って、まさかね。 今回の敵は、ニューラブカントリーとかいう新興宗教やら秘密結社やらよく判らない連中。メンバーにガッツ石松がいる時点で、どちらでも無いような気がする。 銀座の歩行者天国で一騒動巻き起こるシーンの臨場感が素晴らしく、夜の球場に現れるラジコンヘリの意外性が素晴らしく、何と言ってもラストの本物のヘリコプターを使ったアクションの素晴らしさに度胆を抜かれます。 が、それ以外は、あんまり、まとまりが無いなあ、と。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-15 22:52:38)《改行有》

2644.  スペシャリスト(1969) 主人公が一匹狼的なガンマン、規格外の存在、世俗のゴタゴタからは一線を画した男、異邦人・・・ ってのはいいんですけど、それを象徴するクライマックスが「大量のケツ」って。 気持ちはワカランでもないけど、イマイチ見栄えがしない・・・。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-13 15:05:08)《改行有》

2645.  宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 せいぜい、テレビシリーズで挿入される1エピソードの拡大版、といった感じ、その分しっかりと中身を描こうというのは、できそうでなかなかできなかった賢明な取り組みだと思います。いや、「新たなる旅立ち」がOKだとか言うつもりは無いですけど。 どうしても物語を肥大化させ、とても一本の映画に収まらないもんだから上っ面だけ撫でて行く、という宇宙戦艦ヤマト映画の宿命、それとは一線を画しており、中盤はほとんど幻想譚ともいうべき異色の(いささかこじんまりとした)作品になってます。こういうヤマトもアリなんだ、という大らかな気持ちを持たずに見ると、肩透かしかも。 かつての手描きで表現された立体感、あのビミョーな感じが、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメの驚きでもありスリリングなところでもあったのですが、それがCG化されて、より精密な立体表現となり、これはこれで、見ててカッコよかったりして。そりゃま、いくらケチョンケチョンに言ってる『SPACE BATTLESHIP ヤマト』だって、別に一瞬たりともカッコよさを感じなかったという訳でも無し。 ただ、このアニメ、宇宙艦の描写にCGを使うのは良いけれど、より立体感を出そうというのか視点を闇雲に動かし、さしずめ実写なら「そんなにカメラが高速に動く訳ないだろ」というぐらい視点が移動するもんで、何だか、ミニチュア撮影よりもさらにミニチュアに見えてしまったりして。せっかくのCGなんだから、例えば艦の巨大さといったものを、もう少しうまく表現できなかったんでしょうか。どうも、質感が乏しくて。 『スター・ウォーズ』冒頭のスター・デストロイヤーは、間違いなくデカかった...。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-13 07:29:20)《改行有》

2646.  日本海大海戦 海ゆかば 昨日は横須賀行って、記念艦として保存されている三笠を見て来ましたもんで、やはりこの『日本海大海戦』かな、と。東宝が誇る戦争スペクタクル巨篇。・・・・・・ではなくて、ここは東映部屋でした。 東宝版は全編通じて日露戦争の経緯が描かれ、しかも製作が1969年ってんだから、司馬さんの「坂の上の雲」は連載途中の時期だし、吉村昭さんの「海の史劇」もまだ書かれてない。そんな頃に日露戦争を詳細に描いて、しかも円谷英二の集大成とでも言えそうな見事なミニチュア特撮が繰り広げられます。 そんな事もあってか無くてか、この東映版は一兵士、それも軍楽隊に所属する兵士の目から、日本海海戦を描いてます(「坂の上の雲」でも軍楽隊に触れた記述が有りましたね)。青春モノ路線、という事でしょうか、それにしても現場のイザコザばかりではなく、もう少し各階層の人々のドラマを多層的に織り込んでくれたらなあ、と思ってしまい、戦局などもあまり描かれていないので、この映画だけでは背景が掴みにくい部分もあるかも知れません。 ただ、「一人の若者」の目から見た戦争、っていうのは、そもそもこういう「わからない」感じなんだろうなあ、とも思わされます。目先の日常の先に、突然、凄惨な戦場が現れる。 東映三部作の一本目『二百三高地』では、まだ戦場にも大らかさが残っていた、みたいな描写もあったけど、この作品では軍隊の陰湿さとか軍国主義の蔓延とかいった、太平洋戦争テイストが混在していて、かえって目新しさを失ったステレオタイプ感もあるのですが、一青年の視点で描くとなると、そういう路線になってしまうんですかねえ。 主演は三船敏郎、というのは大人の都合であって(それにしても14年前の東宝版からあまり老け具合が変わってない気が)、実際の主人公は沖田浩之。「A~B~C~」と、E気持ちそうに歌ってた印象しかないアイドルの彼が、丸刈りにして主人公役に取り組んでおり、持ち前の眼光の鋭さは確かに、主人公の気持ちの強さにマッチしてます。三原順子も悪くない。だけど全体的に弱い印象なのは、ドラマの不足でしょうか。軍楽隊という立場をドラマの中で活かすのにもやや持て余し気味、のような気が。 クレジットでは「協力」として三笠保存会の名前があり、この東映版でも記念艦でロケ撮影したシーンがあるのかどうか?いずれにせよセットはなかなかよくできてます(もう少し色んな角度から撮影して欲しかったけど、これも何か事情が?)。特殊効果は中野昭慶が参加し、海戦シーンもなかなかのもの。ここでも凄惨さや残酷さが前面に出ているのが、本作の特徴です。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-06 06:54:55)《改行有》

2647.  エレキの若大将 《ネタバレ》 邦衛さんがとても大学生に見えない、というのはさておき(年齢の問題以前に、学生には見えない「何か」がある。ような気がする)、今回は「エレキの若大将」、という、加山雄三ど真ん中のテーマ。 こういう、「私は何でもできます」的な顔をして、実際ホントに何でもできそうな若大将みたいなヒトが、どうもニガテです。さらにそれをまるで鼻にもかけずに当たり前のように何でもこなすもんだから、ますますニガテ。勿論、鼻にかけられても苦手な事に変わりないけど。 そんな若大将こと加山雄三が、映画の最初と最後はアメフト(アメラグ!)で活躍し、中盤はエレキで活躍しまくる、まさに加山雄三の魅力あふれる、彼の魅力以外には何もない映画。 ファンには、たまらんでしょうなあ。ニガテな人にとっても、別の意味でたまらん。 金銭的な事情から大学を去らざるを得ないか、と思いきや、まさに芸は身を救う、というヤツで、ハッピーエンド。なんだか実人生とも被ってるような。[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-30 13:16:55)《改行有》

2648.  ベン・ハー(2016) 《ネタバレ》 過去に超大作が2本作られているこのネタで、また映画を作ろうってんだから、余程のコトを思いついたんじゃないのか、と勝手に期待をすると(いやホントに勝手なんだけど)、結構フツーに「今どき映画」らしくカメラを揺らしたりなんかして、特に目新しさも無く。 目玉とも言うべきチャリオットの競争シーンはさすがに、いくらか派手な味付けはされていましたけれど、アノ2本に対して驚く程の新しさも無く、やはり相手が悪かった、とでもいいますか。 2時間ほどの作品ですから、当然ワイラー版よりコンパクト。ただし、展開がスピーディというよりは、端折った印象。 どうも、メッサラのワルさが足りない。この点は、今作の狙いでもあるのでしょうが(モーガン・フリーマンがベン・ハーをケシカけるのが逆の伏線になっている)、、、ウチの子供が幼稚園の頃、発表会でやる劇は、どんなお話であろうと最後は必ず悪役が「ゴメンね」と言って主人公が「いいよ」と返して終わるのが定番でしたが、あれを思い出しました・・・。[インターネット(字幕)] 6点(2022-01-23 22:23:22)《改行有》

2649.  テラフォーマーズ そうそう、いたよねえ、ゴキちゃんにロボトミーみたいなことをする寄生バチ。逆らう自由を奪われたゴキちゃんは触角を引っ張られて巣まで連れてこられ、ハチの卵を産み付けられて生きたまま幼虫のエサにされるんだとか。 それはともかく。こんなの映画化したら、アカンでしょ、というメチャクチャな作品です。が、結構、本気モード。セットも作り込んでるし、CGもなかなかのもの。煙の尾を引きながら打ち上げられていく宇宙船など、かなりカッコいい。 これで内容があれば文句なしなのですが、残念ながら、内容はありません。ひたすら、バトル。 人間と昆虫のDNAをかけ合わせると言っても、互いに、進化の系統樹の両端に位置するような生物なので、たぶんムリだと思うのですが(皆、思ってるでしょう)、ノリで押し切ってしまう。もう、やったもん勝ち。 明らかにブレードランナーのパロディみたいな部分もあるけれど、ちょっとだけ「第三の選択」を思い出したりも。[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-23 13:50:06)《改行有》

2650.  最後の特攻隊 冒頭、この物語は宇垣中将とは無関係です、みたいな但し書きが出てきて、すでに何だか煮え切らない印象。 誰のことも悪くは描きたくない、という気持ちはわからんでもないけど、全編にわたって、いい人ばかり登場し過ぎ、キレイごとを言い過ぎかと。もちろん自由な発言が許される状況ではないのだけど、それならそれで、無念を滲ませるような描写がもう少しあってもよさそうなもの。 「建もの探訪」氏に関わるエピソードには多少、そういう要素も織り込まれてはいますが(特に母との関係)、結局、自己犠牲の美談で丸め込んでしまう。 優等生顔の梅宮辰夫、これはさすがに喋りすぎでしょう。 このテーマを映画の題材に選んだ以上、やはり腹をくくって作品を作るべきだったのでは。 戦争を題材にした作品には、もっとむせ返るようなエネルギーと怒りを感じさせるものがあって、そういう作品と比べてしまうと、やはり無難さが目立ってしまいます。 ただ、空中戦におけるミニチュア撮影のクオリティの高さは、特筆モノだと思います。[インターネット(邦画)] 6点(2021-12-19 22:57:09)《改行有》

2651.  日本暴力列島 京阪神殺しの軍団 すべてフィクション、と断ってますが、「すべて」はウソですね。モデルあり。 これもまあ、大きな組織(皆さんご存知の)がある一方で、その影響を逃れられないながらものし上がって行こうとする小さな組織を描くパターンですが、小林旭がチンピラ風情の活きのいいところから物語が始まって、実録ヤクザ映画ではなかなか見せることができなかった「マイトガイらしさ」みたいなものを、ここでようやく垣間見ることができます。 こういうアキラを見てると、もしかしてチョウ・ユンフアって小林旭を意識してたのか?などと思ったり。雰囲気似てます。 どうもヤクザ映画に出て来る梅宮辰夫って、何かヘンなんですけど(眉毛が無いのが裏目に出てるような・・・)、ヘンなりにこの作品では主人公の相棒役としてしっかり印象を残してます。中島ゆたかの役どころは踏み込みが浅く、ちょっと勿体なかったかな、とも。 在日の問題を取り上げてる点は注目に値しますが、もう少しそれに纏わるエピソードがあってもよかったかな、という気もします。[インターネット(邦画)] 6点(2021-12-18 20:41:22)《改行有》

2652.  山口組三代目 同じ年に『仁義なき戦い』シリーズが続々と作られてて、あちらは実際の事件に取材しつつ、曲がりなりにも登場人物には仮名(と言えるのか?)を使用していた「実録路線」。一方、こちらはというと、もうタイトルからして、そのまんまもいいところ。いや、普通のお方を題材にするのなら実名でもいいんですが・・・。 という、実録モノ以上に実録チックな禁断の作品ですが、内容はというと、むしろ、ひと世代前の任侠モノ。主人公を演じるのが高倉健だから、まあ、そうならざるを得ないかな。基本的に、イイ話テイスト。 ただし、ときどき健さんらしくもなく無鉄砲、というかムチャクチャな行動をとり、そういうシーンでは、この主人公、菅原文太に演じて欲しかったな、という気もしてきます。 しかし菅原文太は別の役どころで登場しており、この二人の役柄を交換するのはやはり無理があるなあ、という展開なので、これでいいんでしょう。 というか、やっぱり全体的に無理があるんだな、きっと。 まあ、題材の割には、穏当なサクセスストーリーです。[インターネット(邦画)] 6点(2021-12-18 15:02:36)《改行有》

2653.  新仁義なき戦い(1974) せっかく「完結篇」を作ったにも関わらず、性懲りも無く「新~」などとぶち上げるのは、13日の金曜日だけでたくさんです、と言いたくもなるのですが、コチラの方が先だから仕方が無い。とは言え、「新」どころか、時間を巻き戻して蒸し返してるだけなので、コチラの方がよほどタチが悪い気もするけれど、相手は東映。節操を求めても無益というもんです、ハイ。 蒸し返してるだけ、と言っても、テイストは多少、変えてきてますが、あの5部作の後では、いささか野暮ったい印象。冒頭こそ、いきなりの抗争で暴力的に開始するものの、ちょっと大人しくなってしまったか。 ラストは何だかこのまま旧シリーズを全部、再映画化しそうな勢いで終わりますが、もしかしてこの作品が大大ヒットなんかしちゃった日には、そんなことにもなりかねなかったのでしょうかね。[インターネット(邦画)] 6点(2021-12-12 22:47:16)《改行有》

2654.  ゴーストライダー2 ニコラス・ケイジという人には、どういう訳か「何かの禁断症状に悩まされている」というイメージがあるんですけど、もしかしてあのかつてのパチンコのCMからの連想なんですかね。 だから、この映画の役どころは、気持ち悪いくらい彼にピッタリです。 という作品なのですが、これはゴーストライダーの続編なの? もう何が何やら。とにかく禁断症状がある段階に達したら、ガイコツ顔から炎を出して暴れ回る。その大立ち回りの描き方は、スピーディーと言えばスピーディー、しかしちょっと雑な感じも。 物語は有って無いようなもの。少年を守る、という物語の骨格に、ひたすらハチャメチャな肉付けをして、もう、ついていけません、というレベル。ある種の楽しさがあることは否定しませんが、少なくともマトモではではありません、ハイ。[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-04 15:03:54)《改行有》

2655.  トゥルーナイト こういう歴史活劇みたいなのは、基本的に嫌いじゃない、と思ってたんだけど、なあ。 エピソード諸々が、コレといって印象的な描かれ方もされず、何となくストーリーが進んでいく感じ。どうも捉えどころがない。 主人公がSASUKEみたいな罰ゲームみたいな奴に挑戦する場面ぐらいは、もう少し粘って、ヒヤヒヤさせてくれてもよさそうなもの。開始1時間くらいでようやく王妃が誘拐されたりして、いよいよ物語が動き始めたな、と思いきや、活劇もホドホドに、事件が収束してしまう。 主人公と王妃との不義の恋、みたいなのがテーマなんだろうけど、これすらも踏み込みが浅く、悲恋という感じが全くしないのですが、要するにコレ、もともとリチャード・ギアには向いてない役、なんでしょう。もっと若々しくて一途さを感じさせる俳優は居なかったんでしょうか? それなりにもう若くもないギア様、どっちかというと、チョイ悪オヤジ、といった感じ。 そのギア様でも、クレジットは2番目になってしまって、1番はショーン・コネリーに譲ることに。ギャラもショーン・コネリーの方が高い、って事なんですかねえ。厚切りジェイソンみたいに天を仰いで「Wh~y!?」と叫ぶぐらいしか活躍(?)してなかった気がするけれど。 という訳で、イマイチ盛り上がりに欠いて、印象の乏しい作品なのですが、そういう軽いノリこそが活劇らしさ、とも言えるのでしょうか。 ラストシーンの小舟が流されていく海の光景、実写なのか、それとも特撮なのか? 雲の切れ目から遠くの海面に光が当たって、コレ、もしたまたま撮れたんだったら、もの凄くラッキー♪なのでは。[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-04 13:43:25)《改行有》

2656.  青春の殺人者 《ネタバレ》 長谷川和彦監督の2本の作品、正直、私はよく判りません。なのに世評は高いようで。結局のところ、私は映画というもの、あるいは映画ファンという人たちと、絶望的なまでに相性が悪いのではないかと思えてきてしまう。 どちらの作品も共通して、全くどこにも行き着かない。実際そういうのを描きたいんだろうとは思うものの、それの何が面白いのかピンとこないのです。 この作品の前半の親殺し。セリフ、状況設定、その他すべてが作為じみているように思えて、どうもゲンナリしてしまう。 だけど『太陽を盗んだ男』よりは取っ付き易いのは、自己破壊欲みたいなもの(しかも空振り気味)が作品のあちこちに表れていて、そういう部分に、同感というか、一種の普遍性が感じられるからだと思います。前半はどうかと思っていても、後半にはだんだん引き込まれていきます。市原悦子もスゴいんどけど、やっぱり何と言っても原田美枝子。いや前半にあの市原悦子がいたからこその原田美枝子かも知れないけれど、そこは仕方が無い。ひたすらイモっぽいんどけど、何かがありそうな。 女優を目指すお嬢さんが、脱いだら大女優になれますよ、と騙されて脱がされてるような。という風に騙されているのは私の方なんだろうけど、それもまた良し。[インターネット(邦画)] 6点(2021-11-28 15:17:33)(良:1票) 《改行有》

2657.  海底大戦争 ●●大戦争、というタイトルの映画もいくつかあって、何となくスケール感を期待できないものがあるのですが。  これもそんな一本。だけど出演者の殆どが外国人というところに、微妙なゴージャス感(恐らく当時としては)があります。 この外国人俳優たち、有名なのか無名なのかは知りませんけれども・・・と言ってる時点で、有名ではないような気がする。 で、物語はと言うと、海底にマッドサイエンティストの作った基地があり、そこでは人間を改造して半魚人を作っている、というオソロしいオハナシ。原作は御大・福島正実となってるんですけど、大丈夫なんですかねー。半魚人をサイボーグと呼ぶあたりにSFらしいコダワリが感じられるような気もしますが、気のせいかもしれません。 で、この半魚人なんですけど、これ、キグルミって言って、いいんですかねえ。ゴムか何かで作ってくれりゃいいんですけど、どうみても単なる半魚人風の「服」、なんですよねえ。ダブダブで、皮膚感、全く無し。あまり暴れたら裾を踏んで転んじゃいそうな。 で、とにかくこの基地に、千葉真一演じる主人公、他1名が、とっ捕まってしまう!哀れ、二人はこのまま半魚人に改造されてしまうのであろうか!?(・・・はい)。 という訳で、色々とショボい面はあるのですが、海中での魚雷攻撃のミニチュア撮影などはなかなかよく出来ているし、決して多くはないけど千葉チャンのアクションもちょっと楽しめるし、SFらしさもそこそこ感じられるし、「●●大戦争」モノにしては、上出来なんじゃないですか? そうでもない?[インターネット(邦画)] 6点(2021-11-13 13:24:20)《改行有》

2658.  不良番長 猪の鹿お蝶 《ネタバレ》 不良番長シリーズ第2作。サブタイトルを見ると、かの大傑作『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』の派生企画みたいですけれども、製作されたのはコチラの方が先。というのが、映画というものの不思議なところ。 コチラの作品で先にスクリーンデビューした「猪の鹿お蝶」さん、これがまた、大して活躍しないんです。 何しろ、この作品では不良番長こと梅宮辰夫の仲間として、千葉真一に菅原文太まで登場。豪華そろい踏みで、猪の鹿お蝶さんが活躍するまでもなく気分は盛り上がり、彼女の役どころはせいぜい、賭場のイカサマ見破り要員らといったところ。 千葉チャンか文太さんか、どちらかは敵役に回った方が、さらに盛り上がったんじゃないの?と思えてしまうくらい、敵役側がイマイチなんですが、そんなキャスティングの妙などをこのデタラメな不良番長シリーズに望むのがそもそも野暮というもの。 クライマックスはヤケクソのようにマシンガンをぶっ放し、これでもかと人が死んでいき、いやあ、ヤケクソってイイよなあ、と改めて思う次第。[インターネット(邦画)] 6点(2021-11-06 23:08:58)《改行有》

2659.  ゴルゴ13(1973) それにしても思うのは、高倉健さんが初めてゴルゴ13のコミックを手にした時ってやっぱり「なんだこれは、オレじゃないか!」って思ったんですかねえ。 という訳で、ゴルゴ13を実写化するならデューク東郷役は高倉健さん。そしたら、キン肉マンを実写化するなら五分刈刑事役は渡哲也さんで決まり。ですね。 ってなことはどうでもいいんですが、イラン政府の協力のもと、全編イランロケ撮影、という、実にイランことをしてしまった本作。いや、砂漠でのカーチェイスを始め、雰囲気出てる箇所も結構あるんですけど、それでも何だか、色々と不自由そうな感じが滲み出てて。 別にロケだけの問題でもなく、無理矢理引き延ばしたようなストーリーが、なんともまとまらない印象。 ラストのヘリとの死闘、もうちょっとカッコよく手榴弾投げられませんかね。そんな種蒔きでもするような投げ方で、天下のゴルゴを仕留められる訳もなく。 まあ、珍品、ですね、これは。そう思えば、それなりに楽しめます。[インターネット(邦画)] 6点(2021-10-24 22:13:36)《改行有》

2660.  女必殺拳 《ネタバレ》 さすがは志穂美悦ちゃん、カット割りで誤魔化すことなく、一連の流れるような動きで格闘アクションを見せつけてくれます。多少、単調なところもありますが、まあ、千葉チャンも大体こんなもんでしょ。構えのポーズもちょっとヘンですが、いやいや千葉チャンだって。 単調さを補うのが、敵のキャラの多彩さ。ほぼ怪人。ほぼ妖怪。多彩なキャラが多彩過ぎる武器を手に、次々に襲ってきて、次々にアッサリ斃されていきます(笑)。 死に方もバラエティに富んでいて、脳天に剣を刺されるヤツ、内蔵をはみ出させるヤツ、剣山に串刺しになるヤツ、面白いように血を噴き出させるヤツ。秀逸なのは、首をねじ切られて180°回った状態のまま、後ろ向き(前向き?)に歩いていくヤツ。 戦いの舞台が突然、崖の上に切り替わったりするのも、いいじゃないですか、夢があって。 燃えよドラゴンのパクリ感をあちこちに感じさせる作品ではありますが、逆に言えばその高いハードルに挑戦した悦ちゃん、なかなかお見事でした。 しかし、あの、吊り橋から転落するシーン。最近、私も視力に自信が無くなってきているのですが、見間違えでなければ、あれはもしやダミー人形。いや、どう見てもダミー人形。後の映画で真田サンに無謀極まりない飛び降りスタントをやらせてたのに比べると、千葉チャン、悦ちゃんにはちょっと甘いんじゃないの~。 いえいえ、真田サンがやり過ぎなだけです。[インターネット(邦画)] 6点(2021-10-17 08:03:05)(笑:1票) 《改行有》

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