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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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261.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 実話かどうかという点にはあまり重きをおかずに映画を観るのだが、この作品に関しては、そこが特に重要な気がした。痛快なクライム・エンタテイメントとしても一応の出来ではあるのだが、これが実話だとすると更に興味深い。 無線傍受のシーンやその後の展開はスリリングなのだが、どこか間が抜けていて、Mi-5や警察の対応に疑問を覚えるシーンも多い。特にMi-5の対応が非常に紳士的なのには驚いた。あれだけテリーと接触しておいて、尾行もせずに素直に交渉に応じるのはどうかと思った。ラストも彼らを連れ去って、内々のうちに殺してしまったほうが安心な気がするのだが。ある意味でのどかな時代だったんだろう。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-15 20:45:56)《改行有》

262.  大いなる陰謀 《ネタバレ》 観る前から知ってましたが、とりあえず、ひとくさりこのしょうもないタイトルを脳内でけなした後、このレビューを書いています。民主党員の作った民主党員のための映画みたいになっているのが、ちょっと気に食わないですが、確かにイラク戦争は失敗に終わったので、あながち間違いとはいえないでしょう。後づけの感はありますが。 共和党政治家のホープとリベラルなジャーナリスト、それに反戦派の大学教授と役者は揃っています。当然ながら、共和党政治家は少し常軌を逸した人物として描かれており、その時点でジャーナリストと大学教授に肩入れしやすい構成にしているのは、ちょっとずるいところですね。全体的な雰囲気としては、イタい共和党に率いられた民衆が戦争を支持するんだけど、それを止められない民主党も残念だみたいな自虐的なノリの映画です。戦争に志願する人のことをダメだとは止められないし、それなりに敬意も払わないといけない。でも、この戦争は間違ってるんだからそれは犬死だよね。。。という彼ら(というかレッドフォード)の心の声が聞こえてきます。 で、結局どうすればいいのか明確な答えを出さないのもずるいところ。即時撤兵して復権した過激派による粛清が行われるのを淡々と見ていればいいのでしょうか。アメリカがそれで良いというのだったらそれまでですが、その際は日本ももうちょっと安全保障の問題を考えておかないとまずいですね。個人的には東アジアはけっこう地理的に危険だと思っています。 散々批判しましたが、考えされられましたし、トム・クルーズの演技はうまいと感じたから7点です。それにしても何だこのタイトル。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-16 23:59:43)(良:1票) 《改行有》

263.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 正直に申し上げてデッカードがレプリかどうかなどということに全く興味は無く、というかそういうテーマがあろうとは気づきもせず、2時間この映画を観たが、それでも十分に面白かった。ストーリーの映画かと思いきや、意外と雰囲気の映画だったのだが、それもこの強烈な世界の前では、どちらでも良くなった。東洋的で混沌とした街に咲く退廃美。止まない雨も印象的だ。何よりも観るべきはルドガー・ハウアーの怪演か。「地獄の黙示録」のマーロン・ブランドーを思い出した。レプリだけに行動が予測不能。恐るべき力を持つ子供が最期に見せる思いには胸を打たれる。万人向けではないが、感じる人は何かを感じる作品。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-16 23:26:58)

264.  近松物語 《ネタバレ》 いわゆる王道の悲恋モノなのだが、全く泣けなかった。泣くとかいう次元ではなくて、完全に圧倒されてしまった。特に構図が美しすぎて、もう何とも言えない。以春の二階、船で漕ぎ出すシーン、おさんが山中で茂兵衛を追いかけるシーン等々、まさに一幅の絵のようで、言葉を失う。日本の映画ってこんなに凄い(凄かった?)んだと改めて感じた。 キャストの演技力にもしびれる。特に船中のシーンでの香川京子の演技は鬼気迫るエロティシズムを感じて、ぞくぞくした。「死にとうない!生きていたい!」と叫ぶ彼女の顔には、妖艶を通り越して一種の恐怖すら覚える。あと、個人的には、茂兵衛役の長谷川一夫は顔が甘すぎて、ちょっといただけないと感じた。 鑑賞後、何点にしようか迷ったが、率直につけると7点止まりになってしまう。凄いものを観たというのは分かるのだが、なぜか彼らに感情移入できなかった。映画として、あまりにも完璧である故なのかもしれない。気持ちの面で、消化不良のまま、置いていかれた感じがする。認めたくは無いが、洋画に毒されているのかもしれない。たまには日本のものを観かえして、感受性を養っておこうと思った。[DVD(邦画)] 7点(2009-02-01 18:36:06)《改行有》

265.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 監督はリドリー・スコット、キャストはデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの2大スターを起用し、万全の態勢で制作されたと言っても過言ではない。ギャング映画好きのツボを押さえた骨太な構成で、良い映画のお手本を観ているかのようだ。長さも全く気にならない。ただし、強烈なインパクトに欠けるのも確かだ。エピソードや場面の一つ一つに「意味」が充満している「ゴッドファーザー」等の傑作と比べると、やはり見劣りしてしまう。フランク、リッチーのキャラクターについては、よく理解できたが、脇役の魅力が伝わってこない。悪役のトルーポ刑事が辛うじて味を出しているが、フランクの家族については、一定の存在感を出している母親を除いて、妻も弟も背景の一部になってしまっている。リッチーの離婚係争も本筋とはほとんど関係ないところで進行してしまう。実話だからしょうがないと割り切ってしまえばそれまでだが、これでは7点以上はつけられない。主役2人の好演(取調室での掛け合いは見事!)が光るだけに残念だ。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-31 21:46:33)

266.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 前日に「カジノ・ロワイヤル」を再鑑賞し、万全の状態で臨んだ。相変わらずの凝ったオープニングで、期待も膨らむ。前作はトランプをモチーフにしていて、カラフルで華やかだったから、個人的には前作の方が好み。でも、今作の砂をモチーフにした造形もすごく良かった。 初めから怒涛のアクションシーンが炸裂するつくりも、前作と共通している点でしょう。今回は壮絶なカーチェイスで幕を開け、そこからイタリアのシエナで追いかけっこ。前作はボンドの特性を披露する見事なアクションシーンだったのに対し、今作はそこまで意識はされておらず、残念だった。ボーンシリーズ以降、メジャーになったカットバック多用型の(個人的には好みだが、何が起こっているかわかりにくいという意見もある)アクションシーンだった。 ただし、その後の展開はアクションのつぎはぎのような印象が否めず、大満足とはいかなかった。ストーリーも一本調子で変化に欠ける。ボスキャラのマチュー・アマルリックも少し貧弱で線が細い。総合的な印象としては、前作の方が良かったが、映画館で観れば、十分楽しめるレベルだと思う。 今作がシリーズの中で果たす役割としては、①敵の「組織」はかなり大規模であることが明らかになったと言うことと②ボンドが過去の思いをふっきり、スパイとして一応の完成形に到達したということだろう。次作では、ボンドの温かさと冷たさをどう出していくかが難しくなったと思う。スパイに成りきったボンドが、あまり人情味を出してもおかしいし、かと言って目的のためには手段を選ばず、誰彼かまわず利用する冷酷なマシーンと化していても、支持は得られないだろう。次作のボンドの人物造形に課されるハードルがぐんと増した気がする。 意外だったのは、前作よりもアクションシーンの比重が増していたこと。監督の人選などから、もっとドラマ性を高める方向に持っていくのかと思っていたが、良い意味でも悪い意味でも裏切られた。[映画館(字幕)] 7点(2009-01-25 18:18:17)《改行有》

267.  シリアナ 《ネタバレ》 7点の判断基準は「他人に薦められなくもない」ということなのですが、はっきり言ってこの映画は、他人に薦められません。「トラフィック」に輪をかけてストーリーが複雑な上に、徹底的に説明を省略するものだから、置いていかれる人が多数でしょう。私も細かい部分も含めると把握しきれているかどうか。。。しかし、こういう陰謀モノの話は基本的に好きですし、キャストもいい仕事していますし、話の流れも嫌いではありませんから、7点は与えたいところです。確かにいくらなんでも観客を突き放し過ぎという皆さんのご意見には頷くしかありませんが。 話の中で疑問に思ったところが、2点あって、ホワイティングはボブをハメようとするんですけど、そんなまどろっこしいことをする前に消したほうが早かったのではないかと。自宅に侵入されたのは、少しお粗末でしたね。FBIの動きの方が早くて間に合わなかったということなのかな。もう1点は、最後のボブの動きをなぜCIA、FBIが止めなかったのかということ。目をつけられていても、普通に国外に出られるものなんでしょうか?以上2点がちょっと気になりましたが、頭の体操には良い映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-25 01:08:16)《改行有》

268.  JSA ソン・ガンホ!すごい。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-12 23:33:58)

269.  裸の銃を持つ男 どこまでも真面目なドレビン警部にやられた。個人的にはもっとシュールなほうが好みだけれど、「人に勧めやすい笑える映画」という点では今のところ最高。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-24 23:09:41)

270.  河内山宗俊 《ネタバレ》 お~と~こだった~ら~♪と思わず口ずさんでしまいそうになるほど、河内山宗俊の、あまりにも渋い侠ぶりには、ただただひれ伏すしかありません。他のレビュワーさん方が挙げていらっしゃるとおり、名シーンばかりで、恐ろしいくらいです。 ただし、僕は断然「丹下左膳」派ですね。なぜなら、これはとんでもない悲劇だから。個人的にこういうコミカルな話が暗転していくのは非常に苦手です。「何でそうなるの!?」という話の展開があまりにも悲しく、観終わった後、憮然としてしまいました。。。 最後に。原節子、めっちゃかわいいですね。[DVD(邦画)] 7点(2008-09-12 00:22:52)《改行有》

271.  アパートメント(1996) 新感覚ラブストーリー~ミステリー仕立て~といった感じだが、プロットの練りこみが半端じゃないだけに、チープには堕していない。2度続けて観る気は起こらなかったので、1度しか観ていないが、正直、細かいところまで頭の中で再構成するのは無理だった。ただ、なんとなく見ても十分おしゃれだし、イケてる映画を観たという満足感は強い。とにかく、美男美女が右往左往するし、撮り方もセクシーなので、ただもう耽美的に映像を楽しみたい!という方にもお勧め。僕としては、比較的苦手なタイプだが、うまく作れているので、最後まで飽きなかった。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-11 23:47:08)

272.  コーカサスの虜 《ネタバレ》 地味ながら、戦争のもたらす数奇な出会いと別れの悲しみをきちんと描いている作品。サーシャとの絆、ジーナとの絆、ハッサンとの絆、チェチェン人との絆。どれも、戦争のおかげで芽生えたもの。そして、全て消え行く運命にあるもの。 ラストの攻撃ヘリは村を攻撃しに行くものなんでしょうね。何とも哀しくやるせない。過剰な演出を排した素朴な演技が余計に悲しみを増幅させます。レビューを書いているとまた泣きたくなります。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-11 01:22:55)(良:1票) 《改行有》

273.  ブロードウェイと銃弾 アーティストとは?ということをウッディ・アレンが追求した作品。本人が出ていないため、ライト(?)で癖のない感じに仕上がっている。オチもうまいし、ほろりとさせられる。脚本はほとんど完璧に近いですが、個人的にはもっと毒のある自意識丸出しのアレン映画の方が好きなので、8点にしておきます。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-02 00:16:22)

274.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 一回観ていたということに開始後30分経つまで気づかず。自分の中での印象は非常に薄かったようです。お約束の展開、ありがちな設定。面白みのあるのは、親友がホモであることくらい。しかし、終盤に差し掛かり、気づくと涙が。。。 ええ話なんです。泣けるんです。この映画は素直に観たいし、これを素直に観られなくなるほど、映画慣れしたくない。そんな作品です。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 21:34:23)(良:1票) 《改行有》

275.  カポーティ 《ネタバレ》 役者に救われている映画。最後まで全てが消化不良に終わるのだが、皆いい演技をしており、退屈はしなかった。シーモア・ホフマンのアカデミー賞受賞にも納得がいく。 しかし、それにしても映画の持つメッセージがはっきりしない。おそらく、あえて不明瞭な感じに作ったのではないか?でも、なぜ? 天才肌で不可解なカポーティの心象風景をハーパー・リーやジャックのナビゲーションで旅するというわけでもないし、カポーティとペリー・スミスのやりとりから劇的な何かが生まれるというわけでもない。全てはただ淡々と描かれるのみ。警句を振りまき、セレブにちやほやされて喜ぶ俗っぽいカポーティもいれば、本を出版するために二人の死刑を望む嫌らしいカポーティもいる。かと思えば、鋭い才気で死刑囚の心に切り込み、その心中を鮮やかに描き出す大作家の面目躍如たるカポーティもいれば、二人に会いに行くことにおびえ、彼らが死刑になってしまうことに対して心底済まないと感じるナイーブなカポーティもいる。彼がホモだということは、その声や仕種から暗示されるものの最後まで明らかにはならない。 この映画の面白さは、彼の多面性を描きつつも、そんな彼に同情し、共感することを許さない厳しい姿勢にあるのではないか。もやもやした後味の悪い映画だが、人間ましてや天才なんてそんなに簡単には描ききれんのよとでも言いたげな監督の姿勢は理解できた(?)気がする。 でも、本当にそうなのか?あああああああああ、もやもや。本当はどんな人だったんだろう?「冷血」を読むところから始めてみようと思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-29 02:06:35)《改行有》

276.  父の祈りを 《ネタバレ》 非常にまっとうな映画。キャストは一級ぞろいで映像も重厚、抑え気味の演出、脚本も良くできている。デイ・ルイスとポスルスウェイトの父子のやり取りは、並みの俳優じゃ真似できないリアリティだ。迫真の演技とはまさにこのこと。また、エマ・トンプソンは大好きな俳優だが、更に好きになった。法廷での弁護の場面は、見せ場を攫っていく鮮やかな演技だった。良くも悪くも「癖がない」映画であると言えよう。 だが、映画に求める娯楽性、心を強く揺さぶられる「ケレン味」が全く感じられないのは少し物足りない。同種のIRA関連映画「ブラディ・サンデー」のもつ緊張感、爆発的なエネルギーは感じられなかった。いわゆる「実話に基づく」映画はこのバランスが難しい。真実に対する真摯な姿勢と派手な脚色に対する誘惑。両者の鬩ぎ合いが卓越した映画を生むと僕は信じているが、この映画からは、あまり後者が感じられない。それはそれで素晴らしいことなのかもしれないが、それなら徹底的なドキュメンタリーでも良かったのでは?と考えてしまう。ジェリーのテープや監獄内での微妙な人間関係など、映画を「面白くする」素材はいっぱい転がっているのに、あえてそれを行わない。男らしいが、少し無骨で地味な印象を受ける。8点に限りなく近い7点。 追記:詭弁かもしれないが、こういう話を観ていていつも思うのは、真実に対する畏敬ということ。確かに、監獄で命を落としたジュゼッペや貴重な青春時代を失った「ギルフォード・フォー」は本当に気の毒だ。本当にひどい話である。だが、私はあの証拠が15年後まで残っていて、それが弁護士という司法側からすれば一番の敵に易々と渡されるような場所で管理されていたという事実に深い感銘を覚えずにいられない。検察ぐるみだったのなら、あんな証拠、いつでも破棄できていたはずだ。それをしなかったということ。単なるミスだとは私は思わない。司法の人々の心の中に「そこまでやるか?」という意識があったから、あるいは、イギリスが「法治国家」として成立しているから、あの証拠はひっそりと残されていたのだろう。過去の新聞写真から人が消えたりする国家ではないということだ。逆説的に法で管理される国家の素晴らしさを教えられた作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-07 00:16:57)(良:1票) 《改行有》

277.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 ジャック殿  拝啓  その後、学校はどうですか?ジュディとはうまくやってますか?貴方が「暴力」で解決を図ったいじめ問題はどうなってますか?ロニーは少しビビッてるようですし、貴方の嫌う「暴力」が役に立ったと言うことかもしれませんね。今日、お父さんの店に行ってブラックコーヒーを一杯飲んできましたよ。お父さんは以前より無口になったようだけど、事件以来、よりワイルドさが増して、かっこよくなったと近所では評判です。 それはそうと、今日は一言苦言を呈したいことがあります。あなたが不注意から人質にとられた状況を打開してくれた命の恩人に対して、あの態度はなんだったんですか?貴方のお父さんはトムです。間違いありません。貴方が生まれてからずっとトムだったのなら、彼はトムなのです。肉をおずおずと勧めるくらいで償われたと思ったら、大間違いですよ。もっと優しくしてあげてください。お父さんの元には、これからも悪党が訪ねてくるかもしれません。そのときは、貴方が父親を守るくらいの意気込みで、対応していただきたいものです。幸い、腕力ではその血を受け継いでいるようですので、あとは射撃の腕ですね。期待しています。 追伸 サラは相変わらず、おばけを怖がってますか?また出てきたら、貴方の拳で倒してあげてください。暴力は全てを解決するのですから…。 敬具 という手紙を書きたくなる作品。ラストが良い。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 01:34:45)《改行有》

278.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 評価するのが難しい。。。特に筋が面白いってわけではないが、余韻が残る作品。 まず、映像はとても美しい。アメリカの山ってあんなに美しいものだとは知らなかった。序盤はその風景にのめりこんでしまって、しばしゲイ映画であることを忘れていた。同性愛関係になった後では、アルマが気づく場面、アルマとイニスが感情をぶつけ合う場面が特に良かった。非常に哀しい場面だ。話は多くの小粒な悲劇を描写しながら、淡々と進んでいく。でも、退屈ではないのは、主役二人をはじめとしたキャストの演技力に負うところが大きいと思う。そして、最後の破局。私はここで、ラリーンも真実を知ったと考えていたが、ここのサイトではそうじゃない解釈をしている人もいて、正直、分からなくなった。ラリーンがイニスにきちんと説明はするものの、最後に乱暴に電話を切る場面からそう考えたのだが、読みすぎかな?私の鑑賞力のせいか、字幕のせいか分からないが、そこでもやもやしてしまった。その後の、ジャックの両親との対面シーン、アルマ・ジュニアとのシーンについては、泣けるほどではないが、ほろりとさせられた。劇的なシーンが無く、パンチ力に欠けるため、人によっては退屈に感じるかもしれないが、人々の感情の襞を丁寧に描けている良作だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 23:23:12)《改行有》

279.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 これぞアメリカ!これぞミュージカル!という直球作品。単純すぎる筋も中盤の中だるみも終盤のスーパーハイテンションなダンスシーンで一気に取り戻せている。すんごい(肉の)動きを見せる主演の女の子に勝るとも劣らなかったのは、悪女役のミシェル・ファイファー!本当に差別主義者じゃないかと思うほどの毒舌で憎たらしいったらありゃしない。あとはダンス!ダンス!ダンス!「ショウほど素敵な商売はない」と言う言葉(題名)を思い出しました。 それにしても、あれくらいステップ踏めたら、忘年会で苦労しないだろうなあ。練習しなきゃなあ(余談)。[映画館(字幕)] 7点(2007-11-11 22:24:48)《改行有》

280.  運命じゃない人 脚本がとっても面白い!時間軸をずらした巧妙な構成で、最後まで飽きずに楽しめました。でも、その一方で何かこう今ひとつガシッと来るものが無いのも確か。テンポが若干遅いのと伝えたいテーマが散漫なところがアレなのかな。新しい監督さんらしいので、これからが楽しみです。 それにしても、邦画はこういう小規模な映画だと面白いのができるのに、ちょっと大作になるともう手に負えない感じになっちゃうのはなぜなんだろう?製作費の問題なのか監督の技量の問題なのか。小粒でピリッとした映画もいいけど、日本発のパワフルな大作もいつか見てみたいなあ。[DVD(邦画)] 7点(2007-10-31 00:23:56)(良:2票) 《改行有》

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