みんなのシネマレビュー
たくわんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 856
性別
自己紹介 喰わず嫌い無し! ジャンルを問わず何でも観ます。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
414243

261.  ベン・ハー(2016) 《ネタバレ》 全くの予備知識無しで観ればそれなりに面白く感じられる作品なのだと思う。 だが、悲しいかな私は1967年(昭和42年)の生まれ、そう、「ベン・ハーと言えば1959年版」、「ベン・ハーと言えばチャールトン・ヘストン」 と言う刷り込みが完璧なまでに出来ている年代なのだ。 だからどうしても本作には中途半端感が否めなかった。 以下、思い付いた事を列記します。 1)ベン・ハーのルックスが普通の人過ぎる。 今思うとチャールトン・ヘストンは本当にはまり役だったのかと思う。 見方を変えれば、俳優さんはこの役を演じると言う事に物凄いプレッシャーを感じていた筈だし、 チャールトン・ヘストンの事を抜きにして考えれば(かなり難しいけど)中々の名演をしていたと思う。 2)イエス・キリストの扱いが軽い 1959年版では敢えてイエス・キリストの顔を正面切って画面に映さない演出に徹していた。 私は仏教徒だが、この演出がイエス・キリストの神秘性を高める事にかなり寄与していたと思う。 翻って本作、イエス・キリストを演じるのは美男の誉れ高い男優さん。 ビジュアル的には現代的で良いのかも知れないが、やや俗物的な扱いになってしまった様に思える。 3)CGだから良いという訳ではない 1959年版でのガレー船のシーンは明らかに模型だったが不思議とチープさは感じなかった。 手作りの模型を如何に本物らしく見せるか、制作陣の熱意が伝わってくる様な描写だった。 本作の場合、3D上映を想定してか遠近感を多用、それも船を見下ろす俯瞰では無く奴隷となったベン・ハーの視点からの描写が多い。 これが私に取っては逆効果だった様で、1959年版の様なスペクタクル感は感じられなかった。 戦車競争のシーンは・・・ 全てセットで実際に大勢の観衆が居る中で撮影された1959年版に勝る映像はこの世には絶対に存在しない。 4)音楽が軽い 冒頭に流れる壮大なファンファーレや、キリスト殉教の際に流れる美しい旋律等、1959年版は「これぞ映画音楽」といえる名曲そろい。 比較するのが間違いなのかも知れないが、本作では音楽から壮大さ・優美さを感じる事はなかった。 とどめはエンドクレジット、この手のテーマの作品に歌詞付きの現代音楽では悲しすぎる。 これでは余韻に浸る事も出来ない。 以上、6点は本作に携わった全ての人達への賛辞として。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-30 16:41:47)(良:1票) 《改行有》

262.  KUBO/クボ 二本の弦の秘密 《ネタバレ》 何人の方々がどの位手間を掛けたのか、私の様な凡人には想像も及ばない素晴らしい芸術作品。 この様な作品をCGでは無くストップモーションアニメで、しかも日本では無く海外の方々が作成したという事実。 「尊敬」以外ございません。 参りました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-10-28 14:01:44)《改行有》

263.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 亡き妻との思い出が沢山詰まった我が家を爆破された事への復讐譚。 キアヌ扮するジョン・ウィックのキャラは冴えているが、 作品自体のパワーは1作目には及ばない。 設定では前作から5日後の出来事なのだそうな。 ここは物凄く斬新。 3作目は劇場に観に行こうかと思う。[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-15 13:39:05)《改行有》

264.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 単純明快、怒りに燃えた中年男性の復讐劇! これのみ!! 本作のキアヌは「これが伝説の殺し屋(ブギーマン)?」と思ってしまう位、痩身の疲れた中年の雰囲気満載。 だけどこれが本作の面白みの一つになっていると思う。 如何にもプロの殺し屋の様な筋骨隆々の俳優では無く、キアヌの様な線の細いキャラが派手なアクションをした方が面白い、 って、これそのままマトリックスのネオだと気が付いた(爆)。 後、とにかく犬が可愛い。 犬を貰った時のキアヌの演技も泣ける。 彼の演技で泣いたのはこれが初めてかも。[インターネット(字幕)] 7点(2019-10-09 14:02:54)《改行有》

265.  セントラル・インテリジェンス 《ネタバレ》 家族向けアクション・バディムービーとしては及第点。 レーティングを意識したのか人が死ぬシ-ンが全く出てこないのも、何だか新鮮に感じた。 「いじめは良くない」事を教えるきっかけや、「実はいじめられている」事を子供達にさりげなくカミングアウトさせるきっかけとして、 家族で観るのが良いと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-09-30 17:15:47)(良:1票) 《改行有》

266.  フライド・グリーン・トマト 《ネタバレ》 何の前触れも無く、実はエグいシーンが突然出てくる変な映画。 ・バーベキューが美味い! って、本当は!? ・ボロくそに殴られるメアリー・ルイーズ・パーカー 等々 原作を読めば楽しみ方も変わるのかと思うけれど、私には今ひとつ楽しめず。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-09-30 17:08:01)《改行有》

267.  ダウンサイズ 《ネタバレ》 SFらしい着想は素晴らしい。 オープニングタイトルに至るまでの描写から「おぉ、これから何が始まるのか?!」と言う ワクワク感はなかなかのものだった、が... 物語中盤から話の方向が妙にシリアスなものとなり、ダウンサイズした事など殆ど関係ない展開へ。 あれ、いったいどうしちゃったの?と混乱している私を横に置いて映画は終了しておりました。 何がどう作用したのかわかりませんが、恐らく監督さん本人が途中で訳が判らなくなってしまった様な。 物凄くちぐはぐで変な作品です。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-09-25 12:15:58)《改行有》

268.  シンクロナイズドモンスター 《ネタバレ》 モンスターと巨大ロボは登場するが、本筋は自堕落な自分を戒め出直すまでを描いたいわゆる「克己もの」。 設定が面白いと思ったので観賞に至ったが、特段面白い映画ではなかった。 一昔前では考えられない位にCGの技術が向上し、しかも安価になった今、 最もその恩恵を被れるのはこの手の作品なのだろう。[インターネット(字幕)] 4点(2019-09-16 16:19:18)《改行有》

269.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 ここに王道極まれり。 だが、残念ながら感動レベルは前作ほどでは無い。 主人公アドニスのお坊ちゃまぶりが今回も炸裂、イライラする奴だなぁと思ったが、 振り返ればオリジナル1作目の親父さんも我儘で自己中な奴だった。 血は争えないと言う事か。 ドルフ・ラングレンとその息子役の俳優さん、虐げられた生活環境を原動力に戦う雰囲気は良く出ていた。 あれだけの重量級ボクサーを演じられる俳優さんはそうは居ないので、 もし次回作があるならばアドニスとの再戦を期待したい。 スタローンの枯れた演技は、そこに居るだけで描写に厚みが増す。 映画冒頭の控え室、鏡で反転したその姿などその好例。 もっと沢山の作品で俳優業を継続して欲しいなと願う次第。[インターネット(字幕)] 6点(2019-09-16 15:50:53)《改行有》

270.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 良作。 クリント・イーストウッドの作品には外れが無い。 テロを阻止するクライマックスに至るまでの描写が淡々とし過ぎているかの様に思えるが、 本作を鑑賞する人は皆、これから彼らに何が起こるかを知っている訳で、 それが故に各シーンに巧みに散りばめられた伏線が最後に最大限の効果を発揮するのだと思う。 (落ちこぼれだった事、身体を鍛えた事、色々と努力した事、信仰が主人公の価値観に大きく影響を与えた事 等々) 本作最大の複線は、今更説明不要だが主人公含め主要登場人物を本人が演じている事だろう。 私は事前に予備知識として知っていたが、皆中々の演技をしていたと思うし、 フランス大統領から叙勲されるシーンや故郷でのパレードのシーンは、逆に本人が演じている事を 知っているが故に感動が増した様に思う。 本人を使うのは大英断だと思うし、彼らを被写体として最大限活用した監督の手腕にも脱帽する。 劇場で観るべき作品だった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-09-16 13:41:20)(良:1票) 《改行有》

271.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 2019/8/3、パシフィコ横浜で開催された「JAWS in CONCERT」にて、フルオーケストラ生演奏付きの贅沢極まりない環境で観賞。 意外な事に、本作を劇場で観るのが実は初めてだった事に気が付いた。 以下、上記を踏まえて感じた事を列記させて頂きたい。 1.これまでに何十回と本作を観賞しているが、その殆どがTV放送用にカットされた日本語吹き替え版。 私の脳内記憶の中ではこの「TV放送用日本語吹き替え版」が自ずとスタンダードになっている。 なので今回観賞したノーカット版では、サメ狩りに出掛けるまでの流れは失礼ながら緩慢な印象を受けた。 図らずも各種制約のある中で放送するTV版は余計な描写をそぎ落としたスピーディな流れになっていると思う。 このバージョンで劇場公開して欲しい位。 2.サメ狩り職人のクイントを演じるロバート・ショウ、クセの強い役柄・時折見せる狂気を孕んだ目の光含め本作第二の主人公と言っても良い位。 壮絶且つ痛そうな最期含め、一度観たら忘れられない強烈な演技をしている。  年齢を重ねると万物の見方・捉え方は変わるが、今まではこの様な印象は持たなかった。これも映画鑑賞の醍醐味である。 3.ロイ・シャイダー演じるブロディ所長の奥さん:エレンを演じたロレイン・ゲイリー、これまでの観賞では完璧にノーマークだったが、 今回改めて観ると旦那をさりげなく鼓舞する良妻賢母振りや、何よりチャーミングなルックスが何気に自分の好みのタイプ。 本作(「2」以降は作品として認めないので除外)以外、あまり多くの作品に出演されていない様で残念だが、 これも齢50歳を越えなければ決して抱かなかった感想だ。 4.作品自体は既に44年を経過していはいるが、サメの造形含め古臭さを感じる事は皆無であり、良いものは良い事を再認識した。 本作以降、柳の下のドジョウならぬサメを狙った作品が乱立し、ディスカバリーCHのSHARK WEEK等含め「サメ物」がそれこそ40年以上に渡り毎年、 夏の風物詩的に製作され続けている全ての起源は本作であり、全世界の人々に良くも悪くもサメの印象を強烈に植え付けたポスタービジュアル 含め、CG等の映像技術がどれだけ進化しても本作はオリジナルにして既に孤高の作品に昇華しているといえる。 5.シネマコンサートと言う手法、日本でも定期的に作品を変えて公演が継続開催されているが、今回は特に映像とフルオーケストラ生演奏の シンクロ率が半端無いレベルで高く、全く違和感を感じなかった。 本編終了後にアンコールの形でJAWS組曲の演奏プレゼントもあり最高の体験が出来た。 チケットは少々お高いが、本レビューサイトを利用されている皆様にも強くお勧めしたいイベントである。[映画館(字幕)] 8点(2019-08-05 10:44:13)《改行有》

272.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 【2019/7/25投稿】 ルトガー・ハウアーが逝ってしまった。 30年前に名画座で奇跡の様な邂逅をして以来、本作を何度観たことだろうか。 貴方は歳を召されても独特の渋さを武器に幅広く(大企業の役員、サッカーチームの監督等)映画に出演されていましたが、 私に取って貴方は常にロイ・バティーそのものでした。 貴方が亡くなられた事はとても悲しい事ですが、私は明るい気持ちで貴方を見送りたいと思います。 何故なら、貴方は1982年に既に永遠の命を得ているのですから。 心から哀悼の意を表します。 "I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments... will be lost in time, like tears in rain... ...Time, to die." 【以下2008年投稿】 新宿バルト9で鑑賞。 他レビュアーの皆さん同様、エンドクレジットが終了するまで席を立つ人がはほんの僅か。濃密な一体感を伴う時間を満喫。 小生、本作を劇場で鑑賞するのはこれで10回目。その殆どが飯田橋や新宿の名画座であり、手持ちのDVD(ディレクターズカット版)も映像はそれほど鮮明とは思えず、実は今回一番期待していたのはデジタル上映のクオリティとはどんななものか?と言う点。 結果としては期待を遥かに上回り地球を数週してしまうかと思える位の衝撃。 2019年のロスを俯瞰で見る導入部から、映像・音声の綺麗さに感動。始まって数分で感涙するなんて生まれて初めての事です。それにしても、他の皆様と同様感じたのは、一つ一つのシーンに盛り込まれている情報の多い事!!  本作の普遍のテーマ「命とは?」という題材に思いを馳せたのは勿論、ルトガー・ハウアーという俳優は芸達者だなあと関心させられた次第。 バルト9での上映は終了してしまった様ですが、出来ればもう一度デジタル上映で、残念ながら未見の皆さんに本作を最高のクオリティで観る感動を味わって欲しい。作品の内容・製作者達の思い入れに、やっと時代が追いついたのかも・・・ なんて思います。 学生の頃、姉に強く奨められたのが本作を知るきっかけですが、これは本当に名作です。 (ちなみに私はデッカード=レプリカント説には個人的に反対。余計な話に思えます。ですから、5枚組DVDの中で監督自ら説を肯定する様なコメントをしていたのは驚きでした) [映画館(字幕)] 10点(2019-07-25 09:20:24)(良:1票) 《改行有》

273.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 初鑑賞は1990年、今から何と29年も前。 当時私は大卒で新入社員になったばかり。 会社が準備した2DKのアパートで同期の野郎5人との共同生活真っ最中。 そんな背景もあり、題材は戦争ながら仲間の素晴らしさ(青臭い・・・)等々、感情移入しまくりで鑑賞。 同期の連中に勧めまくった記憶があります。 今回、実に29年振りの再鑑賞と相成った訳ですが、世界中で様々な紛争が絶え間なく行われ、 You Tubeで悲惨極まりない実際の戦禍の映像が誰でも簡単に見る事が出来る様になった現在、 50歳を越えたオッサンの私に取って、本作を再鑑賞して得られたものは悲しいかなノスタルジーだけでした。 エンドクレジットが流れた後に飲んだビールは苦かった。[映画館(字幕)] 6点(2019-07-16 13:55:20)《改行有》

274.  スカイスクレイパー 《ネタバレ》 全編に渡りどこかで観た様なシーンのオンパレード。 製作陣はダイ・ハードが大好きなんでしょうね。 「粘着テープが有れば何とかなる」に至っては、オリジナルへのリスペクトを通り越してオリジナリティが無い自分達を卑下しているかの様。 それにしても、この手の映画に出てくる悪党一味は何故用意周到に事前準備をしていたであろうにも関わらず、 いざ本番になるとボロ出しまくりなのだろうか。 一本くらい、計画通りに計画を完了させてスマートに去っていく様な映画を観たいです。 ネヴ・キャンベルが年齢を重ねて魅力が増していたのは嬉しい発見(←ただのスケベ)。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-16 13:43:06)《改行有》

275.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 開始数分でラストシーンに至るまでの殆どの展開が読めてしまい、それが悉く当ってしまうとても珍しい映画。 ホームパーティー等で酔っ払いながら皆でワイワイ観るのが一番かと。 リー・ビンビンはこんな作品出てないで、早くエイダ・ウォンを再演して下さい。[CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-16 13:32:31)《改行有》

276.  ヴェノム 《ネタバレ》 率直に言って日本が世界に誇る傑作漫画「寄生獣」のハリウッド版。 アンチ・ヒーロー的な作品と思い込んでいたので肩透かし。 ヴェノム君は見かけとは大違いで窮地に陥った宿主をスーパーパワーで救うだけじゃなく、 他の人にも危害が及ばぬ様に色々気遣いの出来るいい奴。 終盤、身を挺して宿主を救い潔く退場かと思いきや、ちゃっかり生き残っているのはご愛嬌。 最後の決め台詞シーンが予告で事前に垂れ流されている事に愕然、幾らなんでもそりゃないでしょう。 それにしても、ウディ・ハレルソン出てましたっけ?[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-07-16 13:28:31)《改行有》

277.  ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 《ネタバレ》 実在の人物を描いた映画を観る際、演じている俳優陣が「どれくらい似ているか?」は物語への没入度を左右する大きな要素だと思う。 ゲイリー・オールドマン演じるチャーチル首相しかり、グゥエルム・リー演じるブライアン・メイしかり。 本作の場合、主人公のビヨン・ボルグを演じるスヴェリル・グドナソン(初見の俳優さんだ)の似ている度合いが、 ダニエル・デイ・ルイス演じるエイブラハム・リンカーン以上に似ており、この点では10点満点。 エンドクレジットで本人の写真が出てきて思わず噴き出してしまった程。 物語は徹頭徹尾真面目な語り口で、文字通り氷と炎の様に両極端な稀代のテニスプレーヤーが1980年のウィンブルドン大会で果たした 壮絶な決勝戦の模様と、そこに至るまでの二人のテニスに賭ける半生を描いている。 私はテニスに特別詳しい訳ではなく、ジョン・マッケンローに至っては日本での摩訶不思議な歯磨き粉のCM(「歯槽膿漏には負ッケンロー」と言う奴)の 印象の方が強かった位なのだが、制作費をアメリカが出していない影響なのか演じるシャイア・ラブーフも仰々しさの無い渋い演技も見せており、 本作を通じて道を極めた人達の人となりの一端を知る事が出来た様に思う。 また、二人が現役引退後に親友となった事も知り、スポーツがもたらす素晴らしさを改めて深く認識した次第。 ここ数年の「実在の人物」物の完成度は総じて高い。 こうなってくると、クリス・ヘムズワースが演じるという噂のハルク・ホーガン(プロレスラー)の伝記映画を早く観たくなる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-03 10:46:24)《改行有》

278.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 現代のディズニー映画に相応しいシナリオ改変も許容範囲のとても楽しい作品だと思います。 あれから27年も経過しているとは驚きです。 ウィル・スミスはMIBよりもはまり役ではないかと。 アラジンとジャスミンもオリジナル版の雰囲気を上手く継承した絶妙なキャスティングです。 完璧なまでの実写化で少々肩が凝った「美女と野獣」に対し、同じ位にオリジナルへのリスペクトを表しつつ、 肩の力を抜いて現代版のエンターテイメントに仕上げた事に拍手。[映画館(字幕)] 8点(2019-06-10 12:58:20)(良:1票) 《改行有》

279.  モリーズ・ゲーム 《ネタバレ》 オリンピックを目指していた女性が辿る数奇な運命を題材にした実話の映画化。 それにしても、アメリカの方々は本当に博打(特にポーカー)を題材にした映画を創るのが好きだと思う。 私は実話をベースにした映画を観るのが好きなので鑑賞したが、そもそも私は博打・ポーカーに全く興味が無い。 なので中盤以降はストーリーの詳細は敢えて深く追わずに、豪華絢爛な出演陣の演技を楽しむ事にした。 イドリス・エルバ ⇒相変わらずの磐石な演技、終盤の司法取引での迫力に満ちた台詞の連打は流石。  背中で演技が出来る数少ない俳優。 彼くらいスーツが似合う様に私もなりたい。  ケビン・コスナー ⇒鉄板の渋い演技。年齢を重ねた事がかなり大きくプラスに働いている稀有な事例ではないかと思う。 (若い頃の作品は自意識過剰過ぎて木っ恥ずかしくて観ていられない) ジェシカ・チャスティン ⇒以前から演技の上手い女優さんだとは思っていたが、正直、女性としての魅力には欠ける女優さんだと思っていた。 ところがどっこい(←死語)、本作はアップが多い事と女性的なファッションが多かったせいも有り、 「あれ? なんだよ、いい女じゃん」と素直に思ってしまった。(男とは本当に馬鹿だ笑) いずれにしても、「彼女が主演ならば・・・」と言う映画鑑賞の一つの「きっかけ」がまた増えた次第。  余談になるが、本作を観てモデルとなった実在の人物、モリー・ブルームに興味を持った方は是非、 Google等で写真を確認して頂きたい。 なんとまぁ、ジェシカ・チャスティンとはタイプは違えど、こりゃまた魅力的な女性。 こりゃ非合法のポーカークラブが盛況になる訳だし、映画の中でモテモテなのも納得。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-05 14:46:26)《改行有》

280.  ヒドゥン2 《ネタバレ》 実に、実につまらない。 製作陣が前作の面白さ・勢いをあてにしすぎ。 自ら面白い作品を創り出そうと言う気概が全く感じられない。 前作やターミネーターの様に、本当に面白い映画は製作費の大小云々では無く、 製作陣に「熱意」が有るか否かで決まるのだと言う思いを改めて強くした次第。 1点は前作に対し唯一勝っていると言える綺麗なヒロインに対して。[CS・衛星(字幕)] 1点(2019-05-31 12:52:16)《改行有》

091.05%
1182.10%
2222.57%
3566.54%
4283.27%
511112.97%
612414.49%
720624.07%
816819.63%
9526.07%
10627.24%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS