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281.  特捜部Q Pからのメッセージ 《ネタバレ》 前二作と比べると映像も雰囲気からもグロさが和らいだ感じ、季節は夏?でも寒そうです。 犯人の動機をセリフではなく映像で語り、現在と過去が交互する。わりと好きです、こういうの。 犯人の異常性は際立ってるけど、そこまで知能犯で完璧とも思えないのに あれだけの警察官を動員して監視してるにも関わらず、あそこまでドジるってどうなの? そこにイライラしました、歯痒いのよね。「お父さんは医者に任せて早く追えよ」とアサドに叫びたくなりました。 犯人との直接対決とアジトへの持っていきかたにもっと工夫がほしいところです。 でも子供をいたぶるシーンは嫌ですよ、しっかり見せてるもん。国によっては完全にアウトなんじゃないですかね。 手は震えてるし、イマイチ掴みどころのないカールなんですが、捜索願も出されないまま犠牲となった 手紙の主のPの葬儀で賛美歌を「歌ってみる?歌おかな?」みたいになっても泣いちゃうんです。 前作の猫ちゃんお持ち帰りと同様、彼の人柄がわかるホッとできるシーンでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-22 14:53:47)《改行有》

282.  カフェ・ソサエティ 《ネタバレ》 オープニングのクレジット、音楽、あの独特のセリフ回しとナレーションが最初から炸裂で 息つく暇もないという相変わらずのウディ・アレン、楽しいです。 1930年代の古き良きアメリカのニューヨークとハリウッドの雰囲気がよく出ていました。 「二人のヴェロニカ」とカフェソサエティとボビー、他の人物もきちんとシニカルに描いていて ニタニタしながら観てました。ハリウッドのヴェロニカであるヴォニーは最初はただの秘書みたいな登場の仕方なんですが、だんだんUPのシーンが増えて「わぁ、すごくキレイで魅力的な子」となって気付けばキーパーソンになっている。 びっくりしたのと同時にやられたなあと感心したのはラスト。 新年のカウントダウン後のボビーの表情ね、身動きせず遠い目をしている。 過ぎた日々を思い返して、どうして今自分はココにいるのか自問自答しているようにも、 または、今手に入れているものは心から望んだものではなく、何か喪失感を抱えているようにも見える。 いつ全て失うかわからない危うさみたいなものを感じました。ココは人によっていろんな感想があると思います。 ヴォニーの諦めたような苦笑いとオーバーラップして、とても余韻の残る見事なラストでした。 考えてみれば、一般的にもこのようなことはよくありそうなことなんですが、 80歳のウディ・アレンがそれをこのようにコミカルにシニカルに描くってことが凄いです。 面白かった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-21 13:28:29)《改行有》

283.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 とにかくベネディクト・カンバーバッチの演技に感服です。 これ悲しい映画ですね。 半世紀も最重要機密として封印されていたとはね、そりゃあそうでしょうよ。 偉業を成し遂げた天才を称えるというより、抗議の意味合いが強いのね、内容的に。 しかし戦争というのは、勝とうが負けようが知れば知るほど辛くていたたまれないことしかないんですよね。 こんな内容の映画だとは予想してなかったです、もっと早く観るべきでした。 確かホーキング博士を演じたエディ・レッドメインがオスカー主演男優賞だったんですよねー 主要部門にノミネートされててカンバーバッチもでしょ、結局脚色賞だけだもの もう5~6年前のことで今さらなんですけど、なんか悔しいなあ、 それほど映画としてもカンバーバッチの演技も素晴らしかった。傑作、秀作だと思う。[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-18 22:06:16)《改行有》

284.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 《ネタバレ》 とにかくデル・トロの凄みは神々しいほどで圧巻。 でもそれを見るためって感じでストーリーはちょっとね。 あんだけ大仕掛けで人も大勢死んだ割には何がどうなったわけでもなく「え?」て感じで終わってしまいました。 こうしてみると前作のエミリー・ブラントの役割と存在がいかに貴重だったかわかるんですよ。 家族を殺されたアレハンドロと誘拐した娘を絡ませるっていうのも当然そうなるだろうってわかるし 成り行きが予想できちゃうことなのね、こんなよくある展開になるとはね。 子どもを絡ませるっていうのはお手軽過ぎです、前作のことを思うとしてほしくなかったなあ。 で、説教で終わるし、ちょっと残念でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-17 16:41:39)《改行有》

285.  欲望のバージニア 《ネタバレ》 う~~ん、トム・ハーディ目当てに観たんですけど、期待は外れてしまいました。 三男のジャックの成長モノでした。だけどその三男を演じている俳優はイマイチ好みじゃないというか 禁酒法時代、密造酒、こういう背景にあんまり馴染まないと感じました。 それにしてもトム・ハーディ、あんだけ凄みがある割にはすぐ撃たれちゃうし。 三兄弟は死なない代わりにクリケットはたぶん犠牲者になるんだろうなと予想、 そしてジャックは怒り爆発でひとりで乗り込んだのはいいけどやっぱりすぐ撃たれちゃうし。 結局地元の警官たちに助けられるという・・・ どの程度事実に忠実なのかもわからないんですが、現実はこんなもんなんでしょうかね。 俳優たちはなかなか渋いんですが、ガイ・ピアース以外は魅力を感じるほど描けてないと感じます。 ところでゲイリー・オールドマンてあれだけ?トム・ハーディと仲良しだから出ましたみたいな? つまらなくはないけど、こういうジャンルの映画にしては感情を揺るがされないといいますか、 だから一応ハッピーエンドの映画なのに爽快感も充実感も味わえなかったです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-13 17:03:20)《改行有》

286.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 この当時、監督は「セブン」のデヴィッド・フィンチャー、ブラピにエドワード・ノートンが出てる映画にも関わらず、20年たってやっと観ました。 観る機会は何度もあったんですが、なんで観なかったんだろう。 その理由はたぶんヘレナ・ボナム・カーターかもしれないと気付きました。 私、昔からわからないのよ、彼女の何がいいのか。 往年のと呼ばれる女優にいそうなルックスで、だからコスチュームものは良く似合うと思うんですよ。 本作でも所々で現れるんですけどアバンギャルドさがワザとらしくて好きじゃないです。 で、映画なんですが「僕」ジャックの自傷、多重人格、テロ行為の成り行きを見たわけなんですが、 そのくせ生への執着もかなりあるみたいで、あんな撃ち方したら死ぬでしょ、普通。 いや、実際は死んだのかもね。 ていうか、現実は「〇〇の会」くらいであとは妄想かもね、 例の画像が出て唐突に終了っていうのでそんな風にも思いました。 前半はかなり面白かったです、ボブがあそこまで絡んでくるとはね。 中盤あたりのタイラーとの絡みがちょっとクドイというか、流れが破綻しかけるのが気になったけど、 私これはコメディだと思います。全編通してユーモアのセンスが最高です、というか好きなタイプのジョークなんです。 気付いたらあっちにもこっちにもクラブができてるわ、行く先々に仲間はいるわ、下僕のようだわってもう笑うしかないでしょ。 「ゲーム」とタイプは似てるんですけど、かなり進化して名作と言われれる作品になったと思いました。 ブラピもかっこいいけど、エドワード・ノートンという俳優のキャラと演技が素晴らしい。 面白い映画です、手作り石鹸を見るたびに思い出しそうです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-13 14:24:19)《改行有》

287.  グッドライアー 偽りのゲーム 《ネタバレ》 思ってたよりシリアスでした、詐欺師が返り討ちにあうんだろうというのは最初からわかるし ヘレン・ミレンも謎めいているので彼女にはいったい何があるのか、 ここがラストまでなかなか見当がつかないっていうのが興味を引く部分でしょうかね。 仲良く二人で映画を観てデートしてるんです。 「あらら、トリビアとか小ネタになりそう」と、最初はうれしく思ったんですけどね。 真実が明かされた時に「あっ、だからそうなのか」と納得。 ベティとロイの年齢を考えるとやっぱりそこかっていう感じですね。 イアン・マッケランにヘレン・ミレン、演技力は文句のつけようはありませんし、 不必要な暴力も思わせぶりな怖がらせも無し、でも適度な緊張感はあってじっくりゆっくり観られました。 ヘレン・ミレンのちょっとした表情が怖くていいです 緊迫のハラハラドキドキを期待する人には物足りないかも。[映画館(字幕)] 7点(2020-02-11 01:33:03)(良:1票) 《改行有》

288.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 これね、10代20代で観てたら忘れられない恋愛映画になったと思う。 特に振られた後なんかに観たらオイオイ泣いただろうな、遅すぎました、観るのが。 デジャブみたいなんですよね。記憶を無くしてどうなるのか、結局成長しないから同じことを繰り返すことになると思うんですよ、メアリーもそうだった。 記憶を消されない意識が働くってとこになんか笑ってしまいました、男はファイル保存、女は上書きで過去はすっぱり消すっていう例えを思い出しまして。 そしてあのテープの内容を聞いて初めてお互いの気心がしれるんですね、なんか物凄い遠回りしてる感じ。 ジョエルもクレメンタインも恋愛に限らず人付き合い、人間関係を築くのがあんまり得意じゃないんだと思います。 手の込んだ見せ方をしてるんだけど、その割に感動はしない。自分が年取ったせいですね。 しかしケイト・ウィンスレットはミスキャストのように感じるんですよ、顔立ちから体格からまったく 翳りも不安定さも感じないし、奇抜な髪の色もファッションも顔付きがキリっとし過ぎで意思が強そうで似合わない。 ジム・キャリーは神経質、エキセントリックな役柄にピタっとはまるので違和感はないです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-10 20:23:51)《改行有》

289.  幸せなひとりぼっち 《ネタバレ》 どこにでもいるんですねぇ、こういう人。花屋の件が特にリアルで、2個はいらないのに 2個買うことで得になるという売り方に、なんとなーくですが売り手の上から目線みたいなものを感じてはいるので オーヴェの主張は最もかもね、などと思いました。 ところで59歳?59歳にしては老けすぎじゃない? 70代のしかも80近いじーさんに見える、福祉国家で長寿国ランキングでも上位のスウェーデンなら50代はまだまだ高齢者問題の対象でもないと思うんですよね。 しかし見た目が後期高齢者に見えるので孤独な独居老人、老後の在り方についての話かと思ってたけど、59歳とわかって そうでもないのかと。 エピソードのどれもこれも無駄と感じるものはなく、観る前の予想よりはるかに面白く引き込まれました。 隣人が気候も文化もまるで違う北欧の国で、二人子持ちの上、3人目も妊娠中でたくましく生きてるという感じのイラン人ていうのがいいですね。 思えばオーヴェの人生は辛いことが多過ぎるし、奥さんのお墓の前で「寂しい」と何度となくつぶやいてるし なのに邦題は「幸せなひとりぼっち」??なんでこうなるんだろ。 マッツ・ミケルセン主演の「しあわせな孤独」をもじったとしか思えない。 猫好きとしては、オーヴェの胸に乗ってたニャンコね、オーヴェを守っているように思えて泣けました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-09 15:54:24)《改行有》

290.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 サム・ロックウェルの弁護士ぶりが見たかったんです、期待は外れてなかったです。 やっぱりイーストウッド監督の映画は無駄がないんですよね、スルスルと話は進み場面も変わる。 爆発シーンの唐突さがリアルで、今か今かみたいな演出がない分ショッキングです。 この映画、共感する人物とイライラする人物がきれいにきっちり分かれていて、 下瞼のくっきりアイラインが不潔さと不誠実さを倍増させる女記者はもちろんなんですが、 リチャード・ジュエルは完全にイライラ側です。 善人なんですよ、でもちょっと鬱陶しい人。正義感はあるんだけどそのために学んだ知識を得意げに 喋るわ、喋るわ。「もう喋るなっつーの!!」と何度思ったか。 爆弾テロ犯にされそうになってるのに危機感をあんまり感じなくて、 FBIの捜査手順やその理屈に理解を示すような態度だし。 私なんかお母さんのタッパーに油性ペンで番号書いたまま返してきたことにすら 腹が立ってしょうがなかったですけど。 無実であるのに有罪であるかのごとく扱われるリチャードに対して同情、共感されにくいような描き方に技を感じます。しかし、リチャードのその知識、知性がFBIを言い負かすシーンもあって手落ち無しなんですね。 ストレートで手堅いという映画なんですけど、人物キャラはなかなか一筋縄ではいかないといった印象です。 前からなんとなく感じてたんですけど、サム・ロックウェルとゲイリー・オールドマンてなんか似てる。[映画館(字幕)] 7点(2020-02-06 20:23:30)《改行有》

291.  リミット・オブ・アサシン トラヴィスって凄腕の暗殺者なのに女捜査官に一発で仕留められるって?? 結局復讐劇なんですけど、ラストにまた生き返らせるのってどうなんだろ 突っ込みどころ満載なんですが、とにかくイーサン・ホークがかなりカッコイイから まぁ、いいっかて感じ[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-06 19:49:02)《改行有》

292.  ボーダーライン(2015) 久しぶりにベニシオ・デル・トロを見ました、相変わらず怖い。 そこにいるだけで怖い俳優のひとりで、その存在感も相変わらず凄いです。 ビーサン履きのジョシュ・ブローリンにデル・トロだもの、ペンタゴンでもCIAでも元検察官でも胡散臭さは満載で、 普通に対麻薬カルテルの話じゃないことはわかるんですけど、私もケイトと同様 「真実はなんだ」「何が目的なんだ」これで引っ張られました。 現場での経験も豊富で優秀なケイトがまるで新人、駆け出し捜査官のように見えてしまうくらいの メキシコの現状というのがよく伝わりましたねぇ、緊張感が途切れることのない見ごたえある映画。 エミリー・ブラントは「ガール・オン・ザ・トレイン」でもそうでしたけど 化粧っけなし、髪ボサボサ、傷だらけで苦悩する戦う女がよく似合うという貴重な女優さんだと思います。 ところでデル・トロってプエルトリコ出身で、両親兄弟は弁護士だの医者だのという知的で裕福な家柄であり、 実母が亡くなって父が再婚したのが理由かどうかわからないんですが、 思春期の頃に荒れてアメリカの寄宿学校に入れられたとか、「アクターズスタジオ」で語っていたと思う。 新藤兼人監督を敬愛してて、自身で監督にインタビューもしてる。 ニコッとよく笑うし、その笑顔が非常に愛嬌があり、映画の役柄とはかなり落差を感じる人で それが魅力的で増々好きになりましたね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-04 16:41:08)(良:1票) 《改行有》

293.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 邦題から受けるイメージとはちょっと違ってました。 第二次世界大戦の初期の頃の半月くらいの期間のことですよね、 チャーチルという人をじっくり見せる映画でした。 焦点を絞ったことで成功してる映画だなと思います。 名前は知ってるけど話題になるような環境にもいなかったので、 チャーチルってこういう人だったのねとか、猫好きだったらしいこともわかり 最後まで退屈することなく面白く観れましたね。 ジョージ6世も吃音を克服した国王ってことで映画にもなってまして、 それがあるものだから個人的に好感度は上々なわけです。 しかし、あのゲイリー・オールドマンが一国の、しかもイギリスでは今も敬愛されているであろう 歴史上の人物を演じてオスカー受賞っていうのがいちばん感慨深いです。 だって若い頃はシド・ビシャスだのオズワルドでしたし、エキセントリックな悪役演じて魅力爆発の俳優だったもの。 鑑賞後なんか無性に「レオン」とか「トゥルー・ロマンス」が観たいなどと思ったのでした[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-03 16:20:35)《改行有》

294.  死への逃避行 《ネタバレ》 うん十年ぶりに再見。アジャーニが美しいです。 探偵も謎の女もどっちも最初から病んでまして、そんなつもりじゃないのでしょうけど コレってコメディ?と感じてしまうんですよ。 習慣のようにいとも簡単に殺人を犯して金品を奪う女より、探偵の行動の方が逸脱してると感じてしまう。 病み具合は探偵の方が上なんじゃないか? リメイク的なハリウッド映画「氷の接吻」(この邦題どうかと思うけど)の方がサスペンスぽいし 二人の男女の苦悩とか闇の部分が伝わりやすいとは思います。 探偵役のミシェル・セローは実際に娘をひとり事故で亡くしてるんですね。 そういう事実を知ると、探偵の行動に対してちょっと見方が変わるかな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-28 14:40:41)《改行有》

295.  ある女流作家の罪と罰 《ネタバレ》 そりゃいけないことだとは思いますよ、詐欺ですし。これFBIの管轄になるんですね でもその手紙の内容は皮肉で辛口で相当おもしろかったんだろうな、担当弁護士も絶賛してましたし。 伝記小説に拘らず、雑誌の辛口コラムなんかをやったらかなり受けただろうに。 リーとジャックの関係がへんに感情的、感傷的じゃないのがいいです。 同性愛者同士らしい男女の関係みたいなね。 大げさな演出もなく淡々としている、でも冬のニューヨークの街がとても魅力的に撮れていて なんだか昔よく話題になっていたインディーズ映画を観ているようでしたね。 ニューヨークの街とジャズですね、いい雰囲気です。 リーの判決前の陳述内容がよかったです、あれで私は「リーは大丈夫だ」と思えたのです。 ハチワレ猫の鳴き声がかわいかった、編集者のパーティでかかっていた曲が ロキシー・ミュージックの「セイム・オールド・シーン」で懐かしかった。 リチャード・E・グラントは年をとったら毒が抜けたというか嫌味っぽさが薄くなって 善人役が似合うようになったなあ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 23:51:46)(良:1票) 《改行有》

296.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 えっと、まずすみません。巷で絶賛のジョジョ役の子役なんですけど、 私この子あんまり好きなタイプの子役じゃないです。顔が好きじゃないです。 そのジョジョの想像上の友だちがヒトラーていうとんでもない設定でして、 そのヒトラー役をヒトラーが大嫌いであろう監督が演じるとか、なんかもうすごいことやってるなって感じ。 そんなことを思っていたらチャップリンの「独裁者」が浮かんだのでした。 ヒトラーを茶化して笑いをとる映画の先駆けとなったわけですね、改めてチャップリンの偉大さにも気付くというおまけもつきました。 音楽もビートルズに始まりボウイで締めてる。自由で大らかで既成にとらわれてないと感じる映画作りは好感持てます。 メッセージ性もしっかりあるコメディ。奇抜さだけじゃなくもっと情緒、情感が豊かになればいいなと感じました。 途中、ちょっとだけ退屈に感じるところもあったけど、ゲシュタポが登場するあたりから雰囲気は変わる。 レジスタンスであろうジョジョの両親、マニッシュで可愛い靴だなと注目したママの靴の使われ方には参った。 唯一ドキッ、ズキンときてしまった。 サム・ロックウェルがよかったなあ、まさに彼らしいサム・ロックウェルならではの役柄でした。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-20 19:26:34)(良:1票) 《改行有》

297.  ダウントン・アビー 《ネタバレ》 ドラマシリーズは上質の群像劇でした。 映画になると2時間ほどでまとめなければいけないので、物足りなさを感じるかもしれないと思いながら鑑賞。 いえいえ、大満足です。 屋敷の全景が何回か出てくるんですが、映画館のスクリーンで見ると威厳のある壮大さに圧倒されます。 バイオレットおばあ様と故マシューの母イザベルは期待通り、イーディスがやけにグラマーで色っぽくなっている。 レディ・メアリーが何気に大人しくなってたように感じましたが。 伯爵一家よりも使用人サイドの奮闘ぶりがコミカルでよかったですね。 予想外のトムの活躍ね、なんかいちばん目立ってたように思う、アレン・リーチはかっこいいです。 いちばん気になっていたトーマスも落ち着くとこに落ち着いてよかった。 ワクワクもウルウルもユーモアもちょうどよく、ずっと笑顔で観ていられる映画です。 私にとってヒュー・ボネヴィルは長く「ノッティングヒルの恋人」の失業した友人バーニーでしたが 今はもちろんグランサム伯爵です。[映画館(字幕)] 8点(2020-01-16 20:43:47)(良:1票) 《改行有》

298.  特捜部Q キジ殺し 《ネタバレ》 立て続けに2作目も鑑賞いたしました。 やはり雰囲気はいいですね、しかし「キジ殺し」の意味があんまりよくわかりませんでした。 「狩る」ということですかね。 親が金持ちで金に物言わせる品のない親なのかどうか知らないけど、 その高慢さ、陰惨さ、罪悪感なしのクソガキどもという 私が世の中で特別嫌悪する人種なので、是非とも生け捕りにしていただきたかったです、 それがかなりの不満で減点要素です。 キミーについてですが、妊娠したとたんに良心に目覚めたみたいな感じなんですが、 でもそれまでの罪は消えるわけじゃなし、親が金持ちだけどワケありという背景も理由になるとは思えず、 同情は皆無でした。 なんか前作と比べると変な奇抜さがあってちょっとシラケるのね。 しかしあの別荘、動物園並みの品揃えなんですが、あんな寒い国に連れてこられて気の毒に。。。 多くを語らない無骨なカールなんですけど、死んだ元刑事の家から遺品と一緒に 飼い主をなくした猫も連れて帰るなんていうとこがあって、彼の人柄が何気にわかるっていうのがよかったです。 続編もまだあるんですね、機会があれば観る予定です。なぜかもうお腹いっぱいとはならないのよね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-12 16:04:04)《改行有》

299.  特捜部Q 檻の中の女 北欧映画らしい映像とか色彩で、華やかさはなく何から何まで現実的、実用的、質素、シンプル、こんな感じ。 ただ、今まで観た北欧系映画って何気にグロいんですよね。 ここだけ北欧に持つ自分のイメージとちょっと違って面食らうところです。 こんな雰囲気の中にアラブ系の相棒というのが何かうれしくなる。勝手に「ハッサン」と呼ぶところとか 控え目だけどちゃんとユーモアもあるのがいいです。 北欧版コールドケースといっていいのかしら?サスペンスとしての内容は特別目新しさは感じないんですけれど、事故の経緯が明かされるシーンは幻想的で哀しい、なかなかよかったです。 無彩色の中の真紅って好きだわ、「蜘蛛の巣を払う女」にも出てきたっけ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-12 14:53:18)《改行有》

300.  運び屋 《ネタバレ》 実話がベースになっているんですね。 麻薬カルテルとDEAが出てくる割には緊迫感はなく、始終のんびりした雰囲気なんですよね。 高齢の運び屋アールという人のキャラを楽しむような映画でした。 「伝説のじーさん」昔、こんなじーさんがいて・・・と語り継がれるような人の話。 イーストウッド自身、すでに伝説の人なんだけれども、まさにイーストウッドならではのキャラクターで ニタニタしながら観てました。 監視役になったフリオも無事に生き延びれば年を取った時、アールのことを語るようになるんだろうなと 思わずにはいられない。 頑固で毒舌で、いいカッコしいで外面は良く家族は蔑ろ。孤独になる要素満載のじーさんなんだけれども 基本善人で頭も柔らかい、フリオもサルもいつのまにか一緒にいるとどことなく癒される存在のようになっていく。 イーストウッドは男同士の共感、男から慕われる男を描くのが抜群に上手いと思う。 脇役もすごいね、ダイアン・ウィーストもアンディ・ガルシアも年取っちゃったな~~ 結局12回だったかな?イリノイ州からメキシコあたりまで往復したんですね、 高齢者には長距離過ぎで話の筋よりそっちにハラハラしてしまいました。 イーストウッド監督の新作が年明けに公開されるのかな?たのしみです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-30 14:09:05)《改行有》

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