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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3221.  ヴィジット この映画が本当に言いたかった事とは、実は、「若い世代からしたら爺さん婆さんの世代の言動はいちいちアヤしくて理解不能かもしれんが、爺さん婆さんの世代からしたら、何かと言えば動画だのラップだのというあんたたちこそ意味不明なんだよ!」ということなんじゃないか、と。いや、誰も賛同してくれなくても結構ですが。しかし関係ないけど、「YouTuber」ってのはアレ、職業と言っていいのかい?(ブツブツ・・・)。 さてこの作品、姉弟の撮影する動画、が構成の基本になっている(一部、プロの手?と思しき風景ショットあり)、一種の疑似ドキュメンタリ形式。複数のカメラの映像に基づくので映画の視点が切り替わったり、はたまた登場人物がカメラの存在を意識する場面があったりして、我々もまた、カメラの存在、というものをつい意識してしまう。この構成が本当に有効であったかどうか?  カメラの存在、編集という作業、が我々に意識されれば、そこには実は隠れた意図があるんじゃないか、とか何とかいう疑いも湧いてくる訳で、ある意味、映画を収束から開放(多義性)へと向かわせる効果もあるのかも知れません。が、それ以前に、どうしてもそこには不自然さが伴い、せっかくの緊迫感が削がれてしまったりもします。その状況でも撮影を続ける不自然さ。映像の緊迫感を支えている視点、「一人称」であるはずの視点が、ちゃっかり切り替わってしまう、この「編集」という第三者的な人為作業・・・。 その構成自体の危うさが、作品の持ち味なのかも知れませんが、少なからず、制約になってしまっているように感じました。 物語上は、大小いくつもか仕掛けがあるのですが、「大」が大きすぎると「小」があまり活きてこなくなるのも、これもシャマラン作品の宿命なんでしょうか。[インターネット(字幕)] 5点(2023-07-16 05:52:31)《改行有》

3222.  巨人の星(1969) テレビアニメを編集したダイジェスト版ですが、これだけでもう充分、お腹いっぱい。正直、胸ヤケがするほど。さすがは巨人の星。こうでなくては。こういうのを息子に見せて反応を確認したがるのが、昭和世代の悪いクセ、とわかっちゃあいるのだけど。ああ、やっぱり胸ヤケしてるみたいだなあ、と。 昔のアニメによくある事とは言え、セリフの途中で音声が消される箇所が多々あり、これだけ途切れまくると、ほとんどギャグです。これがまた、カルト色を高めることに。 テレビ版の再編集はいいんですけど、場面の繋がりがやたらと悪く、気を削がれます。一方で、色々な場面がカットされたからかどうなのか、意外に一徹さんがマトモな人に見えてくる。もっと理不尽な人の印象があったんだけどなあ。とは言え、もはやテレビ版を再確認しようという気力も体力も無く。すみません。むしろ飛雄馬の小人物ぶりばかりが目立つような気がするのですが、これも編集のマジックなのか、もともとこうなのか。 あと、こうして改めて見てみると、野球をプレーする体の動きのアニメ表現が、ダイナミックではあるのですが、根本的にどこかおかしくって、こういう部分では侍ジャイアンツはよく出来てたなあ、と。 そんなこんなも含めて、懐かしくも貴重な記録です。続きを見るかって? 考え中・・・[インターネット(邦画)] 5点(2023-06-10 07:17:56)《改行有》

3223.  ワイルド・スピード/ファイヤーブースト こう言っては身も蓋もないのだけれど、さすがに登場人物多すぎるんじゃないでしょうか。いよいよシリーズのクライマックスに向かっていく、ということでこういう構成なんでしょうが・・・。 いや別に登場人物が多いとダメだと言うつもりは無くって、新たな登場人物が登場するたびに物語が膨らんでいく、というのなら大歓迎ですけどね。しかし、すでにこれまでの作品で登場済みの人物をひたすら並べまくるだけでは、物語の広がりに貢献しない。悪役側をもうちょっと充実させられなかったもんなんですかねえ。あの小汚いオッサン一人では、冴えないことこの上ない。見るからに、これでは優秀な部下に恵まれないのも致し方なし、という気もしますけど。 と言う訳で、ワイスピメンバーがワンサカ登場して、複数の物語が並行して描かれる、帝国の逆襲方式。しかし、それぞれのエピソードが大して絡み合うこともなく、はたまた年齢が目立つ登場人物たちに当然ながら「成長物語」みたいなオプションが期待できる訳もなく、どうも起伏に乏しい。 アクションにCGの採用が目立ってきたのはさすがに、シリーズを追うごとに過激化するカーアクションの物理的な限界、ということなんでしょうか。良くも悪くも、ファンタジー色が強くなってきた印象。いやもちろん、実車でもガンガンやってますけれど、多少の既視感は否めません(既視感はあってもこちらの方が好きですけど)。 と、いろいろ文句言ってるんですけど、何を心配したかって、これ、評判悪くってこの状態で続編企画がボツになっちゃったらどうするんだろう、ってなことで。実際は評判悪くなさそうだし、大丈夫ですよね???? 頑張って完結させて欲しい。 監督がルイ・レテリエでよいのかは、再考の余地あり。いやもう遅いのかな。[映画館(字幕)] 5点(2023-06-03 04:40:16)《改行有》

3224.  夕陽に向って走れ 確かに異彩を放つ映画、には違いないのですが、、、だからと言って映画に引きこまれるかというと、それは別の話。主張が強すぎて、個人的には、ちょっとついていけないかな、と。すみません。 アウトサイダー的な先住民の青年が追い詰められていく姿、彼を追い詰める人々と微妙な距離を保ちながらも、彼と対峙するロバート・レッドフォード。特にクライマックスにかけての対決は、他の映画と一線を画す独特の描写となっています。 でも、独特ではあるけれど、技あり、という感じはしなくって。ちょっと、狙いすぎ? キャサリン・ロスの演技も、手持無沙汰のあまり、無理に行間を埋めようとするかのような、ムダな所作がちらほら。これを自然な動きというのか、演出力不足というのか。 ヘタウマと、単なるヘタとの差異って、どこにあるんでしょうね?[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-04-01 03:32:43)《改行有》

3225.  パージ:エクスペリメント 《ネタバレ》 どういう作品かよく知らずに見始めて、またこれまで同様にパージが描かれるシリーズの一本か、ぐらいに思ってたらそうではなくって、時代は遡ってパージ制度導入の頃が描かれてます。社会の分断が人々を自衛に走らせ、過度な自衛がまた社会を分断する、というこのシリーズ、未来のディストピアを描いたつもりが、予想以上に早く、現在の現実社会が映画に追いついてきてしまったので、映画の方から時間を巻き戻して現実社会への批判を正面衝突させよう、ってことなんでしょうか。 もはやパージでも何でもなく、ただの殺し合い。殺し合う人々と、それをモニタ越しに観察する人々との間の分断は、もはやひとつのシステムとなり、分断は結束に繋がることなく、新たな分断を呼び起こす。 しかしこの作品の前日譚たる設定、なんだか作品の枷となってしまってて、批判臭こそ漂えど、作品の限界を感じさせもします。いっそシリーズから独立した別作品にしちゃった方がよかったのでは。後のシリーズに繋がる内容、つまりパージ法がこの後導入されることは作品の縛りになってて、ラストでは絶対に「革命」なんか起きっこないことが、わかっちゃってるもんね。いや、実際にラストで「革命」が起きるかどうかではなく、起きるかも、と思わせるだけで充分。希望があればこそ絶望があり、絶望があるからこそ希望がある。 それはそれとして、無法状態の一夜、それがおしなべて暗い画面の中に、時に光を交えながら描かれます。雰囲気はいい、かもしれない。でも、この暗さの中で、アクションはいささかゴチャゴチャし過ぎ、ちと見にくい。終盤の階段での乱闘は、ちょっと良かったけど。 登場人物の配置なんかも魅力的な部分はあるのですが、やや消化不良かと。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-20 20:59:01)《改行有》

3226.  砂漠の鬼将軍 そうか、デスラー総統の元ネタがヒトラーで、ドメル将軍の元ネタがロンメルなんだな。 と言う訳で、捕虜となったアメリカ軍人の語りによって、ドイツ軍のロンメル将軍の姿が描かれます。と言っても劇中において二人の間にほとんど接点が無いので、構成として効果をあげていると言えるかは、やや疑問。語り手の軍人が本人役で出演してる、ってのがミソで、あえてこの構成をとっているのも、「事実の重み」ってヤツなんでしょうかね。ただしナレーションをやってるのはご本人ではなく、プロの役者さんのようです。 映画の主人公が軍のお偉いさんが、となると、難しい顔をした軍幹部がテーブルに大勢並んで会議をやってる光景を想像してしまうのですが、そういう場面はあまり出てきません。そういうのを思い浮かべてしまうのは、日本映画からの連想なんですかね。 特にこの作品の場合は、ロンメル将軍を彼個人の姿として描く意図があるようで、だから、大勢が出席する形式的な会議よりも、ごく少数、場合によっては1対1の会話がしばしば登場します。さらには彼の、家庭人としての姿も。 あまりそういう場面ばかりだと、なんかちょっと、違和感を感じちゃうんですけどね。物事、こんな少人数で話し合って決めていっちゃって、いいもんなんだろうか。まあ、その辺は当然、映画としての演出の部分も多々あるのでしょうが、なんかイマイチ、将軍としての迫力が足りない気がして。 戦闘シーンは実際の記録フィルムが多用されていて、臨場感はありますが、ツギハギ感も否めません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-23 17:11:19)《改行有》

3227.  必殺4 恨みはらします 時代劇、ですけれども、「必殺」、ですから、例えば時代考証がどうのこうのなどと言い出す人はまさか、いないですよね。 と言う訳で、何でもアリなんだろうから、いっそ『魔界転生』みたいにブッ跳んだ時代劇を好き勝手に作ってしまおう、ということなのかもしれませんが、いや、それ、松竹じゃ無理でしょ。というのは偏見でしょうか。 いかにも魔界転生チックな分、ハードルも上がってしまい、ちと物足りない。でも歓迎します。でもでも、歓迎はするけれど、だからと言って楽しめるわけじゃない。やっぱり企画的に、必殺とは相性悪かったんでしょうか。 千葉真一が住んでる川のほとりの庵。これ、どこでロケしたんですかね? とかいうコトだけ、妙に気になる。小川が直接、海に流れ込んでるの?[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-10-09 10:32:54)《改行有》

3228.  あなたへ 《ネタバレ》 一部のシーンでカメラがテレビドラマみたいに安っぽく見えてしまい違和感があったのと、ラストの「余計なオチ」に向かってセリフが増えて行ってしまい野暮ったくなったのとが、残念でした。あと、回想シーンが多すぎるかな、とも。物語の流れが滞る印象。 とは言え、もちろん誰もこれが健さんの最後の作品になるとは思っていないでしょうけれども、まるで別れを惜しむかのようにみんなが集まって、健さんを中心としたロードムービーが展開されるのが、味わい深い。 富山から長崎への旅。当然、日本海側を攻めていくんだろうなあ、と思ってたら、まるで違う予想外のコース。いや、大阪まで寄ってくれるのは結構ですが、大阪と言えばどうしても、グリコの看板出さなあきませんか。さすがに寄り道し過ぎ、どう考えても草ナギが悪い。 関門付近の風景はやっぱりいいですねえ。狭い海峡をひっきりなしに船が行き交いして、見てて飽きない。唐戸市場に行けば食い物は美味いし安いし。こんな場所で北海道物産展やって、大丈夫なのか? ついでに因縁の巌流島にでも寄って行きますかね? 佐藤浩市が最初から挙動不審のところがあって、これがラストの「オチ」に向けた伏線であったことに最後に気づく訳ですが、最初はそんな事とは思わないし、健さんの役が刑務所勤めなもんだから(この言い方は語弊がありますね。「おつとめ」ではなく、ホントの職業)、てっきり佐藤浩市はかつて富山刑務所で健さんにお世話になった一人だったんじゃないか、などと思ってしまったのですが。これって一種のミスディレクションだったんですかねえ。 余貴美子に託された写真が、どのように海に沈んでいくのか、というのを期待した私としては少し肩透かしで、「余計なオチ」と言いたくもなるのですが、ここは骨がキラめきながら沈んでいくシーンで充分、ということでしょうか。 田中裕子が、イイですねえ。でも出過ぎ。[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-10-02 05:42:09)《改行有》

3229.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 今回は海底がタンジョンみたいになっていて、そこにモンスターキャラたるサメが右に左に彷徨っているという、なんだかゲームの設定みたいな趣向。 前作とそう大きく方向性を変えてきた訳でもないような気がするのに、どうしてこんなにつまらなくなっちゃったんですかねえ。 前作は、海底というガランとした世界が、意外な閉鎖空間となっていたのですが、今回はそのまんま、狭苦しい迷宮世界。確かに圧迫感はありますけれど、見通しが悪いばかりで、悪い意味でのイライラ感がつのります。 ただただうろつきまわるサメが、コワいというよりは野暮ったい。時々思いだしたように襲ってきては、狭いところに首突っ込んではガブガブと脅しを掛けてくるけど、いや、それ、もう何回おんなじコトやってるの、と。 狡猾さみたいなものが、全く無いですよねえ。無くてもいいのかもしれないけれど、さすがに素朴過ぎるのでは。 これだけでは持たないので、急流に巻き込まれたり、何やかんやと仕掛けはあるのですが、見通しの悪さが最後までアダとなって!盛り上がりに欠けます。 あの、狭いところで足が引っかかって危機一髪、ってシーン、あそこだけはサスペンスとして良かったかな。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-26 15:30:25)《改行有》

3230.  不良少女 魔子 《ネタバレ》 小野寺昭が若いですねー。でもあまり変わりませんねー。特にあの独特の、張りのない声が。 さて本作、暴力・犯罪に明け暮れる破滅的で無軌道な若者たちの群像劇、といいたいところですが、もう一つ、不良指数が上がらない。まあ、結構ワルい事はしてて、お陰で敵対組織とのイザコサに発展するにはするのですが、結局のところ、主人公たる不良少女・魔子、ってのが、意外に古風な女性なんですね。だから、どちらかというと、湿っぽい方向に物語は進んでいきます。誰のせいかって? それはもちろん、小野寺昭。 魔子が兄の藤竜也を刺してしまうまでの一連のやりとりを描く場面は、なかなかでした。他はイマイチ。[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-14 22:26:44)《改行有》

3231.  新ポリス・ストーリー(1993) 最後まで見ると、コレが実際の事件をベースにした映画らしいことがわかるのですが、それもあって、シリアスな内容。これがどうも、ジャッキー・チェンという人に、イマイチ合わない。 いや、シリアスな中でも、アクションにいくつか変わったシチュエーションを持ち込んで、工夫を凝らした場面が取り入れられてるのはわかるんですけど、もともとオーバーなアクションに持ち味があるジャッキー・チェンには、いささか窮屈な作品となっている印象。爆破シーンなどでブッ飛んだ演出もなされてたりはするんですけどね。でも全体を通じて見ると、もう一つノリがよろしくないかなあ、と。 単に、メチャクチャ強い敵とタイマン対決して欲しかった、というだけのことかも知れないけれど。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-12 22:52:21)《改行有》

3232.  紅顔の若武者 織田信長 織田信長の若き日を、若き日の中村錦之助が演じて、ただでもトーン高めの声が、若さが重なって殆どキンキン声。 大ウツケと言われた頃の信長役だけあって、どぎついメイクの不良顔。モノクロだからハッキリとは判らんけれど、髪の毛の色はもしかして茶髪、いやそれこそ金髪なんじゃなかろうかと。 というくらいの、なかなかのヤンチャっぽさ。ただしやってることは不良というよりは、田舎の子供、といった感じですが。 ただこの作品、どうしようも無い暴れん坊の信長が、斎藤道三に会いにいく際に突然、正気に戻ってそこで終わっちゃう。え、せめて桶狭間は?と、さすがに物足りない。いろいろキッカケはあったとは言え、唐突に真人間になった、という印象。 ところどころのシーンで、照明の当て方がイマイチなのか、背景に登場人物の影が妙な具合に映ってしまい、気になり出すとどうにも気になって仕方なくなっちゃう。もう少し巧く撮れなかったもんかなあ、と。[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-08 22:34:58)《改行有》

3233.  少年探偵団 二十面相の復讐 またまた二部構成の第一部、ですがさらに尺が34分ほどしかないので、どうにも中途半端。しょうがないので、もう、続きを見るしかないですね。思う壺。 今回の二十面相は、金山のありかが書かれたとかいう地図を狙ってて、まあ、二十面相らしくていいじゃないの、といったところではあるのですが、、、二十面相の本分といえば、名前の通り変装、そして成りすまし、しかるに今回の二十面相はというと、その本分を忘れ去り、最初からいきなりシルクハットにマント姿、という、いわゆる二十面相スタイル全開。ドロボーのくせに、目立ちすぎです。そこがまた、二十面相らしいと言えば、らしいところ、なんですかねえ。 で、短い尺の中、地図の強奪やら追跡劇やらが描かれ、物語らしきものは、ほぼ、皆無。 続きを楽しみにするイトマすらもなく、終わってしまいますが、それでも続きをお楽しみに。ということで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-24 22:31:09)《改行有》

3234.  赤死病の仮面(1964) 疫病が蔓延する「外部」と享楽に溺れる「内部」とを普通に対比させて、それでもその「内部」に死そのものが忍び込んでくる不気味さとか絶望感とかを普通に描けば、それで充分だったんじゃないの、と、つい思ってしまうのですが、この作品、どうも妙な方向に走っちゃってます。アート系、とまでは言わないまでも、ちょっと勿体ぶった感じで、まどろっこしい。でもそれが、持ち味。 そもそも作りがチープなんだから、その路線に走っても、限界があるよね、と思いつつも、意外にスタジオセットらしき撮影が効果を上げてる瞬間もあったりして(効果を上げてない瞬間も沢山あるけど)、そこそこ、雰囲気だしてます。 とは言え、やっぱり、ヒロイン像が弱くって。映画の印象も弱くなります。[インターネット(字幕)] 5点(2022-05-21 22:04:16)《改行有》

3235.  てなもんや三度笠 まーそれにしても出るわ出るわ、いろんなヒトが出てきますねえ。ソロバン手にしたトニー谷。 もはや、カオスです。 で、ところで、コレって、面白いんだろうか? 面白いんだとしたら。。。ついていけなかった私が悪い、ってことになるんでしょうなあ。 なにせ、カオス。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-20 22:41:34)《改行有》

3236.  次郎長青春篇 つっぱり清水港 それにしてもこの、中村雅俊というヒトの胡散臭さってのは、どこから来るもんなんでしょうか。それとも、彼を胡散臭いと思ってるのは私だけなのかしらん? その彼が、まるで似合わない清水の次郎長役。案の定、そこには「青春篇」なんていう、いかにも中村雅俊チックなキーワードが引っ付いて。ああ、実に胡散臭い。でも、「つっぱり清水港」って、こりゃ一体、何でしょうね(笑)。ビーバップハイスクールじゃあるまいし。 と言うわけで、清水の次郎長の若き日が描かれます。イマイチ、オハナシに脈絡がありませんが、とにかく次郎長モノ。周りを固めるのは佐藤浩市、明石家さんま、島田紳助、等々。なーんか、テキトーで自由な感じがします。 いきなり冒頭シーンで、富士山にわざわざ登ってロケしているらしく、よくやるなー、と思うのですが、サプライズはここまで。富士山を取り入れてるシーンはいいけど、他のロケ撮影シーンは、正直、あまり見映えがしない・・・そういうのも含めてテキトーで自由、ってことかな。 胡散臭さも、ある一線を越えると、ちょっと貴重です。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-18 22:24:09)《改行有》

3237.  ハイキック・エンジェルス というワケで、かつてアクション女優と言えば志穂美悦子さん、でしたが、彼女のいわば「妹たち」、とでも言いますか、いや「娘たち」かな。ま、まさか「孫娘たち」・・・ああ、何ということを。 まあともかく、彼女の後継者とも言うべき素敵なお嬢さんたちが、これでもかと格闘アクションを見せてくれます。なんか、癒やされますねえ。なんででしょうねえ。 ってのはいいんですが、さすがにこれだけ中身がスカスカなのも、ちとツラい。いやストーリーがスカスカなのはまだいいとしても(ダメだけど)、その無いも同然のストーリーを、ただ追いかけるだけ、というのはいささか工夫が無い。小道具なりセットなりに、何か印象に残るものを盛り込めなかったか。もうちょっとハッタリやコケオドシがあってもよくはなかったか。 一部、強すぎるほどの光が画面に採り入れられているのは、そういう表れなのかも知れないけれど、これは単に見苦しいだけ。 青野楓さんはクールな役柄ですが、正直、顔立ちと役柄がマッチしていない印象。と言って、このアクションがデキる女優さんを新たに探してくるのはいささか困難だと思われますので、脚本の方を彼女の雰囲気に合わせて手を加えるのもアリだったかも。それにしても驚異の足の長さ。子安さんとのシバキ合いは、見ごたえあります。 そういえば青野楓さんと宮原華音さんが一緒にジムをされてるとかで、動画をアップされてますねえ。というわけで対決の続きは、Webで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-17 22:25:33)《改行有》

3238.  谷崎潤一郎「痴人の愛」より ナオミ 《ネタバレ》 何だかえらく回りくどいタイトルですが、つまり、谷崎潤一郎の原作に沿いはするけどそのまんまじゃないですよ、ってことですかね。だいぶ、現代風。特に音楽が。こんな音楽でホントにいいんですかねえ。今となっては何だか古臭く、そして安っぽく聞こえてしまうのですが。 「痴人の愛」って、谷﨑が関西に移住した後の作品ですが、路線としては、それまでの諸短編の集大成とでもいいますか。例えば「少年」とか。男が女性に征服されていくんだけど、でもまだわずかに理性が残ってるような(それを思うと、「瘋癲老人日記」なんて、理性が完全に吹き飛んでただの性欲マシーンと化していく、それはそれはエゲツない世界)。 だけどこの作品ではタイトルが『ナオミ』となってて、必ずしも征服される男の側のオハナシ一辺倒ではありません。女性の視点も取り入れられて、「女性解放」みたいな感覚も少し感じられたりも。 それってどうなんでしょ。もうちょっとストレートに、征服されるコワさ、背徳感、そしてそこから来る快感、みたいなものがあってもいいのでは、と思っちゃうんですけど。 水原ゆう紀は盛大に脱ぎまくって、ほとんどポルノですが、いや、それならなおさら、なるべくボカシは回避して欲しいもんです。あまりボカシが多いのは、画面を見苦しくするだけ。 最後はコレ、まさかのハッピーエンドということで、いいんですかね、ははは、、、[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-07 22:59:43)《改行有》

3239.  ハレンチ学園 このスピード感、テンポの良さ。決して侮れない作品・・・だとは思いつつも、あまりにくだらなく、行き当たりばったりで中身がない。できれば弁護したいのですが、私の手に余るのです。すみません。 そもそもコレ、実写化せずに済ませることは出来なかったんでしょうか。しかもこんなそうそうたる顔ぶれで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-06 22:37:08)《改行有》

3240.  HERO(2007) 《ネタバレ》 日頃から「この世でもっとも嫌いなものはテレビドラマだ」と公言している私が、そもそも、コレを見るのは無理がありましたかねえ(もっとも、「この世はすべて、テレビドラマよりも好きなモノばかり」なワケが無いので、私も大袈裟に言ってるだけに過ぎないのですが)。そうは言っても天下のキムタク、そのカッコいいところをしっかり見せてくれるんでしょ、という期待はあったんですが、意外に「カッコよくない」。もちろん、顔が、という意味ではないし、表情も仕草もしっかりキムタク節を利かせていて、「らしさ」はしっかり出てはいるんですが、ただ、カメラが全身像を捉えたときのその姿は、どうも映画スターのソレのようには感じられなくって。こういう自然な感じがイイってことなの? 私がテレビドラマを嫌う理由の一つもここにあるような気が。 せめて、韓国パートで全力疾走する場面では、もっとカッコいい「走る姿」を見たかった。もしも、主人公のファッションが作品の売りであり、このファッションではカッコよく走れない、というのなら、そもそも走るシーンなんて入れなくてよいです。トム・クルーズなり、メル・ギブソンなり、といった、間違いなく「スター」な人たちは、映画の中で走る姿の迫力も全然違います。「スター」だかどうかいささかアヤしいスタローンだって、あの「ロッキー」での走りは印象的でした。 そんなこんなで、友情出演とやらで登場したイ・ビョンホンに、明らかに貫録負けしてしまってて。日本を代表する人気タレントであるのなら、負けて欲しくない。残念。悔しいではないですか。ま、出番の多さが違うから貫録の単純比較はできない、ということにしておきますか・・・。 ストーリーは、とある若者が起こした傷害致死事件の捜査を軸に、大物政治家の贈収賄事件、さらには連続放火事件がそれに繋がっていく、という、意欲的と言えば意欲的な構成ですが、放火事件というのがどうも、単に事件解決の手がかりとして配置されただけで、たいしたドラマになっていない弱さ。このエピソードを通じて艱難辛苦の捜査を描くには、あまりにお手軽なノリ、これもテレビドラマ的と言わざるを得ないのでは。 タモリは、タモリにしか見えない。少なくとも大物政治家には見えない。そりゃそうだ、タモリにしか見えないんだから。 傍聴席にひとり残された国仲涼子、彼女の描き方もこんなもんでいいんですかねえ。この印象的であるはずのシーンですら、脇役然として、物語の中で淡々と消費されていってしまう。 ただ、検察の面々の多彩で個性的な顔触れは、これは確かに見てて楽しく、作品のベースをテレビドラマとする強みかもしれませんが。[地上波(邦画)] 5点(2022-05-05 07:26:49)《改行有》

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