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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3281.  アンドロメダ・・・ まずはギル・メレのゴキゲンなナンバーに乗ってのオープニング。ナヌ?あんなの音楽じゃ無い、ただのノイズだろ、だって?ウン、そうとも言うね。さてさて、M・クライトン『アンドロメダ病原体』の映画化であります。この原作、登場人物の内面など殊更描かず、データを並べ立てて(すべて作者の作り上げたもの)、いかにももっともらしい科学ドキュメンタリーのような体裁になってます。話は具体的である程ウサン臭く、ウサン臭い程面白いということを、さすがはクライトン、よく熟知してますね。でもそういう思い切った構成の小説を本当に映画化できるの?と思いきや・・・スゴイ!映画化できちゃったよ!確かに原作の独特のテンションを活かし切った、ひと味違う映画になっております。そしてその雰囲気を盛り上げるのが巨(虚)匠ギル・メレの音楽であることは論を待たない!(←しつこい!)。しかし、クライマックスの中央空洞突破シーン、最大の見せ場の筈なのに、何であんなに緊迫感に欠けてるのか・・・何とかならんもんかね。7点(2003-12-20 09:33:50)

3282.  酔いどれ天使 黒澤映画っていかにも演技が「芝居じみた」感じがあるのですが、この映画の志村喬、大袈裟に「フン!」と鼻を鳴らして大見得を切ったり、ちとやり過ぎ(鼻を鳴らすんじゃなくて、明らかに「ふん」と言ってます)。まあしかし、この映画がこれ程印象的なのは、そういうややコミカルな志村と、殺伐とした三船との関係など、その強烈な「対比」にあります。白眉はなんと言っても、例の、状況にまったくそぐわない音楽「カッコーワルツ」の挿入ですね(何しろインパクトあり過ぎて、街角の信号が「ピッポー、ピッポー」と鳴っているのを聞いただけでこの映画を連想しちゃうのよね)。今、映画で同じ事やったら随分ベタな映画になるかもしれませんが、つまりそれだけ、こういう表現方法が定着してきたという事でしょう。8点(2003-12-20 08:11:13)

3283.  マイティ・ジョー CGゴリラが大変よく出来てます。以上。・・・で終わるところだったんですが、クライマックスの観覧車のシーン、今まで大暴れしてたゴリラがなぜか突然、身を挺して人助けを。えーい何だよ突然、何か伏線はないのかい、まったくもう。・・・で終わるところだったんですが、観覧車を見上げるときのジョーの表情!! これがもうたまらなく「良い」のです。ゾクッと来たね。というわけで、このシーンがあるだけで忘れられない映画になってしまいました。8点(2003-12-20 01:51:58)

3284.  ミミズバーガー 《ネタバレ》 学生時代にバカが数人集まってレンタルビデオ店に向かうと、自然にこういうのを借りて観る破目に陥る訳でして・・・。(観終わって)A「(顔面蒼白になりながら)この映画に出てる人はミミズが食える人なんだ、アメリカにはそういう人がいるんだ(と一人つぶやく奴。映画のために本物のミミズを喰う、という事がショックだったらしい)」 B「でこの映画は何を言いたかったんやろ。怒鳴ってばかりでわけわからん」 C「何やら地上げ屋みたいな奴が出てきてたから、まあそういう一種の社会批判やろ」 B「何でミミズ食ったらミミズ人間になるねん」 C「知らん。しかも最後は花になってしまったで。あれ何となく物悲しかったなあ」 A「(顔面蒼白のまま)うんあれはミミズ食える人が出演してるんだ、そうに違いない(ブツブツ)」  そんな思い出がふとよぎりました。クライマックスでは食べ物に混入したミミズを生きたまま本当に喰っちゃうシーンのオンパレードなんですけど、これミヨガシに口元がドアップに。ミミズ喰ってる事自体気分が悪いのに、口の中のミミズをカメラにしっかり見せようと、ペチャペチャ超下品な食べ方をしてるのがとにかく我慢ならない。ヤメテクレ(←観る方が悪いんだよ)。二度と観たくない映画、すなわち零点です。月並みですがこればかりは如何ともし難く。0点(2003-12-20 01:12:03)(笑:4票) (良:1票)

3285.  老人と海(1999) ヘミングウェイの『老人と海』と言いますと、その昔読んで、後半のサメとの死闘にバカ興奮してしまい(シートン動物記を読んでる気分)、そこだけ何度となく読み返したりしたもんですが、さてこのアニメ、絵の技法が特殊な分、全体的に(原作から受けた印象に比べると)ややモッチャリした感じが。しかし逆に、このアニメの魅力は何と言っても、絵の持つ独特の「深み」だと思います。こんな海見た事ない! とにかく労作で、シーンがストーリーと共に次々に流れていくのがもったいなく感じられる程。圧倒されますが、圧倒されすぎてちょっと疲れちゃうかも。オリジナル・ストーリーの長篇映画に本手法は適用できるでしょうか?ぜひ観てみたいなあ(物理的に無理かな?)7点(2003-12-20 00:11:13)

3286.  アマデウス 《ネタバレ》 この映画については以前から気になっている事があります。それはレクイエムの一節Lacrimosa(モーツァルト葬送のシーンで流れます)を作曲したのは誰か、ということです。実際の伝説は以下の通り。「ある日モーツァルトの元へ、レクイエムの作曲を依頼する匿名の手紙がもたらされる。オペラ作曲に多忙のため、その作曲は遅れ、結局レクイエムは未完成のまま、1871年12月5日0時55分、モーツァルトは他界した。書かれていたのはLacrimosaの最初の8小節までであった。後に弟子のジュスマイヤーが補筆完成させた(註1)」。では映画の方はどうでしょうか。レクイエムの匿名の依頼主はサリエリであり、病床に臥すモーツァルトにその作曲を迫る(註2)。サリエリの代筆により、Confutatisの作曲が進められるが、あまりにも高度なその作曲技法はサリエリの理解を超えていた。サリエリの心に激しく渦巻くルサンチマン。しかし、最後にサリエリが知ったのは、モーツァルトもまた一人の弱い人間に過ぎないということであった。翌朝。コンスタンツェが現れ、サリエリが代筆した楽譜を取り上げてしまう。力尽きたモーツァルトは息を引き取る・・・そう、映画の中ではLacrimosaの作曲は描写されない! しかし、もし上記伝説の通りであるならば、後にジュスマイヤーの手に渡った未完の楽譜には、Lacrimosaの8小節が含まれていたことになる(しかもこれらは、サリエリが「代筆」していた訳だ)。この意味するところとは?「Lacrimosa8小節を作曲したのは実はサリエリであり、モーツァルトへのアンビヴァレントな感情が生み出した、凡人サリエリの最高傑作だったのではないか。モーツァルトの間近い死を予感した彼は、持てる力を振り絞り、これを秘かにモーツァルトに贈ったのだ」。そうすると、ラストでの彼の天国的表情にも、別の意味が見い出されるわけです。真相やいかに?(註3)   (註1)レクイエムの実際の作曲状況はもう少し複雑らしい。Lacrimosa以降もジュスマイヤー独力で全てを書けた筈は無いと思います。 (註2)本当の依頼主はヴァルゼック伯爵と言う人。しかし実はサリエリが裏で手を回していたという推理も成り立つ?? (註3)勿論フィクションです念のため。サリエリがモーツァルトを殺したという噂があったのは事実ですが。サリエリの曲は現在でも演奏されてるという事は、付け加えておきましょう。9点(2003-12-19 23:35:00)(良:2票)

3287.  戦う幌馬車 やったやった、NHKさん放送してくれて有難う! コレ、子供の頃テレビで観て、なんちゅう面白い映画だと大感激したのに、何故かタイトルをチェックしそびれるミスを。タイトル不明のまま、その後、西部劇を見る度に、ああこれでも無かったか、と思いつづけて二十余年。ついにそれらしき映画がBS2に登場、観てみたら、ビンゴ!! いやあ、これは面白いですよ。ジョン・ウェイン演ずるトウ・ジャクソン、悪漢ピアースの策略により無実の罪で投獄され、三年後仮釈放された時には、屋敷、土地、産出する金まですべてピアースに奪われてしまっていた。トウは仲間を集めて、ピアースが馬車で輸送する金(50万ドル相当)の強奪を計画する。が、この馬車、鋼鉄製でまさに走る金庫状態。そしてそれを護衛する大勢のガンマン。しかも決行日には、馬車はガトリング砲装備の装甲戦車へと改造されていた! こちらはたったの五人、この不可能な強奪をいかにして成功させるか? もうワクワクしますよねえ。相棒のカーク・ダグラスはミョーに華麗な乗馬を見せてくれるし、中盤には(あまり意味も無く)酒場での乱闘シーンもあるし、さらにラストでは思わぬ展開を見せるしで、あれこれサービス満点。正直言って私は映画の出来不出来とかいった難しい事はよくワカリマセン、ただ、映画を観てどれだけ気持ちが燃えたか。そう、この映画は、燃えました。8点(2003-12-19 22:02:40)(良:3票)

3288.  雪崩(1970) シュールリアリズム・アクション映画とでもいいますかね。不条理感溢れるアクション映画で、くそーその手があったか、という気分7割、やっぱ無理があるんじゃないの、という気分3割、てなところでしょうか。まずタイトルのバックに流れる音楽、強烈バリバリのハード現代音楽風。映画音楽ということを忘れてるんでないの、と思えてくる程、実に気持ちよく作曲してます(このリチャード・ロドニー・ベネットという作曲家は知りませんでした。よし、憶えたゾ)。丘陵地帯を後ろ手に縛られたまま走っていく2人の男(何故か足音がデカ過ぎ)。彼らをヘリが追ってくる。で・・・それだけ! 2人が何故逃げているのか、ヘリは何故追ってくるのか、全然判らないまま映画は進み、結局最後まで何の説明もないんだナこれが。この不条理感覚の裏側には、人間存在の不安みたいなものが寓話として折り込まれてる訳なんでしょう、不安を煽る種々のイメージが、カフカや安部公房の世界のように、なかなか味のある幻想味を醸し出しております。が、悲しいかな、この映画、ヘリのアクションが実に気合い入ってて見ごたえ十分なもんで、逆に不釣り合いで「浮いてる」感じが無きにしもあらず。ヘリのアクションが好きな私としては歓迎したいところなのですが、ちょい微妙です。ところで脚色はロバート・ショウ自身、ということで、何となくいつもに増してノリノリの演技に見えなくも無く。7点(2003-12-19 21:00:41)

3289.  鉄男II BODY HAMMER あのカルト・ムービー『鉄男』がバージョンアップして帰ってきた! 何がバージョンアップって、一応35mmカラーになりましたからね。前作では廃品回収によって作り上げた超低予算特殊メイクでしたが、今回はさすがによく出来ています。それでいて、あのエネルギッシュさ、あのスピード感は健在です。前作とは連続しておらず別のストーリーですが(実は大差ないという説もあるが)、めくるめくパワフルな映像に圧倒されているうちに、驚くべき真相が浮かび上がってくる構成も相変わらずで、さすが。前作を観て膨らみまくった期待を裏切らず、またもシビレさせてくれました。しかし街のまん中で結構トンデモないシーンを撮影してますが、どうせ無許可撮影でしょ?ほんとよくやるねえ。9点(2003-12-19 20:14:31)(良:1票)

3290.  ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ セラーズ亡き後の作品ですので、失踪したクルーゾー警部をドジな若手刑事が探すストーリーになってます。別にギャグのレベルが下がった訳ではないんですが(というか元々レベルが高かった訳ではないんですが)、どうにも物足りない。そう、結局、「クルーゾーを演じるセラーズ」を観たかった、というだけなんですよね。しかし映画に進むにつれ、彼がボケる度につい「ガンバレ」と応援する気持ちも徐々に芽生えてきます。ところで、この映画の最大のギャグは、キャスティングにすでに表れています。ささ、この映画未見の方で、まだこのオチを知らない人は、キャスティングを見ずにこのままどうか御退場を!4点(2003-12-14 16:52:38)

3291.  ロード・ジム(1965) そういやジョゼフ・コンラッドの小説って、なんやかんやと意外に映画化されてますねえ。と言ってもこれは未読なので、原作にどのくらい沿っているのか知りませんが。私も子供の頃にTV放送で観たのが最初でして、中盤の戦いの場面に随分興奮してしまったのですが、その時は後半になってストーリーがよく判らなくなってしまったのです。後に観直す機会があったのですが、やっぱり感想としては、散漫と言うか、なんか失速しちゃう感じが。上述の戦闘シーンは観て損無しと思うんですけどね。矢の先に火薬仕込んでて、投げた先でボカスカ爆発するんですよ。めっちゃカッコいい(←映画の観点を誤ってる気も)。また、最後に空を見上げるピーター・オトゥールの姿、渋いゼ!この悲劇的なラストをさらに感動的に盛り上げるには、もうちょいメリハリが欲しかったかな、と。6点(2003-12-14 16:37:34)

3292.  コンタクト ゼメキス作品って、アッと驚く特撮を、アッと驚く地味な場面で使ってて(後の『ホワット~』でさらに加速)、観ててニヤリとしてしまう反面、「力をかける場所が間違ってるんでは?」という気もしてきます。この映画だったら例えば、少女時代のエリーが、倒れた父親を発見し、薬を取りに走っていくシーン。まさにアッと驚く特殊効果ですが、必然性が感じられない分、ちょっとイヤミな感じもします。さて、内容の方ですが、ムムム、なんちゅう展開の早さ。映画早々にパーマーと知合ったと思ったらいきなりベッドイン。エリーの内面は掘り下げられないし、無邪気に研究に打ち込む「研究者らしさ」も充分描かれない。人物像が薄っぺらに感じられます。ストーリー上は割と故セーガン博士の原作に沿ってるものの、表面的すぎて、原作で描かれるエリーの魅力が、どこにも無いんですよね。脚本さえちゃんとしてれば、ジョディ・フォスターという人はこの役にピッタリだった筈なのですが・・・。あと、原作では各国の協力が如何に重要かを強く訴えているのに、そういうグローバル的な視野も欠けてしまいましたね。マシンに乗るのはエリーただ一人だし、大統領役にクリントン本人が出演するなんて(??)、まさにアメリカ万歳、米国中心ぶりがむしろ強調されてしまってます。映像化の難しそうなこの小説をよくぞここまで映画化した、と思えばこそ、「仏作って魂入れず」という印象も拭えないのです。そうそう、日本の描き方にご不満の方もおられるかもしれませんが、これでも結構良心的かもしれませんよ、何しろ原作では、日本の技術者は気合入れるために皆ハチマキしてることになってましたから。5点(2003-12-13 08:37:15)(良:3票)

3293.  幻魔大戦 観に行く前にたまたま文庫の2巻と3巻だけを読んでたんですけど(何と半端な)、その辺にたどり着くまでがやたら長くて、このペースで進んだらいつ終わるんだよーと思いながら観てたら、まあそれなりにうまくまとめられてました(とは言え原作のそれ以外の部分は今でも未読。何が書いてあるのだろう)。当時私は小学生、超能力で空飛ぶシーンはホント憧れましたね。小学生の空想って言ったら大半は「自分が超能力使えたらなあ」って事でしょ?違うかな? 新宿副都心が廃墟(?)になってるシーンはよく出来てました。敵を一人一人倒していく展開もなかなかの盛り上がりよう(こういうの好き!)。しかし、最後に敵を倒す時のワケ解らなさは、ゴーストバスターズに通じるものもありますけども。6点(2003-12-13 03:05:29)

3294.  ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀 なんとなくフツーに面白くなく、と言って全然楽しめないわけでもなく、この程度の映画にラジー賞ってのも何だかもったいない気が。なまじ実写でやるから気色悪いんで、アニメだったら、も少し違和感なかったでしょ。しかし、ナニとナニがナンのために戦っているのやら、あんまり興味の沸かない映画ではあります。4点(2003-12-13 02:24:55)

3295.  モハメド・アリ かけがえのない日々 これは観てて大興奮してしまいました。アリ vs フォアマン戦を前にした当時の熱気というものがよく伝わってきて、観てる方としても十分温まった頃に、ついに試合開始! 試合のヒトコマヒトコマをもっともらしく解説していくのがいいですね。とにかくこういうのに弱い!つい真に受けてしまい、アドレナリン噴出しまくり。「キンシャサの奇跡」一点に絞りこんでいく構成が大正解です。そして敗れたフォアマンもちゃんとフォローしてるのがさらに好感持てます(確かこれが唯一のKO負けですね?)。後の対猪木戦は茶番扱いで完全に無視されてますが、気にしません。私はG馬場派ですからね。ふふ。8点(2003-12-13 01:51:42)

3296.  木と市長と文化会館/または七つの偶然 この映画、正直言って、面白さがさっぱり解らなかったので、皆様のご意見伺いたく、登録をお願いしたのですが・・・↓ウヲー!ダブルでフルマーク! この後に私みたいなポンコツ君が何かを書こうというのは、申し訳なくもあり、スリルもあり、また恥ずかしくもあり、そちらからは見えないでしょうが、今私は頭を抱えているのです。ああ困った。各セクションが、ドリフ大爆笑の「もしものコーナー」みたいなフリで始まって、期待してたら、何だか無意味な会話がずーっと続いて、別にコレだったらわざわざ映画観ないでも、その辺の人の会話を聞いててもいいんじゃないの、とか思えてきて(これぞジョン・ケージ的思想!ウソですごめんなさい)。そうそう、市長と少女の会話のクダリはなかなか面白かったですよ、ウンウン。というわけで、さすがに100人が観て100人ともが面白いと感じる種類の映画ではないと思いますので、恥を忍んで書かせていただきました。さようなら、修行してきます(そうだ旅に出よう)。4点(2003-12-13 01:15:47)(笑:1票)

3297.  屋根裏部屋の花たち まあ何ともかんともイヤな話でして、祖母の家に移り住んだ四人の兄姉弟妹が、イカれたバアサンによって屋根裏部屋に閉じ込められてしまう。空腹に苦しむ彼ら。「ニイちゃん、腹減ったよう」「おおそうか、よし、オレの血でも吸いな」って、キミタチ、それは人間のすることじゃない、まるでオオカミだよ。イヤな話だ。で、屋根裏部屋から何とか脱出しようとする必死の努力の末、なんやかんやあって、結局あんまり救いのないラスト。ああイヤな話だった。内容的に暗い映画も結構ですが、ここまで来ると、「とにかくパッとしない映画だなあ」という印象が先に来てしまいます。5点(2003-12-13 00:17:43)(笑:1票)

3298.  ガメラ対宇宙怪獣バイラス 《ネタバレ》 ストーリーが理解できていない私などがレビュー書くのは全くもって申し訳ない事なのですが、この映画、バイラスが最後どうなったのか今もって判らないんです。すんません。クライマックス、バイラスはイカ頭をガメラの頭に突き刺すも(あれは内臓までヤラレてるね。死ぬぞ)、ガメラはバイラスごと回転しながら上昇。早く頭抜けっての。高空の低温で冷凍イカになるバイラス。最後は海に落ちて・・・寒さプラス目が回って溺れちゃった、という解釈でよろしいのでしょうか??難解だ。さてさて、では他の部分はよく判るのかというと、やっぱり判らなくて、バイラス人はあんな宇宙船一隻で地球に乗り込んで、本当に地球を植民地にする気があるんですかね?しかも地球を選んだ理由が、「窒素呼吸するバイラス人にとって、窒素が豊富な地球の環境は最適だから」だなんて。おおっ、いやいやこれは実に含蓄のある指摘。そういや地球の大気にはナゼこんなに窒素が多いんだろうね。一体この窒素はどこから来たんだろう。地球って神秘的な惑星だよね。アレ何の話だっけ。そうそう、バイラス人だ、バイラス人はガメラを操って破壊活動を繰り広げた挙げ句、二人の少年を人質にとって、地球に降伏を迫る。尊い人命には代えられず、降伏を決定する人類。この場面、子供の頃観てて非常にしっくりいかないものを感じたのですが、それは「あんなフザケタ二人なんか見捨てればいいのに何で人類が降伏するんだよー」という違和感・・・ではなくて、それは今にして思えば、「人質とって降伏迫るなんて、取引きとして成立するのか?」という違和感ではなかったかと。人質とって「金用意しろ」「飛行機用意しろ」とかの要求はあり得るけど、「俺を大統領にしろ」ってのは、ちょっと無理だよね。とまあ、ツマラナイことを色々書いてしまいましたが、主人公の少年達が宇宙船内を彷徨うくだりなんかは、コワくもあり楽しくもある、子供心になかなかワクワク度の高い場面でした。味方だと思った宇宙人が実は親玉だった、というのも、子供心には結構衝撃的で、まあそういう印象深い映画でもあります。4点(2003-12-12 23:38:01)(笑:1票)

3299.  D.N.A.II ほほー、『D.N.A.』の続編かー、と思って期待しないで観ると、無いハズの期待をさらに裏切るショボ映画。『D.N.A.』とは何も関係なく、『プレデター』を安物にしたような感じ(つまり激安)、うーむ冒頭で見まちがえるべくもなくハッキリと"DNA"というタイトルが出てたのに、何でこんなに『D.N.A.』と無関係な内容なのか…と悩んでいると、ふと気づく。あっヤラレたっ『D.N.A.』はあくまで邦題だったんだ、関係ある筈ないではないか!と。またひとつ人生の勉強をしてしまった。ところで監督は、ウィリアム・メサという特撮マンです。特撮マンならもう少し特撮を大事にして欲しいもんです(おそらく製作費の割には頑張っているのではないか、とは思われます。が、同情されるようになってはイケマセン)。3点(2003-12-12 22:20:37)(笑:1票)

3300.  ワールド・アパート カンヌ映画祭主演女優賞を3人も出した映画。ははは、不思議な賞だ。南アのアパルトヘイト問題を扱った映画です。ですが扇情的に反アパルトヘイトを訴えただけの映画ではないので、制度が廃止された今でも、映画の価値は全く損なわれていないでしょう。活動家の娘の視点で描いたことが、直接的なメッセージ性を避け、逆にドラマの生々しさを浮き彫りにしていますが、脚本家自身の実体験に基づいている、と言いますから、ナルホド重みもあるわけです。派手さは無くとも、力強さを持った映画です。8点(2003-11-30 16:46:28)

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