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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3321.  ハイリスク コレはなかなか拾い物の一本。アクションが派手で、特にクライマックスはかなり興奮します。テロリストが爆弾をしかけたマイクロバスにはリンチェイの妻子が。救出に失敗し、妻子を失ったリンチェイ、警察をやめて、スタントマンの道へ。自分でスタントをこなすのを売りにしている(はずの)アクションスター、ジャッキー・チュンの吹替えを秘かにやっているという・・・チュンですよチュン。チェンじゃないですよ。あ、この役、ジャッキー・チェンがやってたら意味深で面白かったかもね?(ウソですゴメン)。っちゅうわけで、彼の狂言回しで笑いにも事欠きません。それでいて、アクションの方は再びテロリストとの戦いを壮絶に描き、そう、確かに基本は『ダイ・ハード』、そこに『スピード』っぽい部分も加わって、かなりサービス精神が行き届いております。強いて言えば、それら米映画をちょっと意識しすぎですかね、「香港映画だってココまでできる!」という作品よりも、「香港映画だからこそココまでできる!」という作品を期待しておりまする。7点(2003-11-22 07:21:16)

3322.  狼の血族 ちょいとシュールな趣向だもんで、フツーに怖さを求めて観ちゃったりすると、「カネ返せ」ってなことになりかねないので注意。セットでの撮影が、幻想的と言えば幻想的、安っぽいと言えば安っぽい、かな。人狼モノの見所は何と言っても変身シーンですが、ここでは、口から狼がニョニョーンと出てくる斬新さ。お陰で、アボリアッツで審査員特別賞。ところで本作の元ネタはグリムの「赤ずきん」それともペローの「赤ずきん」??6点(2003-11-22 02:02:32)

3323.  アルビノ・アリゲーター 前半とか、確かに楽しそうに撮ってる感じが伝わって、観てても気持ちいいんですよね。ところがまあ、サスペンスとして話が伸びないで、低空飛行のまま最後まで行っちゃうので、「失速した」という感じが否めません。いやまあ、それなりに意外な展開は準備してるんですけどね。相当無理があったり逆にあまりにも肩すかしだったりでチグハグ。脚本がさっぱり垢抜けてないのよね。大体、人質になりすまして逃亡するなんて、ハナッから断然無理でしょ?5点(2003-11-22 01:37:47)

3324.  ピンク・パンサー4 無敵のクルーゾー。無理矢理、命を狙われる設定にして、やはり無理矢理助かってしまう。前作で行くとこまで行ってしまったので、どうやって続編作るのかと思いきや、この白々しさ。まるでムーンレイカーの後でユアアイズオンリーを何事も無かったかのうように作ってしまった某シリーズのよう。前作であれだけ悪事を働いたドレフュスもちゃんと登場してくれて一安心。前作のぶっ飛び度合いにはかなわないまでも、ちゃんとバカやってくれてます。今回は、ちょっと趣向を変えて、香港を舞台にカーチェイスっぽい事も。で面白いのかというと、すでにクルーゾーが観たいというただその一点の理由から観てるので、もう面白いのやら何やらようワカリマセン。でも観てて何となくシアワセ。クルーゾー万歳。事実上、最後の勇姿です。7点(2003-11-22 01:19:08)

3325.  ピンク・パンサー3 久しぶりに作られた前作では、一応ちゃんと宝石泥棒のお話になってたのに、それからあまり間を置かずに作られた本作では、いきなりドレフュスが世界征服(?)と、もうハチャメチャなことになってます。クルーゾー対ドレフュスの全面対決。世界中大騒ぎのハズなのに、ドレフュスのアジトの城に淡々と乗り込もうとするクルーゾーの姿が、何だか頼もしく見えてきて---いや見えないか。まあクダラナイんですけど、クルーゾーの魅力にはまったら最後、こんな映画でもたまらなく面白く思えてくるのです。7点(2003-11-22 01:02:14)

3326.  ピンク・パンサー2(1975) 世間的にはもしかしたら前2作(ピンクの豹、暗闇でドッキリ)の方が、マトモ、ということになっているのかも知れませんが、私は、この作品以降が断然好きです、まあ要するにクルーゾー警部が好きなだけなんですが。バカ指数がこのあたりから急上昇していきます。とは言え、まだここでは一応、怪盗ファントムが出てきたりしてカッタルイのですが(←??)、ピーター・セラーズの至高の芸が存分に堪能できますね。クルーゾー万歳。7点(2003-11-22 00:46:33)(良:1票)

3327.  ピンクの豹 この映画、なんだかクルーゾー警部が可哀相すぎて、ちょっと笑うに笑えない・・・完全に間男されてる上に、奥さんの浮気相手はよりによって警部の宿敵の大泥棒。後半、せっかくドタバタが盛り上がってくるも、あまりにもあんまりなラスト、これには笑いよりもタメイキが。結局、この映画ではクルーゾー警部って狂言回しにすぎないんですよね。ダメだ、クルーゾーに肩入れしすぎているせいで、あまり楽しめない。ところで、このヘンリー・マンシーニの音楽、一体どうしたらこんなメロディが思い付くんでしょうね。正直言うと私は映画よりクラシック音楽に入れ込んでおりまして、映画音楽等への思い入れもクラシック音楽へのそれに比べると数歩譲ってしまうのですが、それでも、ヘンリー・マンシーニのメロディ・メイカーとしての才覚ばかりはもう、もしかして音楽史上でも指折りかもしれんな、と畏敬の念を払っております。6点(2003-11-21 23:25:34)(良:1票)

3328.  地獄の殺人救急車/狙われた金髪の美女 B級映画界のカリスマ、ラリー・コーエンが贈る、見所満載のサスペンス。邦題がヒドいせいで、周りに勧めても全然相手にしてもらえないんだけど、中身は、コレ、かなりの拾いものですよ。この映画にこんな邦題つけるんだったら、『フォーン・ブース』も『地獄の電話ボックス』にしろ!(とか言いつつ結構気に入ってマス)。さて本作、かつてのオスカー候補の面影は今何処のエリック・ロバーツが主人公。彼が街で知合ったオネーチャン、いきなりぶっ倒れて救急車で病院へ。しかーし実はそのオネーちゃんはどこの病院にも搬送されていなかったことが後に発覚。彼はオネーチャンの行方を求めて捜索を開始。こんなテキトーな人探しで見つかる訳ないんですが、そこはさすがコーエン(兄弟じゃないぞ。ロブでも無いぞ)、都合よくサクサクと話は進み・・・そこにからんでくるお巡りさんがジェームズ・アール・ジョーンズ。快演というか怪演というか、もうあまりに素晴らしいので彼のためにも一度観てやってくれよな。そして手に汗握るクライマックス!『マニアック・コップ』に匹敵しますよこれは。というわけで、一言で言うと、とても面白い映画です。はい。8点(2003-11-21 22:31:45)(笑:1票)

3329.  クリムゾン・リバー この映画に関して印象に残っていることはと言うと、レンタル1本100円だったので最後に残ってた1本を意気揚々と借りて帰ったら、姉もすでに借りてた、って事ですかね。まあありがちな話です。最近のフランス映画はハリウッドの豪華大作に負けじと、リキ入ってますね。主演ジャン・レノってのも、一種の切り札ですね。で、内容の方はというと、サスペンスなのにスケールでかそうな雪山シーンを売りにしたのが無理矢理っぽくて、逆にストーリーがとてつもなくこじんまりした印象、真相に至ってもうガックリ。そりゃまあ、つまんない映画じゃないけど、観る前に原作読んでおかなかったのは失敗だったかな。せっかくの読む楽しみが、1本100円につられたばかりに・・・。6点(2003-11-16 16:39:58)

3330.  処刑人 悪人をやっつけてスカっとする映画なら、デスウィッシュ・シリーズやエクスターミネーター、果ては毒々モンスターでもいい筈なんですが、まあ、この映画はそのあたりの映画よりはなんぼかカッチョ良さに配慮してるので、結構観られます。一番の見どころといえば、便器の落下シーンですか。はは。これを超えるシーンが(女装以外)無かったのが残念ですかね。ところで、もしシリーズ化したらデスウィッシュの二の舞になるのは目に見えてますな。それもまた良しか。7点(2003-11-16 11:08:53)

3331.  ディープ・ブルー(1999) CGとアニマトロニクスを駆使して描く一連の映画では、CGは滑らかに動くのに動物ロボットがぎこちない、ってパターンが多いですが、この映画は逆で、ロボットサメが本当によくできてます、感心しました(CGがひどすぎます、のけぞりました)。高い知能を持ったサメが襲ってくると言われると、ジョーズ’87の嫌な予感が兆しますが、実は結構バカザメなので一安心。色んな映画を彷彿とさせるシーンがてんこ盛り(最後の方はウォーターワールドすら思い出してしまった)で、パニックものとしても割りと正統な方、なかなか楽しめました。ところでコックは邪魔だ。消えろ。コックの出てくるシーンを極力削除した特別篇を作ってくれたら、完成度上がると思います。7点(2003-11-16 10:45:26)

3332.  ジェヴォーダンの獣 まず目を引く格闘シーン、確かにカッコいいけど、コマーシャルフィルムやミュージックビデオにありがちーな感じの映像。そういうの駆使して映画作るのも悪くないけど、やっぱし映画こそが最先端であって欲しいな。で肝心のストーリーはこの後迷走を続け、結構タルい展開。散々待った挙句やっと獣とやらが暴れ始めるも、不完全燃焼。えーい。こんなんだったら『襲う巨大怪鳥』の方が面白かったぞ、という殺し文句を口走ってしまいそう。CGで描かれる獣も造形が冴えないので、着ぐるみ怪獣とあんまり変わらんね。というわけで、最大の見所は、実は背景の大自然の映像の方にあるのかもしれません。6点(2003-11-16 10:29:33)

3333.  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン そりゃまあ、初期の作品ですから、後のガメラと比べるのは当然オカしいのですが、それでも、「やっぱオトナだけでストーリーが進むなんて、ガメラ映画じゃないよー」という気持ちでいっぱい。一応、宝探しの冒険譚がハナシの発端ですが、ドロドロの欲望渦巻く展開に、何だかねえ。バルゴン急成長の原因が、誤って照射された水虫治療の赤外線、というのも実に夢がない。それに、赤外光はエネルギーが低いからねえ、突然変異するかねえ。紫外なら少しは説得力も・・・あんまり無いけど。さらにバルゴンは水に弱いという、動物とは思えない弱点が! 勝敗は目に見えてマス。この映画の見どころは、ダム破壊シーン、ですかね(つまり最初だけかよ)。5点(2003-11-16 01:41:24)

3334.  ガメラ対大魔獣ジャイガー この映画のガメラ何だか可哀想なのよね。手足を矢で貫かれて引っ込めることもできなくなったり、ジャイガーの幼虫(虫かな?)に寄生されて貧血で動けなくなったり(子供の頃には白くなったガメラを観て、あれは凍っているのだと思ってました。バルゴンあたりとも混同してたのか)。そうそう、卵産み付けられて急に挙動不審になり彷徨うガメラ、このシーン「だけ」かなり好きなんですよね。ついでに言うと、崑チャンがまた出演してるのは子供心にうれしかったなあ!! で結局は、強かったジャイガーにもやっぱり案の定予想通り、情けない弱点があることが発覚、あっけない幕切れ。ガメラシリーズの悪役怪獣はなぜかしょうもない弱点を有するものが多く、実は我々の身近にいるどんな生き物よりも弱いのではないか、と思えてきます。5点(2003-11-16 01:14:43)

3335.  地震列島 この映画の一番印象に残ってるのは、うん確かにやっぱり地下鉄水攻めのシーンですよね。水没していく地下鉄構内で、みんな車両の屋根にしがみついてるんだけど、一人また一人と力尽き、ひっそりと水に落ちていっちゃうのよね。すんげー怖い。ここまで怖いシーン、他の映画にありますかね。少なくともタイタニックには無かった。セットも説得力ある作りで、もうこのシーンだけで忘れがたい映画となってます。あとはまあ、大地震とかタワーリング・インフェルノとかを模型で細々と再現してるわけですが、それでも肝心のストーリーの方には、悲壮感が漂っているので(しかもなかなか基本に忠実だ)、泣かせるものがありますね。7点(2003-11-16 00:34:13)

3336.  ヴィドック 映像が毒々しい上に何だか下品なテイストで、うわー何かヤな映画だなあ、と思いながら観てたお陰、なのか、話の展開が予想できず、結局最後でしっかり驚かせていただきました。何にせよ、マントの仮面男の描写がかなりかっこよく、これはポイント高いです。特殊効果がよく出来てて気分を削ぎません(他のシーンはともかく)。でまあ、この映像が主な売りなのかねえ、ふーん、とボンヤリ観てたら、実はストーリーの方に工夫があった、ってのはなかなか嬉しいもんです。オチが読めない騙されやすい私は、残念ながら結構得してるかも。7点(2003-11-15 23:54:13)

3337.  X-メン ミュータントだからって、一体どういう原理でこんな能力が発揮できるのーというぶっ飛びキャラの中で、主人公だけが、キダタローばりに立派なモミアゲがある以外これといった取り柄が無い。あ、一応、手から刃物が出るというちょっとした強みもある。そうそう、あと治癒能力が異常に高い。要するに不死身か。何でもありですな。各人の特殊能力が、ストーリーの伏線としてあんまり反映できてないあたり、いかにも思い付きの設定といった感じを受けてしまいます。原作にどれくらい沿ってるのか知りませんけど、映画はある決まった上映時間内で完結したひとつの緊密な世界を見せるもの、連載が基本のコミックとは相容れない部分ってやっぱりあるんじゃないかと思うのですが本作の場合どうなんでしょうか。映画を観た感じでは、見どころ多くて充分楽しめて、まあでも場当たり的だなあ、観る前の予想通りかな、という印象ですね。7点(2003-11-15 20:41:03)

3338.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 犯罪を描きつつ、意外なカメラアングルの映像でハッとさせるあたり、この映画の第一印象は、ニセ「コーエン兄弟映画」。こちらはかなり悪ノリが目立つので、逆に、コーエン作品って計算しつくされた絶妙のバランスの上に成り立ってたんだなあ、と、コーエン作品の方にむしろ感心してしまったり。いや別に本作がコーエン作品のパクリだとは思っているわけではないので、こちらはこちらで楽しく拝見しましたよ。そうそう、畑の中を車で走っていくシーンは『ハンター』のパクリみたいですけど、これもまた楽しいじゃないですか(まあ要するに、米映画も欧州映画も結構似たような事やってるんですよね)。ただ、深刻な設定の割に、非常にお気楽なノリで人物描写も欠けており(それが狙いなんでしょうけど)、例えば不治の病を宣告された人がこの映画を観ても本当に不愉快に思わないかなあ、などという心配をしてしまったのですが・・・。7点(2003-11-15 11:27:39)

3339.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 コレ、マジで大好きなんですよね~。「ガメラは子供の味方」という設定が前面に押し出され、いやはや、ボクのレベルにピッタリ。哀しいまでに、凶悪怪獣ギャオスと人類の戦いが描かれ、↓shakuninさん仰るとおり亀怪獣は戦いに参入するもヤラレまくり。超音波で腕半分くらい切られかけて可哀相なのよね。ギャオスは首の骨が2本あってこれが音叉の役割を果たし超音波を出す(そんなバカな)。が、そのせいで、首が回らず後ろを向けないという弱点があるらしい(じゃあガメラは首が回るとでも言うのか?そんなシーン観た事無いね。あ、平成ギャオスは首が回るので憎たらしい)。とにかく強いギャオス、足指を亀に食いちぎられても再生してしまう生命力。しかし、水に弱いバルゴンに引き続き、今度のギャオスには光に弱いという致命的すぎる弱点が!(後のジャイガーと言い、どうしてこんな情けない弱点が多いのか…)。さてさて、土地の値上げを画策する強慾ジジイの孫の少年が本作の主人公。↓へちょちょ星人さんは少年が勝手につけた名前が定着しちゃう安直さを指摘しておられるが、最近でも「多摩川のアザラシ=タマちゃん」という情けないフィーバーが日本中に起きたくらいだから、あながち無い話とは言えませぬぞ(←いやいや、無いってば)。さて件の少年、クソ生意気ながら結構泣かせてくれます。人類で始めてガメラの背に乗って飛行。「目が回らなかった?」「ガメラはグルグル回らず飛んでくれたから大丈夫だったよ」「グルグル回る?そうか!」とこんなクダラナイ会話からギャオス撃退法を思い付いてしまうオトナたち。案の定失敗。売り惜しみしてた土地が怪獣騒動のため売れなくなり、村民どもが強慾ジジイのもとに殺到、「責任取れ!」そこに少年、「オマエたちだって欲張ったんじゃないか!ジイチャンばっかり虐めるな!」とオモチャを投げ付け号泣(このシーン泣ける!)。一同解散後、画用紙にギャオス撃退シナリオを書きはじめる神憑かり的な少年。「山火事を起こせば、ガメラは火が好きだからきっと来てくれるよ」「山火事なんて簡単に起こせるもんじゃないのよ」「いや簡単だよ、ウチの山を燃やせばいいじゃないか!」それを陰で聞いていたジジイ、ついにある決断を・・・いやあ、泣けるじゃないですか! そんなわけで、怪獣と人類の対決をいろんな意味でドラマチックに仕上げた、希有の一本ではないかと。 8点(2003-11-15 10:22:24)(笑:1票) (良:1票)

3340.  ダウンタイム 《ネタバレ》 この映画、何なんでしょうね。故障したエレベーターに閉じ込め得られた元警官と母子と老人。悪ガキ共のイタズラによりエレベーターはさらに制御が効かなくなり、落下の危機に! で彼らの脱出劇が描かれるわけですが。悪ガキ共のエピソードはストーリー上重要そうでいて、実は大して描かれないし(ものすごく中途半端)、肝心のエレベーターの暴走は、上下に不規則にガックンガックン動くだけだし、脱出劇も何ともショボい上に、偶然発見されて助かるというのも、何だかなあ。さらに助かってからもしょうもないドラマが続く・・・あ、そうか、この映画はサスペンスとアクションを絡めているけど、実はダサくて味のあるラブストーリーなんですよ。うん、一風変わった恋愛映画として観ると、いやどうして、ショボい脱出劇とは言えシーンとしては結構よく出来てて見せ場も一応あるし、なんと言っても、主人公の元警官がダサくて妙に親しみの沸くキャラなのがイイ感じなのよね。そういうわけで、この映画、パニックものとして期待させた分、ボロクソ悪口言いたい気持ちも無いでは無いのですが(というかむしろその気持ちが強いのですが)、いざそれを口にするのは、やっぱり何だかちょっとためらわれる、すこーしだけ味方したくなる映画なのでした。5点(2003-11-15 02:06:40)

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