みんなのシネマレビュー |
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3481. 13ゴースト(2001) 何となく描写に『TATARI』を思わせるものがあるので、同じ監督かと思ったら、違う人だった。もしかしてゼメキスとかシルバーがあれこれ口出ししてるんじゃないの?よくわからんが。最近ゲームの映画化ってのはたまにありますが、本作は映画の内容自体がゲーム化しちゃってます。あるいはお化け屋敷化か。家の中をウロウロ歩いてたら、あちこちに面白い顔のオバケがいるという、そんな映画。登場人物よりもオバケの方が充実してるため、ストーリーがあまり膨らみません。6点(2003-09-20 22:20:53)(良:1票) 3482. ザ・ロック カーチェイスがサイコー。かなりグレード高いよね。後半、アルカトラズをヒョコヒョコ走り回って戦うショーン・コネリーの姿は、若干のどかでしたが、エド・ハリスの人物設定もカッコいいし、アクションもダイナミック、クライマックスはドキドキもので、大変興奮いたしました。コレを観た時ばかりは、マイケル・ベイってとてもすごい人なんではないかと思ってしまいました。9点(2003-09-20 21:51:39) 3483. キッド(1921) チャップリンが追われながらも、危険を顧みずに屋根伝いに孤児院の車を追い掛けるシーンは、見る度に涙が出ます。さらには、ついに車に追い付いて子供を取り戻し、運転手を追い払うシーン。ユーモラスでありながら、じーんときます。これまで観たチチャップリン作品の中でも一番好きなシーンかも知れません。9点(2003-09-20 21:33:32) 3484. ブラック・ドッグ パトリック・スウェイジが余りにもただのオヤジに成り果てた姿を堪能できる(勿論カーチェイスも堪能できる)逸品。アクションはイマイチ芸のない演出に見えますが、これは余計な調味料を使わず素材の持ち味を極力活かそうというシェフの嬉しい心遣いではないかと思われます。違うか? まあ、カーチェイスは三度の飯より好きなもんで、こういう映画もよろしいのではないかと。7点(2003-09-20 21:05:14) 3485. スモール・ソルジャーズ 『グレムリン2』よりはこちらの方が余程『グレムリン』の正統な後継という感じの映画、悪く言えば二番煎じですが、こちらは可愛気もヘッタクレもないフィギュアが暴れる映画。一般性が乏しくなった分、悪趣味度がパワーアップしてます。ヒーロー物のオモチャで遊ぶためには、ヤラレ役の悪者オモチャも必要というナントモ残酷なる現実を逆手にとって、正邪逆転させてるのが大変ヨロシイ。7点(2003-09-20 20:45:22) 3486. キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて こりゃヒドイ。前作の勢いも無く、退屈の領域に入ってる、という感想。せいぜい印象に残るのは、体を釣る命綱用のピアノ線が鮮明に見えちゃってるシーンぐらいですかな。3点(2003-09-20 01:54:07) 3487. ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝 いやはや、サービス満点、ちょっとやりすぎ。ゴールドスミスの音楽も、ここまでくるとちょっと微笑ましい。危機また危機、冒険につぐ冒険。この映画は面白いと錯覚させるに十分ですから、まあ、面白い映画と言ってよいでしょうなあ。7点(2003-09-20 01:49:16) 3488. ナイルの宝石 前作よりだいぶスケールアップしてますが、やや裏目に。前作は現代のお伽話みたいなところがよかったんですけどね。まあ大体、ストーリー展開とキャラの設定が噛み合ってナンボだと思うんですけど、ありがちな続編って、前作のキャラクターを引きずる一方で、ストーリーも適当に盛り上げなければならず、結局ゴテゴテ詰め込んだだけで必然性の乏しい、噛み合わない映画になっちゃう。まあ、本作にもそんな印象を受けますが、一応それなりに面白いので楽しめます。6点(2003-09-20 01:43:40) 3489. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 現代を舞台にした冒険もので、ストーリーでもキャラクター設定でも、しっかり楽しませてくれます。クライマックス、片や敵に襲われるキャスリーン・ターナー、片や宝石とともに逃げようとするワニ、果たしてどうする? 最後、靴を映しただけですべてを説明してしまうのが洒落てます。8点(2003-09-20 01:19:06) 3490. 妖怪大戦争(1968) うぉー、カッパが可哀想だ、何て事をするんだ。しかもろくろ首にもそんなことするなんて! さあ、古代バビロニアの妖怪と日本の妖怪の大戦争だ! と書いてるとちょっと寂しくなってきました。ところで、本当にリメイクするのかい?5点(2003-09-20 01:01:21) 3491. インデペンデンス・デイ すぐそばの三番街シネマは1800円なのに北野劇場は2000円、さてどうしよう。結局北野で観て正解、大スクリーン上で雲の切れ目から宇宙船が初めて姿を現すシーンは鳥肌立ちまくり。まれに見るカッチョいいシーンです。7月2日だけみれば、抜群に面白い映画だと思います(だから大好き)。続く空中戦も一度ではすべてを観切れないほど緻密。というかゴチャゴチャしてるというか。さらに話はだんだん妙な展開に。クリーンルーム内で防塵服着てないどころか白衣のボタンも留めないなんて非常識だぞ!って怒る程の事でもないけどさ。ロズウェル事件で回収されたUFO(未だに信じてる人いるのか?)、動かし方が判らず困ってたけど、母艦が近づいたら動き始めた。え?ロズウェル事件の時にもこのUFOが飛んでたということは、当時も母艦が来てたのか?ムム、難解な映画だなあ。「なんで宇宙人がマッキントッシュと同じOS使ってるんだ?」「あと、略してID4と呼んでるけどさ、IDはわかるけど4って何?」「わかった、この4というのはエピソード4ということなんじゃない」「ナルホド、後でID1とかID2とか作られて、OSの件を含めて、この映画の矛盾点がすべて解き明かされていくわけやね」かつて交したそんなバカ会話が懐かしい。8点(2003-09-20 00:26:56) 3492. D.N.A. 考えてみりゃ、それなりに原作に沿って作ってるんですよねえ。でもウェルズ・ファンはきっとこう言うでしょう「こんな映画作ってくれとは頼んでない」。半端に原作を大事にすると大惨事になるという例です(なのに後の『タイムマシン』は同じ過ちを犯すことに・・・)。こういうヘンテコなモンスター映画をまた撮ってしまったところを見ると、フランケン師匠は『プロフェシー/恐怖の予言』なんかにも愛着あったのかな、なんて思ってしまいますが、本作は、なまじCGなど使って派手に演出した分、イビツさも増しています。5点(2003-09-15 21:00:03) 3493. ツインズ 2人は双子、似てない双子。ははは、魔女っ子チックルかよ。シュワとダニー・デビートが双子という設定で笑ったらとりあえずおしまい。あとはテンポの悪いドラマが続いて、面白さがよくわかりません。日頃、「君ってダニー・デビートに似てるね」とか言われてる人が観たら、立ち直れまい。ところで『戦慄の絆』も元は『ツインズ』という題にする予定だったのに、本作のせいで変更を余儀なくされたとか?5点(2003-09-15 20:40:27) 3494. マイ・レフトフット 当時、アカデミー賞に何がノミネートされてるか知らず、いきなり、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞、と聞いて、へ?マイ・レフトフット?何それ?と思ってしまったんですけど、実際観てみたら納得。こりゃまあ、トム・クルーズも相手が悪かったね、しょうがないね。こういう役、生半可な演技では嫌味になってしまうところですが、もう何の違和感も感じさせない完璧さで観る者を釘付けにします。主人公の半生が静かに綴られていて、波乱万丈の物語でも何でもない素朴な語り口なんですけど、確かに映画でなければ伝わらないものが、ここにはあります。8点(2003-09-15 20:08:37) 3495. スティーヴン・キング/痩せゆく男 すごい!本当に痩せていてるみたいで、リアル!しかもそれだけ! こういうのって短編としてオムニバス映画にこっそり紛れ込んでると、印象に残るかもしれませんが、一人立ちする程のもんでは・・・。スティーヴン・キングがドラッグストア店主の役で何となく嬉しそうに出演。さすがに『日本沈没』に出てた小松左京ほどの喜色満面ではないね。5点(2003-09-15 14:35:46) 3496. エンド・オブ・デイズ 「シュワ主役で一本撮りたいんだけど、誰と戦うのがいいかねえ」「ミレニアムイヤーに便乗して、ゼヒ悪魔でいきましょう」「でどっち勝たせるんだよ」「まあ細かい事はいいじゃないですか」そんな製作者サイドの会話を想像してしまう映画。アクションだけでなく、闇の描き方がうまく、ハイアムズ面目躍如。ですが、いかんせん、肝心の悪魔がスケール小さくて、イマイチ話が広がりません。それに、G・バーンが悪魔だなんて、『ディアボロス』のA・パチーノの二番煎じみたい。とまあ不満は色々あれど、見せ場は多く、それなりに楽しめます。7点(2003-09-15 14:11:16) 3497. グロリア(1980) 鬼のようなオバチャンがブサイクな子供を組織から守る映画。『レオン』の原点だ、などという声も聞きますが、多分それはボロ儲けしてるベッソンへのイヤミであって、まあ関係ないでしょ。カッコいい人がカッコよく活躍する映画じゃなくて、中の下くらいの普通の人が孤独な都会で意地張ったり支え合ったりしながら逞しく生きる姿を描く、っていう感じですかね。まあそういう雑草魂のカッコよさの映画です。8点(2003-09-15 13:51:00) 3498. グラディエーター 戦闘シーンが凄い!怖い!痛そう! コロッセウムが大入り超満員札止め。スバラシイ。かつての全日プロ武道館大会三冠戦を思い出させる熱さです。『ベン・ハー』と『スパルタカス』を混ぜ合わせて御都合風味を足したような映画ですが、夢のような世界を味わえるしオモチロイので、私はかなり満足です。8点(2003-09-15 12:52:59)(笑:1票) 3499. パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 実話と言いながら、肝心なところはすべて空想の産物、という点では、『南極物語』の上を行ってます。『生きてこそ』の全員死亡バージョンとかあったら、絶対観たくないよね。でも本作は、とにかくスゴイ嵐を見せてやるぜ、と割り切って作っており、その点では成功してると思います。W・ペーターゼンがCGで嵐を描写する映画を作ったと聞いた時点で、誰しも『エアフォース・ワン』の失態を思い浮かべずにはいられないので、そういう意味で観ててかなりハラハラしましたが、今回は大丈夫!7点(2003-09-15 11:59:04) 3500. ガントレット いやはや豪快な映画。銃弾で家壊すのもすごいけど、ヘリが高圧線に引っかかるシーンは、マジで興奮したね。で、クライマックスは、他の映画では見られない異様な銃撃シーン。あ~すごかった。って言っても、それらを除いたら本当に何も残らないなあ。たまにはこういうのもヨイですね。7点(2003-09-15 01:34:47)
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