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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3481.  サイレンサー/殺人部隊 《ネタバレ》 馴れ合いとやっつけ仕事の結晶体、肩のこらないスパイ映画。危機また危機、しかし緊迫感はまるでない、このグダグダな感じ、ディーン・マーチンならでは、とも言えるし、彼にはこの辺が限界、とも言えます。しかし!本作に登場の、敵の手先の鉄アタマ、見事に007のジョーズの先駆けになってます。電磁石に弱いところまで予言してるぞ!すばらしい! ちなみに敵の首領は、鼻が目印、カール・マルデン。あはは、敵も味方もさっぱりシマらない顔立ち、ナゴみますなあ。激ショボの火炎放射器を使ったアクション、はたまた味わい深い暗号のやりとりなど、数々の見所のうちに、ついに捕われの身となる主人公。しかし・・・なんじゃこの拷問モドキは?むしろマーチン楽しそうやんか。しかも非常に精巧な装置だとかで、簡単にぶっ壊れる! という、ほとんど八百長のような展開のうちに敵の野望は打ち砕かれるのでした、メデタシメデタシ。ところで本作に登場する時間差拳銃、これは実にスグレもので、コイツは天才的発明だ!と非常に感心しましたが、主人公がイマイチ使いこなせていないのが困ったもの。ってか、肝心なときに敵の手に必ずこの銃があるのはナゼ?花火で遊んでいるときにもし花火が不発に終わっても、決して覗き込んだりしちゃいけない。まして銃が不発だったときに銃口を覗き込むなんて、よい子はゼッタイしちゃいかんよ。[地上波(吹替)] 5点(2005-09-11 13:24:07)(良:1票)

3482.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 異常なスピードで成長を続ける謎の少年! その謎を解明すべくフランクフルトへ赴いた高島忠夫が掴んだ事実とは・・・。ドイツ人博士(声はナゼか熊倉一雄)曰く「彼がフランケンシュタインかどうかは腕を切断すれば判る」・・・もうちょっと穏やかなマシな方法無いのかよ~とツッコんでくれると思いきや、神妙な顔でうなずく高島忠夫。しっかりしろ~。しかし、あくまで自分の研究にこだわる彼のマッドサイエンティストぶりが、端正な顔立ちにミスマッチし、ちょっと作品に深みを与えているような与えていないような。逃亡の末、北へと移動を続ける少年、巨大化すると、服もちゃんと伸びているのは、まあお約束か。クライマックスは、あまり必然性もなく現れたバラゴンと、巨大化したフランケン少年との死闘! 動きの素早いフランケンに対し、何とも動きにくそうなバラゴン、死闘と言っても、何だか、フランケンが一方的に責めているようだけどワザに重みがなく、あまり効いていない様子。ちょっと闘いが噛み合ってないなあ・・・。[地上波(字幕)] 5点(2005-07-04 23:43:02)

3483.  野獣暁に死す マカロニ・ウェスタン、いや正しくはスパゲッティ・ウェスタンか。しかしこのスパゲッティ、何故かウドンが混じっている。何の説明も無く。でも結構うまく溶け込んでるナア。ウヒョヒョ。仲代達矢ってこんなにイタリア語が上手かったのか!?って、吹き替えか。舞踏のような身のこなしの戦い方が実にスバラシイ。さすが俳優座出身は一味違うネッ。この映画、ストーリーの方は、これはまさにどうでもよくて、適当に仲間を集めて敵と戦って終わり、というヒネリのない展開。主人公と思しき冴えない連中が、ウダウダと仲間を集めていくが、合間にはさまる颯爽たる乗馬シーン、その背景に流れるホノボノとした音楽が必聴。この腰砕け感を堪能すべし。エキセントリックな仲代との対比、これぞまさに絶妙、と言えようはずもなく。普通、日本の俳優が外国映画に出てると、「すごいなあ」とトテモ名誉なことに思えて来るんだけど、この映画ばかりはどうしたって、「仲代ほどの俳優がナゼこんな映画に?」という疑問が真っ先に来てしまう。貴重な映画でございます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-07 22:16:25)

3484.  アイ,ロボット 最近はミイラ男もゾンビも割と俊敏に動くので、ロボットだって身軽に飛び跳ねたってよいのではないか、という感じの映画ですが、それにしてもメチャクチャ運動神経がよろしい。しかしっこのCGロボットの質感の欠如。こんなのがいくらウジャウジャ襲ってきても全然怖くない。ロボットだけじゃなく、人間まで軽々とふっとんでいく。ロボットに食って掛かった少年が、ロボットに殴られて吹っ飛ばされたのに、まるで痛そうでなく、ただ驚いた表情をしている。これは笑ってしまいましたが、こういった緊迫感の無さにはちょっとガッカリ(パニック映画好きとしては、多少安っぽく見えてしまっても、ロボットはやはりCGではなく生身の人間が演じた方がよかったんじゃないか、とすら思えてしまう)。ストーリーの方はというと、これもベタな展開、いくつかの手掛かりを元に博士の死の謎を追うミステリ仕立てかと思いきや、大したヒネリも無い。思わせぶりに示された手掛かりにも、さほど意外性のあるオチがつくわけでもなく。結局、人間存在にまつわる説教臭いテーマをうまく映画的に処理し切れず、「ハイ、こういうテーマをこういう風に描いてみました」とばかり、「ほどほどの作品」に纏めてしまった感じがします。ウィル・スミスの一人相撲を延々と見せられた感じも拭えません。[DVD(字幕)] 5点(2005-06-04 03:02:54)

3485.  リクルート 《ネタバレ》 この映画を観ていると、まあ、展開が3通りほど予想されるわけで・・・(1)オネーチャンは本当に2重スパイだった(そのまんま)。(2)黒幕はアル・パチーノで、彼がすべて仕組んだことだった。(3)みんなグルで、CIAの最終テストだった。・・・こういった展開が予想されるので、「これらのいずれでもない展開」こそが「ドンデン返し」「意外な展開」と呼べると思うのですが。わはははは。(3)がカマシのオチで、(2)が本オチとは、まったくもってアイタタタのタ。せめて何か上手い伏線でもあればまだしも、これといって大した工夫がないので、オチを知っても「はあ。そーですか」ってな感じですわ。しかも、アル・パチーノのファンに言わせると、「せっかく彼を出しているのだから、彼にもラストで思う存分言いたいこと言わせてあげないといけない」ので、オチが(2)であることは明らか、なんだそうです。さて一方、ストーリーがイマイチな分、映像が魅力的・・・ってんなら、まあ文句ないのですが、こちらもイマイチ。夕暮れと思しきシーンが多く、映画全体が何だか暗いんですけど、コレがどうも、昼間に撮影し、フィルターか何かをカマして暗くしただけ。暗い映像にこだわるのなら、もう少し撮影自体にこだわっていただかないと、これじゃあコクも深みも、あったもんじゃない。というわけで、正直言って、観ててあんまり張り合いのない映画だった気が。[DVD(字幕)] 5点(2005-05-10 22:26:17)

3486.  クリープショー2/怨霊 第三話って、いくら車でハネ飛ばしても死なずに「乗っけてくれ~」って迫ってくるオハナシですよね。本来ならこのエピソードが、実際に一番起こりそうな話で(そんなワケないってか)、一番盛り上がるハズなのですが、ワタシも御多分に漏れず、2話目のドロドロが一番印象に残っております。池に何やらドロドロしたものが浮いていて、何だか知らんがコイツが人を襲うので、筏の上でニッチもサッチもいかなくなるという、いわばパニック映画の「閉じこもりモノ」の変形、しかもおそらく史上もっともセコい「閉じこもりモノ」なもので。これほど手に汗握らない映画も珍しい。しかも散々引っ張っておいてあのオチとは。どうやら、よほどツッコミを入れて欲しいらしいな。そうはいくか。ふん。というわけで、この第2話の無意味なインパクト、まあ、一生忘れんでしょうな・・・[地上波(吹替)] 5点(2005-05-05 01:16:34)

3487.  チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁 えーとナニナニ、チャッキーの花嫁、ですか。今のワタシがレビュー書くのにピッタリの映画かもしれん。よし、これにしよう(笑)・・・。ぎこちない動きの人形2体が延々と夫婦漫才を繰り広げる映画で、ラストにはドツキ漫才も披露してくれるんですけど、まあ、ひどいのなんの。とか言いつつ、観てるとだんだん違和感なくなってきちゃうのが不思議(本当に不思議。我ながらあっぱれな適応力だ)。しまいにゃあ、何だかティファニー人形が「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイそっくりに見えてきちゃったよ。ははは。というわけで、人形の描写のヒドさは我慢しよう。でも演出のヒドさは、これまたトホホ。個人的にツボだったのが、チャッキーが警官を爆殺するシーン。車が爆発するやいなや、附近にいた人々、右に左に、テキトーかつデタラメに走り回る。何にも考えずにとりあえずエキストラを走り回らせたんでしょうなあ。笑ってしまいました。さてさて、この映画、一体何が言いたかったのかを考えるに・・・人形カップル同士のやりとりもアホなら、負けず劣らずポンコツな人間のカップルもアホ、殺され方までアホ。おお、要するに、「大体、カップルなんてもんは、本人同士は盛り上がってるかもしれんが、ハタから見たら、こんな感じにおマヌケに見えるんだよ~わかったか!」という事が言いたい映画なのではなかろうか。うむ。反省すべきこと多々ありそうである。気をつけるとしよう。5点(2004-12-10 00:45:48)

3488.  北京原人の逆襲 え~コレはですねえ。本サイトにおける『北京原人 Who are you?』の評判がすこぶる悪い事に、いたく気分を害した佐藤某と早坂某が、レビュワー達に逆襲してくる映画・・・な訳はないですね。まあジャンルとしては「パクリもの」が最適。しかし子供の頃の私にはどうやらまだ「パクリ」という概念が身についてなかったようでして。どこかで観たような観なかったような、どこかで聞いたようなちょっと違うような、この映画の微妙な展開に、アタマの中は「?」マークの大洪水。まーどっちみち、図鑑に載ってる北京原人とは似ても似つかないですしね。もうムチャクチャですわ。とは言え、パツキンのオネーさんが半端なお色気を振りまいた挙げ句、エロそうなヤツに襲われるシーンは、妙にリアルでちょっとドキドキものでしたね。あと気のせいかどうか、昔は年末年始に必ず本作がテレビ放映されてたような記憶があるため、なにかメデタイ印象が本作にこびりついてしまっております。ところで、本作が作られたり、『クイーン・コング』が作られたりした事を思うと、76年版『キングコング』の製作と言うのは映画の歴史上、結構重要な事件だった、という事なんですかねえ。そんなバカな。ねえ?  (よりによってこの映画に一番乗りしてしまった。後からコワいレビュワーさん達がいっぱい襲ってくるゾ~。) 5点(2004-11-06 01:29:48)(笑:2票)

3489.  眠狂四郎 多情剣 すんません、どうもこの映画は何が言いたいのやら(って、別に何かが言いたくて本シリーズを作ってるとは思いませんけどね)。菊姫との再対決がテーマなので、細かい設定やら何やらすっとばしてテンポよく進みます。とにかく、「犬も歩けば棒にあたる」式に、狂四郎が歩けばとりあえず刺客が襲ってくる。だもんで、全体を通して振り返ると、何だか襲われ襲われの繰り返しで映画がいつの間にやら始まっていつの間にやら終わってしまった印象。う~、も少しメリハリが欲しい。ところで超プレイボーイの狂四郎だが、意外な弱点が。いやあ、まさかあんなブサイクな少女に弱かったとは。意外意外。冒頭、風俗店の呼び込みに敢え無く引っかかる狂四郎(たまたまその風俗店が目的地だったから良かったが)。そこで出会った少女を助け出すこの優しさ。なんでこの娘にはこんなに優しいのか。解せん。中盤のシーンのところどころでは、いつもの「狂四郎メイク」をし忘れてるんじゃなかろうか、と思えてしまうほど、優しい表情が垣間見える。そこに狂四郎の深い人間性を認めることができるのである(←大袈裟だっての)。いやあ、それにしてもこんなハッピーエンドでいいのだろうか? 素直にハッピーエンドを喜べない自分が、そこにいる。5点(2004-09-12 00:28:21)

3490.  ファイナルファンタジー いやあ、スゴイですね。観ててついCGであることを忘れてしまうこのリアルな動き。労作です。ビックリです。どうだ、CGでここまでできるんだ、という鼻息の荒さが感じられます。でもフルCGでなきゃ表現できないものとは思えず、何だか技術を自慢げに長々と見せつけられてるだけの気も。むしろ、生身の人間が演じていない分、やはり人間らしい深みには欠けてますね。アニメならこんなもんかもしれないが、動きがリアルすぎるもんで、比較対象がアニメではなく、実写映画になってしまう。やはり実写にはかなわない・・・いやいや、ちょっと待てよ、そうかな?イマドキの映画も、結構、この程度の演技力で成り立ってるのはナンボでもありそうな気がしてきた。役者の皆さん、せめてCGに負けないように頑張りましょう。ところで、フルCGでこれだけの描写ができるんだったら、次回はせめてもうちょっとマトモなストーリーで映画を作って下さいな。設定ばかり大仰で、ストーリーが正直言って驚くほど面白くないです。「CG役者」の演技力の欠除が、緊迫感をさらに無くしてしまってます。5点(2004-09-05 00:34:23)

3491.  新・明日に向って撃て! この作品。どうなんでしょうね。うっふっふ。トム・ベレンジャーはポール・ニューマンに似てるから抜擢された、ってな話を聞いており、観るまでは「?」だったのですが、観たら納得、確かに面影あります。でもウィリアム・カットの方はどうでしょうね~。まあでも、この「似て非なるもの」ってのが曲者、なんだかフラストレーションがたまってくる。何しろ、映画自体は、「似て非なる」どころか「まるで異なる」映画ですからね~。かの『明日に向って撃て!』と比較しちゃあ、これはキツい。しかし『明日に~』をの存在を無視すれば、何が言いたいのかわからない散漫な映画。まあ、ようするにコバンザメみたいな映画、ですが、水族館でコバンザメを眺めているのも、それなりに面白いもの、ではあります。5点(2004-08-13 15:04:33)

3492.  800万の死にざま どうやらハードボイルドものの主人公はアル中と相場が決まってる・・・なんてことはないけども、まあそういった市井の悲しみみたいなものは、こういった作品においていわば必需品な訳ですが。その割りには何だか雰囲気無いですねえ。音楽で何とか雰囲気盛り上げようとしているけど、映像自体は何ともフツーで惹きつけるものが感じられず、ちょっと音楽に頼り過ぎみたいに思えるフシも(と言って音楽が格別よい訳でもないのですが)。さらに数少ないアクションシーン、こういう演出もアリかも知れないけど、どうも重心が定まらないような物足りなさが。ところで見どころは、チャンスの手下の黒人の大男。いや、何となくですが(笑)。5点(2004-07-09 23:58:12)

3493.  荒野の七人/真昼の決闘 冒頭に流れるお馴染のテーマ曲! しかし何故か現れたるはリー・ヴァン・クリーフ!?いいじゃないのリー・ヴァン・クリーフ、カッチョいいぜ、まさに男が惚れる男と言えよう(笑)。いやいや、笑ってはいけない(笑)。さて、本作のテーマだが、日本の現代社会の抱える問題と同じ、少年法である。微妙に美人の若妻を少年たちに殺された主人公の復讐譚・・・のハズだったが、妙な展開へ。そして主人公はとにもかくにも7人組にならないと話が始まらないので、助っ人を集めに行くわけですが、ここからの展開、いや~まいりました。ネタバレ表示してツッコミ入れてもいいのだけど、勿体無いのでやめます、未見の方はご自身の目でご確認ください。ポンコツ7人組、ダイナマイトまで使って派手に戦いを挑むものの、どうも迫力ないばかりか、緊迫感もない。まるでコントみたい。この映画の邦題を変更させてもらえるなら、『荒野の七人だョ!全員集合!!』あたりでいかがでょう。まあ、内容よりも存在自体が面白い映画と申せましょう。5点(2004-07-03 18:03:56)(笑:2票)

3494.  黒いジャガー クールでセクシーなブラザー、黒人探偵ジョン・シャフトの活躍を描く映画・・・なのか? だったらもっと活躍して欲しかったぞ(ビルの窓から敵を投げ捨てるまではよかったが。笑)。いや、まず主題歌がね、シャフトの事、やたらホメるんですよ。じゃあ、こりゃまあお約束事として、「シャフト=カッコいい」と思って見なきゃいかんのかなあ、と何とか自分に暗示をかけつつ観るわけですが、なかなか難しい。結局、モミアゲが気になるんですよ!まったく。それはよいとして、特に街角のシーンでは人物中心のカメラで、広範囲を映さず、これがなんとなくゲリラ撮影っぽいインディー臭さを感じさせて、意外と小気味よかったりもします。はっきり言えば、ようするに低予算っぽいっちゅう事ですが。映画にあまりヒネリがなく、ほとんど唯一のヒネリが、ここぞというところでシャフトが撃たれてしまうというガックリな展開、ちょっと寂しゅうございました。5点(2004-06-12 02:04:10)(笑:1票)

3495.  ゴーストタウンの決斗 《ネタバレ》 う~む。何が描きたかったのだろう。最後に行われる決闘が取ってつけたような感じ。というよりはむしろ、この決闘の前フリを延々と垂れ流したような映画で、しかもこの前フリに、どうも必然性が感じられない(先住民と戦うシーンの意味合いって、登場人物を減らすこと以外に何かあるのでしょうか??)。そういう澱みがちな流れの中で頑張るのが、リチャード・ウィドマーク、例によって実に実にアクが強い。他の出演者すべてを食っている。しかし所詮は悪役、最後の決闘では敗れて死ぬしかない。せっかくここまで頑張って(一人で)映画を引っ張ってきたのにもかかわらず!というわけで、最期の彼はヤケクソのように思いっきり「ガクッ」と事切れる。ホントに大袈裟である。色んな意味で痛ましい最期と言えよう(笑)。5点(2004-05-23 02:49:49)

3496.  カジュアリティーズ しずかちゃんにヒドイ事をしたジャイアン達にのび太君が立ち向かう話なんだけど・・・これは困った。レイプされ惨殺されるベトナム女性の存在感の薄さ。いや確かに描写は壮絶で、そういう意味のインパクトはあるんだけど、「一人の人間としての存在感」という意味ではあまりに軽い扱いではなかろうか?大体、野獣のような米兵達にあんな目にあわされた後で、マイケル・Jが「心をこめて話かければ」気持ちが通じるとでも?自分を襲った連中と似たようなヤツが意味の判らない外国語で話しかけてきたら、まず感じるのは恐怖ではないか?ところが、優しく話しかけ、最後に片言のベトナム語を交えれば、何だか味方だと思ってくれちゃうのである。イヤ、絶対あり得ない話とは言わないが・・・少なくともこの映画の描写に説得力は感じられなかったな。大体、マイケル・J演じるエリクソン、後半よくしゃべるのだけど説得力がない。なにしろこの人、正義感はあるらしいのだが、その他の点ではどういうヒトなんだかサッパリわからんのだから(薄っぺらな人物描写)。他の登場人物も同様。ようするにこれじゃまるで、「戦場ではこんなオソロシイ事がありましたとさ」という人形劇みたいなもの。さらに困ったのは、エリクソンが帰国後、例の女性とよく似た女性に会うくだり。これが「救い」のつもりなのか?一人の人間の死が、いかに取りかえしのつかないものか、認識してくれよ。これはあくまで、エリクソン、ひいては「良心的」観客にとっての表面的な、実に表面的な「救い」(=「ご都合」)にすぎない。これじゃ殺された側が浮かばれぬ。こんな事するから、劇中における被害女性の存在感が貶められるのですよ。しかもこのラスト、まさかまさか、夢オチってんでは・・・? ところで本作、デ・パルマにしては随分クソ真面目に撮ってます。暖かみも冷たさもなく、フツーに撮っており、映画の「余白」や「含み」が乏しい。そのくせ時たま思い出したように小細工を繰り出す(エリクソンが穴にはまるシーンなどは殆どギャグの域に達している)。デ・パルマは深刻な題材には向いて無いんだろう。あと、モリコーネの音楽はまあ、いつも通りですな(聴けばすぐモリコーネと判ってしまう!)。5点(2004-05-08 22:05:19)

3497.  アトランティック・シティ 最初に提示される人間関係に、オヤ、と興味をそそられたのに、後半、話が伸びない気が。雰囲気は独特のものがありますね、陽光の下ではややそぐわないようなシーンを敢えて撮ってみたり。でもストーリーの牽引力が弱いもんで。うわーバート・ランカスター老けたなア、となどと思いながら観ていたら、もうちょっと感情移入できたのかもしれない。油断した!5点(2004-04-24 02:10:24)

3498.  間諜最後の日 そうなんです。「最期の日」ではなくて「最後の日」なんです。だもんで、実はのんびりムードが漂ってます。正直、結構どうでもいいお話かも知れません。後半やや意表をつく展開ですが、どうでしょう、うん、どうなんでしょうね。えへへ。やっぱりあんまり面白くないかも(笑)。前半の雪山、後半の列車など、さまざまな舞台を映画に織り込んで見せてくれるところが、まあ、面白みではあるのですが。5点(2004-04-18 01:55:30)

3499.  007/黄金銃を持つ男 《ネタバレ》 こないだ夜中にこっそり放送してたから久しぶりに観たけどやっぱりあんまし面白くないねえ。今回の敵は、スカラマンガという、不細工な鉄砲を持ってる事と、乳首が3つある事以外に何の取柄も無い男。演ずるはクリストファー・リーなもんで、貫禄の無さに拍車がかかる(最後のヤラレぶりも非常にあっけない)。ストーリーが凝ってる訳でもない(楽勝で敵と接触)のに、アクションもイマイチ少ない。まあしかし、変なアジアが堪能できるという点では、かなりのハイレベルに達しています。スモウレスラーにあんな弱点があったとは、気づかんかったね。現役力士は参考にされたし(ウソ)。後半、スカラマンガのアジトには、なんと液体ヘリウムがナミナミと入ったタンクが! 液体ヘリウム、沸点4.2Kだよ。蓋すら無いタンクに液面むき出しのまま(零度以下に保つべしとの謎の注意書き)。おかげで、後でスカラマンガの部下が転落し、大惨事に。うーむ。むちゃくちゃだ。それにしてもロジャー・ムーアはスケベそうな表情が似合いますね。本作では特にスケベそうです。5点(2004-04-04 01:05:14)

3500.  スパイ・ゲーム(2001) CIAをまさに引退しようとしている初老の男、演じるはレッドフォード・・・これがレッドフォード? そもそも、「初老である事」と「レッドフォードである事」は相容れないもの、彼は歳くっちゃいかんのだ。ってまあそれは無茶というもんだけど。さてこの映画。ブラピが中国にとっ捕まって、24時間以内に何とかせにゃ、死刑になっちまう、ってな設定なのに、大半はレッドフォードが延々と思い出話にふけり続けるだけ、という妙な内容。トニー・スコットも、さすがにこれは緊張感無さ過ぎるということだけは気づいたらしい。何とか盛り上げようと、もう映像テク満載にしております。これは結論から言うと、完全に裏目に出てると思います。本来、もっと静かに語られるべき映画じゃないんですか? 無意味なカット割りを始め、別段目新しくもないテクニックを際限なく連ねており、まあ確かにここまで徹底的に映像をいじるのはゴクロウサンなこっちゃ、とは思いますが・・・少々しつこいし、なんか映画全体がウソ臭くなっちゃったのよね。お陰で緊張感をさらに希薄なものにしてしまってます。この映画はせめて、もっとじっくり、ジワジワ盛り上げながら描かれるべきだったハズなのに。もしかして、トニー・スコットという人は、我慢の足りないヒトなのではないかと思ってしまいました。ゴメンね。5点(2004-04-03 22:28:00)

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