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341.  阿部一族(1993)<TVM> 《ネタバレ》 殉死というのは今現代に考えるとちょっと異様さを感じる風習のように思うのだが、深作欣二監督はそういう武士の忠義と、それに対する社会勢力とを対比させながら重厚さと格調の高さをもって描いていて、2時間ドラマのテレビ時代劇とは思えない劇場公開映画のようなクオリティの高さがあり、とても見ごたえのある時代劇に仕上げている。後半は阿部一族が藩に抵抗していく様が描かれていて、小林正樹監督の「上意討ち 拝領妻始末」を思い出すが、実際にもこういう事件はあったのだろうと思わずにはいられない。この事件は双方に多数の死者を出す悲劇になるのだが、すべてが終わった後になにか空しさを感じさせるラストになっているのも良かった。深作監督らしい激しいシーンはテレビ作品ゆえかいつもより控えめなのだが、クライマックスの阿部一族と藩の討手の戦いのシーンはいかにも深作監督らしい激しいアクションが展開されていて、これも見どころ。中でも佐藤浩市と真田広之の決闘シーンはリアルで迫力があり、深作監督の演出もここは力が入っていて、見ごたえもじゅうぶんだ。しかし、このクライマックスはそれまでの重厚な雰囲気と違いすぎて全体としては少々バランスが悪くなってしまった感があるのはやはりちょっと残念だった。でも、深作監督は明らかに映画を意識して本作を手がけているのが見ていてよく分かる作品になっていて、テレビ作品だからと言って侮れるものでは決してない骨太な時代劇としてじゅうぶん傑作といえる作品だと思う。(2014年8月28日更新)[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-07-09 21:15:39)

342.  男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく 冒頭の「スター・ウォーズ」を意識したようなシーンにやや時代を感じる。[地上波(邦画)] 5点(2022-07-05 18:27:23)

343.  男はつらいよ フーテンの寅 「家族」を撮影中であった山田洋次に代わって1作目の脚本を山田監督と共同で担当した森崎東が監督したシリーズ3作目。とらやのメンバーの出番が少なく、さくらに至ってはほとんど出てこない。これが少しさびしい気もするが、その分、旅先での寅さんを中心に話が進むので、マドンナとの関係がいつもより細かく描かれている。マドンナがとらやを訪れず、寅さんが旅先から旅に出るのは長いシリーズでもこれだけ。冒頭に樹木希林がチョイ役で出演している。[地上波(邦画)] 7点(2022-07-05 17:35:31)

344.  男はつらいよ 噂の寅次郎 今回のマドンナの大原麗子はちょっと色っぽすぎたかも。久々に博の父(志村喬)が登場するも1作目や8作目のような感動度は低い。でも出来としては悪くなかった。[地上波(邦画)] 6点(2022-07-05 17:33:25)

345.  天国と地獄 《ネタバレ》 黒澤作品を見始めてまだ間もない頃に見たのだけど、すごく面白かった。最初に見た時、前半と後半で主人公が三船から仲代に入れ替わるのがけっこう新鮮だったし、ハラハラドキドキの展開に一度もだれることなく一気に見れた。犯人を演じている山崎努の若い頃を初めて見たのもこれなんだけど、今の渋みが全くなくてかなり驚いた。でも、「マルサの女」の権藤と同じく、印象に残る役柄だと思う。この映画が事実上黒澤の単純に楽しめる最後の娯楽映画となってしまった感はあるが、黒澤作品の現代劇でいちばん好きな映画である。[ビデオ(邦画)] 10点(2022-07-04 19:47:07)

346.  ALWAYS 三丁目の夕日 そんなに期待してなかったんでまあそこそこって感じ。でも、原作のマンガを何冊か読んだことがあるのでそれと比べるとやっぱり物足りない感じがする。吉岡秀隆はわりと好きなんだけど、「男はつらいよ」や「北の国から」のイメージが強すぎてまわりに渥美清や田中邦衛のような名優がいないとちょっと違和感を感じてしまう。[地上波(邦画)] 5点(2022-07-04 18:25:03)(良:1票)

347.  美女と野獣(1991) 《ネタバレ》 この映画もかなり久しぶりに見たが、ベルと野獣の距離がだんだんと縮まっていく過程はよく描かれているし、二人でダンスを踊るシーンはとても美しい。それに何といっても呪いをかけられ、食器や時計といった日用品に姿を変えられている野獣(王子)の側近たちが愛らしく、このキャラクターたちの愛らしさがあるからこそ、この映画がファミリー層に受け入れられやすいのだと思う。(この辺りはさすがディズニー。)しかし、ガストンたちが野獣を殺しにいくシーンはなにか狂気じみているし、ハッピーエンドなのは見る前から分かっているのだが、野獣から王子に戻るシーンが少々強引で、これだったら魔法は解けなかったが、真実の愛に目覚めた野獣はその姿を受け入れてくれたベルといつまでも幸せに暮らしましたという終わり方のほうが良かったのではと思えた。とはいえ、ディズニーらしい安心して見られる映画で、アカデミー賞の作品賞候補にもなった作品。少なくともこの年に作品賞を受賞した「羊たちの沈黙」よりは本作のほうが好きだし、他人にも喜んで薦められる一本だ。(2013年3月29日更新)[地上波(吹替)] 6点(2022-06-30 18:08:41)

348.  ガリレオXX(ダブルエックス) 内海薫最後の事件 愚弄ぶ(もてあそぶ)<TVM> 《ネタバレ》 アメリカ研修に旅立つ少し前の内海(柴咲コウ)を単独の主役にしたオリジナル脚本による「ガリレオ」のスピンオフドラマ。脚本的にも悪くなく、そこそこ面白かったものの、「ガリレオ」の一編として見るとあまりにも刑事ドラマという感じが強くてなにか物足りなく感じる。冒頭で内海に逮捕される上念が非常に嫌悪感を抱くような人物で、どうしても「踊る大捜査線」の真下のイメージが強いだけに演じるユースケ・サンタマリアのそれとは違う演技が印象に残り、素直に上手いと感じた。殺人事件の被害者を演じているのが大路恵美というのが見ていてつい「ひとつ屋根の下」を思い出して懐かしくなってしまった。(あったら不自然なんだけど、湯川と一緒のシーンがなかったのがちょっと残念。)エピローグの最後では連ドラ2期の第1話につながるように終わるのだが、このあとのアメリカでの内海もちょっと見てみたかった気もする。でも、このアメリカ研修の設定は柴咲コウがハリウッド映画に出ることになったのとかけた設定なのだろうと思う。「最後の事件」とタイトルにあるが、今年公開の新作に内海が登場することで、今となっては意味をなさなくなっちゃってるなぁ。[DVD(邦画)] 5点(2022-06-29 08:12:02)

349.  泥棒成金 《ネタバレ》 昔見た時はなんかイマイチだなと思った映画だが、やはり今見てもあまり面白味は感じられず、見ていて少し退屈に感じてしまった。サスペンス色は薄くコメディタッチで見やすいのは確かなのだけど、ストーリーとしては偽物の宝石泥棒は誰なのかというミステリーや、主人公(ケーリー・クラント)が犯人として追われるサスペンスが盛り込まれているため、もっと緊迫感が欲しかった。コメディとしても「ハリーの災難」がブラックユーモア全開なのに対し、本作は正統派ラブコメ路線のためか比べてしまうとやや物足りなさを感じる。しかし、舞台となるフランスの風景は美しく、ヒロインのグレース・ケリーも思ったほど前面に出ているという感じではないのだが美しかった。でも、今になって見ると、本作のグレース・ケリーはそんなイーディス・ヘッドの衣装を華麗に着こなしている美しい姿よりも、追手から逃れるために猛スピードで車を走らせる姿のほうが印象に残ってしまい、モナコ大公妃となった後年車の事故で他界してしまった(それも本作のロケ地の近くで。)ことを思うとかなり複雑な気持ちにさせられてしまい、いたたまれない。(2013年12月10日更新)[DVD(字幕)] 5点(2022-06-21 21:54:16)

350.  殺しのドレス 《ネタバレ》 ブライアン・デパルマ監督によるサスペンス。映画の構成は冒頭と最後のシャワーシーンから途中で主人公と思われた人物が殺され、後半は事件を追う二人の人物が新たな主人公となる、そして極めつけは犯人の設定まで「サイコ」そっくりな部分が非常に多く、いくらデパルマ監督がヒッチコックに多大な影響を受けていて、ほかの映画からの模倣演出が得意とはいえ、これは少しやり過ぎ感があると思うものの、面白くないのかと言われればそうではなく、もちろん「サイコ」には敵わないものの、見ているうちにだんだんと引きこまれ最後まで退屈することなくそこそこ面白く見る事ができた。映像的にもかなり凝っていてとくにケイトが殺されるエレベーターのシーンはカメラワーク、演出、ともに良く、本作の中でいちばん印象に残った。ケイトが美術館で出会った男が事件に関係あると見せてそうではなかったのはかなり大胆なミスリードで、つい終盤近くまでなにか本筋に関係のあると思って見てしまった。(すっかり騙された。)それにケイトの夫が登場しないのも大胆。でも、それによってケイトと夫との関係が精神科医とのカウンセリングのみで語られることとなり、ちょっとそれだけではケイトの背景が少し見えづらい気もしなくはなかったのも事実で、せめてケイトが殺された直後の警察署のシーンだけでも登場させるべきだったのではと思ってしまう。ラストのシャワー中にリズが襲われるシーンは冒頭と対になっているわけだが、確かに印象には残るものの「サイコ」のシャワーシーンの再現がやりたかっただけのようにも思え、ちょっと蛇足だった感じがする。[DVD(吹替)] 6点(2022-06-14 23:03:45)

351.  ショウタイム 初めて見たエディー・マーフィーの映画はフジテレビ系「ゴールデン洋画劇場」で放送された「星の王子ニューヨークへ行く」。エディーの声を担当していた下條アトムの演技が印象に残り、以後、フジ系で放送されるエディー作品はほとんど見ていた。(フジ系のエディーのFIXが下條アトムだったため。)なので僕もエディー・マーフィーといえば下條アトムの吹き替えの印象が強い一人。でも、最近は山ちゃんが多くなり、ときたま放送される下條版エディーを見ては懐かしがっていた。だからこの映画の吹き替えが下條アトムだと知ったときにはすごく嬉しかった。内容的にもデニーロとのコンビが思ったより新鮮で、いくらかB級映画臭いもののけっこう楽しめた。番組のプロデューサーを演じるレネ・ルッソも懐かしい。吹き替えの良さで点数は少し甘めに。[ビデオ(吹替)] 7点(2022-06-13 00:26:16)(良:2票)

352.  アンタッチャブル 《ネタバレ》 昔テレビで見たときはさほど面白いと感じなかった映画だが、今回二十数年ぶりにDVDで再見したら、すごくシンプルで、それでいて展開もスピーディーで飽きさせず正直言ってこんなに面白かったんだと少し驚いてしまった。テレビドラマ化もされたノンフィクションが原作だが、実話の映画化にこだわることなく娯楽に徹したような作風になっている。ロバート・デニーロのカポネは登場シーンはそんなに多くはないものの、(昔に見たときはもっと出番が多い印象だったんだけど。)吹き替えで見ていてもその存在感はすごくて強烈に印象に残るし、これでアカデミー賞を受賞したショーン・コネリー演じる警官マローンも良い味を出していて、そのマローンがネス(ケビン・コスナー)に言う「仕事をやり終え、無事に家に帰ること。」というセリフは本作を象徴する名言。緊張感のあるシーンももちろん多いが、やはりクライマックスの駅の階段のシーンの緊張感はものすごく思わず見入ってしまう。最初に見た何年か後に「戦艦ポチョムキン」を見て元ネタのオデッサの階段シーンで思わず感動してしまった覚えがあるが、このシーンを見るとまた「戦艦ポチョムキン」を見たくなってしまった。エピローグのストーン(アンディ・ガルシア)との別れのシーンも良いのだが、その後のエンディング直前、禁酒法廃止を知らされたネスの一言は昔も良いなと思ったのだが、やはり今見ても好きだ。おっと、エンニオ・モリコーネの音楽も秀逸で忘れてはいけない。(2020年10月9日更新)[DVD(吹替)] 7点(2022-06-11 21:54:47)

353.  仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王 《ネタバレ》 村上弘明のデビュー作となった「仮面ライダー(スカイライダー)」の劇場版。仮面ライダーシリーズは立花藤兵衛が登場する作品はけっこう馴染みがあるのだが、もうこのあたりになると仮面ライダーのキャラクターには馴染みがあるものの、実際にテレビを見たことがないのであまり感慨はないのだが、久々の劇場オリジナル作品だったのだろう、総監督として原作者の石森章太郎がクレジットされていたりして力が入っている。地球に帰還する宇宙船が敵に襲われる冒頭シーンなんかはちょっと「スター・ウォーズ 新たなる希望」の影響があるのかな。この冒頭部に乗組員役で石森章太郎がカメオ出演しているのだが、演技が下手すぎ、悲鳴までも棒読みなのはちょっと笑える。殺された博士の息子がギターをかき鳴らして父への思いを語るシーンはあまりにも空気が読めていなく、明らかに悲しんでいない。8人の仮面ライダーと怪人軍団との戦いがやはりみどころとなっているのだが、再生怪人はともかく、数体登場する新怪人も弱く、非常にあっさりとした印象で、ラストもなんかあっけなさすぎ。怪人の中に「八甲田山」の有名なセリフを吐いて爆死するのがいるのは思わず笑ってしまった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-06-06 17:35:11)

354.  ローマの休日 《ネタバレ》 中学生の頃、ラブストーリーは食わず嫌いでほとんど見たことが無かったが、先生から「今度テレビで『ローマの休日』あるから見て。」と薦められ見てみたら、感動してしまい、その放送を録画したビデオを10回近く繰り返し見た。王女が髪をショートにするシーンや、真実の口のシーン、そして何よりも別れのシーンとラストの記者会見のシーンが好きだ。その後、ラブストーリーも見るようになり、映画の好みも少し変わった。文句なしの満点!!。[地上波(吹替)] 10点(2022-05-28 15:32:20)(良:2票)

355.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 《ネタバレ》 初めて見たのは小学生の頃。けっこう怪獣映画としては異色な映画ではあるけど面白かった。フランケンシュタインが怪物ではなくただの巨大な人間なのでバラゴンとの対決シーンはウルトラマンを彷彿とさせていた。[ビデオ(邦画)] 7点(2022-05-22 23:08:31)

356.  怪獣島の決戦 ゴジラの息子 なんかこの作品からゴジラシリーズに陰りが見えはじめたような気がする。ミニラの「パーパー。」という声に激しく脱力することうけあい。敵怪獣も蟷螂と蜘蛛じゃなんかインパクトが無さ過ぎる。[ビデオ(邦画)] 4点(2022-05-22 23:06:27)

357.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」の前後に見た。ほかの方も書いておられるが空港に現れたガイラが逃げ惑う人々をパクパク食べるシーンは夢に出てきそうなくらいトラウマになったシーンだ。闘っていた2匹の怪獣が海底火山に飲み込まれるラストは子供ながらにとても印象的だった。そして自衛隊のメーサー殺獣車はやっぱりかっこいい。[ビデオ(邦画)] 8点(2022-05-22 23:04:36)

358.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 1作目に続いて数十年ぶりに見たのだが、1作目と続けて見るとホラー映画の要素はやはりかなり薄まっていると感じるものの、そのかわり、SFアクション映画という別ジャンルの映画に仕立てていて全く違うアプローチで描いてるのが続編映画としてはかなり思い切った印象で、それもしっかり傑作に仕上げているキャメロンの才能はやはり特筆ものだし、やはり今見ても面白く、1作目も好きなのだが、やはりこの2作目も好きだ。ドラマとしてもぬかりなく、リプリーが宇宙を漂っている57年の間に娘に先立たれていたエピソードはこの完全版にしかないそうだが、(中学生の時、初めてテレビで見た時にこのシーンあったような記憶があるけど、ちょっとうる覚え。)これを入れることで、リプリーのニュートへの思いが深みを増しているし、だからこそクライマックスのニュートを何としても助けようとするリプリーの姿にも説得力を感じるし、ちょっと心打たれるものもあった。それに改めて見ると今回のリプリーは1作目と比べると戦士然としていて、「ターミネーター」1と2のサラの違いほどではないにしろ、それに近いものを感じ、やっぱキャメロン映画のヒロインはこうだよなとつい思った。ラストのローダーに乗ったリプリーとクイーンの対決は今見ても迫力と見ごたえがじゅうぶんだった。海兵隊のメンバーも個性的でキャラが立っていて良い。今回はリプリーが1作目で経験したトラウマや悪夢と対峙する物語でもあるのだが、よく考えると冒頭にリプリーが見る夢などが次回作である3作目への伏線になっているような気がする。[DVD(吹替)] 8点(2022-05-21 23:12:53)(良:1票)

359.  ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸! 《ネタバレ》 第3シリーズ劇場版第3作。鬼太郎のアニメと聞いてすぐに思い浮かぶのがこの第3期なのだが、本作は小学生の頃に新春アニメ大会みたいな特番(今、こういうの無いよなぁ。)で再放送されていたのを録画して何度か見ていたので、今でも話ははっきり覚えていた。(たぶん、初めて見たのはそれよりも前のような気がする。)鬼太郎たちが反物にされてしまう展開はトラウマとまではいかないが、よほど印象に残っていたのかとくによくおぼえていた。今見ると今回の敵である中国妖怪のリーダーであるチーのカリスマ性のようなものが印象に残るし、彼の率いる中国妖怪軍団もなかなか強烈だ。中でも画皮という黒い風を武器にしている空飛ぶ顔だけの姿の妖怪は今見てもやっぱりそのインパクトはすごかった。でも、妖怪反物で作った浴衣を着たユメコちゃんが操られているのを見た鬼太郎が我を忘れたようになってしまうシーンは今見ると助けないといけないのはユメコちゃんだけでなくて浴衣を着た人全員だろうと冷静に突っ込んでしまったのは仕方のないところか。冒頭でぬりかべが反物にされるのだが、いくらなんでも油断しすぎだろうとも思ってしまった。それでも今月ずっと見ている鬼太郎映画の中では敵妖怪の存在感は抜群で、ピンクのガスが鬼太郎たちを追ってくるクライマックスまでけっこう面白く見た。冒頭に那須高原が登場しているが、子供の頃に見た当時から那須高原といえばこの映画というイメージがある。思い出補正もあるかもしれないが6点を。(2021年9月25日更新)[DVD(邦画)] 6点(2022-05-10 18:43:13)

360.  エイリアン 《ネタバレ》 27年前にテレビで初めて見た(当時中2)頃は先に「エイリアン2」を見ていたせいか、すごく地味な印象しかなかった記憶があるのだが、かなり久しぶりに改めて見る(ノーカット版を見たのは初めてかもしれない。)と、エイリアンの直接的な怖さよりも、冒頭、信号をキャッチしてからの得体の知れない不安感や、それによる心理的な怖さのほうがすごく、緊張感もありこの時点でかなり引き込まれてドキドキさせられる。それにノストロモ号内部の閉塞感なども独特なものがあり、そこで繰り広げられる密室劇としても面白く、飽きることなく見ることができた。乗組員たちのまとまりのなさや判断力の欠如といった部分は初めて見た当時はそこまでとは思わなかった記憶があるのだが、改めて見て考えるともう少しこのクルーに冷静な判断力があればこういう事態を防げたのにと思ってしまう。エイリアンはなかなか出てこないのだが、いざ初登場となるケインの体を引き裂いて出てくるシーンは今見てもなかなかインパクトがあって良いし、そのエイリアンを直接的に画面に出すのが全体のほんのちょっとの時間という演出も利いていて、これがエイリアン登場後の緊張感につながっていて、これがアクション映画という傾向の強くなる続編群に対して1作目である本作はやっぱり純然たるホラー映画だと感じさせてくれる。それに、このシリーズの主人公であるリプリーも最初のほうはあくまで乗組員の一人という描かれ方をしていて、クレジットもシガニー・ウィーバーよりも先に船長役のトム・スケリットが来るのは2以降を先に見ていると異質に感じる部分かもしれない。ノストロモ号の乗組員たちがコールドスリープから目覚める始まってすぐのシーンをはじめ、格調の高さを感じさせるシーンもあり、そういう部分も印象深い。それともう一つ、調べて分かったのだが、この1作目は今からちょうど100年後が舞台の映画なんだなあ。(2022年4月30日更新)[DVD(吹替)] 8点(2022-04-30 11:16:31)(良:1票)

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