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プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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341.  フリーク・ハウス 《ネタバレ》 (2010年映画メモをもとに)「フリークス神の子ら」VS「B級ホラー」といった印象。 こういった遊園地やら見世物小屋やらサーカスやらをテーマとした作品は好き。 そこに潜む何か都市伝説チックな闇に惹かれる。 カラフルな嘘っぱちの奥には暗い闇の世界が潜んでいる。 闇を隠すためのカラフルさというのが良い。 この作品は非常にアホの連続でありながら、奇妙だったり不気味だったるするところも少しあります。 お笑いでしかない稚拙なB級フリークスですが奇妙です。 そこに巻き込まれる一般客の青年達もいろいろとコンプレックスを抱えてます。 結局、彼らはフリークス達とまったく変わらないってことだと思います。 フリークスを見て楽しむ者すなわちフリークスであると。 そういったフリークス映画を観て楽しむ自分もまたフリークスなんだと思いました。 フリークスはやがてフリークスに取り込まれる。 のっぺらぼうがちょっと不気味です。[DVD(字幕)] 4点(2012-03-23 06:14:07)(良:1票) 《改行有》

342.  サンタ・サングレ/聖なる血 《ネタバレ》 サーカスの映画とはどうしてこうも不思議な哀愁がただようのでしょうか。 この作品はホドロフスキーの映画としてはカルト臭は薄くなったと思いますが、 独特の哀愁が見事です。 サーカス内に漂うシュールな哀愁もそうですが、物語の哀愁が素晴らしいです。 この哀愁はずっと心に残ります。 この哀愁とまた遭遇したくなります。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-23 02:54:36)《改行有》

343.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 社会のおかしな部分、それが怖いくらいとてもユニークに表されている。 またタイミングが絶妙に決まっているので神業的な感じがする。 明らかに何かがおかしいことが普通に進行している感じがまた奇妙だ。 最もよく思うのは、修理の際の手続きの運びの悪さ、イライラします。 空想の未来というのは恐ろしさを秘める。 何処か歪んでいる風に思う。 人間への敵意を強く感じる。 見えないものに支配されている感じがとくに怖い。 描かれる未来の世界は全てが胡散臭くて惑わされっぱなし。 正気を失った常識がある。 全く正体の見えない怪物がいる。 SFのテーマとしてよくありますがこの監督の映画は独特。 「毒」の部分がユニークで強烈。 それが的確すぎるため、そのイメージが脳内を深く傷つける。 洗脳のようだ。 これは性までもどこかおかしい。 ヒーローも変だ。 全ての概念がおかしいなかで、歪んだものだけが確かなおかしな世界。 夢の中の巨大な鎧武者が不気味すぎて強烈だった。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-23 02:13:09)《改行有》

344.  エレファント・マン 《ネタバレ》 (2009年の映画メモをもとに作成) 昔友人から聞いた話で、記憶も曖昧なんですが、「この作品の本来の姿は”恐怖映画”の類であり、それが何故か日本に入って来た時に”感動の映画”とやたらいわれるようになってしまった」、のだとか。 もちろん定かではなく信憑性も薄いです。 しかし僕はこの作品を初めて観た時に「感動的な映画」だと思い込んでそれを強く意識し過ぎた為か正直いうと「!??」な感じでした。感動は凄く微妙で逆にドロドロと恐ろしい重苦しい場面が残りました。 しかし今回は「恐怖映画」と決め込んで観てみると、、、非常に良質な恐怖映画であり、また深く感動する場面がありました。 2度目にしてやっとヒューマン映画だと気付きました。 ジョンメリックの姿は非常にグロテスクで、それは他のホラー映画とは比べられない程の圧倒的な恐怖とリアルな質感で生理的な不快感を与えます。 それはどのホラー映画でも味わう事の出来ない深い漆黒の恐怖感です。 悪魔のような清掃員の男がいます。いや本物の悪魔です。彼がジョンメリックを客共と引き合わせる場面なんかこれほど残酷な悪意に満ちた場面は他の映画にはありません。 おぞましいです。 作品全体には独特の暗い雰囲気があります。精神的に重いです。 しかしその中でメリックの汚れの無い心の輝きは光ります。 彼の心は美しく澄んで綺麗です。 彼には美しいものを見出す感性があり、美しい物を作り出す才能があります。美しいものに対する尊敬の念を持って、人に対して気品に満ちた美しい態度で接します。 そんな彼の人間的な素晴らしさというか、心の美しさに感動します。 最もグロテスクな肉体をして彼の心には一切の汚れた部分が無いです。 嫉妬とか攻撃性を全く表さないなど僕はとてもできません。 これをみると、肉体とは何なのだろうと考えます。 また「人はなぜ生まれてくるか?」とまで考えさせる程の恐怖映画はまずありません。 メリックは拍手喝采に包まれました。ほんとに素晴らしいです。 最後まで誇らしくあることを選んだメリックに感動しかありません。 フリークスの仲間たちがメリックを逃がす場面がありましたが、圧倒的に美しい場面です。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-22 02:57:47)(良:1票) 《改行有》

345.  ノートルダムの傴僂男(1939) 《ネタバレ》 (2007年映画メモをもとに) 様々な愛の形が交錯します。 様々な形で悪魔が顔を出します。 人々の裏側にある色んな形をした悪魔が表に出て渦巻いてます。 いったい誰が悪魔なのでしょうか。 クワシモドは見かけは悪魔のような怪物ですが、実は優しい心を持っているのかもしれません。 しかし最後では悪魔に取り憑かれてしまいました。 石を落としたり溶鉄を流したりする場面は悪魔としか思えない形相です。 エスメラルダはマリア様のように慈悲深く母性的であり、 司祭の弟はサディストの悪魔です。 そんな、クワシモドをとりまく聖母と悪魔です。 母性的な愛あり、異性的な愛あり、サディスティックな愛あり、 そんな中で揺り動かされます。 この映画の登場人物は愛と悪魔との瀬戸際にいて、最後に悪魔に身を滅ぼしてしまったものは死に、愛を手に入れた人は生き残る感じかもしれません。 クワシモドはグロテスクで迫力あり、非常に息詰まる圧迫感があって暗い雰囲気が怖いです。 怪奇映画としてしっかりしてます。スケールも大きいです。 ディズニーの”ノートルダムの鐘”に最も視覚的な影響を与えてます。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-21 03:31:31)《改行有》

346.  ノートルダムのせむし男(1923) 《ネタバレ》 (2008年映画メモより) せむし男がとても良い演技をしていた。 エスメラルダが美人だった。 教会建築がモノクロ映像の中で巨大に美しい。 音楽がとても心地よい。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-21 03:05:52)《改行有》

347.  フリークスも人間も 《ネタバレ》 (2008年の映画メモをもとに作成) 昔の古い写真のようなセピア色の色合いが美しい作品で、光の当たり方も綺麗。 強烈なエロティシズムな雰囲気を漂わせます。 「戸川純」や「嶽本のばら」も絶賛の作品であります! 美しく歌うシャム双生児の少年や盲目の母親などのキャラクターがとても面白い。 あまり喋らずに人参ばかりを食べているヨハンも、気味の悪い笑顔が素敵なハゲも、かなり強烈なキャラで印象に残ります。 シャム双生児が歌う唄がとても美しくて気に入りました。 双生児の裸体撮影はタブーなエロスが感じられ、強く印象に残ります。 全体に漂う退廃的なムードもとても良いです。 そして最後のヨハンの消えてゆくような姿に、どこかとても壮大な感じを受けました。 僕ももし死ぬならば、このような美しくも陰鬱でエロティックな退廃ムードの世界で死にたいです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-21 03:01:28)《改行有》

348.  怪物團 《ネタバレ》 (2008年の映画メモをもとに作成) 伝説的作品。フリークス神の子ら。 昔バーストという怖い雑誌でこの映画が大々的に掲載されていたのでいつか見たいと思ってました。 この作品はとても重い。 人間の心の怪物が表れる恐ろしい作品です。 それとは逆にサーカス団の生活は生き生きと描かれている。 ユニークで愉快な光景にも見えます。 この世離れした感じでした。まるで異形の天国のようです。 しかしその愉快な生活とは別のドス黒いものがあります。 後半のフリークスたちはとても恐ろしい。 妙に静かで不気味すぎる。 本当の闇だ。映画の中で最も不気味で暗い場面の一つ。 嵐が不安な雰囲気を盛り上げる。。 怪物とは何をいうのか? 姿のおぞましい者を見ていうのか? いや、心の醜さを曝け出して下品な笑いをする者が本当の怪物である。 弱い存在を愚弄して悦ぶのもまた怪物。 内面の醜さを怪物というなら、 一見すると美女のブランコ乗りのクレオパトラは この作品中では最も醜い怪物にちがいないです。 怪物はやがて本性が肉体にも表れました。 テンポが良くて長さも丁度いいのですがなんとも重い話でした。[DVD(字幕)] 9点(2012-03-21 03:00:07)《改行有》

349.  スケルトンライダー<TVM> 《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに)広大な台地と美しい青空。音楽もなかなかです。 ちょっとバカにして観たのですが、スケルトンライダー思った以上にカッコ良かったです。 でもショボかったです。おもろくないです。 ゴーストライダーじゃありません。[DVD(字幕)] 3点(2012-03-20 02:48:34)《改行有》

350.  シャドウ (2009年映画メモより) なかなかですか。 これは女子刑務所の雰囲気が素晴らしかったですね。 獄中では女性の裸が沢山見られるので、そういったのが好きならば観ても良いでしょう! B級映画特有のアホな女性が沢山でてきて楽しいです(僕がアホですけどね)。 特にマッチョな女性がゴリラみたいにアホで面白かったです。アレは檻に入れておかないとマズいでしょう! 獄中にある医務室のおじさんが羨ましい!僕もああなりたいです。 看守と囚人とのレズ関係とかもあって、もういろいろエロエロなことを想像してしまうB級ホラー映画でした。 主人公の女性がとても強くて逞しいです。強い女性って嫌いじゃないです。 シャドウがちょっとカッコ良かったです。 結局はなんてことないゾンビ映画なんですが、赤ちゃんゾンビが乳房を噛み千切る場面では不快指数がちょっと高かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-20 02:39:04)《改行有》

351.  仁義なき戦い 代理戦争 《ネタバレ》 ある団体にいた時、飲み会で先輩に勧められたので鑑賞しました。 ヤクザの抗争が凄みを持って描かれてました。 とても怖かったですが、たいへん男らしくて痺れるようなカッチョ良さもあります。 外国映画では味わえないような生々しい迫力がありました。 なんかリアルな感じでした。 レンタルコーナーにある任侠映画コーナーには近づけませんでしたが、 そのイメージが少しだけぬぐえました。 あと、テレビで誰か偉そうな人が怒ったらすぐに”仁義なき戦い”の音楽を流すのやめてください。 怖そうな人がたくさん出てくるので自分には合いませんが、 圧倒的な迫力と男らしさが感じられる映画だったと思います。 自分は耳が少し遠いのですが、 言葉がカッコイイのですが聞き取りずらいとこもありました。 [DVD(邦画)] 7点(2012-03-20 02:14:03)《改行有》

352.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに作成) やっぱり凄かったです。 パッケージ裏の大家族写真を見たときに「この作品はただもんじゃない」みたいな迫力が漂ってます。 とても濃厚な裏社会の姿がありました。 映画にはずっしりとした重みがあります。 ファーザーの堂々とした存在は神がかり。憧れます。 社会の悪であっても家族や子供に愛情を持って接するとこに感動。 音楽は美しく渋くて素晴らしいです。 重厚な映画の雰囲気は、冒頭から観客の心を物語の中に引き込みます。 全体の雰囲気がとにかく素晴らしいです。 渋くてダークな雰囲気はこれ以上なくカッコいい。 この映画ほどヴィンテージでアダルティーな映画はないです。 カッコよくて品がある。 まさに観るだけでお洒落になる大人のブランドアイテムかもしれません。 男心の“ゴッド”。 映画においてもこの作品の存在はまるで“ファーザー”。ボスのように頂点の偉大さで君臨してます。 料金所は不吉な雰囲気が漂って見事でした。立ち去った後のシュールな印象が残る。 家族がビッグで人数が多く、話も複雑な感じもしましたが、その複雑さが「裏社会」のスケールの大きさのようで、尊さでもあります。 巨大な感じの映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2012-03-20 01:53:11)《改行有》

353.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 (2010年映画メモをもとに作成) カッコ良かったです。 ハリウッドのアクション映画とヤクザ映画との融合は面白かった。 見たことのありそうな日本の街の風景の中で昔のハリウッド映画風なアクションとストーリーが展開されるのだから面白いです。 しかしリドリースコットが撮るとありふれた日本の街も独特の怪しいアジアの雰囲気になります。ネオンはまるで中国や韓国のよう。 誰もいない夜の通りは東洋の独特な妖しさに包まれます。 橋の下をバイクでたむろしている場面も好きです。 松田優作の演技は素人の僕でも凄いと思った。 優作が口をあけて睨みつける表情は狂気みたいな物凄い迫力が伝わって、彼の天才さを少しみました。 ずいぶん前にブレードランナーを見たとき、リドリースコット監督は日本という国が好きなんだなーと思った。ゲイシャさんとか大好きなんでしょか? 高倉健さんも渋いっす。 健さんも優作さんも、サングラスをかけると井上陽水にも見えてきます。 ガッツ石松の真面目にカッコいいところは初めて見ました。 でもなんで「OK牧場」いわないんですか?それって逃げだと思います。 せっかく世界に通用するギャグなのに残念です。 最後の「完」ていう文字もキマっていました。 男らしいッス。ハリウッド映画なのにオス!オス!な映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-19 00:39:16)《改行有》

354.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 アクションだけど愉快で楽しい。なんかリラックスムードです。 アクション映画の面白いところどりで余裕が感じられる。 もうドヤ顔です。 トムは出来過ぎ。キャメロンは熟女なのに可愛い! ゲーム風な展開。自分は吹き替えで見て少しジャッキーチェンの映画を思い出した(ジャッキーの映画ここ5年は観てないけど)。 情熱のキスの力は銃弾をも弾き返すのですね。 最近の映画はスマホも大活躍! 軽快な音楽が心地良く流れてDJ気分。 別にチャラ~くないけど、軽~くカッコいいことしてるのには嫉妬します。 いろいろ重くないのが魅力のイケメン映画でした。 [DVD(吹替)] 6点(2012-03-19 00:17:51)(良:1票) 《改行有》

355.  ホーリー・マウンテン 《ネタバレ》 まず、この神秘的なタイトルが何より優れていると思います。 錬金術のような作品。とても神秘的でサイケデリックな感じだった。 ほとんど意味が分からないのですが、この色彩は心地良いし、 ストーリー自体が無いのだと思えば気軽に(?)観れる作品だと思った。 (というのも、「エルトポ」のようにストーリーが偉大だったり、「サンタサングレ」のように入り込める物語だと身構えてしまって疲れるのですが(もちろん両者は傑作です!)、 本作は脈絡がほぼ無いために最初から「意味わからん!」と観て楽しみ「理解しよう!」としなければ、映像は心地よくただ流れているだけです。脳は何も考えないで気持ちよく身をゆだねるだけです。)こういった脈絡も何も無いストーリーは観ていると瞑想状態(眠気じゃない、、、)夢うつつのような感覚に陥る(ような気がする、、、)。 でもこの作品は難しすぎて意味はわかりません。 ちょっと危ない教祖の教典のような映画でした。 だから自分もカルトになったような錯覚が味わえて楽しいです。 この映画を100回も観たら座禅で空中に浮けるかもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 00:32:49)《改行有》

356.  生きてこそ 《ネタバレ》 雪山の過酷さが伝わるシチュエーションが見事です。 過酷な極限状態の中で生きようとするドラマが素晴らしいです。 「この山には神がいる」という神秘的な台詞が印象的でした。 雪山の厳しい自然が美しくもある。 一人一人のキャラクターが生きてます。 肉を食べる場面に邪悪さはなく生命的なエネルギーに満ちます。 人が極限状態に置かれたとき「生きる」という強い意思がある。 夜の寒さをしのぐためみんな布団にくるまって身を寄せ合って寝る場面が良いです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 00:18:57)《改行有》

357.  バーティカル・リミット 《ネタバレ》 雪山の救出アクションでした。美しく雄大な雪山の大自然を舞台にハラハラドキドキのアクションが楽しいです。 出発前のパーティーでテンションは上がります。 でもボーンとかいうおっさんは忠告を無視して遭難したときに他人を犠牲にするってどんだけクソなんですか。ウィックが一人だけカッチョイかったです。 ニトロってウケるw魔法瓶のお茶と間違えて誰か飲んだらいいのに。 雄大な雪山の大きさを知るが、兄弟愛の代償はあまりに大きすぎました。[DVD(吹替)] 5点(2012-03-16 23:53:21)《改行有》

358.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 とても映像が綺麗で感動的なファンタジー映画だと感じました。 すごくスピリチュアルな世界観で作られてると思います。 ただとても深刻な社会問題を扱っているためそれをファンタジーで答えを出すところが難しいです。 警鐘を鳴らしているのだとは思いますが、美しすぎるファンタジーを前にするとその深刻さの現実味が薄らいでしまう恐れもあります。 しかしあまりに美しい風景は自分の理想のファンタジー世界でした。 これほど美しい風景が出てくる映画を僕は知らないと思います。 美しすぎる映像の反面で見たくないと思う場面や心臓に悪い場面もあります。 生々しい場面です。 もしかしたらピータージャクソンのスプラッタ癖が少し出ちゃいました。 スタンリートゥッチの演技はなかなか真に迫ってました。 犯人の考え方や、犯行前にテンパってる表情など、リアルすぎます。 警鐘を鳴らしていますが、 地下に性癖を持ち込む人やペド愛者も興奮させてしまいそうな内容です。 ヘンリーダーガー系の変人も悦んでしまいそうなドールハウスや子供玩具、楽園計画など独特の世界観があります。ある男が自分の性的な欲求を計画的に実現するように描かれる場面は変な啓発的なところがあってその影響力を考えると少し危険です。 少女の魂が光の楽園へ向かって歩いてゆくのと、男が自分の性的な楽園を実現させようと計画するのは対比的で面白いです。 温かく少女の内面世界を描き、魂の交流をユニークに描いたファンタジーはヒーリング効果が高くて素晴らしいです。 ただし問題もあります。「復讐や報復は人がする事ではなく神(自然)がするのだ」というのがスピリチュアル的な考え方としてあるみたいです。この映画はスピリチュアル映画らしくそれを尊重してるんだと思います。 でも映画だから最後は人間によって正義が下されれば良かったのに。 犯人には人間による制裁が欲しかった。 ヒーリング度が高い映画なのに危険な影響力も少しある不思議な映画です。 光が圧倒的に強いですが影も濃いです。 はたして自分は綺麗な世界観だけで高得点をつけていいものか迷います。[DVD(吹替)] 8点(2012-03-11 02:12:39)《改行有》

359.  小さな悪の華 《ネタバレ》 少女映画の名作の一つなんだとか。 少女映画特有の独特な雰囲気を漂わす作品。 なにか神秘的な美しい光景を見た印象と同時にゾッとする恐ろしい怪物を見たトラウマ的な感じも残ります。 とても甘美的な夢のような心地良さですが、夢が覚めて気づくと チ○ポがなくなっていた、みたいな感じです。 少女の背徳行為は残酷で恐ろしいけど天使のように甘美だ。 可憐な少女の戯れに悪魔が一瞬だけ顔をのぞかす。 誘惑する「悪」をまるで天使が舞うように描いた映画はなかなかない。 「悪の華」というタイトル通り この映画は「悪」の部分を強く感じる。 「悪」です。 なんだか男たちが可哀想になってきます。イ○ポにならなかった人が全くいないとも限らないこの映画は上映禁止になるだけの作品です。、、、、、 しかしこの映画の放つ美しさは独特のもの。 悪に染まりながらも、少女の内から放たれる激しいものを感じる。 魂は悪に染まりながらも、小慣れていないイノセンスなところがある。 アンヌとロールはお互いに激しく恋し合っていた、、、だがアンヌたちは悪魔に恋していたのだと思えた(恋した対象が悪魔であるが故に、残酷で退廃的でエロスなのだ)。 悪魔に対する少女二人の恋心がまるで初恋のように純粋だった。 それだけ悪魔の力が強い。 少女の行き場の無い艶かしさと肉体の若い美しさが魔力を帯び(その肉体の美しさと引き換えに悪魔の力を借り)反道徳行為や悲劇をもたらしたのか? あまりにも激しい恋心は退廃的で情熱的に燃え尽きてしまい、その勢いが美しい。 妖しい音楽の美しさも余韻を残します。それが観る者を妖しい世界に誘う。 僕はこの作品を、技巧的に優れているとは言いません。しかし何かもっと精神的な部分で破滅的に美しいと感じました。 少女の帯びる神秘と背徳とエロスがねっとりと心に絡みつきます。 いけない映画です。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-11 01:40:16)《改行有》

360.  ひなぎく 《ネタバレ》 チェコはヤバい国であると思えます。 この映画はどんな映画でしょうか? 生きるとはどういうことだろうか。 生きるとは楽しいことを求めなければならない。 生きるとは自由でなければならない。 そんな自由論みたいな感じもしてくる奇妙な映画でした。 ただパッケージにも書いてあったと思いますが、 これを見るとだいぶ元気になりますね。 自由を教えられるというか、 自由であることを見せられるというか・・・ 自由みたいなものを得られます。 そんな大儀なことじゃないのでしょうけど。 色もメチャクチャ、やることもメチャクチャ、表現も凄い、、、 軸を超えてそんなメチャクチャのことを当時にやるエネルギーの凄さ。 かなりパンクな感じです。 けっこう自堕落な感じなので、最後は破滅の方向に向かうのですが、 そこに至るまでがとてもいい感じです。 また後味もなかなか良いです。 ヤバかったです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 22:34:56)《改行有》

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