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プロフィール
コメント数 3870
性別 男性
年齢 53歳

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3761.  またまたあぶない刑事 こんなムチャクチャな刑事がいる訳無い、と作り手も承知、観る側も承知で楽しむ。それはそれで結構なんですけれども、ただ、そのお約束にもたれかかって「なあなあ」になってしまってはいけません。 舘ひろしが貨物列車の上を走って見せたり、バイク手放し運転で銃をぶっ飛ばして見せたり、ちょっと「あぶない」ことはやって見せるけど、そういうシーンを気まぐれに挿入してくれても、大して盛り上がる訳じゃなし。 貨物列車があわや爆発!というシーンをこれほど緊迫感も無く演出できるというのは、まるで驚きの無い本作の中で、一番ビックリさせられた点でした[CS・衛星(邦画)] 3点(2016-08-09 19:43:55)《改行有》

3762.  沈黙の要塞 《ネタバレ》 当時、淀川さん(だったかな?)に、今回なぜ自分で監督をしたのか訊かれたセガール、「他の人に任せたら、ドナイサレルカワカランから」と答えておりましたが、ご本人は一体、本作をドナイシタカッタのでしょうか。まず冒頭の石油火災の場面で、タバコをくゆらせ、しかもその吸殻をポイ捨てする我らがセガール。大胆というか無神経というか、要するに「この段階ではこの主人公はまだ環境問題に目覚めてません」ということなのか。いずれにしても、敵の攻撃により瀕死のところを、イニュイットに命を救われたセガール、変なクスリでもやったのか怪しい幻覚を見た末に、環境テロリストとして生まれ変わる(いや大して変わってないけれど)。環境のためなら、破壊、殺戮をいとわぬ主人公。彼のスゴサを知る敵も、ほとんどワケのわからない喩え話で彼を絶賛しまくり、その割には単に脇が甘いからセガールに施設に侵入され、破壊の限りを尽くされているだけのような気もするのですが。で、ここまでやった主人公は二度と日の目を見ることはできないだろう、などという心配はもちろんご無用で、涼しい顔で環境を守ろうと訴えるセガールの姿がそこにある(そういや、やっぱり似たような時期だったと思うが、、アントニオ猪木議員が大学の学園祭に呼ばれて行った講演のタイトルが「プロレスと環境問題について」だったなあ、と関係ないことを思い出す)。まさにこれぞセガール。セガールがやらねば誰がやる、まさに彼の真骨頂ですな。・・・って、セガールさん、やっぱり本作をコナイシタカッタ、ということで、本当によろしいのでしょうか?[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-06-14 10:22:01)(笑:2票) (良:1票)

3763.  ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE 幼稚園の息子にどういう映画から聞いたら「あんまり たい って感じじゃないな。どっちかというと コナンふれあうルパン って感じやな」と申しておりました。何のこっちゃ、ただしまあ、気持ちはわかる。いずれにしても、ルパンとコナンを一挙に登場させて、これだけ贅沢感を味わえない内容ってのも、ずいぶん寂しい限りです。そもそも、事件に魅力ないしねえ。スカイツリーにぶら下がるシーンなんて、本来ならアニメの腕の見せ所だと思うんですが、平凡な描写に終わってます。[地上波(邦画)] 3点(2015-04-29 12:29:54)

3764.  五人ライダー対キングダーク このテのものは、辻褄合わせ皆無、問答無用のスピード感が魅力ではあるのですが、さすがにここまでテキトーなのもどうかなあ、と。ロケしやすさのみで選ばれたような明らかにどうでもいい場所に怪人が出没しては、その姿を目撃した子供に「姿を見られては生かして帰す訳にはいかぬ」と襲い掛かる、その繰り返し。怪人はなぜそんなところにいて、なぜそんな簡単に目撃され、しかも目撃されると何が都合悪いのか、一切不明。いや、気にしないことにしよう、ライダー5人そろい踏みが観られりゃ、それで良し。と言いたいところだけど、5人集まって戦っちゃ、せっかくの仮面ライダーも何だか戦隊モノみたいになっちゃう(しかも男ばかりで少々ムサい)。5人ライダーといっても、変身前の姿がまともに登場するのはXライダーだけ、あとは使いまわしの変身シーンで一瞬登場するのみ、ってのも寂しい。怪人は無数に登場するけれど多少なりとも活躍するのはコウモリフランケンというヤツ(名前だけ聞けば、どういうヤツかだいたい想像がつきますね)くらい、あとは30分弱という時間の制約もあり超高速で退治されていっちゃう。ううむ、見どころが、無さすぎる。5人も6人も仮面ライダーが出てくるのは、ショッカーライダーで十分です、ハイ。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-04-07 22:54:18)

3765.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 この長さでこの中身の無さは、ケタ外れですね。映画の半分以上が、ゲームが始まるまでの前置き。いや、前置きだって何だって、ちゃんと後に繋がるような要素があればいいんだけど、ホントに単なる前置きにしか思えない。いや、「革命」という要素が布石として盛り込まれているんだろうけど、少なくとも本作の中ではほぼ何にもまともに繋がらずに終わってしまう(例えば、うまくいけばそれなりに印象的にもなったであろう、あのモットモらしい3本指を挙げるポーズ。一体何なんだったんだか)。ようやくその“ゲーム”とやらが始まっても、何を競っているのやら、サバイバルな要素は(前作以上に)感じられず。結局のところ、本作の半分以上が前置きどころか、本作そのものが次作の前置きに過ぎないことがわかったところで映画が終わる。監督が代わって一作目より良くなった部分もあるけれど、基本的にこういう「第2作」の存在自体、良心的とは言えませんよねえ。[ブルーレイ(吹替)] 3点(2015-01-05 21:03:00)(良:1票)

3766.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 ヤッチマイましたね。続編というものが陥りがちなパターン、と言いつつ実際は多くの続編が何とか回避してきたパターンに、堂々と陥ってしまっていて、そりゃ見事なもんです。この「こじんまり纏めてみました」感。1作目がああだったから、2作目はこうでなくてはイケナイとばかりに小さく纏めて、意外性もワクワク感もあったもんじゃない。ライバルらしきものを出してみたり、差別に苦しむ弟を出してみたり。でもそれは「出しただけ」、その存在は物語の繋ぎとして使用されるに過ぎません。あとは通り一遍の、いかにもホドホドな冒険物語。例によって次々に繰り出されるCGは、それなりに金のかかったファンタジー映画をまたも見ちゃったぜ、という気にだけはさせてくれますけれども、勿論、観終わって残るものは何もありません。[ブルーレイ(吹替)] 3点(2014-11-09 08:11:55)

3767.  ジャッキー・コーガン チンピラ強盗のグダグダなお話と、超然としたようでいて実は常識人臭いところのある殺し屋のグダグダなお話が、グダグダと続き、そこにブッシュ大統領とオバマ大統領の演説が再三にわたって、伴奏のように流される。こういう社会の底辺で繰り広げられているどうしようもないオハナシが、大統領演説の中で語られるアメリカ社会とリンクしたり、あるいはそこで語られる理想とのギャップが浮き彫りになったりと、要するにそういう事なんだろうと思いつつも、これが実に鬱陶しい。さすがにしつこ過ぎる大統領演説、伴奏というより、これじゃあ、解説、ですわな。という訳でグダグダなお話を理屈で固めてしまうのがまず浮いてるし、さらにはそれを「これって一応“スタイリッシュ”だよね???」という映像でご機嫌伺いするのが、さらに鬱陶しくって。リンチを、殺戮を、いかにも意味ありげに華麗に描いてみせて、要するにコレって、『タクシードライバー』とかタランティーノ作品とかへの郷愁に寄りかかっただけ、なんだろうか。もし、リーマンショック前にこんな作品を作っていたなら、別の意味で凄かったかも知れないけれど。[DVD(字幕)] 3点(2014-07-13 11:18:30)

3768.  仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z 仮面ライダーとスーパー戦隊の揃い踏みでも充分キツかったけど、さらに宇宙刑事と来た日には、もう好きにしてチョーダイ、と。さらにはキョーダインらしき2人やら(フォーゼの映画版でも見かけたが)、チョイ役登場も甚だしいイナズマンやら(外見はイナズマンより“せんとくん”に似てる気が)、果てはエンドクレジットの後には、あの泣き顔ロボットまで。いや何が来ても、もう驚きませんけれども。ただ、タイトルの極端な大風呂敷とは裏腹に、主な登場人物はかなーり限定され、小さくまとまってます。で、ラストでヤケクソのようにヒーローたちがウジャウジャ出てくるのですが、ここでも、全員登場させるのは見苦しいためか、はたまたスタントマンを集めきれなかったのか、ヒーローたちはお行儀よく、数回に分けて登場します。再度の組ともなると、もう夜になっちゃってます(ったって、ロケを一日でやった訳じゃないと思いますが)。夜なのに、ゴーバスターズの何たらいうマシンに召集をかけると、挿入される出動シーンの映像は使いまわしなもんで、ここだけ一瞬、昼間。このあたり、なかなか潔いですね。だからどうということもありませんが。さあ、洪水のように現れるヒーローたちの中に、あなたが昔お気に入りだったあのヒーローを、見つけることができるかどうか。ウォーリーを探せの要領で、どうぞ。[DVD(邦画)] 3点(2014-01-05 16:17:02)

3769.  ハンガー・ゲーム これは予想以上にヒドい・・・。一体何のためにカメラを揺らし続けるのか、「だって今ドキの流行りだしぃ、こうしないとプロデューサー納得しないしぃ」とでも言いたげに、義務のようにカメラを揺らす。そしてブチブチと短く切り刻む。最初っから「とりあえず」の揺らしまくり切りまくりなもんで、暴動シーンともなるとこれがさらに加速して、もう何が何やら。子供たちが互いに殺し合うという悲惨な設定にも関わらず、まるで悲壮感も無し。サバイバルな要素も希薄で、まさに単なる“ゲーム”に過ぎない語り口。しかし、主人公が戦うべき相手は、競争仲間というよりも、自らの運命に対してであり、すなわち自分をとりまくルールであるはずのところ、このルールがまるで不明確、というか行きあたりばったりも甚だしく、およそ“ゲーム”にすらなり得ていない。この作品のどこを見所として捉えればいいのやら。 (この映画、特に前半がやたらとクドく、さんざん待たされた挙句にようやく戦いが始まるのだけど、そこで挿入される曲が意表をついていて、スティーヴ・ライヒの「18人の音楽家のための音楽」。だからどうっちゅうこともないけれど、ライヒ作品の禁欲的なまでの秩序を、少し見習ってはどうか。)[CS・衛星(吹替)] 3点(2013-12-28 22:12:54)(良:1票)

3770.  宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち<TVM> 宇宙戦艦ヤマトに新しい乗組員が配属され、慣れない彼らの訓練シーンがチンタラ続く間に、デスラーが未知の敵を相手に奮闘を繰り広げるという、限り無く番外編っぽい作品。主人公はデスラーです。ガミラスの消滅により、イスカンダルが漂流を始め、ひょっこりひょうたん島状態。スターシャと守兄さんの浮世離れし過ぎた言動には、我々凡人はなかなかついていけません、が、デスラーはついていってる。エライなあ。何にせよ、「え、もう終わりなの?」とズッコケないように心して観る必要がある、実に盛り上がらない作品です。[DVD(邦画)] 3点(2013-11-02 20:50:33)

3771.  仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 ヤケクソもここに極まれり。お祭りです。仮面ライダーと戦隊モノをぜーんぶ出しちゃえ、という企画案に対し、「解無し」という立派な解答を提示してくれた、製作陣の並々ならぬ努力に拍手。まず、半年少々しか放送されなかった仮面ライダーディケイド、コヤツが「歴代仮面ライダー」ありきの、非常にメタな性質をもった面倒なキャラ(その分、企画としては使い道が多い)。で、あの悪名高い(?)『オールライダー対大ショッカー』という映画が作られちゃうのだけど(アリンコみたいにライダーがうじゃうじゃ出てきても、なあ)。で、さらなる上を、安直に目指してしまうと、本作『仮面ライダー×スーパー戦隊』となっちゃう訳ですな。お誂え向きなことには、戦隊側にも『ゴーカイジャー』という面倒な企画が通っていて、コヤツらは過去の戦隊モノに色々変身できちゃう、明らかに“お兄ちゃんの世代”さらには“親の世代”へのご機嫌取りみたいなキャラなのですな(余談ですが、タイムレンジャーの最終回で、過去の戦隊を詳細に解説してくれていてなかなか面白かったと記憶しています。我々へのご機嫌取りは、アレで充分です)。お膳立ては揃った、あとはライダーと戦隊をテンコ盛り登場させるだけ! ライダーと戦隊が抗争を繰り広げる! 「次の獲物は?」「天装戦隊ゴセイジャーだ!」という訳で、どこかのド田舎でゴセイジャーが襲撃されている光景を観ると、スーパー戦隊というより、町興しの為のご当地戦隊にしか見えないのがトホホ(要するにコレって、テレビ放送が終わったヒーローたちは、日本各地でひっそりと余生を送っている、という設定なんですよね?? 違う??)。さてこの戦いの行方は、いかに。いかにってったって、最後は皆で手を組んで悪と戦うに決まっているのですが、ここでもアリンコみたいにうじゃうじゃヒーローを登場させるのは結構ですが、「実際に無数のヒーローが画面に収められているシーン」というのが意外に少なくて、背景の寂しい手抜きのような戦闘シーンになってしまっているのが、アカンでしょ。基本的にこういう“特撮ヒーローもの”というジャンルは、カット割りで見せることを身上とした楽しい作品であって、嫌いではないのですけどね。ちょっとお祭りバカ騒ぎが過ぎましたね。[DVD(邦画)] 3点(2013-08-17 11:36:41)(良:2票)

3772.  ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 これはシュールだなあ……。行き当たりばったりな展開といい、ハチャメチャな絵ヅラといい、子供向けの娯楽作品とは思えん。悪い夢を見たそのまんまをアニメに焼き直したんじゃないか、とすら思える、ドラえもん異色作。ああ気持ち悪かった。[DVD(邦画)] 3点(2012-10-18 21:55:55)

3773.  X-MEN:ファイナル ディシジョン ラストのバトルは・・・何となく『キングコング2』を思い出してしまった。こんな機会でも無ければ思い出さない映画を思い出させてくれたことに感謝。[CS・衛星(吹替)] 3点(2011-12-24 09:44:04)

3774.  スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 質感のカケラもないCGが、シマリが無くおよそ要領を得ない戦闘を、最初から最後まで延々と繰り広げる。この垂れ流し感覚は、“頻尿症”と呼ぶ他ない。よくもまあこれだけ同じことを繰り返し続けられるもんだ。よくもまあこれだけ同じことを繰り返し続けられるもんだ。わたしも同じことを繰り返し言ってみたけど。[CS・衛星(吹替)] 3点(2011-07-23 16:32:15)

3775.  カリブの熱い夜 一見単純な物語の裏には複雑な真相が・・・ってな作品を期待しがちですが、本作、いやあ見事にそれとは正反対。なんやかんやと複雑そうに見せながら、実際にはなーんにもない、そのまんま。ミスディレクションが無いことが最大のミスディレクション、と言えなくもないけど、まあ、トホホですな。まさかこんな内容で、ミステリ映画ではなくロマンス映画だったとは(ラストシーン)。このあつかましさはちょっと衝撃的でした。ムダにちりばめられたBGMのダサさは、80年代臭がプンプンしますな(ちょっと懐かしい)。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-06-14 23:51:39)

3776.  家族ゲーム 《ネタバレ》 この映画はBGMが無い。無いけど有る。過剰なまでに取り入れられた効果音こそはまさにBGM、いやBGM以上に訴えかけてくるもの。肝心のセリフの方はむしろ、ボソボソと聴き取りにくく語られ、例えば食事中の食器の音など、挿入される効果音の方が鮮明に響いてくる。コミュニケーションの欠落、空虚さ(これに比べりゃ、“食卓の横並びの構図”なんて、はっきり言ってどうでもよい。茶番じみている)。メチャメチャな家庭教師がメチャメチャやって、でも何故か物事うまくいってしまい(成績向上・志望校?合格)、でもでもそのメチャメチャはさらに暴走、その挙句、「チャブ台返し」にて騒動は終焉する。家庭教師が巻き起こした嵐の後、残された家族はボー然と後片付けをするシーン、それまでバラバラだった家族が初めて一体化したような、しかしそれは全く一時的かつ表面的なものに過ぎないような。そして再び舞い戻る、弛緩した日常。………という、力作なんですけれども。うーんゴメン、やっぱりつまらん。長廻しの力演も、工夫を凝らされたカメラも、確かにスゴイとは思いますけど、何だかそれが、表に立ち過ぎているとでも言いますかね。“詩情”というオブラートで包み切ることのできなかった、そのクドさ。[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-06-08 23:52:48)

3777.  ムーンウォーカー 率直に言います、“マイケル・ジャクソン”って、かなりキツイと思う。その思いの受け皿になってくれる作品がコレ。相応にキツく仕上がっております。しかしまあ、音楽ビジネスの最先端にいた彼が、映画のジャンルではこうやって最後端に陣取っていた、という守備範囲の広さには、ある意味驚かされますが(笑)。前半のコマ撮りなど、特撮は結構楽しいです。リチャード・エドランドを彷彿とさせる「80年代特撮」の味わいが、懐かしい雰囲気。 ・・・それにしてもマイケル・ジャクソンのコスチュームは、タケチャンマンに似ている。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-05-22 02:15:05)

3778.  カクテル 《ネタバレ》 トム・クルーズ演じる主人公がニューヨークで様々な企業の面接を受けると、面接担当者の後ろの壁には大抵、絵画が飾ってあって、しかもその多くが抽象画だったりする。大学で経営学を学んでもこれまた抽象的な内容ばかり。そこでまあ、やっぱり何と言っても実践第一でしょう、と、バーテンのバイトに精を出し、たちまち大成功。という、この「何の努力もせずいきなり激戦区ニューヨークで名バーテンダーになっちゃう」ってのがすでにもう、実に抽象的。金銭をとるか、自分らしい生き方をとるか、がテーマとなれば、いともたやすく“金持ち女性”が現れて逆玉の輿、という、明瞭極まりない図式。たまたま知り合ったオネーチャンまでが、実はお金持ちの箱入り娘でしたとさ、というオチには、もはや唖然とするしかない(そりゃまあ、エリザベス・シューと言えば、ハーバード卒、かつて「全米・息子の嫁にしたいナンバー1」にも輝いたとか何とか)。予想以上にトンチンカンでアンポンタンな世界に、かえって、よくぞここまで「予想通りに」期待を裏切ってくれました、と感心した次第。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-05-08 15:22:11)

3779.  エクスクロス 魔境伝説 《ネタバレ》 ナイトスクープ的表現をすれば、一種の“パラダイス”ですね、この村は。でまあ、その怪しげな村で怪しげな儀式が行われており、『2000人の狂人』を想起したところで、意表をつく“レザーフェイスvsバンボロ”の死闘が展開される、という、まあ、そういうホラーの寄せ集めみたいな映画です。そういえばトイレに隠れるシーンは、こちらは『刑事ジョン・ブック/目撃者』のパロディのようですが、監督の頭の中ではジョン・ブックもレザーフェイス系の映画ジャンルに分類されているのでしょうか? で結局、この映画の言いたかったことは、「どんなホラーより、ブサイクが一番怖い」ということだったようです、はい。[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-09-23 03:49:17)

3780.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機 あの~。観てて恥ずかしくなってくるんですけど。絵ヅラ的に。[地上波(吹替)] 3点(2010-05-07 21:50:02)

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