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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
361. はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア 《ネタバレ》 「クリスタニア」という壮大なサーガの、そのはじまりとなる部分を描いた映画、らしいんですけれど、その肝心の「クリスタニア」を知らなくて、興味もなくって、という人間には何が何やら、って感じ。結局、はじまってすらいないんでないの?くらいに中途半端なところで終わってしまいますし。壮大な物語なんですよ、と言われても、そのはじっこをちょろりと見せられるだけで終わられてしまっては、それが存在する意味すら判らず、本やビデオの単なるプロモーションのための映画だったの?と思われても仕方のない事かと。1時間以上に渡って見せられるコマーシャルフィルムに、入場料を払わなくちゃならないのはとっても疑問なんですけれど。[映画館(字幕)] 1点(2004-08-07 00:56:37) 362. 落陽 私、騙されました。この映画、公開前の新聞広告で「なんとかビジョン」とか「なんとかサウンド」とか、聞いた事のない上映方式をウリにしてみせたんですよね。そういうのに興味津々なタイプな私なので、そりゃどんなもんだべ?と。実際にはフツーのビスタサイズ&ドルビーでした。映画の中にはそんなクレジット全くないし。にっかつ、必死だったんですね・・・(これがホントの「死活」問題ってか?)。豪華スターを配していながら、映画はキチンとした作品として成立しておらず、めちゃくちゃ。映画についてはシロートな人に社運賭けた大作任せちゃうにっかつの神経を疑っちゃう世界でした。この映画で唯一評価(非難?)される事があるとしたら、それは「シベ超」誕生の布石となった映画だという事でしょう。マイク水野大先生の棒読み山下大将誕生作品ですからね・・・。[映画館(字幕)] 1点(2004-04-09 12:16:46)(笑:1票) 363. モスラ(1996) 平成ゴジラと比較しても、ちょっと・・・って感じでした。兄妹で逃げてる途中で妹コケたり、崖から落ちそうになって手を伸ばしてつかまれ~とかいうノリは一体何十年前のシロモノよ?みたいな感じですし、デスギドラがどど~って流された後、一体何処行っちゃったのよ?みたいな展開とか、カットの繋がり、演技の繋がりがプロの仕事とは思えないモノだったり、これで本当にお金取って人に見せていいの?って。意味不明なキャラクターや、デジタル合成史上最低レベルのモノも登場して、本当に大丈夫なのか?東宝さん、って思った映画でしたが、唯一、羽野晶紀のベルベラが、ちょっといい個性出してたので、私のワーストワンからは逃れた、というところです。[試写会(字幕)] 1点(2004-01-15 14:23:01) 364. ナトゥ んー、「ウリナリ」のファン向け以外の何物でもなくって、しかもファンにとってもツラい出来で、番組終了後には、その存在自体がかな~りキビしい映画です。インドを舞台にしていますが、画面を彩るのは声優が吹き替えてるインド人と、たどたどしい日本語な中国人ケディ、台湾人ビビアン、韓国人ハン&ジニー、舌が回ってない南原に、俳優として最低必要なモノを持っていない天野、無理矢理登場する意味なしなウリナリオールスターズ。そして、アクションシーンもミュージカルシーンもキチンと撮れない大森一樹演出。インド映画界に全面的に協力してもらっているのに、それが勿体無いような「インディ・ジョーンズ」スタイルの、もーカビ生えまくりのストーリー構成、かなりダメダメ。イベントかなんかで上映する分にはいいでしょうけれど、映画館でお金取っちゃマズいでしょ、ってレベルのものでした。それにしても大森監督、映画人としてのプライドないのかなぁ・・・。ちなみにケディはたまにテレビに出てるみたいですよ。[映画館(字幕)] 1点(2003-12-14 22:26:32) 365. 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー じゃ、奇数に合わせて、と。えーと、映画として評価できるレベルのモノじゃないですねぇ。短かすぎですし、物語も起承転結の起だけ。これで金取っていいの?と。プロモ映像で上映時間水増しされても、余計に印象が悪くなるばかり。今の時代に前の映画版を否定してまで(鉄郎の年が原作続きなワケで)「999」を復活させる意味、できそこないの映画を無理に上映する意味が一体どこにあったのか、ちっとも理解できませんでした。幻影にしがみついて商売するのはみっともないですよ、と。[映画館(字幕)] 1点(2003-12-01 15:22:52) 366. CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997) 映画が始まる前に場内に流れていた、新しいアレンジの主題歌のセンスからして、ちょとヤバいかも、みたいな感じがしてたんですけど、本編はヤバいどころの騒ぎじゃなかったですね・・・。なーに?あの、にゃおーん、ってポーズ・・・。なんで「カッコいい」を狙ってくれないですかあ?なんで「ダサい」ですかあ?「ダサカッコいい」狙って大ハズししましたかあ? 原作に対しても女優に対しても愛が感じられず、内輪で悪フザケ、という印象しかありませんでした。ここまでのハズれ具合というのは、そう出来るモンじゃないですから、そういう意味では貴重な映画なのかもしれ・・・ないわけもなく・・・。[映画館(字幕)] 1点(2003-12-01 12:54:08) 367. アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 マイケル・ベイ監督の映画って、どうしてこう余計な枝葉が多いんでしょう?ごくシンプルな本筋に、ごってごてに余分なエピソードくっつけて飾り立てるのがお得意のご様子。この映画の場合、始末に負えないのは、その余分なエピソードが、ひたすらバカが巻き起こすバカ話ばかりだという事。見ていてイライラするだけなんですけど。で、その上で取って付けたようなお涙頂戴ネタ。あれでいい映画と評価されるならば、世の中の映画、みんなあの方式を採用すればいいですよね。「北京原人」が最後にウパー!言いながら身を投げ出す。「シベ超」で閣下が「さらば!」とか言いながら自爆する。「さよならジュピター」で主人公が自分の・・・あ、これはそのまんまか。死を描いて感動させる映画がダメ、というのではなくて、死というものを道具にしちゃイカン、と思う私なのでした。[映画館(字幕)] 1点(2003-11-23 21:15:20)(笑:1票) (良:4票) 368. MISTY(1997) わざわざ屋久島までロケに出かけて、人工丸出しのワザとらしいキラキラ照明を施しちゃうセンスがステキ。だったらスタジオにボール紙で作ったセット組んだ方がよっぽどいい、という単純な事実にさえ気付かない天然なスタッフさん達。キャビアとかトリュフとか、豪華な素材を与えられて、カップラーメンにトッピングしてみました、みたいなセンスのこの映画、「邦画には未来なんてないんだ」というガンコなまでの主張が感じられます。[映画館(字幕)] 1点(2003-11-22 15:44:44)(笑:1票)
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