みんなのシネマレビュー |
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21. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル それなりに楽しめる作品。ルーシー・リューと、その父親を演じるジョン・クリーズのやりとりがウレシイ。4点(2003-12-05 19:49:31) 22. 悪魔のいけにえ ベトナム戦争とアメリカ、70年代の時代の空気みたいなものがわからないと、理解出来ない映画だと思う。実際の事件を元にしているので、単純にホラーとして片づけてしまっていいのだろうか?と言う思いがずっとあって、監督の意図したことはともかく、当時のリアルなアメリカ人の暗黒面を描いた作品として、私は評価したい。6点(2003-12-05 18:59:07) 23. エイリアン 今になって見直すと贅沢な作品に見える。脚本のダン・オバノンは、後年になって「バタリアン」を作ることを知っていると、この映画の怪奇ホラー趣味も納得出来る。今更言うこともないSF映画の古典。6点(2003-12-05 18:39:56) 24. もう頬づえはつかない 「ミスター・グッドバーを探して」「愛と喝采の日々」「ジュリア」「結婚しない女」etc...の女性映画ブームの流れの中の作品として、桃井かおりが主演だったから見た。中学生の男子だった私には、主人公の女子大生の気持ちは、さっぱりわからなかった。さっぱりわからなかったから、いまだに気になる映画だ。 7点(2003-12-05 17:30:06) 25. 許されざる者(1992) この作品に対するオスカーは、西部劇と言うジャンルにこだわったクリント・イーストウッドと言う男の執念に対する敬意だと思う。 6点(2003-11-29 17:20:03) 26. 13日の金曜日(1980) 「サイテー!」のヒット作に敬意を捧げる。 5点(2003-11-29 17:18:40) 27. 殺しのドレス あからさまなヒッチコックへのオマージュ。 6点(2003-11-29 17:16:43) 28. 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 70年代の終わり頃からリアルタイムで見た「男はつらいよ」シリーズのベスト。この作品以降のシリーズは、だんだん、見るに耐えないものになっていく。 6点(2003-11-29 16:41:33) 29. の・ようなもの 秋吉久美子のトルコ嬢の描き方が新しかった。6点(2003-11-29 16:35:44) 30. 台風クラブ 相米慎二監督のベストだと思う。7点(2003-11-29 16:29:56) 31. 無能の人 高度成長に取り残された(と言うより、自ら取り残った?)男の姿を通して、バブルがはじけた雰囲気をもっとも早い時期に描いた象徴的な作品。竹中直人のキャラクター抜きには考えられない。8点(2003-11-29 16:06:27) 32. コミック雑誌なんかいらない! バブル期の日本で、当時、実際に起こった事件を取材する形で、どこか歪んでしまった社会や、事件をただ面白おかしく伝えるマスコミ、そして、それを好奇心を満たす対象として消費する大衆に対して、ストレートに怒りをぶちまける。豊田商事会長をレポーターの前で刺殺する犯人をビートたけしが演じていて、そういう話題作りでも、きちんと娯楽作品になっていた。8点(2003-11-29 16:00:56) 33. マルサの女 バブル期の日本の奇怪さを娯楽作品を通して描こうとした新しさは間違いなくあった作品。私はバブルと言うと、続編とともに、この作品を真っ先に思い出す。9点(2003-11-29 15:54:07) 34. 丑三つの村 田中登、古尾谷雅人コンビの集大成。津山三十人殺しの犯人の心理を描く重い作品だけど、古尾谷雅人が演じると、当時はなぜか?さわやかに感じた。9点(2003-11-29 15:45:54) 35. 野獣死すべし(1980/日本) 理屈じゃない映画です。優作!フォーエバー!10点(2003-11-29 15:38:42) 36. アイコ十六歳 理屈じゃない映画です。メーキング「グッバイ夏のうさぎ」とともに富田靖子に胸キュン。私はキモい中年になってしまいましたが、映画は今でも新鮮だ!10点(2003-11-29 15:34:35)(笑:1票) 37. 閉ざされた森 もっと面白くなりそうな話しなのに、わざと面白くしないようにしているとしか思えない脚本と演出。ジョン・マクティアナンの演出が冴えるのは証言の再現シーンでの戦闘場面だけ。それ以外の心理描写は、この人には無理だ。4点(2003-11-29 15:21:21)(笑:1票) 38. 座頭市(2003) 娯楽作品としては肯定出来ないけど、世界のキタノ作品としては、ありかな?と言う程度の作品。「誰でもピカソ」に登場した芸人たちを起用してフィルムに残していることは、もしかしたら後年見直されるキッカケになるかも知れない、と言う計算が匂う。5点(2003-11-29 15:10:41) 39. アフター・アワーズ コミュニケーション不能に陥ったマンハッタンの不思議の国のアリス。テリー・ガーの魅力。チーチ&チョンのコメディーリリーフ。6点(2003-11-11 08:33:15) 40. 東京物語 タイアップしてくれなかった腹いせに熱海は俗悪に描いていて、東京や尾道は、比較的きれいなところしか撮っていないのは、小津安二郎の人間性を疑うのだが、それでも、余りある魅力に満ちた作品。とにかく、シビアである。現在でも見ごたえのある映画になっているのは、杉村春子の好演に尽きる。10点(2003-11-08 18:34:15)
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