みんなのシネマレビュー |
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21. デビルマン 「デーモンは誰だ!」本作の中のこの問いに大声で答えたい。「それは、この映画の関係者全員です!」と・・。この出来では、貶すよりも、むしろ今後、関係者が映画界から迫害を受けないか心配で夜も眠れません。「デーモン」とはいえ、この人たちにもまだ少しは人間の心があるはずなので、「デーモン狩り」等せず、どうか寛大な対応をお願いします(笑)。「デーモン」だけに「魔がさした」だけだと思いますから・・。なお、「デーモン小暮」は名前は「デーモン」でも本作とは全く無関係ですので、区別してあげてください。余談ですが、せっかくボブ・サップと小錦が出演しているのなら、二人のドリーム・マッチを実現して欲しかった。あるいはデビルマンと二人が闘うとか・・。その方がよっぽど盛り上がったはずです(笑)。続編(制作する勇気があるか疑問ですが・・)、万一あれば、(いろいろな意味で)期待しています・・。2点(2005-02-18 23:07:35)(笑:2票) 22. 或る夜の出来事 ラブ・コメディの古典。70年前の作品とは思えない程しっかりした構成のストーリー。後年の映画が直接、間接にしろ、いかに影響を受けているかがよくわかる。9点(2005-02-09 00:05:11) 23. ターミネーター3 完結作「T2」の思想を覆してまで創った「T3」。興行的な面からみれば、全くの新作より確実に収益が見込めるのだから、一部の観客の反感を買っても、その甲斐があるのだろう。ラストから推測すると、この先かなり引っ張りそうな気配、「T6」くらいまでやり兼ねない。スターウォーズじゃあるまいし・・。それにしても、素朴な疑問だが、ターミネーター(T-X、T-1000含めて)はなんでいつも1人で来るの?マトリックスのエージェント・スミスみたいに100人ぐらいで来れば簡単に決着がつくはずだろうに・・。5点(2005-02-09 00:00:36) 24. ア・フュー・グッドメン 誇り高き人々の物語。登場人物がそれぞれの「誇り」を持っている。規律を重んじ命令を順重する海兵隊兵長。自分が国家を守っていると自負する司令官。真実を究明するため奔走する女性少佐。そして、偉大な父の名を意識する余り勝負を避けてきた中尉も弁護士としての「誇り」に目覚める。それぞれの「誇り」が対立し衝突するが、どの「誇り」も決して否定できない。不名誉除隊となってもなお「誇り」を持ち続ける兵長に対してかけるトム・クルーズのセリフと敬礼のシーンは感動的。9点(2005-02-08 23:57:35) 25. 北北西に進路を取れ 「あのラスト」は、絶対予測不可能(笑)。8点(2005-02-08 23:55:36)(笑:1票) 26. パリのレストラン 《ネタバレ》 やむなく閉店するレストラン。ラストシーンに店長の想いがこもっている、切ない。7点(2005-02-08 23:49:47) 27. 見知らぬ乗客 勝手に暴走する男の恐怖を十分に堪能できる。テニスコートのシーンは圧巻。9点(2005-02-08 22:30:38) 28. 身代金 逆転の発想、良く出来た脚本、傑作だと思う。大根役者メル・ギブソン、この作品では、はまり役だ。本当に犯人を脅しそう。8点(2005-02-08 21:56:09) 29. 僕の彼女を紹介します かなり強引な「泣かせ」映画。まるで、目の前でタマネギを切られて、「ほら、泣けるでしょ」と言われてるようなもの。陳腐なストーリーを棚に上げて、人の死と音楽を利用して「どうだ!」と言わんばかりに、無理矢理感傷を誘っているだけ・・。試写会では83%の人が泣いたそうだが、こんな手法では、泣いた人でも映画に対して高評価しているとは限らないだろうし、また泣いた理由も様々なのでは・・。「こんな映画を観てしまって・・」と思って泣いた人も含めるのなら、その数字も納得できる。そんなに泣かせたいのなら、いっそ、映画館の床にタマネギを撒いておけば、100%泣かせることができるのに・・と思ってしまいました(笑)。2点(2005-02-05 02:27:32) 30. 丹下左膳 百万両の壺 山中作品をリメイクしてくれたので、出来に関わらず、褒めるつもりだったが・・・。普通に撮ればいいものを何故わざわざダメにするのか。料理に例えると、活きのいい魚を刺身で出せばいいのに、わざわざソースをかけて炒めてしまったようなもの。ついでに余計な香辛料(効果音)までふりかけて・・。今回だけは、「サイコ」リメイク版を見習って余計な事を考えずに撮って欲しかった(笑)。5点(2005-02-05 02:22:22) 31. ハウルの動く城 「千と千尋」から感じていたが、これまた、さらに「説明不足」。観客は行間を読まなければならない。これが、監督の意図するものなのか、「老い」からくるものなのか定かではないが、子供が観るアニメとしては如何なものか。ただ、はっきり言えるのは、栄華を極めた「宮崎のジブリ城」から火の手が上がったのは確かだということ。ほら・・、城から煙りが・・見えませんか、私にははっきり見える(笑)。5点(2005-01-19 04:10:29)(笑:1票) 32. 真実のマレーネ・ディートリッヒ 「情婦」を観て、演技とはいえ、あの気丈さはどこからくるのだろうと思っていましたが、この作品を観て、疑問が解消されました。辛い経験が演技に生きている。「情婦」ファンは是非観て欲しい。6点(2005-01-14 21:59:08) 33. いま、会いにゆきます 「感動させたい」という打算の元に作り上げられた「商業映画」。所詮、作り物の感動では本当の感動は得られないだろう。若い人には受け入れられ易いが、ある程度年齢がいっていて、映画鑑賞の本数の多い人には見透かされてしまうだろう。Orange Rangeの主題歌についても、以下同文。5点(2005-01-06 21:00:29)(良:1票) 34. ザ・グリード 前半は良かったが、「化け物」の正体が分かってから、面白さが半減した。最後の最後まで正体を見せない演出の方が良かっただろう。5点(2005-01-06 20:57:23) 35. みなさん、さようなら(2003) 黒澤監督の「生きる」は「死」に直面した人間の描き方があまりにもステレオタイプだったのに比べて、この作品はシュールに描かれている。その点で非常に好感が持てる。6点(2005-01-06 20:54:03) 36. 華氏451 通常、過去の名作のビデオは「字幕版」しかないことが多いが、本来、これは「字幕版」で観てはいけない作品。吹き替え版もしくは原版で観なくてはトリュフォーのこだわりが無駄になり、意味がない。別の言い方をすると、「ロスト・イン・トランスレーション」を「吹き替え版」で観るのと同様に意味がない。ビデオの販売元がトリュフォーの制作意図を理解していれば、吹き替え版を販売しているはずなのだが、その点で気が利かないと言うしかない。8点(2005-01-05 00:24:30) 37. ソウ まったく読めない行動をする犯人。それでも、だた一つだけ確かな事がある。それは、「あの後」犯人が真っ先に向かった先。そこは、「トイレ」だったはずだ。間違いない。8点(2005-01-05 00:21:31)(笑:2票) 38. 深呼吸の必要 (レビューの前に深呼吸を、「すぅ~~、はぁ~~」っと) なんか、沖縄に行きたくなってきた。こりゃ、「Presented by JAL」の術中にはまってしまったな。 (深呼吸したせいで、レビューが他の人より出遅れてしまった。まっ、楽しんだからよしとしよう。)6点(2005-01-04 22:49:42) 39. ソフィーの選択 これまでに、いくつもの辛い選択をしてきたソフィー。しかし、最後の選択が一番辛い。7点(2005-01-04 22:47:19) 40. ターミナル スピルバーグにビリー・ワイルダーの霊が乗り移ったような作品。小ネタの演出が見事。トム・ハンクスまでジャック・レモンに見えてきてしまう。しかし、映画のために空港ターミナルを作ってしまうとは・・。どっかの国のどっかの空港では、やっとの思いで「第2ターミナル」が開設したというのに・・。7点(2005-01-04 22:44:24)
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