みんなのシネマレビュー
トトさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 118
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456

21.  シュガー&スパイス 風味絶佳 《ネタバレ》 柳楽くんの朴訥とした好青年演技と、沢尻さんのチャーミングな容姿が見事ですね。とても画になる二人だと見ていて思いました。それと二人が勤める「ガスステーション」の美術が素晴らしい。あんなオールドタイマーのGSが本当にあるならぜひ行ってみたいものです。    ストーリーとしては二人の恋愛模様を温かく見守れば見守るほど切なく侘しい結末がやってきます。「優しさだけじゃダメ」だとグランマが志郎を諭しますが、本当の恋を初めて知った志郎にとってはこの女心の不思議はまるで無限の宇宙のように捉えどころのないものだったのかもしれません。個人的には乃里子の元彼である矢野が志郎の部屋にやってきた直後、何事もなかったかのように明るい振る舞いを見せる乃里子と志郎の心情を思い量ると辛くなりますね。彼女はあの時もう心を決めていたのでしょうか…?    全体的に淡白でラストの乃里子の決断には賛否両論ありそうですが私はこの映画、好きです。映画のようには恋はうまく行かないけれど、若い二人の恋愛模様を見ている間、ひと時の幸せと胸の痛みを感じることができるはずです。“顔も見たくない”ような恋愛を経験した人であれば…(/_;)志郎たちの同年代よりもプラス10歳くらいの方々に観てほしいなって思います。    もし志郎と乃里子が入れ変わったラスト(映画とは逆に志郎のほうが他の女性と去っていく)になっていたなら、まったく違う印象になるでしょうね。女の子が去っていくからこそ、作品として成立する脚本なのでそう考えると男女間にはやはり見えない不思議な違いがあるものだと感じさせられた映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2006-09-19 20:54:28)

22.  プロデューサーズ(2005) 《ネタバレ》 いやあ楽しかった。メル・ブルックスということで、さすがに卑猥な笑いも多いですけど、下品というわけではなくいきすぎないところで止めています。    運動神経の鈍そうなマシュー・ブロデリックがタップを踏んだり、長身のユマ・サーマンとダンスしたりとそれが見られただけでも楽しかったです。三谷幸喜さんも「THE有頂天ホテル」みたいなものより、こういうタイプの「くだらない笑い」の映画を作ってみたらおもしろいと思うなあ。    ライティングも古き良きハリウッドの雰囲気を残した画作りで、久しぶりに映画らしい映画を見たなって感じがします。役者も実力派を揃え、みんながこれまた楽しそうに演じているのが印象的。ネイサン・レインはジャック・ブラックのようなクドさもなく、ダメプロデューサーぶりが板に付いたさすがの芝居です。凝ったエンドクレジットと、最後まで楽しませようとするサービス精神におなかいっぱい。落ち込んだときに観たい、サイテーでバカみたいだけど楽しい映画です。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-14 21:49:33)(良:1票)

23.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 山崎監督、やってくれました。「リターナー」で私が感じたことは確信に変わった。山崎監督はハードSFではなく、人情もの作品に向いていると…。    西岸良平さんの原作を元に、映画として上手にアレンジしてある点がまず良いですね。六さんが女の子だったり、茶川が若かったり、一平の父がいかにもあの時代のべらんめえ親父だったり(笑)。映画ということでこういうアレンジはうまいなって思いました。ストーリー自体はさして濃くないものの「モノは貧しくてもココロは豊か」だった昭和30年代の風物が心に染み入ります。三丁目の未舗装道路と表の舗装道路・車の波という対比も見事なビジュアル。とくに視覚効果スタッフと美術、小道具、衣装スタッフの仕事に感服しました。セットは工夫が施されて巧みなカメラワークが実現できていました。これら裏方職人の意気込みが伝わってくる画でしたね。有名な「スカ」水増しシーンがあるなら「インチキカメラ」のシーンも欲しかったかも。    役者では鈴木夫婦、六ちゃん、淳之介、アクマ先生が白眉。アクマ先生は原作から相当アレンジされていますが、戦中を引きずる人物として物語に深みを与えています。老若男女問わずおすすめできる良作ですがマイナス点はラストの主題歌ですかね…。    ちなみに劇中で登場する高円寺にあるという設定の藤戸団子店ですが、これは岡山県倉敷市に実在する藤戸饅頭本舗を店名もそのままロケで使っています。地元では知らぬ者のいない有名店です。一平と淳之介が帰りに佇む橋なども同じ倉敷市内で撮影されています。[映画館(吹替)] 8点(2006-02-08 22:38:35)(良:1票)

24.  SAYURI 《ネタバレ》 映画2~3本は撮れるんじゃないか?というくらいの日中豪華キャスト夢の共演で魅せる異種ファンタジー映画です。日本人の目から見れば違和感を感じるのは当然です。他国の人が作った作品ですからそれは仕方ないこと。むしろ、日本の芸能に対する真摯な態度と憧憬の念が伝わってきます。映像は美しく、粘りのある色彩が舞台となる花街を見事に表現しています。    女版「仁義なき戦い」ともいえるドラマ部分は見応えがありますが、最大の見ものはやはり役者の演技合戦でしょう。主役級の役者たちが織り成すその芝居は火花が散っていて圧巻です。憎まれ役のコン・リーはラーメンのCMで「ハオチー!」と言っていたイメージがすっ飛ぶくらいの強烈なインパクトで売れっ子芸者を演じ、SAYURIをイビります。ミシェル・ヨーは日本人らしさをうまく表現した立ち居振る舞いと憂いのある目が素晴らしい。桃井姐さんはSK2化粧品で手入れしている自慢の肌をまったく見せない置屋のゴウツク女将を熱演。とにかく女性のドロドロ因縁バトルを名優たちが迫真の演技でぶつけてきてくれます。そのなかで埋もれないチャン・ツィイーはさすがアジアン・ビューティーだけありますね。工藤夕貴も得意の英語を駆使しながら180度キャラが変わる難しい役を見事に演じています。主役が日本人ではないのは残念ですが、外国人女優たちがとても勉強して日本人を演じたのが伝わってきて嬉しかったですね。監督も仮想世界ではあるけど、見事に日本っぽさを感じる幻想的な映像を作り上げたと思います。「日本はすべてが儀式だ」の台詞がそれを物語っています。豆葉は男爵から頂いた着物、SAYURIは会長のハンカチと、秘めた女心の表現も好きです。   あと、男優たちが「自己主張しない日本人」像を表現していたのも興味深かったです。作曲のジョン・ウィリアムズは改めて凄いんだと敬服しましたね~。想像以上に気に入りました。メガヒットする作品ではないと思いますが、多くの人に見てもらいたいなって思います。あの演技合戦は1,800円でもお釣りがきますよ。舞の海もしっかり演技してました(笑)。拍手![映画館(字幕)] 8点(2005-12-30 23:01:58)(良:1票)

25.  Ray/レイ なんといってもジェイミー・フォックスですね。彼の演技には本当に心酔しました。まさにレイが乗り移ったかのような佇まいに感銘を覚えました。それと、ツアーでのライブシーン。生演奏の雰囲気というか、ライブ感が見事に表現された照明や観客の熱気の演出が大変素晴らしかったです。ストーリーは、レイや周囲の人物のネガティブな部分を赤裸々に描いている点では驚きました。もうちょっと彼の栄光の部分と、近年の活躍も触れて欲しかったかなとは思いますが、時代を感じさせる50'sの描写は良いですね。「UNCHIN MY HEART」の演奏シーンはシビレました!ファンには鳥肌物でしょう。本当に当時のライブ会場で聴いているような感覚になれます。何はともあれ、この映画は彼のファンなら必見です。   レイ、日本にも毎年のように来てくれて日本人にも馴染みのある音楽家でした。ご冥福をお祈りいたします。[映画館(字幕)] 8点(2005-04-20 23:04:59)(良:1票)

26.  ラストエンペラー 史実物として考えたら賛否両論があるかもしれないけれど、これぞ映画であり一度は見ておいて間違いないくらいの稀有なる作品だと思う。西洋人からみた中国の神秘や憧れといった一種の東洋趣味が目立つものの、それがかえってこの作品のスケールや映像美につながっているように感じる。特に紫禁城での壮大なロケシーンは圧巻。CGなどのVFX技術が発達しても、実写のリアリティには遠く及ばないことを教えられる。音楽もそうだし照明や衣装小道具、ロケハンも職人芸だ。   実際の史実からは「?」と感ずる部分も多い。しかし外の世界から見た近代東アジア史の映画はそう多くないので興味深いです。数奇な人生を送った愛親覚羅溥儀の物語は西洋人には全体像をつかみにくいかもしれないけれど、ナレーションも無く淡々と進行する流れが逆に彼の人生を象徴しているように感じました。   印象的なシーンはいっぱいあったけど、オープニングとエンディングはそのなかでも強烈だった。良い悪いではなく、ただただ「凄い映画」ですね。[DVD(字幕)] 8点(2005-04-17 05:42:40)

27.  深呼吸の必要 《ネタバレ》 ヒーリング映画とでもいうのでしょうか。ユルーいながらも、それぞれのキャラクターに奥行きを感じる設定と、沖縄の魅力をそこかしこに感じました。「言いたくないことは言わなくてもいい」という平良家のルールが、逆にこの作品の奥深さを感じさせます。  冒頭のひなみ(香里奈)の水泳大会、池永(谷原)が眺めている少年野球の風景、西村(成宮)の尖がった態度、土居(長澤)のリストカットの痕などなど、多くは語られないものの、みんなが何かしらの理由を持ってここにやってきたということが感じられました。それは元島民である辻本(久遠)さえも。  ラスト、みんなが笑顔と想い出をいっぱいに持って島を去っていく余韻が素晴らしかったです。現実の来年収穫時には、この映画のためにアルバイトの競争率がかなり高くなること必至でしょう!?   おばあは、吉田妙子さんだったんですね・・・。気づかなかったー。さすがはベテランです。おじいと共にこの作品の柱ですね。今年は邦画の当たり年だと思うのですが、地味ながらも率直に「良い!」と思える作品でした。   私体験ですが、地獄のようだった信州キャベツ収穫バイトを思いだしました・・・。キャベツ収穫に比べれば、この5人は恵まれてますね(笑)。私のキャベツはとても映画や小説にはできないような過酷労働&劣悪待遇だったので・・・(泣&怒)。深呼吸する余裕すらなかったのです(T_T) 嗚呼、平良おじいとおばあに乾杯!8点(2004-07-31 03:47:41)(笑:1票)

28.  下妻物語 《ネタバレ》 しょっぱなから、牛久大仏が登場するあたりでもうヤラレました・・・。ヤバイですね。 優れたCMクリエイターである中島哲也監督の心意気やコダワリが、びしびしと感じられる快作。内容はどうであれ、これだけのエネルギーを感じさせる映像世界と、キャスティングを実現させたパワーには過去の名作も真っ青でしょう。画面の隅々まで行き届いたチープな笑いを誘う小道具の数々も見ものです。 土屋アンナが意外にも好演していて驚きました。ヤンキーと大人しい女の子をちゃんと演じわけてるし。 深田恭子が啖呵を切るシーン、できればダメ親父のDNAを受け継いで全部を尼崎言葉で言えばおもしろかったかな。本田博太郎が相変わらずの怪演で笑わしてくれました。水野晴郎も反則でしょう、アレは(笑)。 何はともあれ濃い味つけながら、テクニカルではない単純明快な笑いを追求したその姿勢に感動しました。  お前目からナニだしたァ~!?8点(2004-07-27 13:31:07)(良:1票)

29.  世界の中心で、愛をさけぶ 柴咲コウ演じる、律子の設定が気になって仕方がありませんでした。それ以外の点ではとても良い映画に仕上がっていたと思うだけに非常に残念です。律子という存在は、この作品には必要がなかった。現在と過去が交錯する脚本にしたから登場するのは分かるんですが、背景や演出も含めて不自然な点が目立ってしまいました。ちょっと無理がありましたね。 岩井俊二監督が地味にみえるくらいの「ベタベタ」な演出がてんこもりなのに、なぜかそれが心地よかったです。それは長澤さん演じる亜紀の爽やかさや輝きがそう感じさせてくれるのかもしれない。この映画で亜紀は本当にジュリエットとして存在しているように思います。 二人が島から戻って亜紀ヶがかつがれていくシーン。必死に追いかける朔太郎の姿がとても衝撃的だった。生と死を見つめた作品だけに、少々心臓に悪いですね。「どうなってしまうのか、次になにが起こるのか」と・・・。ホラー映画じゃないのに少し精神的恐怖を感じました。 映像は屋島と八栗山に抱かれた庵治港の風景をここまで叙情的に演出した点を評価したいと思います。ここまで庵治にこだわったなら、香川県には無い路面電車は出さないでほしかったですね。それもちょっぴり残念です(笑)。 これが遺作となってしまった撮影の篠田昇氏の逝去、心よりご冥福をお祈りいたします。8点(2004-06-09 16:54:11)《改行有》

30.  橋の上の娘 ルコントが帰ってきましたね~。強烈なモノクロ画面がインパクト大です。2人そろってないと、てんでダメというのが何ともかわいい。最後がご都合主義だって思う人がいるかもしれないけど、これは寓話だから堅いことは言わないで(笑)。男女では感じ方が違うんだろうなって思う一作でした。子どものような演じ方のヴァネッサがキュートです。昔の映画に良くあるような雰囲気の映画なんですけど、ナイフ投げの表現は新鮮でした。ゾクゾクしてしまいました。8点(2004-06-02 05:55:39)

31.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 いいですねえ。一見古臭いアドベンチャー映画がこんなにもおもしろいなんて。スピルバーグ監督の力量が感じられます。中盤のカーチェイスでは北野武さん似(笑)の人がいたり、ハエが人の口に入ったり(そう見える)、R2-D2とC-3POの壁画があったり・・・。お遊びいっぱいなのも楽しいですね。8点(2004-05-05 18:19:37)

32.  ダークマン はっきりいえばB級なんですが、とにかくサム・ライミのコミック演出で爆発させてしまった特急クラスの怪作。個人的にお気に入りの作品だけど、ここのレビューを見てると隠れファン多いのねー・・・ダークマンは。すてきだ。 「死霊のはらわた」シリーズに比べると、オバカなお遊びがやや少ないのが残念ですが、あのジェダイマスターによる陰湿な復讐劇は何度見ても飽きないですね。「スパイダーマン」の原型ともいえるこの作品にあえて良かったです。ピンクの象をよこせ!!(笑)8点(2003-11-28 04:46:11)《改行有》

33.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 クレヨンしんちゃんの映画は始めて見ました。前評判の高さと、お役所も太鼓判を押した傑作という期待を込めて・・・。時代劇ということもあってアニメながらも忠実な時代考証、キャラクターの立ち居振る舞いなど子供向けとは思えない綿密な演出にまず脱帽。身分を越えた恋というありがちなテーマでありながら、笑いとシリアスさが同居する悲恋ぶりが胸を打ちます。極度に感傷的にはせず、さらっとしあげた監督の采配に好感を持ちました。しんのすけが主役ではない、まさに大河ドラマ。ちなみに脚本時のタイトルは「青空侍」。これでも良かったかなって思います。1つ気になったのは、この時代のお城には瓦が使われてなかったはず・・・ということかな(笑)。8点(2003-04-29 00:32:05)

34.  ル・ブレ 決して「TAXI3」ではありません。しかし「TAXI」よりも面白いと私は思います。あの腕立て伏せシーンなんて意味も無いのにいきなりでてきて・・・。不覚にも笑ってしまった! 観覧車がパリの街を暴走するシーンはパロディにでも使えそうな素晴らしい出来です。サラウンドも大変よく出来てましたね。ちなみにタイトルの「ル・ブレ」とは弾丸の意味ですが他の意味で奴隷の足かせ・邪魔なものという意味もあります。つまり・・・(笑)8点(2002-09-22 17:49:40)(良:1票)

35.  悪人 静かな展開、冷たい画調にも関わらずこれでもかとほとばしるキャスト、スタッフとも全力投球した熱っぽさ。この勢いは昨今の映画ではまれではないか。フィルム撮影による丁寧にして時に大胆なキャメラ、心象を代弁する雨。古典的なテクニックをフル活用してそれを見事に活かしきっている。照明や美術も手ぬかりなし。そして満島ひかりさん。彼女の存在なくしてこの映画は成立しません。憑依したかのごとき演技に感服です。[映画館(邦画)] 7点(2010-10-29 01:01:12)

36.  第9地区 《ネタバレ》 今までのあらゆるSF映画のエッセンスを注入したうえで敢えてB級路線を選んだもう1つの『アバター』。人間社会に対する皮肉、戒めが込められています。低予算ながらいきなりPOV手法で始まる回顧形式の物語から異星人の「敵」であった主人公が己のために異星人と手を組み人類の「敵」となる姿は悲哀に溢れている。新味に富んだ新しい映画だと思います。低予算ながらヨハネスブルグのスラム地区という設定や冴えるウェタ・デジタルのVFXなど製作者はマジで作ってる様子が清々しい。続編を匂わす終わり方をしましたが運命にあがなえなかった主人公が見せる最後の人間愛が切ない。[映画館(字幕)] 7点(2010-05-14 01:07:49)(良:1票)

37.  スペル Raimi is back!! おかえりなさい、サム・ライミ監督。やっぱりあなたはコッチの人間です。素晴らしい(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2009-11-21 02:21:41)

38.  天使と悪魔 《ネタバレ》 荒唐無稽な設定を、舞台と音楽と宗教モチーフを巧みに使って見せきる力技の快作。その強引さはマイケル・ベイもびっくり。ヴァチカンとローマが舞台のオリエンテーリング大会を映画化!というおもむきは面白いです。現代版『ローマの休日』ともいえるローマ観光案内編。 システィーナ礼拝堂にカセルタ宮殿が使われています。やっぱりこの内容じゃ教皇庁の許可はおりないよね…。そこで気づいたこと。ユアン・マクレガー→オビ=ワン・ケノービ→スター・ウォーズ→ナブー→カセルタ宮殿→ミッション・インポッシブル→ヴァチカン!!これ、マニアックな共通項ですけど狙ったんでしょうか??? スカルスゲールドがキャスティングされているのが個人的にツボです。スイス人には見えないけど。ともあれローマに行ったことがある人なら大いに楽しめる娯楽大作ですよ![映画館(字幕)] 7点(2009-06-21 00:51:24)《改行有》

39.  バッテリー 小学生~中学生くらいで登場人物たちと同年代の子供たちにはとても楽しめる映画ではないかと思います。主役二人もぴたっと役にはまっていて良かったですよ。『ぼくらの七日間戦争』ばりに大人たちが悪役風情なのはおもしろかったです。野球を「心を伝えるスポーツ」と表現していたのは野球をほとんどしらない自分としては新鮮でした。たしかにバッテリーはおたがいを信頼していないと成立しませんもの。はっとさせられました。    主演の林遣都は大津市在住の高校生でこれが初映画のようですがスッと正中線の通った立ち姿に白いユニフォームがとても似合っていました。演技力もなかなかで原田巧の個性をうまく表現していたと思うので次回作でどう変わるか楽しみです。[映画館(字幕)] 7点(2007-03-20 01:21:05)(良:1票)

40.  さくらん 《ネタバレ》 蜷川実花という写真家は新進のようでありながら実はオーソドックスな作品作りをしてきたと思うのですが、この映画もまさにその通りの印象となっていました。花魁映画ではhッチャメチャで新しいかもしれないですが作品展開は完全オーソドックス。『下妻物語』が見た目凄いけど中身はオーソドックスだったのと同じ系譜の映画かもしれません。全体的に編集の尻切れの悪さ、UP撮影の多さなど映画としての完成度は高いとは思えませんが同じ写真家でも『キャシャーン』とはまた違った趣で興味深く見ることができました。特に時々はっとするような新鮮な場面演出があってその度に写真家蜷川の存在感の強さを知ることができたように思います。正当な時代劇を期待するとがっかりすると思いますが女による女のための映画になっているので疲れたキャリアウーマンさんに見てほしいです。でもこれ、よくPG12で通りましたね。映倫さん、甘くなりましたな。[映画館(字幕)] 7点(2007-03-15 14:19:15)

010.85%
110.85%
200.00%
310.85%
486.78%
51512.71%
62420.34%
73428.81%
82218.64%
954.24%
1075.93%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS