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21.  いまを生きる たとえ崩れかかっていようとも、伝統に裏打ちされた規律あってこそ、こういった「変わり者」教師を描く作品は成立するのだろう。ちょっと作風は違うけど『チップス先生』にしてもそうだ。とうわけでいまの日本を舞台にしたのでは、こうした作品はあまりリアリティを感じさせえないのではないか(あまりこの手の作品を観ていないので憶測なのですが・・・)。ドラマGTOのように、はちゃめちゃ教員になってしまうのだよ。やはり教員はたとえ逸脱していても子どもが成長するにあたり、良きにつけ悪しきにつけ「手がかり」にならざるをえない。しかしGTOじゃただのマンガだ(たしか原作はマンガだったっけ)。いかんいかん、本作の評価を越えて、現実の教育界へと思いをはせてしまいました。でもそんな作品ですよね。『いまを生きる』って。7点(2004-02-26 21:40:11)

22.  ピアノ・レッスン 同監督には衝撃の傑作『エンジェル・アット・マイ・テーブル』がある。それとは比較にならないほどお粗末な作品。いや並みのレベルには達しているのが、旧作があまりにすばらしかったので、やはり比較してしまい低めの評価になってしまう。『ピアノ・レッスン』の脚本を監督自身が担当していることからいっても、こちらが監督本来の実力か。顧みるに、その差はたんに脚本の良し悪しによるのではなく、『エンジェル』が「天才」あるいは「預言者」を描くことで、製作するスタッフが実力以上の力を発揮したのに対して、『ピアノ』は所詮凡庸な男女を描いているにすぎないことに関係しているのかもしれない。『エンジェル』がいかに奇跡的な作品であるかを証明するための「引き立て役」を引き受けざるをえない作品。5点(2004-02-26 21:18:35)

23.  レッズ ウォーレン・ビーティに関してはあまり知らないのですが、アメリカのリベラル・インテリの思い入れがそれとなく感じられる作品です。アメリカでは体制が根本からひっくり返るという出来とはなかった(さらには、ありえない?)ので、それを生で体験したリードに自分を重ね合わせて追体験したのかもしれません。それをべつに咎めだてる気はないのですが、どこか自分を特権化するとういか、安全地帯におているような感じが本作にも漂っています。まあリードがジャーナリストであったせいかもしれませんが。せめて『ドクトル・ジバゴ』のように虚無感が隠し味として効いていれば、より歴史に翻弄される人間の深みを描写できたのに、と惜しく思えます。どうも「ロシア」はアメリカ人の手には負えないようですね。5点(2004-02-26 20:36:01)

24.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 結構好きです。少年時代の回想シーンがことに素晴らしいです。富と名誉を得ながら、最後は絶望に落ち込んでいく男が哀しかった。つねに二番手の男にはその程度の「成功」しかありえなかったのか。落ちぶれても、後ろ指さされていても一番でなきゃだめだ、と改めて痛感した。わが道を行こう!7点(2004-02-15 14:52:28)

25.  素晴らしきヒコーキ野郎 そういや出てましたねえ、裕次郎。あまりのなさけないリタイアに涙しました。記憶に鮮明なのは、カトリック修道院に不時着したパイロット。かれが修道女たちに離陸の手伝いを頼むものの、けんもほろろ。しかしそのとき上空を行くライバル機を見上げて「ああ、プロテスタントに負けるのか」と嘆くやいなや、修道院長が「さあ、助けるのです!」と声を張り上げるシーンをなぜか憶えています。上品に教会を皮肉っていて面白かった。わたしの記憶の中ではチキチキバンバンと混同しているところがありますけど、面白い映画であったことはたしかです。7点(2004-02-15 14:45:28)

26.  四月物語 若い頃にぼけーっとすごしてしまい、ふと気づけばあまりこれといった楽しい想い出がないって人、多くありませんか。わたしも恥ずかしながらそんな人間です。ところで、この作品の主人公は雰囲気も淡々として、嫌味がなく、なんとなく「仲間」のような気がします。自分の代わりに松たか子が穏やかな日常を送ってくれる、というか手の届きそうな青春を描き出してくれているような感想を持ちました。一種の癒し系?もちろん万人受けする作品だとは思えませんけど。観てよかったです。7点(2004-02-12 22:53:59)

27.  汚れなき悪戯 あまりにベタな宗教映画なのですが、迷いなく徹底しているので一種の爽快感さえあります。修道院に孤児が引き取られるような話は日常茶飯事だったのですが、どこかでこういった伝説が生まれるような雰囲気が修道院というところにはあります。キリスト教にとって小さな男の子つまり「幼な子」はイエスを想起させる存在であり、主と従が一気に逆転する転機でもあります。モノクロで質素な画面は、こうしたシンプルな物語を描くのにふさわしいと思います。わたしにとっては良質のキリスト教入門でした。近年リメイク版も作られたようですが。。。7点(2004-02-12 22:45:23)

28.  さよなら子供たち 非常によく練られた映画で、歴史の荒波が子どもにも容赦なく襲い掛かる時代をよく表現していたと思います。僧侶マニアのわたしとしては神父が善玉として描かれていることも嬉しい。でも史実は、ナチに協力したフランス人や神父も多かったのです。このあたりが影として描きこまれていたら、もっと深みが出たと思うのですが、これはルイ・マルに望むべきことではないかもしれませんね。反省。。。7点(2004-02-12 22:34:19)

29.  ひまわり(1970) ひまわり、というだけあって、ひまわりが主役である。どどどど~んとまっ黄黄。これでよいのだ。本当に人間は戦争ばかりしていて、バカだなあと思う。でもひまわりはなんのためらいもなく咲き誇る。泣いてもよいし、泣かずともよい。昔、○×名画座なんぞで、女の子が3人ほど並んでよく泣いていたものだ。みんなふつうのおばさんになっていることだろう。わたしならロシアの新しい奥さんのほうに肩入れするなあ。歴史には勝てないよ。ともかく一種の通過儀礼のような貴重な作品だと思う。6点(2004-02-12 22:26:26)(笑:1票)

30.  地下鉄のザジ これってアメリカ映画なの?もうわたしにとっては、おふらんす、おふらんすざ~ます。コメディというよりも観ていて頭が混乱してくるような妄想作品ですが、しかし、なんと申しましても、おふらんす。赦すのでありんす。7点(2004-02-12 22:12:46)

31.  東京物語 さすがに名作です。わたくしごときがあらためて評すべきところなどありません。しかし、小津作品はこれ一本しか観ていません。名作だと認めながらも、なぜかその他の作品に触手が伸びないのです。どことなく「覗き見」しているような、後ろめたい感じがするのかもしれません。例のローアングルのせいかな。でも繰り返しておきますが、さすがの名作であります。8点(2004-02-12 22:06:22)

32.  セント・エルモス・ファイアー いかにも、の青春映画。登場人物たちと同世代の頃に観た作品なので、さほど印象は悪くはない。でも今観直したら、どうだろうねえ。。。まあ、『ビバリーヒルズ・・・』の???な距離感はなかったので、穏当な作品だったのかも。当時のアメリカは景気も悪く、没落傾向ありありで、いまの日本に似ていたのかもしれない。5点(2004-02-12 21:53:21)

33.  パリ、テキサス ヴェンダース監督一世一代の傑作でしょう。『ベルリン、天使の詩』よりも数倍優れています。記憶を映像化する最良の方法のひとつが旅として描き出すことです。時間も空間も流れていく。そして奇跡的にどこかで再度クロスする。手垢にまみれた言葉ですが「哀愁」を感じましたね。小津的な感性を、それとは知れず、もっとも巧みに嫌味なく描きえた作品ではないでしょうか。9点(2004-02-12 19:33:46)(良:1票)

34.  東京画 あまり点数をつけても意味がないような感じがします。この作品は。小津、ヴェンダース、わたし、わたしのコメントを読むあなた、、、、と無限(ってことはないかもしれないけど)後退していきます。その最初のずれが残した記憶をちょこっと上手にメモ書きしたもの。それがこの作品だと思います。ヴェンダース監督のその後の仕事に役立っていれば、それでよしとしたいです。はい。6点(2004-02-12 19:24:06)

35.  ベルリン・天使の詩 天使の世界は神の世界でも人間の世界でもない、中間世界。この映画では人間界は描かれているけど、神を想起させるようなシーンは出てこない。天使は人間に限りなく近くて、せいぜいモノクロとカラーの違い程度しかない。しかしその微妙な差異に、かすかな希望を織り込んだ監督の意向は評価したい。希望はわずかで、しかもその実現には重くて無様な人間の生が待ち受けているのだが、しかし天界から「墜落」した天使が唾棄すべき「堕天使」ではなく、平凡な人間というのがいいな。平凡な人間でありうること、それは恩恵の名残なのかもしれない、とこの作品を観た後にふと思ったりした。8点(2004-02-12 19:15:17)

36.  達磨はなぜ東へ行ったのか 韓国の禅仏教をテーマにした、地味ぃな作品。十牛図を映像化したといえば、わかる人にはわかるし、わからん人にはさっぱり。仏教理解の精度を云々言うよりも、映像を楽しめばよいのだが、やや図式的すぎるし、映像もきれいすぎて退屈かもしれない。もうすこし俗っぽさと「笑い」を出しても良かった。さもなければ自画自賛の、しかし他方でオリエンタリズム的な毒を免れがたいと思うから。なんとなくベトナム映画『青いパパイヤの香り』に雰囲気が似ている。もっとも、韓国の仏教は日本のそれよりもまだ真摯なところがある点には感心できた。6点(2004-02-12 19:02:39)

37.  チキ・チキ・バン・バン 主題歌の「チキチキバンバン」がどうしても「チリチリベンベン」に聞こえてしまって。。。それから便所のイメージが思い浮かぶようになってしまいました。またどうしてもマンガ「猛レース」のほうが印象強いです。マンガのほうに出ていたケンケンにそっくりな人、知ってます。6点(2004-02-10 21:57:20)(良:1票)

38.  イル・ポスティーノ 出張先のホテルの一室でたまたま暇つぶしで観ました。すごく古風なつくりで、本当に1995年なの、って感じです。フィリップ・ノワレがあの風体で出演していたので、たしかにそんなに古い作品じゃないですよね。詩というのは小説とは違い構成力よりも一瞬の感性が重要なので、こういった交流は日常的にも結構あるものだと思います。日本の俳句や短歌の世界でも、結構あったし、いまもあるんじゃないかな。世界各地でリメイクできそうなお話です。そういった意味で詩ってすごいなあと思わせる作品ではありました。ちなみに、そのしばらく後だったかなぁ、またもや出張先のホテルの一室で観た某放送局の特集が、幸月っちゅう爺さんの遍路俳人のはなし。その後のなりゆきはそこそこ有名ですが、なんかああいったうさんくささも丸ごと含めて詩なんだなあ、ってところです。7点(2004-02-10 21:48:52)

39.  サウンド・オブ・ミュージック 二十数年前、中学3年のときはじめて観ました。それから一度も観ていないはずなのですが、ほぼ完璧に近くストーリーと名場面の数々を憶えています。これはおつむパーのわたしとしては奇跡的なことです。顧みればこの作品、はじめて観たとき(つまりたった一度の『サウンド・・・』経験のとき)でさえ、既視感があったくらいです。ボロ「蓄音機」で歌は何度も繰り返し聴いていたからかな。昨日観たような感じなので、懐かしいという感じがしないのですよ。その意味で不思議な作品です。9点(2004-02-10 21:28:42)

40.  インドへの道 アラビア、ロシアなどばかでかい大地を描けばさすがのリーンですが、インドのような濃密な輻輳空間を描くのは苦手だったか。あるいはすでにしばしば指摘されているように、たんにもうトシだったのかも。文明と和解というテーマには共感できるだけに残念。誰かもうすこし深みのある脚本でリメイクしてくれないかな。6点(2004-02-10 21:05:50)

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