みんなのシネマレビュー
バッテリさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 103
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456

21.  悲情城市 台湾版「小津」です。しかし小津作品と決定的に違うのは、やはり歴史という視点が明確なこと。つまり歴史という超越に翻弄される家族の「業」を描いているのであり、日本人がやりそこねた課題をこの作品はひとつのかたちとしてやり遂げた観があります。お見事です。この作品に触れて、今村昌平の『黒い雨』を思い出しました。8点(2004-03-01 20:57:42)

22.  さらば、わが愛/覇王別姫 おすぎがこの作品を褒めながら、「日本人はもっと歴史というものを大切にしなきゃだめよっ!」って言っていた。たしかに歴史の波に乗ると厚みが出る。日本の歴史大河ものは英雄史観で、歴史に翻弄される被抑圧者が示す「火事場のばか力」を描ききれていない気がする。この点、中国物はうまいなあ、って感心させられるが、これも中華思想の強みだろうか。8点(2004-03-01 20:48:29)(良:1票)

23.  ダイ・ハード アクションものの王道をいく作品ですね。つぎからつぎへと、じつにうまい調子に危機が訪れてくれます。いかにもアメリカの娯楽映画ってとこで、知的な役柄が似合わないウィルスにぴったりの作品でしょう。7点(2004-03-01 20:41:06)

24.  赤ちゃんに乾杯! 《ネタバレ》 ともかく赤ちゃんが可愛い。西梅田の映画館に野郎一人で見に行ったが、圧倒的に観客は女性。赤ちゃんの一挙手一投足に姦声が沸きあがり、こっちまでなんか嬉しくなってしまった。その楽しかった印象が貴重に思えて、アメリカ製のリメイク版はいまだ観れずじまい。歯が生えるので痒みから口をもぐもぐさせる様子を、ガンにかかったと思い違えて落ち込む男がおかしかった。また観たい。8点(2004-03-01 20:24:57)

25.  ざくろの色 鮮烈な色、色、色、、、、、 ともかく爆裂した色彩です。さまざまなシーンが記憶に残っていますが、どれもストーリーというよりもイメージの記憶として脳裏に焼きついています。イスラムの影響が濃い音楽も凄い。「めくるめく」という表現がこれほど似つかわしい作品は他に思いつきません。これを観た当時ソ連の検閲官はいったいどう反応したのでしょうか。ともかくあのハイな気分が忘れられず、もう一度観たいのですが、どうすればよいものやら。。。10点(2004-02-26 21:59:45)

26.  チップス先生さようなら(1969) 本作品で描かれたようなエリート教育には一種の羨望を感じると告白しておきます。イギリスがなんとかうまく「衰退できた」のも、こうした教育があってのことでしょう。それにひきかえ、大学合格者数が即ちエリート校を意味する日本は死ぬに死に切れないのでは、と心配になってしまいます。どうもわたしは学校を描いた作品を評価するにあたって、教育界全般へと目が逸れて行ってしまう傾向があるようです。反省、反省。8点(2004-02-26 21:52:17)(良:1票)

27.  いまを生きる たとえ崩れかかっていようとも、伝統に裏打ちされた規律あってこそ、こういった「変わり者」教師を描く作品は成立するのだろう。ちょっと作風は違うけど『チップス先生』にしてもそうだ。とうわけでいまの日本を舞台にしたのでは、こうした作品はあまりリアリティを感じさせえないのではないか(あまりこの手の作品を観ていないので憶測なのですが・・・)。ドラマGTOのように、はちゃめちゃ教員になってしまうのだよ。やはり教員はたとえ逸脱していても子どもが成長するにあたり、良きにつけ悪しきにつけ「手がかり」にならざるをえない。しかしGTOじゃただのマンガだ(たしか原作はマンガだったっけ)。いかんいかん、本作の評価を越えて、現実の教育界へと思いをはせてしまいました。でもそんな作品ですよね。『いまを生きる』って。7点(2004-02-26 21:40:11)

28.  エンジェル・アット・マイ・テーブル な、な、なぜ誰も投稿していないのだ。信じられない、、、と思わずつぶやいてしまいそうな傑作です。天性の詩才をもつ少女がたどった揺れ動く成長過程を、カメラはときにリアリティに徹しつつ、またときに詩情豊かに描き出します。顧みるに平凡な人間としてわたしは、この主人公のように一見すれば見苦しくて扱いにくそうな、しかしじつは「神」の声を聴く人たち、つまりは「預言者」たちを、いままでずいぶんと無視したり、蔑んできたなあ、と思われてなりません。そういった意味でとても辛くなりました。自分を反省する契機としてもとても貴重な作品なので、思い切って10点満点といきたいと思います。ともかくもう一度観るのが恐いような傑作です。10点(2004-02-26 21:21:52)

29.  ピアノ・レッスン 同監督には衝撃の傑作『エンジェル・アット・マイ・テーブル』がある。それとは比較にならないほどお粗末な作品。いや並みのレベルには達しているのが、旧作があまりにすばらしかったので、やはり比較してしまい低めの評価になってしまう。『ピアノ・レッスン』の脚本を監督自身が担当していることからいっても、こちらが監督本来の実力か。顧みるに、その差はたんに脚本の良し悪しによるのではなく、『エンジェル』が「天才」あるいは「預言者」を描くことで、製作するスタッフが実力以上の力を発揮したのに対して、『ピアノ』は所詮凡庸な男女を描いているにすぎないことに関係しているのかもしれない。『エンジェル』がいかに奇跡的な作品であるかを証明するための「引き立て役」を引き受けざるをえない作品。5点(2004-02-26 21:18:35)

30.  レッズ ウォーレン・ビーティに関してはあまり知らないのですが、アメリカのリベラル・インテリの思い入れがそれとなく感じられる作品です。アメリカでは体制が根本からひっくり返るという出来とはなかった(さらには、ありえない?)ので、それを生で体験したリードに自分を重ね合わせて追体験したのかもしれません。それをべつに咎めだてる気はないのですが、どこか自分を特権化するとういか、安全地帯におているような感じが本作にも漂っています。まあリードがジャーナリストであったせいかもしれませんが。せめて『ドクトル・ジバゴ』のように虚無感が隠し味として効いていれば、より歴史に翻弄される人間の深みを描写できたのに、と惜しく思えます。どうも「ロシア」はアメリカ人の手には負えないようですね。5点(2004-02-26 20:36:01)

31.  ワンダフルライフ 《ネタバレ》 佳作。結構面白いんだけど、そして好感は持っているのだけど、う~む、、、微妙。宗教色のない死後というイメージは受け入れやすい。わが身に置き換えて考えることも出来るテーマだ。しかし、ARATAが問題。あれはどうみても旧軍人には見えないよ。それに戦死(戦病死も含めて)はきわめて複雑で重い事態であって、ゆえにお盆の時には現世に「帰省」できる死者には深い苦悩が刻まれているはず。ARATAのあっさり系の容貌からはそれが読み取れず、どうしても共感しきれないところが残る。作品としてのインパクトにあとひと押しがほしかった。惜しい。8点(2004-02-21 12:53:10)

32.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 結構好きです。少年時代の回想シーンがことに素晴らしいです。富と名誉を得ながら、最後は絶望に落ち込んでいく男が哀しかった。つねに二番手の男にはその程度の「成功」しかありえなかったのか。落ちぶれても、後ろ指さされていても一番でなきゃだめだ、と改めて痛感した。わが道を行こう!7点(2004-02-15 14:52:28)

33.  素晴らしきヒコーキ野郎 そういや出てましたねえ、裕次郎。あまりのなさけないリタイアに涙しました。記憶に鮮明なのは、カトリック修道院に不時着したパイロット。かれが修道女たちに離陸の手伝いを頼むものの、けんもほろろ。しかしそのとき上空を行くライバル機を見上げて「ああ、プロテスタントに負けるのか」と嘆くやいなや、修道院長が「さあ、助けるのです!」と声を張り上げるシーンをなぜか憶えています。上品に教会を皮肉っていて面白かった。わたしの記憶の中ではチキチキバンバンと混同しているところがありますけど、面白い映画であったことはたしかです。7点(2004-02-15 14:45:28)

34.  汚れなき悪戯 あまりにベタな宗教映画なのですが、迷いなく徹底しているので一種の爽快感さえあります。修道院に孤児が引き取られるような話は日常茶飯事だったのですが、どこかでこういった伝説が生まれるような雰囲気が修道院というところにはあります。キリスト教にとって小さな男の子つまり「幼な子」はイエスを想起させる存在であり、主と従が一気に逆転する転機でもあります。モノクロで質素な画面は、こうしたシンプルな物語を描くのにふさわしいと思います。わたしにとっては良質のキリスト教入門でした。近年リメイク版も作られたようですが。。。7点(2004-02-12 22:45:23)

35.  さよなら子供たち 非常によく練られた映画で、歴史の荒波が子どもにも容赦なく襲い掛かる時代をよく表現していたと思います。僧侶マニアのわたしとしては神父が善玉として描かれていることも嬉しい。でも史実は、ナチに協力したフランス人や神父も多かったのです。このあたりが影として描きこまれていたら、もっと深みが出たと思うのですが、これはルイ・マルに望むべきことではないかもしれませんね。反省。。。7点(2004-02-12 22:34:19)

36.  ひまわり(1970) ひまわり、というだけあって、ひまわりが主役である。どどどど~んとまっ黄黄。これでよいのだ。本当に人間は戦争ばかりしていて、バカだなあと思う。でもひまわりはなんのためらいもなく咲き誇る。泣いてもよいし、泣かずともよい。昔、○×名画座なんぞで、女の子が3人ほど並んでよく泣いていたものだ。みんなふつうのおばさんになっていることだろう。わたしならロシアの新しい奥さんのほうに肩入れするなあ。歴史には勝てないよ。ともかく一種の通過儀礼のような貴重な作品だと思う。6点(2004-02-12 22:26:26)(笑:1票)

37.  地下鉄のザジ これってアメリカ映画なの?もうわたしにとっては、おふらんす、おふらんすざ~ます。コメディというよりも観ていて頭が混乱してくるような妄想作品ですが、しかし、なんと申しましても、おふらんす。赦すのでありんす。7点(2004-02-12 22:12:46)

38.  東京物語 さすがに名作です。わたくしごときがあらためて評すべきところなどありません。しかし、小津作品はこれ一本しか観ていません。名作だと認めながらも、なぜかその他の作品に触手が伸びないのです。どことなく「覗き見」しているような、後ろめたい感じがするのかもしれません。例のローアングルのせいかな。でも繰り返しておきますが、さすがの名作であります。8点(2004-02-12 22:06:22)

39.  セント・エルモス・ファイアー いかにも、の青春映画。登場人物たちと同世代の頃に観た作品なので、さほど印象は悪くはない。でも今観直したら、どうだろうねえ。。。まあ、『ビバリーヒルズ・・・』の???な距離感はなかったので、穏当な作品だったのかも。当時のアメリカは景気も悪く、没落傾向ありありで、いまの日本に似ていたのかもしれない。5点(2004-02-12 21:53:21)

40.  パリ、テキサス ヴェンダース監督一世一代の傑作でしょう。『ベルリン、天使の詩』よりも数倍優れています。記憶を映像化する最良の方法のひとつが旅として描き出すことです。時間も空間も流れていく。そして奇跡的にどこかで再度クロスする。手垢にまみれた言葉ですが「哀愁」を感じましたね。小津的な感性を、それとは知れず、もっとも巧みに嫌味なく描きえた作品ではないでしょうか。9点(2004-02-12 19:33:46)(良:1票)

000.00%
100.00%
210.97%
310.97%
410.97%
598.74%
61110.68%
73130.10%
82524.27%
91514.56%
1098.74%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS