みんなのシネマレビュー |
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21. 12人の優しい日本人 《ネタバレ》 大好きな作品です。三谷ワールド全開。偏執的といえるほどのサービス精神がまず素晴らしいし、日本人から無作為に12人選んだらきっとこんな感じって思っちゃう。昨年パルコでやってた新作舞台のDVDも最近出て、そちらもさっそく見たのですが、そちらよりもやっぱり映画版の方がしっくり来ますね。11号は豊川悦治の方がやっぱ江口洋介よりかっこいいし、2号は生瀬さんより相島さんの方がかわいいし、筒井君、切れるときはちゃんと声出さなきゃだし、5号が石田ゆり子って。。。結婚相談所に登録って説得力ないんじゃない? とあんまり書いてしまうとこの作品のレビューじゃなくなってしまいそうですが、それほどまでに映画版が良く出来てるっていう裏返しということですね。 でも同じ三谷作品でも、笑いの大学は舞台の方が楽しめたんですよねえ、やっぱ先に見た方が評価高くなるのかなあ。 [DVD(邦画)] 9点(2006-08-23 00:23:38)《改行有》 22. M:i:III 《ネタバレ》 あのカリオストロみたいなところは、笑うところですよね。そうですよね。あと走るシーン、背景が戦時中の取調室に見えました。これも笑うとこですよね。あとラビットフット。きっと特注の7番アイアンのヘッドだと思います。[映画館(字幕)] 7点(2006-07-10 22:40:38) 23. 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 よくもまあ、あの原作を。クジラのとこが好きです。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-23 08:49:30) 24. チャーリーとチョコレート工場 期待しすぎたかなあ。本当に子供向けかも。[映画館(字幕)] 5点(2006-04-23 08:41:46) 25. インファナル・アフェア 《ネタバレ》 両者とも敵対する組織に潜入してるのに、行動が大胆すぎませんかねえ。 あまり入り込めなかったです。[DVD(字幕)] 4点(2006-04-23 08:33:08)《改行有》 26. コンペティション(1980) 《ネタバレ》 これを見て、好きだったアシュケナージがお金持ち代表みたく語られてて悲しかった覚えが。主役の「皇帝」の演奏は感動的。ヒロインのプロコフィエフのノリも良く、聞き入ってしまいました。ピアノコンクールの緊張感が伝わる佳作です。[地上波(字幕)] 8点(2006-04-23 08:19:35) 27. 容疑者 室井慎次 もう一方のスピンアウト版(交渉人 真下正義)がこけおどしと勢いに終始していたので、期待せずに見ました。 こちらはそれなりに心理描写あり、一応泣けるシーンもあり、テーマもわかりやすいので、良かったかな。[DVD(邦画)] 6点(2006-04-23 08:03:38)《改行有》 28. 交渉人 真下正義 《ネタバレ》 なんというか、何も考えずにクリティカルサスペンスっぽい小道具を並べてみただけという印象。なぜか深夜プラス1やオデッサファイル(これはフォーサイスの交渉人も一応気にしてますよっていう言い訳か?)を登場させて雰囲気作りも特に意味なし。原作に失礼。 主役の(交渉してないけど)交渉人は冷静なのかやる気が無いのかすらわからず、能ある鷹が爪を隠しているのか、本当に無能なのかすら判明しないまま場当たり的に場面が切り替わっていく。交渉人の能力というのは「無責任なカン」らしい。 ボレロ、フィガロ、運命と教科書に載ってそうなクラシックの名曲を並べてるけど、クラシックなんて雰囲気作りの道具くらいにしか考えて無さそうなのが伝わって来ちゃって、それも不愉快。結局何がしたかったんだろう?[DVD(邦画)] 0点(2006-04-22 16:04:41)《改行有》 29. ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 スタッフの努力に頭が下がります。ストーリーはシンプルで、死後の世界の方が現世よりも楽しげというテーマもステレオタイプな感がありますが、とにかく映像と音楽が美しい。ピアノのシーンでは音程と指の位置がしっかり合っているんですよね。ドラマなどで俳優が弾いてるより違和感が無くて苦笑しました。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-22 15:09:31) 30. スウィングガールズ 《ネタバレ》 大好きな映画です。私はジャズには詳しくないのですが、それでも音楽の楽しさは十分伝わってきましたし、ベタな小ネタも、この映画の雰囲気の中で統一感があって、素直に楽しめました。出演者が練習に真摯に取り組んでいるということを知って見ているので、楽器を粗末に・・という嫌悪感も無かったです。 印象に残ったのは、タイトルが出るシーンと、季節が変わるシーンですね。 いったん外れたメンバーがいきなり上手くなって合流するところについては、夏のシーンから、演奏中に雪がちらついて冬のシーンへつながることを考えれば、あの演奏自体が時間の経過を象徴した表現なのでしょう。レベル差を追いつくための描写を入れるよりも、よほどスマートだと思います。 出演者の素のキャラクターを生かすサービス精神旺盛な演出、三谷幸喜さんの作品に通じるものがあって楽しめました。映画館で手拍子してみたかったなあ。 [DVD(邦画)] 9点(2006-04-22 14:57:25)《改行有》
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