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21.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 本作は金を掛けたマトリックス公式同人誌、同窓会、ファン限定感謝祭みたいなものである。 マトリックス作品を少なくとも劇場版は全てみたうえで、その上思い入れが無いと厳しいかと思う。 自分は初代だけ物凄く好きで、リローデットは物足りないなぁ、レボリューションズは求めていたものと違うなぁという感じで終わったものの、初代への思い入れはまあまああるので、ある程度最初に書いたものなんだろうなという認識のもと鑑賞。 感想を書くのは遅くなってるけど、見に行ったのは初週だったと思う。 せっかくなのでパンフレットも両方購入。 作品としてはやはり前半のメタ的なシーンを楽しめるかどうかが肝となる。 ここが楽しくなかったらほぼ満足度は少ない状態での帰宅となるだろう。 逆にここが楽しければ、後の展開が楽しくなくても「まあこれが本当に監督がやりたかったことなんだろうな」とか思って満足が行くかは置いといて、納得がいく帰宅になっただろう。 正直観客が求めている物と全く違う物を見せ続ける監督の胆力はまあまあすごいなと思うし、よくこんな内容で撮らせてOKが出たなと。監督が好きにやらないと降りると言ってたんかな。 個人的にはここのシーンは実は結構好き。ゆえに点数は高めとした。 後半からはマトリックスという感じのアクションシーン連続展開になるが、まあこれがまた緊張感がない。 初代とリローデットでも大分アクションに爽快感が違いすぎたなと思ってたが、それは緊張感の有無かなと思ってる。初代は負けたら終わり、助かるには電話から脱出するしかないという緊張感があったからこそ、一般兵には無双する爽快感、そしてエージェントが出てきた時の緊迫感が生まれていたのだが、リローデット以降は「まあなんかスタイリッシュなアクションをして勝つんでしょ」という感じで見てしまってて、高速道路でバトルに爽快感が足りない。 その緊迫感を生み出す要因として、僕は「電話からの脱出」を挙げる。リローデットって、電話から現実世界に逃げ戻るというシーンがほぼ無いのよね。唯一あるのがスミスに追い込まれた人間がスミスに取り込まれ、現実にスミスがやってくる場面。 それ以外はとりあえず戦って、凌いだらネオが助けて終わりという。 この「ゴールがはっきりしているかどうか」が緊張感に結びついていると思う。 本作はどうしても固定電話という概念が無い為、それの代用品に選んだのが鑑。初代でも鑑は印象的なシーンで使われたが、それを出入り口として使うとは。鑑から出てくるシーンは印象的ではあるが、入り口としては良いが出口としてはいまいちな設定。 そして緊張感がない最大のポイントとして、ほぼセリフで語られるトリニティと接続するための機械都市への侵入劇。「ここが一番難しい」と語っている侵入劇を全て語りながらサクサクっとトラブルもなく見せてしまう。一番難しいところじゃないんかい。 まあ人間VS機械で機械のフィールドで戦うため人間側が超不利というのが緊張感のポイントでもあったが、機械側が味方に付くとほんと緊張感が薄れてしまうね。 その後のアクションもカンフーや銃撃戦よりも、ほぼ救世主能力の弾止めATフィールドばかりで面白みがない。ボットの墜落演出も、SFというよりゾンビ物だなという印象。求めていたものと違う感が半端ない。 あと過去作と今作の違いとして、マトリックス内に侵入した人間の表情がめちゃくちゃ豊になってるんだよね。ここは大きな違和感を感じるポイントかなと。過去作は基本的に能面だからこそ、ここぞというときに勘定が強く出るととても感情的に、印象深くなるんだよね。それが常に他の映画、通常の世界と変わらないので、感情的な奴はただの変な奴になってしまう。 その弊害が、モーフィアスかな。まあこのモーフィアスもキャラは良いんだけど・・・ちょっとウザいよねw とまあ辛口批評をしてきましたが、後半はほぼCMで流れていたシーンばかりなものの見どころはきちんとあって決してつまらない映画でない。 あとは前半が楽しめれば5点は超えると思います。前半のメタシーンが楽しめなければ5点以下になるかな。 でもまあ過去作の出演者が元気そうにやってるのを見ると、ほっこりしましたね。出演したがっていたローレンスフィッシュバーン、なんで出してあげなかったんや・・・[映画館(字幕)] 7点(2022-01-11 08:54:55)(良:1票) 《改行有》

22.  レミニセンス 《ネタバレ》 かなり期待していたのが仇になった感じ。 ノーラン弟が絡んでいるのでそういう意味でも脚本的に面白みがあり、また設定的にも新しい見たことが無いものを見せてくれると期待していったが、残念ながら映像面でもそんなに新しい感じはなく(水に沈みかけている都市の映像は綺麗だったが)、記憶潜入捜査も映像を見てるだけ、物語もそんなに斬新な話ではないミステリで、アクションも取ってつけたようなアクション(銃撃シーンは本当に必要だったか?)、何より致命的なのが水位が上がって沈みかけているという未来の設定がほとんど意味をなしていない点。物語がこの水位上昇が無くても完全に成立してしまうのが良くない。過去にすがって記憶を体験できる~ってのは別に水位である必要性がないしね。ここが非常に残念。 最後の記憶とリンクした会話は素晴らしかったが、このシーン以外に良いなと思うシーンが移動シーンだけってのが残念過ぎた。 脚本が超ご都合主義で、まず主人公がヒロインに惚れなければ話が進まない無茶っぷり。 この力推し、ダークナイトライジングを思い出すな。あとはアマルフィかな? 他にもツッコミどころがあまりにも多すぎて、途中で話に集中できなくなった。 ツッコミどころがあるのは映画としては当然あるものなので多少は良いのだけど、あまりにもレベルの低いツッコミどころ、多すぎる点はダメなんだなぁと認識させられました。 ヒュー・ジャックマンがかっこいいのが良い。キャスティングは非常に良かったかなと思いますね。 まじもったいない[映画館(字幕)] 5点(2021-09-24 17:40:28)(良:1票) 《改行有》

23.  シャン・チー/テン・リングスの伝説 《ネタバレ》 マーベルの最近の映画は必要最低限のクオリティが担保されてるため、最低ラインの楽しみは味わえる安心感がある。 一方で決してそのラインを超えない映画も多々あることは確かである。 本作もその一つで、キャラクター紹介ムービーとなっており、Wikipediaを読んでいるのと大差ないレベルの内容である。 キャプテンアメリカよりはクオリティが上がったかなという感じではあるが、似たような感じで、「次のアベンジャーズに向けての準備」がメインとなりすぎていて、映画単体で見ると面白みに欠ける。 みなさんも書いているように、シャン・チー自身にそこまでの魅力は感じられず、どちらかというとお父さんの方に魅力があって困る。 トニーレオンかっこよいですね。 1000年も裏の組織を牛耳ってきてた割にはおかあちゃんと出会って妙に人間臭くなるなど、ツッコミどころはあるもののキャラクターの魅力としてはええやんええやんって思いながら見てました。 ディズニーらしい軽口ジョークを沢山取り入れて、幅広い年齢層向けの映画に仕立てているのは最近のディズニーマーベルらしさ全開なんだけど、一時期は面白く見れた軽口ジョークも最近はなんの映画でも出てくるので食べすぎ、胸やけ感が強くなってしまった。 そういう意味で、ちょっとマーベル映画に冷めてきたのかな? アベンジャーズの3シーズンまでは全てサノスという共通の敵がいる状態でそれに向けての物語で軸が進んでいたため、単体作品がいまいちでもそちらにどうつながるのかという観点で興味を失わずに見れたけど、今作はまだ次の本命ヴィラン、次の軸となるものがみえてないので、まだ乗れてない状態。 はやく軸となるヴィランが何なのか、知りたいところですね。それが出てきてようやくマーベル映画の熱も戻ってくる・・・かもね。 で、この映画単体のツッコミどころはみんなも書いてる点が多いので今現在で書かれていないツッコミを上げると・・・ おかあちゃん「あなたには竜の心があるのよ」 シャン・チー、竜の心を思い出す → 本物の竜が出てくる ってことで、竜の心ってそういう意味じゃねーだろ!ってツッコミですかね。 いつのまに7つの玉を集めたのかな???(最後彼女にかめはめ波って言われてるし)[映画館(字幕)] 6点(2021-09-24 17:30:54)《改行有》

24.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 Finalの前に鑑賞。 結果としてはFinalよりこちらの方が好みだったので、公開順の通りに最後に見たほうが良かったなぁという感想。 幕末を舞台とし、真剣による斬りあいがあるため話の重みが変わっている。 後半は物語重視になっているためアクションは控えめだが、冒頭のアクションに始まり、池田屋襲撃事件の際の新選組とのバトルなど、見せ場となるシーンは割と多い。 特に新選組の登場による緊張感が中々あるため、新選組に追われてる時の雰囲気はとても良かった。あれくらいの緊張感がある方が見ていてよいですな。 終盤は漫画的な敵が増えるものの、渋い空気感を壊さないぎりぎりのラインで構成されており、最後に巴が斬られるシーンも含めて映像的に良かった。 ただ不満点は、るろ剣の全てで流れる曲が最後に巴と過ごした家を焼いて立ち去るときに流れるんだが、これが相変わらず妙に派手でミスマッチ感がひどいなぁという印象。[映画館(邦画)] 8点(2021-08-02 10:34:41)(良:1票) 《改行有》

25.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 公開順とは別に、先にBeginingから見て、その後こちらを鑑賞。 知り合いからはこの順番の方が良いという話を聞いて。まあ原作では回想シーンの所を細かくやってるだけなので、順番は構わないかなという感じで。 結論としては、やっぱり公開順で見た方が良かったかなぁという気持ちはありました。 なんせBeginingの出来が良い。あちらが漫画漫画したキャラや演出が少なめで、真剣での物語展開というのもあり映像的にもお話的ににもあちらの方が良かった。 なのでまあ順番は間違えたなぁとは思ったけど、これはこれで。 原作は一通り読んだつもりだったんだけど、人誅編の話はほぼ何も覚えていなかったので、半分ぐらいは初見の気持ちで見れました。 原作であった剣心が負ける場面とかは無かったけど。あと薫(偽)が斬られるところとか。 まあこれまでのるろ剣映画同様、うまくまとめ切ったんじゃないでしょうかね。 原作を読みたくなりましたね。 音楽があざといとかそういうのはあんま気にならなかったかなぁ。邦画って所詮そんなもんでしょ?という偏見があるので、補正がかかって気にしないようにしてたのかもしれませんが。 るろ剣はとにかくアクションのスピード感を見せられればよいので、そこは成功していた気がしますね。 これで終わりかーって寂しい気持ちを持ちながらの退館。後日談的な話もやってると思うんですが、そういうのもいずれは映画化するのかな?さすがに厳しいのかな? 邦画でも派手なアクションはがんばれるんだという事を十分見せられたと思います。ファブルとかは見てないけど、最近の邦画は頑張ってると思うので、「邦画だから」という枠にとらわれず、どんどん派手なアクションも撮っていってほしいですね。 ただ漫画原作の実写化で、特にジャンプコミックス的なものはるろ剣ぐらいが漫画と実写の差異で許容できる範疇なのかなぁとも思ってます。漫画漫画した演出・キャラの要素が強くなると、実写とのミスマッチ感が強くなってしまうので。 実写版るろ剣も必殺技の名前を叫んで戦うシーンはほぼ無いので、この辺を入れてしまうと漫画感が強くなりすぎるという配慮なんでしょうね。 なのでるろ剣が良い題材なだけに、今後はこのような漫画実写に耐えうるバトル漫画のネタが切れないかが心配ですかね。もちろん、設定的に現代のものは実写化は問題ないけど(それこそファブルだとかクローズだとか)、それこそマーベル映画のような明らかにリアリティのないものを邦画でもうまく実写化するための元ネタってのが中々思い浮かばない(鋼の錬金術師のトラウマが強いだけかもだが)。 もちろんそんなに漫画を読みまくった人間ではないので俺の知らない良い題材が他にもいっぱいあるのかもしれませんが。そういう、予想を超えた新たな邦画実写映画にも期待しております。[映画館(邦画)] 6点(2021-08-02 10:20:14)(良:1票) 《改行有》

26.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 やはり映画レビューといえばここを盛り上げねば、ということで、本日3連投目。 モンハン、モーコンと来て、脳みそとろけそうな映画のトリロジーを締めくくる映画としてゴジラVSコングをレビューするよ。 このシリーズ、最後の最後に出てくるのがゴジラとコングの直接対決ということなんだけど、ゴジラの方が出番は1作品分多いのが気になっている。 コングの2作目も作らないのかなと。 オープニングでトーナメント表みたいになってて、最後にゴジラVSコングとなっているけど、明らかにゴジラ側がデスブロックでしょう。コングが倒したのは変なトカゲだけだし。 まあそれは良いとして。 もう最初から爆笑の展開。「髑髏島のどこか」といってるのに、すぐここはモナークの研究施設であると判明。髑髏島に建てたのか、そもそも別の島なのか、謎。ていうか、未開の島だった髑髏島にわざわざこんな研究施設を建てるの?と冒頭から話の整合性がついているのかついていないのかさっぱりわからない展開。 ここからもうジェットコースター式に話が進んでいき、「え?え?」の連続。 他の人も書いてたけど、テーマパークのライド系のアトラクションみたいな話だよね。なんでこのライドに乗って移動するのか、そんなものは適当でいい、ただただアトラクション(本映画ではゴジラとコングの殴り合い)を楽しもうぜという展開。 だからこそ、余計に中盤の中だるみが気になった。 そもそも本編は1時間程がっつり削除された話という事を知り合いから聞かされたが(ソースは調べてません)、削除されても中だるみがあるのがすごいなと。 地底探検の下りがわりと中だるみ。あと基地潜入。 もうずっと怪獣の登場シーンだけでよいのでは。 アメリカから香港への一直線海底トンネルも爆笑もの。すげーなおい。あと地底から地上に戻るルートがゴジラの熱戦で開通した穴とかさぁ。これ、空想科学読本を作成した空想科学研究所が喜んで分析したがる案件じゃないですか。早く分析してほしいですね。まあ地球が滅亡する結論になるのは目に見えているけど。 そして我らが小栗旬。芹沢博士の息子?のはずが、悪役のパイロットとして登場しており、なんでそうなってんの?が何もなくてもう笑うしかない。 バッサリカットされたところにそういう話はあるんだろうけど、誰も興味が無いんだろうね。 最終的には小栗旬は白目向いてアヘ顔さらして終わりという。なんじゃそりゃ。まじでいてもいなくてもどうでもよいなw あと悪役企業の娘も死亡フラグを立ててから5秒後に回収という効率の良さを発揮していて、まじこれいなくても関係ないキャラやなという雑なお話。 で、ツッコミどころしかない人間ドラマは置いといて、怪獣バトルの方になりますが、他の方が述べているようにやはりゴジラが思ったより俊敏で驚きだったけど、概ねバトルは良好だったのでは。 派手さが売り、というかそれしかない映画だけど、それでよい。 メカゴジラも予告に一切登場しておらず、そのサプライズっぷりはとても良かった。よくぞここまで隠してたなと。大体日本の予告はいらんネタバレをしてしょうもないことになる事が多いので。 キングコング対ゴジラとは逆にゴジラが圧勝し、コングも復活からのゴジラ援護で少年漫画みたいなノリで終了に、体は大人頭脳は子供な我々も大歓喜。 レジェンダリー映画らしく決勝戦の舞台が中国で、ほぼ中国企業だなぁという感じではありましたが、中国人俳優がほとんど出ておらず、そこがとても意外でした。もしかして中国国内向けではカットされていないシーンとかがあるのかな?[映画館(字幕)] 7点(2021-07-20 13:38:26)《改行有》

27.  モータルコンバット(2021) 《ネタバレ》 前の映画は見てません。ゲームもやってません。キャラはなんとなーく知ってますが設定などはさっぱりです。 全世界でもトップクラスの売り上げを誇る格ゲー「モータルコンバット」の実写版。 当然ながら日本では売れてません。最新作は確か販売もしてません(輸入盤でプレーすることになる)。 とにかくサブゼロがかっこいい。主人公が割と空気。 サブゼロアクションを堪能するための映画となっちゃってます。でもいいシーンは大体予告で使われちゃってるんだよなぁ。 敵陣営がライデンの拠点に攻め込んで来て一旦敗走するものの、すぐにリベンジ戦になるときの勢いの良さがすさまじい。 「1対1で戦えば勝機はある!」って、さっきそれで負けてなかったっけ? しかも1対1の場面を作るのが、ライデンのワープ能力。敵も味方もワープさせてないか?展開の移行の仕方が雑すぎてもはや何が何だか。 そんな物語性皆無のお話で、展開も読めまくりですが、サブゼロとのバトルが点数を大幅に引き上げて6点。サブゼロのアクションが弱けりゃ3ぐらいだよ。 あと魔界の神?とやらがさえないおっさんにしか見えなくて、威厳もなんもねぇ。 魔界の神の玉座、壁も天井も無いので環境劣悪だな。クラウドファンディングでもっと良いところに住めるようにがんばれよ、とか思ってた。 おバカなノリのノー天気アクション映画。最近こういうのが続くね。逆に新鮮だわw[映画館(字幕)] 6点(2021-07-20 10:50:09)《改行有》

28.  モンスターハンター 《ネタバレ》 こちらに久しく投稿していなかったが、思い立ったように投稿。 ツイッターに連投で感想が投げ終わっていたため。こちらのサイトはSNSと比べると若干面倒ですので、投稿する時は気合入れなきゃですね。 さてさて、復帰の投稿作品がモンスターハンターですよ。監督と主演からもう大体の映画内容が察せられるのが素晴らしい映画。期待値?んなもんねぇよ。 元々モンハンはそれなりにやりこんでいて、ワールドではガチでやりまくってました。アイスボーンになってからは仕様がいまいち好きになれなくて、さらにプロハン(プロレベルの腕間のプレーヤー)仕様のDPSチェック(一定時間内に一定ダメージを与えないと即死するたいして面白くもない足かせ仕様)の乱発に不満が募り、最後に出てきた一般プレーヤーお断りのプロハン向けのモンスター「ミラボレアス」が出てきてついに愛想が尽きたという、プロハンにはなれないが通常プレーヤーとしては割と動けるプレーヤーという感じです。 予想通りのジョボビッチアクション、ジョボビッチ演技。気絶してるところから急に目が覚めて、「ハァー!」って目を見開くジョボビッチは毎度のこと。この監督の映画、いつもこんな事を嫁さんにさせてるけど、そういうプレーなのか??? しかしモンスターが強い。原作でもこんなに強くはない。ディアボロス亜種もやばいけど、ネルスキュラとか存在を忘れてるレベルで、そんなに強いイメージが無いんですよねぇ。 そしてモンハンといえば、リオレウス。これが強い強い。近代兵器が一切効かないやばさ。この怪獣映画感がとても良いね。こんなん、モンハン世界のボウガンでどうやって狩れるんだろうか。 原作再現といえば、モンハンワールドでのメンバーが登場してたり、ジョボビッチがゲーム中でも愛用しているという双剣を使ってるときは鬼神化のモーションをやってたりと原作再現をそれなりに頑張ろうという意気込みは良かった。 まあモンスター対近代兵器、対ハンターのシーンの面白さはとても素晴らしいんだが、それ以外のシーンがつまらない。ジョボビッチとトニー・ジャーとの喧嘩とか、全く持って中身のない人間ドラマとか。こんなに人間ドラマが意味のない映画、久々に見た気がするなぁ。90年代のハリウッド映画!って感じで。潔い。 あとカット割りがごちゃごちゃしてて、非常に見づらかった。こんなにカット割りがごちゃってる監督だっけ? ただ、モンハンワールドの受付嬢が吹っ飛ばされるシーンは爆笑した。モンハン世界の女キャラで双眼鏡のようなものを使ってたキャラは、モンハンの世界ではおなじみの、クエストを受注する窓口である「受付嬢」という役職のキャラなんだが、モンハンワールドではなぜかヒロイン面してずけずけと物語に入ってくるうえにいてもいなくてもどうでもよい割には感情的になっててプレーヤーの神経を逆なでする存在。かつ見た目が微妙と、救いがない(販促イベントでのコスプレイヤーがこのキャラのコスプレをしたやつはめちゃめちゃ可愛かった)。見た目を変える着せ替えシステムで、みんな受付嬢をバイオハザードのタイラントに変えてしまう始末。 そんな不人気?キャラが気持ちよく吹っ飛ばされるだけでも、モンハン勢は見る価値があるかもしれぬ。 あと、モンハンのテーマ曲が吹き替え版の吹き替えキャストのスタッフロール時のみに流れると聞いて、吹き替え版で見ました。ほんと、わずかしか流れませんね。 サイレントヒルの実写版では日本以外はサイレントヒルの音楽がスタッフロール中にガンガン流れたのに、モンハンもそうすりゃいいのにね。 とまあ、不満点はありますが、もともとのハードルが非常に低かったので、そこそこ満足。モンハン勢向けのネタにもなったしね(主に受付嬢)。 この後モータルコンバットとか、ゴジラVSコングとか物語性がほぼゼロな映画のレビューが続くので、頑張ってレビューするぞ![映画館(吹替)] 5点(2021-07-20 10:29:18)《改行有》

29.  TENET テネット 《ネタバレ》 大分前に2テネット済ですが、感想書く暇がなかったためこのタイミングでの記載に。 1回目を見たときはノーラン映画をこれから見るというのに、上映前の時間つぶしに喫茶店に入ってしまいアイスコーヒーを飲むという愚行を犯したせいで、爆弾が爆発するのが先か膀胱が爆発するのが先かみたいな状況で見たため、非常に理解が追い付かなく苦戦しました。 が、1回目を鑑賞したあとでパンフレットや解説サイトなどで流れを把握してから鑑賞すると、すんなりと理解が追い付きました。 解説サイトで疑問点に上がっていたことも、そこを意識してみると大体理解できたので、そうなるととても楽しく感じられる映画でしたね。 親子で時間に関わるタイムマシン的なものが出てくる映画に出演しているのはなかなか感慨深い。デジャヴも単純な終盤トンデモ映画と見せかけて実は奥が深いループ物(ループ物と気づいていない人も多いけど)でしたが、こちらもある種のループ物。 ループ物に外れ無しという原則に当てはまった映画でしたね。 この映画、理解するのに何テネット必要なのかなと最初は思ってましたが、解説サイトというカンニング?したとはいえ2テネット目で大体疑問点が解消されましたし、そこまで難しい映画ではなかったなという印象(カンニングしたけど)。 ただ、ノーラン、見せ方が親切じゃないのは確かである。 冒頭でのテロの時にも誰が何をしていてそれが見つかり救出を演出したテロなのか、とか細かいところが解説されないし、なんのためのシーンなのかがよくわからん場面(冒頭の風車の中でのトレーニングなど。あれ無くても直接陸に戻れるよね?)などがあるが、あまりそういう整合性に気を配らないのはダークナイトライジングなどでも明らか。意図があるのは明確だが、なんの意図があるかはちゃんと示してくれない。 また終盤のアルゴリズムの奪回の件。さらっと映している為「え?セイター死んじゃったけど大丈夫?」となるが、セイターが死んだ時点で解体が完了しているのがあの演出だとわからない。だからみんなそこで混乱してしまう。アルゴリズムの完成形をきちんと表現していないのがまず不親切。たいていの映画だと、ああいう全てをひっくり返す兵器が出てきたら、それが完成したらドーンと完成形を見せるじゃないですか。もしくは未完成の場合も「ここにこの部品が入れば完成形!」というのをじっくり見せるのが普通。なのにそれをあえてしていない。 さらによくある映画だと、解体するシーンをもっと手元とか細かく見せて、セイターが死ぬシーンと交互に移しながら「解体タイミングが間に合うか!?」というところをスローなりフラッシュバック的な演出なりでわかりやすくするんだけど、そこは勢いでやっちゃってるのよね。インセプションだとそこはきちんと表現してたんだけど・・・ ちなみに爆弾爆発前に奪還することに意味があり、あそこに爆発とともにアルゴリズムが埋められてしまう(アルゴリズムが完成した状態で取り出せなくなる状況)と未来人がアルゴリズムを起動するから敗北という解釈があったが、それだとセイターが死ぬタイミングはいつでもよかった(電話で勝利宣言している間にさっさと撃ち殺してもなんの問題もない)ことになるため、辻褄が合わない。セイターの死ぬタイミング以外は筋が通るので良い解釈だとは思うけど・・・なのであの時点で解体が完了し、アルゴリズムが起動できなくなっているという話じゃないと辻褄が合わないのよね。まあ単にテネット側が勘違いしている可能性もあるんだけど、それを言ったら整合性とかどうでもよくなってしまう。ユーチューブのアクセス数と収入欲しさにダークソウルのトンデモ解釈を垂れ流して、公式に否定されたのに「公式が否定してもそういう解釈があるはずだ!」として取り下げない連中と同じになってしまう。 なので今回の作品はあえてなのかわからんけど、わかりにくい題材を猶更わかりにくく作っているノーランが悪いのです。それが意図的だったとはいえ、わからん=不満という意見が噴出するのも仕方ない。 とはいえ、わかるとそれなりにスッキリするので、複数回鑑賞は必須です。複数回鑑賞を必須とさせる時点で作品としてどうなのか?という話も当然ながらありますけどね。 しかしまあニールと主人公の関係性はエモいよね。女性人気が高まっているとのことで。映画館で映画を鑑賞できない体質の嫁さんのためにも、早くDVDを買って見させてあげたいなぁ。DVD早く出ないかなぁ ちなみにマックス=ニール説は俺も反対です。そのほうがエモさが増えるのでそっちを推したいのもわからんではないけどね。[インターネット(字幕)] 8点(2020-10-16 11:15:56)《改行有》

30.  もののけ姫 久々に映画館で見れたので、感想を記載。 97年当時も見ました。同時期に上映されたロストワールドを親と見るついでに、これも見たいということで一人で見に行きました。当時立ち見も続出してたこの映画、そもそも立ち見OKなのが時代を感じますが、自由席のなかで1席だけ空いてて、一人でよかったなぁと思わされた思い出があります。 んで映画の内容ですが、特にけなす点が無い映画。雰囲気、改めて見直すと、冒頭の森の映像など、森がもつ湿気を感じさせる素晴らしい作画。それにとてもマッチングしたテーマ曲。久石楽曲はほんとジブリに合うなぁ。久石譲あってのジブリだと改めて思わされました。 エボシ側の政治的な背景・駆け引きがごちゃっとはしてますが、そんなに複雑な話でもないと思う。 暴力描写と積極臭さはナウシカ同様ありますんでさっぱりした作品を好む人にはあまり好かれないかもしれませんが、いろんな要素がきっちりと纏まって構成されているのはほんとうまいなと感心した次第です。 改めてみると、故郷の女からもらった贈り物を別の女にあっさりと渡してしまうアシタカさんの行動は、ほんとこのイケメンは・・・!!と思ってしまう。今の時代ならホストが適職なのかな?w[映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2020-07-13 09:49:46)《改行有》

31.  風の谷のナウシカ 映画館で上映しているチャンスだったので、見てきましたよ。地上波ではよく放送されるジブリですが、古い作品を劇場で見る機会は貴重なので。 地上波で放送されるときはそもそも気が付いたら放送してたから途中から見る、というのが何度もあり、完成度の高いラピュタと違ってメッセージ性の強いこちらはあまり好みじゃなかったのですが(雰囲気も明るくないし)、冒頭からきちんと見ると世界観にしっかりと入り込めてとてもよかったですね。やはり映画は途中から見るもんじゃないな。 幻想的な森の中やその地下にある浄化された場所の雰囲気はとても魅力的。 原作はもっともっと長いので、続きもいつか作ってほしいなぁと改めて思いました。原作とは割と違うところが多いみたいですが・・・ いつか原作も読んでみたいものです[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2020-07-13 09:17:32)《改行有》

32.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 異次元から来たというミステリオ。予告編ではものすごく親身にスパイダーマンのヒーローとしての悩みを聞いており、「異次元から来た良き先輩」という風に見えていた。 が、ミステリオというキャラクターを知ってる人間からしたら、「いやこいつ絶対裏切るだろ!」と思ってたら・・・案の定・・・ しかもお前、「異次元から来た」って言ってたのも嘘かーい!あ、今は「お前」って言ったら問題になるんだっけ?w いやー、マーブルの設定に詳しいまたは調べた人間であれば、異次元設定すなわちマルチバースが原作にもたくさんあるのはご存じで、この間のスパイダーマンのアニメでもやっていたため、てっきり「フェーズ3のラストでマルチバースの開幕が宣言されて、フェーズ4からはマルチバース路線になるんだ!これでX-MENの合流もやりやすくなるぞ」と思ってたら、そこを騙すかー!ある意味「マーブルファン向けの騙し」として、してやられたとニヤニヤしてましたわ。 しかし、あの万能メガネをミステリオが受け取って、ピーターが出て行ったときのジェイク・ギレンホールの顔、いいねぇ!やっぱこの人ええ俳優や。思わず「この野郎!」と心の中で叫んでましたよ。やりやがったなー。ええ顔するなー! ミステリオが一人のヴィランではなくチームというのもよかったですね。企業の成功の陰には没になったプロジェクトもそりゃたくさんあり、そうしたものに携わった人は自分の努力が認められないわけですよ。不満をもつものなのですよ。ホワイトカラーの中の負け組がヴィランになったという、前作とは違うヴィランになった経緯のキャラでしたね。 しかし能力は全てフェイクてのは意外でしたね。ただ特殊能力を持たない分現代的なもので補っている見せ方はうまかったなぁ。この辺の改変がほんと上手いですよね、MCUは。アイアンマン3の事は忘れてやろう。 しかし最後にスパイダーマンの正体をばらしてしまって、その後の展開が大丈夫なのか不安になりますよね。その辺もうまく乗せられてしまってるのかな?スパイダーマンは原作ではあまりにも酷い不幸体質で、正体を公に公表した結果悲惨な結果が起こるという話もあるのでその辺が不安になりますよね。でもまあ今のMCUの路線的に、そういう「悲劇・鬱モノ」にはならないと思いますが。 アクションも終盤の決戦は見ごたえがあり、全般的に不満点もなく、フェーズ3を締めくくるにふさわしい作品だったと思います。 さて、おまけシーンから察するに、宇宙基地が登場ですかね?本格的に宇宙でのでかい物語が始まるんでしょうかね? 今後の展開に期待させられる、ほんと良いシリーズですね。[映画館(字幕)] 8点(2019-07-03 11:28:46)《改行有》

33.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 やっと見れましたよこの映画。 シンゴジラが「俺たちが見たかった初ゴジの現代版リメイク」であるとするならば、こちらは「俺たちが見たかった怪獣大戦争の現代版リメイク」だな。 メンツは地球最大の決戦だけど、やってることはむしろ怪獣大戦争寄りの内容かな? キングギドラをモンスターゼロと呼んでたのもまさにそれだね。 人間ドラマが結構邪魔するのがうっとおしいのがマイナスなんだけど、そこさえなければ9点はあったかな。 しかしまだ武藤(ムートー)居たのかw世界各地で出現した怪獣にクモンガ、マンモス?ときてまさか武藤が出てくるとは思わなかった。じゃあ前作なんで君ら王に逆らってたんや?というツッコミは無しか。 ラドンの大活躍、とりあえずいつもタイミングを見計らったようにいいところでやってくるゴジラ、VSメカゴジラのラドンの立ち回りをやってるバトラっぽいモスラ、そして圧倒的な威圧感をだしていたキングギドラ等、怪獣がきちっと暴れているのがとてもよかったね。ギャレゴジはそこらへんの時間が圧倒的に足りてなかったし、アニメゴジラはこの映画の足元にも及ばない。君たち、焼いた鉄板の上で正座しながらこの映画を鑑賞してなさい。 チャンツイイーの双子設定が何も話に生きていないとか、人間ドラマが適当すぎるのが残念。 母親が超自然派ママで、地球のためにテロをするんだというありきたりな環境テロリストなのはずっこけた。まあグリーンピース、シーシェパードなどの環境テロリストに加えて、近年では「ヴィーガン」という新たな環境テロリストが生まれてきており、海外ではすでに「動物を守る」という主義の連中が家畜を殺害する事件も発生してますからね。ある意味ホットな話題なのかもしれませんね。 あと製作がレジェンダリーなので、中国要素強いですね。 まあ芹澤博士の活躍も悪くなかった。初ゴジのラストみたいで。核の扱いがテキトーなのはもうトゥルーライズで慣れた。今更ここに突っ込むのは野暮ですわな。 字幕派の私ですが、今回は諸事情により吹き替えでみたんだけど、吹き替えだと小さいお子さんも結構見に来てたね。 ゴジラがオキシジェンデストロイヤーで倒れた時に「ゴジラがんばれ・・・」って小さい声で応援してた男の子、そのままぐれたりせずまっすぐ成長していってほしいね。良いゴジラオタクになろうぜ![映画館(吹替)] 8点(2019-07-03 09:23:31)(良:1票) 《改行有》

34.  ランペイジ 巨獣大乱闘 《ネタバレ》 MIBインターナショナルの話の雑さを指摘したばっかりで、もっと雑なこちらのレビュー投稿。しかしこちらのほうが満足度は上。 そもそも話は雑も雑、怪獣好きの小学生が考えたのか!?というようなお話ですが、雑の質が違うんですよね。こちらは笑って許せる雑さ。真面目に突っ込んだら負けな雑さです。あちらはちょっと真面目に突っ込まざるを得ない雑さでしたが。 巨大ゴリラをゴリラのようなマッチョメンがなだめながら、巨大な狼やワニと戦う。破壊、怪物、筋肉!B級テイスト満載ですね。うん、最高。 まあもうちょいと軍隊VS怪物の戦いをがっつりと見たかった気がする。もう10分ほど増やしてドンパチやってもいいのよ? 悪いやつはさっさとやられていくのが潔い。最初の傭兵がもっと最後まで生き残ってて、ビルで対決とかするんかと思ったらもうやられるかー!っていい意味で裏切られました。悪役の姉・弟もあっさり。最後捕まるものだと思ってた。こちらも意外な展開。 そして生きていたゴリラ。おまえ死んだふりすんのかーい! 思い返せば予想を裏切る展開が多かったな。意外と良い脚本だったのか!?ホンマか!?!? グロシーンもありません、ホラー演出もほぼありません。よってお子様にも安心して見せられます。小学生男子に超おすすめです。いや、今の時代男子って書くと怒られますよね!女子だって怪獣好きな子いますもんね![インターネット(字幕)] 6点(2019-06-24 17:07:21)《改行有》

35.  メン・イン・ブラック:インターナショナル 《ネタバレ》 話が雑すぎてちょっと残念。1作目はもっと丁寧に描かれていた気がするんだが。 クリスヘムズワースのチャラチャラしたキャラはコメディとしては良かったんだけど、それまでかなぁ。 マイティ・ソーに出ていた二人ということで、それを意識した演出(どこかで出会ったかな?とか、ハンマーを投げるクリスヘムズワースとか)がMCUファンには面白いとは思うんだけど、MIBシリーズとしてどうなのかという微妙な気がする。いや面白かったんだけど。 思いのほかチビの宇宙人キャラがいい味を出してたけど、話が雑なところが不満ありありで残念。なんでHは宇宙人に乗っ取られなかったの?とか、二人組のエイリアンがこれからというときに退場して盛り上がりに欠ける、またなんであの兵器があることを知っていたのか、ハイTは元々どうやってあの兵器を手に入れる気だったのか、そもそもヴァンガスはなぜあの兵器を手に入れたのか、とか。色々と「なぜ?」があり、その辺がちゃんと消化されずに終わってしまった、つながっているようにはみえないのが非常に残念。 まあHとM、それぞれいいキャラしてて、恋愛に関する話題を出しててもそれほど良い仲にならないままさっぱりとして終わったのが良かったかな。ちょっとその気はあるような節はあるけど、あれくらいのさっぱり感が良い。 アクションもまあ悪くはない。 あくまで話の雑さにうーんという感じになるのであって、トータル的には古き良き頭空っぽアクションとして楽しめます。MIBに話の完成度を求めるなと言われればそれまでなんだけど。[映画館(字幕)] 5点(2019-06-24 16:55:23)(良:1票) 《改行有》

36.  X-MEN:ダーク・フェニックス 《ネタバレ》 ハードルを思いっきりさげてみれば、そんなに不満は出ないかもしれません。 X-MENのラストということもあり、また直近でアベンジャーズの華やかな終わりを見て、あそこまでは求めずともそれに近い感動を求めてしまったのが良くなかった。 結果的には「普通のアメコミ映画」としての内容でした。 MCUのように各キャラのエピソードを積み上げるでもなく、その場その場で物語を構築していくため、新シリーズのジーンの物語の積み上げが足りず、「あのジーンが!」というテンションにもならんのですよね。大体世間の大不評であったファイナルデシジョンでダークフェニックスの話をやってるし。 アクションの見せ場も序盤にクイックシルバーが退場になったせいで、一番見せられるキャラがいなくなり、マグニート頼みになっちゃいましたね。 今回のマグニートも前作同様見せ場では大活躍します。そこだけは良かった。マグニートはかっこいい。これ、重要です。鉄道を呼び出して、その後別シーンでは鉄道を破壊する。脚本家は鉄道オタクなのか? ヴィランの宇宙人はキャプテンマーベルの都合により当初予定してた宇宙人とは違うものになったとか。スクラル星人だっけ?まああの能力だとオリジナルな宇宙人方が良かったのかもね。しかしX-MENシリーズ初の宇宙人が相手という、これまでのテーマである「ミュータントVSミュータント」とは違う流れになったのに、そこの掘り下げが無かったね。ジーンの掘り下げ不足同様、こちらも掘り下げが無さ過ぎた。 やりようよってはいくらでもあったじゃないですか、人類の進化の過程で生み出されたミュータントはいわば人類の中でのマイノリティ問題の象徴だったのに、そこに宇宙規模の話が出てきたとなると、人類の中でいがみ合う意味はどれだけちっぽけなものなのか、とかさぁ。そういう社会問題的なものを扱うのがX-MENじゃないのかなぁ。もったいない。 他の感想ブログで見かけた話ですが、映画化すべき順序が間違っていたんじゃないか?って話、僕も賛成ですね。未来のことはわからなかったとはいえ、MCUに統合されるというのであれば、シリーズの終わりはローガンで締めくくり、その前段階としてフューチャー&パスト、んでそこまでのニュージェネレーションシリーズを描くために、ダークフェニックス→アポカリプスの順が良かったのではないかと。もちろんジーンを描く話がもう一つ必要ではありますが。というか、X-MENファンは「ローガン」で燃え尽きた感があるんじゃないですかね?その後にファイナルデシジョンの焼き直しを見せられても、うーんとなる。 ほめるところといえば、上記のマグニートと、調子に乗っているプロフェッサー。マイノリティが認められるためにヒーローとして活躍すべきというのはそれはそれで手っ取り早い手法ですが、それにより人格者と言われたプロフェッサーが段々と欲にまみれていくというのも人間臭くてよかった。この辺、「もとは同じ人間なんだよ」という点が「マイノリティ=善」として一方的な扱いをすることに対する警鐘としてのメッセージが込められている。本当に込めたかどうかは知らんけど。 結果的に大赤字で終わりそうな本作、もうちょい一貫性のあるシリーズとしてつくられていればよかったなぁという残念な気持ちのまま終わってしまった。ラストのチェスをしながらのお空にフェニックスの画だけはよかった。最後のシーンだけは救い。[映画館(字幕)] 5点(2019-06-24 16:34:04)《改行有》

37.  ヴェノム 《ネタバレ》 ヴェノムと融合してからが本番。それまでは非常にだるい。しかも長いと苦痛だった。 本番後はとにかく楽しかった。自宅への襲撃者を一網打尽にしていくアクションや、その後のバイクチェイスとかね。 まあヴェノムと理解を深める演出が少なすぎて、えらくあっさりと仲良くなってるなぁとか、ラストバトルがあっさりしすぎだなぁとか色々思うところはありますがね。 ワンコヴェノムかわいかった。 最終的にヴェノムめっちゃかわいいやつやん!ってなった。 粗は多いけど、次回以降はかわいいヴェノムとノリノリな感じで暴れまわってほしいね。変な葛藤とか別にいらないから[映画館(字幕)] 7点(2018-11-27 17:18:28)《改行有》

38.  グランド・イリュージョン 見破られたトリック 《ネタバレ》 前作の良かった「華やかな舞台での大胆なマジック」があまり見られないのが残念なところ。何せ冒頭から逃亡の身となってしまう。 冒頭の潜入アクションは中々面白かったんだけど、別にオーシャンズシリーズでもミッションインポッシブルでもいいじゃないかという話になっちゃうしね。 しかも最初にやりたいマジックって何だったのだろうか?社長を催眠術という魔法で洗脳してしゃべらせたいことを喋らせるだけじゃないよね?だとしたら地味だなぁ。 今回は「再現可能なトリックにこだわった」という。ストロボの視覚効果で雨粒を自在に操るように見せるというのは実際にあるらしいのだが、劇中は本当にやってるんだろうか?「どうせCGでしょ?」と思われたらマジックである必要が無いが、映画でそれは厳しいよなぁ。画は良いんだけどね。 この映画らしさといえば、中盤のカードのパスリレー。だけどこれをわざわざやる理由もあんまりない。「なんでわざわざ調べられるやつにカードを送るんだよ、普通は調べられないやつに渡すだろ」というもっともなツッコミも見受けられましたね。そりゃまあそうなんだけどね、それを言っちゃぁおしまいだよw あと「再現可能なトリック」に「催眠効果など存在しない」催眠術がガンガン使われているのは・・・もうツッこんじゃ負けなんかな。予備催眠?ソンナモノナイヨ・・・ 相変わらず展開が爆速で進むので、なんで彼らがこんなことをいちいちやらなきゃならんのか?というのが理解できない時がたまにあり、その勢いでチップの偽物騒動の真相を見逃したー!・・・って思ったら、あそこ、劇中ではちゃんと説明はないのね。まあいいや。 ご都合主義ばかりで展開が爆速を繰り返されると、細かいところがどうでもよくなる半面、何が起こるのかというワクワク感も薄れてきて、「早くすごいことなんかやれよー」とヤジを飛ばしているような感じでぼーっと見てしまっていた。やりすぎるとよくないよね。 前作の設定を超絶後付けでひっくり返す今作のストーリーは、どうなのよ?って思いました。強引だなぁ。 まあ結局はなんだかよくわからんけど強引なテンポでなんだか難題そうなものがスマートに終わっていく様をボケーっと眺めているだけの映画でした。前作と同様なんだけどね、前作の方がまあ見ている側が「騙されている側」として見れるので、見ていて楽しかったね。今作はその逆の立場で見続けることになるから、このシリーズの良さというのがかなり薄れてしまった。 終盤のマジックもなんともしょぼいものが多くて・・・ あとどこかのレビューサイトでも見たけど、無駄なアクションシーンが多くてしかもそれぞれのレベルが低かったという。そこも残念。 続編決定らしいけど・・・中国マネーでまた作るのかね?[インターネット(吹替)] 3点(2018-11-27 17:14:12)《改行有》

39.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 さていよいよアニゴジ最終作。ギドラとの怪獣対決はどうなるのかという怪獣映画の楽しみ方と、難解な(雰囲気だけの)SFテーマはどう帰着するのか、ハルオをめぐる女3人と男らの関係は?という点で楽しみに(?)しながら劇場に向かいました。 結論を言うと、つまんねぇ映画だなぁ。 ゴジラ映画としてみるとかなり酷い、それこそファイナルウォーズやガバラのやつよりもひどい。 映画としてもつまらない。 要はエンタメ部分がなんもないんですよね。SFにしろ怪獣物にしろ、いろんな表現があってもいいんですが、映画として作る以上は2時間前後の時間の中になんらかの山があるべきなんですよね。前作には最後だけありましたが、今作はもうギドラ登場時に山が来る!という予感をさせながらその後特になく、だらだら会話して終わりという。酷い。 なんで怪獣物でビューティフルドリーマーみたいなことやってるんですかねぇ?途中アクセントとしてはさむならまだしも、会話劇がメインじゃないですか。 牛肉という素材を渡されておきながら食べずにただ眺めているようなもの。違うよ、焼けよ、食べさせろよ。 ギドラもただうねうねしてるだけ。ゴジラもでかすぎてぼっ立ち。大砂嵐とボブ・サップの試合より動かない塩試合。格闘技なら両者レッドカードだよ。 正直話の流れとしてはそんなに不満はないんですよね。行き過ぎた科学により終末こそ幸福だ、それを他者に強制させることが使命だというのも。カルト宗教そのものですよね。 そして地球の自然の進化そのものであるゴジラに対して科学が敗北した今、対抗できるのは神であるギドラであると。この自然VS神という構造もまあそういう流れになるよねぇという感じですわな。1作目は人、2作目は超科学、3作目は神が戦う。 そして最後のハルオの選択。科学の進歩によりビルサルド人と同じ道を歩まぬための(ヴァルチャーとユウコの消滅)、そして「ゴジラに対する憎しみ」こそが「負け」になるため憎しみを抱く最後の人間=ハルオを根絶するための選択。あとはユウコを救えなかった自責の念もあるのかな。 そうした脚本の「展開」は納得できるんですよ。 んでも、なーんで会話劇だけで終わらせちゃうのかなぁ。 ギドラ出現の宇宙船側の現象も全部セリフ、地球側でのギドラのすごさも全部セリフ、何よりメトフィエスとの対決も精神世界での台詞合戦w ギドラの不気味さはよーく伝わったのですが・・・ というか実態を得ていないのであれば、わざわざゴジラのビームを曲げる必要無い気がするんだけどね? あと劇場で見ていて、どちらと子作りしたのかよくわからなかったw名前だけ言われても、どっちだっけ?みたいな。 まさかのツンツンしてた方だったのね。オタクはツンデレに弱いからなぁ~わかる。しょうがない。 「ああいうアプローチに男は弱いんですよ」と舞台挨拶で解説してたらしいですね。 しかしまあエロゲ界の人が作ったというだけあって、前作からもそうだけど、ハルオはモテモテですね。選ばれなかった妹も何も不満は言わないし。 いやまぁなんというか、見終わってダメだこりゃ感がかなーり強かったです。 鋼の錬金術師以来の、酒飲みながらめっちゃ語りたい映画ですね。 ツイッターでみんなの感想を検索するのが楽しいです。そういう意味ではとても楽しめましたよ![映画館(邦画)] 2点(2018-11-12 15:30:35)《改行有》

40.  GODZILLA 決戦機動増殖都市 《ネタバレ》 色々あって映画館スルーしちゃった本作。わざわざこの映画の為にネトフリに加入し、3作目に備えました。 3作とも見てからの感想。 ロリキャラが増えて、ますますオタク色が濃くなってきたなぁと。これ、ゴジラのタイトル付けてていいんだよね?重度のアニオタ以外が見るコンテンツだけどいいのかね?とかなり危惧し始めました。いやぁ、大当たりだったなぁ、この悪い予感。 原住民と元地球人の衝突がほとんどなく、原住民えらくあっさり受け入れるなぁというのが拍子抜け。治療までしてくれるし。 途中ビオランテもどきも出てきて、ますます地球全てゴジラ化した模様を見せてくれるのかな?という期待もむなしく、前作でも出てきた鳥がたまーに出てくるぐらい。もはや都会のカラス程度の存在感になってきたよね、あいつ。 で、満を持してのメカゴジラ。その正体はナノメタルが増殖した都市だったと。ここまでくれば、増殖したナノメタルが暴走して人間たちを取り込み始めるという展開は予想できたんだが、最初は志願者だけかぁ。そのうち暴走でもするんだろうなぁと思ってたら、暴走じゃないけど無理やり取り込み始めるとは。 んで地球人側はそりゃ拒絶しますよねぇ。無理やりナノメタルに取り込んで、操れるのかね?そんなん、自分の意思で取り込まれた奴一人が特攻して、ハルオ達は拒否して傍観、結果火力が足りず(足りててもダメか?)作戦は失敗、次に続くじゃダメだったのかなぁ。 あとメカがねぇ・・・さらに高火力高軌道のシャープになったロボットだ!とか言われても、なんか「また人型ロボットかよ」という感想になってしまった。僕、人間搭乗型のロボットが人型である意味が全く見いだせてない人なので、あんまりそういうのが連発されると飽きるんだよなぁ。 次いでいうならゴジラ兵器が「ゴジラに似せた」メカゴジラという意味も納得はできない。そりゃビジュアル面ではかっこいいんだけどさw そういう意味ではアニゴジでなぜ「メカゴジラ」を作ろうとしていたのか、少なくとも映画の中では全く解説されてませんでしたね。 まあ今作はメカゴジラですらないんだけど。 ただ、今作のメカゴジラシティのどんどん変形していくビジュアルは良かったです。 が、それで行う作戦が前回と同じ。しかもシティが指令により行動するので、ヴァルチャーらの誘導が終わったら自動砲がポンポンやってるだけという気合のなさ。エヴァンゲリオンでさ、使徒に対するとどめが時々出てくる砲台です!ってなったら盛り上がらないでしょ? そういう見せ方がダメダメすぎて残念だった。エンタメとしてつまらなかった。 ゴジラを倒すために金属と同化するこれは、怪獣と同じなのではないか?というのはまあ面白かった。この思想の対立は個人的には面白かっただけに、最後の見せ方で躓いたかなぁという感じです。でもこれ、ゴジラ映画を期待してる人にはなんも面白くないでしょ? しかしまあイケメンハルオをめぐっての3人の女のやり取りが、さすがエロゲ上がりという感じで。これ、気持ち悪がる人絶対いるやろなぁと思いながら見てました。その辺みんな大丈夫なのかな?[インターネット(邦画)] 4点(2018-11-12 14:20:10)《改行有》

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