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21.  足にさわった女(1952)  実にテンポ良く、サクッと楽しめる。シナリオ、演技、テンポの良さは一級品で、市川監督ってコメディの名監督だったのか!と唸ってしまった。まさに、日本のビリー・ワイルダーです。  今まで、ビルマの竪琴とか横溝正史シリーズとかの重く暗い方向の巨匠というイメージしかなかったのは間違いでした。  ドタバタシーンもドタバタ過ぎず、きっちりとしたシナリオと画面構成で、まさにこれぞコメディ映画という感じ。  1952年の時代を白黒で撮った画だけを見ると、暗くて貧くて重いイメージしかないのだが、このように、いいシナリオでいいテンポで見せられると全然明るく感じる。  フィルムの質は悪いし、音声は聞き取りづらいし、多分今より全然低予算で作られてるんだろうけど、今見ても面白い。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-22 13:31:49)《改行有》

22.  フランケンウィニー(2012) 《ネタバレ》 監督ティム・バートンのグロいファンタジーと、配給ディズニーの夢のあるファンタジーって、普通に考えると本来合わないような気がするんだけど、両方の長所がうまく融合してる。 ウイニーのグロいのに可愛いく感じてしまうところがその象徴。 最後、生きかえらせたのや、科学の先生の去り際の立派な言葉は、ディズニー寄りかなとは思うけど。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-07 23:51:10)

23.  億万長者(1954) 《ネタバレ》 かなり秀逸な社会風刺コメディー。 当時の社会の大きな関心事である核と汚職をミックスしながら、登場人物全てを見事にデフォルメし、破綻ぎりぎりのストーリー展開で一気に突っ走った。 映像への遊び心も入っており、市川監督の得意分野って感じ。 役者陣もそれぞれデフォルメされた人物像を見事に演じていた。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-05-11 01:56:04)

24.  月世界旅行 《ネタバレ》 100年以上前、まだまだ初期で長回しが多く、舞台劇の雰囲気が多く残っているものの、月世界人が煙になってやられたり、演劇では不可能な縮尺のシーンをふんだんに盛り込んだり、舞台劇でできなかったことを映画でどこまで出来るかって考えながら作ってた意気込みが感じられる。 見たのは彩色版だったが、色があるだけで子供向け短編アニメのようで、違和感はない。 もちろん、今の「映画」の良さの基準となるシナリオ、演技、画面構成、カット割り等は評価する対象ではないのだが、100年以上前の映画ってどんなんだったんだろうって興味を含めると、結構面白い映画だった。 時間も短いし人に勧めることもできそう。[CS・衛星(吹替)] 7点(2013-06-16 11:57:10)

25.  PLANET OF THE APES/猿の惑星 《ネタバレ》  過去の猿の惑星を見ており、ストーリー展開はだいたい想像がつくので、ハードルを上げざるを得ない面はあったのだが、見るものをグイグイ引き込んでいく展開、地味ではあるが極めて自然な特撮、しっかりとした個々の人物(猿物?)描写、細かい部分で破綻のないシナリオ等々、全体的にかなりクオリティーは高く、最後までしっかり楽しめた。  主人公は一匹の猿を助けようとして追っかけたら、猿に支配された惑星に着いちゃって、何とか逃げることばかり考えてる。 主人公に責任感も大それた思想もない。ただ個人的に逃げたい帰りたいだけであり、逃亡劇から成り行き上、猿達との大戦争に発展。 ご都合主義は多々あるものの、一貫して主人公は逃げたいだけの平凡な人間であり、単純な主人公の逃亡劇を芯にストーリーが進むのだが、その流れで、テンポよく、ダイナミックなアクションを交えつつ、猿の惑星の成り立ちやそれぞれの猿達の性格付けをうまく描写し、社会の矛盾や人間への皮肉を散りばめて、クライマックスまで一気に見せるのは、なかなか練られたシナリオである。  で、結果、最初に助けようとした一匹の猿に助けられるところは、完全にこの作品のオリジナルであり見事。  さらに、その後のどんでん返しはリメイクゆえにハッピーエンドにするわけに行かずに考えたものだろうが、ここだけは、疑問符が残ってしまう。   どうしても1968年の最初の「猿の惑星」が大きなインパクトを与え過ぎており、それを超えるインパクトを与えるのは難しく、極めて不利なリメイクである中、なかなか頑張ったと思う。  しかし、猿の惑星の造形や色使いにもっともっとティム・バートンらしさを出して欲しかった。 特殊メイクに金をかけすぎてセットまで回らなかったのかと思いたくなる。[CS・衛星(吹替)] 7点(2013-01-03 01:27:05)(良:2票) 《改行有》

26.  シザーハンズ 《ネタバレ》 さすが暗めの切ないファンタジーを作らせたら天下一品のティム・バートンと、奇抜な役をやらせたら天下一品のジョニーデップの組み合わせは、足し算じゃなく掛け算でいい作品にしてくれる。映像美を意識した構図、色彩は見事。カラフルな家や車をパステルカラーを使うことによって現実と非現実の中間の曖昧な街並みを演出している。また、ジョニーデップの演技も圧巻。素朴さ、悲しみ、怒りをすべて少ないセリフで表情、動きで表現しきっている。共演陣のややオーバーな演技も監督の計算どおりと思われ、現実と非現実の中間を見事に表現し、さらに特異な存在であるジョニーデップの心理を見るものに強く印象つけている。ティム・バートン×ジョニーデップが大好きです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-05 22:53:45)

27.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 主人公が私と同年代、境遇も私と全く同じ母親が実家でひとり暮らし、元鉄ちゃん、未だに電車の運転士になりたいという状況。まさに、仮想体験させてくれたような感じで、感情移入しまくり。客観的な評価は困難。運転士は無理だろうけど、これからでも夢に向かって行けるっていう勇気をもらった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-02-05 13:51:45)

28.  おかあさん(1952) 《ネタバレ》 日常風景の物語性を強調するとリアルさが失われるし、本当のリアルでは感動が得られない。この難しい問題を見事にクリアして、淡々としたリアリティを損なうことなく登場人物の心情が痛いほど伝わってくる作品。ドラマを盛り上げる以上に計算されつくした演出、画面構成のなせる技である。ただ、立て続けに成瀬監督作品を見続けたせいもあるが、痛快娯楽の要素がゼロであるのが残念。お笑いや、ハラハラドキドキの要素ももう少し取り入れると良かったのにと思う。この設定、ストーリーでは相当難しいとは思うが、、[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-15 22:48:05)

29.  乱れる 《ネタバレ》 「乱れる」感情を、画面構成、カット割り、演技でこれほど見事に表現できるのは見事としか言いようがない。しかも、乱れ方が現在の価値観では、何もそこまで深刻にならなくても、とも思えるレベルなのに、その心理を、目で、仕草で、後ろ姿できっちり表現してしまう高峰秀子の演技力には脱帽。しかし、衝撃的なラストは、もっといろんな展開が有りうるのに、突然天災のように寸断された感じで消化不良である。当時の価値観では、禁断の愛はこの程度の乱れ方でも死で締めくくるしかなかったのだろうか? それとも、敢えて意図的に消化不良感を与えようとしたのだろうか? このラストを外してもう少し尺を伸ばしても、いい映画になりそうだ。ただ、なんだかんだ言っても、高峰秀子の魅力、演技力、それを活かしきる成瀬監督の力はハンパないと感じたことは確か。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-15 17:22:39)

30.  女が階段を上る時 《ネタバレ》 実際の銀座の女性たちが本当にこの映画のようだったのか、主人公のような女性が実在したのか確かめようもないが、少なくとも最初から最後まで人物描写、感情描写は秀逸であり、リアリティを感じた。それにしても、このところ高峰秀子主演作をたてつづけに見たが、彼女の演技力、表現力には感服。どちらかと言えば淡々として起伏が小さく練られた脚本とは言えない物語なのに、高峰秀子の演技力と脇役陣のドンピシャの配役と成瀬監督の映像構成力とが相まって、見るものを最後まで引き込み心に染み入る映画になっている。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-15 00:34:43)

31.  母(1963) 《ネタバレ》 芸術的な画面展開、カット、セリフ回しで、すごく感性に訴えかける映画である。動物的な本能である母性が、恵まれない境遇という設定の中で泥臭く、ギラギラと表現されており、オープニングの岡本太郎の「母」という題字からすでに見るものを感性の世界に引きずり込んでいく。「娯楽」の要素は殆ど排除されており、笑いがないのはもちろん、ホッとさせたり強引に涙を誘う演出も一切無く、全編映像で感性に訴える構成となっている。好き嫌いが極端に別れると思われ、他人に安易に勧めるわけにはいかない。でも、こんな映画をたまに見るのもいいものだと思う。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-14 21:59:44)

32.  女の歴史 《ネタバレ》 大きな感動やイベントもなく、淡々と進んでいくストーリーで、物語としてそれほど面白くないはずなのだが、高峰秀子の表情、動きですべての感情を表現する名演技と、賀原夏子の脳天気なキャラクター設定のお陰で、ずーっと引きこまれて見ることができた。人に面白いよと勧めるのは若干気が引けるが、個人的には非常に心に染みた。今と過去を行ったり来たりする展開も当時としては斬新だったのかな?[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-14 21:40:09)

33.  真昼の決闘 《ネタバレ》  子供の頃から有名だった映画なのに、今まで一度も見たことがなかった。ちょっとクールな西部劇程度の認識しかなく、単純な勧善懲悪、ヒーロー物のアクション娯楽映画だと思っていたのだが、全く違った。いい意味で裏切られた。  かなり、奥の深いテーマを持った社会劇であり、人間劇である。西部開拓時代のアメリカの社会を借りて、小さなコミュニティーに対して人それぞれの関わり方、価値観の多様さをしっかり凝縮して描写している。  ベースとしてアメリカ的考え方があることは確かだが、絶対的なヒーロは存在せず、正解を押し付けてこない。背景を日本の昔の村社会に置き換えても同じような作品が作れそうである。  途中のシーンであった牧師の「殺すなと言いながら、金を払って他人にやってもらっている」的な発言は、非常に奥が深く考えさせられてしまう。  ラストでストーリー的に事件は見事に解決しているのだが、登場人物の心の中はハッピーエンドではない。かなり深い映画である。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-12 02:22:28)《改行有》

34.  にごりえ 《ネタバレ》  樋口一葉の作品3話からなる映画。3話とも、明治時代の人々の考え方、文化(実際、どうだったかは知らないが)が、画面からひしひしと伝わってくる。明治を時代背景にした映画は数多いが、明治の庶民を描いた映画としては非常に貴重ではないだろうか。  そして、貴重なだけではなく、この映像や登場人物の心情を単なる物語として客観視することができず、心のなかに滲み込むようななんとも言えない懐かしさとか風情を感じてしまう。  今の考え方や、文化とはかなり違うものであるにもかかわらず、このような感覚が生じるのは、現代の日本の文化、日本人の考え方が形成される過程で、少なからずこういう時代があったことが刻まれているからに相違ない。  この映画が作られた昭和28年には、その文化を経験した人が多数いたのだろうが、今となってはこれだけのものはもう作れないだろう。  映画的にどうのこうのと言う理屈は抜きにして、すごく心に残る映画である。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-19 02:05:16)《改行有》

35.  グラディエーター 《ネタバレ》  セット、映像のディティールに凝った実に重厚感のある作品。  シナリオは単純で分かりやすいが、その分、登場人物の心理的な描写も丁寧にされており、ストーリー展開もだれることなく緊張感と雰囲気に浸ったまま最後まで見ることができる。  しかし、ストーリーの大部分が登場人物の個人的な愛憎劇に終始し、ローマ帝国という大きな歴史背景を十分生かしきれてない点が残念。  娯楽映画としては充分に見ごたえはあるのだが、多少尺は長くなっても、「ローマ帝国のため」というキーワードをもう少し観るものにも共感できるような展開や描写があれば、いわゆる「名作」になったかもしれないのが惜しい。[DVD(吹替)] 7点(2011-07-09 18:04:41)《改行有》

36.  砲艦サンパブロ 《ネタバレ》  さすがに当時のアメリカの映画文化の高さと、ロバートワイズ監督の手腕を凄さを感じさせる。  セットやロケにお金を掛け、社会背景と登場人物の人間関係がふんだんなエピソードで非常にうまく織り込まれており、3時間の長さが苦にならなかった。  ハリウッド映画特有の、主人公の周辺ばかりクローズアップされるシナリオではあるが、その土台として1920年代の時代背景をしっかり描写することで、違和感なくドラマチックに仕上がっている。  画面もカラーシネマスサイズを意識した非常にうまい絵作りで、風景の美しさ雄大さをしっかりと表現している。  もともと娯楽作品として意図されていなかったのか、ストーリー全体のトーンが暗く、派手なアクションシーンもなく、結末も社会性、メッセージ性が重視された重いものとなっており、だれにでも勧められる映画とは言いがたいが、名作であることは間違いない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-04 20:52:09)《改行有》

37.  ブラック・ナイト(2001) 《ネタバレ》  いかにもアメリカンな気軽に楽しめる娯楽作品。  タイムスリップをパラドックスは一切触れずに設定としてのみ使っており、名作にしようという嫌味な作り込みがなく、娯楽に徹するその姿勢が潔い。  セットもそれなりに豪華に作りこまれてるし、ご都合主義満載のシナリオも深く考えずにテンポよく進む冒険コメディーとしてちょうど良い感じ。  当然にありえない展開のオンパレードなのだが、テンポとワクワク感とのバランスが上手く配分され、突っ込んだり首を傾げる暇もなく最後まで一気に楽しく見られる。  細かい粗探しや、映画の芸術性どうのこうのを語る映画ではないが、誰が見ても楽しめる娯楽映画の王道を行っている。[DVD(吹替)] 7点(2011-05-29 20:00:18)《改行有》

38.  春との旅 《ネタバレ》  泣かせてやるぞ見え見えの脚本に、まんまと載せられて泣いてしまった。  じいちゃん、わがままに生きてウマが合わない兄妹もいて、全然バラバラなのに、どこかでお互い思いやってる部分がにじみ出ていて、老後の不安を背景にしつつどこか一縷の望みを与えてくれている。  最後の方は、春ちゃんの旅になってしまってじいちゃんがなんかいい人っぽくなってしまい、唐突感も否めないし、わざとらしいお涙ちょうだいストーリーなのだが、すでに、それまでに、じいちゃんと春ちゃんに感情移入が完了しているので、しっかり感動してしまった。  映画の尺の中で、あまりエピソードを詰め込まず、画面がゆっくりと流れているのも、感情移入と波長があっていた感じ。  ラストシーンは、ありきたりすぎてちょっと頂けないかな。  じいちゃんと柄本明との喧嘩のシーンは、すごく愛情が感じられる演出だったから、ラストもそんな感じで、今後のじいちゃんと春ちゃんのまた喧嘩ばかりの厳しい日常生活を描くだけでも、なんとなく温かいみたいな感じで締まったと思う。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-21 17:59:41)《改行有》

39.  南極料理人 《ネタバレ》  いきなりシリアス風から落とすコメディータッチで始まり、飄々と進んでいく展開は、実に心地良い。  コミカルな演出は、行動としてはかなり誇張されているけど心理的には嘘ではないと感じるギリギリの線で味付けされており、堺雅人の飄々とした演技と相まって、長期間の基地生活の過酷さをベースにしっかり感じさせつつ、嫌味でないほのぼの感と笑いを醸し出している。  あざとい感動のヒューマンドラマの一つも入れたくなりそうな設定なのに、それが一切ない。コメディーもドタバタのの手前で収まっている。そして何より、「食」そのものが映画の中心で、他の要素は全て添え物という潔さががある。  「食」を楽しむことが長期間の閉鎖社会をうまく乗り切る上で非常に重要ということを、見るものの感性に直感的に訴えるうまい演出であり、若干現実離れした行動であっても、充分に共感を呼ぶリアル感を出せているように思う。  ただし、KDDオペレータだけは、ちょっとやり過ぎかも。面白かったけど。[DVD(邦画)] 7点(2011-05-02 01:10:10)(良:1票) 《改行有》

40.  白と黒(1963) 《ネタバレ》  見ごたえのある映画。  小林桂樹と仲代達矢の見事に心理描写された演技、それを支える周りを固める役者の演技、ストーリ展開、全てが、ドンピシャと決まっており、最後にどんでん返しまで用意されており、一気に引きこまれた。  最初に犯行シーンを見せて事件解決に到るまでの過程を描くという手法は、刑事コロンボ風ではあるが、法廷劇を絡めて心理描写、社会批判を物語の核に置き、主人公をヒーローにしないところが、今見ても目新しい。  外国映画であっても、このような展開のものはあまり観たことがなく、これが1963年の日本映画だということに、驚きを感じる。  この作品は、CSでたまたまやってたから観たのだが、巨匠に名を連ねる様な有名監督作品でなくても、まだまだこんな埋もれた名作があるって、日本映画、ホントにすごかったんだと思える作品。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-02-06 21:01:18)《改行有》

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