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プロフィール
コメント数 2270
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  パージ:エクスペリメント 《ネタバレ》  なかなか厳しい評価を受けているようですが、結構面白かったですよ。  いつものパージと違って、みんな略奪から始めるのが良かったです。よほど頭のイカれたやつ以外は人殺しなんかしない。  予想と違って、みんな思ったよりおとなしい。パージ参加率が思ったように上がらない様子を見て焦る政府が面白い。  挙句の果てには街のあちこちでパーティーなんかはじまっちゃって、みんなパージする気なし。  まあ、そりゃそうですよね。報酬をもらえるみたいですが、なかなか急に恨みもない人を殺すなんて、できるわけないです。街に留まるだけでもいくばくかのお金がもらえるわけですから。あえて殺し殺されのリスクを負おうとは思わないでしょう。  でもそこへわれらがスケルター君の登場。パーティー会場に乱入して無差別殺人。ここから一気にパージが加速か?と思わせておいてなぜか政府が傭兵を投入。一般市民への一方的な殺戮を始めます。  うーん、それはちょっと違うんじゃないの~。  街のあちこちで命を狙うやつがいたり、罠をしかけているおばさんがいたり、水鉄砲で驚かすだけのやつがいたり、そーゆーいかにもパージっぽいカオスな世界を最後まで貫いてほしかったかな。  無秩序からしか生まれない怖さ。そーゆーものを見てみたいのにね。傭兵や軍隊が出てきちゃうと、同じ殺し合いでもそこには秩序ができちゃうんだよね。それはそれで面白いんだけど、それじゃあただのアクション映画じゃないですか。もったいないなぁ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-10 03:11:03)《改行有》

22.  メトロ42 《ネタバレ》  ロシア映画ってほとんど見る機会がありません。とゆーか、もしかしたらこれが初めてかも?  ロシアのパニック映画。どんなだろうと思ってあまり期待せずに見たのですが、これがなかなか面白いんですよ。  この映画を見ると、『面白い』って思う基準は万国共通なのかもしれないと思う次第。モラルや善悪の基準も、そんなに国によって大差ない気がします。  冒頭の不倫シーンはちょっと長くて余計かな。まあ人物相関を見せたかったのでしょうけど。  退屈になりがちな序盤を、「染み出てくる水」なんかでうまいこと緊張感もたせてあります。トンネルの内壁がどんどん崩れていく様子をみるだけでハラハラしちゃう。単純だけど、うまい。  中盤以降は割とありきたりな脱出劇に終始しましたね。でもパニック映画好きな人にとっては、そのありきたりが好物だったりします。いろいろひねられるより、よほど良い。  嫁の不倫相手と一緒に力を合わせないといけないシチュエーションがちょっと面白い。  女の子のパパが主人公なんでしょうけど、主人公にしては頼りない。オープニングで、いい腕の医者っぽい感じでしたけど、それを活かすシーンはほとんどなく残念。  不倫相手も、良いやつではないが悪人ってわけでもない。  つまり、出てくる人たちが、あんまり魅力的ではないのです。その人物像がある意味リアルと言えばリアルですが。  地下鉄で知り合った若い男女が個人的には良かった。  男のほうが『自分を置いて先に逃げろ』と言ってみたり、女の子のために命がけで吸入器をとってきてあげたり。パパさんよりよほどヒーローしています。この2人が無事に生還できて、ついでに恋も成就して良かったです。  でもこの映画の見どころはやはり前半。  事故に遭った42号ではなく、その後続車の17号だったかな?事故に巻き込まれまいと来た道を引き返すシーンがあるのですが、そこが一番ハラハラしました。こーゆーシチュエーションは初めて見た気がします。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-09 02:34:24)(良:1票) 《改行有》

23.  武器人間 《ネタバレ》  タイトルからすごくふざけた映画だと思っていたのですが、超真面目。  いや、ふざけた映画ではあるんですが、超真剣にふざけているという感じ。  最初の30分くらいは武器人間出てこないんですけどね。どーでもいい仲違いを見せられるだけ。少々かったるい。でも何か出てきそうな不安感は常にある。なにせ戦時中で敵地。いつ何が出てきてもおかしくはない緊張感があります。  突然でてくる謎の生物。なんだこいつは、人間なのか?尋問しようとする隊長がいきなりやられちゃうのはお約束。  隊長が離脱したことで、さらに隊はバラバラに。いがみあい、対立しあい、パニックに。そこに武器人間投入。  思っていたよりオーソドックスなストーリー展開かも。毛並みは違いますが、どんどんエスカレートしていく感じはグレイヴ・エンカウンターズに似ているか?  そして武器人間の質感がリアルでまた良い。レパートリーも豊富。手が武器になっているものが多いけど、頭がトラバサミやプロペラになっちゃっているものも。銃器じゃないっていうのが、また良いですね。よくわかっていらっしゃる。ホラーはやっぱり刃物と鈍器。  途中から仲間に見放され、ディミひとりに。こっからは完全にお化け屋敷アトラクション。なんかのアーケードゲームのデモを見せられているよう。臨場感あって、私は好きですけどね。これには賛否ありそう。  仲間たちも、途中で遭遇する看護師や敵の兵士や少年なんかも、あっという間にやられちゃう。はっきり映像で見せられたわけではないですが、おそらくやられちゃったのでしょう。  武器人間にやられちゃうところを映像で見せてくれない。音と雰囲気で察しろって感じ。  それがあんまり多くて、状況の全体像がつかみづらいのがやや不満ですかね。  まあ、どんな撮影方式も一長一短ってことなんでしょう。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-07 03:28:33)《改行有》

24.  好きっていいなよ。 《ネタバレ》  原作を途中まで読んでいるので鑑賞してみました。  ここでの評価があまりに低かったものですから、もちろん期待はしていませんでしたが、なかなかどうして良かったです。  大和は原作に比べるとチャラチャラ、へらへらしすぎで魅力に欠けますね。  ですが大和以外のメンバーはかなり原作に近く作りこまれていたように思います。  肝心の原作が、たいして面白いエピソードもなければ大きな事件もないので、そもそも映画には不向きの題材かもしれません。  でもぼっちの主人公が次第に周囲の人たち溶け込んでいく原作の良さはしっかり出ていました。  個人的には原作でも映画でも、めいと愛子の関係性が結構好き。今作の愛子はかなり原作に近いキャラに仕上がっていて良かったです。愛子役の足立梨花は良い仕事をしたと思います。  まあ、基本この映画は主演ふたりのイチャイチャを延々と見るだけですから、万人向けとは言えないでしょう。  ただ冒頭15分でも川口春奈を魅力的に感じたならば、見る価値はあるかと思います。  私はこーゆーオーソドックスな恋愛ものは好きだし、川口春奈が終始かわいかったので、ずっとにこにこしながら見ていましたよ。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2024-04-05 03:20:07)《改行有》

25.  アナベル 死霊人形の誕生 《ネタバレ》  いや、もう怖くてドキドキしてんだか、驚かされてドキドキしてんだかわからないくらいビックリさせてくれるじゃない。  今まで同様お化け屋敷映画でしたね。特に終盤はもうその手のアトラクションにしか見えなくて、なんか花火でも上がりそうな勢い。ホラーは派手にしちゃうと逆に怖くなくなっちゃいますね。  やっぱ個人手に怖いシチュエーションは『一人きり』『暗闇』『密室』です。このどれかにあてはまると、途端にガクブル。この映画はそんなシチュエーションが盛りだくさん。もうほんとやめてほしい。  大きな音で驚かされたくないので、音量はいつもの半分以下に。そして『大丈夫、これは作り物』と自分に言い聞かせながらの鑑賞です。  で、ストーリーは結構ちゃんとしてて、しかもわかりやすい。  娘を失った夫婦が、もう一度娘に会いたい一心で悪魔と契約しちゃったってのが何とも切ない。  足が悪いジャニスが悪魔に魂奪われて、体を乗っ取られちゃうってのは予想通りだしお約束ですが、まさか取り戻せないままエンディングを迎えるとは・・・。だけどそのまま前作のラストにつながる終わり方がすごく良かったので、まあ、映画的にはアリなんでしょう。  養父母に名前を尋ねられて『アナベル』って答えちゃうシーンは悲しくて仕方がなかったです。  それにしてもジャニスの体を乗っ取った悪魔アナベルが、ジャニスの体が成長するまで待っていたかと思うと、それはそれで気の長い話で・・・。ご苦労様です。  なんとなく『エスター』や『チャイルドプレイ』を思い出しちゃいますね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-03 03:18:04)《改行有》

26.  パージ:大統領令 《ネタバレ》  どうやらこのシリーズは自分と相性が良いらしい。  1作目も2作目も今作も、それぞれ違った趣の味わいがあります。  状況設定は、どちらかと言えばアナーキーに近い今作。  主人公も同じ。決定的に違うのは、主人公が前作では復讐のため、今作では要人を守るために行動しているところ。  前作でもすでにヒーロー然としていたレオですが、今作では完全にヒーローになっちゃってます。なにしろ、パージ反対派の大統領候補を守り抜くという大義名分ができちゃってるのです。だからパージ反対派の市民も無条件で助けてくれる。  つまり、メインのストーリーはその辺のよくあるサスペンスアクションになっちゃってます。ホラーの要素はほとんどなくなったと言っていいんでないかな。  対立構図も超単純。『パージは廃止!』のローン上院議員陣営VS『邪魔者は殺せ~』の政府軍。  だからまあ、物語が佳境に入るにつれ、なぜかありきたりでつまらなく感じちゃう妙なことになってます。  何のヒネリもないストーリー展開なのに、終盤ひっぱりすぎなんですよね。  サイコ牧師議員の説諭なんて、長いうえに中身がなくてダルくて仕方なかったです。  ただこの映画、メインとは関係ない枝葉の部分は結構面白かったりするんです。  例えば万引きを説教された女の子たちがパージの夜に報復に来るとか、そーゆーイカれ具合はなかなかに良かった。  こーゆーパージならではのエピソードを、メインのストーリーにもっとからめてくれたら更に面白かったのに。  ま、回を追うごとにパージ色が弱くなりつつあるのがもったいないので、次作に期待。  ですが、今作は今作で、なんだかんだいって楽しめちゃいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-29 23:09:12)(良:2票) 《改行有》

27.  グランド・イリュージョン 見破られたトリック 《ネタバレ》  前作では非常にインパクトのあるマジックシーンが予告で使われていたのを覚えています。  今作はそれに匹敵するような印象の強いシーンはありません。  でも終盤、街中で繰り広げられる同時マジックゲリラライブは、かっこよくて好き。  特にアトラスの雨のマジックは最高。  インパクトの強さでいけば前作。ストーリーの面白さでいけば今作。  序盤から前半にかけては、敵の手のひらで踊らされるホースメンたち。後半逆襲。でもやっぱりピンチに。  いやいや、実はすべて計算され尽くした、ディランとホースメンのマジックショーでした。このしてやったり感が爽快で最高。  今作では遂にアイのメンバーも姿を現し、シリーズものとしての面白さも感じられます。まあ、個人的には姿を現さず神秘的な存在でいてほしかったのですが。  もうひとつの見どころとしては、中盤のチップ回収シーン。ミッションインポッシブルを連想させるようなシーンの数々。  ただ画的には面白いのですが、どう見てもメンバー間でのチップまわしが効率的に行われているとは思えません。カードを飛ばした先の人が調べられているじゃないですか。いや、調べられそうになったら別のメンバーのとこに気づかれずカードを飛ばすのが正しいんじゃないの?今から調べられる人のところに、わざわざカードを飛ばす意味がわからない。面白いCG映像を見せることだけを優先させて、結果必然性に欠けるから、見せ場なのに盛り上がらないのが残念。あと、ちょっとクドイ。  残念と言えば、前作のヒロインマジシャンがいないのも残念。代わりのルーラは良いキャラだけどさ。やっぱこーゆーチームプレイ系の映画では、あんまりメンバー変えてほしくないっす。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-29 01:54:21)《改行有》

28.  ピーターラビット 《ネタバレ》  なんかどっちもどっちなんだよなぁ。  トーマス・マクレガーがそんなに悪人じゃないから。  むしろ、家と庭を荒らされた被害者に見えちゃう。これじゃあウサギたちが害獣って言われても仕方が無い。  終盤になると、ピーターラビットが反省して、今度は二人の仲をとりもとうと奮闘。今までいがみあっていた二人が和解し、ピーターは自分の罪をビアに告白。で、なんか丸く収まるハッピーエンド。  ま、ハッピーエンドは嫌いではないので、後味は悪くないんですけど・・・。やっぱそれまでがねぇ。  それにビアがそのままそこに住み続けるのであれば、ピーターが果たして反省したかどうかは、はなはだ疑問。  つまり、ピーターラビットに共感できないのが問題なんだと思います。  それにファミリー層を狙ったハートフルコメディにしては、やり口が少々過激すぎやしないかい。  まさにホームアローンを連想させるようなやり口ですが、そーゆーのは人間側をはっきり悪者に描いてこそ、ウサギたちの反撃にカタルシスを覚えるものでしょう。  正直、ずっと眉をひそめて見ていましたよ。とても教育上良い映画とは思えません。  ただ映像作品としては大変すばらしく、何の違和感もなくその世界に浸ることができました。  キャラもストーリーもいまいちですが、映像だけは一級品かと。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2024-03-24 16:26:11)《改行有》

29.  百瀬、こっちを向いて。 《ネタバレ》  特に大きな山場もなければオチもない短編小説が原作。  それを無理やり2時間弱の映画にすれば・・・・まあ、こうなりますよね。  淡々・・・。だらだら・・・。  オチがないってのは言い過ぎかもしれませんが、ホオズキのオチはオチとしては弱い。  主演のノボル役の人は良い味出していました。だから、映画自体、そんなに悪い出来ではありません。  じゃあ面白かったかと尋ねられると、う~ん・・・。  人に勧めますかと尋ねられると、う~ん・・・。  退屈でしたかと聞かれたら、YES。  この青春映画独特の雰囲気が好きなひとは、はまれる映画だと思います。  あと、ノボルの友人田辺君は良いやつでしたね~。劇中一番好きなキャラかもしんないです。  ちなみにラストの終わり方は原作のほうが好き。  結構原作に忠実に作ってあるのに、なぜラストだけ大きく変えてしまったのか。  『百瀬とノボルの気持ちは通じ合っていたのかもしれない』そんな幸福感を味わえる小説のラストが好きです。  映画はノボルが報われなさすぎでしょ。  ついでに個人的な好みの問題を言わせてもらうと、早見あかりはヒロインにしてはちょっとがっしりしすぎ。  よく言えば健康美なんだろうけど・・・。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-03-21 15:15:13)《改行有》

30.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》  なんて胸糞悪い映画なんでしょう。  この胸糞の悪さ、何かに似ていると思ったら『マッチスティック・メン』だ。  ただあちらと違い、こちらは老い先短い初老の男性からすべてを奪う物語。胸糞の悪さはけた違いだ。  『最後に来た手紙の束』『リハビリ』『引っ越し』『やっぱり最後はハッピーエンドに書きかえるわ』などから、最後はもしかするとハッピーエンドにつながるのか?ど、ど~なるんだ~??・・・と思わせたまま、映画は終わる。  な、なんじゃそりゃ~!『あとはご想像にお任せします。』じゃね~よ~!もう一番嫌いな終わり方です。  ありきたりでも、凡作でもいいから、『クレアとヴァージルはうまくいきました。みんな祝福してくれました。クレアはもちろん、仲間たちともずっと仲良しでした。ちゃんちゃん。』のほうがよほど良いです。  心を許した友人たちがよってたかって自分をだまし、生涯をかけて集めた宝物を奪いました。最愛の人も自分をだましていました。  いや、いくらなんでもあんまりでしょう。  ヴァージルは確かに偏屈で傲慢な気質ではありますが、ここまでの仕打ちを受けるほどの悪人だったでしょうか。答えは否です。  紆余曲折あり、ゴールインまで大変だったからこそ、ラストはハッピーエンドで締めくくるものでしょう。  最後にとんでもない冷水を浴びせられて、気分は最悪です。  『見たことを忘れない映画』としてなら10点ですけどね。  こんな気分になるために映画を見ているわけではないので。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2024-03-18 23:47:50)(良:2票) 《改行有》

31.  パージ:アナーキー 《ネタバレ》  なんだか『ハンガー・ゲーム』と同じ路線に向かいそうな雰囲気が・・・。  まあ、あちらより数段面白いですが。  最初は群像劇っぽい始まり方。次第に主要人物が集まっていく。腕の立つ主人公を中心に、5人が力を合わせて困難を乗り越えていく。これは前作にはなかった高揚感を感じさせてくれます。  友人宅での惨劇。富裕層の人間狩り。政府軍の介入。(これはパージを盛り上げるためなんだか、区画整理に邪魔な住人を消すためなんだか、どっちかよくわからんかったが。)  とにかく次から次に襲い来る危機の連続。前作よりスピード感があり、スケールはアップしましたが、緊迫感はやや弱くなったかなと。  サスペンスなら前作。アクションなら今作、ですかね。  街に罠がしかけられていたり、いろんな勢力が入り乱れていたり、とにかく1分1秒も気が抜けない。目まぐるしく変わる状況がなんだかんだで面白い。ただ、あまりに詰め込みすぎたため、一つ一つのエピソードが薄味になってしまった感は否めません。  それにせっかく複数の勢力を出したのであれば、その潰しあいも見たかったものです。  仮面の人間バイヤーグループと、政府軍、殺りあってほしかったなぁ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-17 02:15:33)《改行有》

32.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》  ある程度理解できた点。  モーガン・フリーマンは、マジシャンのネタバラシをして、複数のマジシャンを破滅に追いやった。  モーガン・フリーマンに破滅させられたマジシャンの息子が、マーク・ラファロ演じるディラン刑事。  ディランはすべての罪をモーガン・フリーマンに着せることで、復讐を果たす。  ディランは魔術の秘密結社『THEEYE』のメンバー。  ディランは自分の正体を明かさずに、フォー・ホースメンに指示を出していた。  よくわからなかった点。  『THEEYE』って何?秘密結社?何が目的?どーゆー組織?それが全くわからないので、フォー・ホースメンのメンバーがリスクを冒してまで犯罪に手を染めるのが、正直ピンとこない。4人の目的は『THEEYE』の一員になることで一致しているの?肝心かなめの、4人を突き動かす原動力みたいなものが、よくわからないのです。  予告にひかれて鑑賞し、概ね期待通りの出来ではありました。マジックやトリックで、FBIや警察を煙に巻くのはとても面白い。  ただ予告で一番面白いところを結構見せちゃって、それ以上のものは本編では出てこなかったのが物足りなかったです。  『フリーズ』を合図に、催眠術発動。  『クウォーターバックだー』って突っ込んでいくシーンは最高。  こーゆーわかりやすい伏線や、痛快な活劇シーンをもうちょっと見てみたかった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-16 03:34:16)(良:1票) 《改行有》

33.  アラジン(2019) 《ネタバレ》  実写化映画としてはかなり成功しているほうではないでしょうか。  みんなはまり役ですけど、特にジーニー役のウィル・スミスがすごく良い。  実写にしたことで、アニメより人間寄りなヴィジュアル。『魔人と人間』という利害関係から始まり、いつのまにか友情が育まれていく様子が微笑ましかったです。  アラジンとジャスミンのロマンスも良かったです。  魔法の絨毯やアブーも良い仕事をしていましたが、アブーがちょっとリアルモンキーすぎたかな・・・。  とにかく出てくるキャラクターがみんな魅力的でした。  ジャファーはちょっと憎たらしさというか、毒気が足りない気はしましたが。  ミュージカルはどちらかと言えば苦手。  でも『ホール・ニュー・ワールド』はディズニーのなかでも大好きな曲。二人で絨毯で夜空を飛ぶ有名なシーンは見入ってしまいました。いや、聞き入ってしまったというほうが正しいか。アラジンの歌唱力がもうちっとな感じはしましたが。  その一方で、ジャファーに捕まったジャスミンが突然歌いだすシーンは、ストーリーの流れを断ち切るかのように唐突で、ついでに言うとちょっと長い。  自分の身分を告白するアラジン。そんなアラジンを心配して、アラジンとジャスミンの恋が上手くいくよう最後の願いの提案をするジーニー。でも微笑みながらジーニーの自由を願うアラジン。・・・もう感動しちゃいましたよ。  こーゆーわかりやすくて、ぐっとくる感動を味わえるのが映画の醍醐味。  小難しい映画ばかり作ってないで、こーゆー『王道』『直球』『正統派』な映画が世にたくさん出ることを切に願うほど、良い映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-03-16 03:19:15)《改行有》

34.  ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 《ネタバレ》  はぁ、またか・・・。  導入部分から前半にかけてはとても良い雰囲気だったのに。  中盤からはやはりお化け屋敷と化していく。  いや、いいんですよ。お化け屋敷。ただ手法が大きな音と、『突然ばぁっ!』の繰り返しは嫌いなんです。  ぞっとしたいんです。ぶるぶるしたいんです。ドキドキしたスリルを味わいたいんです。驚かせてほしいわけじゃないんです。  なんだからホラーはこーゆー路線のものばかりになりましたね~。  ストーリーやキャラ、そういったもので恐怖を演出してほしいものです。  途中からデイリーが主人公に協力してくれますが、それまでは主人公ひとりぼっち。ぼっちホラー。  好みじゃないんですよね~。シチュエーションやストーリーにもよりますが、やはりホラーは複数人いるほうが面白いです。  こーゆー映画にしては、最後がバッドエンドっていうのも後味が悪い。せめて『呪いは続いている・・・』くらいの余韻で止めてほしかった。主人公ファミリーの息の根止めてどうすんの。  亡くなった妻も、愛する夫と息子がどこぞの性悪ばばあ霊に呪い殺されたっていうのに、そんな穏やかに微笑んでたらだめでしょ。もうこの際ファンタジーになっちゃっても良いから、悪霊から夫と息子を守ってほしかったよ。  悪霊のおばさんだって、いろいろ事情はあるんだろうけどサ。あんたの息子を苦労して探し出して、再会させてあげたんだから、見境なく呪い殺してんじゃないよ。  え?そのほうが客にウケて金になる?そりゃ最低だね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-03-11 03:02:01)《改行有》

35.  百円の恋 《ネタバレ》  役者さんの演技力。作品の雰囲気。ひきこまれるものは確かにあります。だから良い映画なのでしょう。  特に中盤以降がかなり良い。  ずっと負け続けてきた人生。ボクシングにのめりこみ、変わり始めた自分。  『一度でいいから勝ちたかった。』と泣きじゃくるラストの台詞が、この物語のすべてを語ってくれています。  ああ、良い映画を見たなぁという満足感は確かにあります。  斎藤一子のトレーニングの様子がどんどん洗練されていくシークエンスは、見ているこちらもモチベーションが上がります。  でもだからこそ、レイプネタいる?コンビニ強盗ネタいる?  それはもう人間ドラマではなくて、犯罪ですから。  ボクサーくずれの二股や、オープニングの姉妹喧嘩くらいまでじゃないですか?許容できるのは。  社会の底辺にいる人たちを描くのは良い。そこでもがく姿を描くのも良いでしょう。  でもそれと犯罪を同列に扱うのは、違うでしょ。  レイプした同僚、その後どうなったのか描かれないし。  コンビニ強盗のおばさんが、まるで人情味のある良い人みたいに描かれているし。  社員の男は決して善人とは言いませんが、少なくとも犯罪は犯していないし、会社のルールだって守っています。その社員のほうが悪者のように描かれる違和感。その違和感が、この感動的なドラマを見るにあたって、邪魔で仕方なかったです。[DVD(邦画)] 6点(2024-03-11 01:25:17)《改行有》

36.  ミスエデュケーション 《ネタバレ》  クロエ・グレース・モレッツ目当て。で見ました。そう、不純です。  で、個人的には『これクロエでなくても良いのでは?』と思ってしまいました。  『キック・アス』みたいな映画ばかりに出ろとは言いませんが、何となく彼女は元気な役のほうが、彼女の良さが出そうだと思った次第です。  映画は娯楽。そんな私も、それなりにドラマ系の映画だって結構な数見てきました。淡々としたなかにも、ストーリーの面白さや構成の上手さで、心に残るドラマ映画はたくさんあります。でもこの映画は、ただ淡々としているだけで、正直ずっと退屈でした。  終盤ちょっと事件は起こります。でもそれでその施設や指導者が何か変わるということは特になく。  クロエ演じるキャメロンと、その友人二人の計3人で施設を脱走し、ヒッチハイクしたところで映画は終わります。  娯楽映画なら3人のその後も描いちゃったりして。叔母さんや施設の指導者たちが慌てて3人を探しに出たりして。でもそのような盛りあがりは一切ありません。  私のような、映画に娯楽、あるいはメリハリの効いた起承転結を求める人間にははっきり向かない映画。クロエのファンにもお勧めできない。  解放感を感じるラストの余韻だけは好きです。[DVD(字幕)] 3点(2024-03-11 00:13:16)《改行有》

37.  フッテージ 《ネタバレ》  スランプ中で追い詰められたベストセラー作家が、一発逆転を狙って殺人事件の現場となったおうちへ引っ越してくる。それだけでちょっとワクワクしちゃいます。そして早速屋根裏で、怪しい箱発見。中にはフッテージが。フッテージ?よくわからなくてググりました。ふむ、未編集の映像素材。なるほど。この荒い画像がなんとも・・・。  主人公が映像を見てみると、そこにはスナッフフィルムのような映像が。4人が首つりをされる映像。時間差で息絶えていく様子がなんとも生々しい。このなんとも言えない気持ち悪さと、ゾクゾクくる恐怖感はかなり好きです。  前半はそーゆーノリが多かったので良かった。  副保安官も、やたら協力的で、逆に怪しくて良かった。この人結局ただのミーハーだったってのは肩透かしですが・・・。でもいいキャラしてましたね~。  で、中盤以降、あまり好きではない展開に。せっかく前半で良い雰囲気作っていたのに、どんどんお化け屋敷路線へ。  大きな音。突然ばあっ。んー。この映画もかぁ・・。怖がらせるのと驚かせるのは似て非なるものなのに。  オカルトにみせかけて、じつは真犯人がいると思ったのですが、やはりただのオカルト。後半はなんでもアリに。  で、ブギーマンって結局何者だったのでしょ?  あと、こーゆーホラーでラストが救いようがないほどバッドエンドっていうのも、後味が悪すぎるなぁ。  妻とお兄ちゃんなんて、結構中心人物だったのに、肝心のラストでは台詞すらないじゃない。  ミイラとりがミイラになるようなオチ自体は好きなんですけどね~。  なんか全然すっきりしないホラーでした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-03-01 14:48:58)(良:1票) 《改行有》

38.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》  期待値上げすぎてしまった・・・。  いや、もちろん面白かったのですが。  ちなみに、ザック・スナイダーカット版を見ました。評判の良いほうです。  前半から中盤にかけて仲間を集めていくところ。スーパーマンを復活させるくだり。この辺りまではすごく良かったです。  まさかスーパーマンとバトルすることになるとは夢にも思わんかったですけど。  記憶をなくしているとはいえ、あんな無差別に暴力をふるうスーパーマンはあんまり見たくなかったかも。性格変わっとるがな。  結局はロイス・レインの登場により自分を取り戻し、仲間になってくれるスーパーマン。良かった良かった。  正直スーパーマンってこんなに強かったっけ?っていうくらいチート級。なにせ息ふきかけるだけでステッペンウルフの斧が粉々に。そりゃあんまり。  これは最初からスーパーマンいたら他のヒーローたちの出番なくなっちゃいますね。だから登場はあのタイミングがベストだったと思われます。  ちなみに、『バットマンVSスーパーマン』を見たときは、スーパーマンとワンダーウーマンは互角ぐらいだと思っていたのですが、スーパーマンのほうがかなり強いみたいですね。  最終決戦が、スピード感はあるし立体的なバトルで良いんですけど、色彩が単調で同じ敵ばかりを相手にしているので、若干飽きます。  序盤でワンダーウーマンが銀行テロリストを制圧するシーン。  フラッシュが少女を事故から救うシーン。  規模は小さいのですが、そっちのほうが気分が高揚しましたね~。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-02-29 02:39:44)(良:1票) 《改行有》

39.  パージ 《ネタバレ》  こーゆー狂気じみたプロット好き。  籠城してれば済む話で、実際そーする主人公ファミリー。  でも子供の行動までは読めません。子供は感情で行動しますからね~。特に男の子なんて正義感で先走っちゃうお年頃。それに娘も息子も親に反抗したくなるお年頃ですから~。年齢設定は絶妙に良かったと思いますよ。   『バリケードをこじ開ける道具が到着するまでが期限だ。』  てっきりそれはただの脅し文句かと思っていたのですが。本当に到着しちゃうなんて。そこは心理戦とか駆け引きとかで、『開けゴマ』をやってほしかったものです。力技は芸がないですよー。  襲ってくる集団が仮面をつけているのは不気味で良し。素性を知られないという点においても、意外と合理的かも。  集団の頭、そしておんぶカップルのイカれ具合が最高です。  第3勢力として、隣人たちの乱入など、最後まで楽しませてくれるのもgood。  ただ他の方も言及していますが、これで犯罪がなくなるとは到底思えませんね~。  隣人や娘の彼氏のように、やっぱ邪魔な人間や私怨のある相手がまず的にされると思うんですよね。  例えば、隣人の本性がわかったあとで、『じゃあパージも終わったことだし、明日からまた仲良くしよーねー。』とはできないと思うんです。  つまり、そういうことです。  [ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-02-23 03:15:00)(良:1票) 《改行有》

40.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》  人が少なすぎて面白くない。  同じような風景ばかりで面白くない。  ストーリーがいまいちピンとこなくて面白くない。  話があまり展開しないから面白くない。  敵がドローンしか出てこないから面白くない。  ミステリー仕立てなのは面白かったけど・・・。  あまりたいしたミステリーでもないので、驚けはしません。  結局クローンか・・・。自分はその他大勢の一人にすぎないのか・・・。  ・・・とゆーことがわかったところで、その真相がストーリーをよりドラマチックに発展させていくとか、そーいった盛りあがりがないのです。小難しいだけで、面白さにつながらないんじゃ意味がない。  それだったら、子供っぽくても、スターウォーズのようなわかりやすいSFのほうがよほど楽しめます。  で、結局テットは何だったの?  テットはどころからきたの?  なぜテットは人類を滅ぼそうとしているの?  テッドっていう熊なら知っているけど・・・・こっちのテットは何がしたいのかわけがわからん。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2024-02-19 02:57:27)《改行有》

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