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401.  MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン こういう映画を撮らせたら、イギリスには一日の長がありますね。我が国の景気も回復基調らしいですけど、もう暫く不景気が続いてくれないと経済だけでなく、映画も英国レベルには回復しそうにありません。不景気も中途半端なら映画も中途半端です。何か有耶無耶なまま話を進めて、勢いだけで終わらせてしまった感じ。「プロレス愛」を持たない人には全く通じないでしょう(その点、「ワイルド・フラワーズ」は本当に良く出来てた)。評価ポイントは、この規模の邦画としては珍しい音楽へのこだわりと、「猪木・ホーガン戦」の古舘伊知郎の実況をオリジナルのまま使用していたこと。それと蒼井優のキャスティングで、映画のグレードがだいぶ上がりました。そんな訳で、田口トモロヲの個人的頑張りに温情の+1点、4点献上。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-03-17 00:02:48)

402.  羊のうた 人気のあるらしい原作は未読ですけど、何でこんな話に人気があるのかが、本作からは全く解らない。そもそも、この「吸血病」の設定に全く必然性が感じられない。こんな題材なのに猟奇的シーンもないし、「発作」ったって、見た目は心臓病か何かの発作と全く変わらない(胸に手を当てて「うんうん」唸って苦しむだけ。そこに「血への渇望」は感じられない)。それらしい妖しさを持ったヴィジュアルも加藤夏希のルックスだけ。要するに演出がヘボなのです。同じ脚本でも、寺山修司か鈴木清順並の悪夢的耽美映像で彩れば、雰囲気だけは楽しめる映画になったでしょう、3点献上。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:02:20)

403.  ホタル(2001) 東映作品ながら、私は意外に良かったです。特攻隊の悲劇、戦友の絆、夫婦の絆、難病モノ、日韓問題、昭和の清算等と、確かにテーマの盛り込み過ぎという気はしますが、少なくとも「鉄道員」よりは観れました。マイナスは以下三点。まず、特撮のレベルが低すぎる。こういう所がちゃんとしてないから、作品全体が一段低く見えてしまう。それと、高倉健と田中裕子のバランス。役と実年齢の近い田中がやけに若く見えて、健さんは見た通りに老けて見える。この辺もメイクアップや撮影技術の低さ。そして、本作唯一の花・水橋貴己のド素人演技。何のしがらみでこの子を出演させにゃぁならんかったんだ? 奈良岡朋子がいなかったら、どうなってたことやら…。そういうことで、本作の救世主・奈良岡朋子に+1点の6点献上。[地上波(邦画)] 6点(2006-03-17 00:01:51)

404.  いちげんさん 「ガイジン」と「障害者」という、日本に於けるマイノリティ同士の恋愛を描く、外国人作家による日本語小説の映画化(芥川賞候補にもなった原作は未読。映画も「僕」の一人称で私小説風に語られます)。タイトルでも示されてる通り、物語は日本の排他性をテーマにしてるんだと思いますが、映画では余りその部分に踏み込んで行かず、「僕」が定食屋で勝手にナイフとフォークを出されてしまう等のちょっとした「違和感」を淡々と描いていく(でも、これは偏見であると同時に、日本特有の「気を回す」という美徳でもある。これだけ気を遣ってくれる国が他にあるか?)。映画の作りとしては「小説」よりも、「エッセイ」に近い印象を受けました。「僕」を演じたエドワード・アタートンの日本語は、スティーブン・セガールより全然上手。また、瑞々しい映像は、近年の邦画の中では「Dolls」に次いで綺麗だったと思います。という訳で、鈴木保奈美の大き目の乳首に+1点の6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-17 00:01:20)

405.  20世紀ノスタルジア 頼まれても見たくない、ガキの成長記録を収めたホームビデオの様なクズ映像の寄せ集め。おまけに、反吐が出る程の少女趣味。古いリズムボックスだけで作った様な安い音楽。調子っ外れの歌。見るも無残な演技と聞くに堪えないアフレコ(広末涼子の相手役の気持ち悪い男と、特に根岸吉太郎!)。本当に16~7歳のガキが作った、目も当てられないほど稚拙なビデオ映画そのまま。もちろんヒロスエのプロモーション・ビデオにも、アイドル映画にもなってない。こんなものに金を取るなんて犯罪です。高校の視聴覚教室ででも、同好の士だけでひっそりと上映会をすればいい。[CS・衛星(邦画)] 0点(2006-03-17 00:00:52)

406.  サロメ(2002) 一種のモキュメンタリー手法で構築されたフラメンコ版の舞台「サロメ」。前半のメイキングっぽい部分は、スタッフも役者が演じてるフィクション。後半のステージも舞台ではなく、あくまでもスタジオ内での上演。むしろ全体で二幕一場ものの舞台劇といった構成です。もちろんダンス自体は「本物」だし、前半の「解説」を踏まえた上で後半の「本番」を鑑賞できるので、「サロメ」やフラメンコに疎い私の様な素人でも楽しめるとは思います。しかし私には、この手法の意図する所が良く理解できませんでした。映画としてもどう評価して良いものやら解りません。従って、中道の5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-13 00:35:21)

407.  アザー・ファイナル お互い聞いたことも無い国同士の対戦でも、「代表試合」の盛り上がりは世界共通。本作では試合そのものよりも、ブータン、モントセラト両国民のサッカーに対する素朴な愛情、そしてサッカーを通じた友好に胸が熱くなること請け合い。小国同士でFIFA公認の国際Aマッチを開く苦労も垣間見れて興味深いです。また、淡々としたドキュメンタリー・タッチではなく、ちゃんとボールを使って「演出」してあるのも良かった。ところで、体格差ではモントセラト有利に見えましたけど、状況が彼らにはかなり不利だった様なので、出来ればホーム&アウェイで対戦して欲しかったですね。そうすれば我々も、この素晴らしいゲームがもう一試合見れた訳です。ワールドカップ年である今年も、最下位決定戦は開催されるんでしょうか? 7点献上。[地上波(字幕)] 7点(2006-03-13 00:34:56)

408.  ポーリーヌ ポーリーヌは花が大好き。だからポーリーヌは、妹のポーレッタが大好き。綺麗な花畑の様なポーレッタの洋品店が大好き。可愛い花壇の様なポーレッタの寝室が大好き。花が咲き乱れた様なポーレッタのファッションが大好き。堂々と舞台に立ってオペラを歌う、大輪の花の様なポーレッタが大好き。ポーリーヌは花の世話も大好き。だから花の様なポーレッタにも、ポーリーヌは知らず知らずの内に水を注す。最近ポーレッタが少ししおれて見えるのは、ポーリーヌが中々水を注しに来られないから。でも、会える時にはポーリーヌは、忘れずに大切な花の世話をするのです、8点献上。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-13 00:34:30)

409.  GIRLS★GIRLS 下ネタ満載ながら嫌らしさを感じさせない、溌剌とした楽しいガーリー・ムービー。やってることはアメリカとほとんど変わりないんですけど、本作に登場する女の子達はとってもウブ。ウブだからこそこの三人はお馬鹿に見えるし、凄く可愛らしく感じる。ここはアメリカと大きく違う。また、日本の方が性情報自体は無秩序に氾濫してるので、処女・非処女に関わらず「ウブな女の子」は希少だと思うし、道徳的ではなく、生物学的に性を語ってくれる大人も身近にはいない。我が国では中々成り立ち難い映画でもありますね。それにしても、コンドームって頭に被れるんだなぁ…、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:34:02)

410.  幸せになるためのイタリア語講座 幸せに縁遠い暮らしを送ってきた男女6人が織り成す、ほろ苦いロマンティック・コメディ(?)。これは完全に手法が物語をスポイルしてる良い例だと思う。「ドグマ」及び「幸せ」繋がりで言えば、「しあわせな孤独」みたいに登場人物の不条理な心理に迫っていく様な作品の場合は、手持ちカメラによるクローズアップの連続も効果を発揮すると思いますけど、こんなに甘い物語を荒い画質のスタンダード画面、そしてお決まりのブレまくりカメラで見せられても、物語に入って行けない。それに本作の登場人物達の「幸せ」は、周りの人間が死んでいくことによって訪れる訳です。こんなの、もっとファンタジックにコメディ色を強調して演出して欲しい。だから私は、最後まで登場人物達に対する違和感が残ってしまいました、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-13 00:33:39)

411.  惨劇の週末 雰囲気はそんなに悪くないし、アメリカ製の似た様なティーンズ・ホラーと比べれば良く出来てると思う。「インビジブル」をモロにパクった日本のビデオ・パッケージからZ級のバッタもんをイメージしてると、凄く「まとも」な作品であることにも驚くでしょう。しかし、伏線の張り方が余り上手だとは思えなかったし、そもそも、もうこの手のオチには飽きた。別に途中でオチが判っちゃうってことではなく、例え最後まですんなり騙されてたとしても、真相が明かされた時に最早「おおっ!」という驚きは無い。むしろ「な~んだ、またかよ…」って感じ。そういったことで、私的には惜しくも4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-13 00:33:17)

412.  裸のマハ ゴヤの伝記ものや、スキャンダラスな「裸のマハ」の制作秘話みたいな映画を期待すると肩透かしを食らいます。あくまでも本作は、スペイン宮廷を舞台に繰り広げられる権謀術数を描くサスペンス映画。印象は、「真珠の首飾りの少女」を観るつもりで「危険な関係」を観てしまったみたいな感じ。しかも皆さんお書きの通り、大して面白くありません。基本的な物語は「誰がカイエターナ夫人を殺したのか?」というミステリーの筈なのに、話が解り辛くて全く「謎」に引き込まれて行かない。これは明らかに脚本の未整理が原因です。そんな訳で、唯一の見所の美術と衣装に3点献上。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-13 00:32:48)

413.  クリスチーナの館 周到に仕掛けられた館の罠から逃げ切れるか! キルスティン・ダンスト、ブラッド・ピット、デヴィッド・ドゥカブニー、アイリーン・キャラの豪華競演で贈る、「SAW」を凌ぐサスペンス・ホラーの決定版!…というのは真っ赤な嘘で、役者もストーリーも「仕掛け」も、そんなアメリカ製ティーンズ・ホラーのまがい物。カナダ製なのにアメリカ製を名乗ってるし、邦題から「白い家の少女」みたいな話かと思ってたら全然違うし(ま、「直訳」ではあるんですけど…)、かなり粉飾決算的な作品です。でも、役者陣の中途半端なソックリさん振りが可笑しくて、そんなに退屈はしませんでした、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-13 00:32:24)

414.  タンゴ(1998) 舞台演出家の頭の中にあるイメージと実際の稽古風景、舞台劇と現実、そしてドキュメンタリー風演出とファンタジー演出とが渾然一体となって構成されたアルゼンチン・タンゴ映画。完全モキュメンタリーで構成された「サロメ」よりは、陳腐ながらストーリーのある分、こちらの方が観易かったですけど、その「ストーリー」はほとんど添え物。本作は、全編に散りばめられた官能的で迫力あるアルゼンチン・タンゴを鑑賞する為だけにある。美しい舞台装置や照明で彩られた群舞、ソロ、トラディショナル、前衛等々のダンスを、本当にじっくりと観せてくれます。それにしても、話の流れや映画のスタイルからして、ラストにこんな「悪戯」が仕掛けられてるとは思わなかったので、最後は私もまんまと騙されました。ということで、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:31:50)

415.  クイーン・コング 面白い。単に「キング・コング」のパロディの為だけに「クイーン」を名乗ってる訳では決してなく、映画の中に於ける女性の扱い、そして現実世界での当時の女性の地位にこそ本作の皮肉の本丸がある。コングの保護が「環境保護」ではなく、「女性解放」に繋がっていく展開は見事。ラストは少し感動しちゃいました。また、こんな規模の映画なのに、出てくるお姉様達が全員スーパーモデル並のルックスの持ち主ばかりってのも凄い。女性はウーマン・リブ的パロディを、男性は登場するお姉様方の怪しいダンスを眺めてるだけでも楽しい筈。もちろんピーター・ジャクソン版「キング・コング」の100万分の1以下のショボさですけど、そのチープさや吹替も含めて、個人的にはジャクソン版より少なくとも3倍位は楽しめました、6点献上。[地上波(吹替)] 6点(2006-03-13 00:31:24)

416.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 「訳の判らない世界観の中で暗躍する、超絶身体能力を持った女暗殺者」というオープニングは、嫌でも「エレクトラ」の苦い記憶を呼び覚ます。また、かなり見飽きた感のある「未来の管理社会vsレジスタンス」という図式が、不吉な予感を抱かせる。「ガールファイト」の女流監督カリン・クサマとしては大出世の作品だと思いますけど、「ガール~」の鮮烈なイメージは皆無。かと言って特別なスタイリッシュさも無いので、「エレクトラ」程じゃないにしろ、全く新味の無い凡庸な仕上がりには違いありません。話を急ぎ過ぎてるのもどうかと思う。背景を巻頭でちょっとナレーションしただけで、監視システムの仕組みがどうなってるかとか、モニカンの能力や目的の説明等が一切無い。フランシス・マクドーマンドの正体も置き去りにされたまま終了。それにしても最近のSFでは、「クローンは記憶も再生する」って設定がすっかり当たり前になっちゃいましたね…、4点献上。[試写会(字幕)] 4点(2006-03-03 00:04:47)(良:1票)

417.  ヒストリー・オブ・バイオレンス グラフィック・ノベルというジャンルの「アメコミ」が原作なので、よく考えてみれば物語や登場人物は非常にコミック的(「夜叉」みたいな健さん映画的でもある)。素性を隠した一般人が危機に際すとスーパー・ヒーローに変身して、且つ自分のアイデンティティに苦悩するというのは、最近のコミック・ヒーローモノ共通のプロットです。しかし、デヴィッド・クローネンバーグの抑えに抑えた演出は好感が持てました。二回登場する濡れ場に、ちゃんとした意味を持たせてあるのも良かった。個人的に「暴力」というテーマの深みは余り感じられませんでしたが、尺が短いということもあり、中だるみすることなく最後まで一気に観てしまいました。また、クローネンバーグらしい余韻を残したラストシーンで、評価も少し上がりました、7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2006-03-03 00:04:22)

418.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 教科書通りの伝記映画。つーか、幼少時に兄弟を亡くしたトラウマを抱え、麻薬中毒を克服したミュージシャンって、ほとんど「Ray」と代わり映えしない題材。これは別にジョニー・キャッシュが悪い訳ではもちろんなく、こうも続けざまに同じ様な脚本に仕上げたハリウッドが悪い。邦題に付けられた副題が、本作のあるべきテーマを示してます。これは絶対にジョニーとジューン・カーターを同等に描くべきでした。「君につづく道」の「君」は、ジューンであると同時にジョニーでもあるのです。二人の長い長いラヴ・ストーリーとして構成すれば、ラストはずっと感動的になったでしょう。ところで、二人揃ってアカデミー賞にノミネートされましたけど、本作のリース・ウィザースプーンの演技と歌は圧倒的。この点は彼女に捧げます、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2006-03-03 00:03:59)

419.  クラッシュ(2004) まだ10ヶ月を残してますが、まず間違いなく私的2006年度No.1作品はこれになるでしょう。一つ一つは単純なエピソードながら、練りに練ったであろう脚本・編集構成に全く抜かりが無く、抜群に面白い群像劇に仕上がってます。役者も正に適材適所(ドン・チードルの印象的な顔で、少し「トラフィック」を思い出した)。物語は確かに人種的偏見を扱ってるんですけど、問題の根本は人種ではなく、「信用」と「思いやり」の欠如。人を見たら幼児誘拐犯と思わざるを得ない社会や、他人を思いやることがまるで「損」でもあるかの様な風潮は、単一民族国家のつもりでいるどっかの島国も変わりありません。この映画は個人と社会、愛情と憎悪、共感と反感、偶然と必然、不運と幸運、美徳と醜行といった、ぶつかっても決して混ざり合うことのない糸で織られた複雑な文様のタペストリー。そこに浮かび上がった余りにも不完全な人間の姿は、しかし、この上なく愛おしい、9点献上。[映画館(字幕)] 9点(2006-03-03 00:03:35)(良:1票)

420.  エレクトラ(2005) こりゃフォローのしようもない…。「気まぐれ」で考えついた様な物語設定と取って付けた様なキャラクター設定で、やけにあっさりと映画は進んでいく。そもそも、エレクトラって何者なのさ?(ジェニファー・ガーナーがこのヒロインでは薹が立ち過ぎてる様に見える。それと彼女、唇に絶対何か入れてますよね) 善と悪が争奪し合う「最終兵器」って、この程度のもんなのか? それ以前に、善と悪って何の為に対立してんのよ? 全く訳が解らない。それに、ボブ・サップは一体何しに出てきたんだ? これじゃ「デビルマン」の時と大差ないじゃん(てか、サップはクソ映画を選んで出てんのか)。本作から感じたのは、アメコミではなく日本のマンガ(と「HERO」等の武侠大作)からの影響。キリギのチーム(?)は、まんま「幽遊白書」とかに出てきそう。本作と比べれば、同じスピンオフ作品の「キャットウーマン」なんか、ゴールデン・ラズベリー賞じゃなくてアカデミー賞モノですよ、2点献上。[DVD(字幕)] 2点(2006-03-03 00:03:06)

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