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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
401. ソードフィッシュ 《ネタバレ》 すいません、クライマックスのバスぶら~んのところで「ドリフだ~」って感じで笑えて仕方ありませんでした。いやいや、ちゃんと計画しておきながら、あんなマヌケな展開してちゃいけませんでしょ~、というのはあるんですけどね。で、物語はまんまと騙されちゃいました、って物語なんですけど、いちいち強引なのでマジメに見てるとバカを見る、って感じが。あと、あんまり長いブレット・タイムはやめてね。私、ブレット・タイムを見ると何故か息止めるクセがあるんで、窒息しちゃいます。6点(2003-12-09 23:37:41)(笑:2票) 402. スペース・カウボーイ 「じっちゃん達、宇宙へ」なファンタジー(まだトミー・リーをじっちゃん、って言っちゃうのはどうかとも思いますが)、まずは楽しく見られました。科学的な考証は、まあ目をつぶって。おちゃめなじっちゃん達の姿は微笑ましいです。でも、イーストウッドの「まだまだ現役!」な意識は、そろそろちょっと無理を感じますねぇ。若いモンに少しゃ希望を託す気にゃなりませんか? それにしても、ゲ○で笑い取るの禁止! このフレーズを何度も何度も書かにゃならんのか・・・。6点(2003-12-08 22:26:24) 403. スパイキッズ2/失われた夢の島 前作のラテンノリが薄まって、お子ちゃま向け感がいよいよ強まった2作目ですが、前作の後半ダレダレ~に比べると楽しめた気がするよーな。CGでハリーハウゼンタッチを再現してくれたりしてて。ただし、世界中の映画界に忠告!ゲ○ネタで笑いを取るの禁止!胃が弱い私はアレ、シャレになんないんだから。最近の映画、多いんですよね、ゲ○。カンベンしてよ・・・。6点(2003-12-08 15:59:20) 404. スナッチ 映像スタイルがうひょ~、って感じではあるんですが、その前後に大挙して登場した亜流の中の1つ状態になってしまっていた感もなきにしもあらず。オレが本家だ~!と言っても、元から、いろんなトコの影響を感じないワケにはいかないですし(デ・パルマやタランティーノやダニー・ボイルなんかね)。で、映像を除くと、チンピラな人々の物語にちっとも感情移入できない私にとってはかなりツラめ。この人達が、どんなバカをやってもドジを踏んでも、自業自得~で終わり。おバカは好きだけど、人殺しや盗人なおバカは嫌いだよ、と思う私なのでした。6点(2003-12-08 15:08:10) 405. スコーピオン・キング 《ネタバレ》 あ、なんだかちょっと懐かしい感じがする、って映画でした。時代モノなアクション映画。本家「ハムナプトラ」シリーズのような、ハデな視覚効果で見せるんじゃなくて、アクション主体。物語は単純だし、ロック様は全然演技してないじゃん、みたいな感じでしたけど、こういう古代ヒーローアクション、ノスタルジックな気分になれていいですね。ただ、この映画ではハッピーエンドだけど、結局のとこ、あのシャカシャカした恐怖のサソリマンになっちゃうんですよね・・・。6点(2003-12-07 22:00:19) 406. サンキュー、ボーイズ 子離れできないママ状態のドリュー。うーん、あのちびっこかったドリューがママ役ですよ。しかもその子供、ラストの方じゃチビじゃなく青年状態。時が進む早さをひしひしと感じる今日この頃。それはともかく、この映画は、人生いろいろあって、夢もそう簡単には叶わないけど、それでも私は生きてゆくの!とゆー、ちょっと鬱陶しさを伴わなくもない半生記。えーと、少し反省もしたら?なんて言いたくなる感じもあります。共感できない物語な上、途中どんどん映画の焦点がボヤケてくるので、かなりキビシいです。世の中、実話の凄さというのもあるのですが、これは実話なりの退屈さ、というのを味わわされた映画でした。6点(2003-12-05 22:20:13) 407. ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 ゴジラとキングギドラがベイブリッジ脇に落下する際の、あのぽちょん、って感じは、アレでいいの? サイズがヘンな気がするんですけど。それはともかく、結構楽しめました。宇崎竜童は時々、何言ってんのよ?って感じでセリフが聴き取りづらかったですけど、新山千春頑張ってたし、キュートなバラゴンちゃんはもっと頑張ってたし。人がぽろぽろ死んでゆくあたり、怪獣ってそういうもんだよねぇ、って納得したり。ただ、ガメラはいつ出てくるの?って感じがねぇ・・・。大迫さん、遂に・・・って感じだし、渡辺裕之はいつも通りだし。そもそも何と言っても「ガメラ3」の続きみたいな物語だし。全くの別物、という道を選ぶ事はできなかったんでしょうかねぇ・・・。6点(2003-12-03 16:32:18) 408. キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 止まっていた人生を、再び進み出すラストシーン、いいんですけど、でも、私としては、あの無人島生活の部分を、もっともっと見ていたかったなぁ、と。アラン・シルヴェストリの毎度過剰な音楽が全く流れず、自然の音だけで描かれる無人島世界は、過酷ではあるけれど、静かに、心安らぐ気分にさせてくれました。自分と、ウィルソンしかいない世界で、ただ生きてゆく、それだけの日々に、ちょっと憧れを抱いたりして(まあ、実際にそうなったら、たまったモンじゃないですが)。あ、蛇足ですが「エネミーライン」にウィルソンネタがあったの思い出しました。6点(2003-12-01 11:29:36) 409. ギフト(2000) 閉ざされた田舎に住む人々の閉ざされた心の闇。現実に向きあえない主人公が、人々の闇を解放してゆく事で、自らも解放されてゆく、という、ちょっとイイ話のようにも思えますが、何しろサム・ライミなホラーですから。寒色の雰囲気に包まれてた、美しさを感じる世界の中の、ダメ人間の渦。ダメな人達に対する救済の物語として考えると、サム・ライミらしいのかなぁ、なんて。6点(2003-12-01 11:12:25) 410. キッド(2000) 《ネタバレ》 この頃は、「マーキュリー・ライジング」「シックス・センス」そしてこの映画と、毎年秋になると何故かウィリス&子供モノが公開されておりましたが、この映画はディズニーブランドなファンタジーゆえ、ホンワカ系映画ではありました。自分の過去の姿に出会い、自分を見つめ直す事で、諦めていた夢を取り戻し、そしてラストにはオチがあり、と。結構感動しちゃったりもする、いい映画なんですけど、夢は努力すれば必ずかなう!とゆー主張は無責任ではないかえ?なんて思ったりもして。このトシになるとね、そういうの信じられなくなるだけじゃなく、そういう考え方は人にひどい迷惑をかけたりもするのよ、なんてね・・・んー、夢のない大人でごめんなさい。6点(2003-12-01 00:29:45) 411. 風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind 原作はC・W・ニコルが平易な日本語で書いた、童話形式の物語ですが、旧態依然としたアニメ化が気になりました。物語を忠実に映像化してはいるのだけれど、毎度お馴染みベタ塗り背景に展開するセルアニメワールドでは、せっかくの安達祐実、前田亜季の好演が勿体ない感じがしてしまいます。アニメの表現枠の限界に捉われてしまい、世界の広がりが平べったい印象になってしまったような。後半の展開は、原作読んでいても「ええ~?」って感じだったので、まあ、仕方ないかな、って。6点(2003-11-29 21:01:57) 412. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 デジタル撮りのシネスコサイズになって登場の第二弾は、オープニングの演習シーンで、前作より少しだけ映画を感じさせてくれました。ただし、主軸となるエピソードに対しての取り組みは前作より更にグズグズ、後半になって展開がグダグダになったのは前作以下。君塚脚本は毎回テンションが維持できず、途中で糸が切れてしまう感があります。「湾岸署では血を~」の部分なんか、青島、どこでその情報を仕入れたワケ?って。明らかに蛇足状態でムリに感動させようとしてるとしか思えませんでした。それでも前作より1点増しなのは、シリーズのファンとしてエピローグ部分が良かったから。あと、シネスコサイズ&ドルビーデジタルが嬉しかったから。それだけです。はい。[映画館(邦画)] 6点(2003-11-28 22:59:31) 413. X-メン 《ネタバレ》 このテのアメコミヒーローものには、共通した欠点があります。それは、最初から絶対主人公は死なない、というのが判っている事。どんな危機に陥ったところで、どうせ助かるんでしょ?って。この映画はメンバーが多いのですが、そのうちの誰かが、という事もないですし(もちろん、そんな事、ファンが許さないでしょう)。となると、主人公のピンチ!以外のところを楽しむしかないのですが、この物語は群像劇であるところが面白く、また欠点にもなったような気がします。チームで戦う、という事によって生まれるメンバー間のドラマは面白く、だけどウルヴァリンとローグのドラマをもう少しじっくり見せて欲しかったな、賑やかな展開の中で霞んじゃったな、って。更に、アメコミ映画自体が量産され過ぎている傾向の中では、1作1作の輝きも霞んでしまいます。残念な事に、私にとっては、どうしても『スーパーマン』より後に作られたアメコミ映画は全て『スーパーマン』に似た映画、でひとくくり状態になってしまうのでした。[映画館(字幕)] 6点(2003-11-28 11:14:50) 414. アンブレイカブル 《ネタバレ》 この監督の一発芸ネタは、毎回楽しみにしてます。ただ、この映画はそんなに面白くなかったかな。オープニングの長回しなんか、感心しましたけど、「お父さんはヒーローだ」みたいなところは、やり過ぎちゃってて「実はアメコミネタ」ってところを出っ張らせちゃってます。もっとミステリアスにいろんな要素をひっそりと隠しつつ、最後にドテーッ!とコケさせて欲しかったなぁ、と。でも、このパターンであと2作ヒットさせたら、偉大なるアホ監督として映画史にその名を刻めることでしょう。6点(2003-11-26 12:39:19) 415. アトランティス/失われた帝国 この点数でも無謀に思われそうですが。ディズニーらしさよりも、子供の頃にテレビで見ていたハンナ・バーバラ製アニメっぽさが強くて、懐かしさを感じました。乗り物のデザインやキャラクターデザインは、やはりアメリカの伝統から生まれたものかと。まあ、物語はともかく。ディズニーとアメコミと和製アニメの融合、と好意的に解釈・・・したらダメなんでしょうかねぇ・・・やっぱり。[映画館(吹替)] 6点(2003-11-25 20:15:21) 416. アイス・エイジ 《ネタバレ》 今はもう、この世界からいなくなってしまった動物達の物語。クセのあるデザインには、ちょっと馴染むのに時間がかかりましたが、ディズニーともドリームワークスとも違う、シンプルなタッチもこれはこれでいい感じ、と思いました。舞台やキャラクターが限定されていて、広がりをあまり感じさせないのは惜しいのですが、時代を軽やかに跳躍してみせる、でも物語にはちっとも絡まない「ヤツ」が最高で、「ヤツ」の姿を見るだけでも価値ありな映画でしょう。[映画館(吹替)] 6点(2003-11-25 12:37:51) 417. I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 これからクライマックス突入、と思った、その瞬間、映画は突如、怒涛のハッピーエンドに。「ええ~?」って感じでした。ダコタちゃんにゃ泣かされましたけど。彼女のプロモーション映画&ショーン・ペンの多彩さを見せる映画として見れば、なかなかいいカンジ。現実として捉えた時に、じゃ、どうするの?という問題に対して、明確な答えが出せている映画、そうはないのも事実ですしね・・・。6点(2003-11-25 12:03:37) 418. ガンシャイ 《ネタバレ》 私は意外と好き。あんな屈強なボディ持ったリーアム・ニーソンが精神的によわよわ~、お腹ピー、って、なんかバリバリ共感しちゃいます。ポスターやプログラムでは一人で映ってるサンドラが、実はあまり大きな役じゃなくって、インチキ!って感じではありましたが、クライマックスでの、よわよわ仲間大活躍に、「おおっ!ツボにキタ!」って感じでした。6点(2003-11-23 23:14:51) 419. チキンラン 長編な分だけ、「ウォレスとグルミット」に比べると密度がなくなっちゃったような感じでした。クレイアニメという特殊な映像表現は、見た目のインパクトが重要ですから、あんまり長いと、見ている方は「それが当たり前」って感じに慣れていっちゃうんじゃないでしょうか。だから、その驚きが消える前にスッパリ終わらせるか、さもなきゃアニメの技術以上に楽しませる物語を用意するか。この映画は、物語の飛躍がもう少し必要だったんじゃないかな、と思いました。6点(2003-11-23 13:34:44) 420. 息子の部屋 身内や親しい人を亡くす、というのを何度も経験している人間にとっては、この家族の、再生ではなく再構築な物語が呼び起すのは、「そうそう、そういうものだよね~」という納得。だから、映画的な感動もなければ、失望もなく、当たり前の事が当たり前のように流れてゆく映画で、それが悪いとかいいとかいう気持ちすらも湧かない、ただただ納得するだけの映画なのでした。6点(2003-11-23 00:37:59)
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