みんなのシネマレビュー |
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401. シン・レッド・ライン レビュワーの意見がみごとに分散していますね。確かに評価の難しい作品だと思います。私は心躍るワクワク感がなかったので低評価です。ストーリーをしっかりと追いづらい作りに閉口しました。アカデミー賞に何部門かノミネートされましたが、それほどとは思えませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2010-08-15 23:11:59) 402. ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 《ネタバレ》 リアルタイムで見ました。観賞後、「どおして、最後スローモーションで血しぶきを巻き散らかしてくれなかったんだぁあー!!」と思ったものです。ペキンパー作品の質は流血量に比例すると私は思っています。後半の流血少なめに不満がありますが、前半は見所たっぷりです。ボブ・ディランの音楽と出演が嬉しいですね。[映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 22:37:14) 403. ガルシアの首 これは燃えました。金、酒、女、そして拳銃。ウォーレン・オーツの魅力で溢れています。しびれました。[映画館(字幕)] 9点(2010-08-15 22:33:21) 404. 戦争のはらわた アメリカ人が英語でドイツ人役を演じる異色作です。公開当時は否定的な意見が多くて、受けが悪かったと記憶しています。私も同様で、大きな期待をかけていたこともありますが、とくに結末は不完全燃焼感が強かったです。皆さんの評価がとても高いのにビックリしてしまうくらいです。しかし、多量の血しぶき飛び散るバイオレンスシーンは素晴らしかったです。なんだかんだ言って、ペキンパー作品は好みなので、この点数です。ジェームズ・コバーンの代表主演作を選ぶならこの映画と思います。[映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 22:28:00) 405. 火の鳥2772 愛のコスモゾーン 《ネタバレ》 漫画家手塚治虫は、空前絶後の存在だと思います。テレビアニメにも立派な足跡を残しました。しかし、劇場映画では彼が望んだような成功はついに収められなかったのではないでしょうか。このアニメの最大の欠点は、画力の弱さにあると思います。手塚治虫の柔らかなタッチが出ていないし、絵自体が美しいとは感じられません。主人公ゴドーが火の鳥を得ようとする物語は、漫画火の鳥の未来の物語をベースにしつつ、映画オリジナルの展開を見せます。悪役としてロックが出できたのはうれしかったですが、映画終盤は迷走気味で、結末は万人の共感を得るには至らないと思います。映画館に入るまでは、手塚治虫の代表映画作品になるのではないかと期待していたのに残念です。[映画館(邦画)] 3点(2010-08-15 22:08:30) 406. シンドラーのリスト スピルバーグは本当に凄い作品を撮ったと思います。戦争はむごいですね。でも、むごいことから目をそらせてはいけませんね。この映画でシンドラーという人物を知ることができて良かったです。[映画館(字幕)] 9点(2010-08-15 21:58:11) 407. 重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス ロイ・シャイダーにとっては「フレンチ・コネクション」にあやかった作品で、ついに主役を得ることができました。しかし、当時の彼は、主役を張るにしては今ひとつ魅力不足で、作品の不出来もあり本作は日本で全くヒットしなかった記憶があります。この後、単なるアクション映画俳優に終わらず、ヒット作にも恵まれ、役の幅を広げていったことは、大変に立派だったと思います。[地上波(吹替)] 5点(2010-08-15 21:50:30) 408. フレンチ・コネクション2 「2」ができようとは思っていませんでした。ストーリーは「1」を補う形になっていますが、監督が代わったこともあり、味わいは別物です。ロイ・シャイダーが出演していないのが残念です。しかし、溜飲が下がる思いがしましたので見て良かったと思わせてくれます。[映画館(字幕)] 7点(2010-08-15 21:44:18) 409. フレンチ・コネクション 刑事物でアカデミー賞の作品・監督・主演男優の各賞を受賞したことは驚きです。エンターテインメントというよりドキュメンタリーのような乾いた描き方が他の作品と一線を画するところでしょうか。ロケーションが素晴らしいです。[映画館(字幕)] 9点(2010-08-15 21:37:32) 410. インファナル・アフェア 手に汗握る展開で、釘付けとなりました。ものすごい切れ味の名作ですね。「ディパーティッド」を先に見ていましたが、鑑賞の妨げにはなりませんでした。[DVD(吹替)] 10点(2010-08-15 13:01:36) 411. グレートレース 《ネタバレ》 ニューヨークからパリへの自動車レースの大傑作コメディです。66年のアカデミー賞の音響効果賞を受賞しています。ジャック・レモンとトニー・カーティスの絶妙の競演に拍手です。ピーター・フォークが若いですね。コロンボのファンはぜひ見て欲しいと思います。また、ヘンリー・マンシーニの名曲"The Sweetheart Tree"が素晴らしいです。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 12:48:02) 412. 椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 最初の鑑賞は銀座の並木座でした。「七人の侍」との二本立てで、200円でした。封切りの前売り券が700円、当日券が800円か900円くらいの時代です。お目当ては「七人の侍」で、「椿三十郎」はまったく予備知識なしで見ました。観賞後、とんでもなく得をした気分でした。話はコンパクトで単純明快。笑いもあれば、素晴らしい殺陣もあります。颯爽と去っていく三船敏郎の背中が最高です。[映画館(邦画)] 10点(2010-08-15 11:21:20) 413. モンスターズ・インク 《ネタバレ》 最高! 映像良し、ストーリー良し、音楽良し。石塚英彦・田中裕二の吹き替えも素晴らしかったです。アカデミー賞の長編アニメーション賞を逸したことが信じられません。ロサンゼルスのディズニーランドには、車に乗るタイプのお子様向け「モンスターズ・インク・ライド」があります。私はこれでは生ぬるいと思います。扉にしがみつくタイプで、危険きわまりないハイスピード・アトラクションをディズニーはぜひ作って欲しいです。追記;東京ディズニーランドには大人も子供も楽しめる素晴らしいライドができました。しかし、私は扉にしがみついてみたかったです。[映画館(吹替)] 10点(2010-08-15 11:16:49)(笑:1票) 414. グライド・イン・ブルー 《ネタバレ》 最初は名画座での鑑賞でした。突然に訪れるクライマックスと、とてつもなく長いエンディングをスクリーンで味わえたのは幸せだったと思います。その後、テレビで見て再び感動し、ビデオもDVDも購入してしまいました。勧善懲悪でもなければ、ヒーローものでもなく、ストーリーもけしてスッキリとはしていません。しかし、撮影、音楽、アクションと随所でしびれさせてくれるものがあります。オープニングのタイトルバックはまさに秀逸です。アメリカンニューシネマや、サム・ペキンパーのスローモーション撮影が好きな映画ファンには是非見てもらいたいです。モニュメント・ヴァレーを美しく撮ってくれています。思わず「駅馬車」「イージーライダー」「フォレストガンプ」らと比較してしまいます。思い入れのある作品なので10点を捧げます。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:50:16) 415. イージー・ライダー 《ネタバレ》 日曜洋画劇場で見たのが最初ですね。淀川長治氏が映画史に残る名作と絶賛していました。免疫のなかった私にはラストがあまりにも衝撃的で、たいへん切なく感じました。その後、名画座で何度か鑑賞し直しました。たいして良い音響環境ではなかったのですが、大きなスクリーンで見るとまた素晴らしいですね。ホームシアターでゆったりと見ることが出来たら贅沢だろうなと思います。[地上波(吹替)] 10点(2010-08-15 10:45:16) 416. ターミネーター2 《ネタバレ》 前作をはるかに超える映像の力を感じます。「1」と「2」の間に、映像技術が格段に進歩したことがよくわかります。T-1000のアイデアがなんといっても秀逸ですね。シュワルツェネガーが今回は正義の味方となり、彼に感情移入できたことも良かったです。大成功の続編でした。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:40:14) 417. ライトスタッフ 《ネタバレ》 男の中の男の映画。チャック・イェーガーを演じた、サム・シェパードが素晴らしいです。ジョージ・ワシントンを知らないアメリカ人がいないように、アラン・シェパードとジョン・グレンを知らないアメリカ人はいない、と聞いたことがあります。劇場で鑑賞しましたが、ジェット戦闘機が音速を超えるや、私の座っているシートがすさまじく揺れて驚いたことを覚えています(確かサウンドソニック・システムとかいいました)。音楽、音響、役者、ストーリーのすべてが一級品と思います。なによりも史実の重みがあります。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:38:35) 418. エイリアン2 邦題はわかりやすく「2」ですが、原題は複数形の「S」で、ただの続編じゃないぞと主張しています。キャメロン監督は「1」のエピソードを巧みに取り入れ、期待以上の作品を作ってくれたと思います。ぐっとスケールアップして大傑作になりました。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:33:54) 419. JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 音楽がとてもよかったし、ジョーズの造型が素晴らしかったですね。劇場内の全員が腰を浮かすほどびっくりしたシーンが三カ所ありました。みんなが感覚を共有し、一蓮托生の気分になるのは劇場鑑賞の良い点ですね。観賞後は無事に生きて帰ってきた気分を味わえました。 めちゃくちゃに面白かったといえる作品です。[映画館(字幕)] 10点(2010-08-15 10:31:04) 420. ヒポクラテスたち 今見返すと多少色あせた作品に感じられると思いますが、撮影された時代をうまくスケッチして残してくれていると思います。大学生の頃に見たい作品ですね。私はリアルタイムで見て、登場人物たちと同世代だったこともあり、思い出深いです。[映画館(邦画)] 10点(2010-08-15 10:26:50)
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