みんなのシネマレビュー |
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421. 21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス 《ネタバレ》 半分以上思い出補正も入ってるのですが、小さい頃によくビデオを借りて観ていました。 時間にして約40分、テレビアニメのスペシャル的な時間で、登場人物も主要3人以外はほぼ劇場オリジナル。 展開も所謂「ローマの休日」なのですが、短い時間の中にぎゅぎゅっと見所が詰まっていて楽しい作り。 何よりヒロインのファナ王女のお転婆さと可愛さ、世間知らずさ云々が観ていてある意味心地いいアクセントになっているので、今も時たま観返したくなる作品です。[ビデオ(邦画)] 8点(2021-06-03 16:59:27)《改行有》 422. おばあちゃんの思い出 《ネタバレ》 有名なエピソードなので、以前テレビアニメ版でも観た事があるのですが、劇場版ということでいくつかのエピソードが追加されている感じです。ジャイアンやスネ夫の立ち位置もただのいじめっ子、というものではないので、これも劇場版ならでは。こういうちょっとした部分でも、のび太たちの友情の深さがわかる気がします。 そして、おばあちゃんのくだりでは、展開がわかっているにもかかわらず涙が出てきてしまいました。 小さい頃よりも大人になってからの方が、より自分のこととして感じるものが大きい作品です。[DVD(邦画)] 8点(2021-06-03 16:52:17)《改行有》 423. That’sカンニング!史上最大の作戦? 《ネタバレ》 ※2021年更新 結構設定とかはヘロヘロで、「そんな労力と技術あるならもっと勉強しろよ(笑)」と突っ込みたくなるんですけど、後半のカンニング合戦がもはやスパイ映画さながらのノリで、その荒唐無稽さは結構好みだったりします。 一応、劇中の太陽フレアの云々という伏線も回収されていたり、カンニングに対する制裁も行われていて勧善懲悪というか、主人公側の勝ちにげになっていないのも逆にいいと思います(初見が小学校くらいだったので、なんでみんな留年になってんの?とか思っていましたが笑)。 ただ、久しぶりに観返してみて、安室ちゃんや某メンバーなどテレビで見られなくなってしまった人が数人いることにちょっと時代を感じてしまいちょっと寂しいですが。[ビデオ(邦画)] 6点(2021-06-03 16:32:31)《改行有》 424. ボディ・バッグス<TVM> 《ネタバレ》 3話からなるオムニバスっていうかテレビ映画だそうですが、出ている人たちがみんなB級ホラーの旗手という感じの人たちばかりなので、そういう意味でもうれしくなってしまいます。 93年製作の割には役者陣が「あの人は今」状態のようですが。こちらはリアルタイム世代ではないので何とも言えないのですが。唯一マーク・ハミルに関しては「こんなのに出てるんだ(笑)」といった感じです(近年某星間戦争映画でまたスクリーンに大々的にカムバックしましたが)。 話自体はこうしたオムニバス形式においてありきたりと感じますが、時間も適度に短く、ちゃんと盛り上がるように作られており、なおかつしっかりとゴア描写も入っているので飽きずに観ることができると思います。 今ではこうした作品も多くなり、表現もより過激になっていたり演出面も色々と工夫されているのでこの作品が特出しているか、と言われるとそうでもないのですが、すでに鬼籍に入ってしまった監督たちの動く姿が拝める貴重な作品だと思うので、点数は7点ということで。[ビデオ(字幕)] 7点(2021-06-01 20:23:52)《改行有》 425. エイリアン3/完全版 《ネタバレ》 ほぼ別作品、という感じのする作品です。 劇場版の「そういえばアイツってどうしたん?」という状況や、「なんでリプリー襲われなかったん?」という疑問点がほぼ解消されているので、より納得のいく作りになっています。 が、個人的には劇場版はあれで好きなので正直「長くね?」と思ってしまいました。 あとまあ牛から生まれるエイリアンも設定上はあれで辻褄というか、そういうのが合うんですが、なにぶん何回も劇場版観てるとその改変すら「違和感」に感じられてしまうので、どうしてもスムーズに受け入れられなかった、というところがあります。それなので、劇場版から結構なマイナス点。[DVD(字幕)] 7点(2021-05-31 22:01:02)《改行有》 426. エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 オリジナルからさらに、LV426のコロニー内での描写、リプリーがなぜニュートにこだわるのか、という伏線?などが追加され、物語自体に深みが増した感じがします。 ですが個人的に、劇場版のスピーディな感じが好きなので、ちょっと冗長と感じたり、「コロニーで何が起きているのか?」という恐怖感が、ニュートの家族の描写で少し薄まってしまったかな、という印象を受けてしまうので、オリジナルから1点マイナスの8点。 ですが何度も観返したくなる面白い作品なのは変わりありません(事実、年に数回は観返したくなります)。[DVD(字幕)] 8点(2021-05-31 21:55:00)《改行有》 427. エイリアン/ディレクターズ・カット 《ネタバレ》 もとの作品が面白いので大幅な点数が下がりようないんですが、実際、ディレクtっラーズカット、と謳われても、オリジナルとどこが違うの?感が一番強い作品だと思います。 もちろん、オリジナルとは違うんですけど、個人的に終盤「アレ」を発見するシーンは、ちょっと蛇足かなと感じてしまったので、元の点数から1点マイナスの8点ということで。[DVD(字幕)] 8点(2021-05-31 21:49:27)《改行有》 428. エイリアン2 一番最初に観たのが3なので、個人的には3が一番好き(思い出補正込み)なのですが、実際のところシリーズ通して(4除く)甲乙つけ難い、というのが感想です。 1作目のように宇宙船の中で孤独と恐怖と戦う、というホラー要素がほとんどなくなり、コロニー惑星で大量エイリアンとドンパチ、という路線変更ですが、しっかりと前作からの流れを汲んでおり、登場人物についても個性的な人たちばかり、今見ると古めかしい「ハイテク」機器や、重火器、それぞれの場面を盛り上げるスコア等々、上げれば好きなポイントはいくらでもあげられます。 この作品のような作品はそれこそ、これ以降も星の数ほど作られていますが、未だ超えることのできないSFホラーのマスターピースのような作品の一つだと思います。[ビデオ(吹替)] 9点(2021-05-31 21:45:27)《改行有》 429. 幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦 《ネタバレ》 この映画にリアリティがあるのは文字通り演技が素人だったももクロが撮影を重ねるにつれてどんどん成長していくところだと思います。確かになんちゃって女優を披露したももドラや、もはや初主演映画として半分なかったこと(笑)にされてるシロメのころのようなポンコツぶりを知っている者としてはそれが一層感じられます。 体裁は豪華なメイキングというものですが、撮影自体にもそれぞれドラマがあり、本編には描かれていなかった原作の合同合宿でのワークショップを髣髴させる、平田オリザ氏のワークショップなど、見ごたえもあり演劇ドキュメンタリーとしてもなかなか楽しめました。 時折見せるももクロらしさもファンとしてはニヤニヤできるのですが、撮影に挑む彼女たちの本気のまなざしにハッとさせられ、「銀河鉄道シリーズ最後の撮影」で、カットがかかった後の彼女たちの涙は、高校時代には打ち込むことができなかったぬ活動というものの疑似体験、そして苦楽を共にした仲間たちとの別れなど様々な思いが込められており見ているこっちもこみあげてくるものがありました。 舞台の千秋楽の挨拶でも、れにちゃんは「西条美紀役のガルルです」と名前を間違えてしまうくらい、役に向き合い、役柄との混同は決してプロの役者としてはあってはならないのかもしれませんが、そのくらい、彼女たちの中では大きな存在であり、どんな形であれこの作品に出合えたことを自分もうれしく思います。 ぜひ、本編と合わせてみてほしい作品です。[映画館(邦画)] 9点(2015-08-18 00:32:02)《改行有》 430. エクソダス:神と王 《ネタバレ》 十の災いがこれが奇跡だ!と言わんばかりの描写ではなくあくまで「天(天災)が味方しれくれた」という描き方だったり、紅海が割れる場面も引き潮によるものだったという描写。十戒を授かる場面もあくまでモーゼの中の“神”のお告げ(と思わせるような描写)によって自分で彫るなど、出エジプト記をというストーリーを変な幻想物語ではなくあくまで史実といった感じで描いていたところには好感が持てる。 ただ、歴史スペクタクルが観たい僕は、どうしても大移動の場面が死人の行列のように淡々としたものに見えてしまったり、件の紅海の場面でもいまいちインパクトに欠けてしまった。 何より終始「神様、俺にどーしろっちゅーねん!?」とボヤいてるモーゼなんか見たくないんですよ。 もうひと押し、何かインパクトが欲しかったなと思う。[映画館(字幕)] 6点(2015-01-31 20:27:27)《改行有》 431. 聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY 《ネタバレ》 世界最速~小宇宙(コスモ)上映会と称した試写会にて鑑賞。 聖闘士星矢なんてその昔親が持ってたファミコンソフトでちょろっと触れた程度で何の知識もないままに鑑賞。 漫画の一エピソードでなく○○編と称した部分を約1時間半で語りつくすわけですから、もちろん駆け足、「もちろんこの設定とか知ってるよな!」と言わんばかりに専門用語が登場し、展開も少年漫画の常套的展開です。 原作から設定とかいろいろかなりアレンジが加えられているようで、主人公側と敵側の力量差が今一つ伝わってこない、など、原作ファンの人には相当な内容なんだと思います。 ですが、監督も言っているように、全く新しい聖闘士星矢という点で行けば、まあ目をつむれるのではないかと。 なにより、山ちゃんはじめ大ベテランの声優陣の仕事はやっぱりすげぇなと思いますし、若手側もそれに負けないくらい頑張っていると思いますし、戦闘シーンでも、やっぱりドラゴンボールやそういったものが好きな自分としては久しぶりに“男の子の血”が騒ぎました。 アテナ役の子は、もともと声優ではないし話題作りのための起用なのかも知れませんが、それでも本業の人たちに負けじとついて行こうという感じが取れます。経験不足のためか、セリフの抑揚や感情の出し方がもう一息だったり、声変わりなのか、少々ハスキーというか、かすれ具合が目(耳)につくところがありますが、それはそれ、これ以降も頑張って精進してほしいと思います。 全然期待していませんでしたが、バトルシーンの迫力や、主題歌がYOSHIKIであること、普段漫画を読まない僕でも原作を読んでみようかなと思わせるきっかけをくれたので、ここは7点で。 ―――ここまでは一映画ファンとしての感想――― もうね、あーりんはどう頑張ってもあーりんなんですよ(笑)ただそれは他の声優と違い僕らがあーりんの顔と声が完全に一致しているからであって、仕方ないんですけどね。 ただ、キャラデザも心なしか似せてくれているのか劇中の城戸沙織が徐々に佐々木彩夏に見えてくるからあら不思議(笑)だから徐々に違和感がなくなってくるので、ピンク推しの人は安心して鑑賞しながらあーりんわっしょいしてください。 そして、ラストのあれを今日(6月11日)にやるとは、監督も鯔なことをしてくれますね~。 [試写会(邦画)] 7点(2014-06-12 20:57:34)(笑:1票) 《改行有》 432. ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE 《ネタバレ》 前回が思ったよりも楽しめたので(あのマモーをして神といわしめたルパンにコナン君が勝てるわけないと思いつつ)それなりに楽しみではあったのですが、話が複雑というよりは雑多になり過ぎて集中できなかった、というのが一番の感想です。 納谷さんがとっつぁん役を退いてから初めて新しい声優陣の作品を観ましたが、そちらの感想は思ったほど悪くはない、というものでした。 ただ、一番言いたいのは、敵のボスの名前が「アラン・スミシー」と紹介された時点で、これは何かの冗談なのか?と勘ぐってしまったことです。[映画館(邦画)] 4点(2014-01-07 01:39:40)《改行有》 433. 死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 オリジナルの「死霊のはらわた」は僕のオールタイム・ベストですからリメイクされると聞いた瞬間から期待なんぞしてませんでした。 と言ったら言い過ぎですが、反面コメントでブルースが「観終わった後にボクに謝りに来るだろうね!」と豪語するからには、やはりそれ相応の期待もあったわけです。 で、結論としては、↓あにやんさんの言うとおり、最近の勘違いホラーに多い「とにかく残虐に」「とにかくシリアスに」という点のみを追求したただのスプラッタになってたわけです。 もちろん、本家の「一人ずつ順番に連れてくゾ~」というシェリルのエフェクトのかかった声を引用したり、いつの間にかネクロノミコンに仕立て上げられてしまった死者の書がちゃんと「ナトラム・デモント」に戻ってたり、例の車やソードオフの2連ショットガン(しかも律儀に左撃ち)が出てきたり… と本家ファンを喜ばす仕掛けは多々あるんです。 しかし、このオリジナルの持ち味は残虐表現のほかに笑いと恐怖のあいまいな境界線や16ミリの粗い画像からにじみ出る何とも言えない淀んだ雰囲気、おどろおどろしさだったはずなのに、きれいな画像と、「麻薬治療」なんてストーリーを複雑にしたせいで持ち味が台無しなうえに本家以上に突っ込みどころ満載な作品になってしまっています。 しかし、リメイクといえどこの作品をスクリーンで観ることができたことはうれしいことですし、何よりラストのアレはオリジナル信者にとっては反則技です(笑)あれですべてが許せてしまいました。 それなので、本来はもう少し低くつけたいのですが、今回は6点ということで。 [映画館(字幕)] 6点(2013-05-04 21:04:27)(良:1票) 《改行有》 434. シロメ 《ネタバレ》 今でこそ色んなところで見るももクロちゃんですがこれが出た当初はメジャーデビュー後とはいえ、ホントに知る人ぞ知る存在でした。だからこの映画も「最近出てきた良く判らないアイドルが得体の知れない神様にお願いをしにいく。これって本物なのか?」というモンド映画みたいないかがわしさがあったんです。まあ、1発で作りものとバレますが。 最近はいろんなメディアに出ているため、ライヴ映像やももクロChanを観た後でこの作品を観ると、例えば愛すべきアホリーダー、かなこがテンションダダ下がりだったりクールビューティ、あかりんがクールを通り越してフリーズ寸前だったりするので本来の彼女たちの魅力は半減どころの話ではないんですが、自分はこの作品からももクロちゃんを知った口なので違和感は全然なく、ホラー映画としてはむしろこれで正解だと思います。 怖いか、と言われればそれほどでもないんですが、廃墟に可愛い女の子たちがわいわい入って行って…というホラー映画の常套手段や実は仕掛け人側だったという捻りで楽しませてはくれますし、何より6人のももクロちゃんを観られる数少ない映像作品つーことで7点。 …にしても、これ観た数カ月後にあかりんが脱退する旨のニュースを知り、その後Zが付いたときは「Zって何!?」とポカーンとなったのも今となっては良い思い出…。[DVD(邦画)] 7点(2012-09-07 02:56:10)《改行有》 435. ももドラ m o m o + d r a 《ネタバレ》 作品自体の出来は他のアイドル映画同様と考えてもらって構わないと思います。 ストーリーはありきたりだし、設定や小道具などは内輪ネタ状態、役者の演技も素人に毛が生えた程度と云うところでしょうか。 しかしそこに目を瞑ればそれなりに楽しめる作品に仕上がっていると思います。 5話のそれぞれ独立したストーリーはそのほとんどが恋愛関係のエピソードですが、学生時代の多感な時期を思い出させてくれますし、目隠シストさんご指摘の3話についてはその異色さがかえって作品のテンポを引き締めてくれていると思います。 それぞれ主役を務めている女の子たちも可愛いですし、演技はまだ十分とはいえないかもしれませんが、微妙な表情の変化など、頑張ってるなぁと思わせる場面もチラホラ。 それなので、作品自体は5点、彼女たちの笑顔等々に+1点の計6点と云うことで。 補足ですがこれは一映画ファンとしての点数です。モノノフのみなさんはここに4点(と云うより計測不能)をプラスしてください。ちなみに自分もかなこぉ↑↑(赤)寄りの箱推しです。茶畑のシンデレラといえば~??[DVD(邦画)] 6点(2012-09-07 00:22:51)(良:1票) 《改行有》 436. ゴッドファーザー 《ネタバレ》 現代映画の教科書的存在といっても過言ではないでしょう。冒頭から重厚感のある会話劇、ドン・コルレオーネが襲撃されるシーン、マイケルがレストランでソロッツォと警官を射殺するまでのくだり、「俺たちに明日はない」に触発されたというソニーが有料道路で蜂の巣にされるシーン(親父が彼の遺体を見て「こんな姿では母親には見せられない」と言うシーンは感動的という言葉だけでは表せない)、そしてラストの洗礼式と虐殺の見事なカットバック、もっと言えば新たに生を受ける者と死を迎える者の見事なまでのコントラスト等々…全てが美しすぎる。そして本作最大の評価点は、ファミリー(組織)とファミリー(家族)の描写をどちらも怠ることなく最後まで描ききっているところ。恐怖で支配しているのではなく、人柄から人々に慕われるコルレオーネ(親父)、血の気が多くファミリーの敵は皆排除したいが兄弟思いなソニー、以外にヘたれなフレド、ソロッツォを殺る時はまだまだ青二才だったのに対し、様々な経験をつむにつれて次第にドンとしての風格が出てきたマイケル(時に最後のカルロを殺す時の彼は同じ人物とは思えないほど!)と妹のコニー…3時間弱の映画ながら内容が濃厚なため全く長さを感じさせない演出やストーリー展開もまた見事。こうした映画がまた作られることを切に願っています。<追伸>偉大なるドン・コルレオーネことマーロン・ブランド氏に心よりご冥福をお祈りします。[DVD(字幕)] 9点(2011-10-29 21:58:46)(良:3票) 437. 地球防衛軍 《ネタバレ》 今から50年以上も前の作品なので今の視点でどうこう言うのは結構酷な話です。 それを承知であえて言えば、ミステリアンの占拠範囲が実に小ぢんまりしていたり、造詣が出来損ないの何とかレンジャーみたいだったり、秘密兵器の数々が結構腰砕けな形だったり、実際にはあんまり役に立っていないジャン、と、どんどん出てきてしまいます。 しかし、そうした点はあるにしろ、結構作り手は真面目に作っており、見所は結構多い作品でした。 ミニチュアセットによる村の崩落や大洪水シーンなどは、確かに作りもの感はありますがなかなかの臨場感がありますし、自衛隊の砲撃シーンや敵円盤兵器と戦闘機との闘いも結構迫力あります。 また、ミステリアンがしゃべる際、日本語と同時に意味不明な低音を被せて翻訳しているように演出しているのも結構芸が細かい。 そして、他の方も仰っていますが、敵要塞内のセットは確かに、禁断の惑星に迫る造形美を誇っているのではないかと思います。 時代が進んでしまったためにバカ映画のような体裁に思えてしまいますが、結構気合入れて作ってある、見所の多い作品だと思います。[DVD(邦画)] 6点(2011-07-11 04:20:19)(良:1票) 《改行有》 438. X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 これまでのシリーズがまるでなかったことになってしまうくらいに良くできた作品だと思います。 ストーリーは、のちのXメンに続いていくために半ば判り切っているので、本作ではどのように二人が袂を分かっていくかが描かれますが、それ以上に見せ方が上手く感じます。 冒頭、エリックが自身の力に目覚め、それを利用されるくだりの感情の爆発と能力開放の描写、次々に仲間ミュータントを見つけ出すくだり、圧倒的な力を持つ敵に完膚なきまでに叩きのめされ、そこから皆で這いあがっていく描写(まるでドラゴンボールのサイヤ人が襲来した時のような感じ・笑)や、リズミカルにさえ感じる訓練シーン等々。店舗が非常によく、また場面やストーリー展開の盛り上げ方を良くわきまえてると思います。 他の方も仰っていますが、エリックが巨大アンテナを動かす場面はなかなか熱いものを感じられると思います。 その他、戦闘場面は勿論大迫力ですし、今までのシリーズにはない物語の重みも感じられるので、時間を忘れて楽しむことができました。[映画館(字幕)] 7点(2011-07-11 03:50:10)《改行有》 439. エルム街の悪夢3/惨劇の館 《ネタバレ》 脚本にフランク・ダラホンが参加していたり、メイクにマッド・ジョージ、出演でローレンス・フィッシュバーンに主題歌ドッケンというやたらと濃いメンツ。 フレディ出生の秘密という、シリーズのキーとなる設定もさることながら、1作目のヒロイン・ナンシー&親父が再登場と云うことで一応これが正式に続いている作品なんでしょう。 中盤までは少々かったるい展開でしたが、後半の夢の世界でのギミックや現実世界での骸骨フレディとの対決など、なかなか楽しい展開があるので結構楽しめました。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-11 02:47:04)《改行有》 440. ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 このシリーズの十八番というか設定上、夢オチが使えるので登場人物以上に死者数が多いです。更に本作では夢オチが2度もあるのでとにかく主人公たちが死にまくります。 ストーリーは、もうここまで来ると死神様もやっつけ仕事になったのでしょう。以前は空港やハイウェイなど比較的身近な、あるいは使用頻度の高いであろう場所で地獄絵図が繰り広げられたのに対し、今回はサーキット場と、人によっては一生縁のない場所になってますので、偶然感かあまり感じられません。 そして、助けたいんだか殺したいんだかわからない死神様のヒントもうざいだけです。 まあ殺したいんでしょうけど。 殺しのギミックは多彩ですが、ここまで来ると、職人の仕事や建物の耐久度ってこんなに雑なのかよッ!?と思えてしまい、もはや恐怖なんぞ期待できない作品になってしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 02:21:58)《改行有》
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