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461.  真実の行方 《ネタバレ》 全く何も知らずに観ましたが、予想通りという感じでした。ど素人でも、ジャネットのように追い込んだら別人格出てきちゃうことは予測できるでしょうに、それをジャネットが考えずに引っ掛けられるっていう展開にかなり冷めました。「マーティンとジャネットは実は協力し合ってるのかな? ジャネットは何か考えがあってマーティンの味方を始めた?」と思いましたもん。それにアーロンのことだって「自分自身、我慢して我慢してとうとうブチ切れたらキャラ豹変するけど・・・たいていの人がそうじゃないの??」とか考えてしまいました。「ブチ切れちゃったら自分ではない別人格のせいにすればいいなら、ホンマ開放的やわー。そんなんで罪にならずに済めばいいよねー」と考え始め「ほんとはやった自覚があるのに知らないフリしてて、そのお芝居の最中にキレちゃうってこともあるんじゃない??」とか考え「そうだよ、全部お芝居かもしれないじゃん??? そこを追求しなくていいわけ???」とか思っていたら、その通りでした。チャンチャン! この映画を見終わって思ったことは「ホントの人格分裂とお芝居を間違いなく見分けられる専門家っているのかなー?」でした。そこのところが一般大衆にも周知の知識になってくると、こういうシナリオじゃごまかせなくなってくるでしょうね。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-21 01:42:45)

462.  私の中のあなた 《ネタバレ》 物語のとっかかりは非常にインパクトありました。それに引き込まれて観ていると、中盤では妹と母の対立問題は一旦蚊帳の外に出されて姉の恋愛物語に。そこで、どうやら妹の生命や身体の尊厳に関するドラマではなさそうだと感じました。構成的にどうも軸がぶれて感じたのが残念でした。けれどラストに向かっての妹のナレーションがとても好きです。人の死に対して何かの意味を持たせようとすると、それは時に非常に高慢で失礼で残酷なことだってあると思っていたので、妹のナレーションはスーッと無理なく心に入ってきました。上から目線の癒し系の悦に入った言葉より、よほど素直で自然で上質です。全てに「意味」だとか「答え」だとか求めたりしないところに逆に開放感や安心感を持てました。一緒に観た妻はずっと泣きっぱなしでした。[DVD(吹替)] 7点(2010-12-19 14:55:55)

463.  夕陽のギャングたち/完全版 《ネタバレ》 西部劇とか拳銃ドンパチものには全く興味がないのですが、この映画のテーマ曲が昔から大好きで、サントラを持っています。叙情的で美しいメロディーが映画の中でどんなふうに使われるのか一度は観ておこうかとDVDレンタルしてみました。固い友情で結ばれた二人の男が銀行襲撃でドンパチを繰り広げるだけのくだらない話なんだろうと思っていたら、違いました。ロッド・スタイガー演じる強盗が革命に巻き込まれていく話で、政治に関する表現の色濃い作品でした。教養なんてまるっきりなさそうに見えたファンが「俺に革命の話をするな」と怒りだすシーンから、この人物の見え方が違ってくるし、映画自体の魅力も増しますね。ギャングのドンパチものが好きそうな人々を引き込んでおいて、レオーネが政治について思うところをその人々に訴えようとした作品・・・という感じがしました。『夕陽のギャングたち』って邦題は内容をうまく伝えてないですね。かといって『Duck you sucker』も雰囲気的に大いに変。けれどレオーネはきっと裕福層に騙されて熱く活動してしまう人々にその言葉を発したかったんでしょうね。ラストにその文字がデカデカと飛び出してくるのが印象的でした。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-19 14:34:04)

464.  ハンティング・パーティ 《ネタバレ》 こんなにハラハラひやひやした映画は初めてです! 下手なスリラーよりコワイ。内容的な感想としては、恋人&お腹の中の赤ちゃんが殺された時の主人公の感情に「いつもは無感情に冒険気取りで撮ってるくせに」と思ってしまいました。きっと戦争が本気でなくなることを願ってないだろうし、戦争パパラッチとして生計たててるんだし、スリル求めてるんだし・・・と思ってあまり同情は出来なかったです。けれどそう思われても構わないというスタンスがあったんじゃないかなという気がしました。自分たちジャーナリストを、崇高な意識と使命感で行動してるかのようにカッコつけたりせず、ごくごく普通の仕事人間として見せているように思えました(報道人のサガの特有性を除けば)。彼らの仕事は真実を伝えること。その真実を変えてより良い世界にしようとする仕事ではなく、ただ事実を伝えるだけで、それ以上でもそれ以下でもないのだから。なので、彼らが伝えたいことは自分の彼女が殺されたことじゃないし、それに同情してほしいわけでもないし、これに関してはただただ戦犯が捕まらない本当の理由を伝えたかったんだと思います。で、そこは映画を見て受け止めました。けれど「まさかと思う部分が真実」というのは、どの部分なのか細かく気になったりします。銃で撃たれそうになってみたら知り合いだったとか、斧で殺されそうになってみたら間一髪で助けが入ったとか、副社長の息子がスゲー活躍っぷりだったりとか、それも事実だったらスゴいなーって思うわけですが・・・。なぜALLノンフィクションで話を進めないのかと思いましたが、フィクション混ぜてぼかさないと生活していけない大人の事情があったりとかして・・・そう考えるとさらにコワイと思いました。[DVD(吹替)] 8点(2010-12-16 04:12:22)

465.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 グリシャム作品としては、以前のものに比べて弱い印象の作品。ジョン・キューザックなのも印象弱い感じ。ずいぶん前に観て、今回2度目の鑑賞ですが、やっぱり簡単にうまく行き過ぎな感じがしました。送金完了後にキューザックの正体がバレるのでは、ハラハラしないし、せっかくのシチュエーションがもったいない! と思います。原作はタバコ訴訟だったそうですが、タバコ業界の暗部を描いた映画『インサイダー』が同時期だったため銃問題に切り替えたそうです。原作どうりだったら冒頭シーンは全く違うことになるし、キューザックはどういう過去を隠し持つ人物となるのだろう? 余談ですが『フラッシュダンス』のジェニファー・ビールスが陪審員で出てたのには今回の鑑賞で気づきました。この映画の話で一番好きなところは、ホフマンが「安らかな気持ちで寝たい」と陪審票を買わなかったシーンです。ここをもっともっとリアリティ感じられるように葛藤をじっくり描写するとか、ホフマンの演技を追求するとかしてほしかったです。あと、この映画で強く印象に残していたのは、陪審員たちが私生活の弱みを嗅ぎ回られ脅されるという部分。原作者グリシャムはもともと弁護士だった人で、その経験からたくさんの小説を書いている。DVDのメイキングで述べられていたけど、ハックマン演じた弁護士の下で秘密裏に工作を企てるためのスタッフって実在するらしい。日本でも裁判員制度が始まっちゃったけど、裁判員に選定されて、票を操ろうとする存在に私生活脅かされることなんて日本ではないと言えるかな? 判断を下すことの重みばかり言われてるけど、この物語みたいな事態になったらそれどころの騒ぎじゃない。叩いてホコリの出ない人間じゃないから、裁判員なんて絶対なりたくないと思いました。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-15 03:41:51)

466.  華氏911 《ネタバレ》 『ボーリング・・・』それなりに良かったと思いつつも「ムーアのドキュメンタリーはもういいや」と食指が伸びることなく時が過ぎ、この度ようやく鑑賞。ブラックなユーモアにイヒヒと笑いながら観ていたけれど、兵器を扱う爽快感を述べる若い兵士たちの姿が紹介されてから、その恐ろしく哀れな馬鹿さ加減に涙が込み上げてきた。それから、一般民も兵士も含め戦争の犠牲になった人々やその家族が取り上げられていき、また胸がつまった。僕は政治のことや世論などにあまり関心がない。新聞もTV(NHK含む)も常に真実を伝えているわけじゃないことを、直接的に関わった自分自身の経験から知っているし、メディアが真実を曲げた(あるいは編集した)時の影響の怖さも知っている。そんなメディアからの情報でしか把握しようのない政治や世論や流行や人気に、全く興味が持てない。つまるところ、この『華氏911』という作品も「メディア」であって「真実」が語られているかどうかについては「?」がつきまとってしまうというのが困ったところ。とくに、この作品がある方向へ向かってメッセージ性を持とうとする意図がある以上、善かれ悪しかれ「情報の与え方は絶対に作られている」のだから。でも、どっちにしたって僕ら一般民に『正真正銘の事実』なんて知りようも確かめようもない。で、この作品を見て「偏っている」とか思ったりするのも簡単なんだけど、ではそう思う人の全てが、普段の生活で目や耳にする新聞やTVのニュースに対して同じように思うかって言うと、そこが疑問でコワイ。この映画みたいな形態だと「作者の主張」あって然りなだけに、その主張の方向へ偏ることは疑われやすいけど、NHKで流れるニュースだとかには「作者の主張」なんてないから「単なる事実を伝えているだけ」と思われがち。けれど、そういうふうに淡々と事実報道をしているだけに見えるニュースだって、「あれは流すけど、これは流さない」といった『思惑』は盛れるのだから。そう、日本国内のニュースを見たって知りようのないことが、この映画の中に見られたことは確か!! 僕に真実なんかは分からなくても、この作品の主張する方向には共感するし、力強い。[DVD(吹替)] 9点(2010-12-12 06:06:18)

467.  ジャガーノート 《ネタバレ》 あくせく解除作業したのはダミーで、その奥に本物があるというくだりだけ面白かったです。ジャガーノートが言う答えが嘘だと確信持てちゃう理由が不明なので、ラストは「は???」という感じでした。駄作で有名な邦画『模倣犯』ですら、プライド高い犯人に白状させる引っかけくらいは見れるところがあったのに。TSUTAYAで、面白くなかったら返金しますとあったのでレンタルしたけど、「面白くなかったので返金してください」とも言いづらかったので返金してもらってません。たった100円だから、いいやって感じだけど、100円返してもらったとしても、観るのに使った時間は返ってこない。初代ダンブルドア校長の若かりし姿を見られたので良しとしましょう。この人、こんなに長続きする人だとは公開当時思ってもいませんでした。『エイリアン』のアンドロイドとか『ロード・オブ・ザ・リング』のビルボとかやることになる人も出てたんですね。[DVD(字幕)] 4点(2010-12-07 06:52:36)

468.  レイジング・ケイン デ・パルマ作品ということで期待して映画館に見に行き、たいへん落胆した記憶が強く印象に残る映画。最近、これがTSUTAYAの良品発掘とかなんとかのコーナーにあって、なんでこんな駄作を引っ張りだすのか疑問に思うと同時にTSUTAYAのおススメを信用できなくなった。[映画館(字幕)] 1点(2010-12-07 05:55:40)

469.  パニック・エレベーター 《ネタバレ》 ストーリー作りで、『LOST』みたいな人間の人生の交差をパニックやミステリーを絡めて描こうとするとき、こちらの映画は人物が少ない分、シナリオ構成上の参考には出来そうな気がします。けれど内容がひどすぎて観賞用としては耐えられません。殺人鬼のキャラがバカバカしすぎ。それにクライマックス後のエピローグも「なんじゃ、そら!」とバカバカしくて話になりません。[DVD(吹替)] 2点(2010-12-07 04:58:32)

470.  ザ・ロード(2009) 《ネタバレ》 「信頼できる仲間がいなくなっても、人間として生きていたいか」といったテーマが『ゾンビ』や『ドラキュラ』映画にあるけれど、それをも少しリアリティある設定にすると、こういう映画になるかなーという気がしました。地下室で飼われてる人間のシーンは忘れないと思います(『第9地区』とか『アイ・アム・レジェンド』とか似たような映像は思い出すけど)。でもこの作品が大事にしたいことは「心の灯」のことだと思えたけれど、そこがなんだかうすらぼやけて感じられてイマイチ。心の灯を絶やさず後世に継ぐにしては、父親の行動はそこから逸脱した感じが大きいし、むしろ息子に軌道修正させられる。ただ、弱肉強食の世界で息子がたった一人でも生きていけるようにと願う父親の焦りはよく描けていたと思う。浜での別れのシーンは泣けました。劇中できちんと描かれない「心の灯」は、ラストの家族の姿で強烈に感じてほしかったのかもしれないけれど、僕はあの奥さんの語りで真実が示された時「あのとき息子が男の子を追いかけたのを止めなければ・・・」とか「この家族がこそこそ尾けてこなければ、父子はシェルターに長居できた」とか思えて、気分的にはちょっと後味良くなかったです。父親の存在は、そんなに近寄りがたいものがあったかなー? 父親は警戒し過ぎの人間だったということか? まじめに何かを伝えたい映画に感じるけれど、その主張がよく分かりませんでした。ガイ・ピアースのセリフに「賭け」という言葉が出てくるけど、結局「善い人と出会えるかどうか、人生は賭けだ」ということなのだろうか? 強いて挙げれば、シャーリーズ・セロンの陰鬱さと対照的な、ラストのガイ・ピアースの奥さんの表情から「微笑みを絶やさない女性の存在」は大事やね~、ということは感じられたと思います。[DVD(吹替)] 5点(2010-12-07 04:29:18)

471.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 首をフォークで刺される俳優さんを「どっかで見たよね」って気になって気になって、しばらくそっちに気を取られっぱなし(『LOST』で見たんでした)。映画はテンポがゆっくり目で少々眠かったですが、最後はとてもいい感じでした。ラストただ素直に列車に乗ったら、家族で「あり得んよねー!」と言ってたと思いますが、脱獄2度もやったことが語られた上に、口笛で馬を呼んだから「うんうん」と納得。この物語を好きになれたのは、上っ面の善悪を冷笑するようなスタンスが心地いいから。刑に処せられる人間に対して意地悪く絞首刑の歌をうたってみせる「社会的法的には悪でない人」も、フェアな状況じゃないから死にたくないと犯罪者を野放しにする「その程度の志でなるなよ保安官」も、人の命というか魂とかを何とも思ってないような「畜生」も、全部始末してくれるので気持ちいい。かといって「生きてりゃいい」ってものでもない結末で、ダンは悪人たちと同じく死んじゃうけど、彼には悪人たちが決して味わうことのない「幸福感」のなかに死にます。息子に「スゴい!」って尊敬されて、その息子は父を立派に手助けできるほどに成長した姿を見せてもくれて、そんななかで死んでいけるのは良いです。ベン&ダン&ウィリアムが観る者に刻み込む共通のものは『心意気』だなーと思いました。ベンとダンは心の底の部分で繋がりが出来たはずだけど、ベタな友情表現などをしなかったのは良かったです。ベンはおとなしく目的地まで列車に運ばれる気はさらさらなかったはずですが、金に目がくらんで見境無く銃をぶっ放す馬鹿どもの中で、ダンのためにうったお芝居は「命がけ」であって、それはダンの息子ウィリアムが言った通り「優しい」ことだと思います。その命がけのお芝居をぶち壊しにかかった仲間を始末する気持ちは難なく理解できたし、そもそもベンは他の連中の「腕」を買っていただけで「魂」の部分では人間とすら見ていなかったでしょう。僕にとっては男らしさナンバーワンの映画かも。テンポ良ければ10点あげたい作品。クリスチャン・ベールはジェームズ・ブローリンを見てるようでした。[DVD(吹替)] 8点(2010-12-01 05:20:19)

472.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 子供のためにレンタルしたので、もともと自分自身は「どーでもいい」というノリで子供の鑑賞におつきあい。ギリシャの神様なんて精神のあり方がほとんど下衆人間並みなのは分かっていたけど、いきなり罪も無い人間の船を沈めたりして「なんじゃそりゃー!」と思いました。が、この映画を観て初めて考えることができたことがあります。人為的な殺人だとか事故とかで誰かを無くした場合、ちゃんと恨む先があるわけですが、地震とか嵐とか落石とかの天災で誰かを無くした場合、恨む矛先が無くて、そういう時の恨みの矛先って「神様」なんだなーと、神に戦いを挑むというのはそういうことなんかなーとか思った次第。たとえ勝てないとしても、神というものが人間の怒りを受け止めて相手になってくれるようなら、救いがありますよねー。ところで、なーんか『ロード・オブ・ザ・リング』ぽい映像とかあるので、ついついゴラムの声真似で「旦那さんサソリに乗るのよ!」とかちゃちゃ入れて子供のひんしゅくを買いました。[DVD(吹替)] 3点(2010-11-28 22:32:50)

473.  エスター 《ネタバレ》 エスター役の子はまだ13歳とか。演技スゴいなー! 顔立ちもいい雰囲気持ってるし、大人顔になった時の特殊メイクもスゴく自然でした。映画が持ってる雰囲気は『ゆりかごを揺らす手』や『危険な情事』を思い出す感じ。久々に「映画を見た~!」て感じで楽しめました。もっと話題になってもいいような気がします。僕はレンタル屋で見つけるまでこの映画の存在を知りませんでした。夫がいつまでたってもノーテンキなのが、あまりにわざとらしいし、クライマックスに入ってエスターをきちんと後始末しないで逃げ出すあたり、このテの映画のお決まり技で「まだ何かあるぞ」と分かり過ぎで減点ですが、それでもシラケはしませんでした。奥さん役にもう少し存在感が欲しかったかなー。それほど出番の無いシスターやセラピストの方が印象強いのは、いかがなものかと・・・。奥さん役をも少し選び抜いたら10点満点の強力映画になったと思います。[DVD(吹替)] 9点(2010-11-28 21:58:34)

474.  月世界旅行 《ネタバレ》 絶対帰れないよね??? 食べ物無いよね??? と心配してたらキノコあるし。日本で作られてたら餅をつくウサギとかいたのかな。宇宙服なしで月面闊歩する様子は新鮮でした! タモリの「田人」は知ってたけど、「月人」てものをこの作品で初めて知りました! 両足を上げて歩く姿がキモおかしくて怖かったなー。かぐや姫の親って、あんな感じなんでしょうか。ロケットが崖から落ちて、いよいよ帰れなくなったと思ったら、この時代の宇宙観てメルヒェンね~♪ なんだか良いお絵本を描きたくなっちゃうような・・・。[インターネット(字幕)] 5点(2010-11-28 03:31:31)

475.  火垂るの墓(1988) 《ネタバレ》 原作読んでないし、このアニメが原作をどの程度忠実に再現しているか知りません。この物語の少年は「もしかしたら死んでいたかもしれない作者自身」なのでしょうか? どの程度が作者の周辺にあった事実なのか気になったりします。反戦映画みたいに言う人多いですが、僕の印象では戦争自体よりも「貧しい環境の中で人の心が狭くなること」を描いているように感じ取られました。ラストの現代の夜景が見えるシーンは説教がましいけれど、あそこが一番印象に残ります。このアニメのラストシーンに触れて以来、きれいな夜景を見ると、今の平和のために犠牲になった人々がいるってことをチラッと思いますし、「♪台所のゴミの約40パーセントが食べ残しだニャンて~ いったいこの国はどうなっとるニャ!」を併せて思い出しますもん。悲惨な体験をしても、人は生きていれば「♪ソ ソ ソクラテスかプラトンか」と歌ってみたり、畳を顔にはり付けてダニアースと叫んだりできるようになるんだよなーとも思いますけどね。[DVD(邦画)] 5点(2010-11-28 02:29:15)(良:1票)

476.  理由(1995) 《ネタバレ》 な~んの前知識も無く観たので、すっかり冤罪と腐敗警察の話としてオーソドックスに見入ってしまいました。が・・・これから、という時になっていきなり解決! そのすっ飛ばした見せ方で拍子抜けするとともに、その後の展開はミエミエに。クライマックスは『アダプテーション』とか『ケープ・フィア』を再見してる気分で、ちょっと「ふぅ~ん・・・」でした。でも、それはそれとして、やっぱり面白かったですよ。ただ、あの犯人が一度簡単に無罪になっちゃうところが、やっぱりガクッと力抜けちゃいます。僕みたいなこと言うのはほとんどいないだろうけど、140~160分ぐらいに長くなってもいいから、無罪判決への道程と、そこからどんでん返しが始まって自分の信念が悪用されたショーン・コネリーの心理描写をじ~っくり描いたものを観てみたいと思いました。面白かったけど、せっかくの題材なのに、軽いサスペンスに終わってしまったのが残念。見終わった後にズッシリ考えさせるくらいの重厚な社会派ドラマにも出来たでしょうに。欲を言えば180分ものにしてエド・ハリスのバックグラウンドを描き足した状態のも観たいです。そういうの観たら、きっと僕はものすごく揺さぶられて、見終わった後すごい衝撃でガ~~~~~~~~~~~~~ン!となってるような気がします。[DVD(吹替)] 6点(2010-11-24 20:18:09)

477.  くまのプーさん 完全保存版 Photoshopをアップグレードした時、それでアニメーションが作れることを知った。せっかくそんな機能を手に入れたのなら、一度はチャレンジしてみようと、本の挿絵が動き出すアニメーションを作り始めた。作り始めてしばらくして「くまのプーさん」がそんな感じのアニメだったことを思い出し、参考にレンタル。レンタルする時「へぇ、アカデミー賞とか穫ってるんだ!」と知ったけど、実際に見てみて舌を巻いた。キャラはベタ塗りなのに水彩画のイメージを崩していないし、陰影なんか全く塗り分けしてないのに立体感を感じられるし、びっしりと文字が詰まったページがめくれていくアニメーションを見た時には、溜息が漏れました。本の文字が水に流れていくシーンでは卒倒しました。自分はパソコンで作るのだけど、このプーさんのアニメが作られた頃って、そんなもん使っていなかったはず。ストーリーとかは全く無視しますけど、絵を動かす作品として鑑賞した時、これはまさしく「芸術」だと思いました!![DVD(吹替)] 9点(2010-11-24 01:32:49)

478.  ミクロコスモス 眠気を誘うテンポ。西村のわざとらしすぎるナレーション。所々に挟まれてリアリティを損ねる「作られた映像」。小学生の息子と観るつもりでレンタルしたけど、カタツムリのシーンで10歳の息子は「この映画を作った人はこの映像で人にどう思ってもらいたいのや?」と・・・親子で観るのが気まずいカタツムリって・・・・僕は息子自身がどう思っているのかを聞いてみたかったが、彼はその後10分もせぬうちにリラクゼーションの罠にはまって爆睡した。途中起きだしてまた観ていたが、朝日が昇ったというシーンを迎え、映画が終わったことを確認すると「あー良かった! また繰り替えされたらどうしようかと思った」とつぶやいた。昆虫やイモリやヤモリを飼うのが大好きな息子でさえ乗れなかったしろもの。やっぱりテンポがよく無さすぎる。[DVD(吹替)] 2点(2010-11-24 00:01:56)

479.  オズの魔法使 《ネタバレ》 我が子に一度は見せておきたいと思いながらも吹き替え版に巡り会えずにいましたが、ようやくこの度入手。でも、もう小学4年の男子(自分は小学5年で観て感激したけど、今どきの小4男児にはね・・・)。不安は的中。黄色いレンガ道のくるくる巻きのスタート地点で「ぐるぐる回らんでも、あっちにあるやろー!」と突っ込みスタート。ブリキが「心が欲しい」と言えば「欲しいと思ってる時点で心はあるやろ!」、ライオンが崖を登れば「あんな崖を登って行ければ勇気はあるやろ!」、「カーペットを勝手にマントにして遊んでいいのか!」「あー、鉢を割った!」そして城のガラスを割って逃げ出すと「あんなことして、願いを叶えてもらえるわけないやろ!」・・・息子よ、君は間違っていない。トホホ・・・ラスト、ドロシーが気球に乗り損ねて北の善い魔女が再登場したら「えっ、こいつが解決してくれるなら最初にすればいいやろ!!」と叫んだ。もう少し幼いうちに見せてやりたかった(涙) オズの大魔王の吹き替えはドクロベェ様なので、どこかで「あーかぽんたん!」とか「おしおきだべー」が聞けそうな気がした。しかし今回の鑑賞を機に、この作品が1939年の作品だと初めて知ってフニャフニャと力が抜けてしまうような驚きを覚えた。セピア画面の扉を開けると現れるフルカラーの世界に合成の継ぎ目とか見えないし、何よりもあの竜巻は当時の技術でどうやって撮影されたのか!! 凄い!! それからライオンかわいい![DVD(吹替)] 5点(2010-11-23 23:01:52)(笑:2票)

480.  マトリックス 同監督の『バウンド』がすごく面白かったので、期待して劇場公開を見に行きました。何台ものカメラを配置して作られた斬新な映像には拍手をおくるけれど、内容はあまりにもくだらなくて、エンドロールにポカーンとしてシラケて劇場を後にしました。キアヌ・リーヴスも面白みの無い役者だなーと思います。彼が良い感じに思えたのは『スピード』だけ。[映画館(字幕)] 3点(2010-11-22 00:41:05)

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