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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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501.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 映画の展開がとても冗長で退屈です。 一応「サスペンス」や「ミステリ」ジャンルの映画だと思いますが、そうであるならもっと話に緊迫感をもたせて観客に興味を持たせてくれないといけません。 映画を観ながら、あまりに退屈で登場人物達に全く興味が持てないんですからサスペンス映画としては致命的です。 だって興味が持てない人がどうなろうと、ぶっちゃけどうでもいいじゃないですか。 そしてオチ、映画の途中で夢の中のように不自然でつじつまが合わない事が多く発生するので「なんかそういう事なんだろうな」と思ってたら案の定そういうオチ。 てか結論出てから先も長い。 この情緒的な雰囲気展開いる?? 最後に姉出す必要ある? …とまぁ、いちいちダメなところばかりが引っかかるダメ映画でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-28 22:06:27)(良:1票) 《改行有》

502.  10 クローバーフィールド・レーン 《ネタバレ》 タイトルと製作者を見ればどう考えてもクローバーフィールドと関係あるんだろう…と思わせつつ、さてしかし、映画を観ていても地下の怪しい生活から一向に抜け出さないし…おっさんの頭がおかしいのか、それとも外には本当に怪物がいるのか…どっちが正解??とさんざん悩ませといて、「おっさんの頭もおかしいし外にも怪物いるし」という、どっちを選択しても負け状態だってオチはある意味すごい、と言えます。 だって、普通こういう話だと、おっさんはおかしく見えるけど実は言ってる事が全部正しくて逃げ出した女が後悔する…ってのが普通のパターンじゃないですか。 でも全然そうじゃないっていう。 「おっさんもおかしいし、外も地獄」 おおう、なんて斬新。 でも残念ながらトータルとしてその面白さを生かし切れてないというか、具体的にどこが悪いと指摘するのは難しいんですが、こじんまりとしたやや中途半端な作りに終わってしまっている感がぬぐえません。 面白そうなのに、もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ…という思いがぬぐえない惜しい一本です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-28 17:43:24)(良:1票) 《改行有》

503.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 七人の侍で誕生したこの有名フォーマットは、どうやってもそれなりに面白くなる鉄板フォーマットなわけで。その後数多くのフォロワーを輩出したわけですが、最新のフォロー作品がこれ。(というか七人の侍ではなく荒野の七人のリメイクなわけですが) しかし残念ながら「このフォーマットで映画作ったら面白いに決まってる」という期待値以上のものには全くなっておらず、残念ながら「まぁまぁの西部劇」レベルにとどまってしまっています。 理由はいくつかあるのですが、そもそもこのフォーマットの場合、本来は途中の「仲間集め」の部分がとてつもなく面白いところなのです。 そこで各キャラを掘り下げてその参加動機なども浮き彫りにすることで、観ている側は初見のキャラクターに思い入れができるわけですが、この映画は肝心のそこが浅すぎます。おかげでキャラの背景とか参加動機とか全くわかりません。だめじゃん! 一方でキャラ自体が濃すぎます。 確かにすでに何回も映画化されてきたフォーマットですし、今の多民族感を出すためにはしょうがないのかもしれませんが、あまりにもバリエーションに富ませすぎて奇人変人大集合、女性ガンマンがいなかったのが逆に不思議なレベルです。 例えばリーダー格の彼。荒野の七人のユルブリナーが黒ずくめだったのをさらに強調してどこもかしこも黒いキャラに。(これ以上は問題発言になるので突っ込みませんが) 登場する各人がそんな感じで、東洋人だの謎のインディアンだの今の時代を象徴して人種にバラエティをつけすぎです。 一方で先に述べた通り、参加するキャラの動機付けが薄すぎて「おまえ、なんでこれに参加してんの?」と根本的な疑問がぬぐえないし、しかもキャラ自体は濃すぎるので感情移入も難しい状況になってます。 さて、この映画でちょっと面白かったのは、最後に生き残るキャラ構成。 リーダー以外はインディアンと(一番影が薄かった)メキシコ人犯罪者という組み合わせは、正直かなり予想外で意図がまったくわかりません。なぜなの? まぁ最後がそんなでは「すげー面白い!」というカタルシスもないわけで、結構ガッカリ…だったわけですが、そこで最後まで出し惜しみ気味だった名曲荒野の七人のテーマがばーんとかかって、個人的には一気にテンションが上がりました。いやこのエンディングだけはマジかっこいいっす。最高っす! 名曲のよさを再認識するエンディングだったわけですが、でもそれってこの映画が面白いんじゃなくて結局「荒野の七人」が面白かったってだけなんですけどね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-28 17:16:46)(良:1票) 《改行有》

504.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 2015年のワールドカップで日本代表が南アフリカ代表を下し世界的なニュースになったわけですが、(そして五郎丸ブームが起きたわけですが)それもこの映画を観ればあらためて納得します。 あの頃は、それがどれくらいすごい事なのかラグビー人気の低い日本では今一つ伝わっていませんでしたから。 さて世界には誰もが認める偉人というものがごく少数存在していて、2005年にBBCが行った「もし世界統一政府が出来たら大統領には誰になってほしいか」投票で1位に選ばれたネルソンマンデラ氏は間違いなくその一人なわけです。 この映画中でも「この人のためなら」という思いをいろんな人が持つわけですが、これって、私が大好きな映画「デーブ」での雰囲気にもちょっと似てるんですよね。(もちろんデーブはフィクションですが) こういう雰囲気の映画は大好きです。 日本にも「この人のためなら!」と思えるような素晴らしい政治家がぜひ出てきてほしいものだと切に願います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-23 19:42:34)(良:1票) 《改行有》

505.  ピッチブラック 《ネタバレ》 続編が作られる映画というのはだいたい面白いのが相場なのですが、いやこれはダメでしょ。 そもそも22年間ずっと昼だという惑星に懐中電灯の光くらいで怖がって寄ってこないような生物が存在するわけないだろ、ってところですでに「えー」って感じなわけでその舞台設定がアホ丸出し。 設定がそんなレベルだから当然そのストーリーもいちいちご都合主義で失笑するレベルなわけです。 たとえば、みんなで電池を引きずっていこうのコーナーで、突如としてキレて暗闇に向かって走り出す古物商。 おかげで皆の照明が消えて危機に陥っちゃうわけですが、いくらなんでもあの状況でどんなにキレたって暗闇に走っていくアホはいないでしょ。 ご都合主義にしてもひどすぎます。 たとえばパート2、雨ふってきて避難した洞窟から駐屯基地までの往復の道筋が何往復かされるわけですが、なぜか毎回難易度が違いすぎます なぜ一人で重い電池しょってえっちらおっちら歩いたときや、光る虫を入れただけの瓶をもった女性が一人で移動するときには無事なのに、ある程度明かりをもって4人で移動するときにはピンチに陥るのか。 どこもかしこもそんな感じのご都合主義展開が多すぎて観ててもただただしらけるだけ。 まぁしょせんC級娯楽映画にすぎないわけだから細かい事を言うなよ、ってとこなのかもしれませんが、その割に続編が作られたりそれなりに面白いという人がいるのがどうにもこうにも解せませ  同じような製作レベルの映画でも例えばエイリアンが映画史に残る傑作になったようなものもあるわけで、低予算のしょーもない映画であってもちゃんとした物を作る義務ってのはあると思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-22 22:24:30)(笑:1票) 《改行有》

506.  ファインド・アウト 《ネタバレ》 たとえば「僕だけは貴女の事を信じてますよ」とか言ってる顔の濃い新人刑事。あれ、なんのためにいるんでしょうね。結局他の警察といっしょに活動してるだけで何の存在意義もなありません。なんて感じであちこち何かありそうな雰囲気ありつつ「逆に何も無い」という斬新な映画。まぁちゃんと評価すれば脚本と演出がなってないだけなんですけど。 他の例でいえば、森林公園で携帯がとぎれる点。これって普通の映画だったら何かの伏線ですよ?単に田舎だから電波切れただけとか!ないわー。とにかく全編そんな感じ。 こういうのって犯人が「こいつか!」って感じの相手なのが定番なんですが、犯人も「誰?」って相手なわけですし(まぁある意味それがリアルなわけですが、映画にそこまでのリアルは不要なわけで)、どこをどう楽しんでいいのかわかんない映画です。ほんとに誘拐されてたのがわかっても警察に反省してる気配もないし…、まぁいろんな意味である意味中途半端にリアルなわけですが、中途半端なリアルって映画として観ててもつまんないです。 アマンダのワンマン映画なんですが、マンマミーアの頃からはだいぶ大人になったとはいえやっぱり顔が好みではなく、ごめんなさい。[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-01-22 21:01:50)(良:2票) 《改行有》

507.  ダンテズ・ピーク 《ネタバレ》 溶岩の表現や火山の爆発表現はリアリティがあるのに、それが全く生かされてない残念な映画。 その理由は、いちいち小粒なエピソードを描く事に終始しちゃってるから。 そもそも火山が噴火するまでが長いし退屈。 例えば途中の調査シーン(骨折して救助とか)、あのシーンいる?いらないよね? こういうディザスター映画に観客が期待しているのは「驚くほどの大噴火!」「迫りくる溶岩!」なんだからとっとと噴火させて大騒ぎさせてくれ。 …ところが、いざ噴火してみると、やっぱり地味! 観客側は街に迫りくる溶岩!次々と起きる大惨事!みたいなものを期待しているわけだけど、実際にはなんか車でばーちゃん助け出しに行きますよみたいな、非常に局所的などうでもいいエピソード。 いやいやそういうの観たいんじゃないから…と。 やはりディザスター映画は「驚くほどの大災害」を描いてこそだし客だって割り切ってそういうのを期待してるわけだから、こんな作りにしちゃったら、これじゃない感は半端ないわけで、結局それがこの映画の評価につなっがってしまってる。 ところでこの映画の主人公とヒロイン、無駄にイケメンのピアースプロズナンに微妙な顔のリンダハミルトンという、普通の映画だったら違和感ばりばりの組み合わせなんだけど、この映画だと意外と自然な印象を受けるのが面白いところ。 エピソードが変に小さくリアリティを追求してるせいなのか…現実だったら美男美女なんて組み合わせってそんなになくて、これくらいのカップルっていそうだもんなぁ…[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-22 18:11:42)《改行有》

508.  劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME 《ネタバレ》 PAWORKSが10周年記念として製作した初めてのオリジナルアニメがテレビシリーズの「花咲くいろは」でした。これ以後同社はオリジナルのアニメを何本も製作するわけですが、真面目に作ってるのはわかるのですが、感情移入できず魅力のないキャラクターと「それで?」としか言いようがない地味なストーリーで個人的には肌が全く合わない作品群になっています。(唯一「SHIROBAKO」だけは大傑作で大好きなのですが、これは監督の色が大きくPAWORKSの色がほとんどないからでしょうね) さて、そのテレビアニメの劇場版が本作。 実は勝手に総集編か何かだと思ってたので、全くの新作である事にびっくりしました。 テレビ版2クール目後半のどこかの間に入るサブエピソードを1本の映画にしました、という感じの内容で、新作とはいえ、ほぼ一見さんお断りなのはこの手のテレビアニメスピンアウト劇場版ではどうしようもないところでしょう。 ストーリー自体は予想以上によくできていて、特に母やサブキャラに多くのスポットが当たっていて、ちょくちょく出てくる能登のガナリ芝居だとか板長の角刈り辞めてみた事件、とか細かい見どころはあるのですが、しかし先に書いた通り、私このアニメに登場する登場人物達にそもそも魅力を感じず感情移入もできません。話もぶっちゃけありがち。 テレビアニメの映画化としては非常によくできていると思うので、テレビシリーズが面白かったという方であればこの映画はとても面白いのではないでしょうか?多分。[インターネット(邦画)] 5点(2018-01-19 02:34:21)《改行有》

509.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 結婚式を翌日に控えた朝、皆の前から忽然と花婿が消える。 なぜか前夜の記憶が全くない男たちに突然襲い掛かるトラ、謎の赤ん坊の出現…いったい彼らに何が起きたのか? 部屋に残されたいくつかのヒントをもとに徐々にその秘密を解き明かしていくスリリングなミステリー。 突然起きる中国マフィアとの抗争、謎の美女との激しいロマンス、宿命のライバルとの対決… 次々と襲い掛かる苦難にも負けず徐々に真実に迫る彼らだが、タイムリミットは刻刻と迫っていた。はたして? と、そんな感じのミステリーサスペンス映画(書いた内容自体はわりと事実) こういうアメリカっぽい馬鹿映画は苦手なんですが、この映画は面白いです。 日本人にはあまり合わないタイプの映画で、当初これが日本では公開予定はなくビデオスルーの予定だったのもわかります。[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-18 14:57:44)(笑:1票) 《改行有》

510.  エンジェル ウォーズ 「ザックスナイダーがオナニー的に作った厨二病映画」という先入観をもってこの映画を観はじめました。 「ほんと、そんな感じだよね~」「オタク的な趣味って日本もあっちも同じなんかいな?」なんて感じで観ていたのですが…あれ、これ意外と真面目に作られている?? 確かに少女の状況を比喩表現しているシーンがあまりにもオタク妄想的すぎてそちらの印象が強くなるのかもしれませんが、映画全体としてはかなり真面目なストーリーをちゃんと描いていて、実は結構シリアスな映画。 逆に「B級バカ映画」だと思って観はじめた人は意外と深刻なストーリーにきっとがっかりすることでしょう。(あるいはストーリーは無視してバカ映像を楽しむ事に徹するか) イメージと内容にこれだけギャップがある映画もめずらしいと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-18 00:15:21)《改行有》

511.  マジェスティック(1974) 《ネタバレ》 スイカをダメにする方法として銃で撃つってのがもうなんだか頭が悪すぎる。 普通、まとめて火を放つでしょ。 水分が多いから油をかけても燃やし尽くすのは大変だけど、でも燃えてない部分も熱でダメになるから全滅にできる。 楽しくスイカを銃撃してないで君たちはもっと頭をつかいなさい![地上波(吹替)] 5点(2018-01-18 00:09:40)《改行有》

512.  モンスター上司 《ネタバレ》 タイトルだけ見てよくあるおふざけB級映画だと思ってたら、なんという驚きのキャスト。 「あれこんな人出てるんだ!」といちいちビックリしつつ、コリンファレルなんかキャラ変わりすぎてて誰だか全然わかんなかったからね。 そういう意味ではラブコメ女王のジェニファーアニストン演じる「ヤリマンビッチ女」もそう。 彼女がここまでセクシーな役をやるってそうそうないと思うんですよね。 ある意味、これだけでも観る価値があるような気がします。 「裸じゃないですか!」 「裸じゃないわよ。プッシー見えてないでしょ」 とか、もうどんなキャラなんだよ。いやヤリマンビッチなんですけどね! あと、3人の中で一番バカっぽいデール、原語で聞いてて「こいつ高木渉に声似てるなぁ」と思ってたら、吹き替え版はちゃんと声優が高木渉なんですね。 そりゃこれだけ声似てればそれしかないよなぁ、と妙に納得しました。 さてさて映画の内容、途中経過もオチもこなれていないのが惜しいところで、随所に「え、それでいいの?」「うーん」という展開が観られるのが惜しいところ。 脚本がもうちょっとしっかりしてたらもっとかなり面白かったんじゃないかなぁ、と。 惜しい![インターネット(字幕)] 6点(2018-01-18 00:07:01)《改行有》

513.  グラン・トリノ 個人的には地味で暗めのヒューマンドラマは嫌いです。 実際、ここでもそのタイプの映画には低い点数をつける事が多いのですが、しかしこの映画レベルになるともはや嫌いだなんだと言うのがアホらしくなってきます。 ストーリー自体は地味でなんのひねりもないものですが、しかし観終わった後に染みる余韻は相当なものです。 それは一見地味ながらもそこに複数のテーマが重層的に描かれているからこそなわけですが、残念ながら生粋の日本人である自分には、この映画に含まれた複数のテーマにあまりなじみがなく、肌感覚で直感的にテーマを感じる事ができません。(頭の中で分析的には理解できるのですが) それでもこれだけしっかりした重厚な感動を与えてくれるわけだから、ほんとたいした映画だと思います。 あと「グラントリノ」、かつてダーティハリーの中で乗ってるシーンがあるんだとか。[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-17 00:29:34)《改行有》

514.  推定無罪 本気を出した女の前では男はただただ無力なだけである、という単純な事実を教えてくれる見事な教育映画[地上波(吹替)] 6点(2018-01-16 08:29:43)

515.  アラフォー女子のベイビー・プラン 《ネタバレ》 今やラブコメの定番ジェニファーアニストンだし、タイトル的にもコミカルなものだろうな…って感じの期待で観ちゃうとあらびっくり。 これ全然コメディではないし楽しくもない映画じゃないですか。 なんなんだろうな、この残念感は。 そもそも他の男の精液なんて近づくのすらいやなんだけど、それをさんざん見てひっくり返したからって自分のを入れちゃうってのはどうなんだろう… 主人公が男性サイドなわけですが、同じ男性として感情移入の余地が全然ないのが致命的です。 だって、ラブコメというか恋愛物って感情移入してナンボじゃないですか。 それができないんじゃお話になりません。[インターネット(字幕)] 4点(2018-01-13 18:48:00)《改行有》

516.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 個人的に苦手なジムキャリーとズーイーデシャネルがメインを務めるこの映画、表面上は「なんでもイエスと言えば人生は好転する」みたいな事を言ってるわけですが、実際はとりあえずポジティブになんでもやってみて興味の幅を広げ知人を増やし…要は単なる「リア充のススメ」なわけです。 それに気づくとちょっとハナについてしまう人もおそらく多いはずで、及第点ではあるのですが、全体的にはいろいろひっかかる映画です。 たとえばヒロインのズーイーデシャネル、500日のサマーでも素っ頓狂なヒロインを演じていて、そういう役がハマるわけですが、それはつまりメンヘラ感が高いという事であり、ヒロインとしての魅力はイマイチ。(せめてもうちょい可愛ければねぇ…) オチもかなり弱いですし、そもそもきっかけとなった最初のホームレス、当然「実は何かある」キャラでクライマックス近辺で活躍するキャラだと思いきや最後まで何もないっていう…えぇぇそれどうなの…[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-13 14:15:11)《改行有》

517.  ガールズ&パンツァー 劇場版 《ネタバレ》 最も成功した地域コラボアニメとして今や有名なガルパンですが、初回放送時にテレビで観たときは衝撃でした。 私は水島監督とほぼ同世代なんですが、一番好きな戦車は「4号戦車」で一番好きな戦争映画は「戦略大作戦」だというなかなか捻くれた趣味の子供でした。 そんな趣味の人を他で見た事がありません。 普通は好きな戦車はタイガーで好きな映画はなんか有名大作戦争映画なもんです。 いいんです、私は変わり者なのです。 ところがこのテレビアニメのガルパン、主人公戦車がなんと4号戦車。 そして劇中で主人公達が観ている戦争映画は「戦略大作戦」なのです。 アニメの中で、例の街の中でタイガーの砲塔が回らなくなるシーンがワンカット何の説明もなく出てくるのです。 テレビアニメを観ていた99%の人は何の映画かわからなかったと思います。 しかし「戦略大作戦」好きならわかります。 これは戦略大作戦のシーンじゃん! てかオッドボールとか言っちゃてるしな。 ドナルドサザーランド(キーファーの父)だよ! そんな感じでまさに「おまおれ?」状態でワクテカだったのがテレビアニメ「ガールズ&パンツアー」でした。 そしてその劇場版が本作なわけですが、基本となる感性の近さがハンパないのでそこで描かれる物語が面白くないわけがありません。 というか面白いかどうかを分析的に語る事に意味はなく、この作品については単純に好きか嫌いかで語るものになってしまっているのです。 さてこの劇場版では、劇中に出てくる映画が「1941」になりました。(もちろんなんの説明もありません) そしてクライマックス前、観覧車を見た女の子たちは言うのです 「ミフネ作戦だ!」 そんなネタ、何の説明もなくぶち込んでも中年の映画マニアしかわかりません。 わかるわけがないのです。おそらく劇場でも客の9割はその意味がわからなかったと思います。 しかしそんな一部の人しかわからないネタがガンガン突っ込まれてくるのです。 すごいぞガルパン。 ちなみにミフネ作戦だ!と言った女の子たちが乗っていた戦車はM3Leeです。 1941でダンエクロイドが乗ってた戦車と同じです。マニアックすぎる。 しかしそんな一般には理解しがたいマニアックなネタも同世代であり同じような物を見て育った世代ならなんとツーカーでわかっちゃうのです。 感涙物なのです。 この映画が客観的にどうかなんて事はもはや私には全くわかりません。 しかしガルパンは、同世代の人しかわからない子供の頃から大好きだったものが沢山詰め込まれた夢のように素敵な映画だという事だけは断言できます。[インターネット(邦画)] 9点(2018-01-11 23:56:04)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

518.  ブロブ/宇宙からの不明物体 《ネタバレ》 ※2018年に全面改訂※ 子供の頃に何回も観た「SF人食いアメーバの恐怖」と「2」、それにこのリメーク版ですが、最近はストーリーがどれがどれだかわかんなくなってました。 「えっとー床屋でアメーバに頭突っ込まれるのはどの話なんだっけ?」状態(ちなみに答えは「2」)。 そんなんじゃレビュー書けません。(そしてそういう「観たけどほとんど覚えてなくてレビュー書けない映画」は本当に沢山あります) 幸い、最近amazonプライムでこの映画を観る事ができたのであらためてそれぞれを整理する事ができました。よかったよかった。 さてリメイク版である、この「ブロブ」 オリジナルとの決定的な違いは「ブロブの正体が米軍の生物兵器だ」という設定が追加されそれに伴うエピソードが追加されてる事です。 これって、どうなんでしょう? これってまさに蛇足であって追加した事で面白くなくなっていると思うんです。 これ、正体はわからない方がいいような気がするんですが… 全体としてはリメイクにありがちな「トータルでオリジナルを超えない」リメイク映画になっている感はありますが、しかしこれ、子供が観たらトラウマになるレベルで怖い映画になっているのは間違いなく「SF風味ホラー」としては相当ちゃんとした映画になっていると思います。 未見であればおススメできるレベルのホラーなのは間違いありません。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-10 12:09:52)《改行有》

519.  ラブソングができるまで 《ネタバレ》 ある程度の年齢の人であれば、冒頭の「いかにも80年代後半のMV」っぽいOPで大笑い。 そしてそのあとの会議の「REOスピードワゴン…」で、さらにドン!と引き込まれて冒頭から期待しちゃうわけですが、さてその頃の洋楽を知らない人が見たらこの映画はどうなんでしょうか? トゥウイークスノーティスの監督と主演が再びタッグを組んだこの映画。 前作もそうなんですが、「そこそこ面白い」以上のものにはなっていないのが残念なところです。 個々の人間やエピソードはもっと深掘りして映画に絡める事が可能なはずで、たとえば大学教授はヒロインのトラウマキャラとして重要なはずなのに、ストーリーの中でほとんど絡んできません。 登場はしますが、有機的にストーリーに絡んでこないのです。 全編そんな感じで、底の浅いありきたりの話に終始してしまっています。 まぁそれなりに面白い映画ではありますが、あくまでも「それなり」 導入部でドン!と来た感覚で期待しちゃうとそれ以降はちょっとがっかり…な非常に惜しい映画です。[インターネット(字幕)] 6点(2018-01-04 12:07:30)《改行有》

520.  パディントン 《ネタバレ》 海外の映画レビューサイトでの評価は高く、国内でも例えばYAHOO映画の平均点は4.1つまりこのサイトで言えば8点くらいの高評価映画にも関わらず、こちらのサイトでは驚くべき低評価のこの映画。 このサイトに書いてる人がひねくれてるの?と思って観てみたわけですが…すみません、私もこのサイト側の人間でした。 とにかく熊の迷惑行動にいちいちイライラします。 てか、熊が風呂の入り方なんかわかるわけないにも関わらず普通に放置して風呂に入りにいかせる家族にもイライラします。 そりゃ問題起こすに決まってるだろ!と。 とまぁ、終始イライラしっぱなしの映画で、かわいいだとか面白いだとかこの映画を観てそんな感想はとても抱けないのです。 しかし前述のとおり、他では評価の高い映画なので、これはおそらくこのサイトのレビュワーが(自分も含めて)この映画を素直に楽しむには年をとりすぎてるって事なんでしょうね。 悲しい話です。[地上波(吹替)] 4点(2018-01-04 00:02:56)《改行有》

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