みんなのシネマレビュー |
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501. シービスケット 《ネタバレ》 劇場で見た映画は二年くらい前の、海の上のピアニスト までさかのぼります。映画館に見に行く気にさせてくれた、 好きな競馬を扱った映画ということと、トビー・マグワイア が好きなのでそれに感謝です。二年も映画館に行ってない私を その気にさせたのですから、甘めの評価ですが・・ というのはあまりに宣伝とかから予想できる展開と内容、 競馬が好きだから古くはハイセイコー新しくはナリタブライアン (こちらは騎手乗り代わり等で)またはあらゆる競走馬に まつわる実話に慣れ、映画の感動はそんなに・・でした。 前半の馬主中心のエピソードは(タッカー)を思い出しました。 ジェフ・ブリッジズだからか車事業だからか・・ その手のたたき上げ映画も好きなのですが、やはり見る人を 決めたほうがいいと、騎手にしましたから・・ ちょっと長かったのと人物がややこしかったかな。 でも騎手と主役の馬が動き出し、映画の娯楽が楽しめ、 不覚にも何回か自然に泣けた。どわーっという感動ではなく、 自然に爽やかに。終わりも自然でいいかも。 映画的に見ると、最高のヤマ場は勝ち続けるあたりではなく、 一番の主役の馬と主戦騎手がほんとの一体となる後半。 ここらをもっと書き込んでほしかった・・馬主は苦労し たたき上げ成功したけどそれより、騎手と馬が大事。 競馬好きから見ればそう思う。3人を書ききるのは難しい。 映画館で見てよかった。DVDだけではたぶん蹄鉄の音や 広がる映像は存分に楽しめない。けど一度映画館で見た 作品だから脳裏に残り、DVDでも見られると思います。 もちろん出たら買いますよ。3人の目で見られるし。7点(2004-02-10 05:45:15)《改行有》 502. ガープの世界 《ネタバレ》 あの、(スティング)の監督だし、原作もジョン・アーヴィング(サイダー・ハウス・ルール)だしで、感動作系と期待してみました。ところが・・感情移入の難しい映画です。カメラワークを見るのが好きなので、ブラインドの外の景色が変わるところとかいい。他にもカメラで心理描写できてるシーンあり。でも、お話はついていけなかった。どこかブラックさが(アメリカンビューティ)に似てる。主題歌もビートルズだしね。(カッコーの巣の上で)みたいな世界もある。誰の目で見るかによって好き嫌いは分かれる。看護婦の母が主役と思う。彼女の一生としては素晴らしいから、後半はもうそこで終わった。映画の中でも母の小説のほうが売れるでしょう。ロビンは全く学生役が不気味。最大のインパクトは、プー!ここらもアメリカンビューティだな。プーを探せ!なんてサイトがあれば、変だよな・・ないわね。なぜアメビューが認められ、ガープは大衆受けしないのか。かなり浮き沈みある筋なんだけど、繰り返しが多く見ているうち飽きてきた。 看護婦の母の話としてはよかった。6点(2004-02-09 03:44:13)《改行有》 503. スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 このての映画は独特の暗さのある、ディック・トレイシーと バットマンしか見たことはなく、また失敗かなと避けてたんですが・・コレは違う。独特の青暗い世界じゃなく(あるにはあるけど)スーパーマン的な爽快さがありますね。嫌いではないなと思い、いや好きかもに変わっていくかも。監督から入るので、 サム・ライミのカメラワークに変な感心と懐かしさを覚えた。 ここが(死霊のはらわた)だ~!と喜んで見てたんですが、 ブルース・キャンベル、どこに出ていたのか?? 気づいた方います?脚本も影があるヒーローアニメと好意的に見てたら、ゴブリンがサーフボードみたいなのに乗って登場。 そのあまりに近代的でちゃちな悪役に笑い覚めてしまった。 けど(ゴブリンがねえ・・)と減点しつつ、なぜか気になって しまうおかしさ・・トビー・マグワイア好きなので、やはりDVDは買う予定。ほんとは演技派ですので、(シー・ビスケット)と比べてみても面白い。7点(2004-02-08 23:00:12)《改行有》 504. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 実はディカプリオが苦手で彼の出演作品はこれが初めてで、タイタニックも途中で見るのをやめたくらいです。見終わってもやはり苦手でした~ファンのみなさんごめんなさい。好みの問題なので良い演技をしたことは感心してます。これはスピルバーグ初のサスペンスコメディで実話ということで見たわけですが、トム・ハンクスがケビン・スペイシーに見えました・・ 実に良いです!あと、クリストファー・ウォーケンの柔らかくうさんくさい渋さ。終わったあとなにかしっくり来ない物足りなさは、たぶんこの作品が正攻法で今では古い見せ方なのでしょう。 でも真面目に集中して見ていたわけではないのに、ほとんど要所のセリフや展開を覚えてるんです。特に、トム・ハンクスが電話で(かける相手がいないんだろう)このシーンはこのコメディの本質を表しています。笑えるほどに孤独な詐欺師。撮り方としては、相変わらず光の使い方がうまい。キッチンで母親と息子が会話するシーンでよくわかりますが、E.T.や未知との遭遇を思い出します。映像の人なんですね。 脚本や展開につじつまあわせが見られるのも、やっぱり変わらずなんか妙なところで安心。ジョン・ウイリアムスも専属になってしまいましたが、いらないところで音楽鳴らさなくてもと。SFならいいですが・・私だけかもしれないけど、スピルバーグに近いのはフランク・ダラポンと思う。広がる映像美や音楽に泣かせる展開・・映画館で味わう映画。ダラポンはキングという脚本に恵まれましたが・・7点(2004-01-20 04:40:42)(良:2票) 《改行有》 505. ガタカ んんん~評判良かったので感動作と期待して見ました。 が・・感動はなかった。たぶん感動したくて求めてたものと 違ったからか。映画は良く出来てるし特にロングショットは、 2001年的で普遍的にSFの美しさだと思った。小道具の使い方が 特によく、コンタクトレンズをはずしぼやけるところや、 冷ややかな室内の感じも未来的で伝わる。演技も、イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンとけちのつけようがない。ん~何故かでも求めてたのは、海での兄弟の競泳の オーバーラップの果て。あれだけ競泳の回想シーンがあったのに、ぐっとこなかった。ラストの検査官にはちょっと感動。 ジュード・ロウの結末は無感動。考えることが多すぎて、感情を絞れなかった。静かに重い作品。ジュード・ロウが弟のほうがしっくり感情移入できたなぁ・・5点(2004-01-20 04:02:56)(良:1票) 《改行有》 506. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3 シリーズ中一番で、これ一本でも十分通用すると思いました。 やはり、クリスマスなんですかね。赤ちゃんがしゃべる前2作が、 下ネタが目立ち面白いだけのワンパターンに終わったのに比べ、 この作品は監督が変わったからか好きです。 トラボルタの、クイックステップやボックスルンバが見れたので、保存版にしたく安く再販されるのを待ちます。 ダンスファンのかたはニヤニヤするシーンがあります。 こういうドラマの中に、ほんの少しミュージカルが 入ってるのは楽しい。 動物がしゃべるほうが違和感ないし、私はこの作品の出来は 良いと思います。 8点(2004-01-17 19:59:28)《改行有》 507. シカゴ(2002) すいません。根本的に、ミュージカルとジャズが苦手な私には 合いませんでした。同じ濃い系のミュージカルドラマの、 ムーランルージュだとセンチなところもありよかったけど、 これはコメディ色が強いのでしょう。 コメディ好きなんですが・・法廷のミュージカルは良い。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズは凄みのある妖しさで、 彼女の他の作品も見たい気がしました。5点(2004-01-17 19:45:15)《改行有》 508. ステイン・アライブ サタデー・ナイト・フィーバー、グリースとまではよかった。 面白い面白くないの問題じゃなく、コレこてこてやね。 さすがスタローン作の濃い根性モノで、ダンスブームはトラボルタで始まり、トラボルタで終わった皮肉な映画。 ていうか、踊る楽しさが伝わらない。うまいけど、プロのミュージカル見るみたいで、映画ではない。人なつっこさが売りなのに、力はいってましたね。まあ、いつかは見る映画でしたから、悔いはないです。今じゃ演技派ですから。 3点(2004-01-06 06:12:56)《改行有》 509. リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO まあまあだったんですが、どうも第二子誕生の後のドラマがありきたりで。妹があまりかわいくないのと、声が面白くない。お兄ちゃんはかわいい。オマルのシーンなんかよい。まあ二人ともかわいい兄弟ってそういませんが、マイキーがかわいすぎてなんか・・トラボルタのダンスと、パイロット姿が見れたのはよかった。精子の突入は二作目になると、もういいわってしらけた。新鮮衝撃さが売りのテーマ。 個人的というか日本人的には、父親が違うところを、シリアスでちょっと感動できるエピソードが作れたのではと思いました。4点(2004-01-03 19:27:25)《改行有》 510. ベイビー・トーク これは、トラボルタファンの私が避けて通れないシリーズ。彼の出演作でよいものは、DVDで揃えようと思ってますが、これは買うには高い。ネットレンタルを最近はじめたんですが、見て正解のほう。 このコメディはいいと思う。ラッキーナンバーは合わなかった。こちらのほうのトラボルタが、自然でコミカル。ママ役を、ずっとブルック・シールズと誤解してた・・ オープニング、この一作目は衝撃的でした。初めて見たのもありますが、生理的に受け付けない。でもまあ、子供の使い方はよいし笑えるし、なぜか全編に流れてるノリのいいオールディズに加点。精子がビーチボーイズはちょっと・・トラボルタはほんとに色んなのに出てたんですね。目の表情がいい。採点甘めですが、斬新なアイディアとして。赤ちゃんの声は吹き替えがよかったけど、吹き替えにすると大人まで吹き替えになっちゃうのが残念で、字幕で見ました。実はトラボルタの眠たそうな声、好きなんですよね。7点(2004-01-03 19:18:01)《改行有》 511. 裏窓(1954) 実はサスペンス好きなんですが、ヒッチコック作品を見たのはこれが初めてです。特に人気が高く、氏の言葉では一番好きだと言う作品。なるほど当時としては斬新な脚本であり、映画としてもわかりやすくツボも押さえてて楽しいです。・・でも期待していたイメージと違ってた。素晴らしき哉の、ジェームズ・スチュアートの演技がこの作品では魅力を感じなかった。当時は斬新だったアパートのセットが、なんというか平面的でやはり古さを感じる。これでカラーじゃなかったら新鮮さを感じるのですが、私はこういう舞台劇あるいはミュージカルのセットみたいなものは、白黒のほうが逆におしゃれで好きなんですが・・あと、犯人がそこに来ることはわかってたから、じれったかった。でも、グレイス・ケリーはすごくよい。どこかヘレナ・ポナムカーターを思い出した。今見たら古風で上品ですが、当時は現代的だったんでしょうね。6点(2003-12-27 04:17:13) 512. 未知との遭遇 昔見た覚えはありますが、子供だったのでよくわからず、今になってDVDを購入し、近所のシアタールームで見てきました。10畳間くらいの部屋に、壁一面がプロジェクタースクリーンで、最大音量で堪能しました。何か忘れたものを思い出しました。映画が好きで、元はスピルバーグモノを映画館で楽しんでた子供だったのに、大人になりその頃を否定するかのように、難解なサスペンスや感動作を選ぶようになり、劇場には行かなくなった。 映画が身近になりすぎて、娯楽でなくなりテレビを見る暇つぶしみたいになったのです。今頃私はスピルバーグ映画を見ていた、子供の頃の作品を集めている。しかし、再生してみてやめた。ふと、今年で閉鎖するシアタールームを思い出し、鑑賞してきたところです。あれは(小画面)鑑賞ではなく、観察だ・・まるで、ニューシネマパラダイスのラストのように、閉鎖する店の一室で鑑賞しました。視界に入りきらない画面を再現するため、3mくらい間近で見上げながら・・うちで見たらたぶん良くて8点、でもこのでかさ音の重低音で10点満点。のめり込めましたから、ドレイファスの気持ちや筋がよくわかった。リアルです。ありえない話ですが、ありえるかもしれない。異常な行動を取る人たちや主人公も、すごく気持ちがわかり自分もそうすると思う。何故?何?それが知りたいこと。もしかしたらただそれだけなのかもしれない。それほどまでの好奇心を、UFOという対象で表現しているけど、これは体験したいというピュアな映画。CDで音楽を聴くか、コンサートに行くかみたいな・・古風な逸話で、かぐや姫を思い出しました。でもあれは、逸話ですがあの話はSFとしての解釈で有名です。10点(2003-12-26 07:10:05)(良:3票) 《改行有》 513. 張り込み(1987) ドレイファスが好きなので甘めにしました。けど、それ以外に、 ドレイファスがエミリオ・エステペスと、なんとなくマリオブラザーズなお顔と いうことを発見したのと、(チャーリーとエミリオは似てない) ユージュアルサスペクツのころの、ガブリエル・バーン似の 犯人がなかなかよかったので。12モンキーズもだけど、薄い髪と合うマデリン・ストーも目がいってる。キメは、感動なし初期スピルバーグを思わせる、子供らしい笑いのセンスとコメデイなのに、B級っぽいドラマ風にまとめたジョン・バダム。なんと、サタディ・ナイト・フィーバーも作ってたんですね・・ 変に安心して見られました。続編も見る予定。 7点(2003-12-25 13:45:30)(良:1票) 《改行有》 514. バンデットQ 《ネタバレ》 マニアックな頭の痛そうなファンタジーかと、たんす?から、騎士が飛び出してきたおかしさからかまえてましたが、これはツボにはまりましたね。普通の歴史や映画の知識しかない私でも、感心するタイムスリップロードムービーと言いましょうか、えっ!そうくるの?と謎解きみたいで、真剣にくだらない展開に見入ってました。子供向きではないようです。ただ、散らかった子供の部屋のおもちゃや、消えたパパとママのラストには、子供しかわからないものがあると、意味を探りましたが・・この監督のエンディングは大体がこうです。後味は普通、良いとか悪いとか、こう伝えたかったに違いないとか残るのですが、ソコでちょん切ってしまうので、いったい何だったんだ!?みたいな、キツネにつままれたようで、その後の音楽の間には思考を諦めるのです。この映画を見るきっかけとなったのは、音楽や製作に、ジョージ・ハリスンが関与してること。彼は一流の風刺感覚を持ってましたし、モンテパイソンのファンでしたから。一流の風刺とは、笑えないブラックジョークっぽい。映画の進め方がにくい。途中で、子供が目立たなくなり、あれっ?と思い始めた後に、目まぐるしくショーン・コネリーと対面。コネリーは?と気になりだしたら、ちゃっかりラストに登場。好きなシーンは、タイタニックの場面、魔界でとらわれロープで脱出する場面・・後半スピルバーグの1941を思わせるハチャメチャ振りな、戦闘シーンには、密かに(騎士はまだか?)と期待したり・・騎士好きなんですね、この監督って・・どの時代に行っても、カップルは同じ人がやってたのかな??(ソフィーの世界)みたいで、テリー・ギニアムがリメイクしないかなと期待。満点でないのは、ラストが良く理解できない自分に減点。8点(2003-12-21 07:59:31) 515. グッバイガール 《ネタバレ》 うん、これは良い。見終わった後勘違いの、感化されるラブコメではない。リチャード・ドレイファスがオスカーを取ったのも納得できる。優しく味のある演技を見せる往年より、この初期の演技は妙なリアリティがある。リアル!ラブコメの中に生活感いっぱい感じるのに、彼の演技はほんとに役柄そのものの、役者の役を感じるから見る側からは現実味がない。これってすごい。現実味のない脚本の中でのリアルさなんだから。しばし、笑いや時には夢を見られ、終わった後は後味が(映画)のエンディングなんだ。けして感化されて、もしかしたら・・なんて勘違いする映画ではない。質の良い舞台劇のコメディを見たような・・最初と最後が雨の電話ボックスに繋がってるのがにくい。このジャンルをしらけることもなく、最後まで見入ったのは、どこか(恋愛小説家)を見た後味に似てもいる。向こうは感動恋愛映画!という感じで、本作は恋愛劇より、人生悪くないよ的な映画。9点(2003-12-20 10:13:12)(良:1票) 516. 光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 ケビン・スペイシーとジェフ・ブリッジスという、お気に入り演技派ふたりのSFということで、かなり期待し忍耐強く見ました。これは難しい・・明確な答えが出ていないから、見る人の取りようによっては、眠い映画にもなるし、感動モノにもなる。私も一度しか見てないので、よくわからないという印象なんですが・・ケビンが駅構内に突然現れ自分はK-paxから来た宇宙人だと言い、ジェフの診療する精神病院に入れられるのです。患者の心の病を次々治し、しかも地球で知る人も少ない星のことも詳しい。かなり怪しい存在のケビンを、ジェフは患者として調べます。やがて星へ帰る日が訪れるが、一人しか行けない。星へ行きたい身代わりを連れ、ケビンは抜け殻のように本当のジェフの患者となり残ります。中心となる感情移入できることは、ケビンが人間だった過去。ほんとにわかりづらく、光なんだと思うとサングラスも意味がありそう。光はK-pax? 二度見れば感動できるかもしれないくらい、ややこしい映画です。自分の取りようを決めたほうがいいですね。途中、もしかしたらケビンは殺したほうの犯人かもと一瞬思い、それだとものすごく怖くてまた違う秀作になってたかも。でも救われない殺した(こちらは正当防衛的なほう)男なら、その魂を救いまた星に帰る宇宙人として立派な脚本です。ただ・・良い映画なんですが、忍耐がいります。いらないシーンもあったと思うし、過去を調べる前が長く惜しい。6点(2003-12-19 08:03:27)《改行有》 517. タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 私は好きなタイプの映画です。未来の種族の退化バージョンが、 かっこ悪かったのと(趣味的にオーソドックスなロボットが支配するほうが好き)果たして80万年以上も地球は生きているのかと曖昧なところは減点。あと、ガイ・ピアースは、L.Aコンフィデンシャルの真面目な優等生ぶりが好きだったので、この野性的な役はなんか違うような・・ガイ・ピアースは、未来世紀ブラジルがリメイクされたらぜひ!ただ、この作品、非常に現実的な場面があり、映像とセリフのギャップはあるが、妙な説得力があった。後半、過去は変えられないのは、彼女が死んだからタイムマシンを作れ、乗ってここに来たわけで・・で、マシンをこの時代で破壊したから、未来が変わるというのは希望的で好きなエンディングです。いや、本当のエンディング(変えてからの未来)は、変わったという保証もないわけで(主人公がマシンを捨ててココにいるから)CGが壮大で、音楽も良かったです。良い映画なんですが、何故ハリウッド映画は、あの展開に持ってくのか・・直せばヒットしそうなところが惜しい。元のタイムマシンも見てみたい脚本です。 6点(2003-12-18 07:37:25)《改行有》 518. ハリー・ポッターと秘密の部屋 《ネタバレ》 二作目も長かったです。けど、前作よりはるかに面白かった。いきなりおんぼろ車が空飛んでたり、変でおかしいドビーという妖怪?それに、フェニックスなど、小道具は明らかに面白い。話も練れてるし、登場人物(特にあの優等生金髪純潔君)が、うまくなってる。でも長い・・ それと、あまりに生理的に合わない場面があり、それを見て私も戻してしまった・・!あれね、モノ食べながら見てたら、ナメクジ吐くのよね・・やめてほしい。爬虫類が映画に出るのは大丈夫なんだけど、どうもアレはだめでした。あのシーンは別にいらないと思う。他は、もともとスピルバーグ系は好きなので、バックトゥザフューチャーや、インディジョーンズを髣髴とさせる各シーンは、うれしかったです。5点(2003-12-18 03:28:49)《改行有》 519. ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 う~ん・・今頃この大ヒット映画を見ましたが、期待していた昔のSFファンタジー、冒険ものではなかった。150分もあり、しかも話が都合よすぎてラストにはしらけてしまった。三国志の劉備みたいな前ふりと言えば三国志に失礼なんだけど、主人公のハリーはいじめられ育ち、しかし優等生の集まる魔法学校で、もって生まれた才能を発揮していく。秘密の地下室や森へ仲間と勇気をもって冒険する。性格は勇敢で実直。選ばれし魔法使い。仲間役のふたりがサポートしてこそのヒーロー。でも、仲間のふたりが好感できるキャラになっていくのに対し、ハリー役の子は固いというか魅力がない。良かったシーンも、後半唯一の盛り上がりのチェスシーン。あの赤毛の男の子、それにかわい過ぎる女の子、この二人が良い。あと、天使にラブソングを、のマギー・スミス。それと、サスペンス的には良いところもあったのに、なんかしまりがなくて残念。脚本と長さでしょうか。演技は・・同じSFファンタジーでも、もっとねぇ・・ 4点(2003-12-16 01:49:10) 520. グレムリン 《ネタバレ》 ぬいぐるみ持ってました・・ギズモの手足に吸盤がついてて、車の後部ガラスにつけるの。最近リバイバルで友達の子供に取られてしまった・・あれ?ギズモかグレムリンか、名前が違うんだよね。変身前のだから、グレムリンだったのかな。これは、脚本がどうのとか問題じゃなく、かわいい!水かけると、増殖するのね。ポンポーンって。ハムスターみたいなのがワサワサ・・こいつらが悪さを起こすんだけど、レンジの中でグチャグチャになったり、悪趣味なとこがある。たぶん監督はジョー・ダンテだけど、スピルバーグが関係ある。UFOキャッチヤーに逃げ込んだりと、アイデア勝ちな、お子様映画なんだけど、キャラクターものの中では1番かわいい。 5点(2003-12-07 13:40:42)
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