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プロフィール
コメント数 2534
性別
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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501.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 不勉強な私はタイトルだけは知ってても、どんな内容かは全く知りませんでしたし、今回の映画化にしてもトム・ハンクス以外に誰が出てるのすら知らずに見に行きました。タイトルからして、ダ・ヴィンチの絵画に隠された秘密から人類の大きな謎が明かされる壮大なミステリー、もしくは社会派サスペンスかと思っていたのですが、なーんだ、ミラー大尉とアメリとガンダルフとレオンが「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」ごっこする映画じゃん、というのが結論。いやいや、それなりに問題作なのは判るんですよ、キリスト教の世界においては。でも、そんだけの危険を冒してまで描かれているのがな~んかユルい娯楽アドベンチャーですからねぇ・・・。『展開に付いてゆけない人続出』とか言われてたんで真剣に見てたんですが、実際はどんどんと先が読めまくってしまうので、さっさと展開せんか~、のろい、のろいぞ!って状態。各人、各組織、各国家に対する宗教を巡る諍いへの警鐘の意味が込められている事は感じるんですが、ほどほどの信仰しか持ってない人間にとっちゃ(いや、キリストさんって人間だったんでしょ?と普通に思ってしまったり)、見せ場少なめ、ダルめの娯楽映画でしかないのでした。クライマックス?って思えるところからがゆるりゆるりとクド過ぎね。私にとって『そこそこ大名』なロン・ハワードはやっぱり今回もそこそこなのでした。マンネリサウンド、ジェームズ・ホーナーが鳴らなかっただけマシですか・・・。[映画館(字幕)] 5点(2006-05-21 17:53:40)(良:1票)

502.  チキン・リトル 《ネタバレ》 うっわ、微妙な映画だなぁ・・・。テーマはとっても判り易いんですよ、親子の対話を大切にしましょうね、子供の可能性を潰しちゃいけませんよ、って。だけど、その肝心の親子に親しみを抱けるだけの魅力がないんですよね。特に主人公のリトルは、自我の可能性を盲信するばかりで実力は全く伴わないという、現実に存在したらひたすら迷惑なだけのタイプ。その迷惑タイプの行動全てを最終的に肯定してしまう、っていうのはどうなんでしょ?と。まだ子供である彼に対してそんな事に拘るのはおかしいのかもしれませんけれど、どうも独善的に思えて仕方ありません。明らかにギャグがスベってる箇所も多く、タイミングや演出におかしな部分が散見されたのもマイナスですし、「宇宙戦争」とめちゃネタかぶりの『うひゃあ、ディズニー映画でそこまでやっちゃうか?』と思ったのも束の間、やっぱり結局激しく甘く脱力系なオチもマイナス。中盤にタナボタ的成功を与えてしまう脚本にも激しく疑問を抱きました。だけど、カートゥーンとしてのCGはモデリングや動きでそれなりに上手く表現できてましたし、リトルのガールフレンドがヘンにミョーに魅力的なキャラクターだったのでまだ救われております。でも、ディズニー本体の力がこの程度、ってのはマズいでしょ・・・。[映画館(吹替)] 5点(2006-01-07 20:42:20)(良:3票)

503.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 29年前、渋谷のガラガラな劇場の最終回でラウレンティス版の「キングコング」を見たその場所(劇場は新しく建て替えられましたが)で、同じくガラガラな劇場の最終回を見てきましたが、見終わった後の印象まで同じよーなカンジで昔を思い出させてくれてありがとーPJ(もちろん皮肉)。なんだ、ラウレンティス版のリメイクじゃん、可哀想なコングちゃんですかそーですか。長々ダレダレ~っと見せられるワリに登場人物あちこち追いすぎてドラマが迫ってこないし、何かを凝視している登場人物のアップをスローで描いて、それが感情表現でござい、ってのを多用し過ぎててシロート臭くなってるし、コングはただの偏執狂みたいだし、なんつってもよーく知ってる物語以外に見せられるモノはゲームのデモ画面みたいなモンだし。つーか、アニメCG描き割りCG大乱舞、やたら細かいカット割りな状態は、もーアニメ。劇場のCMタイムに見せられた「ファイナルファンタジー12」の映像と同じ感覚で見ている私がいる、と。PJが描きたかったモノって、結局のところ、焼き直しやスピルバーグ作品の模倣だったの? もっともっと違ったオリジナルなセンスを見せてくれるんだろうと期待してたのに、所詮この程度だったのかなぁ。「マトリックス」の2本の続編同様、オタクに大金持たせるとロクな事にならない、って実例を更に重ねただけ、という印象でございました。ちゅー事で点数はラウレンティス版と一緒。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-21 23:55:11)(良:2票)

504.  キューティ・ブロンド/ハッピーMAX 前作はエル・ウッズの天然な才能が結果的に普遍的なフェミニズムへと昇華されてゆきました。ところが今回のエルは司法から政治の場へとスケールアップを果たしながら、映画そのものはアメリカの正義という、内側を向いた世界へと矮小化されてしまってます。正しい政治を謳うのであるならば、あくまでエルの天然の才能でそこへ向って欲しかったのですが、描かれるのは保守に対するリベラルの主張。それもリンカーンを思想の絶対的な礎としている時点でこの映画の限界が見えてしまうのです。エル・ウッズはエルのエルによるエルのための存在としてリンカーンすらも突き抜けた存在であって欲しかったのですが。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-03 14:56:46)(良:1票)

505.  マラソン(2005) 《ネタバレ》 韓国映画って、人々の顔も風景も日本とあまり変わらなくて、画調も邦画の空気そのまま、なのに言葉が全く理解できなくて、クレジットが読めない(アメリカやフランス、イタリア映画の方がまだ読めたり)状態なのが不思議な感覚。さて、実話を基にした「マラソン」ですが、韓国で記録的大ヒット、映画賞独占だそうで。でも私の感想は、ちょっとビミョー。決して悪い映画ではないんです。自閉症の青年が、母の愛情の元でマラソンに取り組んでゆく姿を、真面目に、きっちりと描いて、真摯な姿勢が垣間見える映画です。でも、日本なら「文部省特選」って看板背負ってそーな、小学校の体育館で見せられるよーな、後で感想文書かされるよーな映画で、んー、悪い言い方をしてしまうと、映画館でお金払って見るような映画ではないわなぁ、と。ラジオ番組のプレゼントで貰ったタダ券で見ておいてナンなんですけど。演出からカメラワークから演技から音楽から、もう、マジメ過ぎちゃって面白味には欠けまくっている上、障害者とどう生活してゆくべきなのか、障害者がどう生きてゆくのか、というのが、とっても類型的で何ら明快な答えを示唆していないんですよね。うちも障害者家庭なのですが、理想的なオチは存在しても、ここから現実問題に対してあるべき姿勢、というのは感じられませんでした。結局のところ、きれいにまとめられた一家庭の「物語」として閉じてしまっているんです。母と、父や弟との問題も、マラソンに参加する事で解決してしまっているような感じで、そんなに簡単なモノではないでしょ?と。それに社会との摩擦は、ただ描写が存在しているだけで、社会の視点から捉えた時に、障害者を一方的に避けているような描かれ方に終始している状態が気になりますし。障害者映画の多くが、障害者から視点が微妙に外れて、障害者によって影響を受ける人々の物語となってしまい、障害者当人の問題については答えがはぐらかされてしまっているのですが、この映画もそんな中の一本、という印象です。あと、映像表現で面白いな、と思ったのは、ハリウッド映画のような、見せたいモノは即見せる、というやり方ではなく、見せたいモノを見せるまでのタメがクドい。それは日本映画とよく似ていて、ちょっと民族性を垣間見た感じもしました。まあ、そのタメをもう少しなんとかして欲しかったのが正直なところですが。どうもテンポ悪くて・・・。[映画館(字幕)] 5点(2005-07-30 16:14:56)(良:1票)

506.  バットマン ビギンズ ヒーローものにおけるリアリズムについて、ちょっと考え込んでしまいました。コレでいいの?と。アクションシーンがあんまり重要視されてないような気がします。何しろ、激しく動きまくりでブレまくりのカメラワークによって、アクションの具体的な姿がちっとも見えて来ません。香港映画のアクションシーンとは対極にあるような、なんとなくイメージで見て下さいと言わんばかりの、気持ち良さの全く感じられないアクション。バットマンの全身像すらも最後までハッキリさせない描き方は、まるでヒーローものとしてのケレン味を意識的に忌避しているかのような状態。一方で、じゃあドラマとして面白いのかと言えば、ベースに存在するアメコミ設定と真面目に映画であろうとする「マトモさ」との間で齟齬をきたしているような違和感があって、なんだかぎくしゃくした映画だなぁ、と。そもそも、リーアム・ニーソンが出てきて、心の闇だの恐怖の克服だの言うの、もーいいですわぁ、お腹いっぱいですわぁ、って。ひつこいよ、クワイ=ガン・ジン、って。ハリウッドの役所広司かよ!みたいな便利屋役者モーガン・フリーマンも当然でしょ、みたいな顔して出てくるし。クリスチャン・ベールとマイケル・ケインのかけあいは面白かったので、そこだけが救いではありましたが(しかし、ケインは「デンジャラス・ビューティー」の時みたいなポジションで、いつオネエ言葉で話し出すかとハラハラしちゃったい)、全体的にはだるだる~。時計見て「まだあと1時間あるよー」みたいな。私としては、中身なんてなくても、カッコいい、スタイリッシュな映画にしてくれた方が、ナンボか楽しめるんですけどねぇ。使い古しの、他の映画でいくらでも見られるようなメッセージをリピートされても、ねぇ・・・。[映画館(字幕)] 5点(2005-07-16 22:38:20)(良:1票)

507.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 シネスコフレーム(デジタル撮りですけど)の使い方が、とってもいいんですよ。邦画のシネスコって平面的な画になりがちなんですけど、この映画では奥行きと広がりのある画(そしてそれを意識したセット)になっていて、久々に気持ちのいいシネスコだなぁ、って。それだけに、動きすぎなカメラと、そして何よりそれ以外の部分が残念。犯人の正体、何故真下を?って部分、そして大量に生じている矛盾に対する解答が何一つ果たされないまま終わっちゃう。事態は解決しても事件は解決してない、そんな状態であんな呑気なめでたしめでたしラストシーンを迎えるの、おかしくありません? あと、せっかくパワフルな鉄道パニックサスペンスとしての匂いが出ているのに、それをスポイルしちゃってるのが「踊る」的要素だという。「踊る」ノリな部分、「踊る」リンクな部分が出てくると途端に映画のカラーが変わって映画のリズムを壊しちゃう。何故か画までわざとらしくてダサくなっちゃうし。これだけの事態になったら全線封鎖レベルなんでないの?とか(東京は地下鉄だけで成り立っているのではないので代替輸送機関はいくらでもありますし)、真下の判断にしろ、地上の刑事達やSATの行動にしろ一貫性がなくて、単に無能なんじゃないの?と思ってしまう点も大マイナス。映画からの安易な引用にしても、苦笑ものですしねぇ(まーだ「ジャガーノート」やってますかあ!みたいな)。CG関係はお見事でしたが、クモがホームを通過する2箇所のショットに関しては平面的過ぎでダメ出ししたいところ。「踊る」的お遊びを極力排除して、もっとタイトなサスペンスとして仕上がっていたら高評価できたんですけどねぇ。そうそう、ミシェル・ルグランとフランシス・レイで即「愛と哀しみのボレロ」!と思った私をCICに採用してくれませんかねぇ、室井さん。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-04 14:27:17)(良:1票)

508.  劇場版 忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッとTHE MOVIE 「仮面ライダー龍騎」の併映作でしたね。テレビシリーズを見ていないので、物語の背景やら登場人物やら、何が何やら、ちっとも判らないのはマイナスなんですけど、楽しめました。異星のお姫様が、なーんで日本人顔で日本語ペラペラなの?とか、主役が銀歯光らせてるのって、どーなのよ?とか、ツッコミを入れたくもなる箇所も多々ありましたが、それなりにチープで、でもなかなか構成やアクションがキチンとしていて、単純に子供達を楽しませようとする姿勢に好感が持てました。特にラストの「みんなでいっしょに主題歌を歌おう!」ってノリなんか、ほのぼのしちゃって。最近の特撮ドラマって、濃い人達を相手に閉じてしまっている感じが強い事に大きな疑問を抱かざるを得ないのですが、ここには本当に正しいお子様向けの姿がありました。ただ、「東映まんがまつり」や「東宝チャンピオン祭り」のメインにくっついてるオマケ映画的なレベルのシロモノなので、映画としての評価となると、うーん・・・。短いから悪い、元々はテレビ番組だから悪い、というのではなくて、映画館で見るモノとして独自の魅力を放っていてくれたらなぁ、と。かつて私が小さい頃に映画館で見た怪獣映画が今も脳裏に浮かぶほどに鮮烈なイメージを放っていたように。[映画館(字幕)] 5点(2005-04-25 01:25:24)

509.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 ILMの仕事っぷりが荒れてくると、もうすぐ「スター・ウォーズ」なんだなぁ、と実感できますねぇ。さて、この映画、正直なところガッカリでした。えーと、昔、変身サイボーグっていうオモチャがあったんですよね。スケルトンな人形に服やマスクを被せてウルトラマンになったり、仮面ライダーになったり。男の子向け着せ替え人形。この映画のイメージは、アレ。ハリウッドの娯楽映画の定型フォーマットにホラーの服を着せました、って感じ。結局やってる事は「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」。で、80年代末時点で、「インディ」はやや時代遅れ気味になっちゃったんですよね。超人的、奇跡的展開にウソっぽさが感じられるようになって。それをここでは今だにやってるもんなぁ(世代が一巡した、って事?)。しかも丸出しCGで見せられると、そりゃナンでもありでしょーよ、ってな気持ちで萎えちゃいますしね。それでも変化を色々と見せて貰えればいいんですけど、なんでここ一番の舞台はいちいち機械屋敷になっちゃいますかねぇ。あと、新しいモノを見せて刺激を与えてくれれば良かったんですけど、狼男、フランケンシュタインの怪物、ドラキュラ伯爵と、既成のものを盛り合わせただけなので、そこに思い入れないと、新鮮味がねぇ・・・。それにしても、最後にヒロインを襲う悲劇、あれは笑って欲しいワケではないんでしょうけれど、どう考えても・・・ねぇ。最後に、「ハムナプトラ」の時もそうだったんですけど、メインタイトルを出さないと、いつまで経っても本題に入ってくれないって感覚になっちゃうんで、メインタイトルは冒頭に入れといて下さいな。個人的な気持ちの問題ですけど。5点(2004-09-14 22:45:04)

510.  シュレック2 《ネタバレ》 ああ、ネコたんっ! もうネコたんの存在だけで10点あげちゃいたいくらい。ネコたんんんっ!! ま、冷静に判断して、と。前作にあったディズニーコンプレックス、前作が認知されて余裕が出てきたせいか、さすがに今回は見られません。その代わりに大挙して登場するのが映画パロディ。で、問題は、多くがベタ、一部マニアックな、そのパロディが映画を動かしてゆく力になってしまっている点。まるで「裸の銃を持つ男」や「スパイ・ハード」みたい。前作はおとぎ話パロディという、世界・世代共通のネタで物語が動いていたのですが、今回はオタクさんが喜んでやっちゃってるよ、というネタも多数で(「スト2」まで出された日にゃ・・・)、同じニオイを持つ者としては笑いを共有しつつも、それでいいの?という疑問が湧いてきます。本筋そのものは前作以上にシンプルというか、シンプル過ぎて面白味に欠けますし。クライマックスのケリのつけ方なんて、「え?何が起こったの?」って。あの魔法が「アバダ・ケダブラ」クラスだって事を先に説明しといてくれないとねぇ(と、一部の人にしか判らない事を書く時点でこの映画を批判する権利ナシかぁ?)。あと、CGは、リアルなモデリングが中心で、まだ独自の映像世界の構築に至っていない感じですね。意識してピクサー的な表現に走るのを避けているのかもしれませんが、前作ほどではないにしろ、その、固体が配置されてます的な映像に違和感がつきまといました。アメリカでアニメ史上最大のヒットという事で期待しましたが、やっぱりこんなモンか、って印象でした。でも、ネコたんは最高なんです。ネコたんは。[映画館(字幕)] 5点(2004-07-29 23:29:37)(笑:1票)

511.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 なんかね、ちっとも気持ちが弾んでこないんですよ。刺激されないの。物語に何か新鮮さがあるワケではなくって、毎度お馴染みアメコミ映画特有の英雄と個人の間の苦悩パターン。一方でアクションシーンはたまげた事にほとんどCG。テレビゲームのデモムービーを見ているのと、あーんまり感覚的に変わらない感じ。CGって『どうやって撮ったの?』ってサプライズがないんですよね。膨大な製作費をかけたわりに、限定された登場人物、それも全てが関わりを持つ人同士で語られるために、世界がやたらに狭く感じてしまいます。視覚的な情緒を感じる映像もなくて、細かなところで笑わせて楽しませてはくれても、大筋ではかなり退屈してしまいました。キャラクターに感情移入ができていたならば、もっと楽しめたと思うのですが、シンクロしてゆかないんですよね、ここに出てくる人達に。なーんか、「スーパーマン2」+「卒業」+「魔女の宅急便」みたいな感じだったなぁ。せめてスペクタクル!って感じの映像をハデに見せてくれれば、まだ取り付くポイントもあったのですが。なモンで、キルスティン・ダンストって、誰かに似てるんだけど、一体誰だったかなぁ?なんて事ばっかりずーっと考えてました。キャンディス・バーゲン? デボラ・ラフィン? マリエル・ヘミングウェイ? 答えが出る前に映画終わっちゃいました。[映画館(字幕)] 5点(2004-07-04 00:49:58)

512.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 エドワード・ノートンが、オープニングとクライマックス以外には危機から遠い状態なために、緊張感が持続しなくって、ちょっと中盤退屈。犯人側のドラマが早い状態から描かれるのですが、もっとデンジャラスな存在かと思ったらワリとマトモですし。レクター教授は、案外と簡単に捕まっちゃって脇役状態ですしね(まあ、延々捕まらなかったら、違う映画になっちゃいますが)。ラストでもう一発!というのも、もはや定石。気になったのは、密度のない画面構成。この監督、シネスコが好きなようですけど、いっつも隙間だらけのシネスコで、その隙間に奥行きや空気感があるワケでもないので、一度ビスタサイズで撮ってみる事をお勧めしたいところです。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-15 23:26:44)

513.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 悟って諦めちゃうの早過ぎ! もう少し何度か試してみようよぉ。過去に干渉できちゃう以上は、変化させる事は可能な気がするもん。一方で超未来のウホッホウホウホしてる部分は飛躍し過ぎちゃって、なんだか映画そのものが別のモノになっちゃったような感じ。っていうか、あの状況から希望を見出したとしても、あまりに世界が今の現実からかけ離れ過ぎちゃっててテーマもへったくれもなくなっちゃったような感じがします。どこかに過去と繋がるリアリズムのかけらを残しておいてくれれば良かったんですけどねぇ。[映画館(字幕)] 5点(2004-04-11 19:26:36)

514.  メン・イン・ブラック2 前作にガッカリして期待しなかった分、かえって楽しめました。とは言え、トミー・リーが復活するまでに時間かけ過ぎ、って感じがしましたし、復活後も、なんだかパッとしなくてウィル・スミス一人ではしゃいでるような感じがしちゃって。パグとララ・フリン・ボイルとゆー、私にとってのツボが存在してたのは良かったんですけどね。5点(2004-01-15 13:54:04)

515.  みんなのいえ やっぱり監督は舞台の人なんだなぁ、って。映画が展開する時間と空間に広がりを持たせたら、こうも散漫な印象になっちゃうとは。ココリコ田中がいい味を出しておりましたが、全体的には人間関係がギスギスした感じが強くて笑おうにも笑えないよ、って感じでした。登場人物の個性やそれぞれの対立関係をもっとデフォルメして際立たせ、バカバカしくしてくれていたなら笑えたと思います。半端にリアルな設定や演技のせいで、ニール・サイモンを気取り損ないました、ってカンジかな・・・。[映画館(字幕)] 5点(2004-01-12 14:30:17)

516.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 映画館再建に映画の夢が描かれていて、父と子のドラマがあって、戦争で愛すべき人々を失ったり、傷ついたりした人々のドラマがあって、赤狩りに対する自由の闘いが描かれてと、盛り沢山なのだけれども、んじゃ、どれがいちばん重要なの? その1つ1つが、感動という名の結論に辿り着くための道具にしか思えないのはどうかと思うんですけれど。正体がバレてしまう前にハリーが病死してしまう展開も、良く言えば優しい展開、悪く言えばご都合主義。息子が帰ってきたと信じていたまま幸せに死ねて良かったね、と。それから、この監督の映画でいつもひっかかってしまうのが、勿体ぶったタメの演出。世間的には評判のいい「ショーシャンクの空に」も、原作を読んでいる身にとっちゃ、クライマックスからラストにかけてが、あざとくタメ過ぎに感じられて。その傾向が、この映画にもあちこちに見られました。結果として2時間33分、長すぎ。私だったら、冒頭20分ばっさり切ります。ピートのハリウッドでの生活を一切カットして、いきなり浜辺で倒れてるところからスタート。記憶をなくす前の部分は謎として取っておいて、と。そうすると映画のカラーそのものが変わってきちゃうけれど、少しは展開に秘密があったっていいでしょう。感動のツボみたいなのはいっぱいあって、いろんな人間に対応するようにいろんな要素を散りばめてあって、そこにしたたかさというか、小ズルさを感じてしまう私でした。[映画館(字幕)] 5点(2004-01-07 13:24:27)

517.  ホワイトアウト(2000) 《ネタバレ》 絵的な変化の乏しい雪景色の中を、一生懸命移動してみせても、残念ながら距離感の表現が足らないので大変さが判りません。お隣りのダムまで歩いてゆく苦労が見えてこなくって、大変な演技をしてる、という風にしか思えないのが、ちとツラいですねぇ。それにしても日本でこういうジャンルの映画を撮ると、どうして粋にならないんでしょう? 大変だった、苦労した、っていう悲壮感が前面に出てきてしまって、「いやっほう!」というノリには絶対ならなくて。ラストのパトカーが集まってる画なんか、一体いつの時代に撮影された映像?って感じで、昭和の匂いがしてました。もっとスペクタクルな映画かと思ったら、どっか~ん!っていうのはヘリ1つでしたしねぇ。退屈ではなかったけれど、野暮ったさを感じてしまう映画でした。[映画館(字幕)] 5点(2004-01-03 22:06:13)

518.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 クリスマス・イブの日の午前中から、こーゆー映画のレビューしてる時点で自分のダメさが身に染みる私・・・。さてさて!気を取り直してっ! 結構期待してたんですけれど(ホラー嫌い、って言ってるクセに)、結局「13金」+「エルム」そのまんま、でした。出だしこそ、うわーい、この感じ!両シリーズのイメージそのまんま!って喜んでたんですけれど、ヌルさユルさまでそのまんまじゃねぇ・・・。しかもフレディとジェイソンの対決が主軸なだけに、主人公達も犠牲者もちっとも目立たなくって、印象残らなさ過ぎ。起きても地獄、寝ても地獄とゆー、悪夢の永久運動状態を期待したのですが、うろうろ~としてるジェイソンにサスペンスを求めるのは酷でした。相反する弱点、火と水というのは、元設定からしてそうなので、なるほど~、と感心しましたけれど。次はチャッキーやブギーマンも参加させてね。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-24 11:51:02)

519.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド これの先行オールナイト、ホームページ印刷して持ってくと先着順で無料で見られる、って事でタダで見させて貰ったんですよね。だけど、前の列のグループはうるさいわ、隣に座ったカップルのお兄ちゃんの方は口臭キツいわで散々。タダほど高いモノはないって実感。さて、映画の方はゾイドもびっくりなサソリマンが、がしゃんがしゃん!とCG丸出しで動くシーン以外には、意外と印象に残らない映画でした。頭カラッポにして楽しむ系だって事は判ってるんですけれど、前半のハイテンポな展開はともかく、中盤以降は前作に比べると普通な秘境ものアドベンチャーな画面が多くて。音楽もこのシルヴェストリより前作のゴールドスミスの方がずっと良かったなぁ。5点(2003-12-19 12:42:49)

520.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 なんか中途半端な映画って感じました。海に出てゆく男達と港町の女達のドラマ、というところに絞ってくれるか、さもなきゃこの大嵐によって災難を受ける人々のパニックスペクタクルに広げるか、どちらかにしてくれないかなぁ、って。その両方を半端に描いているので、散漫な印象。ヨットやタンカーのエピソードは、ドラマなしでほぼ状況だけを描いているような感じなので、蛇足感が漂ってしまいます。それに実際の犠牲者の方々には申し訳ないですが、ジョージ・クルーニーには判断の甘さしか感じられず、バカだねぇ、としか思えませんでした。大嵐の映像と音響は凄かったんですけれど、逆に派手に演出し過ぎて見世物化した感もありますしね。でも、ジェームズ・ホーナーの曲は、どうしてこうも、毎度毎度同じに聞こえるんだ~!というのがこの映画の最大の印象。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-17 10:42:41)

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