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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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541.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 前作にあった微妙なギリギリのラインを、今作ではレネーの見事な肥え具合と共に『よっこらせ』と超えてしまいましたね。徹底的にダメな続編の見本(前作に頼ったデジャビュの如き映像、必然性のないスケールアップ、ウケた部分を再現、似たようなエピソード、進歩のないメッセージ)となっています。でも、これって多分、ワザと。今回は前作を中心に据えたパロディ映画だものね。それはオープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」のシーン、続くスカイダイビングのシーンで烙印の如く宣言されてますし(パラシュートが開く映像を見た時に、いつもアタマの中に流れ出すメロディを実際の音で流してくれた瞬間、私の中で花火が上がりましたわ)。リアリティとか芸術性とか、そういうのとりあえずナシ。ただブリジット・ジョーンズのアホ日記でいいじゃん、って割り切っちゃってて痛快。後半の大変なコトになるエピソードだって、「ブロークダウン・パレス」そのまんまパクってるだけですしね。この映画の製作陣が目指したのは、きっと寅さんの如き世界。ダメな主人公の毎度毎度の繰り返しにこそ意義がある、って。だから、できれば3年に1回くらいのペースでずーっと続けて欲しいですね。みんな段々年取っちゃうの。でも、なーんの進歩もしないの。おじいさんになってもコリン・ファースとヒュー・グラントは掴み合いの喧嘩してるの。繰り返しに『待ってました!』って拍手しちゃうの。そういう映画もアリなんじゃない?なんて思うのでした。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-23 01:28:36)(良:1票)

542.  ブリジット・ジョーンズの日記 拝啓 天国のジェーン・オースティン様。この映画をいかがお思いでしょうか? 高慢も偏見も分別も多感も、随分と墜ちた地で繰り広げられているとお嘆きでしょうか? あなたの描いた物語に比べると、この映画は魑魅魍魎蠢く地獄の如き世界かもしれません。とても、あなたの物語と同じ地で繰り広げられているなどと、信じたくはないかもしれませんね。それにこの映画の主人公ときたら、傲慢、強欲、色欲、嫉妬、大食、憤怒、怠惰、7つの大罪を見事に体現してみせてます。彼女には、あなたの描いたヒロインに感じられた気高さ、奥ゆかしさは微塵もありません。でも、案外とあなたは苦笑なさっていらっしゃるかもしれません。時代が変わり、生活が変わりながら、人が求めているものは、ちっとも変わらない、って事に。気持ちの表し方、世の渡り方、人の生き方は変われど、根底に流れる心は古風なまでの普遍性を持ったまま。このバカバカしい映画の中に流れている、あなたの物語への敬意を、あなたは受け入れられないかもしれません。でも、あなたの遺したものが、こうして時代を超えて生き続けている事、誇っていいと思います。きっと、人の歴史が続く限り、あなたの世界は形を変えながらもずっと刻まれてゆくでしょう。それって、凄い事だと思いません? 敬具[DVD(字幕)] 7点(2006-02-22 02:11:59)(良:1票)

543.  ミュンヘン 深夜、どっかの歌好きな監督が「こんな映画作るな!見せるな!」とキレて場を凍りつかせ、冬季オリンピックの開会式では殺された歌手がかつて作った、平和を謳う歌の詞を妻が朗読してみせ、一夜明けて私はこの映画を見ました。残念ながら、スピルバーグも私も、そして多くの人も『歌には世界を平和にする力なんてない』事を知っています。現実には甘いファンタジーなオチなんて訪れない事を。スピルバーグの基本は孤独。スピルバーグ作品において人は個であり、組織や脅威に翻弄される立場にある者。そして今回は映画作家として、人としての立ち位置そのものまでも、遂に個に置いてしまったのですね。ユダヤもパレスチナもイスラエルもアメリカも、全てスピルバーグは突き放してしまった。すっごい無謀と言うか勇気があると言うか。紛争の背景には国家があり、民族があり、思想がある、しかし殺しあうのは個々の人。本当の敵、個人を苦しめる存在がどこにいるのか、スピルバーグ映画で一貫して描かれてきた組織対個人の、これは一つの到達点なのでしょう。この映画の終わりはそのまま今の現実に地続きに繋がっています。テロに対する意識を、国家や思想や民族やメディアで語るのではなく、個のレベルにまで突き詰め、一人一人に突きつける映画、ゆえにあちこちの団体の映画に対する怒りもごもっともでしょうが、この映画を受け止めた個人が他の意見に惑わされる事なく何を考えるかが重要なのだと思うのです。スピルバーグの映画を見ると、彼は人を信じていない、人に絶望しているフシが感じられる時が少なからずあるのですが、だからこそギリギリのところでなんとか信じたいと渇望しているのではないかなぁ。若手からいつの間にか巨匠となったスピルバーグが、あらゆる面で残された時間はもうそう長くはない事を自覚して本気出してきてる映画、ゆえに受け手としてもマジに真正面から受け止めるべきだと思うのでした。[映画館(字幕)] 8点(2006-02-11 21:15:59)(良:3票)

544.  フライトプラン 《ネタバレ》 唐突に途中で「真相はこの通りです」って大々的にネタ晴らしをするワケですが、その時点でささーっと潮が引くが如く、映画に対する興味も薄らいでしまいました。そこからのダレる事、ダレる事。真相が見えてしまったら、あとは凡庸なサスペンスアクションの凡庸なクライマックスが予定調和状態で展開されるのが全部判ってしまいますもんね。こういうのはギリギリまで引っ張るべきじゃないかなぁ。せっかく娘は何処へ行ったのか?いや、そもそも娘は存在していたのか?っていうネタは面白かったのだから。それに真相が語られると、アタマの中に怒涛のように押し寄せる疑問点で映画に集中するどころじゃないという。綿密な計画が行き当たりばったりな状況の上に都合良く展開している状態なのですが、それってどうなんでしょう?って。あと、個人的には飛行機内部の映像ばっかりで、機外の映像(飛行ショット)が全く不足しちゃってるのが物足りません。いつの間にやらスタジオの中に組まれたセットです、って感覚で見ちゃってますわ。でもでも、ラストのジョディの確固たる母性の姿に感動しちゃったりしたので1点オマケ。そうそう、この映画の中の誰かさんに「ダドリー・ムーアの『殺したいほど愛されて』を100回見ておくべし」と付け加えておきましょう。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-02 21:03:38)

545.  プライドと偏見 油ばっかりギトギトのファーストフードみたいな最近の電気紙芝居映画に食傷気味な私は「アタマも心もカラッカラだぜぇ」って状態でしたが、この作品は久々に映画を心から楽しむ嬉しさを感じ、いつまでも映画館の椅子に座り続けていたいと思いました。コスチュームものというと、それだけでゲンナリしちゃう私だけど、ジェーン・オースティン原作となると話は別。「他愛もないふた昔前の少女漫画の如き乙女の恋物語」ではありますが、何故か毎回身も心も委ねちゃう。しかも今回はテクニックが饒舌で、言葉と言葉、視線と視線の演技がするりするりと流れるカメラワークの中にきっちり織り込まれ、シネスコの額縁を駆使した風景が、さりげない仕草が、その背景にある人の心を溢んばかりに描出してゆき「これが『感情表現』ってヤツだよ、判る? ○○。」ってカンジ(色々問題あるので伏字)。「男は王子様たれ!」という乙女ちっくワールドの確固たる主張もまた、一つの正論であると思うのでした。それにしてもキーラ・ナイトレイのちょっと濃い目な美しさがまた、このベタベタな世界に綺麗にハマっているのですわぁ。「首が魅力的な女優さん」というのも珍しいです。[映画館(字幕)] 9点(2006-01-16 22:46:30)(良:1票)

546.  ロボッツ 物語やメッセージに、特に目新しい部分はなくって、そこを純粋に楽しめたのか?というと、ちょっと自信がなかったりするのですが、もうとにかくデザイン、美術にやられちゃいました。最初から最後まで金属で彩られた映像にウットリしっぱなし。ブリキのオモチャのような主人公とその仲間達。ぺかぺかのシルバーメタリックなヒロインや悪役達。カラフルVSモノトーンで判り易く対比され、デザインされ、組み上げられた世界は、土や緑の匂いとは無縁なのですが、デジタル技術によって生命を与えられたモノ達にすっかり愛着が湧いてしまいました。デジタルだからこそ語れる世界がある事を、この映画は具体的なカタチにしています。ピクサーの自然物を現実以上に美しく描こうとする姿勢や物体の柔軟さの表現とは対極にあるような、ガタゴト音を立てそうな硬さに支配された世界も、これはこれでイイなぁ、と映像に魅了され続けた90分でした。同じ20世紀フォックスの看板をぶら下げた「スター・ウォーズ」(配給だけですが)が、新シリーズで忘れてしまったガタゴト感覚が、ここにはたっぷりあった、というのはちょっと皮肉な感じもしますが。[映画館(字幕)] 9点(2006-01-09 20:29:59)(良:1票)

547.  チキン・リトル 《ネタバレ》 うっわ、微妙な映画だなぁ・・・。テーマはとっても判り易いんですよ、親子の対話を大切にしましょうね、子供の可能性を潰しちゃいけませんよ、って。だけど、その肝心の親子に親しみを抱けるだけの魅力がないんですよね。特に主人公のリトルは、自我の可能性を盲信するばかりで実力は全く伴わないという、現実に存在したらひたすら迷惑なだけのタイプ。その迷惑タイプの行動全てを最終的に肯定してしまう、っていうのはどうなんでしょ?と。まだ子供である彼に対してそんな事に拘るのはおかしいのかもしれませんけれど、どうも独善的に思えて仕方ありません。明らかにギャグがスベってる箇所も多く、タイミングや演出におかしな部分が散見されたのもマイナスですし、「宇宙戦争」とめちゃネタかぶりの『うひゃあ、ディズニー映画でそこまでやっちゃうか?』と思ったのも束の間、やっぱり結局激しく甘く脱力系なオチもマイナス。中盤にタナボタ的成功を与えてしまう脚本にも激しく疑問を抱きました。だけど、カートゥーンとしてのCGはモデリングや動きでそれなりに上手く表現できてましたし、リトルのガールフレンドがヘンにミョーに魅力的なキャラクターだったのでまだ救われております。でも、ディズニー本体の力がこの程度、ってのはマズいでしょ・・・。[映画館(吹替)] 5点(2006-01-07 20:42:20)(良:3票)

548.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 29年前、渋谷のガラガラな劇場の最終回でラウレンティス版の「キングコング」を見たその場所(劇場は新しく建て替えられましたが)で、同じくガラガラな劇場の最終回を見てきましたが、見終わった後の印象まで同じよーなカンジで昔を思い出させてくれてありがとーPJ(もちろん皮肉)。なんだ、ラウレンティス版のリメイクじゃん、可哀想なコングちゃんですかそーですか。長々ダレダレ~っと見せられるワリに登場人物あちこち追いすぎてドラマが迫ってこないし、何かを凝視している登場人物のアップをスローで描いて、それが感情表現でござい、ってのを多用し過ぎててシロート臭くなってるし、コングはただの偏執狂みたいだし、なんつってもよーく知ってる物語以外に見せられるモノはゲームのデモ画面みたいなモンだし。つーか、アニメCG描き割りCG大乱舞、やたら細かいカット割りな状態は、もーアニメ。劇場のCMタイムに見せられた「ファイナルファンタジー12」の映像と同じ感覚で見ている私がいる、と。PJが描きたかったモノって、結局のところ、焼き直しやスピルバーグ作品の模倣だったの? もっともっと違ったオリジナルなセンスを見せてくれるんだろうと期待してたのに、所詮この程度だったのかなぁ。「マトリックス」の2本の続編同様、オタクに大金持たせるとロクな事にならない、って実例を更に重ねただけ、という印象でございました。ちゅー事で点数はラウレンティス版と一緒。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-21 23:55:11)(良:2票)

549.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 ええのう、ブラピはナニやっても絵になって。何をしようが絵にならない私とは違う世界の生き物ですわなぁ。それにアンジーときたら、今まで見た映画の中でもいちばんキレイだしカッコいいし。映画は「ローズ家の戦争」のような世界を想像してたのですが、途中でガラリと物語の方向が変わって、良くも悪くもハリウッドエンターテイメントぉ!って世界に突入。でも、それはそれで面白く、と。そんな娯楽エンターテイメントカラーに隠れてしまいそーですが、実はこれ、夫婦というか人間関係の機微をとっても判り易く、そして極端な形で表現した映画ですね。他人用の顔を持って生きているのは誰しも同じ事。家族でさえ見せない顔っていうのがあるワケで。そんな、表と裏を持つ「フツーの」人間同士の倦怠期を乗り越えるヒントを与える映画。カタチの見えない愛を理屈で語らず、敵となりライバルとなり友となり戦友となる事で語って山を越えてみせます。あなたの顔が1つじゃないように、相手の顔も1つじゃない事を認めましょう、という至極真っ当な教訓を残す映画なのでした。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-12 21:34:57)

550.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 エドワード・ノートンが、オープニングとクライマックス以外には危機から遠い状態なために、緊張感が持続しなくって、ちょっと中盤退屈。犯人側のドラマが早い状態から描かれるのですが、もっとデンジャラスな存在かと思ったらワリとマトモですし。レクター教授は、案外と簡単に捕まっちゃって脇役状態ですしね(まあ、延々捕まらなかったら、違う映画になっちゃいますが)。ラストでもう一発!というのも、もはや定石。気になったのは、密度のない画面構成。この監督、シネスコが好きなようですけど、いっつも隙間だらけのシネスコで、その隙間に奥行きや空気感があるワケでもないので、一度ビスタサイズで撮ってみる事をお勧めしたいところです。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-12 01:36:02)

551.  アザーズ 《ネタバレ》 途中で「まさか、あ、でも、そうか、やっぱり」と仕掛けに気付いてしまったので(ダンナが戻ってくるあたり)、後はもどかしさが募るばかり。その設定をどんでん返しの道具として隠すものだから、本来もっと描かれていい、じゃないや、描かれなくちゃいけない部分がキチンと描けない状態で、それじゃ本末転倒でしょう、と。何故ニコールが子供達を? そして、その思いがニコールの存在、子供達の存在に、どんな影を落としたの?って、そここそがしっかり見たかった部分なんですけれどねぇ。オチのために映画全体のドラマを犠牲にしちゃいけません。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-12 01:02:42)

552.  シッピング・ニュース 《ネタバレ》 物語にあまりに異常な要素を盛り込み過ぎていて、いい映画と感じる以前に、こちらを「おいおい、大丈夫かよ~」と心配させ過ぎです。不器用で内気な男が田舎にやってきて、心を開いてゆく、という物語に、そんなに波瀾万丈なエピソードを用意しなくてもねぇ。文芸映画風でありながら、娯楽映画症候群に陥ってしまったような特異な要素満載(自殺、事故死、首なし死体、近親相姦、障害児)で、もう少しおちつけ!とツッコミたくなる映画でした。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-11 00:13:56)

553.  フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 クリスマス・イブの日の午前中から、こーゆー映画のレビューしてる時点で自分のダメさが身に染みる私・・・。さてさて!気を取り直してっ! 結構期待してたんですけれど(ホラー嫌い、って言ってるクセに)、結局「13金」+「エルム」そのまんま、でした。出だしこそ、うわーい、この感じ!両シリーズのイメージそのまんま!って喜んでたんですけれど、ヌルさユルさまでそのまんまじゃねぇ・・・。しかもフレディとジェイソンの対決が主軸なだけに、主人公達も犠牲者もちっとも目立たなくって、印象残らなさ過ぎ。起きても地獄、寝ても地獄とゆー、悪夢の永久運動状態を期待したのですが、うろうろ~としてるジェイソンにサスペンスを求めるのは酷でした。相反する弱点、火と水というのは、元設定からしてそうなので、なるほど~、と感心しましたけれど。次はチャッキーやブギーマンも参加させてね。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-11 00:08:38)

554.  COWBOY BEBOP カウボーイビバップ 天国の扉 映画的テンポ、ってアニメではもたない事があるんですよね。特に、ドラマを語る部分。手書きのキャラクターに「静」の状態でドラマを語らせる事ができるほど、アニメが高い表現力を持っているとは思えません。それを知っている演出家は、その代わりとなる映像表現を模索しているのですが、この映画は、そこに至ってません。中ダルミは、アニメの限界をわきまえずに映画を意識し過ぎたために起こっているような気がします。スパイクがカッコつけまくりの単純明快なアクション映画にしてくれた方が楽しめたんですけどねぇ。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 23:35:30)(良:1票)

555.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 なんかね、ちっとも気持ちが弾んでこないんですよ。刺激されないの。物語に何か新鮮さがあるワケではなくって、毎度お馴染みアメコミ映画特有の英雄と個人の間の苦悩パターン。一方でアクションシーンはたまげた事にほとんどCG。テレビゲームのデモムービーを見ているのと、あーんまり感覚的に変わらない感じ。CGって『どうやって撮ったの?』ってサプライズがないんですよね。膨大な製作費をかけたわりに、限定された登場人物、それも全てが関わりを持つ人同士で語られるために、世界がやたらに狭く感じてしまいます。視覚的な情緒を感じる映像もなくて、細かなところで笑わせて楽しませてはくれても、大筋ではかなり退屈してしまいました。キャラクターに感情移入ができていたならば、もっと楽しめたと思うのですが、シンクロしてゆかないんですよね、ここに出てくる人達に。なーんか、「スーパーマン2」+「卒業」+「魔女の宅急便」みたいな感じだったなぁ。せめてスペクタクル!って感じの映像をハデに見せてくれれば、まだ取り付くポイントもあったのですが。なモンで、キルスティン・ダンストって、誰かに似てるんだけど、一体誰だったかなぁ?なんて事ばっかりずーっと考えてました。キャンディス・バーゲン? デボラ・ラフィン? マリエル・ヘミングウェイ? 答えが出る前に映画終わっちゃいました。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 00:42:31)

556.  スパイキッズ 前半の、スパイの子供がスパイとして活躍!なノリはバカバカしくも楽しかったのですが、おもちゃっぽさ爆発な後半の要塞の部分は、さすがに脱力状態になってしまいました。スパイって、どんな仕事をしてるの?っていうのが、まるで昔のマンガの世界状態だったりして、いかんせん感覚古過ぎ、って。子供感覚を大切にしているんでしょうけれど、子供にだって笑われちゃいそう。でも、ラテンなノリは好き。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 00:40:07)

557.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 悟って諦めちゃうの早過ぎ! もう少し何度か試してみようよぉ。過去に干渉できちゃう以上は、変化させる事は可能な気がするもん。一方で超未来のウホッホウホウホしてる部分は飛躍し過ぎちゃって、なんだか映画そのものが別のモノになっちゃったような感じ。っていうか、あの状況から希望を見出したとしても、あまりに世界が今の現実からかけ離れ過ぎちゃっててテーマもへったくれもなくなっちゃったような感じがします。どこかに過去と繋がるリアリズムのかけらを残しておいてくれれば良かったんですけどねぇ。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 00:38:07)

558.  コヨーテ・アグリー 途中から、タイトルとなるコヨーテ・アグリーが全然関係なくなっちゃう展開はどういうコトでしょ? それはともかく、この映画を見て、どうしても世代を考えてしまいました。この映画は、私よりも後の世代用、私の時代には「フラッシュダンス」だったんだよ~、って。「フラッシュダンス」は、当時、物語が古臭い、と言われたんですけれど、『うるさいわ、お前らじじぃが語る意味ない映画なんじゃ!』って思いましたねぇ。今や、私がこの映画を語る意味を持たない気がしますわ。えーと、『物語が古臭い』。ああ~、やっぱりダメですわ。資格なし。つまり、映画ってのは、時代、世代、嗜好を選ぶモノがあって、それについて、映画が対象とする枠の外側の人間が何言っても、意味がないって事ですね。『オレはどんな映画でもオッケーさっ!』って気取ったところで、おじさん、ムリしてるねぇ、って感じでみっともなくなるだけですしねぇ。個人的に子供向け映画は大好きですけど。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 00:24:07)(良:1票)

559.  バーティカル・リミット 《ネタバレ》 一緒に来ないヤツに無責任だのナンだのケチつける身勝手な主人公とか、結局ひとりの人間を救うのに何人死んでんの!とか、ニトロの知識がない!ってゆーのはサスペンスとゆーよりおバカなドリフ風爆発ネタ状態だとか、みんな登山のプロといいつつマヌケな行動から危機に陥ったりとか、かな~りユルい映画ではありますが、まあ、凄い映像を見せてくれてたり、見せ場もそれなりにありで、退屈しないで見られる映画でした。妹が死を覚悟して無線で兄に別れを告げるシーンなんて、結構感動しちゃいましたもん。「ダイ・ハード」の中にも似たシーンがありましたけどね・・・。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-10 00:11:54)

560.  プッシーキャッツ 《ネタバレ》 「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」の映画化!洋ものアニメ好きな私としては激しく見たい!と思ったら劇場公開をスルーですか・・・。実際見るとかなーり違~う、でもコレはコレでアリ。キュートでバカっぽいアイドル映画って感じでツボ(オリジナルが醸し出していたダサポップなカンジは出して欲しかったけれど)。3人の愛すべきキャラを、とろり~んとアタマとろけさせて見てるだけで十分。アーティストの商品化っていうのはアチラも変わらないのね。つーかタイアップ企業のみなさーん、思いっきり皮肉なメッセージに利用されちゃってますよー!というアブナい映画でもあったり。[DVD(字幕)] 7点(2005-12-07 23:59:45)

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