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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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561.  いちげんさん 「ガイジン」と「障害者」という、日本に於けるマイノリティ同士の恋愛を描く、外国人作家による日本語小説の映画化(芥川賞候補にもなった原作は未読。映画も「僕」の一人称で私小説風に語られます)。タイトルでも示されてる通り、物語は日本の排他性をテーマにしてるんだと思いますが、映画では余りその部分に踏み込んで行かず、「僕」が定食屋で勝手にナイフとフォークを出されてしまう等のちょっとした「違和感」を淡々と描いていく(でも、これは偏見であると同時に、日本特有の「気を回す」という美徳でもある。これだけ気を遣ってくれる国が他にあるか?)。映画の作りとしては「小説」よりも、「エッセイ」に近い印象を受けました。「僕」を演じたエドワード・アタートンの日本語は、スティーブン・セガールより全然上手。また、瑞々しい映像は、近年の邦画の中では「Dolls」に次いで綺麗だったと思います。という訳で、鈴木保奈美の大き目の乳首に+1点の6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-03-17 00:01:20)

562.  GIRLS★GIRLS 下ネタ満載ながら嫌らしさを感じさせない、溌剌とした楽しいガーリー・ムービー。やってることはアメリカとほとんど変わりないんですけど、本作に登場する女の子達はとってもウブ。ウブだからこそこの三人はお馬鹿に見えるし、凄く可愛らしく感じる。ここはアメリカと大きく違う。また、日本の方が性情報自体は無秩序に氾濫してるので、処女・非処女に関わらず「ウブな女の子」は希少だと思うし、道徳的ではなく、生物学的に性を語ってくれる大人も身近にはいない。我が国では中々成り立ち難い映画でもありますね。それにしても、コンドームって頭に被れるんだなぁ…、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:34:02)

563.  タンゴ(1998) 舞台演出家の頭の中にあるイメージと実際の稽古風景、舞台劇と現実、そしてドキュメンタリー風演出とファンタジー演出とが渾然一体となって構成されたアルゼンチン・タンゴ映画。完全モキュメンタリーで構成された「サロメ」よりは、陳腐ながらストーリーのある分、こちらの方が観易かったですけど、その「ストーリー」はほとんど添え物。本作は、全編に散りばめられた官能的で迫力あるアルゼンチン・タンゴを鑑賞する為だけにある。美しい舞台装置や照明で彩られた群舞、ソロ、トラディショナル、前衛等々のダンスを、本当にじっくりと観せてくれます。それにしても、話の流れや映画のスタイルからして、ラストにこんな「悪戯」が仕掛けられてるとは思わなかったので、最後は私もまんまと騙されました。ということで、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:31:50)

564.  クイーン・コング 面白い。単に「キング・コング」のパロディの為だけに「クイーン」を名乗ってる訳では決してなく、映画の中に於ける女性の扱い、そして現実世界での当時の女性の地位にこそ本作の皮肉の本丸がある。コングの保護が「環境保護」ではなく、「女性解放」に繋がっていく展開は見事。ラストは少し感動しちゃいました。また、こんな規模の映画なのに、出てくるお姉様達が全員スーパーモデル並のルックスの持ち主ばかりってのも凄い。女性はウーマン・リブ的パロディを、男性は登場するお姉様方の怪しいダンスを眺めてるだけでも楽しい筈。もちろんピーター・ジャクソン版「キング・コング」の100万分の1以下のショボさですけど、そのチープさや吹替も含めて、個人的にはジャクソン版より少なくとも3倍位は楽しめました、6点献上。[地上波(吹替)] 6点(2006-03-13 00:31:24)

565.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 教科書通りの伝記映画。つーか、幼少時に兄弟を亡くしたトラウマを抱え、麻薬中毒を克服したミュージシャンって、ほとんど「Ray」と代わり映えしない題材。これは別にジョニー・キャッシュが悪い訳ではもちろんなく、こうも続けざまに同じ様な脚本に仕上げたハリウッドが悪い。邦題に付けられた副題が、本作のあるべきテーマを示してます。これは絶対にジョニーとジューン・カーターを同等に描くべきでした。「君につづく道」の「君」は、ジューンであると同時にジョニーでもあるのです。二人の長い長いラヴ・ストーリーとして構成すれば、ラストはずっと感動的になったでしょう。ところで、二人揃ってアカデミー賞にノミネートされましたけど、本作のリース・ウィザースプーンの演技と歌は圧倒的。この点は彼女に捧げます、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2006-03-03 00:03:59)

566.  のら猫の日記 《ネタバレ》 まず、この邦題が素晴らしい。「マニーとロー」では何が何だか判りませんが、「のら猫の日記」は本作の内容をズバリと表してます。里親の元を抜け出して放浪を続ける孤児姉妹、16歳のローと11歳のマニーは正にのら猫。猫が台所から魚を盗み出す様に万引きで食料を手に入れ、猫が空き家に居つく様に、季節外れで家主のいない別荘に住み着く。おまけにローは、臨月近くになっても自分の妊娠にすら気づかない。挙句の果てには河原で出産って、こりゃ本物ののら猫だよ…。これも基本は、孤児が幸せに巡り会うという古典的児童文学の物語。しかし二人はオリバー・ツイストみたいに流されるだけではなく、無理矢理にでも幸せを連れてくる。♪幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだね~、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-03 00:00:55)

567.  PTU 組織犯罪課の刑事が紛失した一丁の拳銃を巡って、当の刑事、機動隊(PTU)、特捜、対立する二つの犯罪組織等が複雑に交錯する一夜を描いたノワール群像劇(タイトルに反して主役は「PTU」じゃない)。エピソードもキャラクターもほとんどコメディなのに、仕上がりは至って大真面目。特に、戦闘服に身を包んで無表情に夜の街を徘徊するPTUの一団が、全体にハードボイルドな緊張感を漂わせ、作品を馬鹿映画の一歩手前で踏み止まらせてる(実際の夜間パトロールもこんな物騒な感じなのか?)。アクション色は薄いものの、「ザ・ミッション/非情の掟」で見せたジョニー・トーの様式美は健在で(【ロンメル元帥】さんのご指摘通り、照明効果が素晴らしい)、何とも言えない独特の雰囲気を楽しめる映画になってます、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 00:12:44)

568.  アフガン零年 地味な映画を想像してたら、モブ・シーンで始まったことに驚いた。このオープニングのお陰で一気に物語に引き込まれる。そして映像を見ながら思ったのが、「これってセットじゃないんだろうなぁ」ってこと。この風景を撮影するのに多分ロケハンも必要なかった筈で、タリバン政権崩壊後と言っても、国の荒廃は本作の映像通りだと思う。もう一点、本作から感じたのは「劇映画の力」。知識としては知っているタリバンの女性虐待も、こういう形で見せられるとストレートに胸に突き刺さってくる。何故こんな政権が生まれてしまったのか、今一度考えてみる必要がありそうです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 00:12:01)

569.  家族のかたち うらぶれた町にならず者が帰ってくる。しかしその男の妻と子は、既に別の男と幸せな家庭を築いている。昔の男の登場で日常に広がる僅かな波紋。やがて、二人の男の対決の時が迫る…という、例によって下層階級を舞台にしたイギリス製ホームドラマ。ストーリーも演出も原題通り西部劇のパロディになってますが、そこはイギリス。話はマッチョにはならず、シニカルに、そしてペーソス一杯に展開していきます。生みの親より育ての親。単に子供を作ったからって、そう簡単に親になれるもんじゃありません。人は子供を育てることによって、親へと育てられるのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:04:32)

570.  フェリシアの旅 望まない妊娠をしてしまった少女が自分探しをするタイトル通りの物語として始まりながら、見終わってみれば、実はサイコ・スリラーだったという作品。見慣れたサイコ・スリラーとは全く違って、主人公のフェリシアと、普通の社会人として暮らす殺人鬼の行動と心の情景を、淡々と美しく描いていく不思議な映画になってます。孤独を知り尽くした天涯孤独の中年男は、孤独な少女達の心へ巧みに入り込むことが出来る。男と少女の偽りの関係の終わる時が犯行の時。しかしこの殺人鬼は、フェリシアの心の中に真実を見る。この時、彼の長い旅は終わりを告げるのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:03:09)

571.  ウェールズの山 《ネタバレ》 のんびりとした村のどーでもいい出来事を、唯々のんびりと描くだけなので、これはもう「良い悪い」ではなく、完全に「好き嫌い」の世界。私は好き、かも。本作撮影を機に「山」を測量し直した所、再び「丘」に戻ってたというのが、これまたのんびりしてて良い。そこで現代の村人達が再び盛り土を始める。革ジャン刺青の兄ちゃんもケバイ化粧の姉ちゃんも、祖先と同じ様に「丘」に登る。村に脈々と受け継がれていたウェールズ魂。映画と現実がリンクするこのラストシーンは、映画本編よりも感動的でした。彼らもまた丘に登り、やがて山から下りてくるのです、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-21 00:01:01)

572.  いぬのえいが 一番良かったのは「うちの子No.1」。どーでもいー様なアニメなんかカットして、もう2本位のミュージカルを幕間に挿入しても良かった。このミュージカルはかなり良く出来てたと思います(「ポチは待っていた/唄う男」も、思い切りミュージカルしてくれればもっと面白かった筈)。そして、やっぱり「ねえ、マリモ」。宮崎あおいの視点で進んでいく前半は何とも思いませんでしたけど、その後に犬の視点で同じ話が繰り返されたのには流石にやられた…。全体的には「ポチ」の話が何本か続くので、ポチで始めてポチで締めれば、一本の映画としては構成上しっくりきたと思います、6点献上。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-02-18 00:05:07)

573.  NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE 《ネタバレ》 新味の欠けらも無いベタベタなエピソードの羅列ではござったが、拙者が想像してたよりも遥かに良く出来た映画で、子供向けとしては充分な仕上がりだと思うでござる。ハットリくんが「忠義」と「規律」、ケンイチ氏は「努力」と「友情」をちゃんと教えてくれるでござるよ。ハットリくんを助けようとするケンイチ氏に飛びかかられて、黒影が動けなくなってしまうクライマックスは、拙者、不覚にも泣きそうになったでござる。ケムマキも中々良い味を出していたでござるよ。また、「忍者ハットリくん」と聞けば、拙者の印象は原作でもアニメでもなく、「お面」を被ったハットリくんの登場する実写版でござるので、それに比べれば香取慎吾にもそれほど違和感は覚えなかったでござる。そーゆー訳で、6点献上でござる。ニンニン![地上波(邦画)] 6点(2006-02-18 00:03:41)

574.  アメリカ,家族のいる風景 名作「パリ、テキサス」から20年以上経過してる訳ですが、映画のテーマはほとんど変わってません。本作は続編ではないですけど、「パリ~」の姉妹編といった趣。大人どころか、既に初老に差し掛かってるにも関わらず、いつまでも自分を確立できない男の心の旅が描かれます。全てを放り出した「初老の」主人公が真っ先に向かうのが母親の元(!)という所に、この男の全てが表れてる。ヴィム・ヴェンダースという人はセンチメンタルな人なんだなぁと、つくづく思います。出演者の中では、ジェシカ・ラングが飛び抜けて良かった。サラ・ポーリーも演技が上手いんだか下手なんだか良く判りませんが、存在感だけは凄い女優だということは判りました。ところで、この邦題は本年度のワーストにランキングしたいです、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-02-11 00:05:45)

575.  セイヴィア テロで妻子を殺されたからといって、何の証拠も無いのにイスラム過激派の犯行と決めつけた上、何の関係も無いムスリム達に無差別報復する巻頭の主人公の姿が、現在の世界情勢を見事に予言してる(ま、こんなことは散々繰り返されてきたことだから、製作サイドは「予言」ではなく「教訓」のつもりだったとは思いますが…)。主人公の行動は報復ですらなく、単なる腹いせ。それでも収まらない主人公は身を隠す為もあり、ボスニア紛争で「わざわざ」セルビア側に付いてイスラム勢力と戦う。ここまで来ると、主人公の行動は怒りや復讐心からではなく、自分に自分の正当性をゴリ押ししてるだけ。これは正にどこかの国の現在の姿。やがて主人公は、正義の存在しない戦場で唯一の正義、「命」を発見するのです。映画としてはラストが少し陳腐でしたけど、セルビア側からボスニア紛争を描いた作品としても珍しく、それなりに見応えのある作品だと思います、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:03:30)

576.  ブルース・ウィリス/イン・カントリー ベトナム戦争後遺症モノの一本。本作で特徴的なのは、直接ベトナム帰還兵を描くのではなく、ほとんどベトナムを知らない普通の高校生(正確には高校を卒業したばかり)の女の子を主人公にしている点。彼女の住む小さな町の中年男達は皆、帰還兵。父は戦争で亡くなり、叔父は後遺症で苦しんでる。ベトナムを知らず、18歳らしい青春を当たり前に謳歌してきた彼女の周囲は、しかしベトナムの影に覆われてる。自分とは全く関係の無い昔の出来事の筈なのに、暮らしに大きく影響与えている「ベトナム戦争」を、やがて彼女は探求し始める…。第三者の視点で進むストーリーは、比較的取っつき易いかもしれません。余談ですが、ルックス・声・喋り方で、私はヒロインがブリタニー・マーフィなのかと思っちゃいました、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:02:31)

577.  郡上一揆 面白いとか地味だとかいう以前に、歴史に疎い私は非常に勉強になりました。「一揆」と聞けば確かに「デモ」の様なものを想像しがちですが、これはほとんど今の「労使交渉」です。農民達も簡単に騒乱を起こしたり、若しくは藩が簡単に農民を(文字通り)切り捨てたりすることも出来ない。江戸という超長期安定政権時代には、それなりに法整備も金融もしっかりしてた訳ですから、考えてみれば当然ですね。現在でもちょっと消費税が上がるとなれば大騒ぎですから、最初から豊かじゃないこの時代だったら、それこそ命に関わる一大事だったと思います。そういったことで、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:03:51)

578.  おろしや国酔夢譚 皆さんの書かれる様に、確かにちゃちっちゃぁちゃちなんですけど、その分、ロケーションで頑張ってたと思います。極寒のシベリアや、特にエルミタージュ宮殿は、ロシア(撮影当時はまだソ連だったのかな?)にまで行って撮影してきただけの甲斐はありました。日本の貧乏臭いセットでは、この迫力は描けなかったでしょう。そういった意味でも本作には余り悪い印象はありません。限りない望郷の念と商人の知恵、そして不屈の行動力で帰国を果たす大黒屋光太夫の露西亜漂流は、あらゆる意味で世界の狭まった現在からは考えられない程、過酷な冒険だった筈です、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:02:45)

579.  秘録おんな蔵 シリーズ中、一番面白かったのが遊郭を舞台にした本作。物語は早い話「SAYURI」みたいな感じでどーってことないし、例によってちっともエロくありません。では何が面白いかって、それは劇中で紹介される遊郭の色々なしきたり(実在のものかどうかは不明。ほとんどでっち上げだと思いますけど…)。この部分は間違いなく「SAYURI」より楽しめます。一番笑ったのが「踏み合い」と呼ばれるもの。これは店のNo.1花魁の贔屓客が他店のNo.1に取られた場合に、互いの面子をかけて行う差しの勝負のこと。始まってみれば、唯の取っ組み合いの喧嘩でした。しかしここで凄いのは、その客も唯では済まない所。勝負の後、何と髷を切られてしまうのです。客がどの店に行こうと勝手の様な気もしますけど、一度贔屓にした店には操を立て続けなきゃならないんじゃ、おいそれと風俗通いも出来ませんね。それにしても、若き田村正和は木村一八そっくりだったんだなぁ…、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:01:27)

580.  スタンドアップ 男女雇用機会均等の進んだ末の「セクシャル・ハラスメント」という概念の草創期に、男性社会の「慣習」改善に「立ち上がった」働く女性達の物語。カタルシス満点のサクセス・ストーリーや大袈裟に演出された感動大作ではなく、派手なのは出演者の顔触れだけという、非常に地味な社会派作品になってます。概念や理想がいくら素晴らしくても、無学で粗野な田舎者揃いの男性肉体労働者の巣窟に、何の対策も打たないで「現実に」女を放り込むというのは土台無理な話。この辺は極端なアメリカらしさが表れてます。極端であるが故に問題も極端に表れて、今日の世界的社会合意形成のきっかけになったと思えば、アメリカナイズも悪いことばかりではありません。そんな訳で、中々巧みにまとめられた脚本構成に、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-01-14 00:06:00)

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